PowerPoint プレゼンテーション

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char int float double の変数型はそれぞれ 文字あるいは小さな整数 整数 実数 より精度の高い ( 数値のより大きい より小さい ) 実数 を扱う時に用いる 備考 : 基本型の説明に示した 浮動小数点 とは数値を指数表現で表す方法である 例えば は指数表現で 3 書く

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プログラミング実習I

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物質工学科 田中晋

ガイダンス

講習No.8

1. 関数 scanf() 関数 printf() は変数の値を画面に表示しますが それに対し関数 scanf() はキーボードで入力した値を変数に代入します この関数を活用することで対話式 ( ユーザーの操作に応じて処理を行う ) プログラムを作ることができるようになります 整数の和

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書式に示すように表示したい文字列をダブルクォーテーション (") の間に書けば良い ダブルクォーテーションで囲まれた文字列は 文字列リテラル と呼ばれる プログラム中では以下のように用いる プログラム例 1 printf(" 情報処理基礎 "); printf("c 言語の練習 "); printf

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拡張子の表示 拡張子 とは ファイルを見たときにそのファイルがどのようなファイルかを判断するための文字列です 先程のファイルを例に挙げると (.exe) の部分が拡張子です 自分が作ったファイルがコンパイルできているかどうかを確認するのにも使えますが Windows のデフォルトでは見えなくなってい

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/*Source.cpp*/ #include<stdio.h> //printf はここでインクルードして初めて使えるようになる // ここで関数 average を定義 3 つの整数の平均値を返す double 型の関数です double average(int a,int b,int c){

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2 ASCII コードと文字型変数 2-1 ASCII コード 文字 コードコードコードコードコードコードコードコード文字文字文字文字文字文字文字 10 進 10 進 10 進 10 進 10 進 10 進 10 進 10 進 0 16 SP P 80 ` 96 p 112

関数の中で宣言された変数の有効範囲はその関数の中だけです さっきの rectangle _s で宣言されている変数 s は他の関数では使用できません ( 別の関数で同じ名前の変数を宣言することはできますが 全く別の変数として扱われます このように ある関数の中で宣言されている変数のことをその関数の

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18/12/06 情報工学実験 C コンパイラ (2018 年度 ) 担当 : 笹倉 佐藤 その 3 yacc の構造 定義部 %% 定義部の終了 規則部 %% 規則部の終了 ユーザ定義サブルーチン部 :C のプログラムを書く 形は lex と同じ 1

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Transcription:

講座を行う前に

自己紹介 僕と上回生について 1 年生同士で少しお話しよう!

オリエンテーションの宿題 アルゴロジック http://home.jeita.or.jp/is/highschool/algo/index3.html どこまでできましたか? あまりできなかった人はこれから全部クリアしよう!

2016 年度 C 言語講座 第一回目 2016/6/11 fumi

今回の目標 プログラムを書いて実行するやり方を覚える 型と変数について理解する 入力と出力について理解する

プログラムとは? コンピュータに対する指示や命令のこと 例 ) プログラム :DISPLAY HELLO 日本語の文章 : こんにちは と画面に映せ 日本語の単語 : 映せ こんにちは

C 言語について プログラミング言語の一つ 実行速度が速い ほとんどのことが実現できる 移植性が高く 他の言語への移行がしやすい

実行するまでの大まかな流れ コーディング プログラムを書く コンパイル 機械語に翻訳 実行 実際はもっと複雑です

実際にやってみよう! まずは Visual Studio を起動しましょう

このような画面が起動しましたか?

新しいプロジェクトをクリック

Visual C++ > Win32 コンソールアプリケー ションを選択して OK をクリック 2 1 好きな名前に! 3

次へをクリック

空のプロジェクトにチェックをいれ それ以外が同じかを確認し完了をクリック 1 2

プロジェクト作成完了!

ソースファイルを右クリック

追加 > 新しい項目をクリック

C++ ファイルを選択して追加をクリック 1 2

やっと書けるようになりました!

Ctrl + F5 で実行できます この画面が出てきたら はい をクリック 今はまだ実行できません

Example1 文字を映す #include <stdio.h> int main() { printf( Hello, Wolrd! n ); return 0; }

解説 #include <stdio.h> 文字を映したりするために必要な宣言 stdio.h というヘッダーファイルを使うという意味 後日に詳しい話をします int main(){ ~ } メイン関数と言い C 言語ではここに書かれた内容が実行されます

解説 printf( Hello, World! n ); 画面に文字を出力する命令で printf 関数という で囲まれた部分が出力される n は改行コードといい これを入れると改行します 最後の ; は命令 ( 関数 ) の終わりを示します return 0; 返り値または戻り値といい この場合は 0 を返します Main 関数では 0 を返すことによって正常終了したことを示します これ以降のコードは実行されない 詳しくは後日に説明します

Practice 1 名前と学生番号を表示する 先ほど作ったコードを改変して 自分の名前と学生番号を表示させてみましょう

Practice 1 名前と学生番号を表示する ソースコード 実行画面

Example 2 変数を使う #include <stdio.h> int main () { int department, number, sum; department = 1631000; number = 190; sum = department + number; } printf( %d n, sum); return 0;

変数とは? データを入れる箱のようなもの 整数や実数 文字などで箱の種類が異なる 箱には名前をつける必要がある 実数の箱 (float,double) 整数の箱 (int) 文字の箱 (char) データ 23 ( 数字 ) 名前が必要! 23 number 整数の箱 (int)

変数の定義 ( 箱の作り方 ) 型名変数名 ; 例 ) int num; // ;( セミコロン ) を忘れない! double height = 1.8; int weight, age; // 定義と同時に値を入れられる //,( カンマ ) で区切ると複数も可能

型とは? 箱の種類のこと! 整数型の箱, 実数型の箱, 入れるデータに合わせた型でないといけない 整数の箱に実数は入れられない

代表的なもの int 型ー整数型 整数のみを扱う型 double 型ー倍精度浮動小数点数型 実数 ( 小数点を含む数字 ) を扱う型 char 型ー文字型 文字を扱う型 覚えましょう!

変数命名の注意 使えるのは半角英数字と _( アンダーバー ) のみ 先頭は必ず英字でなければならない 611c c611 予め使われている文字列 ( 予約語など ) は使えない return,int など 大文字と小文字は区別される NUM num 2 つは全く別の変数

代入演算子 [ 変数 ] = [ データ ]; 変数にデータを代入する C 言語の = は数学のイコールとは異なる! この = を代入演算子という number = 23; データ 23 ( 数字 ) 代入! 23 number 整数の箱 (int)

Practice 2 変数を表示させてみよう さっきのコードを改変して 自分で作った変数を printf 関数で表示させてみよう 作る変数は int 型の student_num という名前で自分の学生番号を入れよう printf( %d n, student_num);

Practice 2 変数を表示させてみよう 実行結果 ソースコード

出力変換指定子 (printf) pritnf 関数で,( カンマ ) で区切った後の値を挿入する 例 1) printf( %d n, 5); // 5 と表示される 数値だけでなく 変数も使える 例 2) int number = 10; printf( %d n, number); // 10 と表示される 複数同時に使える 例 3) int height = 178, weight = 68; printf( %d %d n, height, weight); // 178 68 と表示される

出力変換指定子の種類 変数の型と同じように 種類が存在する %d 整数値を表示する %f 実数値 ( 小数点数 ) を表示する %c 文字 (1 字 ) を表示する %s 文字列 ( 複数 ) を表示する 文字と文字列は異なる! 型と合わせて覚えよう!

Practice 3 変数を表示させてみよう height,weight という double 型の変数を作り 自分の身長 (m) と体重 (kg) を入力しよう ( 理想の 身長と体重でも可!) 作った変数を出力変換指定子を使って出力をしてみよう

Practice 3 変数を表示させてみよう 実行結果 ソースコード

補足 桁数を減らしたい場合 printf(" 身長 :%.2f m n 体重 :%.1f kg n", height, weight); %[ 全体の桁数. 小数点以下の数 ]d (f) で桁数を指定 3 桁で表示したい場合は 3 小数点以下 2 桁で表示したい場合は.2 整数 3 桁と小数点 1 桁で表示したい場合は 5.1 小数点 (.) が桁数に含まれることに注意!

四則演算など 数学と同じように四則演算ができる 加算 1+1 減算 1-1 乗算 1*1 *: アスタリスク 除算 1/1 /: スラッシュ 剰余算 10%3 10/3 の余りは 1 変数も同じように扱える! sum = math + phy + eng; sum に math と phy と eng を足したものが代入される

計算の優先順位 C 言語での計算の順番は数学と同じ 10 + 3 * 2 16 乗除算が優先 (10 + 3) * 2 26 () 内が優先 (5 + 2 * (3 1) ) * 2 18 {} は使わない () のみ

Practice 4 計算して表示する 整数型の変数 twenty,three をそれぞれ 20,3 と定義し printf 関数で四則演算と余剰算を表示さ せてみよう

Practice 4 計算して表示する 実行画面 ソースコード

Example 3 文字を入力する #include <stdio.h> int main() { double num; } printf(" 数値を入力してください :"); scanf_s("%lf", &num); printf(" 入力した数値 :%f n",num); return 0;

scanf 関数 (scanf_s) とは 簡単に言うと入力したデータを受け取る関数 VS で使うときは scanf_s() _s が付くことに注意

入力変換指定子 (scanf_s) scanf 関数で,( カンマ ) で区切った後の変数に挿入する 例 1) scanf_s( %d, &num); // numに数値が代入される 複数同時に使える 例 2) int height, weight; printf( %d %d n, &height, &weight); // 1 番目の数値が height に 2 番目の数値が weight に代入される 変数の前に & をつける必要があることに注意!

入力変換指定子の種類 変数の型と同じように 種類が存在する %d %f %lf %c %s 整数値を代入する (int) 実数値 ( 小数点数 ) を表示する (float) 実数値 ( 小数点数 ) を表示する (double) 文字 (1 字 ) を代入する (char) 文字列 ( 複数 ) を代入する (char) 文字と文字列は異なる! 型と合わせて覚えよう!

Practice 5 入力した数値を表示する scanf_s() を使って 入力した数値を 2 倍して表示させよう int 型の number という変数を使うこと scanf 関数では 変数の前に & を必ずつけること

Practice 4 計算して表示する ソースコード 実行画面

課題 今までのことを利用して BMI を出してみよう BMI = ( 体重 kg) ( 身長 m) 2 scanf 関数で身長と体重を入力できるようにしよう 次回の講座までに書き上げましょう