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メールマガジン 事業用自動車安全通信 第 477 号 (H ) =はじめに= このメールマガジンは 国土交通省において収集した事業用自動車に関する事故情報等のうち重大なものについて 皆様に情報提供することにより その内容を他山の石として各運送事業者における事故防止の取り組みに活用していた

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部品01-05消耗・劣化部品説明資料

事例2_自動車用材料

平成21年5月28日

平成15年7月29日

平成 3 0 年 4 月 2 5 日自動車局審査 リコール課整備課 5 月 1 日からタカタ製エアバッグのリコール未改修車両は車検が通らなくなります! 早急にエアバッグのリコール作業を受けてください タカタ製エアバッグのリコール改修を促進するため 異常破裂する危険性が高い未改修車両 については 本年

自動車のエネルギー消費効率の算定等に関する省令に規定する国土交通大臣が告示で定める方法 ( 平成十八年三月十七日国土交通省告示第三百五十号 ) (10 15モード燃費値及びJC08モード燃費値の算定方法) 第一条自動車のエネルギー消費効率の算定等に関する省令 ( 昭和 54 年通商産業省 運輸省令第

新車販売台数のシェア 分析の前提条件 燃費 [km/l] 燃料種別新車販売台数のシェアは 自動車産業戦略 の平成 42 年度のシェアに向かって線形に変化し 技術開発等により乗用車販売平均燃費も改善すると仮定 2 この仮定を踏まえつつ 平成 27 年度燃費基準と平成 32 年度燃費基準の

- 1 - 国土交通省告示第三百十六号高齢者 障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律施行規則(平成十八年国土交通省令第百十号)第六条の二 第六条の三 第六条の四及び第二十三条の規定に基づき 同規則第六条の二の規定に基づく国土交通大臣が定める要件並びに移動等円滑化取組計画書 移動等円滑化取組報告書

. 事故 火災情報の報告 国土交通省で公表された 自動車の事故 火車種別事故 火災情報の上位は 乗用車災情報 ( 平成 年に自動車メーカーから報告さ 件 (.%) 貨物車 件 (.%) など れたもの ) の総数, 件のうち 事故 件 (.%) 火災 9 件 (.%) 平成 年車種別事故 火災情報割

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平均車齢 平均車齢 ( 軽自動車を除く ) とは 平成 30 年 3 月末現在において わが国でナンバープレートを付けている自動車が初度登録 ( 注 1) してからの経過年の平均であり 人間の平均年齢に相当する 平均車齢は 新車販売台数が減少し 自動車が長く使われると高齢化が進む 逆に新車販売台数が

年 車種 主な車種の平均車齢推移 乗用車貨物車乗合車 乗用車計普通車小型車貨物車計普通車小型車乗合車計普通車小型車 昭和 52 年 (1977 年 ) 昭和 53 年 (1978 年 )

News Release 平成 30 年 4 月 5 日 消費者安全法の重大事故等に係る公表について 消費者安全法に基づき 平成 30 年 3 月 26 日から平成 30 年 4 月 1 日までに関係行政機関等から生命 身体被害に関する消費者事故等として通知された事案は 67 件 うち重大事故等とし

4. 変更年月日 平成年月日 5. 確認事項 他車種におけるレンタカー事業当初開始年月日 ( 平成年月日 ) 新たにマイクロバスを導入する場合 理由 マイクロバスを導入する理由 レンタカー型カーシェアリングを実施又は廃止する理由 配置車両のワンウェイ方式を中止する理由 ( 該当するものに ) ラウン

年 車種 主な車種の平均車齢推移 乗用車貨物車乗合車 乗用車計普通車小型車貨物車計普通車小型車乗合車計普通車小型車 昭和 53 年 (1978 年 ) 昭和 54 年 (1979 年 )

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News Release 平成 27 年 4 月 2 日 消費者安全法の重大事故等に係る公表について 消費者安全法に基づき 平成 27 年 3 月 23 日から平成 27 年 3 月 29 日までに関係行政機関等から生命 身体被害に関する消費者事故等として通知された事案は 63 件 うち重大事故等と

軽井沢スキーバス事故対策検討委員会について

平成 29 年度自動車局税制改正要望事項 1. 車体課税の見直し ( 自動車重量税 自動車取得税 自動車税 軽自動車税 ) 平成 28 年度与党税制改正大綱等及び 消費税率引上げ時期の変更に伴う税制上の措置 に沿って 以下の方向で所要の見直しを行う 1 自動車取得税については 消費税率 10% への

平成 31 年度 運輸安全マネジメントの取組み WILLER EXPRESS 株式会社 1

News Release 平成 30 年 8 月 30 日 消費者安全法の重大事故等に係る公表について 消費者安全法に基づき 平成 30 年 8 月 20 日から平成 30 年 8 月 26 日までに関係行政機関等から生命 身体被害に関する消費者事故等として通知された事案は 56 件 うち重大事故等

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日個連東京都営業協同組合浮間事務所

一般乗合旅客自動車運送事業者 ( 以下 乗合事業者 という ) が一般乗合旅客自動車運送事業 ( 以下 乗合事業 という ) の用に供する事業用自動車 ( 以下 乗合車両 という ) を用いて一般貨物自動車運送事業を行う場合において 350 キログラム以上の貨物を運送する場合における一般貨物自動車運

当社は エキゾーストシステムの専門メーカーとして長年の経験と実績にもとづき エキゾーストシステムにかかわる多種多様の製品を製造 販売しております 既存の製品のほか 図面またはサンプルをご提供いただけましたら 特注品の製作も 1 本より承っております 軽自動車から大型トラック 補修部品の供給がなくなっ

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車両の不具合経験は顧客満足に大きく影響を与える 大型トラックの場合 車両について何らかの品質上の不具合を経験した層の 車両 評価は 542 ポイントであった 不具合がなかった層 (619 ポイント ) に比べ 77 ポイントも評価が低い ( 小型トラックでは 不具合あり :522 ポイント なし :

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初任運転者に対する指導内容 ( 座学 ) 菰野東部交通株式会社 指導教育の内容 事業用自動車の安全な運転に関する基本的事項 道路運送法その他の法令に基づき運転者が遵守すべき事項及び交通ルール等を理解させるとともに 事業用自動車を安全に運転するための基本的な心構えをしゅうとくさせる ( 事業用自動車に

分析手法の選択 燃費や車体重量 排気量に応じて減税措置が異なるエコカー減税 グリーン化特例の分析には 車種別データ等を扱うことができる非集計モデルが適切である 分析手法の分類 車体課税における税制グリーン化の分析に係る先行研究の多くは 部分均衡分析の手法が使われている 本分析手法のロジットモデルは

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自動車の車体課税の見直しについて 平成 23 年 11 月 15 日 国土交通副大臣松原仁 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism

1 はじめに

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目的このガイドライン 実施事項の一覧は平成 24 年に国土交通省が策定した 輸送の安全を確保するための貸切バス選定 利用ガイドライン に準拠した内容となります 関係者 利用者と貸切バス事業者が お互いの事業活動をする上で欠かすことのできないパートナーであることを理解し その協力体制の確立により法令等

1 日本再興戦略 2016 改革 2020 隊列走行の実現 隊列走行活用事業モデルの明確化ニーズの明確化 ( 実施場所 事業性等 ) 技術開発 実証 制度 事業環境検討プロジェクト工程表技高齢者等の移動手段の確保 ( ラストワンマイル自動走行 ) 事業モデルの明確化 ( 実施主体 場所 事業性等 )

1999年2月 日

【資料1】高齢運転者に係る交通事故分析

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本章では 衝突被害軽減ブレーキ 車線逸脱警報 装置 等の自動車に備えられている運転支援装置の特性 Ⅻ. 運転支援装置を 備えるトラックの 適切な運転方法 と使い方を理解した運転の重要性について整理しています 指導においては 装置を過信し 事故に至るケースがあることを理解させましょう また 運転支援装

NITAS の基本機能 1. 経路探索条件の設定 (1) 交通モードの設定 交通モードの設定 とは どのような交通手段のネットワークを用いて経路探索を行うかを設定するものです NITASの交通モードは 大きく 人流 ( 旅客移動 ) 物流( 貨物移動 ) に分かれ それぞれのネットワークを用いた経路

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P01-16

平成 31 年度自動車取得税の軽減措置について 平成 31 年度の自動車取得税の軽減措置について 次のとおり変更がありました 平成 31 年 4 月岐阜県 エコカー減税 について 環境インセンティブ機能を強化する観点から 軽減割合等の見直しを行いました なお 平成 31 年 4 月 1 日から平成

自動車税 平成 31 年 10 月の消費税率 10% への引上げ時に 自動車取得税が廃止となり 自動車取得時に新たに自動車税環境性能割が課税されます また 現行の自動車税は 自動車税種別割に名称変更されます 1 自動車税 ( 平成 31 年 10 月 1 日以降は 自動車税種別割 ) この税金は 自

1 踏切事故 とは国土交通省鉄道局の資料( 鉄軌道輸送の安全にかかわる情報 の 用語の説明 ) によれば 踏切障害に伴う列車衝突事故 列車脱線事故及び列車火災事故並びに踏切障害事故 をいいます 2 3 出典 : 国土交通省鉄道局 鉄軌道輸送の安全にかかわる情報

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資料 5 自動車検査場における OBD 検査に関する実証実験について 平成 30 年 4 月 ( 独 ) 自動車技術総合機構軽自動車検査協会 Copyright National Agency for Automobile and Land Transport Technology 1

. 第 回エコカー補助金 の概要 第 回エコカー補助金 の目的は 環境性能に優れた新車の購入を促進することで 環境対策に貢献するとともに 国内市場の活性化を図ることを目的としている この制度内容は 平成 年度燃費基準達成または平成 年度燃費基準 % 達成している車を対象に 乗用車は 万円 軽乗用車は

速度規制の目的と現状 警察庁交通局 1

- 1 - 国土交通省告示第三百十九号高齢者 障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律の一部を改正する法律(平成三十年法律第三十二号)の一部の施行に伴い 移動等円滑化の促進に関する基本方針において移動等円滑化の目標が定められているノンステップバスの基準等を定める告示の一部を改正する告示を次のように

日整連第11-   号

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,020 10,746 10,695 10,500 10,509 10,550 10,530 10, ,599 7,327 7,549 7,257 7,165 7,171 7,

自動車環境基準の審査

自動車取得税の 税率の特例 ( 法附則第 12 条の 2 の 2 第 12 条の 2 の 3 第 12 条の 2 の 5) 電気自動車 ( 燃料電池自動車を含む ) 天然ガス自動車 対象車両新車中古車 平成 30 年排出ガス規制適合又は平成 21 年排出ガス規制 NOx10% 以上低減 プラグインハ

平成 2 9 年 1 2 月 8 日北陸信越運輸局 エアバッグのリコール未改修車両を車検で有効期間を更新しない措置を開始します タカタ製エアバッグのリコール改修を促進するため 異常破裂する危険性が高い未改修車両 については 平成 30 年 5 月より 車検で有効期間を更新しない措置を講じることとしま

目 次 1 交通事故の発生状況 1 2 死傷者の状況 (1) 齢層別の状況 3 (2) 状態別の状況 5 (3) 齢層別 状態別の状況 7 (4) 損傷部位別の状況 12 (5) 昼夜別の状況 14 3 交通事故の状況 (1) 齢層別の状況 17 (2) 法令違反別の状況 19 (3) 飲酒別の状況

目次 1 1. 奈良市中心部の道路交通環境 1) 広域的な自転車利用ネットワーク P2 2) 幹線道路の交通状況 ( 交通量 ) P3 3) 幹線道路の交通状況 ( 混雑状況 ) P4 2. 自転車事故の分析結果 1) 道路種別別 ( 国道 県道 市道 ) 自転車事故発生状況 P5 2) 自動車交通

(2) 自動車騒音及び道路交通振動対策に係る法体系自動車騒音及び道路交通振動対策に係る法律としては 昭和 42 年に制定された公害対策基本法 ( 平成 5 年より環境基本法 ) に基づく施策を実施するため 昭和 4 3 年に騒音規制法 昭和 51 年に振動規制法が制定された 自動車騒音に係る環境基準

「犯罪被害者等の安全・安心の確保」への取組状況及び今後の方針

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クリーンディーゼル乗用車 * について 新車新規登録等時及び時のは免除となります 2 回目の継続検査等時のは本則税率による税額となります の特例措置 マツダ CX-3 LDA-XXXXX 0 マツダ CX-5 LDA-XXXXX 0 マツダ アクセラ LDA-XXXXX 0 マツダ アテンザ LDA

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目次 本書の使い方 1. 本書について 2 2. 収録車種について 2 3. 収録内容について 2 4. 配線図 & 用語について 2 5. 関連書籍について 3 トヨタ (TOYOTA) 1 コースター ( 16 型 ~) (XZB60 70 型 ) 1. リレーロケーション 4 2. 配線図 1


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仕様書等の一部修正について 平成 24 年 3 月 16 日付けで公告した 北海道森林管理局及び管内森林管理 ( 支 ) 署官用自動車点検業務 の仕様書等について 下記のとおり修正する 平成 24 年 4 月 25 日 記 1. 修正箇所及び内容 (1) 入札書 ( 内訳書 ) 内訳明細書 ( 仕様

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国自安第 6 1 号の 2 国自旅第 7 0 号の 2 平成 29 年 6 月 30 日 公益社団法人日本バス協会会長殿 国土交通省自動車局安全政策課長 自動車局旅客課長 旅客自動車運送事業運輸規則第 47 条の 7 第 1 項の規定に基づき旅客自動車運送事業者が公表すべき輸送の安全にかかわる事項等

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Press Information

(1) CO2 EV ~20 1/3 2

自動車税 納税義務者 ( 法 123) 1 自動車の所有者に課税します ( 所有者課税 ) なお 割賦販売などで売主が自動車の所有権を留保している場合は 買主を自動車の所有者とみなして課税します 2 国または地方公共団体等が所有する自動車の貸与を受けてその自動車を使用する場合は その使用者が納税義務

運転者 項目 使用車両及び権原 損害賠償措置 運行管理の責任者の選任 整備管理の責任者の選任 安全運転管理者の選任 要件 第二種運転免許を受けている者 第一種運転免許を受けており 国土交通大臣が認定する講習を修了している者 運行主体が使用権原 ( 使用できる権利 ) を有するもの 車両は原則として貨

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継続検査 OSS に関して 国土交通省自動車局 自動車情報課 平成 28 年 9 月 9 日 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism 1

資料 1 逆走事案のデータ分析結果 1. 逆走事案の発生状況 2. 逆走事案の詳細分析

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配慮事項 1 鉛の使用量 ( バッテリーに使用されているものを除く ) が可能な限り削減されていること 2 資源有効利用促進法の判断の基準を踏まえ 製品の長寿命化及び省資源化又は部品の再使用若しくは材料の再生利用のための設計上の工夫がなされていること 特に 希少金属類の減量化や再生利用のための設計上

【資料8】車両安全対策の事後効果評価rev4

目次 1. 原価計算シートの目的 対象となる利用者 原価計算シートの構成 原価計算シートの利用方法... 1 (1) 車両別の原価計算シート... 1 (2) 取引先別の原価計算シート... 4 (3) 運行ルート別の原価計算シート 原


Transcription:

別紙 バス火災事故の状況について ~ 事業用バスの火災事故 件の分析 ~ 対象とした火災事故は 自動車事故報告規則 ( 省令 ) による報告等により把握したものである ( 平成 1 年 1 月 ~1 年 月に発生したもの ) 衝突による二次的な火災事故及び放火は除いた 自家用バスの火災事故は少なかった ( 件 ) ため 事業用バスの 件を対象として分析した ( 内訳 ) 平成 1 年中発生 : 1 件平成 1 年中発生 : 31 件平成 17 年中発生 : 件平成 1 年中発生 : 17 件合計 : 件 国土交通省自動車交通局 技術安全部整備課 平成 19 年 月 1

~ 出火原因等別 ~ 原因については 整備作業ミスの他 エンジンルーム内に置いたウエス等への 着火やサイドブレーキ戻し不足といったミスがある他 適切な点検整備をしていれば 免れたと考えられる火災事故が相当数ある また リコール等の対象となっている不具合もある 出火に至る状況では ショート等電気関係不具合 燃料漏れ ブレーキ タイヤ の加熱が目立つ 出火箇所では エンジン付近の出火が多い 原因 ( 一次的なもの ) 事業用バス火災事故原因 ( 推定も含む ) 合計 : 件 ( 一部原因の重複あり ) 3 3 1 3 1 整備作業ミス 点検整備不十分ウエス等着火サイドブレーキ戻し不足等設計 製作上の不具合 ( リコール等 ) 原因 ( 推定も含む ) 整備作業ミス点検整備不十分ウエス等着火サイドブレーキ戻し不足等設計 製作上の不具合 ( リコール等 ) 不明 不明 出火に至る状況 3 1 13 燃料漏れ エンジンオイル漏れ 事業用バス火災事故出火に至る状況 3 合計 : 件 ショート等電気関係不具合 ブレーキ タイヤ加熱 排気管からの排気漏れ等 DPF 等加熱 その他 出火に至る状況 燃料漏れエンジンオイル漏れショート等電気関係不具合ブレーキ タイヤ加熱排気管からの排気漏れ等 DPF 等加熱その他 出火箇所 3 事業用バス火災事故出火個所別合計 : 件 1 エンジン付近の出火タイヤ ブレーキ付近の出火排気管付近の出火その他 出火個所 ( 注 ) 自動車事故報告規則 ( 省令 ) に基づく報告内容からは 必ずしも明らかでない部分も ある程度推定をした

~ メーカー別 ~ メーカー別の火災事故を 保有車両数と比較したところ 明確な 傾向は見えない ネオプラン, 件, % 事業用バス火災事故メーカー別 メルセデス, 1 件, 1% 日デ, 9 件, % いすゞ, 1 件, 1% 三菱ふそう, 33 件, 39% 日野, 7 件, 3% マツダ % 事業用バス保有車両数メーカー別 輸入 % その他 % トヨタ 3% 日産 1% 日デ % いすゞ 19% ( 注 ) 平成 1 年 3 月末現在 自動車保有車両数より 日野 9% 三菱ふそう 3% 1. 1...... 事業用バス火災事故シェア / 保有車両数シェアメーカー別 1.1 1.1.9.9 三菱ふそう 日野 いすゞ 日デ 3

~ 用途別 道路種別 ~ 用途別に発生を見ると 乗合旅客と貸切旅客が半々であるが 貸切旅客の方が保有車両数に比べて発生が多い 事業用バス火災事故用途別 貸切旅客, 3 件, % 事業用バス保有車両数用途別 貸切旅客,, 両, 3% 乗合旅客, 3 件, % ( 注 ) 平成 1 年 3 月末現在 乗合旅客,,1 両, 7% 道路種別に発生を見ると 高速道路等よりもその他の一般道においてやや発生が多い 乗合旅客では一般道 貸切旅客では高速道路等での発生の方が多い 事業用バス火災事故用途 道路種別 道路種別不明, 9 件, % 貸切 その他, 1 件, 1% 乗合 高速道路等, 9 件, % 乗合 その他, 件, 3% 道路種別の発生状況 その他は 合計 件 9% 貸切 高速道路等, 件, 3% 高速道路等は 合計 3 件 1%

~ 車齢別 ~ 車齢別に発生を見ると 比較的新しい車両でも発生しているが 車齢の高い車両でが多い傾向がある 車齢 年以上が約 7 割を 占める 事業用バス火災事故車齢別 パーセンタイル ( 車齢の高い方から積み上げ ) バス火災 1 パーセンタイル 年 1 年 年 3 年 年 年 年 7 年 年 9 年 年 11 年 年 13 年 火災事故発生時の車齢 1 年 1 年 1 年 17 年 1 年 19 年以上 ( 注 ) 車齢 3 年以下で 件の火災事故が発生しているが その内訳は次のとおり リコール対象 ショート等電気関係不具合 エンジン付近の出火 原因等不明 タイヤ付近の出火 原因不明 ショート等電気関係不具合 エンジン付近の出火 点検整備不十分 燃料漏れ エンジン付近の出火 原因不明 ショート等電気関係不具合 出火場所不明

~ 車齢別 ~ 車齢別に 1 万台当たり発生を見ると 車齢の高い車両の方が台 当たりの発生が多い傾向がある 事業用バス火災事故車齢別一万台当たり 1 1 1 年 1 年 年 3 年 年 年 年 7 年 年 9 年 年 火災事故発生時の車齢 11 年 年 13 年 1 年 1 年 1 年以上 参考 割り算に使用した車齢別の保有車両数については 平成 1 年 3 月末の保有車両数をもとに推計した バス火災 / 保有車両数 ( 推計 ) 事業用バス火災事故と車齢別保有車両数 ( 推計 ) 1 1 保有車両数は 車齢 年以上が約 7 割を占める 保有車両数 ( 推計 ) バス火災 1, 1,,,,,, 保有車両数 ( 推計 ), 年 1 年 年 3 年 年 年 年 7 年 年 車齢 9 年 年 11 年 年 13 年 1 年 1 年 1 年以上

~ 総走行距離別 ~ 総走行距離別の発生を見ると 走行距離が約 万キロのバスの火災が一件 約 17 万キロのバスの火災が二件ある ( 注 ) 件の事故のうち 火災事故当時の総走行距離の情報が得られた3 件について整理した 件 事業用バス火災事故総走行距離別 (3 件 ) 件 火災事故 件 件 件 件 件 ~ ~ ~ ~ ~ ~ 1~ 1~ 1~ 1~ ~ 総走行距離 ( 万 km) 火災事故を起こしたバスの車齢と総走行距離の分布 (3 件 ) 総走行距離 ( 万 km) 1 1 車齢 7

~ 事業者保有車両数別 ( 規模別 ) ~ 事業者保有車両数別 ( 規模別 ) に発生を見ると 両以下の規 模の小さな事業者において 保有車両数当たりの発生が多い傾 向があるものの 顕著な集中があるわけではなく それよりも大きい 規模の事業者でも火災事故が発生している 事業用バス火災事故事業者保有車両数別 ( 合計 : 件 ) 両以下 % 19 件 3 両以下 % 9 件 両以下 % 件 両以下 % 7 件 両以下 9% 件 3 両以下 % 件 両以下 % 7 件 1 両以上 19% 1 件 両以下 1% 3 両以下 13% 両以下 7% 両以下 9% 両以下 1% 3 両以下 9% 両以下 % 1 両以上 1% 保有車両数事業者保有車両数別 ( 合計 :, 両 ) ( 注 1) 保有車両数は 乗合と貸切を合わせたもの ( 平成 1 年 3 月末 ) ( 注 ) 下段の各区分の割合は ( 社 ) 日本バス協会の会員名簿 ( 平成 1 年 月 ) と運輸支局等のデータ ( 平成 1 年 3 月末 ) をもとに推計 参考 : 事業者数を 事業者保有車両数別に見てみると 両以下の規模の小さ な事業者が約 /3 を占める 事業者数事業者保有車両数別 両以下 3% 3 両以下 1% 1 両以上 1% 両以下 7% 3 両以下 19% 両以下 % 両以下 3% 両以下 1% % % % 7% % ( 注 1) 保有車両数は 乗合と貸切を合わせたもの ( 平成 1 年 3 月末 ) ( 注 ) 下段の各区分の割合は ( 社 ) 日本バス協会の会員名簿 ( 平成 1 年 月 ) と運輸支局等のデータ ( 平成 1 年 3 月末 ) をもとに推計 なお 全バス事業者数は 3, 弱と推計

主な車種の平均車齢推移 / 平均使用年数推移 ( 我が国の自動車保有動向 より ) < 参考 1> 主な車種の平均車齢推移 バスの平均車齢は 9.1 年 11 9 平均車齢 7 バストラック乗用車 3 1 主な車種の平均使用年数推移 バスの平均使用年数は 1. 年 17 1 1 1 13 11 9 7 3 1 昭和 年 (191) 昭和 7 年 (19) 昭和 年 (193) 昭和 9 年 (19) 昭和 年 (19) 昭和 1 年 (19) 昭和 年 (197) 昭和 3 年 (19) 平成元年 (199) 平成 年 (199) 平成 3 年 (1991) 平成 年 (199) 平成 年 (1993) 平成 年 (199) 平成 7 年 (199) 平成 年 (199) 平成 9 年 (1997) 平成 年 (199) 平成 11 年 (1999) 平成 年 () 平成 13 年 (1) 平成 1 年 () 平成 1 年 (3) 平成 1 年 () 平成 17 年 () 平成 1 年 () 昭和 年 (197) 昭和 1 年 (197) 昭和 年 (1977) 昭和 3 年 (197) 昭和 年 (1979) 昭和 年 (19) 昭和 年 (191) 昭和 7 年 (19) 昭和 年 (193) 昭和 9 年 (19) 昭和 年 (19) 昭和 1 年 (19) 昭和 年 (197) 昭和 3 年 (19) 平成元年 (199) 平成 年 (199) 平成 3 年 (1991) 平成 年 (199) 平成 年 (1993) 平成 年 (199) 平成 7 年 (199) 平成 年 (199) 平成 9 年 (1997) 平成 年 (199) 平成 11 年 (1999) 平成 年 () 平成 13 年 (1) 平成 1 年 () 平成 1 年 (3) 平成 1 年 () 平成 17 年 () 平成 1 年 () 年 平均使用年数 バストラック乗用車 年 9

主な車種の車両火災事故 ( 自動車運送事業用自動車事故統計年報 より ) < 参考 > 1 1 業態別火災事故発生の推移 ( 件 ) トラックハイ タクバス 事業用乗用の保有車両数は 73,11 両なので 一万台当たり発生は.33 事業用トラックの保有車両数は 1,,93 両なので 一万台当たり発生は 1.7 13 1 7 9 3 事業用バスの保有車両数は,77 両なので 一万台当たり発生は 1. 3 37 3 7 3 3 7 3 9 9 9 9 9 7 3 73 3 1 3 3 7 7 11 1 1 1 1 S3 H 元 3 7 9 11 13 1 1 1 17 ( 年 ) 9 19 ( 注 1) 保有車両数は 平成 1 年 3 月末 ( 注 ) ここでの火災事故発生は 自動車事故報告規則による報告があったもの 他方 件 ( 平成 1 年 1 月 ~1 年 月 ) は その他により把握できたものも加える一方 衝突による二次的な火災事故及び放火を除いているため は合わない