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宮城県総合防災情報システム(MIDORI)

アンケート調査の概要 目的東南海 南海地震発生時の業務継続について 四国内の各市町村における取り組み状況や課題等を把握し 今後の地域防災力の強化に資することを目的としてアンケート調査を実施 実施時期平成 21 年 11 月 回答数 徳島県 24 市町村 香川県 17 市町 愛媛県 20 市町 高知県

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第8章 災害復旧計画

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平成 28 年度 県民 Webアンケート 第 6 回自主防災の取り組みについて 実施期間 2016/9/15~2016/9/21 アンケート会員数 224 人回収数 191 件 ( 回収率 85.3%) 近年 全国各地で自然災害が多発しており 奈良県でもいつ大きな災害に見舞われるかわかりません 災害

Microsoft PowerPoint - 参考資料 各種情報掲載HPの情報共有

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第 1 章実施計画の適用について 1. 実施計画の位置づけ (1) この 南海トラフ地震における具体的な応急対策活動に関する計画 に基づく宮崎県実施計画 ( 以下 実施計画 という ) は 南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 14 年法律第 92 号 以下 特措法 と

L アラート ( 災害情報共有システム ) の概要 1 情報発信 情報伝達 地域住民 市町村 災害時の避難勧告 指示 お知らせ等 収集 フォーマット変換 配信 テレビ事業者 システム接続 ケーブル地上波 デジタル TV データ放送など ( テキストで表示 ) 情報閲覧 入力 防災情報 お知らせ等 都

その一方で 防災行政無線の聞き取り状況の調 査では 図 3に示すように20% の人が放送内容を聞き取れなかったと答えており 今後の改善 もしくは代替え手段の充実の必要性を示唆している なお 情報の入手先としてテレビの割合が低いのは地震による停電 ( 岩手県 宮城県では95% 以上が停電 ) が原因と

対応すべき行動_0921

U2. 北朝鮮のミサイルについて Q3. 北朝鮮によるミサイル発射の現状はどうなっているのか 北朝鮮は 過去に例を見ない頻度でミサイルを発射しており 平成 28 年 8 月以降 ミサイルが日本の排他的経済水域 (EEZ) 内に落下する事例も起こっています Q4. ミサイルは 発射から何分位で日本に飛

第 5 部 南海トラフ地震防災対策推進計画

Q4. ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか A4. 北朝鮮から弾道ミサイルが発射され 日本に飛来する場合 極めて短時間で日本に飛来することが予想されます 例えば 本年 2 月 7 日に北朝鮮西岸の東倉里 ( トンチャンリ ) 付近から発射された弾道ミサイルは 約 10 分後に 発

【東日本大震災発生から7年】「災害への備えに関する調査」結果 ~あなたのご家庭の備えを点検しませんか~_損保ジャパン日本興亜

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PowerPoint プレゼンテーション

ことを呼びかけます Q4. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A4. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建物等がない場合は 物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守ってください 屋内にい

平成 26 年 3 月 28 日 気象庁 特別警報の認知度等に関する調査結果 ( 概要 ) I 調査の概要 1 目的 国民の特別警報に対する認知度 理解度を把握し 今後の特別警報の運用や利活用の促進 当庁 の周知 広報活動に資するための資料の収集 2 調査内容 (1) 特別警報の認知状況 (2) 特

浸水深 自宅の状況による避難基準 河川沿いの家屋平屋建て 2 階建て以上 浸水深 3m 以上 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 浸水深 50 cm ~3m 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難上階に垂直避難 浸水深 50 cm未満 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 自宅に待

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H25 港南区区民意識調査

スライド 1

奈良県ライフライン 情報共有発信マニュアル 第 3.3 版 平成 24 年 7 月 奈良県ライフライン防災対策連絡会

Ⅱ 土砂災害警戒情報が出たら 緊急連絡網による連絡 電話 メール FAX その他 ( ) の実施 ( 副会長, 各種団体, 該当する自主防災部等 ) 緊急避難場所の開設準備を指示 隣接自主防災会へ情報を提供 該当自主防災部を通じて, 緊急避難場所として の開設準備中 ( 又は開設済み ) を住民へ伝

その時点で改めて ミサイルが落下する可能性がある旨を伝達し 直ちに避難することを呼びかけます Q4. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A4. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建

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2 地震 津波対策の充実 強化 (1) 南海トラフ地震や首都直下地震の被害想定を踏まえ 地震防災上緊急に整備すべき施設整備 津波防災地域づくりに関する法律 の実効性確保 高台移転及び地籍調査の推進など事前防災や減災に資するハード ソフトの対策を地方公共団体が重点的に進めるための財政上の支援措置を講じ

(3) 設備復旧対策事例 ~ 基地局及びエントランス回線通信事業者各社で取り組んだ主な基地局あるいはネットワーク設備復旧対策としては 光ファイバー 衛星回線 無線 ( マイクロ ) 回線の活用による伝送路の復旧や 山頂などへの大ゾーン方式 ( 複数の基地局によるサービスエリアを1つの大きなゾーンとし


( 参考資料 ) 緊急速報メールを活用した 洪水情報のプッシュ型配信 国土交通省四国地方整備局松山河川国道事務所平成 29 年 3 月

(2) 日本の領土 領海の上空を通過した場合 旧 1 ミサイル発射情報 避難の呼びかけ 新 ミサイル発射情報 ミサイル発射情報 先程 北朝鮮からミサイルが発射された模様です 続報が入り次第お知らせします ミサイル発射 ミサイル発射 北朝鮮からミサイルが発射された模様です 頑丈な建物や地下に避難して下

訓練時間に専用ブザー音が鳴るよう設定することもできます 以下を参考にして設 定してください 参考: 地震防災訓練アプリ (NTTドコモ) の使用方法 地震防災訓練アプリとは? 事前に本アプリに訓練の日時を設定すると 設定した日時にエリアメール ( 緊急地震速報 ) のブザー音が鳴ります 利用の流れ

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北朝鮮から発射された弾道ミサイルが日本に飛来する可能性がある場合における全国瞬時警報システム (J アラート ) による情報伝達に関する Q&A Q1. 北朝鮮の弾道ミサイル発射の現状はどうなっているのでしょうか A1. 北朝鮮は過去に例を見ない頻度で弾道ミサイルを発射し 平成 28 年 8 月以降

() 港南区の防災 箇条 港南区の防災 箇条は平成 年に定められましたが 初めて言葉を聞いた が% と最も多く 認知度は低くなっています 内容を知っており 箇条をもとに災害時の備えを実施している は% にとどまっています [ 性年代別防災五箇条認知度 ] 高齢者の方が認知度が高くなる傾向にあり 男女

スライド 1

住民アンケート調査結果 調査概要 平成 29 年 8 月 29 日 ( 火 ) 及び9 月 15 日 ( 金 ) の北朝鮮による我が国の上空を通過する弾道ミサイルの発射に際しては 全国瞬時警報システム (J アラート ) を使用して 国民の皆様に情報提供したところです 今回 今後の国民保護施策の参考

目次 1. はじめに 1 2. 協議会の構成 2 3. 目的 3 4. 概ね5 年間で実施する取組 4 5. フォローアップ 8

事業継続計画(BCP)作成用調査ワークシート

(溶け込み)大阪事務所BCP【実施要領】

2 被害量と対策効果 < 死者 負傷者 > 過去の地震を考慮した最大クラス あらゆる可能性を考慮した最大クラス 対策前 対策後 対策前 対策後 死者数約 1,400 人約 100 人約 6,700 人約 1,500 人 重傷者数約 600 人約 400 人約 3,000 人約 1,400 人 軽傷者

弾道ミサイルが発射された場合の情報伝達と取るべき行動に関する Q&A 情報伝達の概要について Q1. どのような場合に J アラートが使用されるのでしょうか A1. 全国瞬時警報システム (J アラート ) は 弾道ミサイルが日本の領土 領海に落下する可能性又は領土 領海を通過する可能性がある場合に

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( 県の責務 ) 第三条県は 地震防災に関する総合的な施策を策定し 及びこれを実施する責務を有する 2 県は 市町村 自主防災組織その他防災関係機関等と連携して 地震防災対策を推進しなければならない 3 県は 地震に関する調査及び研究を行い その成果を県民 事業者及び市町村に公表するとともに 地震防

Microsoft Word - 02.H28秋 重点提言本文【合本】1110.doc

東京事務所版 BCP 実施要領目次応急頁 < 第 1グループ> 直ちに実施する業務 1 事務所における死傷者の救護や搬送 応急救護を行う一時的な救護スペースの設置 運営 備蓄の設置 医療機関への搬送 1 2 事務所に緊急避難してきた県民や旅行者等への対応 避難 一次避難スペースの運営 指定避難所への

「南九州から南西諸島における総合的防災研究の推進と地域防災体制の構築」報告書

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3.[ トップ画面 ] データ放送連携トップ画面 トップ画面には ゆめネットデータ放送と連携した情報が表示されます " メニュー部分を左右に移動させると様々な情報メニューが表示されます " 情報メニューをタップすると内容が表示されます " データ放送以外の情報は 下部のタブメニューをタップすると他の

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5 防災の日を知っている方は約 8 割 防災の日については知っている 聞いたことがあると答えた方が 8 割以上を占めました 9 月 1 日が防災の日 であることまでご存知の方は全体のうち 57.5% でした (Q10 参照 ) アンケート概要 アンケートタイトル地震防災に関するアンケート リサーチ実

( 施設名 ) における 土砂災害時の避難確保計画 各施設の状況に応じて 赤字部分を修正してください 福祉施設 医療機関両方で使用できる内容にしています 不要な部分は削除してください 施設の状況に応じて内容を追加してください ( 提出時 このテキストボックスは削除してください ) 平成 年 月

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防災 減災への民間情報の活用の必要性 東日本大震災において 明らかになった課題 従来の情報収集の取組 職員による現地調査 報道機関からの情報 通報 検知器 ( センサー ) 課題 対応できる人員の限界 小さな地域に関する情報の不足 紙情報が多い 情報の整理 管理が困難 設備 維持費用が大きい 上記課

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⑥調査結果(防災・減災)

~ 二次的な被害を防止する ~ 第 6 節 1 図 御嶽山における降灰後の土石流に関するシミュレーション計算結果 平成 26 年 9 月の御嶽山噴火後 土砂災害防止法に基づく緊急調査が国土交通省により実施され 降灰後の土石流に関するシミュレーション結果が公表された これにより関係市町村は

地震防災に関するアンケート調査結果について

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今治市地域防災計画とは 計画の目的 地域防災計画は 災害対策基本法第 42 条の規定に基づき 今治市防災会議が作成する計画であって 今治市に係わる災害に対して 市 県 防災関係機関が 市民の協力のもとに 災害対策を実施することにより 市民の生命 身体及び財産を災害から守ることを目的として定めています

各府省からの第 1 次回答 1. 災害対策は 災害対策基本法に規定されているとおり 基礎的な地方公共団体である市町村による第一義的な応急対応と 市町村を包括する広域的な地方公共団体である都道府県による関係機関間の総合調整を前提としている を活用してもなお対応できず 人命又は財産の保護のため必要がある

Q4. ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか A4. 北朝鮮から弾道ミサイルが発射され 日本に飛来する場合 極めて短時間で日本に飛来することが予想されます 例えば 平成 28 年 2 月 7 日に北朝鮮西岸の東倉里 ( トンチャンリ ) 付近から 発射された弾道ミサイルは 約 10

<ハード対策の実態 > また ハード対策についてみると 防災設備として必要性が高いとされている非常用電源 電話不通時の代替通信機能 燃料備蓄が整備されている 道の駅 は 宮城など3 県内 57 駅のうち それぞれ45.6%(26 駅 ) 22.8%(13 駅 ) 17.5%(10 駅 ) といずれも

目次 1 降雨時に土砂災害の危険性を知りたい 土砂災害危険度メッシュ図を見る 5 スネークライン図を見る 6 土砂災害危険度判定図を見る 7 雨量解析値を見る 8 土砂災害警戒情報の発表状況を見る 9 2 土砂災害のおそれが高い地域 ( 土砂災害危険箇所 ) を調べたい 土砂災害危険箇所情報を見る

大阪市防災 減災条例 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章本市の責務 ( 第 4 条 - 第 7 条 ) 第 3 章市民の責務 ( 第 8 条 ) 第 4 章事業者の責務 ( 第 9 条 ) 第 5 章災害予防 応急対策 ( 第 10 条 - 第 25 条 ) 第 6

目次 はじめに P3 1 災害 緊急の範囲 P3 2 時間と場所を考慮した対応の必要性 P3 3 時間ごとの対応 P4 4 場所ごとの対応 P5 5 デジタルサイネージの提供コンテンツ P6 6 緊急時を意識したデジタルサイネージシステム P6 7 情報の切替 復帰の条件 P7 8 緊急運用体制 P


あおぞら彩時記 2017 第 5 号今号の話題 トリオ : 地方勤務の先輩記者からの質問です 気象庁は今年度 (H 29 年度 )7 月 4 日から これまで発表していた土砂災害警戒判定メッシュ情報に加え 浸水害や洪水害の危険度の高まりが一目で分かる 危険度分布 の提供を開始したというのは本当ですか

本書の目的介護保険サービス事業所は, 高齢者の方が多く利用しており, 災害発生時には避難等の援助が必要となるため, 事業者は, 災害発生時に迅速かつ適切な行動をとれるように備えておく必要があります 本書は, 介護保険サービス事業所が災害対応マニュアルを作成する際に特に留意する点についてまとめています

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年齢別では 10 才代では 知っている人は 40.0% であるのに対し 30 才代以上では 7 割以上の人が 知っていると回答しています 図表 3 おおきな地震が起きると考えられていることを知っているか ( 年齢別 ) 10 才代 (N=10) 40.0% 50.0% 10.0% 20 才代 (N=

別紙 1600 年分の自然災害を振り返る災害年表マップ ~スマートフォン タブレット対応のお知らせと Web 技術者向け API 配信項目拡大のご案内 ~ 1. 災害年表マップについて災害年表マップは 過去の自然災害事例を発生年ごとに市区町村単位で Web 地図上に表示する Web サービスです 地

洪水時の避難確保計画 施設 年月作成 洪水 の避難確保計画は基本的にこのエクセル表入力に基づき出力した計画書が市町村あての提出物です 他に ワード様式 の 様式 7 防災教育訓練年間計画 様式 8 施設利用者緊急連絡先一覧 様式 9 緊急連絡網 様式 10 外部機関緊急連絡先一覧 様式 11 対応別

報道関係者各位 2019 年 8 月 9 日 SBI リスタ少額短期保険株式会社 [ 関東財務局長 ( 少額短期保険 ) 第 1 号 ] SBI リスタ少短 地震 防災 に関するアンケート調査を実施 ~ 地震だけでなくあらゆる自然災害への警戒意識 高まる~ SBI リスタ少額短期保険株式会社 ( 本

地震被害予測システムにより建物被災度を予測 また 携帯電話と地図を利用した 被害情報集約システム では GPS 機能と地理情報システムとの連係により 現在位置周辺にある同社施工済物件を検索し 物件や周辺の被害状況を文字 静止画 動画を添付して報告することができる これら被害情報を地理情報システムに集

地震と地震保険に関するアンケート調査結果について

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防災業務計画 株式会社ローソン

平常時の防災活動 家庭内対策 指導ポイント 家屋の耐震診断と補強 家具などの転倒 落下防止と避難経路の確保 市町においては耐 家具の転倒による被害を防ぐ 震診断や耐震補強の ため タンス 食器棚などの家 補助を行っていま 具は 動かないようあらかじめ す 固定しておきましょう 冷蔵庫 などキャスター

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< 要約 > < 質問 1> あなたにとって最も備えが必要だと思う災害は何ですか? トップは圧倒的に 地震 約 8 割の方が 最も備えが必要な災害 と回答 北海道 東北では 大雪 雪崩 中国 四国 九州は 台風 大雨 洪水 を警戒 < 質問 2> ご家庭の防災対策は 100 点満点で採点すると何点で

国の法令改正等の反映近年行われた国の法令改正や防災基本計画の修正内容を反映しました 市町村が 指定緊急避難場所及び指定避難所の指定を進めることを追加 市町村が 被災者の被害状況 配慮事項等を一元的に集約した被災者台帳を作成し 総合的かつ効果的な支援の実施に努めることを追加 首都直下地震対策特別措置法

2019 年1月3日熊本県熊本地方の地震の評価(平成31年2月12日公表)

38 災害緊急時における聴覚障害者の情報伝達保障支援の状況分析 表2 生の協力のおかげで遂行することができた 避難訓練の年間実施回数 回 回 2回 3回 4回 5回以上 4 6 35 9 図 避難所担当者との連携 図2 避難訓練の年間実施回数 Ⅳ 調査研究の経過および結果 なかでも年2 3回実施して

1 防災に関する意識 (1) 災害被害の具体的イメージ ( 複数回答, 上位 4 項目 ) 平成 25 年 12 月 地震 80.4% 竜巻, 突風, 台風など風による災害 48.1% 河川の氾濫 19.6% 津波 17.8% ( 複数回答 )

二戸市地域防災計画 ( 震災編 ) の一部修正の新旧対照表現行改正案 目次 ( 震災編 ) 目次 ( 震災編 ) 第 1 章総則 第 1 章総則 第 1 節 計画の目的 351 第 2 節 計画の性格 352 第 2 節の2 災害時における個人情報の取り扱い 352 第 3 節 防災関係機関の責務及

Transcription:

本日の内容 やなせたかし 東日本大震災以降の防災対策の取り組み状況 ~ 南海地震対策の加速化と抜本的な強化 ~ 国及び高知県の被害想定の公表 ~ 正しく恐れ ともに立ち向かうために ~ 高知県総合防災情報システムの再構築 ~ 情報収集 伝達手段の多重化 ~ 本日のまとめ ~ 正しく理解し 正しく恐れ 正しく備える ~

防災情報 通信システムの概要 デジタル移動系 通信衛星 支部 土木 市町村 中継局 要請 報告 国 他都道府県 アクセスポイント デジタル移動系 支部 土木アクセスポイント市町村アクセスポイント 中継局 情報ハイウエイ 一斉伝達音声 FAX 気象情報オンライン報告災害広報 消防本部 県庁 映像 衛星車両 映像 衛星可搬局 ( 新設 ) 衛星系防災行政無線平成 4 年度導入平成 24 年度更新 映像による情報の収集 配信県外通信確保 地上系防災行政無線平成 20 21 年度更新整備平成 24 年度デジタル移動系整備 市町村 出先 地域 ( 移動 ) の通信確保 総合防災情報システム平成 19 年度更新整備 平成 25 年度更新中 防災業務の支援による迅速化防災情報の提供

高知県防災行政無線システム全体イメージ図 通信衛星 本山土木 衛星車載局 総務省 都道府県 中継局 中央西支部 市町村 中央東支部 高知土木 越知土木 安芸支部 須崎支部 移動系 四万十町土木 室戸土木 宿毛土木 幡多支部 固定系99局 幹線局 29局 県庁 中継 移動基地 支部 土木 端末局 70局 市町村 消防 総合あんしんセンター 防災関係機関 医療災対 福祉保健 航空隊 支援病院 6 5 7 33 4 8 3 0 2 衛星系2局 県庁 衛星車載 デジタル移動系08局 可搬局 08 その他 衛星携帯電話 ドコモ 危機管理部所管分 5台 土佐清水土木 NHK RKC KUTV KSS エフエム高知 自衛隊 海保 気象台 2安芸 医療センター 高知 JA高知 大学付属 赤十字 近森 仁淀 須崎くろしお 幡多県民

高知県総合防災情報システム更新業務 事業概念図 確実な情報の収集体制と多様な伝達体制の構築のため4つのシステムを新整備 事業概要 風水害や南海地震でも情報の収集や共有 広報等の防災業務を継続し 住民の皆様や県 市町村がそれぞれの防災活動に活用できるように総合防災情報システムの 機能を強化して更新します 取得 配信情報一覧 予定 情報連携機関名 予定 避難指示 勧告状況 被災状況 避難状況 アメダス情報 土砂災害警戒情報 水防観測情報 河川監視カメラ情報 四国地方整備局カメラ情報 国民保護情報 市町村 高知地方気象台 消防庁 県内放送事業者及びCATV事業者 通信事業 者 防災情報基幹業務システム 避難勧告 避難指示等 地震 津波 洪水 土砂災害 気象庁 津波 洪水等の データ配信 消防庁 防災マップ 災害報告 広報 気象情報伝達及び関係機関 との連携機能などリアルタイムな情報を提供 地域に潜む危険をマップ機能で提供 災害対策本部支援 安否確認システム 国民保護情報 土木事務所 現地報告 タブレット端末を利用した現地報告で 被害状況を共有 職員安否システムで職員の状況を把 握し 初動体制を迅速に確立 防災基幹業務システムに公共情報コモンズを導入 市町村 住民 テレビ ラジオ パソコン スマートフォン エリアメール 緊急速報メール 市 Twitter 等 町 多様な手段により県民の皆 村 様に幅広く情報を提供する 情報配信メディア 放送事業者 テレビ ラジオ 携帯電話事業者 エリアメール 緊急速報メール

本日の内容 やなせたかし 東日本大震災以降の防災対策の取り組み状況 ~ 南海地震対策の加速化と抜本的な強化 ~ 国及び高知県の被害想定の公表 ~ 正しく恐れ ともに立ち向かうために ~ 高知県総合防災情報システムの再構築 ~ 情報収集 伝達手段の多重化 ~ 本日のまとめ ~ 正しく理解し 正しく恐れ 正しく備える ~

県 世論調査結果 平成 24 年度 南海地震が起きた場合の地域 ( 住宅 ) での危険性 ( 複数回答 ) 1 揺れで 建物に被害が出る が 77.2% と最も高く 次いで 2 揺れで 家具が転倒する で 62.9% 3 火災 45.9% と続いている また 危険はない は 0.6% 程度で 何らかの危険を多くの人が感じている 南海地震への備え ( 複数回答 ) 懐中電灯 ラジオ 貴重品 医薬品又はお薬手帳などの非常持ち出し品を準備している が 49.5% と最も高く 他の項目と比べても高くなっている これに 家具などの転倒防止のため 金具などで固定している が 19.7% 3 日分以上の食料品や水を備蓄している が 18.1% と続いている 2 位は 備えは行っていない で 31.8% と 3 割の人が備えを行っていない結果となっている 地震の際の避難場所の確認の有無 避難場所を 確認している が 65.1% となっており 約 3 分の 2 の人が避難場所の確認をしている 避難場所や避難経路に対する不安 ( 複数回答 ) 最も比率が高いのは 1 避難場所への移動が不安 ( 例 : 時間 手段など ) の 41.5% で 次いで 2 避難経路の安全性が不安 ( 例 : 土砂崩れ ブロック塀倒壊など ) が 36.0% 3 避難場所の安全性が不安 ( 例 : 低地にある 崖があるなど ) が 27.2% となっている 災害に強い地域 になるために必要な取り組み ( 複数回答 ) 1 地域の避難場所の確認をしておく が 52.1% と最も高く 次いで 2 地域の公民館などに 食糧や水 救助等に必要となる資機材を備蓄しておく が 41.3% 3 災害時の危険箇所の確認をしておく が 36.7% と続いている 自主防災組織 の活動への参加状況 自主防災組織があるかわからない が 24.8% で最も高くなっている また 積極的に参加している と 時々参加している を合わせても 27.3% にとどまっている 過去 1 年間の地震防災訓練等への参加状況 1 訓練がなかった またはあったかわからない が 45.4% 2 参加した で 33.2% 3 訓練はあったが 参加していない が 18.6% と 参加した人は 全体の約 3 分の 1 にとどまっている どうすれば防災訓練に参加するか ( 複数回答 ) 1 近所同士で声を掛け合って一緒に参加する が 39.3% と最も高く 次いで 2 訓練の回数を増やす 参加しやすい日に開催する で 34.7% となっており 他の項目と比べ高い比率となっている

避難空間の整備 津波から生命を守るには早期避難の意識が最も大切 避難路 避難場所の整備も極めて重要で 実際に津波から逃げられる所がなければ いくら避難訓練をやっても効果は限定的 市町村が避難空間を整備するのに要する実質負担をゼロにする制度を創設 H25 年度に避難路 避難場所 1,437 ヶ所 津波避難タワー 117 基の整備を概成 避難空間の整備は進んだが 必ずしも住民の避難行動には繋がっていない 被害想定の公表 津波はどれくらいの時間でどこまで浸水してくるのか 対策を進めるためにはよりリアルな想定を発表する必要 精緻なシミュレーションに基づく県版の被害想定を発表したことで 具体策が非常に力強く動き出した 如何にも次に起こる地震を予測しているかのように誤解されている

正しく理解し 正しく恐れる モデル検討会が推計した震度分布 津波高の性格発生頻度は極めて低いものの 発生すれば人体な被害をもたらす最大クラスの地震 津波を 現時点での最新の科学的知見に基づき あらゆる可能性を考慮して推計したもので 南海トラフ沿いにおいて次に起こる地震 津波を予測したものではない 精緻なシミュレーションによる弊害? 津波高に振り回された結果 数字がひとり歩きしてしまった感は否めない シミュレーション結果をできる限りリアルに表現したため 如何にも次に起こる地震を予測しているかのように誤解されている 正しく備える 第 2 期行動計画に基づく対策の一斉スタートと 助かった命をつなぐ応急対策の本格化 避難路 避難場所など命を守る対策は最優先するとともに 助かった命をつなぐ発災直後から応急期にかけての対策については 3 年間で概ね完了させる 行政機関の責務としての 公助 の取り組みだけでなく 県民 事業者 自主防災組織等が行う 自助 共助 の取り組みをさらに強化させる 正しく伝える 情報収集及び情報伝達における課題 不確実な情報はどこまで伝えるべきか 予兆 宏観異常現象 etc. 伝えるべき情報は確認された情報のみか 発災直後の情報 etc.

ご静聴ありがとうございました