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< 広報資料 > 映像ソフト市場規模及びユーザー動向調査 2018 本調査は ビデオソフト市場 (DVD とブルーレイの及び ) と ユーザーがコンテンツに対して対価を払うことで視聴する 有料動画配信市場 を 映像ソフト市場 として定義した上で その市場規模とユーザーの利用動向について ユーザーに対するアンケートを基に調査したものである 本広報資料は その結果報告から抜粋し構成したものである 2019 年 5 月 一般社団法人日本映像ソフト協会デジタル エンターテイメント グループ ジャパン株式会社文化科学研究所

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6. 有料動画配信市場の中心は SVOD 有料動画配信サービス利用者の各サービス利用率は SVOD 86.5% TVOD 24.4% EST 8.6% となっている 2014 年からの各サービスのシェア増減でみると SVOD が 120.7% と伸張し TVOD は 77.3% EST は 85.7% と減少している なお 利用開始時期は SVOD で 85.2% が過去 5 年以内であるのに対し TVOD では過去 5 年以内が 73.4% EST では 70.1% となっており SVOD で新規利用者が多いことがわかる 7.4K 対応テレビの所有率は 7.5% UHD は認知度 10.8% 所有率 2.2% 4K テレビについては 2015 年の 3.0% から 7.5% へと所有率が倍以上に増えている 一方 UHD はまだ機器自体の認知度が 1 割少し程度しかない状態で 所有率も 2.2% に止まる ( この所有率については UHD が再生可能なパソコンなどの機器も含まれる ) 3

1. 映像ソフトの市場規模 2013 年度より推計している映像ソフト市場 ( 市場 +市場 + 有料動画配信市場 ) 全体の総計は 5,628 億円 前年比 108.0% となり 堅調な成長を見せている 一方 2012 年までの調査対象であったビデオソフト (DVDとBD) の市場規模は 3,648 億円 ( 前年比 98.5%) に止まる 各市場を個別にみると 市場は2,106 億円 ( 前年比 103.0%) 市場は1,542 億円 ( 前年比 92.9%) 有料動画配信市場の推計値は1,980 億円 ( 同 131.3%) となっており 初めて有料動画配信市場が市場を抜くこととなった 図表 1-1: 市場規模の推移有料コンテンツ市場合計値 6,642 6,301 5,741 5,307 5,021 4,802 5,212 5,004 5,136 5,258 5,213 5,628 7,000 94.9% 91.1% 92.4% 94.6% 95.6% 108.5% 96.0% 102.6% 102.4% 99.1% 108.0% 6,000 5,000 4,000 3,000 3,604 3,469 (96.3%) 3,067 (88.4%) 2,672 (87.1%) 2,542 (95.1%) 2,389 (94.0%) 有料動画 597 2,184 (91.4%) 有料動画 614 (102.8%) 2,103 (96.3%) 有料動画 961 (156.5%) 1,941 (92.3%) 有料動画 1,256 有料動画 (130.7%) 1,510 (120.2%) 1,831 (94.3%) 1,659 (90.6%) 有料動画 1,980 (131.1%) 1,542 (92.9%) 2,000 1,000 3,038 2,832 (93.2%) 2,674 (94.4%) 2,635 (98.5%) 2,479 (94.1%) 2,413 (97.3%) 2,431 (100.7%) 2,287 (94.1%) 2,234 (97.7%) 2,171 (97.2%) 2,044 (94.2%) 2,106 (103.0%) 0 2007 年 2008 年 2009 年 2010 年 2011 年 2012 年 2013 年 2014 年 2015 年 参考 :の市場と市場の合算値は 3,648 億円 ( 昨年比 98.5%) 2013 年から有料動画配信サービスの市場推計値を算出 これまでのビデオソフトの市場規模の推移に追記した 上記有料動画配信サービスには 有料放送局 (WOWOW やスカパー!) 会員や CATV 契約者が追加契約無しでみられる見放題の VOD や ポータルサイトの有料付随サービスとしての見放題の VOD あるサービスの有料会員になることの付随サービスとしての見放題の VOD の視聴を含む なお 市場規模算出に当たっては 購入 有料動画配信を利用したと回答した人のそれぞれのサービスの利用料金を基に推計している 4

2. ビデオソフトの購入と 有料動画配信の利用比較 1 年間に 購入 利用および有料動画配信サービスのいずれかを利用した 有料コンテンツ利用者 は 40.5% で の 41.7% から 1.2% の減少となっている 内訳をみると 利用率が の 26.8% から 25.6% へと 1.2% の減少 購入率が 17.1% から 15.8% とこれも 1.3% の減少となっている一方で 有料動画配信利用率は 13.9% から 16.3% へと 2.4% の増加となっている 各サービスの購入 利用者一人当たりの年間平均消費金額は ビデオソフトの購入が 15,792 円と最も高く 次に有料動画配信サービス利用の 14,249 円 ビデオの利用金額の 3,129 円の順となった ビデオソフトの購入額 ビデオの利用金額はここ3 年減少傾向にあるが 有料動画配信サービスの利用金額は より連続して上昇している 年間の平均枚数については ビデオソフト購入枚数 3.9 枚 ビデオ利用枚数 16.2 枚 有料動画利用枚数 36.2 枚となっており ビデオ利用枚数のみが横ばいで 後は減少傾向にある 50% 40% 30% 図表 2-1: ビデオソフトの購 有料動画配信利 率の推移 44.0 41.7 40.5 30.1 26.8 25.6 20% 10% 18.2 17.1 ( 1) 12.7 13.9 16.3 15.8 0% 有料コンテンツ利用率購入率 利用率有料動画配信利用率 有料コンテンツ利用者とは 1 年間に新品のパッケージビデオソフトを 1 枚以上購入した またはパッケージビデオソフトを 1 枚以上した または有料動画配信サービスを利用した人 購入者とは 1 年間に新品のパッケージビデオソフトを 1 枚以上購入した人 利用者とは 1 年間にパッケージビデオソフトを 1 枚以上した人 有料動画利用者とは 1 年間に 有料動画配信サービスを利用した人 5

図表 2-2: ビデオソフトの購 有料動画配信利 の平均利 額の推移 ( 円 ) 20,000 18,000 16,000 14,000 12,000 10,000 8,000 18,827 17,456 15,792 14,249 13,039 12,210 6,000 4,000 3,498 3,336 3,129 2,000 0 (N=273) (N=257) (N=237) (N=451) (N=404) (N=384) (N=300) (N=300) 有料動画 (N=300) 図表 2-3: ビデオソフトの購 有料動画配信利 の平均利 枚数の推移 ( 枚 ) 50.0 45.0 40.0 44.9 39.5 36.8 35.0 30.0 25.0 20.0 15.0 17.0 15.8 16.2 10.0 5.0 3.9 4.0 3.9 0.0 (N=273) (N=257) (N=237) (N=451) (N=404) (N=384) (N=300) (N=300) (N=300) 有料動画 6

3. ビデオソフトの購入と 有料動画配信サービス利用者の分布状況ビデオソフトの購入率は 15.8% の利用率は 25.6% 有料動画配信サービスの利用率は 16.3% となっているが 有料動画利用者の5 割強 購入者の3 分の2 利用者の4 割程度が 他の有料コンテンツを利用している また 3 サービス全ての利用者が全体の 3.2% を占めている 図表 3-1: 有料コンテンツ利 者の分布状況について ( ) 有料動画利用者 245 人 (16.3%) 109 人 (7.3%) 56 人 (3.8%) 利用者 N=1,500 384 人 (25.6%) 31 人 (2.1%) 47 人 (3.2%) 207 人 (13.8%) 購入者 237 人 (15.8%) 86 人 (5.7%) 72 人 (4.8%) 図表 3-2: 男 構成 人数の数値については補正の上四捨五入で実数値にしているため 重なりの人数合計とサービス利用者の数字があわないことがある 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 凡例 男性 女性 ビデオソフト購入者 (N=237) 48.4 51.6 ビデオソフト利用者 (N=384) 53.1 46.9 有料動画配信利用者 (N=300) 55.4 44.6 図表 3-3: 年齢構成 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 凡例 16~19 歳 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 ビデオソフト購入者 (N=237) 9.3 19.2 23.8 23.7 15.7 8.3 ビデオソフト利用者 (N=384) 9.1 19.6 22.2 24.2 13.1 11.8 有料動画配信利用者 (N=300) 6.3 19.4 23.5 25.1 16.6 9.1 7

有料コンテンツ利用者は 過去 5 年間で 87.4% と減少傾向にある ただし 各サービスごとには大きな消長があり 利用者が 68.9% と大幅減になっている一方で 購入者は 86.3% とほどの減少ではなく 有料動画利用者は 306.3% と3 倍以上となっている 各サービスの重なりごとにみていくと 過去 5 年間で最も伸張しているのは有料動画配信と購入の2つのみの利用者で 逆に最も減っているのは 購入と2つのみの利用者となっている 図表 3-4: 有料コンテンツ利 者の分布状況について (5 年 較 ) 有料動画利用者 80 人 159 人 190 人 209 人 245 人 306.3% 購入者 273 人 250 人 273 人 257 人 237 人 86.8% 25 人 56 人 72 人 104 人 109 人 436.0% 6 人 17 人 27 人 27 人 31 人 516.7% 108 人 104 人 109 人 93 人 86 人 79.6% 23 人 39 人 52 人 41 人 47 人 204.4% 26 人 47 人 39 人 37 人 56 人 215.4% 136 人 90 人 85 人 96 人 72 人 52.9% 利用者 372 人 302 人 276 人 227 人 207 人 55.7% 557 人 478 人 451 人 402 人 384 人 68.9% N=1,500 2014 年 2015 年 2014 年からの伸び 有料コンテンツ利用者 696 人 655 人 ( 41 人 ) 659 人 (+4 人 ) 625 人 ( 24 人 ) 608 人 ( 17 人 ) 87.4% 図表 3-6: 有料コンテンツの利 増減推移 (5 年 ) 購入のみ購入 + のみ + 有料動画 有料動画のみ 購入 + 有料動画 3 サービスフル 6 23 2014 年 108 136 372 2625 696 86 72 207 56 109 31 47 608 (79.6%)(52.9%) (55.6%) (215.4%)(436.0%)(516.7%) (204.3%) 8

4. 有料動画配信サービス別の利用状況 有料動画配信サービス利用者における各サービス利用率は SVOD が 86.5% で最も高く TVOD は 24.4% EST は 8.6% となっている ( わからない を除く) 時系列では SVOD TVDO は横這い EST は減少傾向である 各サービスの重なりでみると SVOD と TVOD の重複利用者がやや多くなっている 図表 4-1: 有料動画配信サービス別利 率の推移 100% 86.7 83.8 86.5 80% 60% 40% 20% 19.1 25.4 24.4 12.9 10.4 8.6 0% (N=278)(N=279)(N=277) SVOD ( 定額見放題サービス ) (N=278)(N=279)(N=277) TVOD ( 都度課金サービス ) (N=278)(N=279)(N=277) EST ( 有料動画購入サービス ) 図表 4-2: 有料動画配信サービス毎の利 分布 ( ) SVOD 239 人 (86.5%) 196 人 (71.0%) 全体 :300 人のうちわからないを除いた 277 人の比率 EST 24 人 (8.6%) 4 人 (1.4%) わからない 23 人 31 人 (11.0%) 8 人 (3.0%) 3 人 9 人 (0.9%) (3.2%) 26 人 (9.4%) TVOD 68 人 (24.4%) 9

5. ビデオソフトの購入状況 のビデオソフトの購入率は 15.8% と 水準を下回り をピークに漸減傾向にある 購入枚数は 3.9 枚となっており からほぼ横這いである 平均購入金額は 15,792 円で大きな減少となった 図表 5-1: ビデオソフト (DVD&BD) の購 率の推移 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 凡例 購入あり 購入なし 2015 年 2014 年 2013 年 (N=1,197) 15.8 17.1 18.2 16.7 18.2 16.3 84.2 82.9 81.8 83.3 81.8 83.7 図表 5-2: ビデオソフト (DVD&BD) の購 枚数と 額の推移 ( 円 ) ( 枚 ) 40,000 35,000 30,000 25,000 5.0 4.2 4.2 3.9 4.0 金額 ( 円 ) 枚数 ( 枚 ) 3.9 6 5 4 20,000 15,000 18,004 17,745 19,370 18,827 17,456 15,792 3 2 10,000 5,000 1 0 2013 年調査 (N=195) 2014 年調査 (N=273) 2015 年調査 (N=250) 調査 (N=273) 調査 (N=257) 調査 (N=237) 0 10

合計 N=1,500 15.8% N=237 3.9 15,791.9 男性性年齢別の購入率をみると 男性では 30 代で 女性では 10 代で購入率が非常に高い 特に女性 10 代については の 20.4% より大きく伸張している 図表 5-3: 年代別の購 率 平均枚数 平均 額購入率 (%) 平均枚数 ( 枚 ) 平均金額 ( 円 ) 計 N=749 15.3% N=115 4.8 18,341.7 10 代 N=49 10.0% N=5 2.8 15,250.0 20 代 N=121 16.5% N=20 5.0 17,707.0 30 代 N=143 19.4% N=28 4.4 19,361.0 40 代 N=174 17.7% N=31 5.0 21,047.2 50 代 N=129 16.0% N=21 5.7 15,219.2 60 代 N=133 8.1% N=11 4.2 16,546.2 女性計 N=751 16.3% N=122 3.0 13,396.4 10 代 N=52 33.3% N=17 4.5 13,785.5 20 代 N=116 22.0% N=26 2.4 15,372.4 30 代 N=144 19.8% N=29 2.8 12,699.1 40 代 N=170 15.0% N=25 2.0 10,613.6 50 代 N=128 12.8% N=16 2.9 13,676.5 60 代 N=140 6.4% N=9 5.4 16,618.2 ビデオソフト購入者 図表 5-4: 年齢構成 ( 経年 較 ) 調査数 16~19 歳 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 N=237 9.3 19.2 23.8 23.7 15.7 8.3 N=257 9.3 20.5 25.2 24.0 11.6 9.3 N=273 9.9 16.8 26.4 24.2 15.4 7.3 (%) 11

ヘビーユーザーの割合は 2.5% と に比べ低下している これに応じてヘビーユーザーの 購入金額が全ユーザーの購入金額総額に占める割合も若干低下して 54.8% となっているが 人数割合ほど の低下ではない また 特に BD については 全市場の 63.4% をヘビーユーザーが占めている 図表 5-5: ビデオソフト購 のヘビーユーザーの割合及び全ユーザーの購 総額に占める割合 ヘビーユーザーの割合 ヘビーユーザーの全ユーザーの購入総額に占める割合 50% 40% 30% 20% 10% 0% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 2015 年 2014 年 2.5 3.2 2.9 2.8 2.7 2015 年 2014 年 54.8 55.5 58.1 59.2 55.0 (N=37) (N=48) (N=43) 2015 年 (N=42) 2014 年 (N=40) ヘビーユーザーの割合 (%) ヘビーユーザーの全ユーザー購入額に占める割合 (%) 2015 年 2014 年 2013 年 2.5 3.2 2.9 2.8 2.7 2.5 54.8 55.5 58.1 59.2 55.0 58.4 12

6. ビデオソフトの利用状況 ビデオソフトの利用率は も継続して低下している 一方 平均利用枚数については まで低落傾向を続けていたが は 若干上昇した ただし 平均利用金額は 2014 年をピークに低落を続けている 図表 6-1: ビデオソフトの利 率の推移 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 凡例 経験あり 経験なし 2015 年 2014 年 25.6 26.8 30.1 31.9 37.1 74.4 73.2 69.9 68.1 62.9 図表 6-2: ビデオソフトの利 率 平均利 枚数 平均利 額の推移 調査数 利用率 利用者の平均枚数 利用者の平均金額 1 枚当たりの単価 N=1,500 25.6% 16.2 枚 3,129 円 193.1 円 N=1,500 26.8% 15.8 枚 3,336 円 210.7 円 N=1,500 30.1% 17.0 枚 3,498 円 205.8 円 2015 年 N=1,500 31.9% 18.9 枚 3,673 円 194.3 円 2014 年 N=1,500 37.1% 22.6 枚 3,934 円 174.1 円 2013 年 N=1,197 34.6% 26.9 枚 3,763 円 139.8 円 13

合計 N=1,500 25.6 N=384 16.2 3,129.3 男性60 代 N=133 15.6 N=21 18.2 3,947.8 女性性 年齢別の傾向をみると 率が高いのは男女ともに 10 代である 一方 平均枚数 平均金額に ついては 男性では 60 代が 女性では枚数は 60 代 金額は 50 代が高い また までとは異なり 平均枚数では女性の 60 代 金額では女性 50 代が全体のトップとなっている 利用者 図表 6-3: 年齢構成 ( 経年 較 ) 調査数 16~19 歳 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 N=384 9.1 19.6 22.2 24.2 13.1 11.8 N=401 11.0 19.5 23.7 22.9 11.5 11.5 N=449 9.4 18.5 21.8 22.9 13.4 14.0 (%) 図表 6-4: 年代別の利 率 平均枚数 平均 額 率 (%) 平均枚数 ( 枚 ) 平均金額 ( 円 ) 計 N=749 27.2 N=203 13.6 2,965.9 10 代 N=49 34.9 N=17 4.2 843.1 20 代 N=121 30.1 N=36 15.2 2,461.7 30 代 N=143 31.2 N=45 14.6 3,104.2 40 代 N=174 29.7 N=52 13.4 3,324.7 50 代 N=129 25.5 N=33 12.9 3,254.9 計 N=751 24.0 N=180 19.2 3,314.2 10 代 N=52 34.8 N=18 5.3 1,992.1 20 代 N=116 33.4 N=39 8.5 1,721.0 30 代 N=144 28.0 N=40 14.8 2,031.8 40 代 N=170 24.1 N=41 15.6 3,885.4 50 代 N=128 13.5 N=17 25.9 6,533.8 60 代 N=140 17.5 N=25 54.6 5,688.7 14

いま利用しているビデオ店が廃業したとしたらどうするか という問については 今より遠くなっても違う店を探して利用すると思う が 22.8% で最も多く ついで 無料のテレビを今より多く見るようになると思う の 13.0% 有料動画配信に切り替えたいと思う の 11.9% となった 図表 6-5: ビデオ店が廃業したあとの利 意向 0% 20% 40% 宅配に変更して利用し続けたいと思う 10.8 今より遠くなっても違う店を探して利用すると思う 22.8 DVD ブルーレイソフトの購入に切り替えたいと思う 2.8 有料動画配信に切り替えたいと思う 無料のテレビ ( 録画を含む ) を今より多く見るようになると思う 11.9 13.0 有料のテレビ放送を今より多く見るようになると思う 2.1 もう DVD ブルーレイソフトを見るのはやめてしまうと思う もともと宅配を主に利用しているので関係ない 0.7 8.1 (N=359) わからない 27.6 15

7. 映像機器の所有率 4K テレビの所有率は 7.5% となり 継続的な伸びを示している 一方 UHD については 認知度が 10.8% 認知している人の中での所有率が 20.2%( 全体における所有率は 2.2%) となった (UHD の所有には PC など 家電の UHD プレーヤー以外も入っている可能性がある ) 図表 7-1: 4K テレビ所有率 0% 20% 40% 60% 80% 100% 凡例 持っている 持っていない わからない 7.5 80.1 12.4 6.2 84.3 9.5 4.7 87.7 7.5 図表 7-2:UHD 認知度 0% 20% 40% 60% 80% 100% 凡例 知っている 名前は聞いたことがある わからない 10.8 33.3 55.8 図表 7-3:UHD 所有率 0% 20% 40% 60% 80% 100% 凡例 持っている 持っていない わからない (N=163) 20.2 78.2 1.5 16

本調査結果に関するお問い合わせは一般社団法人日本映像ソフト協会広報課上田または倉橋までお願いします TEL 03-3542-4433 e-mail jva_kohou@jva-net.or.jp