平成17年度 夕張市社会福祉協議会

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事業内容

資料 目 次 事業方針 実施計画 みんなで福祉の風土を広げよう 住民 関係機関 団体のネットワークで身近な福祉活動を進めよう 一人ひとりの安全で安心な暮らしを守ろう Ⅳ 推進基盤の強化 主な年間行事等

平成 28 年度野田市社会福祉協議会事業計画 1. 事業方針野田市社会福祉協議会では ふれあいと支えあい 福祉の心豊かなまちづくり を基本理念として 地域社会全体で問題解決に取り組み 市民が自立し安心して暮らせる心豊かな福祉社会の実現を目指しています 27 年 4 月から認知症高齢者や障がい者等の判

議案第3号

区(支部)社協会費関係相談記録

区(支部)社協会費関係相談記録

多賀町地域福祉活動計画案(概要版)

平成17年度社会福祉法人多花楽会事業計画(案)

富山県 地域包括ケアシステム構築に向けた取組事例 ( 様式 ) 1 市区町村名 富山市 2 人口 ( 1) 322,059 人 ( 平成 25 年 3 月末現在 ) ( 8,253 人 ) 3 高齢化率 ( 1) 65 歳以上 26.1% ( 30.3% ) (65 歳以上 75 歳以上それぞれにつ

事業計画と予算 戸田市社会福祉協議会では 戸田市をより暮らしやすいまちにするために 住民主体による隣近所での支え合い活動を推進していくことを目指し これまでの 戸田市社会福祉協議会発展 強化計画 と 戸田市社会福祉協議会新地域福祉活動計画 ( 第 2 期 ) を統合した 戸田市社会福祉協議会運営強化

平成 28 年度社会福祉法人菊池市社会福祉協議会事業計画書 1 基本方針少子高齢化 人口減少 人間関係の希薄化等が一層進展する中で 家族や地域社会が有していた子育て 介護 生活支援などの機能が低下しています また 経済回復の兆しが見える一方で 非正規労働者が増加するとともに生活保護受給者数及び受給世


平成 29 年度 社会福祉法人大治町社会福祉協議会 事業計画書 目次 基本理念 基本方針 1 頁 事業 総務部 地域福祉部 福祉作業所部 相談支援事業部 在宅福祉部 2~8 頁 2 頁 3 頁 6 頁 7 頁 8 頁


三鷹市健康福祉総合計画2022

平成14年度

事業計画 1. 法人運営事業法人運営は 評議員会等の運営のほか 経理事務をはじめとする財務管理 規則規程の見直し整備 人事管理など 経営基盤の強化に向け業務にあたります 区分説明会議の開催法人運営及び実施事業等についての企画 検討 審議し 運営の充実に努めます 理事会の開催 評議員会選任 解任委員会

1

平成 27 年度資金収支決算書 ( 平成 27 年 4 月 1 日 ~ 平成 28 年 3 月 31 日 ) ( 単位 : 円 ) 社会福祉事業 月次資金収支計算書 a 予算 (A) b 補正 c 流用 充用 d(a+b+c) 予算現額 e 決算 f(d-e) 差異 科目 100 会費収入 2,70

【政策 】


2. 利用団体等減免又は免除の対象となる利用団体等につきましては 減額又は免除する団体の区分をわかりやすくするため 次の 7 区分としております ( 町内会 自治会 小 中学校 PTA 子ども会 保護司会 青少年健全育成団体 自主防災組織 教養的各種サークル団体 学習グループ 市民グループ等 ) (

(1) ほのぼのネット事業 目的事業内容経過方法と時期 担当係: 地域係 地域でサポートを必要としている人の発見 見守り 交流活動を 地域で暮らす住民自らが主体となって取り組む ほのぼのネット活動 の推進を通じて 住民の手による 福祉のまちづくり を展開します 1 ほのぼのネット班 28 班による見

<総論>

01 表紙 雛形(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課

制度 後期高齢者医療制度とは 3 資格 被保険者 4 被保険者証 保険証 5 保険料の算定 6 保険料の納付方法 7 保険料の軽減と納付相談 8 お医者さんにかかるときの自己負担割合 10 療養費 12 接骨院 整骨院 柔道整復 のかかり方 13 訪問看護療養費 移送費 13 高額療養費 14 特定

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

土浦社会福祉協議会_01

ふれあいネットワーク 第 80 号 よしみ 令和元年 7 月 1 日発行 編集 発行 社協だより 池田昌弘 社会福祉法人 吉見町 社 会福祉 協 議会 吉見町大字下細谷1216番地1 吉見町福祉会館内 TEL 54 5228 FAX 54 6905

計画の今後の方向性

第3節 重点的な取り組み

介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

目次 1. 基本方針 1 2. 重点目標 2 3. 事業計画 1. 社会福祉協議会の基盤強化 2 2. 地域福祉活動の推進 3 3. ボランティア活動の推進 4 4. 福祉相談事業の推進 4 5. 各種資金等貸付事業の推進 4 6. 生活困窮者自立支援事業 4 7. 日常生活自立支援事業 ( 基幹型

地域包括ケア構築に向けた実態調査の実施 ひとり暮らし高齢者 高齢者のみ世帯 の全てを訪問形式で調査 地域全体で生活支援等必要なサービス内容を検討 H24 年度 H24.7 月 ~ひとり暮らし実態調査 ( 訪問 ) 集計 解析 ( 名古屋大学 )1 H 福祉を考える集会 ( 住民 関係者

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平成17年度 南房総市社会福祉協議会事業計画(案)

各論第 3 章介護保険 保健福祉サービスの充実

資料 3 ~ 鳥栖市高齢者福祉計画策定資料 ~ 鳥栖市高齢者福祉計画施策評価報告書 平成 29 年 7 月

基本理念 私たちは 誰もが笑顔になれる まち を目指して事業に取り組みます 基本方針 国においては 地域共生社会 の実現を今後の福祉改革を貫く基本コンセプトに位置づけ 2020 年代の初頭を目途に地域共生社会の前面展開を目指すこととされました 全国的なネットワークを持つ社会福祉協議会として 今後は地

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Microsoft Word - 単純集計_センター長.docx

男女別クロス表 F2 ( 年代 ) 項目 20 歳代 30 歳代 40 歳代 50 歳代 60 歳代 70 歳代 無回答 回答者数 度数 度数 度数 度数 度数 度数 度数 度数 男性 女性

在宅要介護高齢者口腔ケア推進事業

1


資 料 1

平成 30 年度事業計画 基本理念 ぬくもりのある地域福祉を目指して すべての人々が共に支え合い 誰もがその人らしく健康で安心して暮らすことができる社会福祉の実現を目指します 基本方針社会福祉協議会は 地域福祉を推進する中心的な存在として多くの団体や関係者の支援を受け 誰もが安心して暮らすことができ

平成16年度事業計画

スライド 1

利用者満足の向上センターのチラシの配布など センターのPRのために具体的な取り組みを行っている 苦情対応体制を整備している 特記事項 名刺 サービス情報誌 広報での PR イベントでのパネル設置など実施 相談の際のプライバシーの確保を図っている 公平性 中立性の確保 業務改善への取り組み 相談室の整

V大阪58H1-H4

計画の概要 太田市地域福祉計画 太田市地域福祉活動計画とは? 太田市地域福祉計画市民のみなさまからご意見を伺いながら作成した 今後の地域福祉の方向性 将来像を示した太田市の計画です 太田市地域福祉活動計画社会福祉法人太田市社会福祉協議会が策定した 地域の社会福祉を推進するための具体的な活動計画です

平成25年度 事業計画

社会福祉法人八幡浜市社会福祉協議会平成 28 年度事業計画 Ⅰ. 基本方針 近年 株式会社やNPO 等様々な業態が社会福祉事業に参入し 規模の大小や種別にかかわらず 社会福祉法人の 運営の透明性の確保 や 社会貢献のあり方 等 社会福祉法人の存在意義が大きく問われている中 社会福祉法 の大幅な改正に

PowerPoint プレゼンテーション

たかさご社協だより235号.ec8

まちの新しい介護保険について 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予

さがみはらみんないいひとネットワークプラン

さいたま市・岩槻市任意合併協議会協議書

Microsoft Word - 平成30年度事業計画

活動状況調査

障害福祉計画資料 3 障害福祉サービスの目標 1 成果目標 柱 No. 事業 単位 2020 年度 解説 3 暮らしを支えるサービスの充実 3 1 福祉施設の入所者の地域生活への移行 目標値 年度末までに地域生活へ移行する施設入所者数 ( 移行率 ) 年度末時点の施設入所者数

自治会 住宅管理組合ふくし活動助成金申請の手引き 平成 30 年度版 社会福祉法人多摩市社会福祉協議会 地域福祉推進課まちづくり推進担当 多摩市関戸 4-72 ヴィータ コミューネ7 階多摩ボランティア 市民活動支援センター内電話 FAX

地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

都道府県・指定都市における単独事業等一覧(平成25年度都道府県・指定都市別)

社会福祉法人八幡浜市社会福祉協議会平成 29 年度事業計画 Ⅰ. 基本方針本年度は 国が制度 分野ごとの 縦割り や 支え手 受け手 という関係を越えて 地域住民や地域の多様な主体が 我が事 として参画し 人と人 人と資源が世代や分野を超えて 丸ごと つながることで 住民一人ひとりの暮らしと生きがい

第 2 章垂水市地域包括ケアシステムの概要 1 垂水市の地域包括ケアシステムの考え方地域包括ケアシステムとは 高齢者等に関わる様々な人や社会資源が 地域の中でつながりを持って高齢者等の生活を支える仕組みです 高齢者については 介護が必要な状態になっても住み慣れた地域で暮らし続けることができるよう 医

平成 26 年度 事業報告書 社会福祉法人山梨県共同募金会

2 基本理念と基本目標 本市のまちづくりの指針である 第 2 次柳井市総合計画 は 平成 29 年 3 月に策定 されました この総合計画では すべての市民が健康で安心して暮らせる 人にやさ しいまちづくり を健康 福祉分野の基本目標に掲げ その実現を目指しています これは 高齢者も含めた全ての市民

区分

平成 30 年度 提言書 テーマ 福祉 環境のまち部会新見市版ボランティアポイント制度の導入 ともに支え合うあたたかいまちづくり ~ポイント制で地域活性化 ~ 1. はじめに国立社会保障 人口問題研究所の推計によれば 日本全体で人口が減少していく時代が到来したことを示しており この傾向は本市も例外で

事務連絡

平成17年度 事業計画

施策吊

平成22年 12月 日


〔社団法人 小野市シルバー人材センターの設立にかかる事前協議資料〕

高齢者を取り巻く状況 将来人口 本市の総人口は 今後も減少傾向で推移し 平成32年 2020年 には41,191人程度にまで減少し 高齢 者人口については 平成31年 2019年 をピークに減少に転じ 平成32年 2020年 には15,554人程度 になるものと見込まれます 人 第6期 第7期 第8

生活介護 就労移行支援 就労継続支援 B 型 地域活動支援センター 施設名 事業所名 2 阿賀町地域活動総合支援センターたんぽぽ 社会福祉法人中東福祉会 郵便番号 住所 東蒲原郡阿賀町津川 電話 FAX


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居宅介護支援事業者向け説明会

食事サービス(市委託事業)

通所型サービスの例 ( 典型例として整理したもの ) 現行の通所介護相当 市場 ( 地域支援事業の外 ) で提供されるサービス Ⅰ 通所介護 Ⅱ 通所介護 Ⅲ 通所型サービス A ( 緩和したによるサービス ) Ⅳ 通所型サービス B ( 住民主体による支援 ) Ⅴ 通所型サービス C ( 短期集中

宅地の補修工事に関する費用の貸付 被害建物に関する相談窓口 応急仮設住宅の提供 被災者生活再建支援金 住宅の応急修理制度 住宅の補修工事に関する費用の貸付 ( り災証明書の提出が必要です ) 被災家屋等


社協 生活支援活動強化方針 ー地域における深刻な生活課題の解決や孤立防止に向けた社協活動の方向性ー ( 平成 24 年 10 月 29 日 ) 社会福祉法人全国社会福祉協議会 地域福祉推進委員会

01 【北海道】

第 2 章近江八幡市を取り巻く状況と今後の課題 1 データからみえる地域福祉の状況 1 人口の状況近江八幡市は 平成 22 年 3 月に旧近江八幡市と旧安土町が合併し 人口 8 万人を超える市となりました 旧市町の人口を合計した数値を見ると 平成 12 年から平成 22 年は横ばいで推移していますが


資料 2 東区まちづくり推進事業の検証結果について ( 平成 29 年度第 2 回東区まちづくり懇話会 ) 開催概要 開催日時 : 平成 29 年 9 月 15( 金 ) 午前 9 時 30 分 場 所 : 東区役所 3 階すこやかホール 熊本市東区役所

はじめに 介護保険制度の改正に伴い 要支援に認定された高齢者への介護サービスのうち 訪問介護 通所介護は 市町村ごとに実施されることになり 平成 27 年 4 月から 3 年の間に移行されることになりました 要支援高齢者は増加傾向にあり この方々の介護や生活を支えることは喫緊の課題です このことに鑑

からだの不自由な人たちのために

問 2 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している A とは 地域の事情に応じて高齢者が 可能な限り 住み慣れた地域で B に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 C 及び自立した日常生活の支援が

参考 生活支援制度 と り災証明書に記載された住家の被害程度 の対応表 ( 目安 ) この表は 生活支援制度 と り災証明書に記載された住家の被害程度 との対応について 目安として作成したものです 各支援制度の詳細な適用条件については 3 生活支援制度一覧 (P.5~) に記載している各制度の お問

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

社会福祉法人野田市社会福祉協議会 ホームページアドレス : ふれあいと支えあい 誰もが安心して暮らせるまちづくりを推進しています はじめに 野田市社会福祉協議会は 地域福祉のニーズに対応した事業を展開するため 野田市と住民のみなさまの協力のもと

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平成28年度 事業計画書・予算書

介護予防ケアマネジメントについて

Transcription:

平成 26 年度夕張市社会福祉協議会 事業報告書 平成 26 年度は日本人 3 人の科学者がノーベル物理学賞を受賞するという明るいニュースがあった反面 理化学研究所の科学者のSTAP 細胞論文が撤回されるという残念なニュースもありました また 生活面では4 月には消費税が5% から 8% に増税 また北電の電気料金も値上げされ ガソリン価格も不安定であるなど消費者にとっては厳しい年となりました 夕張市関係では本市を舞台にした映画 幸福の黄色いハンカチ で主演をされた俳優の高倉健さんの訃報がありました 臨時に開館した幸福の黄色いハンカチ広場には 訃報を聞いた多くの人々が訪れていました さて夕張市も財政破綻から8 年が経過し 市のホームページ上の 夕張市の借金時計 によると 財政再生特例債の償還も既に約 75 億 9 千万円を償還しています 1 時間あたり24 万 4359 円減っていくとされていますが 未償還額はまだ約 2 77 億 4 千万円あります ( 平成 27 年 5 月 14 日現在 ) 償還の終わる平成 38 年度末までは 厳しい市民生活は引き続くことになりますが 本会は住民自らが地域福祉を支え合うことを基本に市民協同の一助となるべく活動を継続してまいります 平成 26 年度の事業概要ですが 老人福祉会館 は福祉拠点であることから管理経営について引き続き指定管理を受託しました ふれあいサロン は関係地区協議会が主体となり 各々のアイデアにより運営を継続 ふれあいサロン行政窓口業務 も市の単独補助を受け継続実施することで 地域住民の利便性確保に努めました ホームヘルプ事業は 介護保険制度に基づく訪問介護事業 居宅介護支援事業 障害者自立支援制度に基づく訪問介護サービス事業 地域活動支援センター事業 高齢者家事援助事業としての地域自立生活支援ホームヘルパー派遣事業の充実に努めました 以下 主な事業を報告します

記 1. 地域福祉活動の推進について高齢化率が平成 26 年 3 月には47% を越える超高齢地域であることから 地域毎の実情を考慮しながら 高齢者を中心とした 地域福祉 の推進を図り 住民が支え合いながら 安心 安全に暮らしていけるまちづくりを目指して事業を展開しました ( 参考 : 平成 27 年 3 月末高齢化率 48.02%) 2. 住民参加によるネットワークづくりの強化について ふれあいサロン は関係地区協議会の町内会が主体となり 町内会館等を活用して 各種相談窓口 お茶のみ会等を開催し 地域住民の憩い 情報提供の場を築いていますが 今後は財源の確保が課題になっていくと予想されます また ふれあいサロン行政窓口業務 は市の単独補助を受け 地区協が中心となり週 3 回 午前開設し リサイクル物品の回収 福祉関係書類の受付 進達 相談などを行い 分散する地域の利便性向上に努めました 3. 在宅福祉サービスの強化について高齢者で家事援助等を希望する方に実施している地域自立生活支援ホームヘルパー派遣事業 障害者自立支援制度に基づく居宅介護等支援事業並びに障害者地域活動支援センターを開設し これらの事業は夕張市からの委託事業として実施するとともに 訪問介護事業 居宅介護支援事業を継続実施し在宅福祉サービスの強化に努めました 事業実績の概要は次のとおりです (1) 地域自立生活支援ホームヘルパー派遣延べ 10 件 35 回 (2) 障がい者自立支援事業 障がい者居宅介護支援 延べ 64 件 484 回 (3) 障がい者地域生活支援事業移動支援 延べ 11 件 15 回 (4) 指定居宅介護支援事業 あさか 居宅サービス計画 ( ケアプラン ) の作成 494 件 (5) 介護保険事業訪問介護 延べ 465 件 2,643 回 (6) 障がい者自立支援事業

地域活動支援センター延べ 12 件 190 回 4. 人工透析患者の市外通院事業への支援について通院移送業務は 夕張鉄道株式会社が運行管理業務行っておりますが 市からの補助金に係る申請 不足する財源の対応など患者さんの利便性確保と支援を継続しました 5. 老人福祉会館の管理経営について老人福祉会館は市内福祉活動の拠点 地域の高齢者が集う市内唯一の憩いの場であることから 引き続き指定管理を受託し 管理経営を行うこととしました 人口の減少 高齢化の進行から 年間利用者は 21,279 人となり前年よりは増加しました 利用者の増をめざし 各種講座を開いたほかボランティアの協力を得ながら喫茶はっぴいクローバーの営業を始めました この喫茶は 利用者に大変喜ばれているところです また 映画鑑賞会を実施しました 会館の運営には市から一部助成が行われていますが 原油価格高騰等の影響等から今後の安定経営が難しい状況になってきています なお 学童 支援センター利用者及び高齢者が一体となった福祉活動の場としての運営を行っています 具体的な事業の推進状況 1. 老人福祉活動の推進 老人福祉月間行事として 囲碁 将棋 麻雀大会 老人福祉大会 等の行事を実施しました 2. 心身 精神障害者福祉活動 ( ノーマライゼーション ) の推進 社会福祉施設等との連携をとりました 小規模作業所への支援を行いました 3. 在宅福祉サービス及びボランテイア活動の推進 各種サービスを次のとおり実施しました 配食サービス ~ 延べ36 日の配食を実施しました 移送サービス ~ 延べ575 件 380 人の移送を実施しました 道社協ボランテイア部会への参加

4. 地域福祉活動の推進 各在宅福祉サービス推進委員会の活動実施状況 昼食会等の食事会の実施 福祉訪問の実施 地域行事の参加 研修旅行の実施 配食サービスの実施 福祉ふれあい広場 ( ゆうばり社協福祉文化フェスティバル ) の開催第 12 回目となる ふれあい広場 は 9 月 13 日老人福祉会館屋外駐車場を中心に 出会い ふれあい 支え合い をテーマとして 屋外では屋台が軒を列ね ステージでは ピエロのリンリンショー 老人福祉会館サークルの皆さんの大正琴 日舞 フラダンスの発表や着物の着付けショー 夕張太鼓保存会 竜花 の演奏が行われました 晴天に恵まれたことから多くの市民が参加 盛況のもとに終了しました 救急医療情報キット 命のバトン の継続配布をしました 5. 相談活動の推進 地域巡回相談を 心配ごと相談と人権擁護委員及び行政相談の合同相談会と して実施しました 6. 低所得者福祉活動の推進 生活困窮者一時貸付金制度は 原資不足から貸付を休止しています 道社協の委託事業である生活福祉資金貸付は 例年どおり貸付事業を行いました 7. 大会及び研究協議会活動の推進 管内社会福祉協議会 空知地区推進会議等が主催する各種研修会 研究協議へ参加し研鑽に努めました 夕張市民生児童委員協議会 夕張市老人クラブ連合会等の各種会議に参加し情報交換に努めました 8. 広報活動の推進 9. 福祉団体活動の推進 10. 道並びに近隣市町村社協との連携強化 11. 共同募金運動並びに歳末たすけあい運動への協力 上記 4 項目については 例年どおりの活動を展開しました

12. 会務の運営理事会 4 回開催評議員会 4 回開催地区協連絡会議 1 回開催定期監査 4 回実施 上記のとおり各種会議の開催及び定期監査の実施をしました