旭川市民生委員 児童委員候補者推薦要領 旭川市主任児童委員候補者推薦要領 平成 22 年 5 月旭川市民生委員推薦会
はじめに 現在委嘱されている民生委員 児童委員 ( 主任児童委員を含む ) は, 本年 11 月 3 0 日をもって 3 年の任期が満了となり, 全国一斉に改選が行われます 民生委員 児童委員は, 民生委員法により都道府県知事の推薦により厚生労働大臣が委嘱することとなりますが, 民生委員法及び地方自治法により中核市である本市においては旭川市長が推薦することとなります この市長の推薦は, 市に設置された民生委員推薦会が推薦した候補者について, 同じく市に設置された社会福祉審議会の意見を聴いて行います さて, 近年における少子高齢化の進展, 家庭機能の変化等の社会環境の変化に伴い, 住民の福祉ニーズは複雑, 多様化しており, 住民を地域で支援する地域福祉の推進や保健, 医療など関係分野との一層の連携が求められております こうした中で, 民生委員 児童委員は, 地域において住民の立場に立ち, 住民が安心して暮らせるための支援を行う者として位置付けられており, 今後も地域福祉の推進の担い手として, 社会福祉のあらゆる分野においての活躍が期待されております 民生委員 児童委員は, 社会奉仕の精神をもって, 常に住民の立場に立って相談に応じ, 及び必要な援助を行い, もって社会福祉の増進に努める ( 民生委員法第 1 条 ) こととされており, その職務は, 高齢者や障害者への支援をはじめ, 子育て支援や関係行政機関への協力など広範囲に渡るものであります 地域福祉の充実, 児童や子育て家庭を取巻く環境の変化など様々な課題や住民のニーズが増加する中で, 民生委員 児童委員の果たす役割はますます重要となっております したがって, 民生委員 児童委員としての適格者を推薦することは, 地域にとりましても非常に重要なことであります 本年 12 月 1 日に行われる民生委員 児童委員の一斉改選は, このような背景の中で行われるものであり, 民生委員 児童委員候補者の人選においては, 様々な角度から検討し, 人格識見高く, 広く社会の実情に通じ, かつ, 社会福祉の増進に熱意のある者を推薦することが必要です
旭川市民生委員 児童委員候補者推薦要領 1 基本方針 社会奉仕の精神を持ち, 常に市民の立場に立って相談に応じ, 必要な援助を行うことで社会福祉の増進に努める役割を担う民生委員 児童委員の職務を遂行できる真の適任者を推薦するものとする 2 推薦基準 ⑴ 特別要件次の要件を満たさない者については, 民生委員 児童委員として選任しないこととする 1 年齢要件について ア新任の場合は, 原則として 72 歳未満の者とする ただし, 地域の実情により 72 歳未満の者の選出が困難で, やむを得ないと判断できるときは, 例外的に 75 歳未満の者も認めることとする ( この場合, 選出が困難でやむを得ないことを記載した 理由書 が必要となる ) イ現在民生委員 児童委員である者を再任する場合は, 原則として 75 歳未満の者とする ただし, 将来にわたって積極的な活動を行えるよう, 健康状態や活動実績等を十分に考慮し, 今後の活動に支障がないと認められる者を選出すること また, 地域の実情により 75 歳未満の者の選出が困難で, やむを得ないと判断できるときは, 例外的に 78 歳未満の者も認めることとする ( この場合, 選出が困難でやむを得ないことを記載した 理由書 が必要となる ) 候補者の選出に当たっては, 児童や子育て等の問題について, より積極的な活動が行えるよう, できる限り 若返り に努めること 過去に民生委員 児童委員の職を経験したことのある者を選出する場合は, 新任 の場合の年齢要件を適用する 2 議会議員との兼職について 議会議員が民生委員 児童委員を兼職することについては, 民生委員は, その職務上の地位を政党又は政治的目的のために利用してはならない という民生委員法第 16 条の趣旨を踏まえ, 認めないこととする
⑵ 一般要件民生委員 児童委員は, 原則として次の要件を満たす者とし, 候補者の適否についてはこれらの要件を考慮して判断すること 1 地域の実情の把握その地区に概ね5 年以上居住し, 地域の実情を十分に把握していること 2 時間的余裕民生委員 児童委員の活動に必要な時間として, 概ね週 14 時間以上あること 3 民生委員 児童委員の活動状況再任に当たっては, 地区民生児童委員協議会への出席率が概ね60% 以上であること 4 社会福祉への関心ボランティア活動を行う等社会福祉への関心が高く, 理解と熱意があること 5 その他会社員, 公務員等被雇用者については, 所属長の理解が得られていること 3 候補者の内申について ⑴ 一斉改選時民生委員 児童委員の任期満了に伴う全国一斉改選時には, 別に定める 旭川市地区民生委員推薦準備会設置要綱 に基づき, 地区民生委員推薦準備会を設置する 地区民生委員推薦準備会の会議は, 民生委員 児童委員候補者推薦事務日程に合わせ, 各地区の事情を考慮した上で開催し, 期日までに民生委員 児童委員候補者の内申を行う ⑵ 欠員補充時民生委員 児童委員が任期内において辞任, 死亡又は解嘱等の理由によりその職を退き欠員が生じた場合は, 地区民生児童委員協議会の会長が中心となり, 市民委員会など各地区の関係者と協議の上, 民生委員 児童委員候補者の内申を行う
旭川市主任児童委員候補者推薦要領 1 基本方針 児童福祉に関する理解と熱意とともに専門的な知識 経験を有し, 地域における児童健全育成活動の中心となり, 積極的な活動が期待できる真の適任者を推薦するものとする 2 推薦基準 主任児童委員は, 旭川市民生委員 児童委員候補者推薦要領に定める推薦基準 ( 年齢要件を除く ) によるもののほか, 原則として次の要件を満たす者とし, 候補者の適否については, これらの要件を考慮して判断すること ⑴ 年齢要件について新任 再任とも, 原則 55 歳未満の者とする ただし, 地域の実情により 55 歳未満の者の選出が困難で, やむを得ないと判断できるときは, 例外的に 65 歳未満の者も認めることとする その場合であっても, 現に地域で児童福祉活動に携わるなど, 今後の活動が期待される者を選出すること ⑵ 知識及び経験等について児童福祉に関する理解と熱意を有し, 次に例示する者など専門的知識及び経験を有し, 地域における児童健全育成活動の中心となり, 積極的な活動が期待できる者を選出すること 1 児童福祉施設等の施設長, 児童指導員若しくは保育士等として勤務した経験がある者 2 学校等の教員の経験を有する者 3 保健師, 助産師, 看護師, 保育士等の資格を有する者 4 子供会活動, 少年スポーツ活動, 少年補導活動,PTA 活動等の活動実績を有する者 ⑶ 女性の選出について主任児童委員の選出に当たっては,1 地区につき少なくとも 1 人は女性を選出するよう努めること