平成30年版高齢社会白書(全体版)

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結果の概要 - 利用上の主な用語 - 行動者数 過去 1 年間に該当する種類の活動を行った人 (10 歳以上 ) の数 行動者率 10 歳以上人口に占める行動者数の割合 (%) 平均行動日数 行動者について平均した過去 1 年間の行動日数 - 利用上の注意 - 1 ポイント差, 構成比等の比率は,

自主調査レポート

平成28年 高齢者の経済・生活環境に関する調査結果(概要版)2/4

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質問 1 企業 団体にお勤めの方への質問 あなたの職場では定年は何歳ですか?( 回答者数 :3,741 名 ) 定年は 60 歳 と回答した方が 63.9% と最も多かった 従業員数の少ない職場ほど 定年は 65 歳 70 歳 と回答した方の割合が多く シニア活用 が進んでいる 定年の年齢 < 従業

一人暮らし高齢者に関する意識調査結果 <概要版>2

第 1 章アンケートの概要 1-1 調査の目的 1-2 対象者 1-3 調査方法 1-4 実施期間 1-5 調査結果サンプル数 第 2 章アンケート調査結果 2-1 回答者自身について (1) 問 2: 年齢 (2) 問 5: 同居している家族 2-2 結婚について (1) 問

世の中の人は信頼できる と回答した子どもは約 4 割 社会には違う考え方の人がいるほうがよい の比率は どの学年でも 8 割台と高い 一方で 自分の都合 よりみんなの都合を優先させるべきだ は 中 1 生から高 3 生にかけて約 15 ポイント低下して 5 割台にな り 世の中の人は信頼できる も

高齢者の健康及び長寿医療制度アンケート調査のご協力のお願い

(2) 高齢者の福祉 ア 要支援 要介護認定者数の推移 介護保険制度が始まった平成 12 年度と平成 24 年度と比較すると 65 歳以上の第 1 号被保険者のうち 要介護者又は要支援者と認定された人は 平成 12 年度末では約 247 万 1 千人であったのが 平成 24 年度末には約 545 万

1 運転免許証の自主返納制度について (1) 運転免許証の自主返納制度の認知度 問 1 あなたは 運転免許証の自主返納制度について知っていますか それとも知りませんか この中から 1 つだけお答えください 知っている( 小計 ) 93.2% 制度の内容も含めて知っている 73.0% 内容はよく知らな

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質問 1 敬老の日 のプレゼントについて (1) 贈る側への質問 敬老の日 にプレゼントを贈りますか? ( 回答数 :11,202 名 ) 敬老の日にプレゼント贈る予定の方は 83.7% となり 今年度実施した父の日に関するアンケート結果を約 25% 上回る結果となった 敬老の日 父の日 贈らない

参考 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに 家

1. 結婚についての意識 結婚について肯定的な考え方 ( 結婚はするべきだ 結婚はしたほうがよい ) の割合は男性の方が高い一方 自身の結婚に対する考えについて いずれ結婚するつもり と回答した割合は女性の方が高い 図表 1 図表 2 未婚の方の理想の結婚年齢は平均で男性が 29.3 歳 女性は 2

(Microsoft PowerPoint - \201y\222\371\220\ \201z\220A\227\3215\222e\203\214\203|\201[\203g.ppt)

1. 職場愛着度 現在働いている勤務先にどの程度愛着を感じているかについて とても愛着がある を 10 点 どちらでもない を 5 点 まったく愛着がない を 0 点とすると 何点くらいになるか尋ねた 回答の分布は 5 点 ( どちらでもない ) と回答した人が 26.9% で最も多かった 次いで

日本医師会男女共同参画についての男性医師の意識調査 クロス集計

◎公表用資料

2

目 次 Ⅰ 調査の概要 1 Ⅱ 調査対象者の属性 2 Ⅲ 調査結果 4 1 男女平等について 4 2 男女の役割意識について 7 3 男女の地域 社会参画について 8 4 DVやセクハラについて 10 5 ワークライフバランス ( 仕事と生活の調和 ) について 12 6 市が力を入れるべき取り組み

3 地域コミュニティ活動について 地域コミュニティ活動 への参加について よく参加している 時々参加している とい う回答は 55.4% となりました また 参加したことはない と回答された方以外を対象に 地域コミュニティ団体の課題と 思うもの を尋ねたところ 回答が多かったものは 以下のとおりです

5 防災の日を知っている方は約 8 割 防災の日については知っている 聞いたことがあると答えた方が 8 割以上を占めました 9 月 1 日が防災の日 であることまでご存知の方は全体のうち 57.5% でした (Q10 参照 ) アンケート概要 アンケートタイトル地震防災に関するアンケート リサーチ実

< 図 Ⅳ-16-2> 性別 年齢別 / 家族構成別 / 居住地域別 現在, 参加している今は参加していないが, 今後ぜひ参加したい今は参加していないが, 今後機会があれば参加したい参加したいとは思わない参加できないわからない無回答 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80

Microsoft Word - 【第2章】主な調査結果260624

第2章 調査結果の概要 3 食生活

平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書(全体版)

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調査レポート

調査結果 -Ⅰ 防犯カメラに関する意識 1) 様々な場面で防犯カメラがついていると安心する方が 8 割以上男性 78.0% に比べて 女性では 84.7% と 6.7 ポイント多い 様々な場面で防犯カメラがついていると安心するか との質問に対して 81.4% が 安心する と回答して います 特に

ボランティア行動等実態調査【速報】

報道関係者各位 2015 年 9 月 1 日 アットホーム株式会社 トレンド調査 30 代 40 代男女に聞く 実家に対する思い 調査 実家が空き家になる可能性がある 29.1% 実家がなくなるのは寂しい 68.4% 不動産情報サービスのアットホーム株式会社 ( 本社 : 東京都大田区 代表取締役

附帯調査

地震と地震保険に関するアンケート調査結果について

調査結果 転職決定者に聞く入社の決め手 ( 男 別 ) 入社の決め手 を男 別でみた際 性は男性に比べると 勤務時間 休日休暇 育児環境 服装 オフィス環境 職場の上司 同僚 の項目で 10 ポイント以上 かった ( 図 1) 特に 勤務時間 休日休暇 の項目は 20 ポイント以上 かった ( 図

1. 交際や結婚について 4 人に3 人は 恋人がいる または 恋人はいないが 欲しいと思っている と回答している 図表 1 恋人が欲しいと思わない理由は 自分の趣味に力を入れたい 恋愛が面倒 勉強や就職活動に力を入れたい の順に多い 図表 2 結婚について肯定的な考え方 ( 結婚はするべきだ 結婚

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外国人との共生・交流社会づくり推進指針(仮称)素案

第3節 重点的な取り組み

最初に あなたの働く目的は何ですか? という質問をしたところ 20~50 代のすべての年代において 生活 家族のため と答えた人が最も多かった その割合は 20 代が 63.6% 30 代が 74.0% 40 代が 83.8% 50 代が 82.5% だった また 全年代共通で 第 2 位が 自由に

質問 1 何歳から 長生き だと思いますか? 男性 女性ともに 80 歳 がトップ ( 合計 :42.3% 男性 :43.2% 女性 41.3%) 平均すると 男性が 81.7 歳 女性が 83.0 歳 と女性の方がより高年齢を 長生き と思うという 傾向があり 女性の 5 人に 1 人 (20.8

「dカーシェア」、“カーシェア時代におけるクルマの使い方”意識調査を実施

=平成22年度調査結果の概要===============

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敬老館利用者 ( 個人 団体 ) アンケート集計結果 アンケート実施期間 平成 22 年 1 月 4 日 ~1 月 15 日 配付数 個人利用者 1,000 枚 ( 各館に 100 枚を送付 ) 団体利用者 292 枚 ( 来館した団体に配付 ) 回収数 930 枚 回答率 71.9% 1 回答者の

高齢者のボランティアなどの社会活動 に関するアンケート報告 高齢者のボランティア活動など地域における社会活動について 県民の皆さんの関心やその意識傾向を把握するために 高齢者のボランティアなどの社会活動 についてのアンケートを実施しました アンケートにご協力いただきました e- モニターの皆さまにお

地震や防災に関する情報の取得源はテレビが最も多い 地震や防災に関する知識をどこで得ているかをたずねたところ テレビ と回答をする方が 66.6% と多数を占め の イ ンターネット (45.3%) 新聞 (30.7%) といった回答を大きく引き離した結果となりました テレビは昨年 一昨年に続き最も多

目次 Ⅰ 調査概要 1 1. 調査目的 1 2. 調査項目 1 3. 調査設計 1 4. 回収結果 1 5. 報告書の見方 1 Ⅱ 調査結果 2 1. 回答者の属性 2 (1) 性別 2 (2) 年代 2 (3) 結婚の状況 2 (4) 働き方 3 (5) 世帯構成 3 (6) 乳幼児 高齢者との同

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1 男女共同参画社会に関する意識について (1) 各分野の男女の地位の平等感ア家庭生活における男女の地位の平等感 問 1(1) あなたは, 今からあげるような分野で男女の地位は平等になっていると思いますか あなたの気持ちに最も近いものを 1 つだけお答えください まず, 家庭生活については, どうで

- 調査結果の概要 - 1. 改正高年齢者雇用安定法への対応について a. 定年を迎えた人材の雇用確保措置として 再雇用制度 導入企業は9 割超 定年を迎えた人材の雇用確保措置としては 再雇用制度 と回答した企業が90.3% となっています それに対し 勤務延長制度 と回答した企業は2.0% となっ

平成18年度推進計画の進行状況_参考資料

問 3 あなたの家族構成は ひとり暮らし世帯 7.5% 夫婦のみの世帯 29.3% 2 世代同居世帯 48.3% 3 世代同居世帯 13.3% 1.0% 0.6% 家族構成は 2 世代同居世帯 が 48.3% と最も比率が高く 以下 夫婦のみの世帯

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神奈川県における高齢者を取り巻く状況 1 総人口の推移 ( 人口減少時代へ ) 本県における総人口は 平成 27 年度に約 915 万人となり その5 年後までには 人口のピークから人口減少時代へ入っていくことが予測されています 本県における総人口の推移 注 1 平成 22 年度までは 国勢調査によ

金ケ崎町男女共同参画に関する意識調査 1 町内に住所を有する 20 歳以上 564 名各行政区 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 代男女各 1 名で 12 名無作為抽出 2 調査時期平成 27 年 8 月郵送により実施 3 調査票回収状況 223 名回収率 39.5% 性別 年

3 調査項目一覧 分類問調査項目 属性 1 男女平等意識 F 基本属性 ( 性別 年齢 雇用形態 未既婚 配偶者の雇用形態 家族構成 居住地 ) 12 年調査 比較分析 17 年調査 22 年調査 (1) 男女の平等感 (2) 男女平等になるために重要なこと (3) 男女の役割分担意

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報道関係者各位 2019 年 8 月 9 日 SBI リスタ少額短期保険株式会社 [ 関東財務局長 ( 少額短期保険 ) 第 1 号 ] SBI リスタ少短 地震 防災 に関するアンケート調査を実施 ~ 地震だけでなくあらゆる自然災害への警戒意識 高まる~ SBI リスタ少額短期保険株式会社 ( 本

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2 お好み焼は約半数が 家庭で作る派 お店派 は約 4 割 1 年以内に食べたことのあるお好み焼 についての問い ( 複数選択 ) において 家庭で作る関西お好み焼 を選んだ人が約半数の 55.5% 次いで多かったのが お好み焼店などの外食店で食べるお好み焼( 持ち帰り含む ) ( 以下 お店 )

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家族時間アンケート結果報告書 家族時間 に関する アンケート調査の結果 平成 23 年 6 月 福井県 - 1 -

調査の結果 問 1 あなたの性別は 調査に回答していただいた生徒の性別は 男 が問 % 女 が 49.5% です 男 女 問 2 あなたは, 生まれてからずっと鈴鹿市に住んでいますか 生まれたときから鈴鹿市に ずっと住ん

2008/3/4 調査票タイトル : ( 親に聞く ) 子どものダイエットについてのアンケート 調査手法 : インターネットリサーチ ( ネットマイル会員による回答 ) 調査票種別 : Easyリサーチ 実施期間 : 2008/2/22 14:28 ~ 2008/2/22 21:41 回答モニタ数

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アンケート結果

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平成23年度 旭区区民意識調査

第 2 章高齢者を取り巻く現状 1 人口の推移 ( 文章は更新予定 ) 本市の総人口は 今後 ほぼ横ばいで推移する見込みです 高齢者数は 増加基調で推移し 2025 年には 41,621 人 高齢化率は 22.0% となる見込みです 特に 平成 27 年以降は 後期高齢者数が大幅に増加する見通しです

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(2) 金沢市の世帯数の動向 350, , ,000 ( 人 世帯 ) ( 人 / 世帯 ) 世帯数 世帯人員 , , , , ,1

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結婚しない理由は 結婚したいが相手がいない 経済的に十分な生活ができるか不安なため 未婚のに結婚しない理由について聞いたところ 結婚したいが相手がいない (39.7%) で最も高く 経済的に十分な生活ができるか不安なため (2.4%) 自分ひとりの時間が取れなくなるため (22.%) うまく付き合え

稲沢市の観光に関するインターネット調査調査項目 未定稿 1 回答者の属性 Q1 あなたの性別 1 男性 2 女性 1 つだけ選択 Q2 あなたの年齢 1 10 歳代 2 20 歳代 3 30 歳代 4 40 歳代 5 50 歳代 6 60 歳以上 1 つだけ選択 Q3 あなたの職業 1つだけ選択 1

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宮城の将来ビジョン 富県宮城の実現 ~ 県内総生産 10 兆円への挑戦 ~ 富県宮城の実現 ~ 県内総生産 10 兆円への挑戦 ~ 認知度集計表 ( 回答者属性別 ) 内容について知っている 言葉は聞いたことがある 効知らない ( はじめて聞く言葉である ) 県全体 度数 ,172

従業員に占める女性の割合 7 割弱の企業が 40% 未満 と回答 一方 60% 以上 と回答した企業も 1 割以上 ある 66.8% 19.1% 14.1% 40% 未満 40~60% 未満 60% 以上 女性管理職比率 7 割の企業が 5% 未満 と回答 一方 30% 以上 と回答した企業も 1

Transcription:

1-2-2-19 有効求人倍率 ( 介護分野 ) の推移の動向図 ( 倍 ) 3.0 2.5 2.0 1.5 1.0 0.5 0.0 1.38 0.95 1.68 2.00 1.06 1.04 平成 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 ( 年 ) (2005)(2006)(2007)(2008)(2009)(2010)(2011)(2012)(2013)(2014)(2015)(2016)(2017) 資料 : 厚生労働省 職業安定業務統計 ( 注 ) 有効求人倍率は年平均である 3 学習 社会参加 2.31 0.88 (1)60 歳以上の者のグループ活動 1.48 1.31 0.47 0.52 ア 60 歳 ~69 歳の約 7 割 の約 5 割弱が働いているか またはボランティア活動 地域社会活動 ( 町内会 地域行事など ) 趣味やおけいこ事を行っている 60 歳以上の者の社会活動の状況についてみると 60 歳 ~69 歳では71.9% では 47.5% の者が働いているか またはボランティア活動 地域社会活動 ( 町内会 地域行事など ) 趣味やおけいこ事を行っている 男女別にでの社会活動の状況をみると 男性は51.7% 女性は44.2% の者が働いているか 何らかの活動を行っている ( 図 1-2-3-1) また 現在 何らかの社会的な貢献活動に参加しているとの回答の合計は約 3 割 ( 図 1-2 -3-2で 特に活動はしていない と回答し 1.74 1.58 2 0.65 0.80 0.93 2.22 1.09 有効求人倍率 ( 全体 ) 有効求人倍率 ( 介護分野 ) 2.59 1.20 3.02 1.36 0 1.50 た者を除いた計 ) となっている 参加している活動は 自治会 町内会などの自治組織の活動 (18.9%) 趣味やスポーツを通じたボランティア 社会奉仕などの活動 (11.0%) が多い ( 図 1-2 - 3-2) 社会的な活動 ( 最も力をいれている活動 ) をしていてよかったことを尋ねたところ 全体では 新しい友人を得ることができた (56.8%) や 地域に安心して生活するためのつながりができた (50.6%) が 5 割台で高い ( 図 1-2 - 3-3 ) 今よりもっと活躍するために60 代になる前からやっておけばよかったと思うことは何かと尋ねたところ やっておけばよかったと思うことはない との回答が全体では52.6% 社会的活動に参加していると回答した人では4% といずれも最多であった やっておけばよかったと思う事項では 社会的活動に参加している人は 社会活動の地域 39

男女男性性女図 1-2-3-1 60 歳以上の者の社会活動の状況 計44.2 58.3 71.9 41.7 28.1 47.5 52.5 62.4 37.6 74.6 25.4 51.7 48.3 55.0 45.0 69.6 55.8 30.4 働いている 何らかの活動を行っている いずれも行っていない 資料 : 厚生労働省 平成 28 年国民健康 栄養調査報告 ( 注 ) 質問は あなたは現在働いていますか または ボランティア活動 地域社会活動 ( 町内会 地域行事など ) 趣味やおけいこ事を行っていますか 図 1-2-3-2 社会的活動 ( 貢献活動 ) の実施状況 ( 複数回答 ) 0 20 40 60 80 100 (%) 自治会 町内会などの自治組織の活動 18.9 まちづくりや地域安全などの活動 趣味やスポーツを通じたボランティア 社会奉仕などの活動 11.0 伝統芸能 工芸技術などを伝承する活動 生活の支援 子育て支援などの活動 1.2 1.5 2.9 特に活動はしていない 69.9 ( 注 1) 調査対象は 大分県と熊本県を除く全国の 60 歳以上の男女 ( 注 2) 質問は あなたは現在 何らかの社会的な活動を行っていますか あてはまるものをすべてお答えください 活動の内容が社会や家族を支える活動であっても 単なるご近所づきあいによるものは含みませんが 現在はたまたまお一人で活動をされているが 本来は組織がある ( 組織を作る予定がある ) という場合は含みます 40

1-2-3-3 社会的な活動をしていてよかったこと ( 複数回答 ) の動向図 家族の生活を支えている 地域に安心して生活するためのつながりができた 家族との関係が良くなった 新しい友人を得ることができた 日常生活にリズムができた 経済的にゆとりある生活ができている 社会に貢献していることで充実感が得られている 健康維持や身だしなみにより留意するようになった 生活に与えている効用はない ( 注 1) 調査対象は 大分県と熊本県を除く全国の 60 歳以上の男女 ( 注 2) 回答条件は社会的な活動をしてる者 ( 注 3) 複数の活動をしている場合は 最も力を入れている活動について回答している 不明 0 10 20 30 40 50 60 70(%) 図 1-2-3-4 60 代前からやっておけばよかったと思うこと ( 複数回答 ) 一緒に活動する仲間を作ること 指導者 リーダーを見つけること 社会活動 地域行事に参加すること 自治会 町内会等の自治組織に参加すること 知識 技能を習得すること 社会的な活動の情報を収集すること 趣味などに力を入れるための資金を貯めておくこと 家事の役割分担をするなどして自由になる時間を確保すること 健康維持のための食生活への配慮や 体力づくりのための運動をすること やっておけばよかったと思うことはない 不明 3.2 2.0 0.2 5.7 8.1 24.7 32.8 38.2 50.6 56.8 0 10 20 30 40 50 60(%) 2.1 4.2 0.2 0.0 4.8 9.2 4.1 5.9 3.1 3.6 3.7 9.5 12.4 6.5 11.1 全体 ( 注 ) 調査対象は 大分県と熊本県を除く全国の 60 歳以上の男女 1 12.4 15.8 19.5 18.8 20.5 4 52.6 社会的な活動をしている人 41

行事に参加すること (11.1%) や 自治会 町内会等の自治組織に参加すること (9.2%) が多かった ( 図 1-2 - 3-4) (2)60 歳以上の者の学習活動ア生涯学習を行っている60 歳以上の者は4 割以上 内容は 趣味的なもの 健康 スポーツ 60 歳以上の者の生涯学習への参加状況についてみると この1 年くらいの間に生涯学習をしたことのある人は 60 代でも でも 4 割以上となっている 内容は 趣味的なもの が最も多く 60 代で24.6% で 24.9% ついで 健康 スポーツ が60 代で 23.7% で20.3% となっている ( 図 1-2-3-5) イ生涯学習を行うことによって 人生がより豊かになっている この1 年くらいの間に 生涯学習をしたことがある ( 小計 ) とする人に 生涯学習を通じて身につけた知識 技能や経験を どのように生かしているか聞いたところ 自分の人生がより豊かになっている が60 代で59.5% で63.2% と最も多く 次いで 自分の健康を維持 増進している が 60 代で 55.7% で58.8% となっている ( 図 1-2-3-6 ) 図 1-2-3-5 60 歳以上の者が行っている生涯学習 ( 複数回答 ) (%) 0 10 20 30 40 50 60 生涯学習をしたことがある ( 小計 ) 健康 スポーツ ( 健康法 医学 栄養 ジョギング 水泳など ) 趣味的なもの ( 音楽 美術 華道 舞踊 書道 レクリエーション活動など ) 職業において必要な知識 技能 ( 仕事に関係のある知識の習得や資格の取得など ) 教養的なもの ( 文学 歴史 科学 語学など ) 家庭生活に役立つ技能 ( 料理 洋裁 和裁 編み物など ) ボランティア活動のために必要な知識 技能 社会問題に関するもの ( 社会 時事 国際 環境など ) 育児 教育 ( 家庭教育 幼児教育 教育問題など ) 就職や転職のために必要な知識 技能 ( 就職や転職に関係のある知識の習得や資格の取得など ) 自然体験や生活体験などの体験活動情報通信分野の知識 技能 ( プログラムの使い方 ホームページの作り方など ) 生涯学習をしたことがない わからない 2.8 6.3 6.7 5.1 8.0 3.0 0.9 1.3 4.2 2.6 0.9 1.0 0.3 0.3 10.2 10.8 9.3 7.5 12.6 23.7 20.3 24.6 24.9 60 ~ 69 歳 47.3 46.8 52.4 53.0 資料 : 内閣府 教育 生涯学習に関する世論調査 ( 平成 27 年 ) ( 注 ) 調査対象は全国 20 歳以上の日本国籍を有する者であるが そのうち 60 歳以上の回答を抜粋して掲載 42

1-2-3-6 身につけた知識等の活用状況 ( 複数回答 ) の動向図 4 生活環境 (1)65 歳以上の者の住まい ア 高齢者 (65 歳以上 ) のいる主世帯の 8 割 以上が持家に居住している 高齢者 (65 歳以上 ) のいる主世帯について 住宅所有の状況をみると 持ち家が82.7% と最も多い ただし 世帯別にみると 高齢者 (65 歳以上 ) 単身主世帯の持家の割合は65.6% となり 高齢者 (65 歳以上 ) のいる主世帯に比べ持ち家の割合が低い ( 図 1-2 - 4-1) イ 自分の人生がより豊かになっている 自分の健康を維持 増進している 仕事や就職の上で生かしている ( 仕事で役立つスキルや資格を身につけた 給与面で優遇を受けた 就職活動に役立ったなど ) 家庭 日常の生活に生かしている 地域や社会での活動に生かしている ( 学習 スポーツ 文化活動などの指導やボランティア活動など ) 生かしていない わからない 65 歳以上の者は家庭内事故が多く 最も 多い事故時の場所は 居室 医療機関ネットワーク事業の参画医療機関か ら国民生活センターに提供された事故情報によると 65 歳以上の者が20 歳以上 65 歳未満の人より住宅の屋内での事故発生の割合が高い 事 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100(%) 1.3 0.5 4.4 5.5 59.5 63.2 55.7 58.8 資料 : 内閣府 教育 生涯学習に関する世論調査 ( 平成 27 年 ) ( 注 1) 調査対象は全国 20 歳以上の日本国籍を有する者であるが そのうち 60 歳以上の回答を抜粋して掲載 ( 注 2) この 1 年くらいに 生涯学習をしたことがある ( 計 ) とする者に質問した 9.3 16.5 25.8 26.4 34.2 38.0 60 ~ 69 歳 故の発生場所は 居室 が 45.0% と最も多く ついで 階段 18.7% 台所 食堂 17.0% が多い ( 図 1-2-4-2) (2)60 歳以上の者の日常の買物の仕方内閣府が平成 28(2016) 年に行った調査では 日常の買い物について 自分でお店に買いに行くと回答した者に主たる交通手段を尋ねたところ 全体では 自分で自動車等を運転 が 55.6% と高く 徒歩 (28.4%) が約 3 割を占める 大都市では 約半数が 徒歩 (50.1%) と回答し ついで 自分で自動車等を運転 (32.9%) 家族等が運転する自動車やタクシー (6.4%) との回答が多い 町村では 7 割近くが 自分で自動車等を運転 (67.1%) と回答し ついで 徒歩 (18.7%) 家族等が運転する自動車やタクシー (9.7%) との回答が多い ( 図 1-2-4-3) 43