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及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

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最高限度1 制限の緩和 (1) この規定の適用による隣地との関係等による緩和に関する措置は 次の各号に定めるところによる ただし イの規定については 北側の前面道路又は隣地との関係についての建築物の各部分の高さの最高限度 ( 以下 斜線型高さ制限 という ) が定められている場合において その高さを

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4 対象区域には 防災空地等 ( 平成 1 7 年 6 月 1 日国住指第 667 号第 4 による空地をいう ) を含むことができる 第 5 利害関係人への対応等 1 法第 86 条第 2 項の規定による認定を申請しようとする者は 申請に係る計画について あらかじめ 対象区域内の土地の所有権及び借地権を有する者 ( 以下 土地の所有者等 という ) の同意を得なければならない 2 法第 8 6 条の 2 第 1 項の規定による認定を申請しようとする者は 対象区域の適切な位置に建築計画を周知するため標識 ( 別記第 1 号様式 ) を設置するとともに 建築計画の内容について当該認定区域内の他の土地の所有者等に対し説明をしなければならない 第 6 技術基準 1 避難及び通行の安全性の確保 ( 1 ) 前面道路対象区域が接する道路は 次に掲げる規定に適合すること ア対象区域は 次の表の左欄に掲げる面積に応じ それぞれ右欄に掲げる幅員以上 かつ 共用通路に必要とされる幅員以上の道路 ( 以下 前面道路 という ) に接すること 対象区域の面積前面道路の幅員 5 0 0 m2以下 4m 1, 0 0 0 m2以下 5m 1, 0 0 0 m2超 6m イ対象区域が前面道路に接する長さは 法第 8 6 条第 2 項又は法第 8 6 条の 2 第 1 項の規定を適用しないとした場合に 各敷地において法第 4 3 条の規定により必要とされる接道長さを対象区域内の全敷地分につき合計した長さ以上とする ( 2 ) 共用通路等対象区域内の通路は 次に掲げる規定に適合すること ア共用通路は 日常自由に通行できるものであり動線が複雑でないこと イ共用通路は 必要に応じ歩車分離をするなど適切な動線処理がなされていること ウ共用通路の幅員は 4 m ( 法施行令第 1 4 4 条の 4 第 2 項の - 2 -

規定による条例で同条第 1 項の基準と異なる道の幅員が定められている区域においては当該規定による幅員 ) 以上とする エ千葉県建築基準法施行条例 ( 昭和 3 6 年千葉県条例第 3 9 号 以下 条例 という ) 第 6 条に規定する特殊建築物の設定敷地が有効に接する共用通路の幅員は 6 m 以上とする オ共用通路は 各建築物の設定敷地から対象区域が接する道路まで有効に通じるものであること カ共用通路は 両端が道路に接続したものであること ただし 次の ( ア ) 及び ( イ ) の規定に適合する場合 この限りでない ( ア ) 下表左欄の幅員に応じ 右欄の距離以内ごとに自動車の転回上有効な広場を設けること ただし 迂回できる共用通路の区間については袋路状通路の区間に含めない 共用通路の幅員区間の距離 4. 5 m 未満 3 5 m 4. 5 m 以上 5. 0 m 未満 5 0 m 5. 0 m 以上 5. 5 m 未満 6 0 m 5. 5 m 以上 6. 0 m 未満 7 0 m ( イ ) 共用通路の幅員にかかわらず 終端から 3 5 m 以内には自動車の転回上有効な広場を設けること キ共用通路が同一平面で交差し 若しくは接続し 又は屈曲する箇所は 自動車の通行上有効な隅切りを設けること ク共用通路は アスファルト簡易舗装以上のぬかるみとならない構造であること ケ共用通路は 縦断勾配が 1 2 % 以下であり かつ 階段状でないものであること なお 縦断勾配が 9 % を超える部分については 車の滑り止めを施したものであること コ共用通路とその他の部分との境界は 敷石等により明確にすること サ歩行者の避難及び通行の安全を確保するため必要に応じ 幅員 2 m 以上の歩行者通路を設けること ( 3) 設定敷地と共用通路等との関係設定敷地と共用通路等との関係は 次に掲げる規定に適合する - 3 -

こと ア設定敷地内の建築物の用途 規模及び構造に応じた避難又は通行の安全の目的を達するため 条例第 5 条 条例第 8 条 条例第 1 4 条 条例第 2 3 条 条例第 4 0 条 条例第 4 4 条及び条例第 5 0 条の 3 の規定を準用する この場合 当該各規定において 道路 とあるものは 道路又は共用通路 と 敷地 とあるものは 敷地又は設定敷地 と読み替える イ対象区域内の建築物の設定敷地と共用通路との間には 避難上支障となる塀等の囲障 ( 生け垣を除く ) を設けないこと ウ対象区域の容積率の上限は 当該対象区域が接する道路のうち最大幅員のものを基準として規定が適用されることから 各建築物から当該道路に至るまで適切な幅員の通路を設けるなど 区域内での円滑な交通処理ができるよう配慮すること ( 4 ) 各建築物の出入口建築物の出入口は 道路又は共用通路との関係において 避難及び通行の安全性を確保する上で適切な位置に設けること 2 防火性能の確保 ( 1 ) 法第 8 6 条の 4 の規定により耐火建築物又は準耐火建築物とみなされる建築物は その延焼のおそれのある部分にある開口部を対面させないなどの延焼防止上有効な配慮がなされていること (2) 非常時における円滑な消火 救助活動において支障がないよう 建築物の用途 規模若しくは構造等に応じて 通路や空地を配置すること 3 採光及び通風の確保採光及び通風の水準を確保するため 次に掲げる規定に適合すること ( 1 ) 建築物の延べ面積の合計の対象区域の面積 ( 対象区域内の道路の面積を除く ) に対する割合は 基準容積率の数値以下であること ( 2 ) 対象区域内の各敷地ごとの容積率は 対象区域の前面道路を当該敷地の前面道路とみなした場合における基準容積率の 1. 5 倍以下とする ( 3 ) 建築物の建築面積の合計の対象区域の面積 ( 対象区域内の共用 - 4 -

通路の面積を除く ) に対する割合は 基準建ぺい率の数値以下であること なお この場合において共用通路の面積が対象区域の面積の 1 0 分の 1. 5 を超える場合は 1 0 分の 1. 5 を限度とする 4 中高層建築物による日影の制限 ( 1 ) 居住の用に供する部分の居住環境の水準を確保するため 別表 ( い ) 欄の各項に掲げる地域又は区域の全部又は一部の区域内に同表 ( ろ ) 欄の当該各項に掲げる中高層建築物を建築する場合は 冬至日の真太陽時による午前 8 時から午後 4 時までの間において 次のアからエにより当該対象区域内の他の建築物の居住の用に供する部分の主たる開口部に 同表 ( ほ ) 欄に掲げる時間以上日影を生じさせないこと ア設定敷地内に二以上の建築物がある場合においては これらを一の建築物とみなす イ居住の用に供する部分が当該建築する中高層建築物に係る同表 ( い ) 欄各号に掲げる地域又は区域に対応する同表 ( は ) 欄の各項に掲げる平均地盤面からの高さより低い場合においては 同項の高さの部分を対象とする ウ中高層建築物の平均地盤面が当該中高層建築物により日影を生ずる建築物の平均地盤面より1m 以上低い場合においては その建築物の敷地の平均地盤面は 当該高低差から 1 m を減じたものの2 分の1だけ高い位置にあるものとみなすことができる エ当該中高層建築物により日影となる建築物の設定敷地境界線から居住の用に供する部分までの水平距離が5m 未満の場合は 設定敷地境界線から 5 m の部分を対象とすることができる ( 2 ) 前号の規定は 次のア及びイの規定に適合し居住環境上支障がない場合は緩和することができる ア対象区域の面積 ( 対象区域内の共用通路の面積を除く ) に対する建築物の建築面積及び工作物の水平投影面積の合計の割合が 基準建ぺい率の数値から 1 0 分の 1 を減じたもの以下であること なお この場合において共用通路の面積が対象区 - 5 -

域の面積の 1 0 分の 1. 5 を超える場合は 10 分の1. 5 を限度とする イ建築物の居住の用に供する部分の主たる窓先床面について 対象区域内の他の建築物を一の建築物とみなして冬至日の真太陽時による午前 8 時から午後 4 時までの間において 当該建築物の各部分の存する別表 ( い ) 欄各項に掲げる地域又は区域に対応した同項 ( へ ) 欄に掲げる時間以上の日照が確保されていること 5 用途地域制限法第 4 8 条の規定の適用は 各建築物の敷地ごとに適用する 6 建ぺい率の角地緩和法第 5 3 条第 3 項第 2 号の規定は 各建築物の敷地ごとに適用する 7 道路斜線制限の特例法施行令第 1 3 2 条の規定は 各建築物の敷地ごとに適用する 8 対象区域外に対する規制の適用中高層建築物が対象区域外の土地へ日影を生じさせる場合における法第 5 6 条の 2 の規定は 対象区域における建築物全体の平均地盤面からの高さを基準として適用されるが 設定敷地における建築物の平均地盤面が対象区域における建築物全体の平均地盤面より低い場合で かつ 当該建築物が対象区域外の土地に日影を生じさせる場合は 設定敷地における当該建築物の平均地盤面からの高さを基準として法第 5 6 条の 2 の規定に適合すること 9 技術基準の例外第 1 項から第 4 項及び第 7 項の規定は 周囲の道路の配置 各建築物の用途 規模 位置及び構造等を勘案し当該規定の趣旨に準じ総合的配慮がされており 安全上 防火上及び衛生上支障がないと認められる場合は適用しないことができる 第 7 維持管理等 1 標示認定区域内の適切な位置に 当該認定区域及び建築物並びに共用通路の位置を明らかにした配置図を付した標示板 ( 別記第 2 号様式 ) を設置すること - 6 -

2 認定区域の維持管理 ( 1 ) 建築物及び共用通路等を認定の趣旨に従い維持管理及び調整す るため 維持管理規約等及び管理者を定めること ( 2 ) 前号の規定により定めた管理者の住所氏名等を認定区域の管理 者の届 ( 別記第 3 号様式 ) により届け出なければならない なお 管理者を変更した場合は あらためて届け出なければならない 第 8 その他 1 添付書類 法第 8 6 条第 2 項又は法第 8 6 条の 2 第 1 項の規定による認定の 申請及び法第 86 条の5 第 1 項の規定による認定の取消しの申請 をする場合は 次に掲げる図書又は書面を添えて申請すること 必要書類 ( 印 ) 86 86 86 図書の種類 条条条第のの 2 2 5 項 1 対象区域内の土地の公図の写し 2 対象区域内の土地の地籍図 3 対象区域内の土地の所有者及び借地権を 確認できる登記事項証明書等の書類 4 土地所有者等一覧表 ( 別記第 4 号様式 ) 5 法施行規則第 10 条の16 第 1 項第 3 号 に規定する対象区域内の土地の所有者等の同意を得たことを証する書面として 認定申請同意書 ( 別記第 5 号様式 ) 6 認定申請に係る同意報告書 ( 別記 6 号様 式 ) 7 第 6 第 3 項第 1 号の規定により定めた維 持管理規約等 8 土地の所有者等の印鑑登録に関する証明書 - 7 -

9 認定区域の管理者の届 ( 別記第 3 号様式 ) 10 法施行規則第 1 0 条の 1 8 の計画書 11 法施行規則第 10 条の21 第 2 号に規定 する取消対象区域内の土地の所有者等全員の合意を証する書面として 認定取消合意書 ( 別記第 7 号様式 ) 2 是正措置法第 8 6 条第 2 項及び法第 8 6 条の 2 第 1 項の規定による認定を受けた計画が 当初の計画から逸脱した場合には 特定行政庁は是正に必要な措置をとることができる 3 その他必要な事項については 別途定める 附則 1 この基準は平成 2 9 年 4 月 1 日から施行する 2 建築基準法第 8 6 条一団地認定の技術基準について ( 平成元年 4 月 1 日建第 2 号 ( 最終改正平成 9 年 3 月 7 日建第 3 2 3 号 )) 及び 一団地の総合的設計及び連担建築物設計制度認定基準について ( 平成 1 2 年 3 月 3 1 日建第 4 5 7 号 ) に基づき認定を受けた区域への法第 8 6 条の 2 第 1 項の規定による認定をする場合に 当該基準を準用することを妨げない - 8 -

別表 1 2 3 ( い ) ( ろ ) ( は ) ( に ) ( ほ ) ( へ ) 地域又は区域 第 1 種低層住居専用地域及び第 2 種低層住居専用地域 第 1 種中高層住居専用地域及び第 2 種中高層住居専用地域 第 1 種住居地域 第 2 種住居地域及び準住居地域 中高層建築物 軒の高さが 7 m を超える建築物又は地階を除く階数が 3 以上の建築物 高さが 1 0 m を超える建築物 高さが 1 0 m を超える建築物 平均地盤面からの高さ 1. 5 m 4m 4m 適用区域 5 1 0 分の 6 又は 1 0 分の 8 である区域 1 0 又は 1 0 分の 1 5 である区域 2 0 である区域 1 0 又は 10 分の 15 である区域 2 0 である区域であって第 1 種高度地区であるもの 2 0 である区域 ( 第 1 種高度地区であるものを除く ) 3 0 である区域 2 0 である区域であって第 1 種高度地区又は第 2 種高度地区であるもの 2 0 である区域 ( 第 1 種高度地区又は第 2 種高度地区であるものを除 日影時間 日照時間 3 時間 4 時間 4 時間 3 時間 5 時間 2 時間 3 時間 3 時間 4 時間 3 時間 5 時間 2 時間 4 時間 3 時間 5 時間 2 時間 - 9 -

く ) 3 0 又は 1 0 分の 4 0 である区域 4 近隣商業地域及び準工業地域 高さが 1 0 m を超える建築物 4m 2 0 である区域であって第 1 種高度地区であるもの 2 0 である区域であって第 2 種高度地区であるもの 4 時間 3 時間 5 時間 2 時間 5 用途地域の指定のない区域 高さが 1 0 m を超える建築物 4m 県条例第 5 0 条の 2 に規定する特定区域であるもの 5 時間 2 時間 - 10 -

別記 第 1 号様式 ( 9 0 c m 9 0 c m 以上 ) 建築基準法第 8 6 条第 2 項の規定による認定を受けている区域内に建築する予定の建築物についてのお知らせ認定区域の名称認定区域に含まれる土地の地名地番 用 途 敷地面積 建築面積 延べ面積 建築主 ( 管理者等 ) 設計者施工者 住所氏名住所氏名 電話番号 電話番号 この建築についての詳細は ( 氏名 ) までおたずねください 設置年月日年月日 - 11 -

第 2 号様式 ( 耐久性に富み 容易に破損しない材質 ) 連担建築物設計制度による認定の表示 下図に示す認定区域内の建築物は 建築基準法第 8 6 条第 2 項の規定 による認定を受けたものです ( 認定区域及び建築物並びに共用通路の位置を明らかにした配置図 ) - 12 -

第 3 号様式 認定区域の管理者の届 年月日 ( 宛先 ) 特定行政庁 代表者署名 印 建築基準法第 8 6 条第 2 項の規定による認定区域の管理者を下記のとおり ( 決定 変更 ) したので届け出ます 記認定区域の名称認定区域に含まれる土地の地名地番認定区域の面積住所 管理者 氏名 電話番号 ( 備考 ) 1 この届を提出した後に変更が生じたときは その都度届出が必要です 2 管理者が複数である場合は 連署してください - 13 -

第 4 号様式 番号氏名 土地所有者等 住 所 土地所有者等一覧表 土地又は建物の所在地敷地面積 ( m2 ) 権利種別権利持分 - 14 -

第 5 号様式 認定申請同意書 年月日 住所 同意者氏名 印 電話 ( ) 建築基準法第 8 6 条第 2 項の規定による認定申請に係る計画 ( 認定申請書及び添付図書の記載内容 ) について 同法第 8 6 条第 6 項及び同法施行規則第 1 0 条の 1 6 第 1 項第 3 号の規定により 同意します 同意者が権利を有する土地所在及び地番敷地面積 ( m2 ) 権利種別権利持分 同意における確認事項 1 この同意により認定を受けた区域内の複数建築物は 建築基準法第 8 6 条第 1 項に規定する特例対象規定について同一の敷地の中にあるものとみなされる 2 この同意により認定を受けた区域内において認定を受けた建築物以外の建築物を建築する場合は その都度認定が必要となる 3 この同意による認定を取り消す場合は 認定を受けた区域内の土地について所有権及び借地権を有する者全員の合意が必要となる なお 認定を取り消した場合に特例対象規定関係において適法でなくなる建築物がある場合は取消を受けることはできない 4 所有権 借地権を移転する場合は この同意内容を継承させる 注 1 土地の公図の写し 土地の所有権及び借地権を確認できる登記事項証明書等 の書類 印鑑登録証明書を添付してください 2 認定申請者が土地の所有権又は借地権を有するときも同意書へ必ず記載してください - 15 -

第 6 号様式 認定申請に係る同意報告書 年月日 ( 宛先 ) 特定行政庁 申請者氏名 印 建築基準法第 8 6 条第 2 項の規定による認定の申請に係る計画につい て申請区域内にある土地について所有権及び借地権を有する者に対して 説明し同意を得たことを報告します 1. 土地の地名地番 2. 説明内容 - 16 -

第 7 号様式 認定取消合意書 年月日 ( 宛先 ) 特定行政庁 住所 合意者氏名 印 電話 ( ) 公告対象区域内の建築物に係る建築基準法第 8 6 条第 2 項又は第 8 6 条の 2 第 1 項の規定による認定の取消し ( 認定取消申請書及び添付図書の記載内容 ) について 同法第 8 6 条の 5 第 1 項及び同法施行規則第 1 0 条の 2 1 第 1 項第 2 号の規定により 合意します 合意者が権利を有する土地 所在及び地番 敷地面積 ( m2 ) 権利種別権利持分 注 1 土地の公図の写し 土地の所有権及び借地権を確認できる登記事項証明書等の書類 印鑑登録証明書を添付してください 2 認定取消申請者が土地の所有権又は借地権を有するときも合意書へ必ず記載してください - 17 -