平成 30 年 11 月 7 日 ( 水 ) 午前 10 時 00 分 ~ 午後 1 時 40 分 1 全体会議 審議事項 ⑴ 警察署の名称 位置及び管轄区域に関する条例及び警察署協 議会条 例の一部改正の建議について 警務部長から 若林警察署の新設及び若林警察署協議会の設置に当た り 警察署の名称 位置及び管轄区域に関する条例 ( 昭和 29 年宮城県 条例第 32 号 ) 及び警察署協議会条例 ( 平成 13 年宮城県条例第 6 号 ) の一部を改正する必要があることから 知事に建議書を提出し 平成 3 0 年 11 月議会に提案するものである 旨の説明があり 了承された 報告事項 ⑴ 相談及び苦情取扱状況 ( 平成 30 年第 3 四半期 ) 総務部長から 相談取扱状況 ( 暫定値 ) について 相談受理件数は5 万 2,103 件 ( 前年同期比 +5,236 件 ) であった 増加要因としては 本年 4 月から5 月にかけて架空請求等の特殊詐欺に係る相談が集中したことなどが挙げられる 相談内訳は 生活安全関係が3 万 103 件と最も多く 次いで刑事関係 1 万 4,905 件 交通関係 3,892 件となる 苦情取扱状況について 苦情受理件数は203 件 ( 同 -72 件 ) であり そのうち 公安委員会に対する苦情受理件数は20 件 ( 同 +6 件 ) 警察に対する苦情受理件数は183 件 ( 同 -78 件 ) であった 苦情要因は 言葉遣い 現場対処 取締り不満 説明不足等となる 旨の報告があった ⑵ 平成 30 年宮城県警察基本目標の取組状況等について (9 月末累計 ) 生活安全部長から 刑法犯認知件数の抑止 ( 目標 :1 万 5,000 件以下 ) について 9 月末現在の認知件数 ( 暫定値 ) は1 万 280 件 ( 前年同期比 -912 件 ) であった 特殊詐欺は 認知件数 194 件 ( 同 - 46 件 ) 被害金額約 2 億 8,445 万円 ( 同 - 約 7,398 万円 ) であった 旨の報告があった 交通部長から 交通事故死者数の抑止 ( 目標 :56 人以下 ) について 9 月末現在の交通事故死者数は 40 人 ( 前年同期比 +10 人 ) であった - 1 -
沿岸 9 警察署では交通事故死者数は25 人 ( 同 +16 人 ) と大幅に増加している 年末にかけて急増する夕暮れ時の歩行者事故等の抑止対策に力を入れていく 旨の報告があった 刑事部長から 刑法犯検挙状況 ( 暫定値 ) について 刑法犯検挙人員は2,232 人 ( 前年同期比 +28 人 ) 検挙率 44.4パーセント ( 同 +12.4ポイント ) であった 重要犯罪の検挙人員は72 人 ( 同 +1 3 人 ) 検挙率 97.1パーセント ( 同 +7.7ポイント ) であった 重要窃盗犯の検挙人員は131 人 ( 同 +30 人 ) 検挙率 41.4パーセント ( 同 +4.5ポイント ) であった 旨の報告があった 生活安全部長から 特別法犯の検挙人員 検挙件数 ( 暫定値 ) は60 0 人 740 件 ( 前年同期比 +72 人 +41 件 ) であった そのうち 生活安全部関係は467 人 551 件 ( 同 +71 人 +29 件 ) であった 旨の報告があった 組織犯罪対策局長から 特別法犯のうち 薬物事犯関係は 87 人 13 0 件 ( 前年同期比 -1 人 +1 件 ) であった 旨の報告があった 委員 :10 月から 特殊詐欺のテレビコマーシャルの放送をしているが 視聴者の反応はどうか 生活安全部長 : 非常に分かりやすく インパクトもあるといった好評を得ている 認知件数も減少していることから テレビコマーシャルや各警察署の抑止対策による効果が表れてきていると思う ⑶ 監察の受監及び実施状況等について ( 平成 30 年度第 2 四半期 ) 首席監察官から 東北管区警察局長による監察として 7 月 30 日 31 日に総合監察 ( 受監所属 : 監察課 機動隊 南三陸警察署 ) 及び随時監察 ( 受監所属 : 高速隊石巻分駐隊 気仙沼警察署気仙沼中央交番 松岩駐在所 ) が実施された 総合監察の監察項目は ハラスメント防止対策と私行上の非違事案防止対策の推進状況 随時監察は 業務管理等の推進状況についてであった 受監結果として 指摘事項及び改善を要する点はなかった また 警察本部長による随時監察 ( 平成 30 年 7 月から9 月末 ) は 延べ65 回実施した 第 3 四半期の取組等については 総合監察 随時監察の継続実施 実効性のある各種非違事案防止等に力を入れていく 旨の報告があった 委員 : パワーハラスメントが発生すると 士気が低下し 業務の取組方に悪影響を及ぼしかねない ハラスメント防止対策はどのように実施しているか - 2 -
首席監察官 : 宮城県警察ハラスメント防止対策要綱に基づき 各所属にハラスメント相談員を配置し ハラスメントがあった際には 積極的に相談するよう働きかけている また 所属以外にも相談窓口を設置して対応している ⑷ 仙台東警察署東仙台交番の再開について地域部長から 9 月 19 日に発生した殉職事案に伴い 現場となった東仙台交番内での捜査及びレイアウト変更等が終了したことから 11 月 1 日に再開した 旨の報告があった ⑸ 銀行法違反等ベトナム人被疑者の逮捕について組織犯罪対策局長から 銀行法違反 ( 無許可営業 ) 及び組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律違反 ( 犯罪収益等隠匿 ) により ベトナム国籍の男性を通常逮捕した 日本国内のベトナム人から送金依頼を受け 他人名義の口座に振込入金させ 為替取引などの銀行業務を無許可で営むとともに 犯罪収益等の取得について事実を仮装したものである 旨の報告があった ⑹ 平成 30 年度上半期における通信対策等について情報通信部長から 上半期に実施した対策として 羽生選手 2 連覇おめでとう パレード 総理警護の通信対策のほか 西日本豪雨災害及び北海道胆振東部地震災害の被災地への職員派遣 さらに 9.1 総合防災訓練への参加などを行った 旨の報告があった - 3 -
2 個別審議等会議 決裁事項 ⑴ 道路交通法の規定に基づく意見の聴取等交通聴聞官から 運転免許取消処分に係る意見の聴取等の結果 13 件の報告と説明があり 審議の上 量定が行われた ⑵ 平成 30 年度定期監査等 ( 地方機関分 委員監査 ) の実施について会計調査官から 12 月に仙台南警察署に対する定期監査 ( 地方機関分 委員監査 ) が実施される予定である 旨の説明があり 審議の上 決裁が行われた ⑶ 審査請求の受理について訟務室長から 運転免許証更新処分に係る審査請求の受理について説明があり 審議の上 決裁が行われた ⑷ 審査請求に伴う違反行為種別の変更について交通聴聞官から 審査請求に伴う違反行為種別の変更について説明があり 審議の上 決裁が行われた ⑸ 公安委員会表彰の上申について公安委員会補佐室長から 公安委員会表彰の上申について説明があり 審議の上 決裁が行われた ⑹ 苦情の調査結果及び回答案について公安委員会補佐室長から 苦情の調査結果及び回答案について説明があり 審議の上 決裁が行われた ⑺ 苦情の取下げについて公安委員会補佐室長から 苦情の取下げについて説明があり 審議の上 決裁が行われた 報告事項 ⑴ 職員の人事等案件首席監察官から 職員の人事等案件について報告があった - 4 -
⑵ 行政事件訴訟の終結について訟務室長から 行政事件訴訟 ( 風俗営業者に対する指示処分取消し請求事件 ) の終結について報告があった ⑶ 指定自動車教習所の自主廃業 ( 予定 ) について (2 件 ) 運転免許課長から 指定自動車教習所の自主廃業及び自主廃業予定 について報告があった ⑷ 公安条例許可申請について ( 平成 30 年 10 月中 ) 警備課管理官から 10 月中における公安条例許可申請状況につい て報告があった - 5 -