第4学年  国語科学習指導案

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国語科学習指導案

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4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

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平成23年度第2回学力向上対策会議協議資料  <遠野市立綾織小学校>

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

第1学年国語科学習指導案

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2 児童への事前調査 調 査 事 項 好き どちらかとどちらかというと好きいうと嫌い 嫌い Q1 国語の学習は, 好きですか Q2 説明文の学習は, 好きですか Q3 物語の学習は, 好きですか Q4 話し合う学習は, 好きですか Q

5 単元の指導計画 (11 時間扱 ) 次時学習活動 内容指導上の留意点と評価規準 ( 評価は 評 ) 一 1 お手紙 を読んで, 学しゅう計画を立てよう 1 今まで学習した文学的な文章を振り返る 2 単元の目標と教師による音読劇 だってだってのおばあ さん を見て, 学習の見通しをもつ 3 シリー

第1学年国語科学習指導案

価 がら読んでいる 語句には性質や役割の上で類別 規 文章を読んで考えたこ があることを理解している 準 とを発表し合い 一人 指示語や接続語が文と文との意 一人の感じ方につい 味のつながりに果たす役割を理 て 違いのあることに 解し 使っている 気付いている 学 登場人物の思いを想像し 時代の状況

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第1学年国語科学習指導案

単元の学習を進めるに当たっては, 下記の5つの言語意識を明確にする 相手意識 学級の友達や家の人に 目的意識 動物の赤ちゃんの特徴を分かってもらうために 場面 状況意識 どうぶつの赤ちゃんずかん を作る 方法意識 どうぶつの赤ちゃん で読み取ったことをもとに, カードを作る 評価意識 動物の赤ちゃん

内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

し, 定期的に評価することで 自己の考え を自覚する場面を意図的に設定している 本教材の学習においては, 様々な情報の中から必要な情報を取り出し, 整理 分析し, それに基づいた自分の考えを表現する活動を通して, 自己の考えの深まりや広がり を実感させることによって, 課題改善につなげたいと考えてい

さらに自ら調べようと意欲を高めるだろう 2 児童観児童は 文字を50 音すべて学習し 少しずつ読める字や書ける字が増えてきた これまでに音読をしたり 想像したことを話したりしながら ある程度のまとまった文章がよめるようになってきている 5 月の教材 とんこととん では 登場人物のしたことを中心に想像

Microsoft Word - ③-1だれもがかかわり合えるよに

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3 4 すみれちゃんはどこでおねえさんになったのだろうか について考える 前時のカードからすみれちゃんの行動や様子について確認する すみれちゃんがかわったきっかけを読む 行動の変化前後での場面の様子について想像する わたしはおねえさん のすみれちゃんのきらりと光るところ抜き出し 理由

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

児童は, これらの 読みの観点 を使いながら, 物語のしくみや中心人物の心情の変化を捉える経験を積んできている しかし, 作品の価値や作者の思いに気付いたりすることは十分ではない (2) 教材観本単元で取り扱う教材は, 作者である小林豊氏がアフガニスタンを訪問した際の経験を基に書いた三部作の中から教

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

(2) 児童観児童は1 年生 1 月に おはなしをつくろう で 昔話をもとにして 人物と出来事を考えて簡単に物語を書く学習を行っている また 2 年生の1 学期には じゅんじょよく書こう の学習で はじめ 中 おわり の構成を考え 自分の経験を伝える文章を書く学習をしてきている この学習を通して 順

作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

国語科第 1 学年熊野町立熊野中学校指導者森島登紀子 単元名 根拠を明確にして書こう 本単元で育成する資質 能力 自ら考え判断する力, 読解力 情報収集能力 1 日 時平成 29 年 11 月 16 日 5 校時 2 場 所 1 年 3 組教室 3 学年 学級第 1 学年 3 組 (27 名男子 1

国語科学習指導案様式(案)

う言語活動を位置付けた学習をしていくという目的意識を持つ 第 2 次では 注文の多い料理店 について キャッチコピー あらすじ 二人の紳士の人物像 ここがおすすめ ( 話のおもしろさを伝える ) という要件で リーフレットにまとめる 第 3 次では 並行読書してきた宮沢賢治の作品のリーフレットを作り

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第1学年国語科学習指導案

5. 単元について本単元は,2 年生 1 学期に学習した ともこさんはどこかな から引き続いての 話す 聞く の学習である ともこさんはどこかな では, 大事なことを落とさずに話したり聞いたりできるようにすることをねらいとして学習してきた 本単元では, これに加えて互いの話をしっかり聞いてやり取りを

(3) 文語の決まりや音読の仕方を知り, 古文を音読して古文特有のリズムを味わいながら古典の世界に 触れ, 古典には様々な種類の作品があることを知ることができる ( 伝統的な言語文化と国語の特質 に関する事項 ) 3 本単元における言語活動 昔話とその原典である古典を読み比べ, その内容の違いや古文

第 2 学年国語科学習指導案日時平成 28 年 6 月 29 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 2 年 1 組教室授業者岩本佐妃子 1 単元名お話を読んで かんそうを書こう教材名スイミー 2 単元について本作品は 主人公スイミーの行動によって場面が展開していく 文章は スイミーの行動に着目しやすく書

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りする活動には集中できない児童もいる そのために, ことばにこだわりを持って活動させるようにしてきた 例えば A 児は, 家に帰るとビデオやテレビを見て過ごし, 家族との会話が少ない状況である そのため語彙が少なく, 友だちとのつながりも薄くなり会話が広がらない コミュニケーションを取ることの楽しさ

第○学年 ○○科指導計画

Taro-5年研究のまとめ

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自分の経験を重ね合わせるという思考は働いていない よって ここでの学習では 自分の知識 経験 読書体験とを結び付けた感想を求めることとする 本を紹介するにあたり 自己体験を伴う感想を加えた 体けん お話れっ車 とし 学ぶべきことをはっきりさせ 学習に取り組みたい 学校生活の入門期の1~2 年生に対し

第1学年国語科学習指導案

学習者用デジタル教材リスト 国語 1 年 国語 1 年上コンテンツ上 8 あいさつをしよう 8 関連ページ 内容 趣旨など 場面の様子を想像する ( 音声付 場面や状況に合わせた言葉遣いの確認 ) 国語 1 年上 コンテンツ 上 10 じこしょうかいをしよう 10 場面の様子を想像する ( 音声付

問い1, 問い2のどちらも誤答した児童は, しかし や ~が というような逆説の接続詞の意味を読み取ることができずその前に書かれている内容を選択している また, 問い3では, 文章の一部を読んだだけで答えを選択している児童が多かった これらのことから, 本学級の児童は, 接続詞の意味をしっかりと捉え

学習評価の進め方(小学校国語)

5 単元について (1) 教材観本教材 だいじなことをれんらくしよう は 学校紹介に向けて児童が学校の先生に情報を伝達したり インタビューしたりする インタビューして得た情報を園児に向けて分かりやすく説明できるように 台本を考え 聞き合い よかったところや改善点を見つけていく 実際に 3 学期に園児

ことが大切である 本単元では, 児童にとってもっとも身近な存在である父親や児童が選んだ相手に手紙や暑中見舞いを出すことで, 気持ちを伝える学習ができるように工夫する この学習を通し, 障害児学級の児童の感情表現を豊かにし, 人とのかかわりを広げることにつながっていくと考える (4) 個に応じた支援に

第○学年○組 学習指導案

第 6 学年 1 組国語科学習指導案 単元名 : さすがプロ, ここがすごい!~ 自分の夢を追って ~ プロフェッショナルたち 男子 19 名女子 17 名計 36 名 単元について 指導者松本典子 本単元は, 小学校学習指導要領国語編第 5 学年及び第 6 学年, C 読むこと の言語活動例 ア伝

第5学年1組 国語科学習指導案

中学校第 3 学年国語科学習指導案 日時平成 28 年 月 日第 校時対象第 3 学年 組学校名 中学校授業者 1 教材名 故郷 2 単元の目標 情景や人物を描写する語句や表現を読み取り 内容への理解を深めることができる 作品を通して 社会の中での人間の生き方について考え 自分の意見をもつことができ

解答類型

Taro-第3学年国語科学習指導案「

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そのために, 児童が感じたおもしろさを分類し, それらを読みの視点として, 物語のおもしろさを見付けながら読むことを通して, より深く登場人物の心情を読み取ったり, 想像豊かに読んだりしながら物語のおもしろさを味わうことができるようにする さらに, 見付けた物語のおもしろさを, で紹介し合う活動を取

伝わっていないと感じられたなら 繰り返し述べたり分かりやすく言い換えたりすればいいこ とも学ばせたい また 聞いて得た情報を整理して組み立てる段階 スピーチメモを作る段階 練習の段階 それぞれの段階で 互いに考えた内容を伝え合い 質問や助言などの意見の交流をすることでよりよいスピーチをめざしたい 発

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たい 単元を貫く言語活動として, ポップカード で友達におすすめの本を紹介するという活動を位置 付ける もうすぐ雨に で習得した学びを活用し, 自分で選んだ本の紹介文を書いていく 作品の テーマを読み取りまとめる言語活動は, 読書に対する興味 関心を広げることにつながると考える (4) 単元の指導計

るようにしていく 深く考える力教材文で述べられているロボットや, 図鑑や事典などで収集したロボットのそれぞれの違いやよさを比較するために, ベン図 を用いて視覚的に理解を促す また, 自分の既有のロボットについての認識と教材文を結び付けて考えさせることにより, ロボットのよさに気付かせていきたいが,

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

書いたものを発表し合い 表現の仕方に着目して助言し合うこと 本単元では 経験したことや想像したことを基に俳句をつくり 互いに読み合う言語活動を行う 身近な情景や生活の中での出来事を捉え 俳句の特徴を生かした創作を行うことによって 言葉の調子やリズムに親しみ 凝縮した表現で捉える面白さや楽しさを味わわ

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

【単元吊】「段落のつながりに気をつけて読もう《[ツバメがすむ町]

7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

Microsoft Word - ④「図形の拡大と縮小」指導案

2 単元の目標 暮らしの中の 和 と 洋 の違いに関心を持ち, くらしの中の和と洋なるほど新聞 を作るために, 目的に応じて引用したり要約したりしようとする 国語への関心 意欲 態度 目的に応じて, 中心となる語や文をとらえて段落相互の関係や事実と意見との関係を考え, 文章を読むことができる 読むこ

5 年 No.64 英語劇をしよう (2/8) まとまった話を聞いて内容を理解することができる 主な言語料 して天気や日時などの確認をす 教 1 本時のめあてを知 Peach Boy を詳しく聞いてみよう物語を聞く (3 回目 ) 登場人物全体について聞かせ 聞き取れた単語をカタカナでもいいので書き

Microsoft Word - 第2学年 国語科「つづき話をプログラミングで表そう」研究指導案.docx

(1)

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

Microsoft Word ~16第1学年1組国語科学習指導案 提出用

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

Taro-小学校第2学年国語科「お手

国語科学習指導案

1年 国語科学習指導案

3 指導観本単元では C 読むこと ウ場面の移り変わりに注意しながら 登場人物の性格や気持ちの変化 情景など について 叙述を基に想像して読むこと の力を身につけさせることをねらいとしているそこで本単元では まず 3 年生の国語の教材 モチモチの木 で物語文の読み取り方を想起させる本学級は情景描写か

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(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸

また 情報の作り手としての活動も学習に組み込まれている 放送局は情報の作り手として 考えたことや伝えたいことなどから話題を集め 収集した知識や情報を関連付け 目的や意図に応じて 事柄が明確に伝わるように話の構成を工夫している これは 学習指導要領に示されている 話すこと 聞くこと の話すこと内容と同

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

ように話す順序を考えて発表原稿をまとめ, 発表カードの大枠を完成させる ここで, 発表カードの内容をより充実させるために, 再度, ペアで発表カードを聞き合い, 質問し合う活動を通して, 発表原稿の付け加えを行い, 発表カードを完成させる 次に, 発表の練習に取り組む 発表練習に取り組む前に, 相手

進めることができる児童の育成のために 学習計画作りと 読みシート を活用した意見交流の設定が有効であることを 実践を通して明らかにする Ⅲ 研究の見通し学習計画作りと 読みシート を活用した意見交流の設定により 学び合いながら叙述を基に想像して読み進めることができる児童を育てることができるであろう

3 人権教育の視点英語科の授業を通して 文化や習慣には多様性があることを理解させる そしてその中から 表現の仕方の違いや考え方の違いに気づかせ 互いに違いを認め合い尊重しながら共に生きようとする態度 他者 文化に興味 関心をもち 良い人間関係を築きながら生活する力を持った生徒を育成したい そこでこの

第2学年国語科学習指導案1

第1学年国語科学習指導案

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総合第 3 学年福山市立千年小学校指導者山本康子 単元名 何もないとは言わせない!~ 千年の町のじまんをしよう ~ 本単元で育成する資質 能力 表現力主体性 積極性 思いやり自らへの自信 1 年間指導計画 月 千年の町をじまんしよう (70 時間 )

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

指導内容科目国語総合の具体的な指導目標評価の観点 方法 読むこと 書くこと 対象を的確に説明したり描写したりするなど 適切な表現の下かを考えて読む 常用漢字の大体を読み 書くことができ 文や文章の中で使うことができる 与えられた題材に即して 自分が体験したことや考えたこと 身の回りのことなどから 相

第 2 学年 3 組国語科学習指導案 単元名 : いろいろなどうぶつのすづくりすごろく を作ろう ビーバーの大工事 単元について 指導者呉市立横路小学校西宮和子 本単元は, 小学校学習指導要領の C 読むこと ( 第 1 学年及び第 2 学年 )(1) イ 時間的な順序や事柄の順序などを考えながら内

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

Transcription:

第 2 学年国語科学習指導案 日時 平成 24 年 10 月 11 日 ( 木 )5 校時 児童 2 年生 11 名 ( 男子 6 名, 女子 5 名 ) 指導者 佐賀 敦子 1 単元名音読げきをしよう教材名 お手紙 アーノルド = ローベル作 ( 光村図書 2 年下 ) 2 単元について (1) 児童について児童は, 教材 ふきのとう を通して, 会話文と地の文を分けて読んだり, 登場人物を役割分担して読んだりしながら, 人物の様子に気を付け, 声の大きさや速さなどを工夫して音読する学習を行った この言語活動により, どうしてそのように読みたいのか, 言葉や文に根拠を示して, 理由付けながら読み方を考え, 想像したことを自分の音読表現に生かす流れを学ぶことができた また, 教材 スイミー を通して, 想像を広げて物語作品を読み, 自分の経験と結び付けながら感想を書く学習を行った この言語活動により, 中心人物がしたこと 言ったことに注目して書き抜き, それをもとに場面の様子を想像してスイミーに言ってあげたいことを書くことができた しかし, 音読に表現するための理由づけのもととなる文章を的確に示すことができない児童や, 行動や会話に着目できても, 全体をつなげて場面の様子を想像することが困難な児童もみられた 以上の実態から, 現段階での本学級の児童に育てたい力は, 大事な言葉や文を根拠にしながら, 想像を広げて場面の様子を読む力であると考える (2) 単元の指導事項児童の実態に即し, 本単元では, 第 1 2 学年 C 読むこと における以下の指導事項を, 育てたい言語能力としてより詳細にとらえ, 単元を通して具体的に指導していく 育てたい言語能力 読むこと 語のまとまりや言葉の響きなどに気を付けて音読すること 読 (1) ア 内容的なまとまりや区切りを意識し, 言葉の響きや抑揚に気をつけて音読する 場面の様子について, 登場人物の行動を中心に想像を広げながら読むこと 読 (1) ウ 誰が何をしたか ( 行動 ), 誰が何を言ったか ( 会話 ) に着目して読む (3) 教材について本教材は, お手紙をもらえずに悲しんでいるがまくんが, かえるくんからのお手紙の中身を知ることによって, 親友のありがたさを感じ幸せに思うお話であり, 親友のあるべき姿がテーマとなっている 友達の不幸せを一緒に悲しみ, 幸せを共に喜ぶほのぼのとした心情が描かれている 児童は, 自分と重ねたり自分ならどうするかなと考えたりしながら, 友達どうしの心の交流に共感して読むことであろう 友達との関わりが強くなり始めるこの時期だからこそ, 興味をもって読み進められる作品だと考える また 本教材は, かえるくんとがまくんの行動を中心に, 場所や時間の移り変わりがはっきり描かれた作品である そして, 登場人物が少なく会話文が多いため, 人物の心情やその変化を理解しやすい 会話の際の二人の位置, 距離, しぐさ, 顔の向きを考えることで, 二人の心情と心の通い合いを豊かに想像させ, 読み取ることができると思われる 以上のことから, それぞれの場面で登場人物の行動や会話文に気をつけ, 場面の様子を想像しながら読み, 音読劇をすることに適した教材であると考える

アーノルド=ローベル作 がまくん と かえるくん が登場する作品の並行読書(4) 本単元の指導にあたって本単元の最終的なねらいは, 場面の様子について, 登場人物の行動や会話を中心に想像を広げながら読み, 工夫して音読劇をすることである 簡単な動作もつけて演じる音読劇は, 児童にとっても学習意欲を喚起する言語活動となるであろう そこで, 児童の実態と育てたい言語能力とを考慮し, 以下のような単元の指導を計画した < 単元を通した言語活動 > 音読劇をする 第 1 次 (2 時間 ) 単元のめあてを知り, 学習の見通しをもつ はじめに, これまで学習してきた教材と比べたクイズを出しながら, 登場人物の人数に対して会話文が多い作品であることを確かめる その特徴を生かして, 音読劇をする という単元名を確認する そして, 教科書 16 ページの学習の手引きをもとに, 音読劇 = 声と簡単な体の動きとでお話を表すこと を共通理解させる 音読劇の仕方をイメージしやすいように, モデル VTR を視聴させ, 登場人物になりきるのはおもしろそうだという気持ちを持たせる なりきるためには, 作品設定や登場人物の行動の様子を理解することが必要となることを知らせ, リード文を読んで 誰が何をするのか 誰がどんなことを言うのか を確かめながら, そのときの様子を考えて声に出して読んでいくことを確認する 次に, 音読劇に向けた一連の学習計画を立てて,3 次の音読劇発表会への見通しをもたせていく 第 2 次 (6 時間 ) 教材文 お手紙 の場面の様子や人物の行動 会話を読み取り, 音読劇をする 第 2 次では, 始めに範読を聞き, 挿絵の並べ替えを通して大まかな流れを理解させた上で場面分けをする そして, センテンスカードの並べ替えを通して, 作品の設定や簡単な全体構造を整理させる また, 登場人物のマークを書き込む活動を通して, 会話文と地の文を区別したり, 誰の会話文かを確かめていく 第 2 次の 2 時間目以降は, 音読劇の仕方とその手順を知り, 実際に読み方を工夫しながら練習し, 音読劇の発表を行う 4 つの場面に区切るが, あくまでも行動と会話を読むことをねらいとし, 一単位時間に一場面を取り出して読んでいく 音読劇に表すために, 学習プリントの教材文から行動と会話を見つけてサイドラインを引き, その文をどのように読みたいか, またそう思う理由を書きとめていく活動を行う 個人で考えたあと, 書いたことをグループで検討することにより, 個人の読みの確かさを全体で検討し, より確かな読みへと高めていく また, 登場人物の様子が聞き手に伝わるような音読の仕方 ( 読む速さ, 間の取り方, 声の強弱や抑揚の工夫 ) を確認し, 体の動きについても考えながら練習に取り組ませる 第 3 次 (4 時間 ) 並行読書の作品から選んで音読劇を行う 並行読書してきた作品の中からグループで一つを選び, 音読劇に表す 2 次で行ったように, 行動と会話に着目し, 書き込む活動も取り入れ, 根拠を明らかにしながら, 劇の仕方を考えさせていく その後,3 グループの交流を通して, どのような読み方から登場人物のどのようなことが分かったか, 互いに発表させながら音読劇の振り返りを行う そして, 改めて行動と会話をしっかり読むことの大切さを確認していきたい

3 単元目標及び指導計画 評価規準 ( 読む 12 時間 ) 単元の目標 国語への関心 意欲 態度 音読劇に興味をもち, 会話文の多さを生かして音読劇に表そうとしている 読むこと 場面の様子が表れるように, 人物の行動や会話文に着目して音読することができる 読 (1) ア 時, 場所, 人物, 出来事や, 場面毎の様子を, 人物の行動や会話文に着目して読み取ることができる 読(1) ウ 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 主語と述語の関係を理解することができる 伝国(1) イ ( カ ) 次時主な学習活動評価規準 ( 評価方法 ) 第 1 次みとおす 第 2 次 ふかめる 第 3 次 1 単元名とリード文, 学習の手引き (P.16) を読み, 誰が何をし, どんなことを言うか, 様子を考えて 音読劇をする という学習の見通しをもつ モデルVTRを見て, 音読劇の仕方のイメージをつかむ 2 3 次の活動を見通した学習計画を立てる 3 次での音読劇に向けて, 並行読書を行う意味を確かめ, 並行読書を始めることを確かめる 3 範読を聞き, 挿絵の並べ替えをしながら, 時 場所 人物 出来事 ( 作品の設定 ) とあらすじの概観をとらえる 地の文と会話文を区別し, 誰の会話文か登場人物のマークを書き込む 4 一の場 四の場面 音読劇の仕方とその手順を知る がまくん, かえるくんの行動や会話文を見つけて線を引く 線を引いた部分の読み方とその理由について, 各自の考えを書き込む 5 面 書き込んだ読み方とその理由をグループ毎に交流する 役割分担をして読み合わせをする 場面の様子を想像しながら, 叙述と書き込みをもとに音読劇をする 6 がまくん, かえるくんの行動や会話文を見つけて線を引く 線を引いた部分の読み方とその理由について, 各自の考えを書き込む 7 本時 8 二 三場面選択 書き込んだ読み方とその理由をグループ毎に交流する 役割分担をして読み合わせをする 場面の様子を想像しながら, 叙述と書き込みをもとに音読劇をする グループ毎に場面を選択する がまくん, かえるくんの行動や会話文を見つけて線を引き, 読み方とその理由について各自の考えを書き込む 書き込んだ読み方とその理由をグループ毎に交流する 役割分担をして読み合わせをする 場面の様子を想像しながら, 叙述と書き込みをもとに音読劇をする 9 並行読書をした本の中から, グループで 1 作品を選び, 音読劇に表す場面と役割を決める 関 興味をもってモデル VTR を見ながら, 音読劇への意欲を高めている ( 発言 観察 ) 関 最後の発表会へ向けた学習の内容をとらえている ( 発言 観察 ) 読ウ 挿絵をもとに人物の行動や会話文に注意しながら, 設定を読み取っている ( 発言 観察 ) 伝国(1) イ ( カ ) 地の文における主語と述語をとらえている 読ウ お手紙を待つがまくん, かえるくんの様子を想像し, 読み方とその理由を書き込んでいる 読ウ お手紙を待つがまくん, かえるくんの様子を想像し, 書き込みを加えたり直したりしている 読ウ お手紙について話すがまくん, かえるくんの様子を想像し, 読み方とその理由を書き込んでいる 読ウ お手紙について話すがまくん, かえるくんの様子を想像し, 書き込みを加えたり直したりしている 読ウ お手紙を書くかえるくん, お手紙を待つがまくんの様子を想像し, 読み方とその理由を書き込み, 相談して書き込みを加えたり直したりしている 読ウ 行動と会話に着目し, 音読劇に表すことを考えながら, 作品や場面を選んでいる

ひろげる 10 並行読書 がまくん, かえるくんの行動や会話文を見つけて線を引く 線を引いた部分の読み方とその理由について, 各自の考えを書き込み交流する 11 作 場面の様子を想像しながら, 叙述と書き込みをもとに音品読劇の練習をする 他のグループからのアドバイスをもとに, 練習を見直す 12 場面の様子を想像しながら, 叙述と書き込みをもとに音読劇の発表をする 各グループの音読劇について, 感想を交流する 音読劇 という活動をして分かったことを確かめる 読ウ がまくん, かえるくんの様子を想像し, 読み方とその理由を書き込み, 相談して書き込みを加えたり直したりする 読ア 音読劇の仕方を見直し, 場面の様子が分かるように読み方を工夫している ( ワークシート 音読 観察 ) 関 友達からのアドバイスを聞き合い, よい読み方になるように話し合っている ( 観察 ) 読ア 読み方や動きを考え音読劇をするとともに, よい読み方や動きについて感想を書き, 発表している 4 本時の指導 (7/12 時 ) (1) 目標登場人物の行動と会話文から場面の様子をとらえ, 読み方を考えて音読することができる (2) 指導の手立て研究主題と関わり, 本時では, 考えを形成し表現できるようにするために, 以下のような手立てを組む 1 自分の考えた読み方とその理由が適切か, 叙述を基に確かめるためグループで交流する 2 読みを確かなものとするために, グループ音読劇の練習を見合い, 根拠を明らかにしながら感想を述べ合う (3) 展開学習内容 ( 番号 ) と主な発問 指示 ( ) 指導上の留意点 評価 ( 方法 ) みとおす 1 前時の学習を想起する したことと会話文に気をつけて, どのように読んだらいいか書き込みをしましたね 2 学習課題を確認する 四の場面の音読げきをしよう 音読劇の仕方を確認する 最終目標である かえるくんとがまくんの出てくるお話の音読劇をしよう につながる学習であることを意識させる 5 分 ふかめる 3 解決の見通しを立てる グループで読み方を確かめ合い練習したら, 他のグループにも聞いてもらい, 様子がよく分かる音読劇にしましょう 4 学習課題を解決する (1) 場面についての互いの読みを確かめる 書き込んだ読み方と, そう読みたい理由をグループで話しましょう きみが かえるくんが自分にお手紙を書いたと分かってびっくりしたから, 大きな声で読むといい ああ とても嬉しいので, ゆっくり優しい声で読むといい ふたりともしあわせな気もちで 嬉しそ 行動と会話文に気をつけながら読んでいくことを確認する グループ学びからグループ間どうしの教え合いへとつなぐことを確認する 司会役の児童に進行させる 順に各自の書き込みを発表させ, お互いの発表を聞いて同じか違うか, 違うのならどのように違うのかを確かめさせる 全員の発表が終わったら, 読み方についてグループで相談し, どのように音読したら場面の様子が聞く人によく伝わるか考えながら, 読み方をまとめさせる

ふかめる 30 分 うに明るい声で読むといい (2) 読み取ったことを音読劇に表す 役割を決めましょう グループで確かめた読み方をもとに, 読み合わせをしましょう 読み合わせと一緒に動きも考えましょう お手紙になんて書いたの お手紙に何と書いたか知りたいから, ベッドから起き上がってかえるくんのそばに来たと思う ふたりとも, とてもしあわせな気もちで, そこにすわっていました 肩を抱き合って優しい目でポストを見ているといい 自分の考えがどのように変わったか分かるように, 書き足しや書き直しは色ペンを使わせる < グループへのアドバイス > 一の場面で読み取ったがまくんの様子と音読の仕方を振り返り, 状況の変化を対比させ心情の変化をおさえる 一の場面と三の場面の挿絵を比較し, 二人の体の様子や表情の違いから, 心情が変化し気もちが通い合ったことを確かめさせる 読みの根拠を明らかにして, 書き込んだことが表現できるように, 音読の仕方を考えさせ, 友達と教え合いながら練習させる (3) 発表を聞き合い, 読み取りを確かめる 他のグループの音読劇を見聞きし, 自分たちのものと比べましょう 何が同じですか 何が違いますか ああ の会話文を, ぼくたちはゆっくり読んだけど, 班は明るい声ではっきり読んでいたところが違います その読み方もいいと思います 読ウ お手紙について話すがまくん, かえるくんの様子を想像し, 書き込みを加えたり直したりできる ( プリント 音読 ) グループの発表を聞き合いながら, 読み方の相違点を出し合う そして, 叙述に戻って場面の様子を確認し, 今後のグループ毎の練習に生かすよう働きかける まとめる 10 分 5 学習のまとめをする (1) まとめの音読をする がまくんやかえるくんの様子がよく分かるように, まとめの音読をしましょう (2) 学び方 を確認する 教師は地の文を, 児童はがまくんとかえるくんの会話文を音読することを確かめる したことや会話文に気を付けて読むとよいことを確かめる (3) 次時の学習について知る 次の時間は, 二または三の場面をグループで選んで読み方を考え, 音読劇にしていきましょう (4) 本時の評価評価 ( 評価方法 ) お手紙について話すがまくん, かえるくんの様子を想像し, 書き込みを加えたり直したりできる ( ワークシート 音読 ) 十分満足できる おおむね満足できる 努力を要する 児童への手立て 積極的に友達の書き込みとの相違点をみつけ, よりよい音読の仕方について, 叙述をふまえて根拠をあきらかにしながら書き足したり書き直したりしている 友達の書き込みの内容を聞き, よい音読の仕方について, 叙述をふまえて根拠をあきらかにしながら書き足したり書き直したりしている 自分の書き込みと友達の書き込みの違いを確かめさせる 誰の書き込みがふさわしいか, 登場人物の行動や会話から様子を考えさせる

< 期待される児童の例 > ああ のところを, さんはゆっくり読むといったけれど, 私は優しい声でゆっくり読むといいと思います どうしてかというと, かえるくんが自分を親友と言ってくれたのがとてもうれしいから, 優しい声で言ったらいいと思うからです < 期待される児童の例 > さんの話を聞いて, 考えが変わりました 私は, きみが のところは大きな声で読むといいと思いました どうしてかというと, かえるくんが自分にお手紙を書いたと分かってびっくりしたからです (5) 板書計画お手紙アーノルド=ローベル作 えみきたくやくかだいしたこと かいわ文四の場面の音読げきをしよう 場面 3 挿絵 ( ベッドのがまくん ) 場面 4 挿絵 ( 窓辺に立つ二人 ) 場面 4 挿絵 ( 玄関に座る二人 ) かえるくんが書いたお手紙 お手紙に なんて書いたの きみが ああ とてもいいお手紙だ だって ぼくが きみにお手紙出したんだもの かえるくん どうして きみ ずっとまどの外を見ているの だって 今 ぼく お手紙をまっているんだもの でも 来やしないよ きっと来るよ 大きい声 小さい声まをとるはやく ゆっくりあげる さげる ぼくは こう書いたんだ ふたりとも とてもしあわせな気もちで そこにすわっていました ふたりは げんかんに出て お手紙の来るのをまっていました ふしぎだな ぜったいむりだよ しんじて もう 言ってしまおう 本当なの 聞きたいよ 教えて うれしいな ありがとう まなび方音読のし方