岩瀬グローバルタウン構想 d 岩瀬グローバルタウン構想 世界とつながる街 IWASE 世界とつながる街 IWASE 世界で活躍するひとづくり 国際感覚あふれたまちづくり 互いの文化を認め合う地域づくり
はじめに 日本は ヒト モノ カネ 情報が国を越えて地球規模 ( グローバル ) に移動する社会にあって 産業空洞化や生産年齢人口の減少などと同時に 個人の価値観やライフスタイルの多様化などによる核家族化や地縁的な人間関係の希薄化により 地域経済 地域社会が縮小するといった問題に直面しています 羽生市も例外ではなく 地域を活性化させ 雇用を生み 定住を促進して人口減少に歯止めをかけることが 喫緊の課題になっています 岩瀬グローバルタウン構想は これらの現代的 社会的課題に対応するため 区画整理事業により新しいまちづくりを進めている岩瀬地区において 英語教育を充実させ 地域住民と一体となってまちづくりに取り組みます よりグローバルな視点で教育力を高め まちの魅力を向上させることで 住みたい住み続けたい羽生 の実現に努めます 岩瀬小学校は 英会話科の開設やタブレット PC の導入などにより 未来を担う子どもに先進的な授業を展開します また 公民館などを中心に地域の住民にも英語に触れる機会を充実させ 地域全体でグローバルなコミュニケーション能力を高めます そして 住民一人ひとりが地域全体で他の国の人々を受け入れる環境を整備することは 地域経済 地域社会の抱える問題の解決に貢献します 地域の魅力を発信し 外国人観光客の誘導や 2020 年東京オリンピック パラリンピックのキャンプ地受け入れなどスポーツを通じた青少年の相互交流などを積極的に行い 地域全体で夢と希望のある総合的なまちづくりによる 全員参加型社会 を推進します 1
地域におけるグローバルな視点に立った 総合的なまちづくりの推進 ひとづくり 世界で活躍できるひとづくり 他の国の文化を認め合える心の醸成 他の国の文化を認めるためには まず自分たちの文化を理解する必要があります 岩瀬地区には 伝統産業である藍染 白山太鼓や獅子舞など 地域に継承されている文化があります 地域文化を体験する場を提供し 再確認することで 他の国の人々に情報提供のできる知識の共有が必要です 地域の歴史や文化を改めて研究する必要があります また その結果得られた地域の情報をどのような手段 方法で発信していくかを検討しなければなりません 情報は国境を越えて 地球規模で移動する社会になっています 他の国の人々に対して様々なチャンネルを使って積極的に発信します 世界で活躍できる能力の養成 岩瀬地区には 岩瀬小学校 南中学校や羽生第一高等学校 埼玉純真短期大学があり それぞれの特色を生かした教育が実践されています 特に 岩瀬小学校では 岩瀬グローバルスクールとして 小学 1 年生からの英会話科の開設 A LTの増配やタブレット端末の活用などにより 未来への飛躍を実現する力を養成する環境を整備し 世界で活躍できる人づくりを進めます 2
まちづくり 国際感覚あふれたまちづくり 他の国の文化と共に生きる環境整備 岩瀬地区は 駅からも至近であることから 住環境に恵まれた地域で 商業施設を誘致するなど 賑わいのあるまちづくりが進められています 国際感覚を取り入れた地域独自の景観を創出するとともに 案内表示などの外国語表記化に取り組み 他の国の人々が融け込みやすい環境を整備します また 世界経済は ますます情報化が進み 企業はその拠点をグローバルに捉えています 関東地方の中心に位置し 自然災害の危険性が比 較的低いこの地域の強みを活かし 更に発展させるため 国際感覚あふれる企業の誘致に取り組みます 暮らしやすさの創造 日本に定住する上で 新しいまちは 他の国の人々にとっても魅力的で住みやすいまちになります 岩瀬小学校で行う英語活動はもとより 公民館や集会所で行う英会話教室や交流イベントの開催は 互いの文化の認識と理解が深まり 暮らしやすい地域を創出します 地域づくり 互いの文化を認め合う 地域づくり 他の国の文化と融合する地域 岩瀬地区には 他の国の人々が生活し 住民として等しくその文化に触れる必要があります 地域は積極的に他の国の人々を受け入れ ともに協力して活力のあるコミュニティを形成することが望まれます すでに岩瀬地区に住んでいる またはこれから住 もうとする他の国の人々は 住んでいる場所の文化を理解し 認め合うとともに その情報を発信する必要があります 新たなまちの姿を発信 地域の情報を よりグローバルなまちの姿として住民と連携して発信することで 自律した地域をアピールします 3
ひとづくり まちづくり 地域づくり 他の国の文化を認め合える心の醸成 自らの文化を知るための講座の開催 ( 例 : 地域文化再発見講座 / 子ども伝承事業 ) IWASE グローバル親善大使 の任命 ICT( タブレット ) を導入した 地域文化発信のための講座の開催 世界で活躍できる能力の養成 岩瀬小学校グローバルスクール事業 ALTによる地域住民向け英会話講座の開催 他の国の文化と共に生きる環境整備 グローバルタウン の表明 国際感覚を取り入れた街並みの創出 案内表示などの外国語表記の充実 国際感覚あふれる企業の誘致 暮らしやすさの創造 他の国の人々との交流イベントの開催 多国籍料理などの出店者への情報提供 他の国の文化が融合する地域 他の国を理解するための講座の展開 ( 例 :ALT 等の各講座 イベントへの派遣 ) 自らの文化を啓発するためのイベントの展開 ( 例 : さくらまつり ふれあいまつりなど ) 新たなまちの姿を発信 スポーツによる国際交流 東京オリンピック パラリンピック関連事業との連携 地域情報の発信のための講座開催 4
岩瀬グローバルタウングローバルタウン構想推進体制岩瀬グローバルタウン構想推進本部 各部会へのへの課題検討依頼課題検討依頼 岩瀬 GT 構想推進に必要必要な施策施策の進行管理進行管理 情報発信 報告 意見交換 メンバー 市長( 本部長 ) 副市長 教育長 関係部長 ( 事務局 : まちづくり政策課 ) 推進委員会 ( 仮 ) 自治会連合会岩瀬支部 民生委員児童委員 岩瀬小学校 PTA 南中学校 PTA 第 7 保育所保護者会 埼玉純真短期大学 羽生第一高校 羽生総合病院等 ( 事務局 : 生涯学習課 ) まちづくり部会 ( ハード事業 ) 土地区画整理事業の促進 メンバー まちづくり部長 ( リータ ー ) まちづくり部関係課長 参事 ( 事務局 : まちづくり政策課 ) 他の国の文化文化と共に生きるきる環境整備 国際感覚を取り入れた街並みの創出 国際感覚あふれる企業の誘致等暮らしやすさのらしやすさの創造 他の国の人も安全で安心して暮らせるまちづくり等 ソフト事業事業の検討検討 実施 メンバー 生涯学習部長 ( リータ ー ) 生涯学習部関係課長 学校教育課長 ( 事務局 : 生涯学習課 ) 他の国の文化文化を認め合えるえる心の醸成 世界で活躍活躍できるできる能力能力の養成 他の国の文化文化が融合融合するする地域 新たなまちのたなまちの姿を発信 ひとづくり 地域地域づくりづくり部会 ( ソフト事業 ) 必要に応じ WG を設置 必要に応じ WG を設置 区画整理区域 岩瀬地区全域 基盤整備 土地区画整理事業の早期完成を目指し 新たな方策を検討 (H26 末進捗率 23.5%) 住宅促進 ハウスメーカーとのタイアップなどによる住宅用地の活用策を検討 企業誘致 既存 企業誘致推進本部 を活用した業務系 IT 系企業の誘致 ひとづくり 岩瀬小学校ク ローハ ルスクール事業 自らの文化を知るための講座開催 ALTによる地域住民英会話講座の開催 IWASEク ローハ ル親善大使の任命等 地域づくり 他の国を理解するための講座の展開 自らの文化を啓発するためのイベントの展開 スポーツによる国際交流 東京オリンヒ ック ハ ラリンヒ ック関連事業との連携等 5
世界とつながる街 IWASE 構想期間平成 27 年 4 月 1 日から平成 33 年 3 月 31 日まで 岩瀬グローバルタウン構想 推進プロジェクト 事務局羽生市役所生涯学習部生涯学習課