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て 1.6 兆円程度の減税措置を講じることになります なお このうち 昨年 10 月に消費税率引上 げに伴う対応として決定した税制措置による減収額は 国 地方合わせて 1 兆円程度になります ( 参考 ) 平成 26 年度の税制改正 ( 内国税関係 ) による増減収見込額 ( 単位 : 億円 ) 改

法人会の税制改正に関する提言の主な実現事項 ( 速報版 ) 本年 1 月 29 日に 平成 25 年度税制改正大綱 が閣議決定されました 平成 25 年度税制改正では 成長と富の創出 の実現に向けた税制上の措置が講じられるともに 社会保障と税の一体改革 を着実に実施するため 所得税 資産税についても

平成 31 年度 税制改正の概要 平成 30 年 12 月 復興庁

3 車体課税 自動車取得税の見直し 自動車取得税の税率 ( 一定税率 ) を以下のとおり引下げ ( 平成 26 年 4 月 1 日以降 ) 自家用自動車 ( 軽自動車を除く ) 5%( ) 3%( ) 営業用自動車 軽自動車 3%( ) 2%( ) いわゆる エコカー減税 について 環境性能に優れた

注 1 認定住宅とは 認定長期優良住宅及び認定低炭素住宅をいう 注 2 平成 26 年 4 月から平成 29 年 12 月までの欄の金額は 認定住宅の対価の額又は費用の額に含まれる消費税等の税率が 8% 又は 10% である場合の金額であり それ以外の場合における借入限度額は 3,000 万円とする

平成 28 年度税制改正の概要 1. 復興特区関係 * (1) 機械等に係る特別償却等の特例措置の5 年延長及び要件の緩和 * 要件緩和 : 建築物整備事業 ( テナント建物 ) の構造要件について まちなか再生計画に位置付けられた場合には 非耐火構造でも対象となるよう緩和 (2) 被災雇用者等を雇

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1 法人課税 (1) 法人税 1 所得 消費の拡大 給与等支給額を増加させた企業を支援するため 所得拡大促進税制を拡充します 足元の企業収益を賃金の上昇につなげていくきっかけとするため 復興特別法人税を 1 年前倒しして終了します 消費の拡大を通じた経済の活性化を図る観点から 交際費課税について 交

平成16年10月1日発行

障財源化分とする経過措置を講ずる (4) その他所要の措置を講ずる 2 消費税率の引上げ時期の変更に伴う措置 ( 国税 ) (1) 消費税の軽減税率制度の導入時期を平成 31 年 10 月 1 日とする (2) 適格請求書等保存方式が導入されるまでの間の措置について 次の措置を講ずる 1 売上げを税

改正された事項 ( 平成 23 年 12 月 2 日公布 施行 ) 増税 減税 1. 復興増税 企業関係 法人税額の 10% を 3 年間上乗せ 法人税の臨時増税 復興特別法人税の創設 1 復興特別法人税の内容 a. 納税義務者は? 法人 ( 収益事業を行うなどの人格のない社団等及び法人課税信託の引

企業中小企(2) 所得拡大促進税制の見直し ( 案 ) 大大企業については 前年度比 以上の賃上げを行う企業に支援を重点化した上で 給与支給総額の前年度からの増加額への支援を拡充します ( 現行制度とあわせて 1) 中小企業については 現行制度を維持しつつ 前年度比 以上の賃上げを行う企業について

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地方税法等の一部を改正する法律案の概要 総務省 1 地方法人課税における新たな偏在是正措置 平成 31 年 10 月 1 日施行 都市 地方の持続可能な発展のための地方税体系の構築の観点から 特別法人事業税及び特別法人事業譲与税に関する法律案 において特別法人事業税 ( 国税 ) を創設することに併

3. 住宅税制 消費税率の引上げに伴う一時の税負担の増加による影響を平準化し 及び緩和する観 点から 住宅税利について以下のとおり所要の措置を講じます 住宅ローン減税を平成 26 年 1 月 1 日から平成 29 年末まで 4 年間延長し その期間のうち平成 26 年 4 月 1 日から平成 29

(0830時点)PR版

平成18年度地方税制改正(案)について

平成20年度税制改正(地方税)要望事項

Microsoft PowerPoint - 【0918】統合版.pptx

平成30年3月決算における税務上の留意事項

2. 中小企業のための主な優遇制度 注 : 各項目に付記している番号は 関連する参考資料です 番号に対応する資料名などは 5~6 ページに掲載していますのでご参照ください [1] 中小法人等 に適用される主な優遇制度 紙面の都合により ここでは制度の種類と それに関連する参考資料の番号を紹介していま

15 18 定率減税の縮減 (15% 控除 7.5% 控除 (2 万円上限 )) 資本金等の額 ( 税法に規定する資本金等の額又は連結個別資本金等の額 ) が 50 億円超 800,000 円 10 億円超 50 億円以下 540,000 円 1 億円超 10 億円以下 130,000 円 1 千万

消費税率引上げ時期の変更に伴う税制上の措置

(2) 消費税率 10% への引上げ時に導入が予定されている軽減税率制度については 消費税 地方消費税の引上げ分のうち地方交付税原資分も含めると 約 3 割が地方の社会保障財源であり 仮に減収分のすべてが確保されない場合 地方の社会保障財源に影響を与えることになることから 確実に代替財源を確保するこ

スライド 1

第 8 章 税 金 外国人の方であっても, 一定の要件に当てはまる場合には, 税金を納める必要があります 例えば, 日本国内で働いて得た収入があると, 原則として所得税を納めなければなりません また,1 月 1 日現在で日本に住所がある方は, 前年の所得について課税される住民税を納めなければなりませ

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労働基準法が改正されます

Ⅰ 法人関連税制 1 減価償却制度 2 年連続の大改正になった背景 減価償却制度については 平成 19 年度税制改正により 残存価額および償却可能限度額の取扱いが廃止される大改正が行われ 定率法はいわゆる 250% 定率法 と呼ばれる従来にない新しい計算の仕組みが採用されました そして平成 20 年

給与所得控除額の改正前後の比較 改正前 改正後 給与等の収入金額給与所得控除額給与等の収入金額給与所得控除額 180 万円以下 収入金額 40% 65 万円に満たない場合は 65 万円 180 万円以下 収入金額 40%-10 万円 55 万円に満たない場合は 55 万円 180 万円超 360 万

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住宅取得等資金の贈与に係る贈与税の非課税制度の改正

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平成23年度税制改正の主要項目

下では特別償却と対比するため 特別控除については 特に断らない限り特定の機械や設備等の資産を取得した場合を前提として説明することとします 特別控除 内容 個別の制度例 特定の機械や設備等の資産を取得して事業の用に供したときや 特定の費用を支出したときなどに 取得価額や支出した費用の額等 一定割合 の

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5 配偶者控除等 配偶者控除 配偶者特別控除 扶養控除及び勤労学生控除の合計所得金額の要件 について 一律 10 万円ずつ引き上げられます 6 青色申告特別控除正規の簿記の原則により記帳している者に係る控除額が 55 万円に引き下げられ 正規の簿記の原則により記帳し かつ e5tax 等により確定申

法人税 faq

改正前改正案速報 5. 改正の内容 (1) 研究開発税制の見直し ( 大企業の場合 ) 総額型 上乗せ措置 税額控除額 = 試験研究費の総額 税額控除率 (6%14%: 試験研究費の増減割合に応じて ) 控除上限額 法人税額 25% 高水準型 税額控除額 = 試験研究費の額のうち平均売上金額 10%

[2] 株式の場合 (1) 発行会社以外に譲渡した場合株式の譲渡による譲渡所得は 上記の 不動産の場合 と同様に 譲渡収入から取得費および譲渡費用を控除した金額とされます (2) 発行会社に譲渡した場合株式を発行会社に譲渡した場合は 一定の場合を除いて 売却価格を 資本金等の払戻し と 留保利益の分

本要望に対応する縮減案 3 自動車の取得段階では消費税と自動車取得税が二重課税となっており 保有段階でも自動車重量税のほかに自動車税 ( 又は軽自動車税 ) の 2 つの税が課されており 自動車ユーザーに対して複雑かつ過大な負担を強いている 特に 移動手段を車に依存せざるをえず複数台を保有する場合が

参考 平成 27 年 11 月 政府税制調査会 経済社会の構造変化を踏まえた税制のあり方に関する論点整理 において示された個人所得課税についての考え方 4 平成 28 年 11 月 14 日 政府税制調査会から 経済社会の構造変化を踏まえた税制のあり方に関する中間報告 が公表され 前記 1 の 配偶

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資料8-2 平成29年度文部科学関係税制改正事項

Microsoft Word - 【H27】改正概要  doc

平成 31 年度 税制改正 平成 31 年 4 月 財務省

1 検査の背景 (1) 租税特別措置の趣旨及び租税特別措置を取り巻く状況租税特別措置 ( 以下 特別措置 という ) は 租税特別措置法 ( 昭和 32 年法律第 26 号 ) に基づき 特定の個人や企業の税負担を軽減することなどにより 国による特定の政策目的を実現するための特別な政策手段であるとさ

平成 26 年 5 月 石川経営グループあなたの繁栄が私たちの喜びです! 今月の視点 平成 26 年度税制改正 467 号 2025 年問題 ( 団塊世代が 75 才以上 後期高齢者となり 2,200 万人以上の超高 齢社会への突入する ) として 少子 高齢社会が急速に進もうとしています 税制改正

平成 30 年度与党税制改正大綱の概要 基本的考え方 我が国経済の成長軌道を確かなものとするため 生産性革命 と 人づくり革命 を断行するとともに 人生 100 年時代を見据え 誰もが生きがいを感じられる 一億総活躍社会 を作り上げる必要がある このため 税制面においては 働き方の多様化を踏まえ 様

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目次 第 1 章個人所得税... 3 (1) 個人の所得課税 給与所得控除額の縮小 雑損控除の計算方法の見直し... 4 (2) 金融証券税制 NISA( 少額投資非課税制度 ) 口座変更 廃止の柔軟化 同族会社の社債に係るの利子分離課税の見直

平成 31 年度 税制改正 ( 案 ) のポイント このパンフレットは 平成 31 年度税制改正の大綱 ( 平成 30 年 12 月 21 日閣議決定 ) 及び 所得税法等の一部を改正する法律案 ( 平成 31 年 2 月 5 日閣議決定 ) の内容を分かりやすくまとめたものです 法案成立前の内容で

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Microsoft Word - 平成15年税制改正(2).doc

(2) 青色申告書を提出する中小企業者等 ( 平成 3 年 4 月 日以後開始する事業年度については 適用除外事業者 ( 注 4) を除く ) が 平成 30 年 4 月 日から平成 33 年 3 月 3 日までの間に開始する各事業年度において 国内雇用者に対して給与等を支給する場合に継続雇用者給与

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(1) 相続税の納税猶予制度の概要 項目 納税猶予対象資産 ( 特定事業用資産 ) 納税猶予額 被相続人の要件 内容 被相続人の事業 ( 不動産貸付事業等を除く ) の用に供されていた次の資産 1 土地 ( 面積 400 m2までの部分に限る ) 2 建物 ( 床面積 800 m2までの部分に限る

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18 市税の税率等の推移 区分 年度 昭和 25 年度 昭和 26 年度 均等割 750 円 600 円 個 市 民 人 所得割 18.0% 税 法人 均等割 1,800 円 法人税割 15%( 標準税率 12.5%) 固定資産税 軽自動車税 昭和 25 年 ~ 昭和 28 年自転車税荷車税昭和 2

土地の譲渡に対する課税 農地に限らず 土地を売却し 譲渡益が発生すると その譲渡益に対して所得税又は法人税などが課税される 個人 ( 所得税 ) 税額 = 譲渡所得金額 15%( ) 譲渡所得金額 = 譲渡収入金額 - ( 取得費 + 譲渡費用 ) 取得後 5 年以内に土地を売却した場合の税率は30

【資料1-2】予算及び税制

2. 改正の趣旨 背景給与所得控除額の変遷 1 昭和 49 年産業構造が転換し会社員が急速に増加 ( 働き方が変化 ) する中 (1) 実際の勤務関連経費が給与所得控除を上回っても 当時は特定支出控除 ( 昭和 63 年導入 ) がなく 会社員は実際の勤務関連経費がいくら高くても実額控除できなかった

第14回税制調査会 総務省説明資料(・地方税務手続の電子化等2・個人住民税2)

法人税制改正詳解 CONTENTS はしがき 第 1 章平成 23 年 12 月改正 第 1 節 法人税率の引下げ 2 1 改正の趣旨及び内容 2 2 税率引下げの必要性 5 3 実効税率の計算への改正の影響 7 4 適用関係 8 5 実効税率と復興特別法人税との関係 8 6 法

平成 29 年度地方税制改正 ( 税負担軽減措置等 ) 要望事項 ( 新設 拡充 延長 その他 ) No 17 府省庁名経済産業省製造産業局自動車課 対象税目 要望項目名 要望内容 ( 概要 ) 個人住民税法人住民税事業税不動産取得税固定資産税事業所税その他 ( 自動車取得税 自動車税 軽自動車税

1 平成 26 年度税制改正の基本的な考え方 現在 わが国の経済は アベノミクスの 三本の矢 の効果もあり着実に上向いているものの 中小企業や地域経済 国民一人ひとりに景気回復の実感が必ずしも浸透しているとは言えない状況です また 来年 4 月に控える消費税率の引上げが 景気にマイナスのインパクトを

6 課税上の取扱い日本の居住者又は日本法人である投資主及び投資法人に関する課税上の一般的な取扱いは 下記のとおりです なお 税法等の改正 税務当局等による解釈 運用の変更により 以下の内容は変更されることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては異なる取扱いが行われることがあります (1)

(2) 源泉分離課税制度源泉分離課税制度とは 他の所得と全く分離して 所得を支払う者 ( 銀行 証券会社等 ) がその所得の支払の際に 一定の税率で所得税を源泉徴収し それだけで所得税の納税が完結するものです 1 対象となる所得代表的なものとして 預金等の利子所得 定期積金の給付補てん金等があります

る 1 減価補償金を交付すべきこととなる被災市街地復興土地区画整理事業において 公共施設の整備改善事業の用に供するために土地等が地方公共団体等に買い取られる場合 2 第二種市街地再開発事業の用に供するために土地等が地方公共団体等に買い取られる場合 (3) 特定住宅被災市町村の区域内にある土地等が 国

Microsoft PowerPoint - 【別添1】23税制改正の概要.pptx

平成10年8月

平成20年2月

確定版 平成 31 年度 エコカー減税等概要 平成 31 年 3 月 28 日

新又は延長を必要とする理由設 拡充⑴ 政策目的 1 社会保障 税一体改革大綱 ( 平成 24 年 2 月 17 日閣議決定 ) 等に基づき 自動車取得税及び自動車重量税について 廃止 抜本的な見直しを強く求める 等とした平成 24 年度税制改正における与党の重点要望に沿って 国 地方を通じた関連税制

【表紙】

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第5回基礎問題小委員会 礎5-4

はじめに 会社の経営には 様々な判断が必要です そのなかには 税金に関連することも多いでしょう 間違った判断をしてしまった結果 受けられるはずの特例が受けられなかった 本来より多額の税金を支払うことになってしまった という事態になり 場合によっては 会社の経営に大きな影響を及ぼすこともあります また

商業 サービス業環境関連投資得拡大各要件の計算方法 まず 前事業年度 の つの事業年度について確認します 月末決算の会社の場合 月末以外の決算の場合 平成 年 大企業の場合 ( 月末以外の決算 ) 適用 1 年目 平成 年 平成 年 平成 年 < 要件 1> 雇用者給与等支給額がより一定割合増加して

2020 年度税制改正に関するアンケート 公益財団法人全国法人会総連合 平成 31 年度税制改正では 消費税率の引上げに際し 需要変動の平準化等の観点から 住宅に対する税制上の支援策が講じられるとともに 車体課税について 地方の安定的な財源を確保しつつ大幅な見直しが行われました さらに デフレ脱却と

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アクタスマネジメントサービス㈱

1: とは 居住者の配偶者でその居住者と生計を一にするもの ( 青色事業専従者等に該当する者を除く ) のうち 合計所得金額 ( 2) が 38 万円以下である者 2: 合計所得金額とは 総所得金額 ( 3) と分離短期譲渡所得 分離長期譲渡所得 申告分離課税の上場株式等に係る配当所得の金額 申告分

平成 31 年度税制改正に関する内閣府主管項目のポイント 1 子ども 子育て支援の推進 子ども 子育て支援における制度の見直しに伴う税制上の所要の措置 ( 国税 地方税 ) 経済財政運営と改革の基本方針 ( 平成 30 年 6 月 15 日閣議決定 ) において 3 歳から 5 歳まで (0 歳から

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9. 移転価格税制の見直し 10. 給与の源泉徴収票の電子交付 11. 特定口座年間取引報告書の電子交付 12. 特定口座に係るみなし廃止制度の見直し 13. 郵送等に係る書類の提出時期の見直し 14. 期限後申告書に係る無申告加算税の見直し 15. 不納付加算税の見直し 16. 無申告加算税の割合

平成 28 年 12 月 農林水産省 平成 29 年度税制改正主要事項 1. 新規 拡充事項 (1) 生産資材価格の引下げ及び農産物の流通加工構造の改革のための法整備を前提とした次の措置の創設 ( 所得税 法人税 登録免許税 ) 1 同法の認定を受けた事業再編事業者が事業再編計画に記載された機械装置

投資法人の資本の払戻 し直前の税務上の資本 金等の額 投資法人の資本の払戻し 直前の発行済投資口総数 投資法人の資本の払戻し総額 * 一定割合 = 投資法人の税務上の前期末純資産価額 ( 注 3) ( 小数第 3 位未満を切上げ ) ( 注 2) 譲渡収入の金額 = 資本の払戻し額 -みなし配当金額

地方創生応援税制 ( 企業版ふるさと納税 ) の運用改善 ( 別紙 1) 平成 31 年度税制改正 企業版ふるさと納税の一層の活用促進を図るため 企業や地方公共団体からの意見等を踏まえ 徹底した運用改善を実施する 地方創生関係交付金と併用する地方公共団体へのインセンティブ付与 地方創生関係交付金の対

公共債の税金について Q 公共債の利子に対する税金はどのようになっていますか? 平成 28 年 1 月 1 日以後に個人のお客様が支払いを受ける国債や地方債などの特定公社債 ( 注 1) の利子については 申告分離課税の対象となります なお 利子の支払いを受ける際に源泉徴収 ( 注 2) された税金

新設 拡充又は延長を必要とする理由15-2 ⑴ 政策目的 1 平成 28 年度与党税政改正大綱等を踏まえ 以下の要望を行う 自動車取得税については 消費税率 10% への引き上げ時に廃止が決まっていたが 消費税率引上げ時期の変更に伴う税制上の措置 ( 平成 28 年 8 月 24 日閣議決定 ) を

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エコカー減税グリーン化特例(自動車税 軽自動車税)(自動車税 軽自動車税)環境性能割車体課税の見直し ( 自動車重量税 自動車取得税 自動車税 軽自動車税 ) トラック バス タクシーについては 営自格差 を堅持するとともに 一部見直しを行った上で エコカー減税 グリーン化特例を 2 年間延長 また


平成26年度税制改正の概要

平成27年3月決算における税務上の留意事項

Transcription:

1 月 NEWS 1 税制情報平成 25 年 12 月 24 日 平成 26 年度税制改正大綱が閣議決定されました 中心は 通常の年度改正から切り離して去る 10 月 1 日に決定した 民間投資活性化等のための税制改正大綱 ( 秋の大綱 ) に盛り込まれていた企業減税ですが 消費の拡大を図る観点から 交際費課税の見直しを行い 大企業にも飲食のための支出の 50% の損金算入を認めるなどの措置を加えています そのほか 車体課税の見直しや給与所得控除の見直しも盛り込まれています 注目されていた生活必需品の消費税率を低く抑える軽減税率の導入については 税率 10% 時 に導入という文言で決着し 税率 10% 時 という引上げと同時か それ以降なのか曖昧な表現での合意となっています 平成 26 年 12 月までに結論を得て 与党税制改正大綱が決定される予定です 平成 26 年度税制改正の大綱の概要は以下の通りです Ⅰ. 民間投資活性化等のための税制改正大綱での決定事項 ( 秋の大綱 ) 民間投資の活性化 1 生産性向上設備投資促進税制の創設生産性の向上につながる設備への投資に対して即時償却又は税額控除ができる制度を創設 2 研究開発税制の拡充上乗せ措置 ( 増加型 高水準型 ) について適用期限を 3 年間延長するとともに 増加型の措置について 試験研究費の増加率に応じて税額控除率を引き上げる仕組みに改組 ( 控除率 5% 5%~30%) 中小企業対策 1 生産性向上設備投資促進税制の創設 ( 再掲 ) 2 中小企業投資促進税制の拡充生産性向上につながる設備を取得した場合に 即時償却又は 7% 税額控除 ( 資本金 3,000 万円以下の企業は 10%) を認める 民間企業等によるベンチャー投資等の促進 1 ベンチャー投資促進税制の創設ベンチャーファンドを通じて事業拡張期にあるベンチャー企業へ出資した場合 その損失に備える準備金につき損金算入を認める ( 出資金の 80% 損金算入 )

収益力の飛躍的な向上に向けた経営改革の促進 1 事業再編促進税制の創設複数企業間で経営資源の融合による事業再編を行う場合 出資金 貸付金の損失に備える準備金につき損金算入を認める ( 出資金 貸付金の 70% 損金算入 ) 設備投資につながる制度 規制面での環境整備への対応 1 既存建築物の耐震改修投資の促進のための税制措置の創設 (25% 特別償却 ) 所得の拡大 1 所得拡大促進税制の拡充 給与等支給増加割合の見直し基準年度と比較して 現行 5% 以上 平成 25 26 年度 :2% 以上平成 27 年度 :3% 以上平成 28 29 年度 :5% 以上 平均給与等支給額要件の見直し全従業員の平均 継続従業員の平均 Ⅱ. Ⅰ に追加して決定する事項 ( 年末の大綱 ) 個人所得課税 1 給与所得控除の見直し控除の上限額が適用される給与収入 1,500 万円 ( 控除額 245 万円 ) を 平成 28 年より 1,200 万円 ( 控除額 230 万円 ) に 平成 29 年より 1,000 万円 ( 控除額 220 万円 ) に引下げ 2 NISA の使い勝手の向上 1 年単位でNISA 口座を開設する金融機関の変更を認めるとともに NISA 口座を廃止した場合に NISA 口座の再開設を認める 資産課税 1 復興支援のための税制上の措置東日本大震災に係る津波被災区域のうち 市町村長が指定する区域における土地および家屋に係る固定資産税等の課税免除等の適用期限を 1 年延長 2 税負担軽減措置等国家戦略特区法に基づく中核事業のうち医療分野における研究開発の用に供する一定の設備等に係る固定資産税の課税標準の特例措置の創設 (3 年間 1/2)

法人課税 1 復興特別法人税の 1 年前倒しでの廃止 2 民間投資と消費の拡大交際費課税制度の適用期限を 2 年間延長するとともに 飲食のための支出の 50% を損金算入することを認める 中小法人については 現行の定額控除 (800 万円 ) との選択制 3 国家戦略特区国家戦略特別区域において機械等を取得した場合に 特別償却 ( 中核事業用の一定の機械装置等については即時償却 ) 又は税額控除ができる制度を創設 及び研究開発税制の特例 ( 特別試験研究費 ) の適用 4 地方法人課税の偏在是正 法人住民税法人税割の一部を国税化法人住民税法人税割の税率の引下げ及び地方法人税 ( 仮称 ) の創設 地方法人特別税の税率の引下げ及び法人事業税( 所得割及び収入割に限る ) の税率の引上げ 5 復興支援のための税制上の措置復興産業集積区域において機械等を取得した場合に即時償却ができる措置の適用期限を 2 年延長等 消費課税 1 車体課税の見直し 自動車重量税エコカー減税の拡充及び経年車に対する課税の見直し 自動車取得税税率引下げ ( 登録車 5% 3% 軽自動車 3% 2%) エコカー減税の拡充 自動車税グリーン化特例の拡充 軽自動車税平成 27 年度以降新車購入された四輪 三輪について税率の引上げ経年車重課の導入 ( 平成 28 年度 ~) 原付 二輪の税率の引上げ ( 平成 27 年度 ~) 2 外国人旅行者向け消費税免税制度の見直し 免税対象を消耗品( 飲食料品や化粧品等 ) へ拡大 購入記録票等の様式の弾力化及び手続きの簡素化 国際課税 1 国際課税原則の見直し ( 総額主義から帰属主義への変更 )

納税環境整備 1 猶予制度の見直し ( 納税者の申請に基づく換価の猶予の創設等 ) 2 税理士制度の見直し ( 税理士の業務や資格取得のあり方などの見直し ) 関税 1 暫定税率等の適用期限の延長及び減免税制度の対象拡充 2 通関手続きの迅速化少額輸入貨物に対する簡易税率の適用対象の拡大 10 万円以下の貨物 20 万円以下の貨物 改正内容が多岐に渡りますので 詳細は 財務省ホームページの 平成 26 年度税制改 正大綱 を参照して下さい URL は 以下の通りです http://www.mof.go.jp/tax_policy/tax_reform/outline/fy2014/251224taikou.pdf 21 月の主な税務 1 月の申告や提出の主なものは以下の通りですのでご確認下さい 提出期限等内容 1 月 10 日 12 月分源泉所得税 住民税の特別徴収税額の納付 1 月 20 日納期の特例適用者の源泉所得税の納付 (7 月 ~12 月徴収分 ) 1 月 31 日 11 月決算法人の確定申告 2 月 5 月 8 月 11 月の決算法人 個人事業者の 3 月ごとの期間短縮に係る確定申告法人 個人事業者の 1 月ごとの期間短縮に係る確定申告 5 月決算法人の中間申告の半期分消費税の年税額が 400 万超の 2 月 5 月 8 月決算法人 個人事業者の 3 ヶ月ごとの中間申告消費税の年税額が 4,800 万超の 10 11 月決算法人を除く法人 個人事業者の 1 ヶ月ごとの中間申告 (9 月決算法人は 2 ヶ月分 ) 所得税の法定調書及び同合計表の提出給与支払報告書の提出固定資産税の償却資産の申告

3スタッフの一言新年明けましておめでとうございます 旧年中は 多くの方々にご支援頂き 心より感謝申し上げます 本年も充実した一年となるよう更なる努力をしてまいりますので ご指導の程 宜しくお願い致します 皆様の益々の御多幸 御繁栄をお祈り申し上げます 本年も何卒宜しくお願い申し上げます 緒方健