2018 年 2 月 15 日 長野経済研究所プレスリリース~ 消費動向調査結果 (2018 年 10~12 月調査 )~ 消費税増税時のポイント還元もあり キャッシュレス決済の利用意向は半数を超える 本調査は 県内の消費動向や消費意識に関わるテーマに対する考え方を分析するため 県内 1,000 世

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2017 年 3 月 9 日 長野経済研究所プレスリリース ~ 消費動向調査結果 (2016 年 7 12 月調査 )~ 家計収入が改善するも 先行きに対する慎重姿勢は続く 本調査は 県内消費者の消費意識の現状 (2016 年 7-12 月 ) と見通し (17 年 1-6 月 ) について分析する

目次 P. 1 調査の概要 P 年を振り返って P 年の展望 P 備えが必要 ( 経済的に不安 ) と感じること P 今 一番買いたいもの P お金の支払いをする際の決済方法 P 資産運用について

調査概要 キャッシュレス決済に関するアンケート調査調査概要 調査期間 2018 年 6 月 4 日 ( 月 )~6 月 5 日 ( 火 ) 調査方法 調査対象 Webアンケート 20 歳以上のインターネット利用者 スクリーニング調査 一般消費者 本調査 過去 1 年間にインターネットを用いてオンライ

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ニュースリリース 平成 3 1 年 3 月 2 8 日 消費者動向調査 : 軽減税率 株式会社日本政策金融公庫 消費税の 軽減税率制度 消費者の受け止め方を調査 ~ 約 7 割の消費者が制度を認知認知 制度運用には わかりやすさ を求める ~ < 平成 31 年 1 月消費者動向調査 > 日本政策金

Press Release 2018 年 6 月 29 日 楽天リサーチ株式会社 現金以外を利用する理由は ポイントが貯まるから がトップ 出かける際に所持する現金の平均金額は 5 年前より 1,151 円低い結果に - キャッシュレス決済に関する調査 - URL:

1. ボーナスは定期的に支給されていますか? 年代累計で 奥さまは6 割強 ご主人は8 割強に定期支給 P.1 2. お互いに ボーナスの支給明細書 を見せていますか? あるいは お互いのボーナス支給額をご存知ですか? ボーナスの支給額を知らせる割合は 奥さまは 7 割弱 ご主人は9 割弱 P.1

ニッセイインターネットアンケート ~ 夏のボーナス について ~ 2019 年 6 月 2 8 日日本生命保険相互会社 日本生命保険相互会社 ( 社長 : 清水博 ) は ずっともっとサービス のサンクスマイルメニューのひとつ として ホームページ (

ECONOMY TOPICS


「高齢者の日常生活に関する意識調査」結果(概要) 3

1. 概要 目的 大学生におけるクレジットカードの所有の有無とクレジットカードに関する意識を調査するため 回答者 :709 名 1 日本大学商学部 特殊講義金融サービス ビジネス 受講生 (2~4 年生 ) 2 明治大学国際日本学部 金融サービス演習 受講生 (2 年生 ) 3 白鷗大学経営学部 銀

「大学生に対するクレジットカードに 関するアンケート(平成27年度) 〔マイナビ調査〕」結果

質問 年 ご自身の 1 年に何点をつけますか?(100 点満点 )( 回答者数 :6,709 名 ) 質問 を回答した方への質問 点数を決めるにあたって 最も大きな要素は何ですか? ( 回答者数 :6,709 名 ) 質問 年 ご自身へのご褒美のた

1. ボーナスは定期的に支給されていますか? 年代累計で 奥さまは6 割強 ご主人は8 割強に定期支給 P.1 2. お互いに ボーナスの支給明細書 を見せていますか? あるいは お互いのボーナス支給額をご存知ですか? ボーナスの支給額を知らせる割合は 奥さま ご主人ともに微減 P.1 3. この夏

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1. 電子マネー 1 の保有状況等の推移二人以上の世帯について 電子マネーを持っている世帯員がいる世帯の割合をみると 電子マネーの調査を開始した平成 2 年以降 毎年上昇しています また 電子マネーを利用した世帯員がいる世帯の割合も上昇しており 平成 2 年には約 2 割でしたが 23 年には3 割

平成19年6月 

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「シニアのリアル調査」結果第三弾


お知らせ 2019 年 6 月 27 日 楽天インサイト株式会社 消費増税に伴う ポイント還元制度 で キャッシュレス決済を現状より前向きに捉える人は 6 割 キャッシュレス支持派 が 4 割半超えで 現金支持派 を上回る キャッシュレス決済に関する調査 URL:

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第38回 熊本の消費予報調査

「電子マネーの利用に関するアンケート調査」

1. クレジットカードの保有枚数 クレジットカード の保有枚数は平均 2.94 枚 鳥取県内の勤労者 ( 所謂サラリーマン ) のJCBや VISA イオンなどのクレジットカード の平均保有枚数は の平均で1 人当たり2.94 枚となった 年代別では 40 歳代 が最もクレジットカードの平均保有枚数

質問 年 ご自身の 1 年に何点をつけますか?(100 点満点 )( 回答者数 :9,493 名 ) 質問 を回答した方への質問 最もウエイトを占める要素は何ですか? ( 回答者数 :9,493 名 ) 質問 を回答した方への質問 昨年と比較して点数

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質問 今年のクリスマスについて 予算は全て 人当たり 今年のクリスマス イブは火曜日ですが ご自身のクリスマスは何日に行いますか? ( 回答者数 :,4 名 ) 全体では クリスマス イブ の 4 日 という人が一番多く (7.6%) 日 ( 日 ) (0.8%) 3 日 ( 祝 月 ) (0.%)

不要品を売買する頻度について 20 代は 3 カ月に一 他のは 数年に一 が最も高い結果に不要品 ( 中古品 を売買する頻度について聞いたところ 数年に (33.3% が高く 半年に (7.5% 3 カ月に (4.5% が続いた 30 代から 60 代では 数年に が最も高いのに対して 20 代のみ

統計トピックスNo.92急増するネットショッピングの実態を探る

2005 年ファイル交換ソフト利用実態調査結果の概要 2005 年 5 月 31 日 目次 調査方法...2 ファイル交換ソフトの利用者数の実態 ファイル交換ソフトの利用率とその変化 ファイル交換ソフトの利用者数とその変化...5 ファイル交換の実態 利用されてい

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( 以下 カードなど ) を普段何枚 ( モバイル決済の場合は何種類 ) 使っているかたずねた ( それぞれの決済手段の定義は別表を参照 ) 各決済手段について 1 枚以上使用している人と全く使用していない人の割合は 岐阜県 愛知県 全国でそれぞれ表のようになった クレジットカードを使用している人の

トピックス

バレンタインデーのプレゼントにかける予算は増加傾向 中でも 女性の友人 への予算の平均は 33 円増加バレンタインデーのプレゼントにかける予算について プレゼントを渡す相手別に見たところ パートナー 思いを寄せている相手 への予算は 2 が最も多い一方 配偶者以外の家族 会社 取引先や男性の友人など

性別 女性 48% 男性 52% 男性 女性 年齢 29 歳 5% 30 歳以上 16% 20 歳未満 21 歳 1% 1% 22 歳 7% 23 歳 10% 20 歳未満 21 歳 22 歳 23 歳 24 歳 28 歳 8% 24 歳 14% 25 歳 26 歳 27 歳 27 歳 12% 26

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性別 女性 48% 男性 52% 男性 女性 年齢 29 歳 5% 30 歳以上 16% 20 歳未満 21 歳 1% 1% 22 歳 7% 23 歳 10% 20 歳未満 21 歳 22 歳 23 歳 28 歳 8% 24 歳 14% 24 歳 25 歳 26 歳 27 歳 27 歳 12% 26

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約 7 割が はい と回答しており ポイントやマイルの利用について利便性を求めていることがわかっ た 若年層において特にその意識が高くなっており 0 代が 8.7% で最も高く その後年代が高くなる につれて数値は低くなり 60 代では 60.% と 0 代と 60 代で.5 ポイントの差が出る結果

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年収とフィンテックサービスの関係では 年収が高まるにつれて 何らかのフィンテックサービスを活用している傾向にある 一方で 保有資産については資産額が多いほどフィンテックサービスの利用も増える傾向もみられるが 年収の場合とは違う動きがみられた 3. 金融サービス利用状況について 金融リテラシーについて

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世帯収入 DI 増えた と 減った 二極化の傾向現在の 世帯収入 DI ( 増えた やや増えた ) と回答した割合から 減った やや減った と回答した割合を引いた値 ) は - で前回 ( 年 6 月 :-8) から - ポイントとなりほぼ横ばいとなった 回答の内訳をみると やや増えた が + ポイ

世帯収入 DI 大幅な改善現在の 世帯収入 DI ( 増えた やや増えた ) と回答した割合から 減った やや減った と回答した割合を引いた値 ) は で前回 (11 年 6 月 :-24.6) から +6.8 ポイント上昇した 震災後に混乱していた企業のサプライチェーンが回復し生産体制

2. 特別項目 : 耐久消費財の購入について (1) 購入したい商品 1 位は スマートフォン 生活家電も買い替え需要高い 回答者の世帯において最近 1 年間に購入した耐久消費財は 1 位 スマートフォン (31.9%) 2 位 ルームエアコン (2%) 3 位 LED 照明器具 (17.7%) だ

平成 29 年度 消費者の意識に関する調査 結果報告書 食品ロス削減の周知及び実践状況に関する調査 平成 30 年 3 月 消費者庁消費者政策課

前問で 知っているが使っていない と回答した方に 今後格安スマホを利用したいと思うかについて聞いたところ 利用したい ( とても利用したい + どちらかというと利用したい ) は合わせて 33.3% 利用したくない( 全く利用したくない + どちらかというと利用したくない ) の合計が 32.% と

報道関係者各位 2019 年 2 月 1 日野村不動産アーバンネット株式会社 リリースカテゴリー 都市型コンパクトタウン 都市再生 地方創生グローバルへの取組み不動産テック 働き方改革健康 介護ニーズ社会課題定期報告 レポート 不動産情報サイト ノムコム 住宅購入に関する意識調査 ( 第 16 回

キャッシュレス決済導入に関するアンケート調査報告 調査先 : 当所会員事業所のうち 小売業 飲食店 宿泊業 生活関連サービス業を抽出 調査期間 : 令和元年 5 月 17 日 ~6 月 14 日 回答数 :70 事業所 回答事業所 業種 回答企業 業種 1 小売業 25 2 飲食店 27 3 サービ

調査概要 調査対象 : 一都三県に在住する GF シニアデータベース 有効回答件数 :572 件 標本抽出法 :GF RTD( ランダム テレフォンナンバー ダイアリング ) 方式 調査方法 : アウトバウンド IVR による電話調査 調査時期 : 平成 22 年 11 月 29 日 ( 月 )18

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所在地 東京都港区芝 代表者 代表取締役会長兼社長白石清 東証マザーズコード :4308 Jストリームは オンラインショッピングに関するユーザー動向調査を実施 ~ 現状の掲載情報では十分でないと感じたことがあるユーザーがほぼ半数 ~ 2012 年 1 月 19 日 調査の背景 2010

1. 世帯のインターネットの利用状況 - 利用世帯 6 割超 - 自宅のパソコンや携帯電話などから インターネットやメールなどを利用できる環境かどうかを聞い たところ ( 世帯で ) 利用している が 62.6% と 10 年前の 25.2% から 2 倍以上に増えている ( 図 1 世帯のインター

次に 貯蓄に対する意識や行動について 確認を行いました 全回答者 (, 名 ) に 貯蓄をすることが好きか聞いたところ はい 53.5% いいえ 7.8% どちらともいえない 38.7% となり 貯蓄好きが半数を超えました 性にみると 2 男性や 2 女性では貯蓄好きが 4 人に 3 人の割合 (

1. プリペイド式カード の利用経験について 2 バスカード ( 西鉄バスのみ ) の利用率が約 8 割 < 全体 > プリペイド式カードの利用経験について 全体でみると バスカード ( 西鉄バスのみ ) が 85.2% と最も高く 次いで よかネットカード (45.2%) えふカード (36.5%

質問 1 敬老の日 のプレゼントについて (1) 贈る側への質問 敬老の日 にプレゼントを贈りますか? ( 回答数 :11,202 名 ) 敬老の日にプレゼント贈る予定の方は 83.7% となり 今年度実施した父の日に関するアンケート結果を約 25% 上回る結果となった 敬老の日 父の日 贈らない

質問 1 企業 団体にお勤めの方への質問 あなたの職場では定年は何歳ですか?( 回答者数 :3,741 名 ) 定年は 60 歳 と回答した方が 63.9% と最も多かった 従業員数の少ない職場ほど 定年は 65 歳 70 歳 と回答した方の割合が多く シニア活用 が進んでいる 定年の年齢 < 従業

2019 年 4 月 25 日 明治安田生命 家計 に関するアンケート調査を実施! 今年の GW 平均予算は 47,249 円 GW が 10 連休と大型化したことによる消費動向は二極化の傾向が! 10 月に予定される消費増税は 家計 に大きな影響! 世のお父さんのおこづかいが大ピンチ!? 明治安田

第49回「山形県内家計の消費動向調査」結果

2009年9月●日

29 歳以下 3~39 歳 4~49 歳 5~59 歳 6~69 歳 7 歳以上 2 万円未満 2 万円以 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 21 年度 211 年度 212 年度 213 年度 214 年度 215 年度 216 年度

個人消費活性化に対する長野県内企業の意識調査

PDF化【公表】290606報告書(横計入)

要 旨 1. 平成 のボーナスの受取予想金額全体の平均は 1.8% 41 万 2 千円 ( 昨年冬比 7 千円 ) の予想 公務員の平均は 1.6% 56 万 6 千円 民間企業に勤める会社員の平均は 3.6% 37 万 2 千円と予想 2. ボーナスの使いみちボーナスの使いみちは 貯蓄 投資 に

表紙(A4)

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家計と景気に関する意識・実態調査報告書

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資料 1( 参考 ) 口コミサイト インフルエンサーマーケティングに関するアンケート結果 2018 年 9 月 19 日

No.21 消費税率引上げと増税対策が家計に与える影響について(全国)

1 食に関する志向 健康志向が調査開始以来最高 特に7 歳代の上昇顕著 消費者の健康志向は46.3% で 食に対する健康意識の高まりを示す結果となった 前回調査で反転上昇した食費を節約する経済性志向は 依然厳しい雇用環境等を背景に 今回調査でも39.3% と前回調査並みの高い水準となった 年代別にみ

質問 1 11 月 30 日は厚生労働省が制定した 年金の日 だとご存じですか? あなたは 毎年届く ねんきん定期便 を確認していますか? ( 回答者数 :10,442 名 ) 知っている と回答した方は 8.3% 約 9 割は 知らない と回答 毎年の ねんきん定期便 を確認している方は約 7 割

「いい夫婦の日」アンケート結果2011

Microsoft Word - リリース doc

個人消費活性化に対する九州企業の意識調査

図表 II-39 都市別 世帯主年齢階級別 固定資産税等額 所得税 社会保険料等額 消 費支出額 居住コスト 年間貯蓄額 ( 住宅ローン無し世帯 ) 単位 :% 東京都特別区 (n=68) 30 代以下 (n=100) 40 代

令和元年 7 月物価モニター調査結果 ( 速報 ) News Release 令和元年 7 月 18 日 1. 調査の目的 原油価格や為替レートなどの動向が生活関連物資等の価格に及ぼす影響 物価動向についての意識 等を正確 迅速に把握し 消費者等へタイムリーな情報提供を行う 2. 調査の内容 全国

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13 年冬のボーナス 昨冬 は 12 年冬を指しますこの冬のボーナス平均手取額は 66.8 昨冬と比べて 4.7 増 昨冬との比較では 増えた (36.4%) が 減った (21.6%) を上回り 増減は 年冬のボーナス手取額 平均 :

表 1: 世帯年収に対する貯蓄の割合 表 2: 年代別の貯蓄率 月収に占める支出率 スマートマネー派 は節約上手 ( 3) ( 4) 2012 年 11 月の家計の各品目の出費 について質問したところ 月収に対する支出の割合は スマートマネー派 が 69.9% と 現金依存派 の 74.2% より

ニュースリリース

自主調査レポート

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No.21 消費税率引上げと増税対策が家計に与える影響について(全国および三重県)

質問 1 敬老の日 について (1) 贈る側への質問 プレゼントは何を贈る予定ですか? ( 回答者数 :4,450 名 ) (2) 贈られる側への質問 プレゼントは何がほしいですか? ( 回答者数 :1,061 名 ) 昨年同様 贈る側 贈られる側ともに 食事 グルメ がトップ 贈られる側は 旅行

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2 / 6 不安が生じたため 景気は腰折れをしてしまった 確かに 97 年度は消費増税以外の負担増もあったため 消費増税の影響だけで景気が腰折れしたとは判断できない しかし 前回 2014 年の消費税率 3% の引き上げは それだけで8 兆円以上の負担増になり 家計にも相当大きな負担がのしかかった

1. 調査の目的 初めての給料日は 新入社員が皆胸を躍らせるイベントだ 家族への感謝の気持ちを伝える機会に 1 ヶ月間頑張った自分へのご褒美に と 使い道を考えている時間が一番楽しいかもしれない しかし最近の若者は 車や高級品に興味がない 海外旅行に関心が薄い 節約志向で無駄遣いはしない などと言わ

全国におけるポジショニング

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調査レポート

レジャー白書2018

図 1. 夏のボーナス推定平均支給額 (N= アンケート回答者全員 ) 2014 年夏 2013 年夏 男女 年齢 家族構成別 :30~50 代の中間層の支給額が増加 家族構成別では 単身者や夫婦世帯の伸び率が上昇男女別では 前年比で男性が 3.1% のプラスなのに対し 女性は 11.6% のマイナ

報道関係者各位 2019 年 3 月 1 日 アットホーム株式会社 トレンド調査 住宅購入検討者に聞く 消費税増税前の住宅購入意向 調査 消費税が 8% のうちに住宅を購入したい 51.9% 消費税増税後の住宅価格変わらない 43.5% 上がる 32.5% すまい給付金 を知っている 35.8% 不

要 旨 1. 平成 のボーナスの受取予想金額回答者全体の平均 ( 加重平均 ) は 昨年夏と比較して 7.2 % 3 万 2 千円減少の 40 万 9 千円と予想 各年代の平均額は 20 歳代で 25 万 5 千円 ( 昨年夏比 3 万 3 千円 ) 30 歳代で 37 万 2 千円 ( 同比 3

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2018 年 2 月 15 日 長野経済研究所プレスリリース~ 消費動向調査結果 (2018 年 10~12 月調査 )~ 消費税増税時のポイント還元もあり キャッシュレス決済の利用意向は半数を超える 本調査は 県内の消費動向や消費意識に関わるテーマに対する考え方を分析するため 県内 1,000 世帯を対象に実施している ( 年 4 回 3カ月毎に実施 ) 調査結果のポイント < 冬季ボーナスの支給状況 > 前年より 増加 の割合が上昇したものの 引き続き 減少 の割合を下回る 冬季ボーナスの支給状況をみると 前年より増加 が 21.2% と前年同期の調査に比べ 5.4 ポイント上昇した一方 前年より減少 が 24.6% とわずかに低下した ( 図表 1) ただ 増加 の割合は引き続き 減少 の割合を下回っている <インターネットショッピングの利用動向 > インターネットショッピングの利用経験は 85.0% 1 年を通じて同水準の推移が続く 18 年 10~12 月のインターネットショッピングによる商品 サービスの購入経験は 購入した が 85.0% 購入していない が 15.0% となり 8 割以上がインターネットショッピングを利用した ( 図表 3) この利用経験は 1 年を通じて同水準の推移が続いている 18 年 10~12 月の購入金額の合計は 1 万 ~3 万円未満 が 29.1% と最も多く 次いで 3 万 ~5 万円未満 が 19.6% 5 千 ~1 万円未満 が 18.9% などとなった ( 図表 5) < 特別調査 1> 消費税増税時の軽減税率など負担軽減策の家計への影響と支出見通しについて今後の消費意識に大きな変化はみられず 7 割が支出を抑制する見通し 軽減税率について 漠然とでも内容を理解しているを含めた認知度は 7 割を超えている ( 図表 7) 家計の負担軽減につながると考えられる施策は 飲食料品などの税率を 8% に据え置く 軽減税率 が 67.9% と最も高く 自動車税 引き下げ (36.1%) 中小店舗でのキャッシュレス決済を対象とした ポイント還元 (33.3%) などが続いた ( 図表 8) 負担軽減策も考慮したうえでの今後の消費意識として 消費税が 10% に引き上げられた際の家計の支出見通しを尋ねると 全体の 73.7% が支出を抑制する見通しとなっている ( 図表 9) < 特別調査 2>キャッシュレス決済の利用動向と消費税増税時のポイント還元について消費税増税時のポイント還元でキャッシュレス決済を増やしたい消費者は 5 割を超える 過去 1 年以内のキャッシュレス決済の利用経験を尋ねると 全体のおよそ 9 割が利用していた 具体的な決済方法は クレジットカードが約 9 割 カード型の電子マネーが約 6 割と高い ( 図表 10 11) 消費税増税に合わせて実施される ポイント還元を踏まえたキャッシュレス決済の利用意向については キャッシュレス決済を増やしたい消費者が 51.6% と半数を超えた ( 図表 13) < 特別調査 3>10 連休となる大型連休 ( ゴールデンウィーク ) の予定について例年の大型連休と比較した支出の見通しは 約 3 割が 増加 を見込む 勤労者の大型連休の休暇の見通しは 10 連休 が最も高くなった ( 図表 15) 一方で 休暇にならない も 15.6% と高く 10 連休 に次ぐ回答割合となっている 例年の大型連休と比較した支出の見通しは 約 3 割が増加を見込んでいる ( 図表 17) <お問い合わせ先 > 一般財団法人長野経済研究所電話 :026-224-0501 くめい担当 : 調査部上席研究員粂井裕至

調査の概要 消費動向調査 アンケート実施概要 調査時期 : 2019 年 1 月上旬 ~ 中旬 調査対象 : 長野県内在住の 1,000 世帯 回答属性 : 単独世帯 154 世帯 二人以上世帯 846 世帯 性別男性 43.5 % 女性 56.5 % 年齢別 20 代 5.4 % 30 代 15.7 % 40 代 25.3 % 50 代 24.7 % 60 代 20.6 % 70 代以上 8.3 % 調査方法 : インターネット調査 四捨五入の関係で 合計が 100% にならない場合がある 調査の結果の一部を 経済月報 4 月号 に掲載する予定です 1

< 冬季ボーナスの支給状況 > 前年の冬のボーナスより 増加 の割合が上昇したものの 引き続き 減少 の割合を下回る 冬季ボーナスの支給状況をみると 前年より増加 が 21.2% と前年同期の調査に比べ 5.4 ポイント上昇した一方 前年より減少 が 24.6% と同様に 0.8 ポイント低下した ( 図表 1) ただ 増加 と回答した割合は 引き続き 減少 の割合を下回っている 前年並み は 54.2% だった ボーナスの使いみちを支給状況別にみると 前年より増加 前年並み 前年より減少 のいずれも 預貯金 が最も高い割合となった ( 図表 2) また 預貯金 に続く項目として 生活費の補てん ローンなどの返済 が高い割合となった 図表 1 冬季ボーナスの支給状況 前年の冬のボーナスより増加 前年の冬のボーナスより減少 2019 年 1 月調査 ( 今回 ) 21.2% 前年並み 54.2% 24.6% 2018 年 1 月調査 15.8% 前年並み 58.8% 25.4% 図表 2 支給状況別の冬季ボーナスの使いみち 80 70 60 68.2 預貯金 生活費の補てん ローンなどの返済 旅行 レジャー 衣料品等 家電製品 自動車関連 子どもの習い事 教育費 投資 資産運用 その他 複数回答のため 合計は100% にならない 62.4 50 40 39.1 41.1 46.9 44.5 30 20 10 0 30.0 24.5 22.0 21.1 16.4 18.8 15.5 13.6 12.7 13.1 12.5 14.1 11.7 10.6 10.6 10.0 10.6 10.2 8.6 3.6 6.0 1.1 3.1 3.1 前年より増加 (n=110) 前年並み (n=282) 前年より減少 (n=128) 2

<インターネットショッピングの利用動向 > インターネットショッピングの利用経験は 85.0% 1 年を通じて同水準の推移が続く 2018 年 10~12 月のインターネットショッピングによる商品 サービスの購入経験は 購入した が 85.0% 購入していない が 15.0% となり 8 割以上がインターネットショッピングを利用した ( 図表 3) この利用経験は 1 年を通じて同水準の推移が続いている 購入した との回答先に 前年同期(17 年 10~12 月 ) と比較した購入金額の変化を尋ねると 増加した が 32.3% 変化はない が 50.8% 減少した が 16.9% となった ( 図表 4) 前回調査 (18 年 7~9 月 ) とほぼ同様の結果となっている 図表 3 18 年 10~12 月のインターネットショッピングによる商品 サービスの利用経験 購入した 購入していない ( 今回調査 ) 18 年 10~12 月調査 85.0% 15.0% 18 年 7~9 月調査 83.0% 17.0% 18 年 4~6 月調査 83.0% 17.0% 18 年 1~3 月調査 84.0% 16.0% ( 注 ) 各調査期間においてネットショッピングによる支出があった場合 購入した として算出している 図表 4 前年の同時期と比較した購入金額の変化 ( 購入した との回答先 ) 増加した変化はない減少した ( 今回調査 ) 18 年 10~12 月調査 (n=845) 32.3% 50.8% 16.9% 18 年 7~9 月調査 (n=830) 31.5% 49.8% 18.8% 18 年 4~6 月調査 (n=830) 26.0% 54.9% 19.1% 18 年 1~3 月調査 (n=840) 32.5% 48.1% 19.4% 3

インターネットショッピングによる購入金額の合計は 1 万 ~3 万円未満 が 29.1% で最多 18 年 10~12 月のインターネットショッピングによる商品 サービスの購入金額の合計は 1 万 ~ 3 万円未満 が 29.1% と最も多く 次いで 3 万 ~5 万円未満 が 19.6% 5 千 ~1 万円未満 が 18.9% などとなった ( 図表 5) 購入した具体的な商品 サービスは 衣類 が 38.0% で最も高く 次いで 食品 (36.6%) 図書 雑誌 (28.3%) 化粧品 美容関係 (25.8%) ホテル 旅行予約 (21.5%) などが高くなった ( 図表 6) 前年同期 (17 年 10~12 月 ) と比較して 増加した品目は 衣類 食品 ホテル 旅行予約 飲料 酒類 などとなった一方 減少した品目は 図書 雑誌 家電 AV 機器 音楽 CD ビデオソフト 台所用品 食器 生活雑貨 パソコン 周辺機器 などとなった 図表 5 インターネットショッピングによる商品 サービスの購入金額の合計 ( 購入した との回答先 ) 5 千円未満 5 千 ~1 万円未満 1 万 ~3 万円未満 3 万 ~5 万円未満 5 万 ~10 万円未満 10 万 ~20 万円未満 20 万 ~50 万円未満 50 万円以上 4.9 ( 今回調査 ) 18 年 10~12 月調査 11.8 18.9 29.1 19.6 12.3 2.5 (n=845) 0.8 5.6 18 年 7~9 月調査 (n=830) 18 年 4~6 月調査 (n=830) 18 年 1~3 月調査 (n=840) 12.5 13.6 13.9 18.9 20.5 19.7 31.0 31.4 31.9 17.1 17.2 16.0 11.4 9.3 10.2 5.2 5.1 2.4 1.1 2.4 0.4 2.7 0.5 0 20 40 60 80 100 4

図表 6 インターネットショッピングで購入した具体的な商品 サービス ( 前年同期との比較 ) 0 5 10 15 20 25 30 35 40 衣類 食品 38.0 36.2 36.6 35.4 図書 雑誌 28.3 32.2 化粧品 美容関係 25.8 25.9 ホテル 旅行予約 飲料 酒類 家電 AV 機器 音楽 CD ビデオソフト 健康 医療関係 台所用品 食器 生活雑貨 21.5 19.3 20.6 18.2 18.1 19.4 16.7 18.9 16.1 16.4 15.6 16.9 靴 パソコン 周辺機器 10.9 10.9 10.8 14.4 興行チケット 玩具 ギフト 家具 インテリア用品 事務用品 ソフトウェア その他 8.9 8.9 8.0 10.0 7.5 9.2 6.9 10.4 6.9 7.8 6.4 6.3 4.9 5.3 ( 今回調査 ) 18 年 10~12 月調査 (n=845) 17 年 10~12 月調査 (n=830) ( 注 ) 複数回答のため合計は 100% にならない 5

< 特別調査 1: 消費税増税時の軽減税率など負担軽減策の家計への影響と支出見通しについて > 軽減税率の認知度は 7 割を超える 19 年 10 月に消費税が8% から 10% に増税される これに合わせ 外食や酒類などを除く飲食料品の税率を 8% に維持する 軽減税率 が 初めて適用される見通しとなっている 軽減税率の認知度や各種の負担軽減策の家計への影響 増税に向けた今後の消費意識を調査した 軽減税率の認知度 ( 言葉も内容も知っている と 言葉を聞いたことがあり 内容も漠然とわかっている 合計 ) は 71.5% となった ( 図表 7) 認知度を年代別にみると 最も高かったのは 60 代で 76.7% となり 50 代が 76.1% で続いた 一方で 最も低いのは 20 代で 55.6% にとどまる また 40 代 (66.0%) や 30 代 (70.1%) も比較的低い結果となった 図表 7 軽減税率 の認知度 ( 年代別 ) 言葉も内容も理解している 言葉は知っているが 内容はわからない 認知度 言葉を聞いたことがあり 内容も漠然とわかっている 言葉も内容もわからない 全体 21.2 50.3 25.4 3.1 20 代 (n=54) 13.0 42.6 42.6 1.9 30 代 (n=157) 19.1 51.0 26.8 3.2 40 代 (n=253) 17.8 48.2 28.5 5.5 50 代 (n=247) 23.9 52.2 21.1 2.8 60 代 (n=206) 27.7 49.0 22.8 0.5 70 代以上 (n=83) 16.9 57.8 21.7 3.6 0 20 40 60 80 100 6

増税の負担軽減につながると考えられる施策は 軽減税率が最も高く 自動車税の引き下げが続く 消費税増税に対する負担軽減策の中で 家計の負担軽減につながると考えられる施策を尋ねた 最も回答割合が高い施策は 飲食料品などの税率を 8% に据え置く 軽減税率 が 67.9% となった 次いで 自動車税 引き下げ (36.1%) 中小店舗でのキャッシュレス決済を対象とした ポイント還元 (33.3%) などとなった ( 図表 8) また 負担軽減につながるものはない との回答割合は 10.6% と 一部にとどまっている 図表 8 消費税増税の際に家計の負担軽減につながると考えられる施策 0 20 40 60 80 飲食料品などの税率を 8% に据え置く 軽減税率 67.9 自動車税 の引き下げ 中小店舗でのキャッシュレス決済を対象とした ポイント還元 36.1 33.3 プレミアム付き商品券 の導入 18.7 年金生活者支援給付金 13.4 幼児教育無償化 自動車購入時に支払う 燃費課税 を 1% 引き下げ (1 年限定 ) 7.2 10.4 ( 注 ) 複数回答のため合計は 100% にならない 住宅ローン減税 の期間の延長 6.4 負担軽減につながるものはない 10.6 7

負担軽減策を考慮した今後の消費意識に大きな変化はみられず 7 割が支出を抑制する見通し 負担軽減策も考慮したうえでの今後の消費意識として 消費税が 10% に引き上げられた際の家計の支出見通しを尋ねると 支出を抑制する が 28.2% 支出をやや抑制する が 45.5% と全体の 73.7% が支出を抑制する見通しとなっている ( 図表 9) 参考として 増税後の支出の見通しについて 前回調査 (2018 年 10 月 ) と比較しても 大きな変化はみられない 図表 9 負担軽減施策等も考慮して 消費税が 10% に引き上げられた場合の支出見通し 支出を抑制する支出をやや抑制する変わらない支出を増やす 2019 年 1 月調査 28.2 45.5 25.4 0.9 ( 参考 ) 2018 年 10 月調査 29.7 45.1 24.5 0.7 0 20 40 60 80 100 ( 注 )2018 年 10 月調査は 消費税率が10% に引き上げられた場合の支出見通し と尋ねたもの 8

< 特別調査 2: キャッシュレス決済の利用動向と消費税増税時のポイント還元について > 過去 1 年間でキャッシュレス決済の利用経験は 9 割 過去 1 年以内のキャッシュレス決済の利用経験を尋ねると 利用経験あり が 92.0% となった ( 図表 10) 年代別にみても 全ての年代で利用経験は高い割合となっている 図表 10 過去 1 年以内のキャッシュレス利用経験 利用経験あり 利用経験なし 全体 20 代 (n=54) 30 代 (n=157) 40 代 (n=253) 50 代 (n=247) 60 代 (n=206) 70 代以上 (n=83) 92.0 83.3 91.7 93.7 94.3 92.2 85.5 8.0 16.7 8.3 6.3 5.7 7.8 14.5 0 20 40 60 80 100 9

具体的なキャッシュレス決済の方法は クレジットカードが約 9 割 カード型の電子マネーが約 6 割の利用経験 過去 1 年以内の利用経験者に具体的なキャッシュレス決済の方法を尋ねると クレジットカード が 90.8% と最も高く 次いで カード型の電子マネー (62.8%) プリペイドカード (18.7%) が続いた ( 図表 11) スマートフォンなどを通じて決済を行う 非接触型モバイルアプリ決済 は 7.7% QR コード決 済 は 7.2% となり 利用は一部にとどまっている 図表 11 過去 1 年以内に利用したキャッシュレスの具体的な決済方法 ( 利用経験者 ) 100 80 60 90.8 62.8 ( 注 ) 複数回答のため合計は 100% にならない (n=920) 40 20 0 クレジットカード 電子カマーネドー型 ( 注の 1 ) 18.7 プリペイドカード ( 注 1)Suica 楽天 Edy nanaco WAON など ( 注 2)QUICPay Apple Pay など ( 注 3) 楽天ペイ LINE Pay PayPay d 払いなど 7.7 7.2 4.0 ア非プ接リ触決型済モ ( バ注イ ) ル 2 QR コード決済 ( 注 3 ) デビットカード 0.2 仮想通貨 10

優先する決済方法は 現金派がキャッシュレス派をやや上回る 決済方法の全般的な考え方として 現金決済を優先している ( 現金派 ) キャッシュレス決済を優先している ( キャッシュレス派 ) 現金とキャッシュレス決済を併用している( 併用派 ) のいずれに当てはまるのか尋ねた 全体では 併用派が 43.4% と最も高い中 現金派は 28.4% キャッシュレス派は 24.2% と 現金派がやや上回っている ( 図表 12) 男女別にみると 併用派はほぼ同じ割合となり 男性はキャッシュレス派と現金派が拮抗している一方で 女性は現金派がキャッシュレス派をやや上回っている 年代別にみると 現金派の割合は 20 代が最も多くなった一方 キャッシュレス派は 40 代と 50 代が高い また 60 代は併用派が全ての年代で最も高くなった 図表 12 支払いにおける決済方法の全般的な考え方 ( 男女 年代別 ) 現金決済を優先している現金決済とキャッシュレス決済を併用しているキャッシュレス決済を優先しているわからない 0 20 40 60 80 100 全体 28.4 43.4 24.2 4.0 性別 男性 (n=460) 女性 (n=540) 26.5 30.0 43.9 43.0 26.3 22.4 3.3 4.6 20 代 (n=54) 42.6 37.0 14.8 5.6 30 代 (n=157) 31.2 43.3 20.4 5.1 年代 40 代 (n=253) 50 代 (n=247) 26.1 24.3 41.1 44.9 28.1 26.7 4.7 4.0 60 代 (n=206) 28.6 46.1 23.8 1.5 70 代以上 (n=83) 32.5 43.4 19.3 4.8 現金派併用派キャッシュレス派 11

ポイント還元でキャッシュレス決済を増やしたい消費者は 5 割を超える 消費税増税に合わせて実施される ポイント還元を踏まえたキャッシュレス決済の利用意向を尋ねた 全体では キャッシュレス決済を増やしたい キャッシュレス決済をやや増やしたい の合計は 51.6% と半数を超えた ( 図表 13) 図表 12 の 現金派 キャッシュレス派 併用派 について それぞれの利用意向をみると キャッシュレス派は 増やしたい ( 増やしたい と やや増やしたい の合計 ) が 70.3% と最も高くなった 併用派も 58.8% と比較的高く 全体を上回る結果となった 現金派でも約 3 割がキャッシュレス決済を進めたいとの意向がみられた 図表 13 消費税増税の負担軽減策である ポイント還元 に向けた 今後のキャッシュレス決済の利用意向 ( 決済方法の考え方別 ) 全体 ( キャッシュレス派 ) キャッシュレス決済を優先している (n=242) キャッシュレス決済を増やしたい今までと変わらないキャッシュレス決済を減らしたい 28.0 58.7 23.6 キャッシュレス決済をやや増やしたい キャッシュレス決済をやや減らしたい わからない 1.4 36.9 1.6 8.5 0.4 11.6 26.9 1.2 1.2 ( 併用派 ) 現金決済とキャッシュレス決済を併用している (n=434) ( 現金派 ) 現金決済を優先している (n=284) 8.1 26.3 23.2 32.5 51.4 33.4 0.7 2.5 2.5 1.2 4.1 14.1 0 20 40 60 80 100 12

13 キャッシュレス決済を利用するうえでの問題点は 現金派は浪費につながる点 キャッシュレス派は安全性と利便性に問題を感じる割合が高い キャッシュレス決済を利用するうえでの問題点を 現金派とキャッシュレス派で比較した 現金派の問題点は お金を使っている感覚がせず 使いすぎてしまうこと が最も高く 次いで セキュリティ ( 不正利用など ) 盗難や紛失 ( カード スマートフォンなど ) 残高やパスワードなどが管理しにくい点 が続いた ( 図表 14) キャッシュレス派は セキュリティ ( 不正利用など ) の回答割合が最も高く 次いで 盗難や紛失 ( カード スマートフォンなど ) キャッシュレス決済を利用できる店舗やサービスが限られる点 災害時に利用できない可能性がある点 が高くなった 図表 14 現金派とキャッシュレス派のキャッシュレス決済を利用するうえでの問題点の比較 73.2 58.8 48.2 32.4 22.9 21.8 14.4 13.4 2.1 7.0 34.3 55.4 45.5 16.9 32.6 39.3 11.2 5.4 1.2 10.7 0 10 20 30 40 50 60 70 80 お金を使っている感覚がせず 使いすぎてしまうことセキュリティ ( 不正利用など ) 盗難や紛失 ( カード スマートフォンなど ) 残高やパスワードなどが管理しにくい点災害時に利用できない可能性がある点キャッシュレス決済を利用できる店舗やサービスが限られる点利用にあたり準備が必要になる場合がある点 ( クレジットカードなど ) 利用に際して手続きが面倒 使い方が分かりにくい点その他特になし ( 現金派 ) 現金決済を優先している (n=284) ( キャッシュレス派 ) キャッシュレス決済を優先している (n=242) ( 注 ) 複数回答のため合計は 100% にならない

< 特別調査 3:10 連休となる大型連休 ( ゴールデンウィーク ) の予定について> 大型連休で行いたいことは 自宅で過ごす が最も高く 国内旅行 ( 県外 ) がこれに続く 今年の大型連休 ( ゴールデンウィーク ) は 10 連休になるが 県内消費者の休暇の予定や支出見通しを調査した まず 勤労者の大型連休の休暇の予定を尋ねると 10 連休 が 26.4% と最も高くなった ( 図表 15) 一方 休暇にならない も 15.6% と 10 連休 に次ぐ回答割合となっている 大型連休で行いたいことを尋ねると 全体では 自宅で過ごす が 38.0% と最も高く 国内旅行 ( 県外 ) 外食 ショッピング 国内旅行 ( 県内 ) などが続いた ( 図表 16) 一方 特になし も 26.7% にのぼり 海外旅行 は 2.8% と一部にとどまっている 勤労者についても 同様の傾向となっている 図表 15 勤労者における大型連休の休暇日程の見通し わからない 21.8% 10 連休 26.4% 休暇にならない 15.6% 7~9 日間 10.4% 1~3 日間 14.3% 4~6 日間 11.5% (n=742) ( 注 ) 勤労者のみ抽出したもの 図表 16 大型連休で行いたいこと 40.0 35.0 30.0 25.0 20.0 15.0 10.0 5.0 0.0 38.0 自宅ですごす 34.9 20.3 22.9 国内旅行 ( 県外 ) 19.3 18.7 17.7 17.8 16.2 16.1 12.9 13.2 9.8 8.9 8.6 8.9 8.4 7.8 7.5 7.7 5.8 6.3 5.9 5.4 4.7 4.6 4.9 4.1 4.1 3.0 3.2 4.0 2.7 2.8 外食 ショッピング 国内旅行 ( 県内 ) 趣味 帰省 読書 運動 フィットネス 観劇 映画 スポーツ観戦 山登り ハイキング キャンプ 全体 全体のうち勤労者 (n=742) 美術館 博物館 ( コンサー音ト楽 イラベインブトなど ) 勉強 海外旅行 その他 26.7 25.1 特になし 14

例年の大型連休と比較した支出の見通しは 約 3 割が 増加 を見込む 例年の大型連休と比較した支出の見通しは 増加する が 9.0% やや増加する が 21.9% となり 約 3 割が増加を見込んでいる ( 図表 17) また 例年と変わらない は 41.7% と最も多かった 減少する は 6.4% やや減少する は 5.6% と減少を見込む割合は 1 割程度にとどまった 大型連休の休暇日程別に支出見通しをみると 連休が長いほど支出が増加する見通しとなっている 図表 17 例年の大型連休と比較した支出見通し 増加する 9.0% 減少する 6.4% わからない 15.4% やや減少する 5.6% やや増加する 21.9% 例年と変わらない 41.7% 図表 18 大型連休の休暇日程と支出見通し 増加するやや増加する例年と変わらないやや減少する減少するわからない 全体 9.0 21.9 41.7 5.6 6.4 15.4 10 連休 (n=196) 19.9 31.6 35.2 4.1 4.1 5.1 7~9 日間 (n=77) 7.8 37.7 39.0 3.9 6.5 5.2 4~6 日間 (n=85) 9.4 25.9 48.2 9.4 5.9 1.2 1~3 日間 (n=106) 1.9 16.0 57.5 5.7 9.4 9.4 休暇にならない (n=116) 2.6 5.2 49.1 7.8 6.0 29.3 わからない (n=162) 8.0 19.1 29.6 6.2 8.0 29.0 勤労者以外 (n=258) 7.4 20.2 43.0 4.7 6.2 18.6 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 以上 15