1. 事業の概要 児童虐待事例調査 分析事業 の概要 2 奈良県の児童虐待の現状 ~H26 年度 奈良県児童虐待事例調査 分析事業 結果報告書から ~ [ 事業の目的 ] 奈良県における児童虐待事例の現状を把握し 発生及び重症化の要因を明らかにすることにより 効果的な児童虐待防止対策に向けた重点的な取組課題を抽出する [ 検討会の組織 運営 ] 有識者からなる検討会を組織し 調査 分析に関する意見を聴取 [ 調査フロー ] 調査 1 奈良県の児童虐待の状況把握調査 調査 2 虐待事例の特徴把握と課題抽出のための調査 2. 調査 1 の概要 調査 1 [ 調査の目的 ] 平成 24 年度及び平成 25 年度に県こども家庭相談センター及び市町村が対応した児童虐待相談の事例数とその内訳を明らかにする 3 平成 24 年度 ~ 平成 25 年度に対応した児童虐待事例数は 4,045 事例 ( 事例数 ) 4 [ 調査対象 ] 平成 24 年度及び平成 25 年度に県及び市町村が対応した児童虐待相談事例 4,045 事例 [ 調査方法 ] 県及び市町村に対して 児童虐待相談として対応した児童のリスト ( 氏名 性別 虐待種別 相談経路 主な虐待者 重症度 ) の提供を依頼 リストを集計し 県及び市町村の対応が重複しているものを 1 事例にまとめる
平成 20 年と比較すると心理的虐待の割合が増加し ネグレクトが減少 5 0 歳児の割合が最も高く 次いで学齢前の児童が多い 平成 20 年度と比較するとピークに変化 6 10.0% 9.0% 8.0% H20 年度 H24 H25 年度 7.0% 6.0% 5.0% 4.0% 3.0% 2.0% 1.0% 0.0% 0 歳 1 歳 2 歳 3 歳 4 歳 5 歳 6 歳 7 歳 8 歳 9 歳 10 歳 11 歳 12 歳 13 歳 14 歳 15 歳 16 歳 17 歳 18 歳 19 歳 20 歳 軽度 の事例が最も多く 次いで 虐待の危惧あり が多い ( 事例数 ) 7 軽度 危惧あり が 7 割を占め 平成 20 年度と比較して 軽度 以下の割合が増大 8
主な虐待者は平成 20 年度と同様に 実母 が最も多いが 実父 の増加がみられる 80.0% 70.0% 60.0% 50.0% 40.0% 30.0% 24.6% 70.3% 66.9% H20 年度 H24 H25 年度 9 4. 調査 2 の概要 調査 2 [ 調査の目的 ] 児童虐待の発生及び重症化の要因を明らかにすることにより 児童虐待防止に向けた重点的な取組課題を抽出する [ 調査対象 ] 調査 1で抽出した事例 4,045 人のうち 重症度重症度が中度以上中度以上であると判定された982 事例 [ 調査方法 ] 郵送調査法 ( アンケートの発送 回収を郵送で行う方法 ) 10 20.0% 16.3% 10.0% 5.6% 3.6% 2.0% 0.8% 5.8% 4.2% 0.0% 実父実父以外の父親実母実母以外の母親その他 11 12 児童の年齢 重症度が中度以上中度以上の事例事例においても 0 歳児が最も多く 次いで 5 歳児であるである また 最重度最重度の割合割合をみるとをみると 1 歳が最も高く 次いで 0 歳が高い 100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 児童の所属 初回対応時点におけるにおける所属所属は 小学校小学校 が最も多く 次いでいで 保育所保育所 中学校中学校 の順であるである また 13.0% は乳幼児乳幼児の未所属事例未所属事例でありであり 所属所属によるによる見守見守りがりが困難困難であるである 100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 中度重度最重度
13 14 虐待種別 児童が受けたけた虐待種別虐待種別は 身体的虐待身体的虐待 が最も多く 568 事例 (57 57.8%) に認められるめられる 次いで ネグレクトネグレクト 心理的虐待心理的虐待 の順であるである 虐待種別 ( 重複パターン別 ) 身体的虐待身体的虐待のみのみ の事例事例が最も多く 次いでいで ネグレクトのみネグレクトのみ 身体的虐待身体的虐待 心理的虐待心理的虐待 の順であるである 15 16 きょうだいへの虐待 685 事例 (69 69.8%) にきょうだいがあり そのうち 584 事例 (85 85.2%) に虐待虐待またはその疑いがあるいがある 家庭の形態 292 事例 (29 29.8%) がひとり親家庭 ( 母子家庭 + 父子家庭 ) 167 事例 (17 17.0%) がステップファミリーである < 家庭の形態 > 父子家庭 父と子からなる家庭母子家庭 母と子からなる家庭ステップファミリー 子どもを持った男女の離婚 再婚によって生じてくる血縁関係のない親子関係 きょうだい関係を内包して成立している家族
17 18 子どもの要因 子どものどもの要因要因 のうちのうち 情緒情緒 行動上行動上の問題問題 が認められるめられる事例事例の割合割合が最も高く 次いで 疾病疾病 障害障害の存在存在 であるである 虐待の結果結果としてとして問題問題が生じたじた事例事例も含まれるがまれるが 子どものどもの育てにくさなどのてにくさなどの負担感負担感を抱えるえる保護者保護者へのケアにへのケアに向けたけた取り組みがみが望まれるまれる 子どもの要因 ( 情緒 行動上の問題 ) 492 事例 (50 50.1%) に子どものどもの情緒情緒 行動上行動上の問題問題があるがある 問題の内訳内訳は 不登校不登校 が最も多く 次いでいで 家出家出 夜間徘徊夜間徘徊 他者他者や物への暴力暴力 多動多動 の順であるである 19 20 子どもの要因 ( 疾病 障害の存在 ) 234 事例 (23 23.8%) に子どものどもの疾病疾病 障害障害があるがある 疾病疾病 障害障害 の内訳内訳は 発達障害発達障害 が最も多く 次いでいで 知的障害知的障害 慢性疾患 の順であるである 養育者の要因 養育者養育者の要因要因 ではでは 性格的性格的な問題問題 の割合割合が最も高く 次いでいで 子どもへの否定的否定的な感情感情 家事家事 育児能力育児能力の問題問題 であるである また の多い項目項目についてはについては よりより精度精度の高い情報収集情報収集が望まれるまれる
21 22 養育者の要因 ( 性格的な問題 ) 養育者の要因 ( 子どもへの否定的感情 態度 ) 739 事例 (75 75.3%) に養育者養育者の性格的性格的な問題問題があるがある 問題の内訳内訳は 衝動的衝動的 が最も多く 次いでいで 攻撃的攻撃的 未熟未熟 偏ったった物事物事の考え方 の順であるである 473 事例 (48 48.2%) に養育者養育者の子どもへのどもへの否定的感情否定的感情や態度態度があるがある 内訳は 態度態度の急変急変 が最も多く 次いでいで けなすけなす 疎ましいとましいと感じるじる 褒めない の順であるである 態度の急変 けなす 30.2% 29.4% 疎ましいと感じる 21.4% 褒めない 子ども嫌い 差別的扱い 無関心 その他 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 23 24 養育者の要因 ( 精神及び知的発達の問題 ) 384 事例 (39 39.1%) に養育者養育者の精神及精神及び知的発達知的発達の問題問題があるがある 問題の内訳内訳は うつうつ病 うつ うつ状態状態 が最も多く 次いでいで 人格障害人格障害 パニックパニック障害 の順であるである 養育者の要因 ( 妊娠 出産時の問題 ) 166 事例 (16 16.9%) に妊娠妊娠 出産時出産時の問題問題があるがある 問題の内訳内訳は 若年出産若年出産 が最も多く 次いでいで 母の精神疾患 望まないまない妊娠妊娠 の順であるである うつ病 うつ状態 43.2% 人格障害 11.7% パニック障害 10.4% 統合失調症 知的障害 発達障害 その他 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 若年出産 25.3% 母の精神疾患 18.7% 望まない妊娠 15.7% 母子手帳交付の遅れ 未 妊婦健診未受診飛び込み出産未婚出産の後悔その他 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0%
25 26 養育者の要因 ( 養育者の被虐待経験 ) 158 事例 (16 16.1%) で養育者養育者の被虐待経験被虐待経験が把握把握されているされている 虐待種別の内訳内訳は 心理的虐待心理的虐待 が最も多く 次いでいで 身体的虐待身体的虐待 ネグレクトネグレクト 性的虐待性的虐待 の順であるである 環境要因 環境要因のうちのうち 家族関係家族関係の問題問題 生活環境生活環境の変化変化 経済経済の問題問題 が認められためられた事例事例が高い割合割合を示しているしている 心理的虐待 38.0% あり, 16.1% 身体的虐待 34.8% なし, 12.0% ネグレクト 20.3%, 71.9% 性的虐待 3.8% 16.5% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 27 28 環境要因 ( 家族関係の問題 ) 699 事例 (71 71.2%) に家族関係家族関係の問題問題があるがある そのうち 25% 前後の事例事例で夫婦関係夫婦関係の問題問題を抱えているえている 家族の背景背景にあるにある問題問題に注意注意を払うことがうことが必要 父母の不和 27.5% 父母別居 25.8% 父母間暴力 24.6% 親子間の不和 父母と祖父母間の不和 内縁関係 きょうだい間の不和 父母いずれかの家出 子から親への暴力 きょうだい間の暴力 その他 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 環境要因 ( 生活環境の変化 ) 505 事例 (51 51.4%) に過去 1 年以内の生活環境生活環境の変化変化があるがある そのうち 父母父母の離婚離婚があったがあった事例事例は 32.3% 転居転居のあったのあった事例事例は 29. 1% 母の妊娠妊娠 出産出産のあったのあった事例事例は 24.8% である 父母の離婚 転居母の妊娠 出産父母の結婚転職 ( 父 母 ) 義父母との同居 世帯構成員の大病 大け 子どもの進学世帯構成員との死別退職 ( 父 母 ) 父母逮捕 父母別居その他 24.8% 32.3% 29.1% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0%
29 30 環境要因 ( 経済的な問題 ) 環境要因 ( 社会的サポート上の問題 ) 429 事例 (43 43.7%) に経済的経済的な問題問題があるがある そのうち 生活困窮生活困窮が認められるめられる事例事例は 45.9% 生活保護生活保護を受給受給しているしている事例は 33.1% である 294 事例 (29 29.9%) に社会的社会的サポートサポート上の問題問題があるがある そのうち 地域社会地域社会からのからの孤立孤立が認められるめられる事例事例は 49.7% 親族親族とのとの対立対立が認められるめられる事例事例は 36.1% である 生活困窮 45.9% 地域社会からの孤立 49.7% 生活保護受給 33.1% 親族との対立 36.1% 計画性欠如借金あり貸付金等の利用 親族過干渉援助機関なし その他 その他 (N=429) 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% (N=294) 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 7. 関係機関の支援及び連携 31 7. 関係機関の支援及び連携 32 連携した関係機関 最も連携連携したした割合割合の高い関係機関関係機関は学校学校で 次いでいで教育委員会教育委員会 母子保健担当機関の順であるである 連携した関係機関 ( 重症度別 ) 最重度事例ではでは 医療機関医療機関 障害福祉機関 ( 親 ) 市町村精神保健担当機関 市町村生活保護担当機関市町村生活保護担当機関 の連携連携するする割合割合が高くなるくなる またまた 母子保健担当機関 医療機関医療機関 学校学校 は最重度事例最重度事例の 3 割以上に関与関与
7. 関係機関の支援及び連携 33 7. 関係機関の支援及び連携 34 個別ケース検討会議の実施状況 母子保健サービスと各種訪問事業 51.8% の事例事例で個別個別ケーケース検討検討会議を実施実施 重度事例においてにおいて 個別個別ケーケース検討検討会議の活用の割合割合が高い 57.4% の事例事例で母子保健母子保健サーサービスビス又は児童福祉児童福祉法に基づく訪問事問事業を導入しているしている 児童児童の年齢が高くなるとくなるとの割合割合が高くなるくなる, 19.6% 中度 50.6% 29.8% 19.6% 導入あり導入なし無記入 n=591( 無記名を除外 ) なし, 28.7% あり, 51.8% 重度 最重度 44.8% 64.3% 21.1% 19.6% 15.9% 34.3% ありなし 中学生以上小学生 3% 32% 53% 46% 19% 3% 33% 11% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 乳幼児 79% 3% 9% 9% 0% 50% 100% 35 36 介入に対する養育者の反応 子どもの認識と反応 48.3% の事例事例で養育者養育者が虐待虐待を否認否認しているがしているが 16.8% の事例事例ではでは 虐待を認めてめて援助援助を求めているめている 198 事例 (20 20.2%) の児童児童が 不当不当にひどいことをされたどいことをされた と感じているじている 一方 467 事例 (48 48.3%) は でありであり 子どものどもの意思確思確認が行われていない可能可能性があるがある 227 事例 (23 23.1%) が 意思が確認できないない が そのうち 6 割ほどがどが乳幼児である
37 38 対応後の虐待状況の変化 ( 重症度別 ) 577 事例 (58 58.7%) は改善傾向改善傾向にあるにある * 改善改善 とはとは 虐待虐待が再発再発しておらずしておらず 虐待虐待が減少減少したした状態状態 でありであり 一時保護や施設入所施設入所に至ったった事例事例を含んでいるんでいる 対応後の虐待状況の変化 ( 虐待の種類別 ) ネグレクトは変化変化なしのなしの割合割合が高 Iい 39 40 虐待者と主担当機関の関係性 良好良好 やややや良好良好 の事例事例は全体全体の 60.2% 主担当機関 とは市町村と県こども家庭相談センターのうち 事例の支援に関する責任を担う機関のことである 虐待者と主たる支援機関の関係性 良好良好 やややや良好良好 の事例事例は全体全体の 67.8% 主たる支援機関 とは要対協構成機関のうち 主担当機関 以外に事例を直接支援している機関のことである 良好やや不良 やや良好不良無記入 中度 25.9% 33.8% 8.8% 5.7% 19.6% 6.2% 良好やや不良 やや良好不良無記入 中度 34.5% 33.6% 4.2% 7.7% 13.4% 6.7%, 18.7% 不良, 5.5% やや不良, 9.1% 無記入, 6.5% 良好, 27.9% やや良好, 32.3% 重度 最重度 37.0% 31.6% 5.1% 5.8% 26.8% 10.1% 15.2% 5.3% 21.1% 13.2% 13.2% 15.8% 不良, 4.3% やや不良, 8.1% 無記入, 6.9%, 12.8% やや良好, 32.5% 良好, 35.3% 重度 最重度 37.7% 36.8% 5.8% 31.2% 10.1% 9.4% 5.8% 2.6% 21.1% 13.2% 10.5% 15.8% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 0% 20% 40% 60% 80% 100%
10. 課題の整理 41 参考 42 対応の 4 つのポイント 行動主体 ( 参考 ) 虐待種別及び重症度の定義について 1 未然防止 3 発生後の対応 児童虐待の防止 ひとり親家庭親家庭へのへの支援支援の充実 子どものどもの貧困貧困や経済的経済的な困難困難を抱えるえる家庭家庭への支援支援の充実 孤立家庭への支援の充実 支援やサービスをやサービスを拒否拒否するする家庭家庭へのへの対応 家族関係の安定安定や充実充実に向けたけた支援 精神及び知的発達知的発達の問題問題を抱えるえる養育者養育者に対する理解理解と支援 育てにくいてにくい子どもをどもを養育養育するする親へのへの支援 ライフイベントにおけるリスク増大増大へのへの対応 若年妊娠 望まない妊娠への支援 特定妊婦の理解と対応 産科医療との連携 2 早期発見 養育者の成育歴上の問題の把握 母子保健担当課との連携の充実 母子保健サービスや児童福祉法に基づく訪問事業の導入に関する的確な情報収集 家庭内におけるトラブル (DV 親子不和親子不和など ) への適切適切な対応 要対協構成機関の活性化 民生 児童委員等児童委員等の地域地域の支援者支援者とのとの連携 医療機関との連携の充実 児童自身へのへの権利意識権利意識の啓発 児童に対するする虐待相談虐待相談の窓口窓口の周知徹底 アセスメントにおける情報収集の徹底 個別ケース検討会議の活用促進 障害福祉担当機関とのとの連携連携の充実 支援者と養育者養育者の関係関係づくり 子どもにどもに寄り添う支援支援の強化 定期的な支援方針支援方針の見直見直しのしの必要性 4 体制整備 県こども家庭相談センターの人員体制の整備 県と市町村市町村の役割分担役割分担の明確化 市町村の人員体制の整備 要対協調整機関のコーディネートのコーディネート機能機能の向上 的確な情報収集やアセスメントを行うための体制整備 事例のデータベースののデータベースの作成作成と運用 民間事業者とのコラボレーション 市町村 県一体となっての取組 市町村による取組 ( 要保護児童対策地域協議会 ) 県の市町村支援 県による取組 本報告書において頻出する以下の文言の定義については以下の通りとした 児童虐待の種別 身体的虐待 児童の身体に外傷が生じ 又は生じるおそれのある暴行を加えること 性的虐待 児童にわいせつな行為をすること又は児童をしてわいせつな行為をさせること ネグレクト 児童の心身の正常な発達を妨げるような著しい減食又は長時間の放置 保護者以外の同居人による虐待行為と同様の行為を放置 その他保護者としての監護を著しく怠ること 心理的虐待 児童に対する著しい暴言又は著しく拒絶的な対応 児童が同居する家庭における配偶者に対する暴力 その他の児童に著しい心理的外傷を与える言動を行うこと 児童虐待の重症度 最重度 入院が必要 頭部外傷又はそのおそれのある暴行 脱水 明らかな衰弱 首を絞める 風呂に沈める 性交を伴う性的虐待 生命にかかわる医療ネグレクト 心理的虐待による生命に関わる自傷 自殺企図重度 医療を必要とする外傷 打撲 目の外傷 火傷 幼児の打撲 性器への接触を伴う性的虐待 健康や健全発達を阻害するネグレクト中度 慢性のあざや傷痕 慢性的な生活環境不良 放置軽度 痕が残らない暴力 健康等に影響しないネグレクト虐待の危惧 虐待の事実は認められないがリスクのあるもの 橙文字 橙文字は新たに抽出された課題