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はじめに 今世紀は 水の世紀 と呼ばれ 世界の人口増加 社会の発展に伴い 水需要が増加するなかで 水資源の不足に対する懸念が高まっているところである また 近年 局地的な豪雨や極端な小雨による渇水などを契機として 水問題に対する国民の関心も高まっている このような状況の中 製品やサービスを供給する際の水の利用量や水環境への影響を評価するウォーターフットプリント (WF) について 様々な機関が独自の指標を提案しているところである また 2008 年発足した Water Footprint Network が WF のためのガイドライン 1, 2 を発表するとともに 2009 年 6 月に国際標準化機構 (ISO) において ISO14046 として規格化の作業が承認されるなど 国際規格化に向けた議論も進んでいる 一方 農業に使われている水は 世界の水利用量の約 7 割を占めており 水資源について考える上で非常に重要な要素となっている 林業 水産業においても同様であり このことが農林水産業が単純に水を多用しているとの 必ずしも水環境への影響として合理的でない評価につながる可能性も考えられる このため 我が国の農林水産業の実態をふまえ 生産活動に伴う水資源の利用 保全状況や水環境への影響を評価する手法を検討し 国際規格化の議論に対しても 農林水産業が持つ水源かん養等の公益的機能や生産形態ごとの水の有効利用状況に関する 我が国の視点を反映させていく必要がある なお WF に関する具体的な取り組みは始まったばかりであり WF の ISO 規格化に対応するためにも 今後とも更なる検討と検証が積み重ねられる必要がある 1 http://www.waterfootprint.org/downloads/waterfootprintmanual2009.pdf 2 http://www.waterfootprint.org/?page=files/waterfootprintassessmentmanual

要約第 Ⅰ 部農林水産分野における WF 評価 水資源循環の見える化 に関する研究成果の収集 分析 我が国の農林水産業の実態に適した WF 算定手法の構築のため 農林水産分野におけるウォーターフットプリント評価事例 及び水資源循環の見える化に関する既存文献調査を行った 文献調査のテーマは 以下の 3 つである テーマ1 農林水産物を対象とした WF 算定事例についてテーマ2 森林 水田の水資源循環の見える化の実践事例についてテーマ3 水資源循環の見える化の活用事例について 第 Ⅱ 部国内外で水資源循環の見える化に取組む団体に現地調査国内外で WF 評価及び水資源循環の見える化に先進的に取り組んでいる自治体 企業 団体へのヒアリング調査を実施した 訪問先としては 国内は 熊本県 神奈川県及び森林認証機関を対象として合計 9 機関 海外はフィンランド及びスペインを対象に合計 10 機関にヒアリング調査を行った 国内ヒアリング先 熊本市環境局水保全課 ( 財 ) くまもと地下水財団 水土里ネット大菊( 大菊土地改良区 ) NGO 環境ネットワークくまもと ソニーセミコンダクタ( 株 ) 秦野市環境産業部環境保全課 FSC ジャパン ( 財 ) 緑の循環認証会議 (SGEC) ( 財 ) フォレストック協会 海外ヒアリング先 METSO Programme 関係者 ( 農林水産省 環境省等 ) SYKE(Finnish Environment Institute) Helsinki University Aalto University VTT Technical Research Centre of Finland UPM- Kymmene( 製紙業 ) ミサワホーム フィンランド社( 製材業 ) MAGRAMA(Ministry of Agriculture,Food and Environment)

Fundacion Botin Water Observatory( 私設財団 ) MAHOU SUN MIGUEL( 食品飲料 ) 第 Ⅲ 部ポジティブな面を含めた日本の農林水産業の実態に適した WF 算定手法の検討文献調査及び国内外のヒアリング調査結果をふまえ 3 つの評価手法を検討した また 木材を評価対象とし 日本において木材パルプの輸入量が多いアメリカ カナダ インドネシア ニュージーランド 及び欧州 ( フィンランド ) との試算結果の比較を行った さらに 森林の水源涵養機能に着目し 間伐前後の森林の WF を評価した また 本業務にて検討した間伐施業の有無による下流域でのウォーターフットプリントの違いを ISO 事例集 TR の事例 B の適用例として ISO 国内対応委員会にて報告し 農林水産省から ISO 規格に対して手法の提案を行った

なお 報告書の構成及び調査実施概要を以下に示す 仕様項目 (1) ウォーターフットプリントの算定手法の策定 図表 1 報告書の構成及び調査実施概要 第 Ⅲ 部ポジティブな面を含めた日本の農林水産業の実態に適した WF 算定手法の検討 (2) 研究成果の収集及び分析第 Ⅰ 部農林水産分野における WF 評価 水資源循環の見える化 に関する研究成果の収集 分析 (3) 国内現地調査第 Ⅱ 国内外で水資源循環の見える化に取組む団体に現地調査 本報告書での記載箇所 Ⅲ-1 WF 算定手法の検討 文献調査 ( 第 Ⅰ 部 ) 及び国内外の現地調査 ( 第 Ⅱ 部 ) の結果をふまえ 3 つの手法を検討した Ⅲ-2 検討結果の国際規格への提案 Ⅲ-1 で検討した手法の一つを 農林水産省からの TR 案への追加コメント案として ISO 対応国内委員会へ提案した 提案の経緯及び内容について整理した Ⅲ-3. 木材を対象とした WF の試算 Ⅲ-1 で検討した 2 手法について 木材 (m 3 ) あたりの WF を算定した また 手法の一つを用いて 間伐施業による地下かん効果を試算した Ⅲ-4 木材を対象とした WF 評価手法及び結果に基づく比較検討 WF 試算結果をふまえ 各手法について 7 つの判断基準をもとに 手法の利用可能性について整理した 手法の比較検討結果及び検討会における総合討論の結果をふまえ 今後の課題等を整理した Ⅰ-1 農林水産物を対象とした WF 算定事例国内外における WF 算定事例及びインベントリ分析事例 10 件について整理した Ⅰ-2 森林の水資源循環の見える化の実践事例 国内外における水資源循環の見える化に取り組んだ 8 事例について整理した Ⅰ-3 水資源循環の見える化の活用事例 国内外における水資源循環の見える化の活用事例 4 件について整理した Ⅱ-1 国内現地調査 熊本県 神奈川県及び森林認証機関を対象として合計 9 機関へのヒアリングを実施 ヒアリング概要を整理した (4) 海外事例調査 Ⅱ-2 海外現地調査 フィンランド及びスペインを対象に 行政 研究機関 民間事業者等 合計 10 機関にヒア リングを実施 ヒアリング概要を整理した (5) 検討委員会 付属資料 平成 25 年度 水資源循環の見える化 調査 検討事業の議事次第及び議事録を付属資料と して添付した