<4D F736F F D20979D89C88A778F4B8E7793B188C48F4390B394C581698C4696EC F838E69816A2E646F63>

Similar documents
(Microsoft Word - 201\214\366\212J\216\366\213\3061\224N\211\271.docx)

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

理科学習指導案指導者海田町立海田西中学校教諭石川幸宏 1 日時平成 30 年 2 月 21 日 ( 水 ) 第 4 校時 2 学年第 1 学年 2 組 ( 男子 19 名女子 18 名 37 名 ) 3 場所海田西中学校第 2 理科室 4 単元名身のまわりの現象 ~ 力の世界 ~ 5 単元について

<4D F736F F D AAE90AC94C5817A E7793B188C481698D5D E7397A791E58A A778D5A814094F68FE3816A2E646F63>

Microsoft Word - 中学校数学(福島).doc

<4D F736F F D E7793B188C D915F88E48FE38BB E646F63>

Microsoft Word - 全国調査分析(H30算数)

1. 単元名 運動とエネルギー 3 章エネルギーと仕事 南中学校第 3 学年理科学習指導案 平成 26 年 10 月 16 日 ( 木 ) 第 5 校時 3 年生徒数 3 名場所理科室授業者 2. 単元について (1) 単元観本単元は 運動の規則性やエネルギーの基礎を 身のまわりの物体の運動などの観

<4D F736F F D D89C88E7793B188C E688EA E08E52816A2E646F63>

<4D F736F F D208FAC5F8E5A5F355F88C08C7C8D E7397A789C288A48FAC2E646F6378>

H30全国HP

能を習得したり活用したりすることの必要性について確認する グラフをかく力やグラフを読み取る力を身に付けさせるとともに, 一次関数を学ぶことに対する意欲を高めたい 小単元全体を通して主体的に学ぶ意欲を高め, 自分の考えを説明したいという気持ちにさせた上で, 目的や方法等を明確にした意図のあるペアやグル

Microsoft Word - ④「図形の拡大と縮小」指導案

第4学年算数科学習指導案

(3) 指導観本単元の指導に当たっては, はじめに力の合力 分力に関する作図法を習得させるとともに, その力に関する知識を押さえ, 記録タイマー等の基本的な実験操作を習得させながら実験を行い, その結果を根拠に, 力と速さ, 運動の法則を考察させたい また,ICT を活用してイメージをもたせたり,

3 単元の目標 (1) 電流と電圧との関係及び電流の働きに関する事物 現象に進んでかかわり それらを科学的に探究するとともに 事象を日常生活とのかかわりでみようとする 自然事象への関心 意欲 態度 (2) 電流と電圧との関係及び電流の働きに関する事物 現象の中に問題を見いだし 目的意識をもって観察

< F2D87408E7793B188C C993A190E690B6816A2E6A7464>

2 単元について (1) 生徒観凸レンズで生じる現象についての事前アンケートで, 虫めがねの性質で知っていることを自由記述させた際,59% の生徒が 光を集める や 日光を集めて黒い紙にあてると燃える と答え,53% の生徒が 物を拡大して見ることができる と答えた しかし, デジタルカメラがこれだ

< F2D F8C8E FA90948A7789C88A778F4B8E7793B1>

<4D F736F F D2093FA D95BD90E690B68EF68BC681458E7793B188C42E646F63>

第 2 学年 5 組理科学習指導案 日時平成 26 年 12 月 12 日 ( 金 ) 場所城北中学校授業者酒井佑太 1 単元名電気の世界 2 単元について (1) 教材観今日の私たちの日常生活において 電気製品はなくてはならないものであり 電気についての基礎的な知識は必要不可欠である しかし 実際

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料

理科学習指導案指導者海田町立海田西中学校教諭柚中朗 1 日時平成 30 年 1 月 24 日 ( 水 ) 2 学年第 2 学年 1 組 ( 男子 14 名女子 18 名計 32 名 ) 3 単元名天気とその変化 ~ 大気の動きと日本の天気 ~ 4 単元について (1) 単元観本単元は, 学習指導要領

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

解答類型

国語科学習指導案様式(案)

理科学習指導案

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

彩の国埼玉県 埼玉県のマスコット コバトン 科学的な見方や考え方を養う理科の授業 小学校理科の観察 実験で大切なことは? 県立総合教育センターでの 学校間の接続に関する調査研究 の意識調査では 埼玉県内の児童生徒の多くは 理科が好きな理由として 観察 実験などの活動があること を一番にあげています

指導方法等の改善計画について

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県海草地方 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

2 図形の定義や性質を見いだすための算数的活動を取り入れる 2 枚の長方形, 長方形と三角形,2 枚の三角形を重ねて四角形を作る活動を取り入れ, 向かい合う辺の平行関係に着目させたり, 長さに着目させたりしながら, 四角形を定義できるようにする コンパスや分度器, ものさし等を使って, 四角形の構成

< F2D30365F8EF68BC68CA48B E6A7464>

Microsoft PowerPoint - H29小学校理科

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

指導案

7 3. 単元の指導計画 (7 時間扱い ) 時 学習内容 授業のねらい 物質の溶解と水溶液の均一性 コーヒーシュガーが水に溶ける様子を観察し, 色の様子からコーヒーシュガーの拡散と水溶液の均一性を理解する ( 観 実 ) コーヒーシュガーと食塩の溶解 物質の溶解と水溶液の均一性 2 物質が目に見え

解禁日時新聞平成 30 年 8 月 1 日朝刊テレビ ラジオ インターネット平成 30 年 7 月 31 日午後 5 時以降 報道資料 年月日 平成 30 年 7 月 31 日 ( 火 ) 担当課 学校教育課 担当者 義務教育係 垣内 宏志 富倉 勇 TEL 直通 内線 5

<4D F736F F D208FAC5F979D5F355F94F693B98E7397A78D82907B8FAC2E646F63>

<4D F736F F D A778F4B8E7793B188C A77816A899C967B2E646F63>

第1学年 理科学習指導案

H

(2) -2,4,1 3 y=-x-2 をかいた ( 人 ) 4 (1) y=2x-9,y=2x,y=3x+3 (2) y=x+11 (3) 指導観校内の研究テーマが 考える力を引き出す授業のあり方 ということで, 数学科では考える力とは何かを分析し,11 項目に整理した 1 帰納的に考える力 2

<4D F736F F D DC492F18F6F82C582B A A778F4B8E7793B188C A778D5A90948A7789C8816A202E646F6378>

Microsoft Word - 数学指導案(郡市教科部会)

1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

○数学科 2年 連立方程式

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

について関心をもって話し合っている 6 身近な電気器具について興味 関心をもっている 電圧の特徴を 結果から見いだしている 6 実験結果から 電流の大きさが加えた電圧の大きさに比例することを見いだしている 7 直列回路と並列回路での抵抗の値がどのようになるか 実験の結果から見いだしている 8 水温の

(Microsoft Word - \217\254_\216Z_5_\216O\214\264\216s\227\247\216O\214\264\217\254.doc)

授業では, 課題を解決するための情報を集める前に, どのような方法だと必要な情報を集めることができるのかを考えています 58.8% 41.2% 授業では, 調べたことなどを, 図, グラフ, 表などにまとめています 73.5% 26.5% 授業では, 情報を比べたり ( 比較 ), 仲間分けしたり

123

ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会

5 単元の評価規準と学習活動における具体の評価規準 単元の評価規準 学習活動における具体の評価規準 ア関心 意欲 態度イ読む能力ウ知識 理解 本文の読解を通じて 科学 について改めて問い直し 新たな視点で考えようとすることができる 学習指導要領 国語総合 3- (6)- ウ -( オ ) 1 科学

25math3

Taro-H29結果概要(5月25日最終)

Microsoft Word - 社会科

数学科学習指導案 指導者ステップコース隠地純子 平野未紗 ジャンプコース中村徳寿 1 日時平成 27 年 1 月 20 日 ( 火 )5 校時 2 学年第 1 学年ステップコース 12 人 ジャンプコース 19 人 3 単元名空間図形 立体の表面積と体積 4 単元について (1) 単元観中学校学習指

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

file:///D:/Dreamweaber/学状Web/H24_WebReport/sho_san/index.htm

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県和歌山市 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

PowerPoint プレゼンテーション

小学校理科の観察,実験の手引き 第3学年A(1) 物と重さ

【大竹市】玖波小学校 算数「垂直・平行と四角形」(4年)HP

平成 26 年度 高知県学力定着状況調査結果の概要 速報版 平成 27 年 2 月 高知県教育委員会

4 調査結果について (1) 教科に関する調査の結果 ( 公立 ) の平均正答率を % として換算した市内の領域 観点 問題形式別正答率 グラフの途切れは, 問題が出題されなかった項目 < 小学校 > : 概要 : 課題 : 今後の学習ポイント国語 A( 基礎 ) 国語 B( 活用 ) 話すこと聞く

(6) 調査結果の取扱いに関する配慮事項調査結果については 調査の目的を達成するため 自らの教育及び教育施策の改善 各児童生徒の全般的な学習状況の改善等につなげることが重要であることに留意し 適切に取り扱うものとする 調査結果の公表に関しては 教育委員会や学校が 保護者や地域住民に対して説明責任を果

第 3 学年 2 組算数科学習指導案 1 単元名たし算とひき算の筆算 指導者永田佳江 2 単元について (1) 単元観 該当する学習指導要領の内容 A 数と計算 A(2) 加法, 減法 (2) 加法及び減法の計算が確実にできるようにし, それらを適切に用いる能力を伸ばす 本単元で扱う たし算とひき算

1. 日時 日時平成 年 ( 年 ) 月 日 ( ) 時間目 ( 時 分 ~ 時 分 ) 2. 場所 場所 市立 中学校 室 3. 学年 組 人数 学年 組 人数 年 組 名 4. 単元 単元 ( 単元名 ) ( 小単元名 ) 5. 教材観 ( 題材観 ) < 教材観の考え方 > 教科書の該当単元全

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する また 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

第○学年 ○○科指導計画

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる さらに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイ

2、協同的探究学習について

はじめに 100 円ショップの おたま を使った球面鏡の実験と授業展開 by m.sato ご存知のように 一昨年から導入された新しい学習指導要領の 物理 の内容は 標準単位が1つ増えたことに伴い 剛体やドップラー効果 波の干渉などが ( 物理 Ⅰから ) 上がってきました ところが 教科書を見ると

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

(Microsoft Word H29 \221\254\225\361\202\314\212T\227v.docx)

第 2 章 知 徳 体 のバランスのとれた基礎 基本の徹底 基礎 基本 の定着 教育基本法 学校教育法の改正により, 教育の目標 義務教育の目標が定められるとともに, 学力の重要な三つの要素が規定された 本県では, 基礎 基本 定着状況調査や高等学校学力調査を実施することにより, 児童生徒の学力や学

第3学年4組  理科  学習指導案

Taro-yamagami-sidouan.jtd

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

での生活では, 理科の学習という意識が薄くなっている 理科の学習が自分の生活に役に立っていると 感じている児童は多いが, 便利にしてくれると感じている児童は少ない このことから理科で学習した 内容が, 生活の中で生かされていることを実感できるような指導を行っていきたい ( 学習活動への意識に関するこ

<4D F736F F D E8CA791E589EF89A198488FAC8E7793B188C42E646F63>

とで児童に活動の見通しを持たせ, 自分で課題を立て情報を集め整理し, 発表する等に取り組めるようにしていきたい 調査計画の場面では, 目的に照らしてどのような調査をしていくことがよいのか児童にしっかりと考えさせたい 例えば, データはどう集めたらよいのか, アンケートを実施する場合には, 誰にアンケ

課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください

Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

<4D F736F F D AA90CD E7792E88D5A82CC8FF38BB5816A819A819B2E646F63>

数学科学習指導案 1 次方程式 ( 中学校第 1 学年 ) 神奈川県立総合教育センター < 中学校 高等学校 > 数学 理科授業づくりガイドブック 平成 22 年 3 月 問題つくりを題材として取り上げ 身近な生活の中にある数量関係を見いだし それを基に文章題を作らせる指導によって 自ら具体的な事象

目 次 1 学力調査の概要 1 2 内容別調査結果の概要 (1) 内容別正答率 2 (2) 分類 区分別正答率 小学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 3 小学校算数 A( 知識 ) 算数 B( 活用 ) 5 中学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 7 中学校数学 A( 知識 )

平成 30 年度全国学力 学習状況調査 北見市の結果等の概要 Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析するとともに教育施策の成果と課題を検証し その改善を図り 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等

(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

梨花学習指導案

Microsoft Word - 学習指導案(公民的分野 ②).doc

HP用【通常版:しばりなし】H27調査結果概要

<4D F736F F D A778D5A95DB8C9291CC88E789C881408E7793B188C42E646F63>

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

Transcription:

4710 第 1 学年理科学習指導案単元名 : 身の回りの現象 ( 光の世界 ) 1. 日 時 平成 27 年 1 月 19 日 ( 金 )3 校時 10:45~11:35 2. 場 所 第 2 理科室 3. 学年 学級 第 1 学年 3 組 ( 男子 13 名, 女子 16 名計 29 名 ) 熊野町立熊野中学校 課題となる設問 教科に関する調査分析 平成 26 年度広島県 基礎 基本 定着状況調査理科 2(2) 出題の趣旨 鏡に反射する光の道筋を推定できる ( 観察 実験の技能 ) 学習指導要領の内容 領域 (1) 身近な物理現象身近な事物 現象についての観察, 実験を通して, 光や音の規則性, 力の性質について理解させるとともに, これらの事物 現象を日常生活や社会と関連付けて科学的にみる見方や考え方を養う ア光と音 ( ア ) 光の反射 屈折光の反射や屈折の実験を行い, 光が水やガラスなどの物質の境界面で反射, 屈折するときの規則性を見いだすこと 通過率 本校 72.7% 広島県 65.4%

解答類型 1 2 3 4 5 6 7 9 無解答 本校の割合 (%) 38.7 30.2 3.8 0 26.4 0 0 0.9 0 記号 解答類型 本校 (%) 1 入射角 = 反射角となっている 38.7 2 入射角 = 反射角となっているが, 鏡で反射した光の道すじを最後まで記入していない 30.2 3 入射角 = 反射角となっているが, 矢印を記入していない 3.8 4 入射角 = 反射角となっているが, 矢印の向きが逆になっている 0 5 反射角が違う 26.4 6 屈折するような方向へ記入している 0 7 定規を使っていない 0.9 9 上記以外の解答 0 0 - 無解答 0 この問題を解くために必要な力 光の反射の法則を正しく理解し, どこの角度が等しいかを正しく表現する力 光の反射の法則を, 方眼紙のマス目を使って図で正しく表現する力 誤答分析 反射角を誤って作図したものがすべての誤答になっている ( 解答類型 5) その原因として次の 3 点が考えられる 入射角 = 反射角になる, 光の反射の規則性を正しく理解していない 入射角, 反射角の場所を正しく理解しておらず, どの場所を同じ角度にするべきかを理解していない 方眼紙のマス目を使って, 正しい傾きの直線を書く方法を身に付けていない 調査結果から見る課題 課題となる力 光の反射の法則に対する基本的な正しい知識 実験から見いだした光の反射に関する規則性を図で表現する力 指導上の課題 観察 実験を行うときに, その観察 実験の目的や課題を生徒自身に確認させ, その目的や課題に基づいて実験を計画したり, 結果を分析 解釈したりする科学的な思考力の育成が不十分である 根拠を示しながら分析 解釈した結果を表現する力の育成が不十分である 指導改善のポイント 中学校学習指導要領解説理科編では, 教科の目標に 目的意識をもって観察, 実験などを行うこと があげられ, 生徒自身が観察や実験を何のために行うか, 観察や実験ではどのような結果が予想されるかを考えさせる ことの重要性や, 目的意識をもって観察, 実験などを行い, その結果を分析 解釈する科学的な探究活動を繰り返すことにより, 生徒の科学的な思考力 表現力が養われることが述べられている 本校の平成 26 年度 基礎 基本 定着状況調査の結果をみると, 実験の目的を正しく理解することや, 実験の結果を実験の目的に関連付けて分析 解釈する力に課題がみられ, 科学的な思考力

表現力の育成を図るための指導が不十分であるといえる そこで, 次の 2 点について指導改善を行う 観察, 実験を行う場面では, 観察, 実験の目的を生徒自身に理解させる時間を設定し, 目的意識をもって観察, 実験に取り組めるよう, 結果を予想させたり, 実験方法を考えさせたりするなどの活動を授業の中で充実させる 結果を分析 解釈する段階においても, 観察, 実験の目的に関連付けて考えさせ, 表現する活動を重視し, 科学的な思考力の育成を図る 単元について 中学校学習指導要領解説理科編 ( 平成 20 年 ) によると, 本単元について 光や音, 力など日常生活に関連した身近な事物 現象に関する観察 実験を行い, 結果を分析して解釈し, それらの規則性などを見いださせるとともに, 身近な物理現象に対する生徒の興味 関心を高め, 日常生活や社会と関連づけながら, 科学的な見方や考え方を養うことが主なねらいである と述べられている 光の性質については, 小学校第 3 学年で光は集めたり反射させたりできることについて学習している 小学校では鏡と虫眼鏡を使って日光と温度の関係を調べるなど, 身近な例を基に学習を進めてきたが, 光の反射や屈折における規則性や, 物の見え方と光の進み方との関連性については扱っていない 中学校では, 小学校での既習事項に基づき, 実験を通して光の反射や屈折に関する規則性を見いださせる また, 凸レンズについては, 物体と凸レンズの距離を変え, 実像や虚像ができる条件を調べさせ, 像の大きさ, 像の向きについての規則性を定性的に見いださせる また, 本単元では, これらの学習を通して学んだ様々な規則性を活用し, 日常生活で体験する身近な現象, 光の性質やレンズの働きを応用した身の回りの道具や機器等の原理 しくみを説明させる活動を行うことができ, 生徒の思考力 表現力を育てることに適した単元である 生徒の実態 以下は,10 月中旬に行った, 第 1 学年生徒の理科に関するアンケートの各設問に肯定的な回答をした生徒の割合である 第 1 学年全体の傾向として, 落ち着いた状態で意欲的に授業に取り組むことができ, 理科の学習に興味を持ち, 意欲的に学習に取り組んでいることが 1 の質問に対する回答からわかる また,2,4 の質問に対する回答から, 目的意識を持って観察, 実験に取り組み, 結果を基に思考を重ねている生徒の姿が見られ, 生徒自身がこれらのことに対し意識的に取り組んでいることがわかる さらに,6 の質問の回答から, 学習内容を日常生活と関連づけることを多くの生徒が意識している その反面,3 の質問に対する肯定的な回答が低くなっており, また,5 の質問では自分の考えを説明することに課題を感じている生徒が多い これらの課題の克服のための手立てを, 上記の 指導改善のポイント に記入している 質問内容 本校 県 H26 1 理科の勉強は好きです 85.4% 64.9% 2 理科の授業で観察や実験を行うときは, その目的を意識しています 89.0% 70.2% 3 理科の授業では, 自分の考えや予想をもとにして観察や実験の計画を立てています 75.6% 56.1% 4 理科の授業では, 観察や実験の結果から, どのようなことが分かったかを考えています 86.6% 76.0% 5 理科の授業では, 自分の考えをまわりの人に説明したり発表したりしています 75.6% 45.5% 6 理科の授業では学んだことを, 普段の生活で使ったり, 学んだことがどのような場面で使えるのか考えたりしています 81.7% 51.8%

本単元の学習内容に関係する, 小学校での学習がどの程度定着しているかを調べるために, レディネステストを行い, その結果を下の表に示した 問題の内容 正答率 1 光が直進する性質を理解している 53.9% 2 光が物体に当たると反射する性質を理解している 78.6% 3 虫眼鏡で光を1 点に集めることができることを理解している 94.1% 4 虫眼鏡の働きによって, 光が一点に集まる様子を図で表すことができる 57.1% 3 の虫眼鏡で光を集めることができることに関しては, 日常生活との関わりから定着度が高いことがわかる しかし,4 の図で表す問題の正答率が低いことから, 知識として身についていることを, 図に正しく表現する力が身についていないと考えられる また,1 の光が直進する性質の定着度が低い 単元の目標 (1) 身近な物理現象身近な事物 現象についての観察, 実験を通して, 光や音の規則性, 力の性質について理解させるとともに, これらの事物 現象を日常生活や社会と関連付けて科学的にみる見方や考え方を養う ア光と音 ( ア ) 光の反射 屈折光の反射や屈折の実験を行い, 光が水やガラスなどの物質の境界面で反射, 屈折するときの規則性を見いだすこと ( イ ) 凸レンズの働き凸レンズの働きについての実験を行い, 物体の位置と像の位置及び像の大きさの関係を見いだすこと 単元の評価規準 自然事象への関心 意欲 態度 光の反射 屈折, 凸レンズの働きに関する事物 現象に進んで関わり, それらを科学的に探究しようとするとともに, 事象を日常生活との関わりで見ようとする 科学的な思考 表現 光の反射 屈折, 凸レンズの働きに関する事物 現象の中に問題を見いだし, 目的意識をもって観察, 実験などを行い, 光が反射, 屈折するときの規則性, 凸レンズにおける物体の位置と像の位置や大きさとの関係などについて自らの考えを導き, 表現している 観察 実験の技能 光の反射 屈折, 凸レンズの働きに関する実験の基本操作を習得するとともに, 観察, 実験の計画的な実施, 結果の整理の仕方を身に付けている 自然事象についての知識 理解 光が反射, 屈折するときの規則性, 凸レンズにおける物体の位置と像の位置や大きさとの関係などについて基本的な概念や原理 法則を理解し, 知識を身に付けている

( 全 12 時間 ) 次学習内容 ( 時数 ) 一 二 三 四 日常生活の中の現象や, 小学校での既習事項を基に, 光の進み方や反射などの光の性質について考える (1) 光の反射の法則を証明する実験方法を考え, 実験結果から入射角と反射角が等しいことをみいだす (1)[ 本時 ] 光が反射するときの道筋を, 方眼紙や分度器を使って図で表す 光が屈折するときの規則性を調べる実験方法を考える (1) 光が屈折するときの規則性を調べる実験を行い, 入射角と屈折角の大小の規則性をみいだす (1) 光が屈折するときの規則性を基に, 光の屈折によるものの見え方について確認する (1) 既習事項を基に, 凸レンズの働きについて確認する 焦点や焦点距離についての説明を聞く (1) 凸レンズによって作られる像の規則性を調べる実験を行う (1) 実験結果を基に, 凸レンズによってできる像の位置や向き, 大き 評 価 関考技知 評価規準 評価方法 光が直進することや光の反射に関わる現 象を日常生活と関連付けて考えている 行動観察 光は直進することを説明できる ノート 物体が見えるときには, 光源からの光や定期テスト反射した光が目に入っていることを説 明できる 指導と評価の計画 光の反射に関する実験の方法や, 結果の整理の仕方を考え, 正しい手順で実験を行い, 正確に結果を記録できる 実験の結果から, 光が物質の境界面で反射するときの規則性を見いだすことができる 光の反射の法則を理解し, 光が反射して進む道筋を正しく図に記入することができる 光が屈折して起こる現象について, 日常生活の経験と関連付けて調べている 光の屈折に関する実験の方法や, 結果の整理の仕方を考えることができる 光の屈折について, 正しい手順で実験を行い, 正確に結果を記録できる 実験の結果から, 光が物質の境界面で屈折するときの規則性を見いだすことができる 光の屈折による入射角と屈折角の大きさの関係や全反射について説明できる 光の屈折による物体の見え方を光の進み方と関連付け, 図等を使って具体的に説明できる 凸レンズの働きについて, 日常生活や既習事項をと関連付けて調べている 凸レンズの焦点と焦点距離について説明できる 条件を整理し, 光学台を適切に操作して実験を進めることができる 凸レンズによってできる像について, 条件を整理して記録し, 結果をわかりやすくまとめることができる 凸レンズによる実像, 虚像のでき方の規則性を見いだし, 光の進み方から説明できる 行動観察ワークシート ワークシート確認問題定期テスト 行動観察ノート ワークシート行動観察 ワークシート確認問題定期テスト 行動観察ノート定期テスト 行動観察ワークシート ワークシート確認問題定期テスト

さについての規則性を見いだす (1) 実像, 虚像がどのようなときにできるか説明できる 凸レンズで屈折した光の進み方と, できる像について作図で表現する (1) 一眼レフカメラの構造を考える (1) 凸レンズによってできる実像や虚像の大きさや向きを, 作図によって正確に表すことができる 一眼レフカメラの構造について, 凸レンズの働きや光の反射など既習事項をと関連付けて考えている ワークシート確認問題定期テスト ワークシート行動観察 本時の学習 (1) 本時の目標 光の反射の法則を証明する実験方法や結果の整理の仕方を考え, 計画を立てることができる (2) 学習展開 ( 本時 ) 学習活動 1 導入 (15 分 ) 指導上の留意事項 ( ) ( 努力を要する 状況と判断した生徒への指導の手立て ( ) 評価規準 評価方法 前時に学習した, 光の性質を確認する 光は直進する 物体に当たると反射する ことを確実に押さえる 自然事象との出会い 12 枚の鏡を使って 光を反射させながら, ゴールまで光を届ける方法を考える 鏡をどの場所に置くかを考えさせる 次の 2 点の視点を与えて考えさせる 的になる鏡に向けて光を反射させるための鏡の向き 光が入射するときと, 反射するときの角度 問題の把握 光が反射するときのきまりを考える 問題 光が反射するとき, 進み方に決まりはあるのだろうか 仮説を設定する 光が反射するときのきまりについて仮説を立てる 図に表現させる 1 つの仮説に収束しなくてもいい

仮説の例 2 展開 (25 分 ) 本時の目標 光が反射するときどのように進むのか説明することができる 実験 光源装置, 鏡, 分度器を使って実験方法を考え, 実験を行う 個人 個人で実験道具を実際に使いながら, どのように組み合わせて実験するかを考えさせる 生徒の思考を進めるために次の視点を与える 1 鏡と分度器の組み合わせ方 2 光を当てる場所 3 実験結果の記録のしかたをどうするか 実際に実験道具を使い, 光が反射する時にどの場所に角ができるかを確認させる ヒントカードを配布し, 考える視点を与える 班で意見を発表しあいながら, 実験方法を修正させながら実験を行わせる 机間巡視を行い, 各班の話し合いの進捗状態を把握するとともに, 必要な助言を与える 光の反射に関する実験の方法や, 結果の整理の仕方を考え, 正しい手順で実験を行い, 正確に結果を記録できる 行動観察ワークシート 結果の整理と考察 実験結果を班の中で交流し, まとめる 個人 班 定型文を示し, それぞれにあてはまる文章や語句を考えさせる 実験の結果から, 光が物質の境界面で反射するときの規則性を見いだすことができる ワークシート

実験の結果か 定型文 ら, 光が物質 1. 実験方法の境界面で反私たちの班は図のように鏡と分度器を組み合わせ実験を行いました ( 図を指す ) 射するときの 鏡に光をあてる場所は,( ) です 規則性を見い 実験結果は,( ) にまとめます だすことがで 2. 実験結果きる 実験結果から,( ) と ( ) の部分の角度が,( ) ことがわかりました 3. 考察このことから, 光が反射するときには,( ) というきまりがあるといえます 班の結果を発表する 班 全体 4 まとめ (5 分 ) 教材提示装置を使用し, ワークシートをスクリーンに映し, 説明させる 不足があれば, 付け加えをするように, 他の班に促す 授業のまとめの記入を行う ノートのまとめの欄に自分の文章でまとめさせる 12 枚の鏡をどこにどのような向きに置けばいいかについても言葉でまとめさせる 生徒のまとめ例 光が反射するときには, 鏡に当たるときにできる角度の大きさと, 反射するときにできる角度の大きさは常に等しくなる 12 枚の鏡をそれぞれの角の場所に, 鏡に当たるときにできる角度の大きさと, 反射するときにできる角度の大きさが常に等しくなるように, すべての場所で鏡の向きを調節しながら置かなくてはいけない (3) 板書計画 問題 問題 光が反射するとき, 進み方に決まりはあるのだろうか 目標 光が反射するときの光の進み方のきまりを証明することができる 仮説 実験結果 考察 光が反射するときには, 鏡に当たるときにできる角度の大きさと, 反射するときにできる角度の大きさは常に等しくなるように反射する 常に = の関係になっている との角度の大きさは常に等しくなった

検 証 検証の方法 本授業の成果を検証するために, 以下に示す評価問題を作成し, 実施することとした 予想通過率 90%