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Transcription:

1 / 25 2006/07/19 フェリカリーダ通信仕様書 Ver.00.12 松下電工株式会社 制御デバイス事業部

2 / 25 目次 1. 基本構成 3 2. 通信規則 4 3. パケットの構成 5 4. コマンド一覧 6 5. コマンドの詳細 ( ホスト R/Wユニット 7 #A... 動作状態確認 #B... リセット #C... 動作状態変更 #D... データ書き込み (1) #E... データ書き込み (2) #F. フェリカパラメータ書き込み #G. フェリカパラメータ読み込み # I... パラメータ読み出し #J... ロック状態確認 #L... ロック状態変更 #M... パラメータ書き込み #N... ブザー出力 #U... タグデータ読み込み #V... シリアルデータ読み込み #0... データの要求 ( データ読み込み ) #@. ユニットアドレス設定開始 / 停止 6. コマンドの詳細 (R/Wユニット ホスト) 14 $P... タグデータ送信 $R... 入力状態通知 $S... Idmデータ送信 7. 各ステータス及びタグデータの詳細 16 8. 動作パラメーターの詳細 20

3 / 25 1. 基本構成 リーダライタユニット ( 以下 R/W ユニット ) は タグ情報の読み書きと表示のみを行います ホストと R/W ユニットの通信には RS232C 又は RS485-I/F を使用します (RS232C の場合 ケーブルの最大長は 15m RS485 の場合は総延長 1.2km) RS232C-I/F の場合 ホスト RS232C-I/F R/W ユニット 伝送プロトコル 9600bps 8bit,parity ODD,stop1 RS485-I/F の場合 ホスト RS232C-I/F R/W ユニット 伝送プロトコル 9600bps 8bit,parity ODD,stop1 R/W ユニット R/W ユニット 注 :R/W ユニットは最大 16 台接続可能 注意事項 : R/Wユニットは必ずロックモードで運用してください R/Wユニットに動作パラメータを設定した後 設定内容が間違って変更されることが無いよう変更を禁止するロックモードで運用を行ってください

4 / 25 2. 通信規則 タグと R/W ユニット間の通信は電磁誘導による非接触通信です R/W ユニットとホスト間の通信はコマンドパケット レスポンスパケットにより成立します コマンドの内容によって R/W ユニット側の送信パケットがコマンドパケットとなる場合 ホスト側の送信パケットがコマンドパケットとなる場合があります ホスト側の送信パケットがコマンドの場合(A,B,Cコマンド等) コマンドパケットホストレスポンスパケット R/Wユニット 非接触通信 タグ R/Wユニット側の送信パケットがコマンドの場合(P,S,Rコマンド等) 非接触通信タグ R/Wユニット コマンドパケット レスポンスパケット ホスト 通信の優先順位について優先順位 1.R/W ユニット ホストの送信パケット 2. ホスト R/W ユニットの送信パケット 3. 非接触通信

5 / 25 3. パケットの構成 ヘッダ アドレス コマンド データ BCC cr 1 1 1 2 1 注 : 枠下の数字はバイト数 ヘッダパケットの始まりを示すコード #: ホストからR/Wユニットに送るパケット $:R/Wユニットからホストに送るパケットアドレスヘッダが # の場合対象となるR/Wユニット ( 送信先 ) ヘッダが $ の場合パケットを送信したR/Wユニット ( 送信元 ) 0~9 A~Fの16 通りが使用可能 (RS232C 仕様でも有効 ) *(2Ah) の場合は全てのユニットアドレスに有効コマンドコマンドコードコード詳細は コマンド一覧 コマンドの詳細 の項を参照データコマンドに付加されるデータデータのサイズ ( バイト数 ) はコマンドに依存します BCC ブロックチェックコード伝送データの誤りを検出する為のコード計算方法は BCCについて の項を参照 **(2Ah,2Ah) を使用した場合は受信側でチェックしません cr 終端コード (0Dh) パケットの終わりを示す < データ形式について > データはコマンド内では HEX 形式で指定する必要があります 具体的には下記のようになります データ部に ASCII 形式で 8 9 A B を付加する場合 3 8 3 9 4 1 4 2 1 2 3 4 5 6 7 8 バイト数 BCC( ブロックチェックコード ) について通信の信頼性を向上させる為に 水平垂直パリティを使用する 水平パリティ BCC の求め方コマンドに使用している文字 ( キャラクターコード ) の論理輪を算出し その計算結果を文字列に変換する BCC の計算例 BCC # 0 A 9 4 文字変換 ASCIIコード # 23H 0 30H A 41H 加算 (ADD) 桁上げは無視 94H

6 / 25 4. コマンド一覧 ホストからのコマンド A(41h) 動作状態確認 R/Wユニットの状態を調べる B(42h) リセット R/Wユニットを電源 ONの状態にする C(43h) 動作状態変更 R/Wユニットの状態を変更する D(44h) データ書き込み (1) カードにデータを書き込む E(45h) データ書き込み (2) Dコマンドと同じ F(46h) フェリカパラメータ書込み R/Wユニットにシステムコード サービスコードを書込む G(47h) フェリカパラメータ読出し R/Wユニットにシステムコード サービスコードを読み出す I(49h) パラメータ読み出し R/Wユニットの動作パラメータを読み出す J(4Ah) ロック状態確認 R/Wユニットのロック状態を調べる L(4Ch) ロック状態変更 R/Wユニットのロック状態を変更する M(4Dh) パラメータ書き込み R/Wユニットの動作パラメータを変更する N(4Eh) ブザー動作 R/Wユニット内蔵のブザーを動作させる U(55h) タグデータ読み込み カードのデータを読み出す V(56h) IDm 読み込み カードのIDmを読み出す @(40h) ユニットアドレス設定開始 / 停止 R/Wユニットのユニットアドレス設定の開始と停止 0(30h) ACK R/Wユニットからのコマンドに対するレスポンス R/Wユニットからのコマンド P(50h) タグデータ送信 読み取ったタグデータを通知する R(52h) 状態通知 スイッチ状態に変化があった場合に通知する S(53h) IDm 送信 読み取ったIDmを通知する 0(30h) ACK ホストからのコマンドに対するレスポンス 1(31h) NAK 受信したコマンドにエラーがあった場合のレスポンス

7 / 25 5. コマンドの詳細 ( ホスト R/W ユニット ) #A(41h) 動作状態確認 [ 機能 ] ホストが R/W ユニットの動作状態を問い合わせるコマンドです R/W ユニットは 現在の状態をレスポンスとして返します # アドレス A BCC cr 1 1 1 2 1 注 : 枠外の数字はバイト数 $ アドレス 0 ユニットステータス BCC cr 1 1 1 4 2 1 #B(42h) リセット [ 機能 ] ホストから R/W ユニットをリセットするコマンドです このコマンドにより R/W ユニットは電源 ON の状態になります # アドレス B BCC cr 1 1 1 2 1 注 : 枠外の数字はバイト数 $ アドレス 0 ユニットステータス BCC cr 1 1 1 4 2 1 #C(43h) 動作状態変更 [ 機能 ] ホストから R/W ユニットの LED 状態などを変更するコマンドです レスポンスに含まれるステータスは A コマンドと同じものです # アドレス C 設定ステータス1 BCC cr 1 1 1 4 2 1 注 : 枠外の数字はバイト数 $ アドレス 0 ユニットステータス BCC cr 1 1 1 4 2 1 [ コマンドエラー時のレスポンス ] 設定ステータスの 4 バイト目 : 読み出し 書き込みブロックの設定が設定範囲を越えている場合このレスポンスが返ります このときその他の設定項目も設定されません $ アドレス 1 BCC cr 1 1 1 2 1

8 / 25 #D(44h) データ書き込み (1) [ 機能 ] タグにデータを書き込むコマンドです データを書き込むエリアは C コマンドまたは P,R コマンドのレスポンス (0 コマンド ) で指定したブロックになります 書き込めるデータは 1 ブロック分 (16 バイト ) になります # アドレス D 書き込みデータ BCC cr 1 1 1 32 2 1 注 : 枠外の数字はバイト数 $ アドレス 0 ユニットステータス BCC cr 1 1 1 4 2 1 [ コマンドエラー時のレスポンス ] 何らかの原因で書き込みエラーが発生した場合 このレスポンスが返ってきます $ アドレス 1 BCC cr 1 1 1 2 1 #E(45h) データ書き込み (2) [ 機能 ] D コマンドと同様の動きをします # アドレス E 書き込みデータ BCC cr 1 1 1 32 2 1 注 : 枠外の数字はバイト数 #F(46h) システムコード サービスコード書込み [ 機能 ] R/Wユニットにシステムコード サービスコードを書き込みます # アドレス F システムコードサービスコード BCC cr 1 1 1 4 4 2 1 注 : 枠外の数字はバイト数 $ アドレス 0 ユニットステータス BCC cr 1 1 1 4 2 1 [ コマンドエラー時のレスポンス ] 何らかの原因で書き込みエラーが発生した場合 このレスポンスが返ってきます $ アドレス 1 BCC cr 1 1 1 2 1

9 / 25 #G(47h) システムコード サービスコード読出し [ 機能 ] R/W に書き込まれたシステムコード サービスコードを読み出します システムコードを FFFF にした場合は全てのカードに対してアクセスします # アドレス G BCC cr 1 1 1 2 1 注 : 枠外の数字はバイト数 $ アドレス 0 システムコード サービスコード 1 1 1 4 4 ユニットステータス BCC cr 4 2 1 注 : 枠外の数字はバイト数

10 / 25 # I(49h) パラメータ読み出し [ 機能 ] ホストからR/Wユニットのパラメータ1~8を読み出すコマンドです # アドレス I BCC cr 1 1 1 2 1 注 : 枠外の数字はバイト数 $ アドレス 0 パラメータ1 パラメータ2 パラメータ3 パラメータ4 パラメータ5 1 1 1 2 2 2 2 2 パラメータ 6 パラメータ 7 パラメータ 8 ユニットステータス BCC cr 2 2 2 4 2 1 #J(4Ah) ロック状態確認 [ 機能 ] ホストから R/W ユニットのロックフラグを読み出すコマンドです # アドレス J BCC cr 1 1 1 2 1 注 : 枠外の数字はバイト数 $ アドレス 0 ロック情報ユニットステータス BCC cr 1 1 1 8 4 2 1 R/Wユニットから送られるロック情報の詳細 0000 0000 : アンロック状態 0000 0010 : ロック状態 ( コマンドで解除可能 ) #L(4Ch) ロック状態変更 [ 機能 ] ホストから R/W ユニットのロックフラグを変更するコマンドです # アドレス L ロック情報 BCC cr 1 1 1 4 2 1 注 : 枠外の数字はバイト数 $ アドレス 0 ユニットステータス BCC cr 1 1 1 4 2 1 R/Wユニットに送るロック情報の詳細 0000 : アンロック状態 0010 : ロック状態

11 / 25 #M(4Dh) パラメータ書き込み [ 機能 ] ホストから R/W ユニットのパラメータ 1~8 を書き込むコマンドです パラメータは 8 バイトですが コマンド内では HEX 形式で指定するために 16 バイトになります # アドレス M パラメータ1 パラメータ2 パラメータ3 パラメータ4 1 1 1 2 2 2 2 パラメータ5 パラメータ6 パラメータ7 パラメータ8 BCC cr 2 2 2 2 2 1 注 : 枠外の数字はバイト数 $ アドレス 0 ユニットステータス BCC cr 1 1 1 4 2 1 [ コマンドエラー時のレスポンス ] 読み出し 書き込みブロックの設定が設定範囲を越えている場合 またはロックが掛かっていている場合にはこのレスポンスが返ります このときその他の設定項目も設定されません $ アドレス 1 BCC cr 1 1 1 2 1

12 / 25 #N(4Eh) ブザー出力 [ 機能 ] R/W ユニットのブザーを動作させるコマンドです # アドレス N 設定ステータス3 BCC cr 1 1 1 4 2 1 注 : 枠外の数字はバイト数 $ アドレス 0 ユニットステータス BCC cr 1 1 1 4 2 1 [ 設定ステータス3] 4バイト 1バイト目 : 未使用 2バイト目 : 未使用 3バイト目 : 未使用 4バイト目 : ブザー音種類 0 0 0 設定ステータス 3 の 4 バイト目の設定によりブザーを動作させることが出来ます 設定データ ブザー音 ブザー動作のタイミング 単位 :ms 備考 0 動作 0( 停止 ) 1 動作 1( 連続 ) 2 3 4 5 6 7 動作 2 ( ピー ) 動作 3 ( ピピ ) 動作 4 ( ピッピ ) 動作 5 ( ピッピー ) 動作 6 ( ピーピー ) 動作 7 ( ピピピ ) 8 動作 8 ( ピ ) 200 50 25 50 50 100 50 50 100 200 200 200 200 50 100 50 100 50 50 特殊カード受付 エラー カード認識

13 / 25 #U(55h) タグデータ読み込み [ 機能 ] ステータス 4 で指定されたブロックの読み出しを行います 読み込めるデータは 1 ブロック分 (16 バイト ) になります # アドレス U 設定ステータス4 BCC cr 1 1 1 4 2 1 注 : 枠外の数字はバイト数 $ アドレス 0 タグデータ 16byte ユニットステータス BCC cr 1 1 1 32 4 2 1 [ エラー時のレスポンス ] タグが無い等の原因でエラーが発生した場合 このレスポンスが返ってきます $ アドレス 1 BCC cr 1 1 1 2 1 [ 設定ステータス 4] 4 バイト 1 バイト目 : 未使用 2 バイト目 : 未使用 3 4 バイト目 : メモリーブロック (0~149) 0 0 #V(56h) IDm 読み込み [ 機能 ] カードの IDm の読み込みを行います # アドレス V 0000( ゼロ *4) 固定 BCC cr 1 1 1 4 2 1 注 : 枠外の数字はバイト数 $ アドレス 0 IDm 8byte ユニットステータス BCC cr 1 1 1 16 4 2 1 [ エラー時のレスポンス ] タグが無い等の原因でエラーが発生した場合 このレスポンスが返ってきます $ アドレス 1 BCC cr 1 1 1 2 1

14 / 25 #0(30h) データの要求 ( データ読み込み ) [ 機能 ] このコマンドは 本来 P,R,S コマンドのレスポンスとして使用されるが 通信休止時間に 0 を入れることにより P コマンドを発生させ データの入力を行う事が出来る # アドレス 0 設定ステータス2 BCC cr 1 1 1 4 2 1 注 : 枠外の数字はバイト数 (S,P コマンド ) * 設定ステータスの通信休止時間の指定は 1 回のみ有効です * 設定ステータスの通信休止時間経過後にレスポンスを返します

15 / 25 #@(40h) R/W ユニットのユニットアドレス設定の開始と停止 [ 機能 ] R/W ユニットのユニットアドレスの設定開始と停止を行います 開始コマンドを送った後にユニットアドレス設定カードをリーダに読み込ませることでユニットアドレスを設定します [ 開始コマンド ] ユニットアドレスをコマンドで指定して 1 枚のユニットアドレス設定カードで設定する方法 ( コマンド送信 カード読み込み を台数分繰り返す ) と 最大 16 枚のユニットアドレス設定カードを用意し設定する方法 ( コマンド送信は一回で 各リーダに順次カードをかざす ) があります タイムアウト時間が経過するか 終了コマンドを送信するとアドレス設定は終了します # アドレス @ ユニットアドレスタイムアウト BCC cr 1 1 1 4 4 2 1 注 : 枠外の数字はバイト数 * アドレスは 0 ~ F を指定してください * の場合は全てのアドレスのリーダに送信します [ 終了コマンド ] # アドレス @ 0000 0000( ゼロ *8) 固定 cr 1 1 1 8 1 [ ユニットアドレス ] 1バイト目 :1 固定 注 : 枠外の数字はバイト数 2 バイト目 :0 固定 3,4 バイト目 : 00 ~ 0F ユニットアドレス指定 FF ユニットアドレス設定カードにより指定 1 0 [ タイムアウト ] 1 バイト目 :0 固定 2~4 バイト目 : 001 ~ 7FF * タイムアウト指定 0 * 001 ~ 7FF 1 秒 ~2047 秒

16 / 25 [ ユニットアドレス設定カードについて ] 1 枚のユニットアドレス設定カードで設定する場合 ( コマンド送信は台数分必要 ) ユニットアドレス設定コマンドのアドレスを 0 ~ F に設定し リーダにコマンドを送信後 メモリブロック番号 0 に下記のデータを書込んだカードを リーダに読み込ませます UNIT:ADDR-SET _ * ユニットアドレス設定コマンドのアドレスが 0 ~ F の場合のみ有効です ユニットアドレス分のユニットアドレス設定カードで設定する場合 ( コマンド送信は 1 回 ) ユニットアドレス設定コマンドのアドレスを * に設定し リーダにコマンドを送信後 メモリブロック番号 0 に下記のデータを書込んだカードを リーダに読み込ませます UNIT:ADDR -SET_aa* * a a : 00 ~ 0F の範囲で指定してください * ユニットアドレス設定コマンドのアドレスが * の場合のみ有効です

17 / 25 6. コマンドの詳細 ( R /W ユニット ホスト ) $P(50h) タグデータ送信 [ 機能 ] 読み出し書き込み対象ブロックが FF 以外に設定されている場合に R/W ユニットが読み取ったタグの情報をホストに送信するコマンドです レスポンス受信後 R/W ユニットはレスポンスのステータス情報で指定された状態になります 読み取った 16 バイトのデータは文字列に変換されますので 32 バイトとなります *1 読み出し対象ブロックに別のメモリブロックを指定すると 連続的なデータ読み出しが出来ます *2 設定ステータスの通信休止時間の指定は 1 回のみ有効です *3 レスポンスは無くても支障ありません $ アドレス P タグデータ 16byte ユニットステータス BCC cr 1 1 1 32 4 2 1 # アドレス 0 設定ステータス2 BCC cr 1 1 1 4 2 1 注 : 枠外の数字はバイト数 $R(52h) 入力状態通知 [ 機能 ] R/W ユニットの外部入力 (IN1 IN2) が変化した場合に通知するコマンドです レスポンス受信後 R/W ユニットはレスポンスのステータス情報で指定された状態になります * レスポンスは無くても支障ありません $ アドレス R ユニットステータス BCC cr 1 1 1 4 2 1 # アドレス 0 設定ステータス2 BCC cr 1 1 1 4 2 1 注 : 枠外の数字はバイト数

18 / 25 $S(53h) IDm データ送信 [ 機能 ] 読み出し書き込み対象ブロックが FF に設定されている場合に R/W ユニットが読み取ったタグの IDm データ (8 バイト ) をホストに送信するコマンドです レスポンス受信後 R/W ユニットはレスポンスのステータス情報で指定された状態になります 読み取った 8 バイトのデータは文字列に変換されますので 16 バイトとなります *1 読み出し対象ブロックに別のメモリブロックを指定すると 連続的なデータ読み出しが出来ます *2 設定ステータスの通信休止時間の指定は 1 回のみ有効です *3 レスポンスは無くても支障ありません $ アドレス S IDmデータ 8byte ユニットステータス BCC cr 1 1 1 16 4 2 1 # アドレス 0 設定ステータス2 BCC cr 1 1 1 4 2 1 注 : 枠外の数字はバイト数

19 / 25 7. 各ステータス及びタグデータの詳細 [ ユニットステータス ] 4 バイト 1バイト目 : 入力状態 各入力のON/OFF 状態を1バイトのASCIIデータで表します ASCIIデータ IN1 IN2 0 OFF OFF 1 ON OFF 2 OFF ON 3 ON ON 2バイト目 :R/WユニットのLED 状態 レスポンス送信時点での各 LEDの状態を1バイトのASCIIデータ で表します ASCIIデータ 赤 LEDの状態 緑 LEDの状態 0 消灯 消灯 1 点灯 消灯 2 消灯 点灯 3 点灯 点灯 3 4バイト目 : 読み出し書き込み対象ブロック データ読み書き対象ブロック (0~149) をASCIIで指定します またFFを指定した場合にはIDmを読み出します 3バイト目 4バイト目 読み書き対象ブロック 0 0 0ブロック 0 1 1ブロック 0 2 2ブロック 0 3 3ブロック 0 4 4ブロック 0 5 5ブロック 0 6 6ブロック 0 7 7ブロック 0 8 8ブロック 0 9 9ブロック 0 A 10ブロック 0 B 11ブロック 0 C 12ブロック 0 D 13ブロック 0 E 14ブロック 0 F 15ブロック 1 0 16ブロック ~ ~ ~ 9 5 149ブロック F F IDm

[ 設定ステータス 1] 4 バイト 1 バイト目 : 未使用 20 / 25 0 2バイト目 :R/WユニットのLED 状態 各 LED 状態を1バイトのASCIIデータに変換して設定します LED 制御モードがマニュアルの場合に有効です ASCIIデータ 赤 LEDの状態 緑 LEDの状態 0 消灯 消灯 1 消灯 点滅 1 2 消灯 点滅 2 3 消灯 点灯 4 点滅 1 消灯 5 点滅 1 点滅 1 6 点滅 1 点滅 2 7 点滅 1 点灯 8 点滅 2 消灯 9 点滅 2 点滅 1 A 点滅 2 点滅 2 B 点滅 2 点灯 C 点灯 消灯 D 点灯 点滅 1 E 点灯 点滅 2 F 点灯 点灯 3 4バイト目 : 読み出し書き込み対象ブロック データ読み書き対象ブロック (0~149) をASCIIで指定します またFFを指定した場合にはIDmを読み出します この指定は電源を切るまで有効です 3バイト目 4バイト目 読み書き対象ブロック 0 0 0ブロック 0 1 1ブロック 0 2 2ブロック 0 3 3ブロック 0 4 4ブロック 0 5 5ブロック 0 6 6ブロック 0 7 7ブロック 0 8 8ブロック 0 9 9ブロック 0 A 10ブロック 0 B 11ブロック 0 C 12ブロック 0 D 13ブロック 0 E 14ブロック 0 F 15ブロック 1 0 16ブロック ~ ~ ~ 9 5 149ブロック F F IDm

[ 設定ステータス2] 4バイト 1バイト目 : 通信休止時間 通信休止時間 ( テーブルアドレス ) を設定します 但しこの指定は1 回のみ有効です 2バイト目 :R/WユニットのLED 状態 各 LED 状態を1バイトのASCIIデータに変換して設定します LED 制御モードがマニュアルの場合に有効です ASCIIデータ 赤 LEDの状態 緑 LEDの状態 0 消灯 消灯 1 消灯 点滅 1 2 消灯 点滅 2 3 消灯 点灯 4 点滅 1 消灯 5 点滅 1 点滅 1 6 点滅 1 点滅 2 7 点滅 1 点灯 8 点滅 2 消灯 9 点滅 2 点滅 1 A 点滅 2 点滅 2 B 点滅 2 点灯 C 点灯 消灯 D 点灯 点滅 1 E 点灯 点滅 2 F 点灯 点灯 3 4バイト目 : 読み出し書き込み対象ブロック データ読み書き対象ブロック (0~149) をASCIIで指定します またFFを指定した場合にはIDmを読み出します この指定は電源を切るまで有効です 3バイト目 4バイト目 読み書き対象ブロック 0 0 0ブロック 0 1 1ブロック 0 2 2ブロック 0 3 3ブロック 0 4 4ブロック 0 5 5ブロック 0 6 6ブロック 0 7 7ブロック 0 8 8ブロック 0 9 9ブロック 0 A 10ブロック 0 B 11ブロック 0 C 12ブロック 0 D 13ブロック 0 E 14ブロック 0 F 15ブロック 1 0 16ブロック 21 / 25 ~ ~ ~ 9 5 149ブロック F F IDm

22 / 25 8. 動作パラメータの詳細 R/W ユニットはパラメーターメモリを内蔵しておりこの内容を変更することで動作の設定を変更することが可能です パラメーターメモリの内容を変更する方法は以下のとおりです 1. コマンドによる方法 設定 :M コマンド参照 :I コマンド 名称ロックフラグパラメータ1 パラメータ2 パラメータ3 パラメータ4 パラメータ5 パラメータ6 パラメータ7 パラメータ8 内容 ロックフラグ電源 ON 直後のLED 状態タグ交信成功後の通信停止時間ブザー制御 LED 制御モード通信速度ユニットアドレス未使用読み書き対象ブロック番号未使用未使用 * 詳細は各コマンドの説明を参照ください *: ロックフラグの下 2 バイトのみ書き換え可能

23 / 25 パラメータ 1: 電源 ON 直後の LED 状態 ( 上位 4 ビット ) ( 下位 4 ビット ) 上位 赤 LED 緑 LED 4ビット の状態 の状態 0 消灯 消灯 1 消灯 点滅 1 2 消灯 点滅 2 3 消灯 点灯 4 点滅 1 消灯 5 点滅 1 点滅 1 6 点滅 1 点滅 2 7 点滅 1 点灯 8 点滅 2 消灯 9 点滅 2 点滅 1 A 点滅 2 点滅 2 B 点滅 2 点灯 C 点灯 消灯 D 点灯 点滅 1 E 点灯 点滅 2 F 点灯 点灯 点滅 1 周期 :1.0 秒点滅 2 周期 :2.0 秒 0 固定 パラメータ 2: タグ通信成功後の通信停止時間 ( 上位 4 ビット ) 上位 4 ビット 通信停止時間 ( 単位 : 秒 ) 0 0.1 1 0.7 2 1.4 3 2.1 4 2.8 5 3.5 6 4.2 7 4.9 8 5.6 9 6.3 A 7.0 B 7.7 C 8.4 D 9.1 E 9.8 F 10.5 bit0 ブザー制御, 通信成功後の通信の有無 ( 下位 4 ビット ) 0: タグとの通信が出来た時ブザーを鳴らさない 1: タグとの通信が出来た時ブザーを鳴らす bit1 未使用 bit2 未使用 bit3 0: 自動通信する 1: 自動通信しない

24 / 25 パラメータ 3: LED 制御モード 上位 4 ビット 0 LED 制御モードマニュアル ( コマンド制御 ) 1 自動 注 : マニュアル制御の場合 ホストから送信されるステータス情報に従います ( 電源 ON 直後はパラメータ 1 の情報に従います ) 自動制御の場合 通常時は緑 LED が点灯します 通信成功時は下位 4 ビットで指定された時間赤 LED が点灯します 下位 4 ビット 下位 4 ビット 未使用 赤 LED 点灯時間 ( 単位 : 秒 ) 0 0.1 1 0.7 2 1.4 3 2.1 4 2.8 5 3.5 6 4.2 7 4.9 8 5.6 9 6.3 A 7.0 B 7.7 C 8.4 D 9.1 E 9.8 F 10.5 パラメータ 4: 通信速度 ( 上位 4 ビット ) ユニットアドレス ( 下位 4 ビット ) 0: 9600bps ODD 8 1 1:19200bps ODD 8 1 2:38400bps ODD 8 1 下位ユニット 4ビットアドレス 0 0 1 1 2 2 3 3 4 4 5 5 6 6 7 7 8 8 9 9 A A B B C C D D E E F F - 無変更 - は M コマンドのみ有効

25 / 25 パラメータ 6: 電源 ON 直後の読み書き対象メモリブロック 上位下位 4ビット 4ビット 読み書き対象ブロック 0 0 0ブロック 0 1 1ブロック 0 2 2ブロック 0 3 3ブロック 0 4 4ブロック 0 5 5ブロック 0 6 6ブロック 0 7 7ブロック 0 8 8ブロック 0 9 9ブロック 0 A 10ブロック 0 B 11ブロック 0 C 12ブロック 0 D 13ブロック 0 E 14ブロック 0 F 15ブロック 1 0 16ブロック ~ ~ ~ 9 5 149ブロック F F IDm パラメータ 5 未使用 パラメータ 7 未使用 パラメータ 8 未使用