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リンパ路性間質 32 140 肺胞壁間質

ロート胸 pectus excavatum, funnel chest 55

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58

59

心臓横隔膜角の腫瘤. 鑑別診断 : 脂肪沈着, 心膜嚢腫, 横隔膜ヘルニア (Morgagni ヘルニア ), 肺腫瘍など 59 209

縦隔気腫, pneumomediastinum 64

peribronchial cuffing periarterial cuffing 65 168 血管気管支束の浮腫により, 気管支 肺動脈の輪郭が不鮮明になることで間質性肺水腫を診断する.

65 185 立位 臥位 気胸で見られる空気の場所 Deep sulcus sign 背臥位撮影 左気胸

右上葉無気肺,atelectasis of RUL 76 ( 左図 )Golden S サインあり ( 右図 ) 放射線治療で腫瘤縮小. 上葉の含気改善傾向

右上葉無気肺,atelectasis of RUL 76 ( 左図 ) さらに, 右上葉の含気改善 ( 右図 ) 一部板状無気肺が残る

76 参考 右中下葉無気肺容積減少高度

76 参考 右下葉無気肺 / 肺炎容積減少軽度

76 参考 右中葉無気肺容積減少高度

左上葉無気肺容積減少中等度 106

106 容積減少軽度 容積減少中等度 容積減少高度

左上葉肺炎容積減少なし 106

左上葉無気肺 ( 虚脱 ) 容積減少高度 106

アスペルギローマ aspergilloma 114

アスペルギローマ aspergilloma 114

133

リンパ路性間質 32 140 肺胞壁間質

リンパ路性間質 140 肺胞壁間質 中心性肺間質 ( 気管支血管周囲間質 ) 末梢性肺間質 ( 胸膜下間質, 小葉間隔壁 ) 肺胞隔壁 hilar haze peribronchial cuffing periarterrial cuffing 心不全癌性リンパ管症 葉間胸膜の肥厚 Kerley s line 線状影 スリガラス陰影粒状影 間質性肺炎過敏性肺臓炎 急性糸球体腎炎急性好酸球性肺炎サルコイドーシス 間質性肺炎 UIP 膠原病サルコイドーシス

肺気腫の肺炎,pulmonary emphysema with pneumonia 網状に見えても間質性病変ではない 147

152

1986 UIP 152

1992 UIP 152

1996 UIP 152

1998 UIP 152

過敏性肺臓炎,hypersensitivity pneumonitis 158

過敏性肺臓炎,hypersensitivity pneumonitis 158

161

静脈うっ血 venous congestion 161

間質性肺浮腫パターン, 急性好酸球性肺炎 164

急性好酸球性肺炎,acute eosinophilic pneumonia 164 間質性肺浮腫, interstitial lung edema

肺水腫,pulmonary edema 168

肺水腫 168 169 心原性肺水腫 cardiogenic lung edema 非心原性肺水腫 non-cardiogenic lung edema renal (overhydration) edema permeability (injury) edema : ARDS Increased hydrostatic pressure edema Permeability edema with DAD (ARDS) Permeability edema without DAD Mixed edema DAD: Diffuse alveolar damage

心原性肺水腫 168 169 立位

心原性肺水腫 168 169 静脈圧の上昇 ( 静脈高血圧 )(>12mmHg) 血流の再分布 ( 立位の写真 ) 間質性肺浮腫 (>20mmHg) 粗大間質小葉間隔壁 (Kerley s line) 葉間胸膜の肥厚 (thick fissure) 肺胞性肺水腫 (>30mmHg) 下肺野に分布 ( 体位で移動する ) 臥位では中央に, あるいは肺尖 心拡大

168 169 間質性肺水腫

リンパ路性間質 168 169 肺胞壁間質

peribronchial cuffing 65 168

間質性 + 肺胞性肺水腫 168

非心原性肺水腫 Non-cardiogenic lung edema 169 非心原性肺水腫 = 毛細血管透過性肺水腫 Permeability edema

非心原性肺水腫 Non-cardiogenic lung edema 169 心拡大なし vascular pedicle widthの拡大なし 血管分布は正常 隔壁陰影なし peribronchial cuffing なし 胸水なし air bronchogramを認める 肺水腫は末梢性

非心原性肺水腫 Non-cardiogenic lung edema 169 ARDS 敗血症 アレルギー 薬剤反応 溺水 ガス吸入 神経疾患 急性膵炎

非心原性肺水腫 vs. 心原性肺水腫 169 1. 粗大間質の浮腫, 胸水心原性 >> 非心原性 2. 挿管の必要性非心原性 >> 心原性 3. 急激な改善心原性 >> 非心原性 4. 荷重部分布心原性 >> 非心原性

急性膵炎による肺水腫 169

脂肪塞栓症 169

外傷性患者の肺水腫 169 搬送時に肺水腫 神経原肺水腫,Mendelson s syndrome, 有毒ガスの吸入, 著しい肺挫傷 一日後に肺水腫 輸液過剰, 輸血に伴う反応,Chemical pneumonitis, 2~4 日後に出現 脂肪塞栓症候群,ARDS

神経原性肺水腫 169

急性副腎不全による間質性肺水腫 169

176 少量の胸水.CP angle はシャープに見える. しかし, 胸水のため CP angle と肋骨の間が離れている.

178 肺下胸水,subpulmonic pleural effusion 立位

178 肺下胸水,subpulmonic pleural effusion 背臥位

肺下胸水,subpulmonic pleural effusion 178 右下デクビタス撮影

65 185 立位 臥位 Deep sulcus sign 背臥位撮影 左気胸,left sided pneumothorax

186 231 右主気管支内挿管 緊張性気胸

59 209 心膜嚢腫 pericardial cyst

ポータブル撮影の特徴 215 心臓 縦隔の拡大 肩甲骨の重なり ポジショニング不良 低い撮影電圧 : 血管影 骨影の増強. 呼吸停止不良 : ぶれ 吸気の違い 透過性 ( 曝射条件 ) のばらつき 服や皮膚のしわ

心臓縦隔の拡大 215 心臓 心臓

撮影体位の違い 218 背臥位 両側大量胸水 腹臥位 心臓の輪郭は胸水のためシルエットサインで消失

正面性 219

221 撮影条件不良 線量不足 underexposure

226 人工呼吸による見かけ上の改善 PEEP 前 PEEP 後

皮膚のしわ 228 240

チューブとカテーテル 229 1. 気管内挿管チューブ 2. 胃管チューブやイレウス管 3. 中心静脈圧測定カテーテル 4. 動脈圧測定カテーテル 5. スワン ガンツカテーテル 6. Sengstaken-Blakemore チューブ 7. 中心静脈栄養カテーテル 8. 大動脈バルーンカテーテル 9. 経皮的ペーシング 10. 胸腔内ドレーン

横隔膜より下方の腹部の人工物も観察する. 229

異物 ガーゼ 229 術後のガーゼ遺残

中心静脈カテーテル 230 留置時に起こる合併症気胸, 出血 ( 縦隔 胸膜 ), 空気塞栓 不適切な位置による問題点血管外留置 ( 胸水貯留, 胸膜外血腫 ) 末梢への留置 ( 不正確な圧, 静脈炎 ) 心腔内留置 ( 不整脈, 心房穿孔 ) 結び目形成 切断, 分離

230 中心静脈カテーテルの正しい位置 上は第 1 肋骨前部先端あたりにある最後の静脈弁をこえる 下部は右房の上におく

230 中心静脈カテーテルのトラブル 頭側に迷入 対側に迷入 異所性輸液 胸腔内に輸液

230

異所性輸液 230 右大量胸水出現

カテーテル切断, 分離 230

IVR 異物除去 230

気管内チューブ 231 留置時の合併症誤嚥 ( 肺実質の濃度上昇 ) 咽頭穿孔 ( 皮下気腫, 気縦隔, 縦隔炎 ) 抜歯 不適切な留置による問題点食道挿管 ( 低換気, 胃の拡張, 誤嚥 ) 片肺挿管 ( 反対側の無気肺 ) 高位 ( 喉頭損傷, 換気不良 ) 大きなバルーン ( 気管破裂, 気管狭窄 )

気管内チューブの正しい位置 231 気管分岐部から 4~6cm, 第 3,4 胸椎の高さ 首の前後屈で 4cm 移動する 先端が鎖骨頭部のレベル バルンは気管径の 1.5 倍 (2.5cm) にならない

186 231 右主気管支内挿管 緊張性気胸

231 人工呼吸による画像の修飾 浸潤影の減弱 横隔膜の低位 肺血管の縮小 肺血管の鮮鋭化 シルエットサインの陰性化 心 縦隔の狭小化 見せかけの改善

231 人工呼吸による見せかけの改善 PEEP 前 PEEP 後

235 胸腔内ドレーン 気胸では腹側頭側 胸水では背側尾側 吸引不良は被包化のためか>CTを 実質内留置気管支胸膜瘻, 肺裂傷, 肺出血 側孔が胸腔内に達していないと皮下気腫 葉間内留置 29% 無効

胃管チューブ,NG チューブ 236 胃の中に入れる 側孔が食道内だと逆流性食道炎 十二指腸穿孔, 咽頭食道穿孔 ( 頸部気腫, 縦隔気腫 ) Feeding 前には必ずチェック 気管損傷, 化学性肺炎

Swan-Ganz カテーテル 237 留置の時の合併症 気胸, 出血 ( 縦隔, 胸膜 ), 空気塞栓 不適切な位置による問題点 肺動脈近位への留置 ( 不正確な圧測定 ) 肺動脈末梢への留置 ( 肺動脈穿孔, 肺梗塞 )

237 Swan-Ganz カテーテルの正しい位置 左右肺動脈本幹か, 太い葉動脈 静止時に主肺動脈に存在する 肺門から 2cm 外側では駄目

心臓ペースメーカー 238 部位 ワイヤー 先端 : 発電器の位置, 形態 : 走行, 断線 : 右心室の先端心陰影より外なら穿孔 正側 2 方向の撮影が必要

気胸のエアーの部位 240 立位 臥位

気胸の診断 240 Anteromedial recess (38%) Subpulmonic recess (26%) Double diaphragm sign Apical recess (22%) Deep sulcus sign 肺底部の透過性亢進 心陰影大動脈陰影の明瞭化 縦隔の偏移 臥位では 30% が診断困難デクビタス撮影や Cross-table lateral view

240

デクビタス撮影 240

緊張性気胸 240 人工呼吸の前には必ず気胸の有無を確かめる 緊張性気胸静脈の還流が悪くなる 挿管されているため呼吸状態が悪化しても知らせれない PEEP 患者で 17%, 呼吸器全体で 4% の気胸が発生する Barotrauma

皮膚のしわ 228 240

Deep sulcus sign 240

左肺野の透過性亢進 240

243 胸水貯留 立位 背臥位 背臥位正面

胸水の診断 243 肋骨横隔膜角の鈍化 横隔膜陰影の不鮮明化 一側の胸腔濃度の全体的な上昇 ( 透過性の低下 ) 下行大動脈の辺縁消失 腹部手術のあと 60% 下腹部手術後 34% 175ml 以下ではわからない

デクビタス撮影 243

左下葉ー肺炎, 無気肺, 胸水 243 左下葉の異常 背臥位では心臓のため無気肺もっとも多い 下行大動脈の辺縁消失胸水胸水と下葉の拡張不全肺炎 Air bronchogramの有無

243 無気肺 左下葉 66%> 右下葉 22%> 右上葉 11%

下行大動脈辺縁の見え方 243

おしまい