2018 年 2 月 15 日 長野経済研究所プレスリリース~ 消費動向調査結果 (2018 年 10~12 月調査 )~ 消費税増税時のポイント還元もあり キャッシュレス決済の利用意向は半数を超える 本調査は 県内の消費動向や消費意識に関わるテーマに対する考え方を分析するため 県内 1,000 世帯を対象に実施している ( 年 4 回 3カ月毎に実施 ) 調査結果のポイント < 冬季ボーナスの支給状況 > 前年より 増加 の割合が上昇したものの 引き続き 減少 の割合を下回る 冬季ボーナスの支給状況をみると 前年より増加 が 21.2% と前年同期の調査に比べ 5.4 ポイント上昇した一方 前年より減少 が 24.6% とわずかに低下した ( 図表 1) ただ 増加 の割合は引き続き 減少 の割合を下回っている <インターネットショッピングの利用動向 > インターネットショッピングの利用経験は 85.0% 1 年を通じて同水準の推移が続く 18 年 10~12 月のインターネットショッピングによる商品 サービスの購入経験は 購入した が 85.0% 購入していない が 15.0% となり 8 割以上がインターネットショッピングを利用した ( 図表 3) この利用経験は 1 年を通じて同水準の推移が続いている 18 年 10~12 月の購入金額の合計は 1 万 ~3 万円未満 が 29.1% と最も多く 次いで 3 万 ~5 万円未満 が 19.6% 5 千 ~1 万円未満 が 18.9% などとなった ( 図表 5) < 特別調査 1> 消費税増税時の軽減税率など負担軽減策の家計への影響と支出見通しについて今後の消費意識に大きな変化はみられず 7 割が支出を抑制する見通し 軽減税率について 漠然とでも内容を理解しているを含めた認知度は 7 割を超えている ( 図表 7) 家計の負担軽減につながると考えられる施策は 飲食料品などの税率を 8% に据え置く 軽減税率 が 67.9% と最も高く 自動車税 引き下げ (36.1%) 中小店舗でのキャッシュレス決済を対象とした ポイント還元 (33.3%) などが続いた ( 図表 8) 負担軽減策も考慮したうえでの今後の消費意識として 消費税が 10% に引き上げられた際の家計の支出見通しを尋ねると 全体の 73.7% が支出を抑制する見通しとなっている ( 図表 9) < 特別調査 2>キャッシュレス決済の利用動向と消費税増税時のポイント還元について消費税増税時のポイント還元でキャッシュレス決済を増やしたい消費者は 5 割を超える 過去 1 年以内のキャッシュレス決済の利用経験を尋ねると 全体のおよそ 9 割が利用していた 具体的な決済方法は クレジットカードが約 9 割 カード型の電子マネーが約 6 割と高い ( 図表 10 11) 消費税増税に合わせて実施される ポイント還元を踏まえたキャッシュレス決済の利用意向については キャッシュレス決済を増やしたい消費者が 51.6% と半数を超えた ( 図表 13) < 特別調査 3>10 連休となる大型連休 ( ゴールデンウィーク ) の予定について例年の大型連休と比較した支出の見通しは 約 3 割が 増加 を見込む 勤労者の大型連休の休暇の見通しは 10 連休 が最も高くなった ( 図表 15) 一方で 休暇にならない も 15.6% と高く 10 連休 に次ぐ回答割合となっている 例年の大型連休と比較した支出の見通しは 約 3 割が増加を見込んでいる ( 図表 17) <お問い合わせ先 > 一般財団法人長野経済研究所電話 :026-224-0501 くめい担当 : 調査部上席研究員粂井裕至
調査の概要 消費動向調査 アンケート実施概要 調査時期 : 2019 年 1 月上旬 ~ 中旬 調査対象 : 長野県内在住の 1,000 世帯 回答属性 : 単独世帯 154 世帯 二人以上世帯 846 世帯 性別男性 43.5 % 女性 56.5 % 年齢別 20 代 5.4 % 30 代 15.7 % 40 代 25.3 % 50 代 24.7 % 60 代 20.6 % 70 代以上 8.3 % 調査方法 : インターネット調査 四捨五入の関係で 合計が 100% にならない場合がある 調査の結果の一部を 経済月報 4 月号 に掲載する予定です 1
< 冬季ボーナスの支給状況 > 前年の冬のボーナスより 増加 の割合が上昇したものの 引き続き 減少 の割合を下回る 冬季ボーナスの支給状況をみると 前年より増加 が 21.2% と前年同期の調査に比べ 5.4 ポイント上昇した一方 前年より減少 が 24.6% と同様に 0.8 ポイント低下した ( 図表 1) ただ 増加 と回答した割合は 引き続き 減少 の割合を下回っている 前年並み は 54.2% だった ボーナスの使いみちを支給状況別にみると 前年より増加 前年並み 前年より減少 のいずれも 預貯金 が最も高い割合となった ( 図表 2) また 預貯金 に続く項目として 生活費の補てん ローンなどの返済 が高い割合となった 図表 1 冬季ボーナスの支給状況 前年の冬のボーナスより増加 前年の冬のボーナスより減少 2019 年 1 月調査 ( 今回 ) 21.2% 前年並み 54.2% 24.6% 2018 年 1 月調査 15.8% 前年並み 58.8% 25.4% 図表 2 支給状況別の冬季ボーナスの使いみち 80 70 60 68.2 預貯金 生活費の補てん ローンなどの返済 旅行 レジャー 衣料品等 家電製品 自動車関連 子どもの習い事 教育費 投資 資産運用 その他 複数回答のため 合計は100% にならない 62.4 50 40 39.1 41.1 46.9 44.5 30 20 10 0 30.0 24.5 22.0 21.1 16.4 18.8 15.5 13.6 12.7 13.1 12.5 14.1 11.7 10.6 10.6 10.0 10.6 10.2 8.6 3.6 6.0 1.1 3.1 3.1 前年より増加 (n=110) 前年並み (n=282) 前年より減少 (n=128) 2
<インターネットショッピングの利用動向 > インターネットショッピングの利用経験は 85.0% 1 年を通じて同水準の推移が続く 2018 年 10~12 月のインターネットショッピングによる商品 サービスの購入経験は 購入した が 85.0% 購入していない が 15.0% となり 8 割以上がインターネットショッピングを利用した ( 図表 3) この利用経験は 1 年を通じて同水準の推移が続いている 購入した との回答先に 前年同期(17 年 10~12 月 ) と比較した購入金額の変化を尋ねると 増加した が 32.3% 変化はない が 50.8% 減少した が 16.9% となった ( 図表 4) 前回調査 (18 年 7~9 月 ) とほぼ同様の結果となっている 図表 3 18 年 10~12 月のインターネットショッピングによる商品 サービスの利用経験 購入した 購入していない ( 今回調査 ) 18 年 10~12 月調査 85.0% 15.0% 18 年 7~9 月調査 83.0% 17.0% 18 年 4~6 月調査 83.0% 17.0% 18 年 1~3 月調査 84.0% 16.0% ( 注 ) 各調査期間においてネットショッピングによる支出があった場合 購入した として算出している 図表 4 前年の同時期と比較した購入金額の変化 ( 購入した との回答先 ) 増加した変化はない減少した ( 今回調査 ) 18 年 10~12 月調査 (n=845) 32.3% 50.8% 16.9% 18 年 7~9 月調査 (n=830) 31.5% 49.8% 18.8% 18 年 4~6 月調査 (n=830) 26.0% 54.9% 19.1% 18 年 1~3 月調査 (n=840) 32.5% 48.1% 19.4% 3
インターネットショッピングによる購入金額の合計は 1 万 ~3 万円未満 が 29.1% で最多 18 年 10~12 月のインターネットショッピングによる商品 サービスの購入金額の合計は 1 万 ~ 3 万円未満 が 29.1% と最も多く 次いで 3 万 ~5 万円未満 が 19.6% 5 千 ~1 万円未満 が 18.9% などとなった ( 図表 5) 購入した具体的な商品 サービスは 衣類 が 38.0% で最も高く 次いで 食品 (36.6%) 図書 雑誌 (28.3%) 化粧品 美容関係 (25.8%) ホテル 旅行予約 (21.5%) などが高くなった ( 図表 6) 前年同期 (17 年 10~12 月 ) と比較して 増加した品目は 衣類 食品 ホテル 旅行予約 飲料 酒類 などとなった一方 減少した品目は 図書 雑誌 家電 AV 機器 音楽 CD ビデオソフト 台所用品 食器 生活雑貨 パソコン 周辺機器 などとなった 図表 5 インターネットショッピングによる商品 サービスの購入金額の合計 ( 購入した との回答先 ) 5 千円未満 5 千 ~1 万円未満 1 万 ~3 万円未満 3 万 ~5 万円未満 5 万 ~10 万円未満 10 万 ~20 万円未満 20 万 ~50 万円未満 50 万円以上 4.9 ( 今回調査 ) 18 年 10~12 月調査 11.8 18.9 29.1 19.6 12.3 2.5 (n=845) 0.8 5.6 18 年 7~9 月調査 (n=830) 18 年 4~6 月調査 (n=830) 18 年 1~3 月調査 (n=840) 12.5 13.6 13.9 18.9 20.5 19.7 31.0 31.4 31.9 17.1 17.2 16.0 11.4 9.3 10.2 5.2 5.1 2.4 1.1 2.4 0.4 2.7 0.5 0 20 40 60 80 100 4
図表 6 インターネットショッピングで購入した具体的な商品 サービス ( 前年同期との比較 ) 0 5 10 15 20 25 30 35 40 衣類 食品 38.0 36.2 36.6 35.4 図書 雑誌 28.3 32.2 化粧品 美容関係 25.8 25.9 ホテル 旅行予約 飲料 酒類 家電 AV 機器 音楽 CD ビデオソフト 健康 医療関係 台所用品 食器 生活雑貨 21.5 19.3 20.6 18.2 18.1 19.4 16.7 18.9 16.1 16.4 15.6 16.9 靴 パソコン 周辺機器 10.9 10.9 10.8 14.4 興行チケット 玩具 ギフト 家具 インテリア用品 事務用品 ソフトウェア その他 8.9 8.9 8.0 10.0 7.5 9.2 6.9 10.4 6.9 7.8 6.4 6.3 4.9 5.3 ( 今回調査 ) 18 年 10~12 月調査 (n=845) 17 年 10~12 月調査 (n=830) ( 注 ) 複数回答のため合計は 100% にならない 5
< 特別調査 1: 消費税増税時の軽減税率など負担軽減策の家計への影響と支出見通しについて > 軽減税率の認知度は 7 割を超える 19 年 10 月に消費税が8% から 10% に増税される これに合わせ 外食や酒類などを除く飲食料品の税率を 8% に維持する 軽減税率 が 初めて適用される見通しとなっている 軽減税率の認知度や各種の負担軽減策の家計への影響 増税に向けた今後の消費意識を調査した 軽減税率の認知度 ( 言葉も内容も知っている と 言葉を聞いたことがあり 内容も漠然とわかっている 合計 ) は 71.5% となった ( 図表 7) 認知度を年代別にみると 最も高かったのは 60 代で 76.7% となり 50 代が 76.1% で続いた 一方で 最も低いのは 20 代で 55.6% にとどまる また 40 代 (66.0%) や 30 代 (70.1%) も比較的低い結果となった 図表 7 軽減税率 の認知度 ( 年代別 ) 言葉も内容も理解している 言葉は知っているが 内容はわからない 認知度 言葉を聞いたことがあり 内容も漠然とわかっている 言葉も内容もわからない 全体 21.2 50.3 25.4 3.1 20 代 (n=54) 13.0 42.6 42.6 1.9 30 代 (n=157) 19.1 51.0 26.8 3.2 40 代 (n=253) 17.8 48.2 28.5 5.5 50 代 (n=247) 23.9 52.2 21.1 2.8 60 代 (n=206) 27.7 49.0 22.8 0.5 70 代以上 (n=83) 16.9 57.8 21.7 3.6 0 20 40 60 80 100 6
増税の負担軽減につながると考えられる施策は 軽減税率が最も高く 自動車税の引き下げが続く 消費税増税に対する負担軽減策の中で 家計の負担軽減につながると考えられる施策を尋ねた 最も回答割合が高い施策は 飲食料品などの税率を 8% に据え置く 軽減税率 が 67.9% となった 次いで 自動車税 引き下げ (36.1%) 中小店舗でのキャッシュレス決済を対象とした ポイント還元 (33.3%) などとなった ( 図表 8) また 負担軽減につながるものはない との回答割合は 10.6% と 一部にとどまっている 図表 8 消費税増税の際に家計の負担軽減につながると考えられる施策 0 20 40 60 80 飲食料品などの税率を 8% に据え置く 軽減税率 67.9 自動車税 の引き下げ 中小店舗でのキャッシュレス決済を対象とした ポイント還元 36.1 33.3 プレミアム付き商品券 の導入 18.7 年金生活者支援給付金 13.4 幼児教育無償化 自動車購入時に支払う 燃費課税 を 1% 引き下げ (1 年限定 ) 7.2 10.4 ( 注 ) 複数回答のため合計は 100% にならない 住宅ローン減税 の期間の延長 6.4 負担軽減につながるものはない 10.6 7
負担軽減策を考慮した今後の消費意識に大きな変化はみられず 7 割が支出を抑制する見通し 負担軽減策も考慮したうえでの今後の消費意識として 消費税が 10% に引き上げられた際の家計の支出見通しを尋ねると 支出を抑制する が 28.2% 支出をやや抑制する が 45.5% と全体の 73.7% が支出を抑制する見通しとなっている ( 図表 9) 参考として 増税後の支出の見通しについて 前回調査 (2018 年 10 月 ) と比較しても 大きな変化はみられない 図表 9 負担軽減施策等も考慮して 消費税が 10% に引き上げられた場合の支出見通し 支出を抑制する支出をやや抑制する変わらない支出を増やす 2019 年 1 月調査 28.2 45.5 25.4 0.9 ( 参考 ) 2018 年 10 月調査 29.7 45.1 24.5 0.7 0 20 40 60 80 100 ( 注 )2018 年 10 月調査は 消費税率が10% に引き上げられた場合の支出見通し と尋ねたもの 8
< 特別調査 2: キャッシュレス決済の利用動向と消費税増税時のポイント還元について > 過去 1 年間でキャッシュレス決済の利用経験は 9 割 過去 1 年以内のキャッシュレス決済の利用経験を尋ねると 利用経験あり が 92.0% となった ( 図表 10) 年代別にみても 全ての年代で利用経験は高い割合となっている 図表 10 過去 1 年以内のキャッシュレス利用経験 利用経験あり 利用経験なし 全体 20 代 (n=54) 30 代 (n=157) 40 代 (n=253) 50 代 (n=247) 60 代 (n=206) 70 代以上 (n=83) 92.0 83.3 91.7 93.7 94.3 92.2 85.5 8.0 16.7 8.3 6.3 5.7 7.8 14.5 0 20 40 60 80 100 9
具体的なキャッシュレス決済の方法は クレジットカードが約 9 割 カード型の電子マネーが約 6 割の利用経験 過去 1 年以内の利用経験者に具体的なキャッシュレス決済の方法を尋ねると クレジットカード が 90.8% と最も高く 次いで カード型の電子マネー (62.8%) プリペイドカード (18.7%) が続いた ( 図表 11) スマートフォンなどを通じて決済を行う 非接触型モバイルアプリ決済 は 7.7% QR コード決 済 は 7.2% となり 利用は一部にとどまっている 図表 11 過去 1 年以内に利用したキャッシュレスの具体的な決済方法 ( 利用経験者 ) 100 80 60 90.8 62.8 ( 注 ) 複数回答のため合計は 100% にならない (n=920) 40 20 0 クレジットカード 電子カマーネドー型 ( 注の 1 ) 18.7 プリペイドカード ( 注 1)Suica 楽天 Edy nanaco WAON など ( 注 2)QUICPay Apple Pay など ( 注 3) 楽天ペイ LINE Pay PayPay d 払いなど 7.7 7.2 4.0 ア非プ接リ触決型済モ ( バ注イ ) ル 2 QR コード決済 ( 注 3 ) デビットカード 0.2 仮想通貨 10
優先する決済方法は 現金派がキャッシュレス派をやや上回る 決済方法の全般的な考え方として 現金決済を優先している ( 現金派 ) キャッシュレス決済を優先している ( キャッシュレス派 ) 現金とキャッシュレス決済を併用している( 併用派 ) のいずれに当てはまるのか尋ねた 全体では 併用派が 43.4% と最も高い中 現金派は 28.4% キャッシュレス派は 24.2% と 現金派がやや上回っている ( 図表 12) 男女別にみると 併用派はほぼ同じ割合となり 男性はキャッシュレス派と現金派が拮抗している一方で 女性は現金派がキャッシュレス派をやや上回っている 年代別にみると 現金派の割合は 20 代が最も多くなった一方 キャッシュレス派は 40 代と 50 代が高い また 60 代は併用派が全ての年代で最も高くなった 図表 12 支払いにおける決済方法の全般的な考え方 ( 男女 年代別 ) 現金決済を優先している現金決済とキャッシュレス決済を併用しているキャッシュレス決済を優先しているわからない 0 20 40 60 80 100 全体 28.4 43.4 24.2 4.0 性別 男性 (n=460) 女性 (n=540) 26.5 30.0 43.9 43.0 26.3 22.4 3.3 4.6 20 代 (n=54) 42.6 37.0 14.8 5.6 30 代 (n=157) 31.2 43.3 20.4 5.1 年代 40 代 (n=253) 50 代 (n=247) 26.1 24.3 41.1 44.9 28.1 26.7 4.7 4.0 60 代 (n=206) 28.6 46.1 23.8 1.5 70 代以上 (n=83) 32.5 43.4 19.3 4.8 現金派併用派キャッシュレス派 11
ポイント還元でキャッシュレス決済を増やしたい消費者は 5 割を超える 消費税増税に合わせて実施される ポイント還元を踏まえたキャッシュレス決済の利用意向を尋ねた 全体では キャッシュレス決済を増やしたい キャッシュレス決済をやや増やしたい の合計は 51.6% と半数を超えた ( 図表 13) 図表 12 の 現金派 キャッシュレス派 併用派 について それぞれの利用意向をみると キャッシュレス派は 増やしたい ( 増やしたい と やや増やしたい の合計 ) が 70.3% と最も高くなった 併用派も 58.8% と比較的高く 全体を上回る結果となった 現金派でも約 3 割がキャッシュレス決済を進めたいとの意向がみられた 図表 13 消費税増税の負担軽減策である ポイント還元 に向けた 今後のキャッシュレス決済の利用意向 ( 決済方法の考え方別 ) 全体 ( キャッシュレス派 ) キャッシュレス決済を優先している (n=242) キャッシュレス決済を増やしたい今までと変わらないキャッシュレス決済を減らしたい 28.0 58.7 23.6 キャッシュレス決済をやや増やしたい キャッシュレス決済をやや減らしたい わからない 1.4 36.9 1.6 8.5 0.4 11.6 26.9 1.2 1.2 ( 併用派 ) 現金決済とキャッシュレス決済を併用している (n=434) ( 現金派 ) 現金決済を優先している (n=284) 8.1 26.3 23.2 32.5 51.4 33.4 0.7 2.5 2.5 1.2 4.1 14.1 0 20 40 60 80 100 12
13 キャッシュレス決済を利用するうえでの問題点は 現金派は浪費につながる点 キャッシュレス派は安全性と利便性に問題を感じる割合が高い キャッシュレス決済を利用するうえでの問題点を 現金派とキャッシュレス派で比較した 現金派の問題点は お金を使っている感覚がせず 使いすぎてしまうこと が最も高く 次いで セキュリティ ( 不正利用など ) 盗難や紛失 ( カード スマートフォンなど ) 残高やパスワードなどが管理しにくい点 が続いた ( 図表 14) キャッシュレス派は セキュリティ ( 不正利用など ) の回答割合が最も高く 次いで 盗難や紛失 ( カード スマートフォンなど ) キャッシュレス決済を利用できる店舗やサービスが限られる点 災害時に利用できない可能性がある点 が高くなった 図表 14 現金派とキャッシュレス派のキャッシュレス決済を利用するうえでの問題点の比較 73.2 58.8 48.2 32.4 22.9 21.8 14.4 13.4 2.1 7.0 34.3 55.4 45.5 16.9 32.6 39.3 11.2 5.4 1.2 10.7 0 10 20 30 40 50 60 70 80 お金を使っている感覚がせず 使いすぎてしまうことセキュリティ ( 不正利用など ) 盗難や紛失 ( カード スマートフォンなど ) 残高やパスワードなどが管理しにくい点災害時に利用できない可能性がある点キャッシュレス決済を利用できる店舗やサービスが限られる点利用にあたり準備が必要になる場合がある点 ( クレジットカードなど ) 利用に際して手続きが面倒 使い方が分かりにくい点その他特になし ( 現金派 ) 現金決済を優先している (n=284) ( キャッシュレス派 ) キャッシュレス決済を優先している (n=242) ( 注 ) 複数回答のため合計は 100% にならない
< 特別調査 3:10 連休となる大型連休 ( ゴールデンウィーク ) の予定について> 大型連休で行いたいことは 自宅で過ごす が最も高く 国内旅行 ( 県外 ) がこれに続く 今年の大型連休 ( ゴールデンウィーク ) は 10 連休になるが 県内消費者の休暇の予定や支出見通しを調査した まず 勤労者の大型連休の休暇の予定を尋ねると 10 連休 が 26.4% と最も高くなった ( 図表 15) 一方 休暇にならない も 15.6% と 10 連休 に次ぐ回答割合となっている 大型連休で行いたいことを尋ねると 全体では 自宅で過ごす が 38.0% と最も高く 国内旅行 ( 県外 ) 外食 ショッピング 国内旅行 ( 県内 ) などが続いた ( 図表 16) 一方 特になし も 26.7% にのぼり 海外旅行 は 2.8% と一部にとどまっている 勤労者についても 同様の傾向となっている 図表 15 勤労者における大型連休の休暇日程の見通し わからない 21.8% 10 連休 26.4% 休暇にならない 15.6% 7~9 日間 10.4% 1~3 日間 14.3% 4~6 日間 11.5% (n=742) ( 注 ) 勤労者のみ抽出したもの 図表 16 大型連休で行いたいこと 40.0 35.0 30.0 25.0 20.0 15.0 10.0 5.0 0.0 38.0 自宅ですごす 34.9 20.3 22.9 国内旅行 ( 県外 ) 19.3 18.7 17.7 17.8 16.2 16.1 12.9 13.2 9.8 8.9 8.6 8.9 8.4 7.8 7.5 7.7 5.8 6.3 5.9 5.4 4.7 4.6 4.9 4.1 4.1 3.0 3.2 4.0 2.7 2.8 外食 ショッピング 国内旅行 ( 県内 ) 趣味 帰省 読書 運動 フィットネス 観劇 映画 スポーツ観戦 山登り ハイキング キャンプ 全体 全体のうち勤労者 (n=742) 美術館 博物館 ( コンサー音ト楽 イラベインブトなど ) 勉強 海外旅行 その他 26.7 25.1 特になし 14
例年の大型連休と比較した支出の見通しは 約 3 割が 増加 を見込む 例年の大型連休と比較した支出の見通しは 増加する が 9.0% やや増加する が 21.9% となり 約 3 割が増加を見込んでいる ( 図表 17) また 例年と変わらない は 41.7% と最も多かった 減少する は 6.4% やや減少する は 5.6% と減少を見込む割合は 1 割程度にとどまった 大型連休の休暇日程別に支出見通しをみると 連休が長いほど支出が増加する見通しとなっている 図表 17 例年の大型連休と比較した支出見通し 増加する 9.0% 減少する 6.4% わからない 15.4% やや減少する 5.6% やや増加する 21.9% 例年と変わらない 41.7% 図表 18 大型連休の休暇日程と支出見通し 増加するやや増加する例年と変わらないやや減少する減少するわからない 全体 9.0 21.9 41.7 5.6 6.4 15.4 10 連休 (n=196) 19.9 31.6 35.2 4.1 4.1 5.1 7~9 日間 (n=77) 7.8 37.7 39.0 3.9 6.5 5.2 4~6 日間 (n=85) 9.4 25.9 48.2 9.4 5.9 1.2 1~3 日間 (n=106) 1.9 16.0 57.5 5.7 9.4 9.4 休暇にならない (n=116) 2.6 5.2 49.1 7.8 6.0 29.3 わからない (n=162) 8.0 19.1 29.6 6.2 8.0 29.0 勤労者以外 (n=258) 7.4 20.2 43.0 4.7 6.2 18.6 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 以上 15