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環境変化への業界側取組  ~CU制度に係るパイロット試験での経験から~

本日の内容 1. 本邦におけるコンパニオン診断システムの規制 2. NGSを用いたコンパニオン診断システム 1 規制上の取扱い 2 評価の考え方と検討課題 3. NGSを用いた遺伝子検査システムに関連した課題 2

するものであり 分子標的治療薬の 標的 とする分子です 表 : 日本で承認されている分子標的治療薬 薬剤名 ( 商品の名称 ) 一般名 ( 国際的に用いられる名称 ) 分類 主な標的分子 対象となるがん イレッサ ゲフィニチブ 低分子 EGFR 非小細胞肺がん タルセバ エルロチニブ 低分子 EGF

資料2 ゲノム医療をめぐる現状と課題(確定版)

本日の講演内容 1. PMDA コンパニオン診断薬 WG 2. 本邦におけるコンパニオン診断薬の規制 3. 遺伝子パネルを用いた NGS コンパニオン診断システム 1 2 規制上の取扱い 評価の考え方 2

抗悪フォーラム 永井最終版.ppt

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検体採取 患者の検査前準備 検体採取のタイミング 記号 添加物 ( キャップ色等 ) 採取材料 採取量 測定材料 P EDTA-2Na( 薄紫 ) 血液 7 ml RNA 検体ラベル ( 単項目オーダー時 ) ホンハ ンテスト 注 外 N60 氷 MINテイリョウ. 採取容器について 0

小児の難治性白血病を引き起こす MEF2D-BCL9 融合遺伝子を発見 ポイント 小児がんのなかでも 最も頻度が高い急性リンパ性白血病を起こす新たな原因として MEF2D-BCL9 融合遺伝子を発見しました MEF2D-BCL9 融合遺伝子は 治療中に再発する難治性の白血病を引き起こしますが 新しい

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病理検査とコンパニオン診断 病理科部 荻野 哲朗 モーニングセミナー 平成25年10月7日

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鑑-H リンゼス錠他 留意事項通知の一部改正等について

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分子標的薬とは ある特定の分子を標的とした治療薬 レセプター ( 受容体 ) シグナル伝達系転写因子など 作用点 ターゲットが明確 がん細胞に直接作用 副作用が限定的 バイオマーカー検査 高額 既存の抗がん剤 アルキル化剤プラチナ製剤ホルモン様物質 抗ホルモン剤代謝拮抗剤など

VENTANA ALK D5F3 Rabbit Monoclonal Antibody OptiView ALK D5F3

1 分子標的治療薬概論 分子生物学の進歩により, がんの特性が徐々に明らかになるにつれ, がん薬物療法における新しい抗悪性腫瘍薬の開発戦略は大きく変わってきている. 本邦においても 2001 年に CD20 に対する抗体であるリツキシマブが B 細胞リンパ腫の治療薬として認可されて以来, 様々な分子

質の高い病理診断のために 病理技術 診断基準の標準化を 目指した精度評価を実現します

皮的肺生検 ) で遺伝子変異が特定できる可能性がある場合に 血液検査後に 気管支鏡検査 ( または経皮的肺生検 ) を受けたい と回答したのは 130 名 (87.8%) でした 確定診断の検査時にて辛い思いをされた 92 名の方においても 82 名 (89.2%) が再度その辛い思いをした検査を受

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一次サンプル採取マニュアル PM 共通 0001 Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital その他の検体検査 >> 8C. 遺伝子関連検査受託終了項目 23th May EGFR 遺伝子変異検

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平成 28 年 12 月 12 日 癌の転移の一種である胃癌腹膜播種 ( ふくまくはしゅ ) に特異的な新しい標的分子 synaptotagmin 8 の発見 ~ 革新的な分子標的治療薬とそのコンパニオン診断薬開発へ ~ 名古屋大学大学院医学系研究科 ( 研究科長 髙橋雅英 ) 消化器外科学の小寺泰

医療機器開発マネジメントにおけるチェック項目

Driver gene 発見による希少 fraction での開発 ( 肺腺がん ) Approved and Potentially effective molecular targeting agents( 肺腺癌 ) KRAS unknown EGFR RET fusion * ROS fus

0214 モダンメディア 61 巻 7 号 2015[ 新しい検査法 ] 新しい検査法 HER2 ALK EGFR CCR4 に対する免疫組織学的検討と分子標的療法 い伊 とうとも藤智 Tomoo ITOH お雄 現在 分子標的療法の急速な発達により 病理診断部門の役割はさらに大きなものとなっている

分子標的治療薬と効果予測バイオマーカー Organ Subtype Target Drug Predictive biomarkers NSCLC EGFR Erlotinib Gefitinib EGFR mutation NSCLC ALK Crizotinib ALK fusion Melan

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再生医療の制度的な対応の検討について 薬事法等制度改正についてのとりまとめ平成 24 年 1 月 24 日厚生科学審議会医薬品制度改正部会 1 再生医療製品については 今後も 臓器機能の再生等を通じて 重篤で生命を脅かす疾患等の治療等に ますます重要な役割を果たすことが期待される 特に ips 細胞

ともに 申請者が承認審査のスケジュールに沿って法令上求められる製造体制を整備することや承認後円滑に医療現場に提供するための対応が十分になされることで 更なる迅速な実用化を促すものである この制度では 原則として新規原理 新規作用機序等により 生命に重大な影響がある重篤な疾患等に対して 極めて高い有効

FDAの 対 応 :Critical Path Initiative 2004 年 開 始 産 官 学 の 連 携 により 科 学 技 術 の 進 展 を 医 薬 品 開 発 につな げる 際 の 多 様 な 課 題 の 解 決 を 目 指 すプログラム 2006 年 有 効 性 及 び 安 全 性

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法医学問題「想定問答」(記者会見後:平成15年  月  日)

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本日の内容 日本の個別化医療関連政策について コンパニオン診断薬 (CDx) に関する海外のガイダンス等について PMDA の CDx に対する取り組みについて CDx の審査について 注意 本講演内容は 講演者の個人の見解に基づきまとめられたものであり 医薬品医療機器総合機構としての公式の見解を示

審査結果 平成 23 年 4 月 11 日 [ 販 売 名 ] ミオ MIBG-I123 注射液 [ 一 般 名 ] 3-ヨードベンジルグアニジン ( 123 I) 注射液 [ 申請者名 ] 富士フイルム RI ファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 22 年 11 月 11 日 [ 審査結果

要望番号 ;Ⅱ-286 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 特定非営利活動法人日本臨床腫瘍学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 33 位 ( 全 33 要望

学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 佐藤雄哉 論文審査担当者 主査田中真二 副査三宅智 明石巧 論文題目 Relationship between expression of IGFBP7 and clinicopathological variables in gastric cancer (

研究から医療へ より医療への実利用が近いもの ゲノム医療研究推進ワーキンググループ報告書 (AMED) 臨床ゲノム情報統合データベース公募 対象疾患の考え方の方向性 第 1 グループ ( 主に を目指す ) 医療への実利用が近い疾患 領域の着実な推進 単一遺伝子疾患 希少疾患 難病 ( 生殖細胞系列

前立腺癌は男性特有の癌で 米国においては癌死亡者数の第 2 位 ( 約 20%) を占めてい ます 日本でも前立腺癌の罹患率 死亡者数は急激に上昇しており 現在は重篤な男性悪性腫瘍疾患の1つとなって図 1 います 図 1 初期段階の前立腺癌は男性ホルモン ( アンドロゲン ) に反応し増殖します そ

資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 <その他分野 ( 消化器官用薬 解毒剤 その他 )> 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号

2. 各検討課題に関する論点 (1) 費用対効果評価の活用方法 費用対効果評価の活用方法について これまでの保険給付の考え方等の観点も含め どう考 えるか (2) 対象品目の選定基準 1 費用対効果評価の対象とする品目の範囲 選択基準 医療保険財政への影響度等の観点から 対象となる品目の要件をどう設

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Novartis Onc Template Deck for Externals with Japanese images

臨床評価とは何か ( 独 ) 医薬品医療機器総合機構医療機器審査第一部方眞美

10 年相対生存率 全患者 相対生存率 (%) (Period 法 ) Key Point 1 10 年相対生存率に明らかな男女差は見られない わずかではあ

ANSWER CANCER BIOMARKERS 自分の病気を理解するために 担当医に質問してみましょう 私のがんについて 治療選択に関わる バイオマーカーがありますか バイオマーカーを調べる 目的と利点を教えてください バイオマーカーは どうやって調べるのですか バイオマーカーを調べる際 痛みや不

生殖発生毒性試験の実施時期について

要望番号 ;Ⅱ 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 1) 1. 要望内容に関連する事項 要望 者 ( 該当するものにチェックする ) 優先順位 学会 ( 学会名 ; 日本ペインクリニック学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 2 位 ( 全 4 要望中 )

検討課題の整理 1 第 1 回合同会議での意見及びその後委員から提出された意見を 第 1 回合同会議の 検討の進め方 ( 下記参照 ) に沿って分類 第 1 回合同会議資料 合同会議における検討の進め方 の抜粋 合同会議においては 以下の順で検討を進める (1) ゲノム指針と医学系指針との条文の整合

(別添様式1)

過去の医薬品等の健康被害から学ぶもの

平成14年度研究報告

要望番号 ;Ⅱ-183 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望者学会 ( 該当する ( 学会名 ; 日本感染症学会 ) ものにチェックする ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 1 位 ( 全 8 要望中 ) 要望する医薬品

セキュリティ委員会活動報告

学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 小川憲人 論文審査担当者 主査田中真二 副査北川昌伸 渡邉守 論文題目 Clinical significance of platelet derived growth factor -C and -D in gastric cancer ( 論文内容の要旨 )

解禁日時 :2019 年 2 月 4 日 ( 月 ) 午後 7 時 ( 日本時間 ) プレス通知資料 ( 研究成果 ) 報道関係各位 2019 年 2 月 1 日 国立大学法人東京医科歯科大学 国立研究開発法人日本医療研究開発機構 IL13Rα2 が血管新生を介して悪性黒色腫 ( メラノーマ ) を

る として 平成 20 年 12 月に公表された 規制改革推進のための第 3 次答申 において 医療機器開発の円滑化の観点から 薬事法の適用範囲の明確化を図るためのガイドラインを作成すべきであると提言したところである 今般 薬事法の適用に関する判断の透明性 予見可能性の向上を図るため 臨床研究におい

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再発小児 B 前駆細胞性急性リンパ性白血病におけるキメラ遺伝子の探索 ( この研究は 小児白血病リンパ腫研究グループ (JPLSG)ALL-B12 治療研究の付随研究として行われます ) 研究機関名及び研究責任者氏名 この研究が行われる研究機関と研究責任者は次に示す通りです 研究代表者眞田昌国立病院

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2. PleSSision( プレシジョン ) 検査の内容について 網羅的ながん遺伝子解析とは? 月 木新患外来診療中 現在 がん は発症臓器 ( たとえば肺 肝臓など ) 及び組織型( たとえば腺がん 扁平上皮がんなど ) に基づいて分類され 治療法の選択が行われています しかし 近年の研究により

RAD-AR News Vol.15, No.4 (Nov. 2004) 2

関係があると報告もされており 卵巣明細胞腺癌において PI3K 経路は非常に重要であると考えられる PI3K 経路が活性化すると mtor ならびに HIF-1αが活性化することが知られている HIF-1αは様々な癌種における薬理学的な標的の一つであるが 卵巣癌においても同様である そこで 本研究で

ゲノム解析を取り巻く現状等 (1) 1 人分の全ゲノム解析に要する時間及び費用 時間費用 2003 年 * 13 年間 30 億ドル 2007 年 * 2か月 100 万ドル 2014 年 # 1 週間約 15 万円 出典 )* 水島 - 菅野純子 菅野純夫 次世代シークエンサーの医療への応用と課題

本事業の意義 実効性 ( 見直しの必要性 ) 医療情報データベース基盤整備事業 ( 平成 23 年度 ~ 10 協力医療機関 ) 日本再興戦略 ( 平成 25 年 6 月 14 日 ) 医療 介護情報の電子化の促進 医薬品の副作用データベースシステムについて データ収集の拠点となる病院の拡充や地域連

平成 30 年 2 月 5 日 若年性骨髄単球性白血病の新たな発症メカニズムとその治療法を発見! 今後の新規治療法開発への期待 名古屋大学大学院医学系研究科 ( 研究科長 門松健治 ) 小児科学の高橋義行 ( たかはしよしゆき ) 教授 村松秀城 ( むらまつひでき ) 助教 村上典寛 ( むらかみ

統合失調症発症に強い影響を及ぼす遺伝子変異を,神経発達関連遺伝子のNDE1内に同定した

これまでの検討経緯 2014 年 6 月 E17 EWG 設立 2014 年 11 月第 1 回対面会合 ( リスボン ) 2015 年 6 月第 2 回対面会合 ( 福岡 ) 2015 年 12 月第 3 回対面会合 ( ジャクソンビル ) 2016 年 5 月 -6 月 エクスパートによるサイン

別紙様式 (Ⅱ)-1 添付ファイル用 本資料の作成日 :2016 年 10 月 12 日商品名 : ビフィズス菌 BB( ビービー ) 12 安全性評価シート 食経験の評価 1 喫食実績 ( 喫食実績が あり の場合 : 実績に基づく安全性の評価を記載 ) による食経験の評価ビフィズス菌 BB-12

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九州大学病院の遺伝子治療臨床研究実施計画(慢性重症虚血肢(閉塞

( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 教授 大道正英 髙橋優子 副査副査 教授教授 岡 田 仁 克 辻 求 副査 教授 瀧内比呂也 主論文題名 Versican G1 and G3 domains are upregulated and latent trans

本発表内容は, 一部演者の個人見解も含まれている可能性があります 演者はファイザー ( 株 ) の社員でありますが, 本演題は製薬協小児治験チームの立場で発表しており, 企業活動とは無関係なものであり, 利益相反もありません 2

公募情報 平成 28 年度日本医療研究開発機構 (AMED) 成育疾患克服等総合研究事業 ( 平成 28 年度 ) 公募について 平成 27 年 12 月 1 日 信濃町地区研究者各位 信濃町キャンパス学術研究支援課 公募情報 平成 28 年度日本医療研究開発機構 (AMED) 成育疾患克服等総合研

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がん免疫療法モデルの概要 1. TGN1412 第 Ⅰ 相試験事件 2. がん免疫療法での動物モデルの有用性がんワクチン抗 CTLA-4 抗体抗 PD-1 抗体 2

バイオ医薬品は生物を用いて製造されます 通常 細菌や動物細胞などの生体の中で目的とするタンパク質を産生させます バイオ医薬品の特性は製造プロセスの状態に依存するところが大きく しばしば プロセスが製品 と喩えられます 事実 製造プロセスにおける小さな変更でも 最終製品の違いにつながる可能性があります

診調組技 医療技術評価提案書記載要領 ( 案 ) ( 通則 ) 1. 医療技術評価分科会において評価を行う技術は 以下の通りである (1) 評価の対象となる技術の範囲評価の対象となる技術は 原則として以下に含まれる技術である 1 医科診療報酬点数表第 2 章特掲診療料

査を実施し 必要に応じ適切な措置を講ずること (2) 本品の警告 効能 効果 性能 用法 用量及び使用方法は以下のとお りであるので 特段の留意をお願いすること なお その他の使用上の注意については 添付文書を参照されたいこと 警告 1 本品投与後に重篤な有害事象の発現が認められていること 及び本品

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料 情報の提供に関する記録 を作成する方法 ( 作成する時期 記録の媒体 作成する研究者等の氏名 別に作成する書類による代用の有無等 ) 及び保管する方法 ( 場所 第 12 の1⑴の解説 5に規定する提供元の機関における義務 8 個人情報等の取扱い ( 匿名化する場合にはその方法等を含む ) 9

るが AML 細胞における Notch シグナルの正確な役割はまだわかっていない mtor シグナル伝達系も白血病細胞の増殖に関与しており Palomero らのグループが Notch と mtor のクロストークについて報告している その報告によると 活性型 Notch が HES1 の発現を誘導

オクノベル錠 150 mg オクノベル錠 300 mg オクノベル内用懸濁液 6% 2.1 第 2 部目次 ノーベルファーマ株式会社

分子病理診断: 進化し続けるバイオマーカー

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都道府県医師会医療安全担当理事殿 ( 法安 56) 平成 27 年 8 月 5 日 日本医師会常任理事今村定臣 酵素電極法を用いた血糖測定に使用する医療機器及び体外診断用医薬品に係る 使用上の注意 の改訂について グルコース分析装置 自己検査用グルコース測定器及び自動分析装置等並びに血液検査用グルコ

未承認薬 適応外薬の要望に対する企業見解 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 会社名要望された医薬品要望内容 CSL ベーリング株式会社要望番号 Ⅱ-175 成分名 (10%) 人免疫グロブリン G ( 一般名 ) プリビジェン (Privigen) 販売名 未承認薬 適応 外薬の分類

検査項目情報 トータルHCG-β ( インタクトHCG+ フリー HCG-βサブユニット ) ( 緊急検査室 ) chorionic gonadotropin 連絡先 : 基本情報 ( 標準コード (JLAC10) ) 基本情報 ( 診療報酬 ) 標準コード (JLAC10)

計画研究 年度 定量的一塩基多型解析技術の開発と医療への応用 田平 知子 1) 久木田 洋児 2) 堀内 孝彦 3) 1) 九州大学生体防御医学研究所 林 健志 1) 2) 大阪府立成人病センター研究所 研究の目的と進め方 3) 九州大学病院 研究期間の成果 ポストシークエンシン

次 Ⅰ. 総論 2 Ⅱ. 重点分野 3 Ⅲ. 人材育成 確保 6 Ⅳ. 情報管理 8 Ⅴ. その他 9 1

QbDを用いた新薬申請の審査とGMP適合性調査 -現状及び課題-

本の医薬品 医療機器産業の国際競争 強化と い経済成 を実現 基本的考え 現状の課題 本で われる臨床研究に対する 援や制度上の制約が障壁となり 本発のシーズが 新的な医薬品 医療機器の開発につながっていない 企業の治験着 の遅れ 治験の実施や承認審査に時間がかかる等により欧 との間にドラッグ ラグ

図 B 細胞受容体を介した NF-κB 活性化モデル

01-02(先-1)(別紙1-1)血清TARC迅速測定法を用いた重症薬疹の早期診断

ごあいさつ バイオシミラーの課題 バイオ医薬品は 20 世紀後半に開発されて以来 癌や血液疾患 自己免疫疾患等多くの難治性疾患に卓抜した治療効果を示し また一般にベネフィット リスク評価が高いと言われています しかしその一方で しばしば高額となる薬剤費用が 患者の経済的負担や社会保障費の増大に繋がる

薬害イレッサの責任を明らかにし 早期解決を望みます 2012/04/19 藤竿伊知郎 ( 薬剤師 株式会社外苑企画商事 ) イレッサは2002 年 7 月発売以来 2011 年 9 月までに 843 人の副作用死が報告されています 副作用被害は初期に多発し 発売後半年で 180 名が間質性肺炎で死亡

Transcription:

第 2 回がん新薬開発合同シンポジュームポストゲノム時代の新薬開発を考える コンパニオン診断薬開発を巡る諸問題 ロシュ ダイアグノスティックス IVD 事業本部メディカルマーケティング部田澤義明 2012 年 11 月 16 日 Diagnostics Pharmaceuticals 1

本日の内容 個別化医療におけるコンパニオン診断薬 (CoDx) の役割 CoDx 開発に関するガイダンス案の概要とインパクト 医薬品と検査法の開発のベストプラクティスと実際例から見た課題 CoDx の開発推進に向けた現状と取組み課題 技術と開発プロセスが複雑化する CoDx の薬事要件 審査基準の見直しと Lab Developed Test(LDT) の活用 適切な保険償還の在り方 ( 日欧米の現状と課題 ) 産 学 官の役割と協働の在り方 2

個別化医療における臨床検査の役割 治療に臨床検査が介入することで薬物選択の適正化を促し 個別化医療が実現する 医療における臨床検査の重要性と責任が増す 治療効果や副作用リスクの予測 個別化治療 ( 層別化治療 ) 疾病のリスク診断 ハイリスク者の経過観察 発症予防 疾病診断 治療 治療の経過観察 コンパニオン診断薬 3

Draft Guidance for Industry and Food and Drug Administration Staff In Vitro Companion Diagnostic Devices DRAFT GUIDANCE This guidance document is being distributed for comment purposes only. Document issued on: July 14, 2011 You should submit comments and suggestions regarding this draft document within 60 days of publication in the Federal Register of the notice announcing the availability of the draft guidance. Submit written comments to the Division of Dockets Management (HFA-305), Food and Drug Administration, 5630 Fishers Lane, rm. 1061, Rockville, MD 20852. Submit electronic comments to http://www.regulations.gov. Identify all comments with the docket number listed in the notice of availability that publishes in the Federal Register. 4

CoDx 開発に関する FDA 案と EMA 案の比較 重要項目 FDA 案 EMA 案 公示 2011 年 7 月 2011 年 6 月 CoDx の定義 医薬品の有効性あるいは安全性に関与し 処方対象患者の層別を目的とした検査試薬又は検査装置 (TDM 薬物血中濃度も対象としている ) 特定の薬剤に関係する PGBM とし HER-2 検査を例としているが具体的な定義は言及していない CoDx の薬事承認義務 原則 FDA 承認された検査法 自家調整の LDT(Lab Developed Test) も含んでいる 但し 検査の精度管理の厳密性を要望している 薬剤の添付文書の記載 FDA 承認された検査法を指定追加情報として提供する 新薬と CoDx の同時開発最も推奨される開発パターン必要となる旨の言及に留まる CoDx の臨床試験の実施方法医薬品との同時 前向き試験 意義と必要性に応じて後ろ向き試験も容認 現実性と柔軟性低い高い FDA と機能 立場が同じである厚労省の考えは FDA に近いと考えられる 5

新薬と CoDx の同時承認の活性化 FDA が承認した新薬と CoDx ベムラフェニブ ( 抗メラノーマ薬 ) と BRAF V600E 遺伝子変異検査 (8 月 17 日 ): プレキシコン / ロシュ Rx& ロシュ Dx クリゾチニブ ( 抗非小細胞肺がん薬 ) と ALK 遺伝子検査 (FISH) (8 月 26 日 ): ファイザー & アボット 日本での事例 (2012 年 3 月 ) 協和発酵キリンのモガムリズマブ ( 抗 ATL 薬 )& 協和メディックスの CCR4 クリゾチニブと ALK 遺伝子検査 (FISH) 6

創薬と CoDx 同時開発のベストプラクティス事例 ベムラフェニム ( 抗メラノーマ薬 ) とコバス BRAF-V600F 遺伝子検査の開発 新薬と CoDx 開発のマイルストン 創薬前臨床 Phase I~II Phase III 治療標的と効果予測マーカーの関係が一致 Stage I Stage II a Stage II b Stage III 基本検査法の開発 検査法の性能決定 検査法の性能評価 製品化された検査法での同時臨床治験の実施 薬事承認申請 4 年 2 年 7

Vemurafenib (Zelboraf ) の作用機序と BRAF 遺伝子変異 RAS RTK BRAF-V600E 遺伝子の変異が患者層別のマーカーとなる ATP ATP Cellular proliferation BRAF RAF V600Emut MEK ERK (Vemurafenib) (PLX4032, RG7204, RO5185426) Cellular survival Zelboraf BRAF oncogenic mutations ~50% melanoma ~30 70% thyroid cancer ~10% colorectal cancer ~8% of all solid tumors 8

ベムラフェニブと同時承認されたコバス BRAF V600E 遺伝子変異検査の概要 RT-PCR 法を用いた簡便な遺伝子変異検査である 9

新薬と CoDx 同時開発の成功要因 治療のマーカーと効果 / 副作用の予測マーカーが共通していること 開発早期に新薬関連情報が診断薬側に開示できること 一般的な測定技術及び装置 システムが適用可能であること 単一の遺伝子変異やバリエーションの少ない遺伝子が検査対象であること 再現性の良い検査法であること 開発途上で検査法のデザインや性能規格の大幅な変更が無いこと 今後実用化が期待されている マルチマーカー検査やシーケンシング検査 変異が多様なマーカーでの CoDx 開発は極めて難しい

後付けの CoDx 開発の課題 患者層別のためのバイオマーカーは 新薬が実用化された後に判明 / 発見される可能性が高い Phase I~II Phase III 上市 バイオマーカー ラグ マーカーの判明 / 発見 薬事承認された CoDx が開発されるまでの期間 LDT 等で補うことが必要である Stage I Stage II a Stage II b Stage III 基本検査法の開発 新薬評価用検査法の提供 P2 治験での臨床サンプルを用いた評価 P3 治験での臨床サンプルを用いた薬事承認申請のための臨床試験 薬事承認申請 開発された CoDx の性能評価や臨床試験に使用可能な臨床検体へのアクセス問題 11 11

治療対象患者の選別のための ALK 検査 学会推奨の検査法は 薬事未承認 保険未適用のままである In situ ハイブリダイゼーション 蛍光 in situハイブリダイゼーション (FISH) 染色体 in situハイブリダイゼーション (CISH) 免疫組織染色 (IHC) 薬事 保険未適用 逆転写連鎖反応 (RT-PCR) 薬事 保険未適用 肺がん患者の ALK 検査の手引き ( 日本肺がん学会 BM 委員会 2011 年 11 月 ) EGFR 遺伝子検査 IHC 患者検体 陰性 RT-PCR FISH 1) CISH 2) IHC 3) 陰性 陽性 陽性 FISH 陰性 陽性 RT-PCR 4) ALK 阻害剤 1) N Eng J Med 363; 1693-1703 (2010), 2)J Thorac Oncol 6; 1359-1366 (2011), 3)Clin Cancer Res 15; 3143-3149 (2009), 4)Clin Cancer Res 14; 6618-6624 (2008) 12

CoDx 開発推進に向けた現状と今後の課題 - 現行制度や仕組み改革に関する考察 - 薬事申請と審査 LDT の活用と精度 品質保証 保険償還制度 13

診断薬の開発 薬事プロセスと薬事審査要件 CoDx などの診断薬の一般的な開発プロセスとタイムライン < 製品開発 > < 臨床試験 > < 薬事審査 > Stage 0 Stage I Stage II a Stage II b Stage III 基礎研究デザイン開発 基本検査法の開発 検査法の性能決定 装置 S/W の開発 検査法の性能評価 製品化された検査法での同時臨床治験の実施 薬事承認申請 試薬 装置 4 年 2 年 0.5~1.5 年 検査法の性能及び臨床的有用性に関する審査事項 審査項目従来の診断薬 CoDx 分析学的な基本性能 臨床検体での評価データ 企業の示す性能規格の妥当性と適合性 標準物質での検証試験 新規項目診断精度 ( 感度 特異度 ) 保存検体使用可能 既存項目 既存の薬事承認検査法との相関性 ( 保存検体使用可 ) 従来要件に加え対象薬剤 / 疾患での基準値の妥当性 対象となる医薬品との前向き試験が原則 ( 但し 上市された医薬品での後付けマーカーに関しては 今後の検討課題 ) 不明 ( 今後の検討課題 ) 14

技術や開発プロセスの複雑化に応じた薬事申請 審査の制度の改革が必要 < 今後のアンメット ニーズ > 肺がんなどでは 一つのがん種で複数の体細胞変異 融合遺伝子 遺伝子増幅などが発見されており それぞれの分子標的薬の開発が進み 治療予測のためにマルチマーカー検査が必要となる シーケンシングによる分子標的と予測 副作用マーカーの網羅的解析検査の実用化が期待されている 網羅的で統合された CoDx の開発が期待されている < 現状と課題 > 多様化する薬剤の開発は複数の製薬企業が担うことになる 開発メーカーが異なるCoDxの測定技術の統一化 / 標準化と一定のプラットフォームへの検査統合は困難である 検査技術が多様で開発プロセスが複雑化した検査法は 現行の薬事承認要件や審査基準には合致しない 15

NSCLC における Oncogene と分子標的薬 ( 候補も含む ) Oncogene reported incidence% effective drug and potential candidate EGFR mutation 40 gefitinib, erlotinib KRAS mutation 14? MET mutation 5 crizotinib.as a potetial candidate ALK fusion gene 4~5 crizotinib. HER2 mutation 2~3 trastuzumab, lapatinib ROS1 fusion gene 1 crizotinib.as a potetial candidate RET fusion gene 1 vandetanib, sorafenib, sunitinib BRAF mutation 1 vemurafenib 12% of EGFR HER2 amplification* trastuzumab, lapatinib KTI resistant *) Takizawa.K, Pirazzoli.V, Arcila.E.M, wt al, Cancer Discovery 2:922-933, 2012

CoDx の開発推進に向けた重要課題 CoDx 開発に関する日本版ガイダンスの公示が急務である 上市薬に対するCoDxやIVDの開発が困難な検査においては LDTの臨床使用を可能とする制度と指針が必要 LDTの精度 性能 品質を担保する認証制度や精度管理システムの構築 上記制度と保険償還の連動する仕組み 環境の整備 保険償還制度の適正化 開発されたCoDxの価値と検査実施コストを踏まえた適切な保険点数の付与 個別化医療が及ぼす経済効果と医療財源の限界等を踏まえ CoDxの適切な保険償還制度の検証 ( 既存の制度を固持せず 新しい仕組みの可能性と妥当性の検証が必要 ) IVD: in-vitro Diagnostics ( 薬事承認された検査薬 ) LDT: Lab. Developed Test ( 薬事未承認の自家調整検査薬 ) 個別化医療推進のための製薬企業 / 診断薬企業における製品開発の活性化 更には各医療機関での個別化医療導入を支援するためには 国の明確な戦略と方針の決定及び告知が急務である 17

米国で実施され高額で保険償還されている LDT ベースの CoDx/ 遺伝子検査 Poithier K, Gustavsen G: In Vivo Business and Medicine Report. F-D-C Reports, Inc. and Windhover Information; Elsevier Business Intelligence, NJ, USA (2009). 企業名 Genomic health Agenda Diagno- Cure Rosetta genomics Myriad genetics Monogram biosciences XDx 適応 乳がんの再発リスク予測 大腸がん再発予測 肺がんの亜型診断 乳がんの遺伝的リスク診断 乳がんの HER-2 の状態診断 HIV 患者の治療選択 心臓移植拒否反応診断 18

日本で個別化治療の対象となる薬剤と検査 (2012 年 10 月現在 ) 対象疾患薬剤名 ( 一般名 ) 効果予測のための検査 乳がん ハーセプチン ( トラスツズマブ ) がん細胞でのHER-2 蛋白 / 遺伝 胃がん 子の過剰発現 / 増殖 肺がんイレッサ ( ゲフィチニブ ) タルセバ ( エルロチニブ ) ザーコリ ( クリゾチニブ ) がん細胞での EGFR 遺伝子の変異 (2,000 2,100 点 ) がん細胞での ALK キメラ遺伝子の存在 (6,520 点 ) 大腸がん アービタックス ( セツキシマブ ) がん細胞でのKRAS 遺伝子の変 異が無い (2,000 2,100 点 ) ベクティビックス ( パニツズマブ ) 慢性骨髄白血病グリベック ( イマチニブ ) タシグナ ( ニロチニブ ) がん細胞での BCR-ABL キメラ遺伝子の存在 (1,200/2,000 点 ) 成人 T 細胞白血病 ポテリジオ ( モガムリズマブ ) リンパ組織中または血液中の CCR4タンパクの存在 (10,000 点 ) 19

CoDx の保険償還に関する様々な考え方 医療技術評価 (HTA) を基本とした保険点数の設定 対象となる医薬品の価値に依存する検査の適切な評価が可能か? 複数の疾患 複数の薬剤に役立つ検査での評価は可能か? 対象薬剤の薬価にバンドリング ( 包括 ) する 検査の結果から薬剤を使用しなかった場合は どのように検査実施費用を償還するのか? 製薬と診断薬が別の企業である場合の公平な利益配分は可能か? 製薬企業の合意を得られるのか? 現在とは異なる基金の創設と償還制度の導入 財源はどこにあるのか? 製薬企業が医療機関に対して必要な検査実施コストを負担することは可能か? 参考文献 :Novel Diagnostics (2010), Health Advances 何れにしても 現在の償還制度とは異なる制度 / 仕組みが必要である 20

個別化医療推進に向けての政 官 民 学の動き 個別化医療推進における課題解決に向けて 業界団体を中心とした動きと 学会 業界を横断したフォーラムによる動きがある 2011 年に設立された 医療イノベーション推進室 がこれらの動きを後押し 業界を中心とする動き 厚労省 PMDA 学会を中心とする動き 診断薬業界 3 団体 + 製薬業界 3 団体 臨床評価 薬事 保険等のインフラ整備の提案 遺伝子診断 検査技術推進フォーラム 個別化医療 ファーマコゲノミクスの臨床上の適切な運用の推進 内閣官房 医療イノベーション推進室 6 つのワーキンググループで医療イノベーションを牽引 医薬品 医療機器 再生医療 個別化医療 レギュラトリサイエンス知的資産21

臨床検査振興協議会 日本臨床検査医学会 日本臨床検査専門医会 日本臨床衛生検査技師会 日本臨床検査薬協会 日本衛生検査所協会 CoDx 開発推進に向けた関係団体の協働責任の在り方 保険償還と検査の品質の適正化と制度改革 行政 /PMDA 開発 申請 審査指導と支援 政策立案と実施 政府 ( 医療イノベーション推進室 ) 基礎 / 臨床研究と支援 イノベーション評価と保険点数への反映 イノベーション評価と薬価への反映 個別化医療診療加算 ( 仮 ) 診断薬企業 開発提案開発投資 製薬企業 新規技術基盤創薬シーズ アカデミア / 臨床 共同開発 橋渡し研究臨床開発 技術開発と提案 研究公募共同研究提案 22

まとめ 医療の質と費用対効果を改善する個別化医療は 益々の普及が期待される 個別化医療を実現するために コンパニオン診断薬の役割は極めて重要であるが 各検査法の市場規模は限定的であると予想されている コンパニオン診断薬の開発と臨床運用を奨励する財政的なインセンティブが必須である 検査の価値を反映した検査実施料 ( 保険点数 ) の適正化 医療機関の体制を構築 維持するコスト償還の仕組み 検査技術の複雑化と臨床応用の迅速化を目指す上で 薬事未承認検査法 (LDT) の運用を考慮した 検査法の評価及び精度維持の仕組み作りが必要である 製薬企業の CoDx 開発と臨床運用に対するイニシアティブの発揮が要 個別化医療の推進は製薬メーカーの重要な生き残り戦略である CoDx の開発と適切な臨床運用の推進は製薬メーカーの責務である 23

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