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1 阪神間都市計画事業中央北地区特定土地区画整理事業 PFI と低炭素のまちづくり 兵庫県川西市 平成 29 年 6 月

2 まちづくりの経緯 経緯 事業の概要 H 7. 3 北摂地区皮革工業協同組合から再開発に対する要望書 H10.12 都市計画決定 ( 住宅街区整備事業等 ) H15. 3 国交省において再評価 国庫補助の中止 決定 11 皮革工場転廃業事業に着手 H17.12 火打前処理場の操業停止 ( 転廃業事業の完了 ) H20. 3 川西市中央北地区土地利用基本構想策定 H22. 7 都市計画決定 ( 土地区画整理事業 ) 12 川西市中央北地区土地利用基本計画案策定 H23. 3 土地区画整理事業の事業計画の認可及び決定 6 中央北地区のまちづくり方針策定 H24. 3 中央北まちづくり指針の策定 8 都市計画変更決定 ( せせらぎ遊歩道 中央公園 ) 11 都市計画変更決定 ( 用途地域 地区計画 ) 事業計画 ( 第 1 回変更 ) の認可 12 仮換地指定 H25. 3 川西市中央北地区低炭素まちづくり計画策定 9 PFI 事業協定締結 12 建築行為等の手続条例制定 H26. 3 事業計画 ( 第 2 回変更 ) の認可 キセラ川西エコまち運用基準策定 H H キセラ川西低炭素まちづくり計画改定 都市計画事業変更決定 ( 土地区画整理事業施行区域 ) PFI 事業変更協定締結 ( 第 1 回 ) 都市計画変更決定 ( 用途地域 ) 都市計画変更決定 ( 地区計画 ) 事業計画 ( 第 3 回変更 ) の認可 事業の名称 施行者 施行地区面積 施行地区区域 都市計画決定 仮換地指定 事業期間 川西市 総事業費約 108 億円 阪神間都市計画事業中央北地区特定土地区画整理事業 約 22.9 ヘクタール 川西市火打 1 丁目ほか 平成 22 年 7 月 30 日 平成 23 年 3 月 30 日事業計画決定平成 24 年 11 月 30 日 ( 第 1 回変更 ) ( 告示日 ) 平成 26 年 3 月 31 日 ( 第 2 回変更 ) 平成 28 年 12 月 12 日 ( 第 3 回変更 ) 都市施設の概要 平成 24 年 12 月 26 日 平成 23 年 3 月 30 日 ~ 平成 32 年 3 月 31 日 文化会館前線 街 路 豊川橋山手線 街 路 せせらぎ遊歩道北線 通 路 せせらぎ遊歩道南線 特殊街路 中央公園 公 園 位置図 W14m L240m W12m L320m W16m L240m W16m L380m 2 ヘクタール S58 年 中央北地区の状況 H21 年 (S58 年 1 月 4 日撮影 ) (H21 年 1 月 7 日撮影 )

3 事業計画図 中央北地区内の主要な道路 豊川橋山手線 施工前 施工中 キセラ川西せせらぎ公園 せせらぎ遊歩道 南線 入口 せせらぎ遊歩道ホタル護岸

4 土地区画整理事業まちづくり計まちづくりの計画 中央北地区のまちづくり方針 平成 23 年 6 月 医療 住宅 集客 など多機能が連携する 次世代型複合都市 を目指し 中央北地区のまちづくり方針 を策定しました ~ 本計画の特徴と仕組み~ まちづくり方針 この方針に基づき 当地区のもつポテンシャルを最大限に引き出すことのできるまちづくりを適切に誘導するために まちづくりの基本的方向性や土地利用 都市空間の構成等に関する まちづくりのルール を示すべく 平成 24 年 3 月 中央北まちづくり指針 を策定しました 画まちづくり指針 多機能が連携する 次世代型複合都市 を目指して 川西 BioTown 構想 ( 次世代型複合都市を目指して ) 低炭素まちづくり計画 権利者の共同事業及び既存施設などでの土地活用 集客施設 既存施設など 環境共生 連携 公益施設 従前からの公共施設などでの土地活用 PFI 事業 歩いて暮らせる キセラ川西せせらぎ公園せせらぎ遊歩道 安心 安全 保留地又は市売却用地などでの土地活用 住宅施設 連携 低炭素社会 医療施設 保留地又は市売却用地などでの土地活用 実行目的 次世代型複合都市の実現 地区全体の付加価値の向上 景観 住宅 緑化 低炭素 中央北地区まちづくり指針の概要 まちづくりの目標 地区全体の付加価値の向上 川西市の玄関口に隣接する立地環境を最大限に活かした 住宅 医療 集客等の多様な機能が連携した複合的なまちづくり を目指し 地区全体の付加価値の向上を展開します まちづくりの目標の実現の方向 快適でうるおいのあるまち 質の高い暮らしをささえるまち 多機能連携のあるまち 環境への負荷の少ないまち 開発誘導基準 1 景観に関する基準 2 共同住宅への生活支援機能誘導に関する基準 3 緑化誘導に関する基準 4 低炭素配慮に関する基準

5 針コンパクトなまちへの誘導方針守り育て低炭素な移動を確保方針よる魅力的な低炭素建築物への転換方針一定のエネルギーが確保されるまち方まちづくりの誘導 (PFI 事業と低炭素のまちづくり計画 ) 低炭素まちづくり計画の概要 中央北地区では 持続可能で かつ 環境にやさしいまちを目指して 民間活力の導入を積極的に行いながらまちづくりを進めています 中央北地区のまちづくり方針 で示した低炭素社会の実現に向けて 都市の低炭素化の促進に関する法律 に基づき 全国に先駆けて平成 25 年 3 月 川西市中央北地区低炭素まちづくり計画 を策定しました 平成 27 年 3 月には 交通分野における取組をより推進するため 計画区域の拡大を主な目的とした改定を行い 名称を キセラ川西低炭素まちづくり計画 に改めました 低炭素まちづくり計画 では 5 つの分野ごとにそれぞれの方針を定め 地区の低炭素 や省エネに配慮した持続可能なまちづくりに向けて 誘導する機能をまとめています PFI 事業の概要 3つの業務を一体的なPFI 事業とすることで 市の財政負担の平準化と民間事業者のノウハウを活用した総合的なまちづくりの推進を行っています 都市基盤整備業務 まちづくりコーディネート業務 付帯業務 都市構造分野 医療 住宅施設の誘致および集約都市開発事業の活用1現在の都市構造を活かした 各事業者と連携した地域の低炭素化の促進およびモニタリング交通分野 駅との連携強化 公共交通利用促進2公共交通 低炭素端末交通手段を 地区内交通の確保 地区内車両の低炭素化 建築物 ( 既築 新築 ) の低炭素化の促進建築分野 低炭素建築物新築等計画のモニタリング3自然エネルギー活用や景観配慮に 市民への普及啓発 環境学習の仕組み導入 その他相乗的効果のための建築側での配慮針みどり分野 まちの魅力向上に貢献する緑地 緑化の整備4みどりを育み 感じられるまち方 緑地管理機構や管理協定制度の活用等エネルギー分野 まちの魅力向上に貢献する再生可能エネルギー等 ( 太陽光 下水熱等 ) の導入5エネルギーを感じられ 災害時に 市民への普及啓発 防災 エネルギー学習の仕組み導入 災害時に対応したエネルギーシステムの導入 PFI 事業による低炭素まちづくりの実現 キセラ川西せせらぎ公園 ( 設計 施工 維持管理 ) 防災機能の充実 地下貯留槽の活用 未利用エネルギーの活用 まちづくりコーディネート業務 設計 施工 管理の各ステージでの市民参加 環境学習などソフト事業 低炭素建築物の誘導及びモニタリング 事業者間の連携 エリアマネジメント 付帯業務 ( 住宅開発 ) 集約都市開発事業の活用 低炭素建築物の実現 未利用エネルギーの活用

6 市民参加による公共施設整備キセラ川西では 公園及びせせらぎ遊歩道の整備について 市民による 市民のための 市民が愛着をもつ公共の都市空間の実現 を目指し 設計 施工 維持管理の各ステージにおける市民参加を積極的に進めています 年度 せせらぎ遊歩道 設計 WS H23 H24 H25 H26 H27 H28 せせらぎ遊歩道の設計 H29 以降 活動プログラム WS 公園設計 WS キセラ川西せせらぎ公園の設計 使い方 維持管理 WS 公園の活用及び管理 運営方法の検討 活動プログラム WS 公園で活動するグループの形成支援 ホタル復活 プロジェクト WS WS : ワークショップ せせらぎ水路にホタルを戻す活動グループの形成支援 ホタル復活プロジェクト WS スケジュール 年度 区画整理事業 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 H33 H34 H23.3 事業計画決定 H24.12 仮換地指定 H25.9 本協定 整備 工事 H28.3 協定変更 事業完了 事業完了 PFI 事業 整備 工事 維持 管理 まちづくりコーディネート ( 市民ワークショップ 環境学習 まちづくりイベントなど ) 低炭素まちづくり計画 H25.3 H25.12 H26.3 計画策定手続条例制定運用基準策定 H27.3 計画改定 誘導 モニタリング / 環境学習 公共交通利用促進など まちの愛称 地区の愛称を キセラ川西 としています 輝きや希望を表す キ まちを象徴するせせらぎの セ 都 ( 洛 ) を想像させる ラ を合わせ 韻の響きが良く 口ずさみやすいオリジナリティーのあるものとして 市民公募により決定いたしました 問い合わせ先川西市みどり土木部キセラ川西推進室地区推進課 TEL: FAX: H P: