西アフリカ 3億人ビジネス市場マップ ―2035年5億人市場に向けて―

Similar documents
農業農村開発の最近の動向

資料 2 平成 27 年度の政策対話等の実施実績及び予定について ( 未定稿 ) 1. 概要 平成 27 年度は 以下の取組につき 各国の状況に応じ組み合わせて実施 (1) 各国との政策対話の実施 (2) 対話の場を活用した 我が国食関連産業と先方政府 先方民間企業のとの情報共有 マッチングの促進

2015 年 6 月 19 日 ジェトロバンコク事務所 タイ日系企業進出動向調査 2014 年 調査結果について ~ 日系企業 4,567 社の活動を確認 ~ 1. 調査目的 タイへの日系企業の進出状況については 2008 年当時の状況について ( 独 ) 中小企業基盤 整備機構が タイ日系企業進出

特集 堀琢磨 indd

JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1

以前 製造業 食料品製造業 畜産食料品製造業

製造業 食料品製造業 畜産食料品製造業

2008年6月XX日


以前 製造業 食料品製造業 畜産食料品製造業

平成 21 年経済センサス 基礎調査確報集計結果 (2) 産業分類別 - 従業者数 ( 単位 : 人 %) 北海道 全国 従業者数従業者数 (*2 (*2 A~S 全産業 A~R 全産業 (S 公務を除く )

2010 年 12 月環境経済観測調査統計表 目次 ページ 表 1(1) 主業別 資本金別対象企業数及び回答率 1 表 1(2) 主業別 資本金別回答企業数及び構成比 1 表 2-1 我が国の環境ビジネス全体の業況 資本金別 主業別 2 表 2-2 発展していると考える環境ビジネス 資本金別 主業別

平成22年7月30日

[グループⅠ]公募仕様書案

調査分析シリーズ(冊子用).indb

第 2 章 我が国における IT 関連産業及び IT 人材の動向 1. IT IT IT 2-1 IT IT 大分類 A 農業, 林業 B 漁業 C 鉱業, 採 業, 砂利採取業 D 建設業 E 製造業 F 電気 ガス 熱供給 水道業 G 情報通信業 H 運輸業, 郵便業 I 卸売業, 小売業 J

企画書タイトル - 企画書サブタイトル -

平成22年7月30日

【ロシア最新経済金融週報】

1.VOX について ヴォークス トレーディング プロフェッショナルなフードエンジニアリングを通じてソリューションを提供する 食 の商社 グローバル拠点 中国 タイ インドネシア ベトナム 米国 ポーランド オーストラリア 売上高 約 160 億円 従業員数 約 80 名

職業訓練に関するアンケート調査 ( 企業 ) 集計表 岩手労働局 産業分類別回答事業所数 1 ( 単位 : 社 ) = 回答数構成比 1 農林水産業 % 2 建設業 % 3 電気 ガス 水道業 % 4 情報通信

新興国市場開拓事業平成 27 年度概算要求額 15.0 億円 (15.0 億円 ) うち優先課題推進枠 15.0 億円 通商政策局国際経済課 商務情報政策局生活文化創造産業課 /1750 事業の内容 事業の概要 目的 急速に拡大する世界市場を獲得するためには 対象となる国 地

Microsoft Word - 5_‚æ3ŁÒ.doc

第 10 表 産業大中分類別, 性別, 常用労働者の1 人平均月間現金給与額 規模 5 人以上 TL 調査産業計 年次及び月次 平成 20 年 300, , ,080 48, , ,954 60, , ,246 32,505 平


第 10 表 産業大中分類別, 性別, 常用労働者の1 人平均月間現金給与額 規模 5 人以上 TL 調査産業計 年次及び月次 平成 17 年 313, , ,854 50, , ,534 61, , ,321 36,193 平

SHEP概要2

<4D F736F F F696E74202D208E9197BF342D315F91E6338FCD323190A28B498ED089EF82C982A882AF82E BD82C889BA908593B982CC >

資料 3 ー 1 環境貢献型商品開発 販売促進支援事業 環境省市場メカニズム室

事業所

1 概 況

<4D F736F F F696E74202D A F95BD90AC E31308C8E8AFA5F8C888E5A90E096BE89EF81408DC58F4994C530362E70707

質問1

結  果  の  概  要

(Microsoft PowerPoint \201y\221\3461\216l\224\274\212\372_\225\361\215\220\217\221HP\224\305\201z.pptx)

特集 ロシア NIS 圏で存在感を増す中国特集 ロシアの消費市場を解剖する Data Bank 中国の対ロシア NIS 貿易 投資統計 はじめに今号では ロシア NIS 諸国と中国との経済関係を特集しているが その際にやはり貿易および投資の統計は避けて通れないであろう ただ ロシア NIS 諸国の側

企業と外国人留学生を結び付ける 出会いと理解 推進事業 外国人採用に関するアンケート調査報告書 平成 25 年 6 月 特定非営利活動法人人材育成センター

42

Ⅱ 用語等の説明 今期の状況 来期の状況 前年同期 ( 平成 29 年 4~6 月期 ) と比べた今期 ( 平成 30 年 4~6 月期 ) の状況 前年同期 ( 平成 29 年 7~9 月期 ) と比べた来期 ( 平成 30 年 7~9 月期 ) の状況 前期平成 30 年 1~3 月期 来期平成

ワークス採用見通し調査

Ⅱ 用語等の説明 今期の状況 来期の状況 前年同期 ( 平成 28 年 4~6 月期 ) と比べた今期 ( 平成 29 年 4~6 月期 ) の状況 前年同期 ( 平成 28 年 7~9 月期 ) と比べた来期 ( 平成 29 年 7~9 月期 ) の状況 前期平成 29 年 1~3 月期 来期平成

波及効果の具体的計算方法 直接効果の推計 1 ( 需要増加額の推計 ) 合計額 ( 単位 : 百万円 ) 開催運営費 10.0 来場者支出額 90.0 飲食費 0.6 交通輸送費 3.0 広報関連経費 1.5 施設 機器レンタル料 1.0 アルバイト人件費 1.6 警備料 2.3 宿泊費

表1-4

欠であり 運輸交通分野を中心に膨大なインフラ投資が必要になると見込まれる これらのインフラ整備にあたっては 案件ごとにマスタープランから工事まで段階を踏んで検討 建設が進められるが 対象地の地形などを確認 把握するため 検討段階に応じた精度の地図が必要となる 現在 同国では基本的な測地基準点網が整備

第1回「離婚したくなる亭主の仕事」調査


Ⅰ. 経緯 国際金融コミュニティにおける IAIS の役割は ここ数年大幅に増加している その結果 IAIS は 現行の戦略計画および財務業績見通しを策定した際には想定していなかった システム上重要なグローバルな保険会社 (G-SIIs) の選定支援やグローバルな保険資本基準の策定等の付加的な責任を

事業事前評価表 国際協力機構社会基盤 平和構築部 運輸交通 情報通信グループ第二チーム 1. 案件名国名 : バングラデシュ人民共和国案件名 : 和名国際空港保安能力強化プロジェクト英名 The Project for Security Improvement of International Ai

フランス企業の輸出促進外国企業のフランス進出支援企業の国際化をサポート フランス貿易投資庁 - ビジネスフランス 企業の国際進出プロジェクトを効率化

Special Feature 未来への挑戦 ~ ビジネス現場最前線 ~ 三菱商事は 経営戦略 2015 で掲げる 2020 年頃の成長イメージ の実現に向け 新たなビジネスの可能性に日々挑戦し続けています 本特集では シェールガス革命以降新たな可能性を秘めた 北米産 LNG の販売事業 英国で培っ

仮訳 日本と ASEAN 各国との二国間金融協力について 2013 年 5 月 3 日 ( 於 : インド デリー ) 日本は ASEAN+3 財務大臣 中央銀行総裁プロセスの下 チェンマイ イニシアティブやアジア債券市場育成イニシアティブ等の地域金融協力を推進してきました また 日本は中国や韓国を

日 サウジビジョン 2030 に係るビジネスフォーラムの開催 3 月 14 日 中東協力センター ジェトロ共催の日 サウジ ビジョン 2030 ビジネスフォーラムが ザ プリンスパークタワーホテル東京 ( 第一部サウジ投資セミナー ) およびパレスホテル東京 ( 第二部ビジョン 2030 セッション

平成 25 年 3 月 19 日 大阪商工会議所公益社団法人関西経済連合会 第 49 回経営 経済動向調査 結果について 大阪商工会議所と関西経済連合会は 会員企業の景気判断や企業経営の実態について把握するため 四半期ごとに標記調査を共同で実施している 今回は 2 月下旬から 3 月上旬に 1,7

プロジェクト関連図12年6月

アフリカにおける JICA の民間連携の取り組み 国際協力機構アフリカ部 JICA と ODA ODA 政府開発援助 二国間援助 多国間援助 * 外交政策の遂行上の必要から外務省が引き続き自ら実施するものを除く 使命 (Mission) 1. グローバル化に伴う課題への対応 2. 公正な成長と貧困削

平成18年度標準調査票

野村資本市場研究所|急増する上海企業の対外直接投資(PDF)

<4D F736F F D E9197BF95D2817C95F18D908F918CB48D652E646F63>

1. 現状認識 ミャンマーにおけるコメ バリューチェーンの現状 投入 生産 集荷 加工 物流 販売 バリューチェーンファクター 種苗会社 肥料農薬供給業者 生産農家 農業機械 集荷業者 精米業者 倉庫業者物流業者 小売, 外食業者輸出業者 バリューチェーン各段階での課題 優良種子の品質 量の不足 優

Ⅱ モデル分析

「第12回信用金庫取引先海外事業状況調査結果 資料編」

宮城の将来ビジョン 富県宮城の実現 ~ 県内総生産 10 兆円への挑戦 ~ 富県宮城の実現 ~ 県内総生産 10 兆円への挑戦 ~ 認知度集計表 ( 回答者属性別 ) 内容について知っている 言葉は聞いたことがある 効知らない ( はじめて聞く言葉である ) 県全体 度数 ,172

東京センチュリー株式会社統合レポート2018

スキル領域 職種 : マーケティング スキル領域と MK 経済産業省, 独立行政法人情報処理推進機構

<4D F736F F D20838A815B83588EF AE8CFC92B28DB895F18D908F A A48508C668DDA>

30付属統計表(全体)

平成22年度         タイトル

チェック式自己評価組織マネジメント分析シート カテゴリー 1 リーダーシップと意思決定 サブカテゴリー 1 事業所が目指していることの実現に向けて一丸となっている 事業所が目指していること ( 理念 ビジョン 基本方針など ) を明示している 事業所が目指していること ( 理念 基本方針

28付属統計表(全体)

Microsoft Word - keiei04.doc

英語活用実態調査(企業・団体)2015_2015年11月版

平成 23 年北海道産業連関表について 北海道開発局 1 北海道産業連関表作成の趣旨 北海道開発局では 北海道の経済 社会動向を的確に把握し 北海道総合開発計画を立案 推進するための基礎資料として 昭和 30 年表からおおむね 5 年ごとに 北海道産業連関表 を作成しています なお 北海道産業連関表

地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム (SATREPS) 研究課題別中間評価報告書 1. 研究課題名 テーラーメード育種と栽培技術開発のための稲作研究プロジェクト (2013 年 5 月 ~ 2018 年 5 月 ) 2. 研究代表者 2.1. 日本側研究代表者 : 山内章 ( 名古屋大学大学

北陸 短観(2019年6月調査)

< F2D EE888F8288FA48BC E6A7464>

中途採用実態調査(2018年上半期実績、2019年度見通し)

資料 5 総務省提出資料 平成 30 年 12 月 21 日 総務省情報流通行政局

29付属統計表(全体)

北陸 短観(2016年12月調査)

第 2 部統計表 第 1 章 市町村内総生産 実 数 ( 平成 18 年度 ~ 平成 27 年度 ) 対前年度増加率 構 成 比 寄 与 度 対県構成比 206 第 2 章 市町村民所得 実 数 ( 平成 18 年度 ~ 平成

知創の杜 2016 vol.10

北陸 短観(2019年3月調査)

ISO9001:2015内部監査チェックリスト

社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

ecuador

鎌倉市

人材育成 に関するご意見 1) 独立行政法人情報通信研究機構富永構成員 1 ページ 2) KDDI 株式会社嶋谷構成員 8 ページ 資料 7-2-1

2017 年 11 月号 中国の介護事業について 千葉銀行上海駐在員事務所

日本機械学会 生産システム部門研究発表講演会 2015 資料

2 保険者協議会からの意見 ( 医療法第 30 条の 4 第 14 項の規定に基づく意見聴取 ) (1) 照会日平成 28 年 3 月 3 日 ( 同日開催の保険者協議会において説明も実施 ) (2) 期限平成 28 年 3 月 30 日 (3) 意見数 25 件 ( 総論 3 件 各論 22 件

【課題1】海外の企業・人材が東京でビジネスをしやすい環境づくり~【参考】民間によるビジネス交流拠点の例

「第12回信用金庫取引先海外事業状況調査結果」

我が国中小企業の課題と対応策

日本の国際競争力調査

> P12 > P19 > P32 > P36 > P40 > P44 > P48 > P60

東洋インキグループの環境データ(2011〜2017年)

< アンケート結果 > 健康経営等に関する設問 Q. 貴社において 改善 解決したい課題はありますか Q. 貴社において 従業員が健康的に働けるよう独自に取り組んでいること ( または今後 取り組んでみたいことは何ですか Q. ご自身の健康のために独自に取り組んでいること ( または今後取り組んでみ

有資格者一覧表 ( 全 107 種類 ) 資格名称技術 ( 専門 ) 部門二次試験の選択科目資格名称技術 ( 専門 ) 部門二次試験の選択科目 測量士 河川砂防及び海岸 海洋 測量士補 港湾及び空港 1 級建築士 電力土木 2 級建築士 道路 構造設計 1 級建築士 鉄道 設備設計 1 級建築士 上

①-1公表資料(本文 P1~9)

(3) インドネシアインドネシアの電力供給は 石炭が 5 割 コンバインドサイクル 2 割 ディーゼル 1 割 水力 1 割 その他 1 割となっている 2015 年の総発電設備容量は PLN 3 が約 8 割 IPP が 2 割弱を 残り数 % を自家発電事業者 (PPU) が占めている 同国で

Transcription:

西アフリカ 3 億人ビジネス市場マップ 2035 年 5 億人市場に向けて JICA コートジボワール事務所 (4 月 14 日版 )

3 億人ビジネスマップとは 3 億人ビジネスマップは TICADV における 戦略的マスタープラン 作成の一環として作成されています 同マスタープランは日本の官民が一体となって参画することが肝要であり 案件形成の過程でも民側との調整を行うとされています 一方で 西アフリカ ( ) では東部アフリカ 南部アフリカと比較した際にそもそも日本の民間企業が非常に限定的で 調整 のベースすらないことが多いため 本ビジネスマップは 戦略的マスタープラン作成の前段階の作業として 本邦企業に 3 億人市場である西アフリカの魅力を発信し 少しでも関心を喚起することを目的として作成しています 本マップでは西アフリカ諸国経済共同体加盟の 15 か国が対象 なお 本ビジネスマップは完全な地図作成を目指すのではなく 先ずは本邦企業の興味を引き 間口を拡大する ことを重視することから 随時アップデート 発信をしていきます 不足情報 修正事項等ありましたらご遠慮なく押しらせください なお 本マップ作成にあたっては情報の正確性確保には努めてはおりますが 本資料活用の結果生じた損害等について 当機構は一切の責任を負いません 2014 年 4 月 11 日 JICA コートジボワール事務所コンタクト先 :co_oso_rep@jica.go.jp

3 億人ビジネスマップと戦略マスタープランの位置関係 民間投資へ ( 有償 無償による支援 ) インフラにかかる情報が整備されている 王道 戦略的 MP へ! 資源 産業が特定されている 有償 無償がある程度見込る 本邦企業による 資源 産業等への関心 政府 経済団体等との調整 政府 経済団体等との調整 戦略的 MP に基づいたインフラ整備により 企業の投資を引き出す MP は科学的データに基づき 民間の意思決定を後押しなければならない 地域のポテンシャル ニーズが特定されている ナカラ回廊 / タンザニア天然ガス / 南部アフリカ広域電力網 インフラにかかる情報がある程度ある インフラ支援 まずはそもそも本邦企業の関心が低い 有償 無償がある程度見込る まずは魅力 ポテンシャルを売り出す! ポテンシャルもほとんど知られていない JICA やドナーの活動によりある程度情報は蓄積されている 西アフリカ 3 億人市場マップ インフラ情報から収集必要 タイムリーに 経済活動を情報提供することで 本邦企業による関心を引き出す 3

3 億人ビジネスマップの具体的内容 本マップは 本邦企業への魅力発信が目的であることから まずは日本企業へのアンケートを行い 関心が少しでも高い以下の情報を選択し 発信しています 序章 -3 億人市場のベースとなる人口や経済規模第 1 章 - 商売のきっかけとなりうる ODA 事業第 2 章 - 関心が高いインフラ状況及び計画第 3 章 - アフリカのポテンシャルとして期待される 1 天然資源 及び 2 一次産業資源 またこれらに対する海外投資状況第 4 章 - ビジネスパートナーとなりうる元気な地場産業第 5 章 - 日系企業の活動状況

日本企業による西アフリカを見る視点 - 不足情報 投資検討にあたって足りない情報 政策 個別情報 RECS 開発政策 計画の動向 優先度 A B C D E F 合 計 4 地域経済統合の 2 現状と計画 各国国家政策 開発計画の動向 優先度 3 他ドナーの支援状 2 況 見通し ODA 方針 支援状 1 況 見通し ビジネス環境 ( 法 4 制度 ) 投資対象セクター 4 の基礎情報 各国優先計画プロ 4 ジェクト個別情報 現地企業の情報 2 動向 現地の日本企業 1 の動向 現地進出外資企 1 業の情報 動向 産業人材 ( 事務 2 方 ワーカー ) の質 不足情報 1.1 ビジネス環境 : 税金 海外企業への制限 義務 解雇 雇用時の注意点 各種優遇制度 流通 2 投資対象セクターの基礎情報 2.1RECs 開発政策 計画の動向 優先度 2 各国優先プロジェクト個別情報 分析 ビジネス環境情報 高い情報収集能力を自社内に備えているであろう商社であってもまず欲しいもの 魅力的な情報となるには 国毎に各種法 制度情報が網羅的に備えられている必要あり JETRO 投資専門家 投資対象セクター基礎情報 関心セクターの基礎情報としてとらえて掘り下げていくため または 関心個別プロジェクトの根拠情報として 投資専門家 REX 開発政策 計画 上流部分の計画から掘り下げて投資可能性を検討するため 関心プロジェクトやセクターの同計画における位置づけを把握するため 市場の拡大性を把握するため = 国別ではなくて 西アフリカ市場 として見ている 各国優先計画プロジェクト個別情報 投資可能性の検討のため 関心プロジェクトの具体的動向把握のため

日本企業による西アフリカを見る視点 ( ポテンシャル ) 西アフリカ市場進出にあたって最も可能性を見出す分野資源立地インフラ整備 需要立地 鉱物資源開発 石油 天然ガス開発 農業 林業 漁業 農産物加工 インフラ建設 電気 ガス 水道業 製造業 ( 中間製品 ) 製造業原材料 ( 完成品 ) 供給 完成品供給 情報通信業 運輸業 卸 小売業 金融 保険業 A B C D E F G 小計 3 4 3 3 6 4 2 0 4 3 1 1 2 1 1 観光業 関心の中身 1. インフラ建設 : 港湾 電力 鉄道 道路 2. 石油 天然ガス開発 3.1 原材料供給 : 穀物 樹脂 セメント 2 完成品供給 : 機械 日用品 食料品 3 農業 林業 漁業 : カカオ ゴマ サトウキビ ( 砂糖 エタノール生産プラント供給とセット ) 水産物加工 分析 投資検討のために不足している情報との交差 1. インフラ建設 : REX 国別開発計画 ( どこで何の建設計画があるのか ) 個別プロジェクト情報 2. 石油 天然ガス開発 : REX 国別開発計画 ( 国 地域としてどのように開発していくのか 介入するのか ) 3.1 原材料供給 : 地域市場動向 2 完成品供給 : 同上 3 農業 林業 漁業 : 投資セクター基礎情報 ( 誰がどこで何をどれくらい作っているのか )

日本企業による西アフリカを見る視点 ( 障害 ) 西アフリカへの投資検討にあたって同地域で特に障害となっているもの A B D D E F G 輸送インフラ フランス語人港湾整備 行材政 司法に関する情報 ( がない ) 案件を進めていく上でのスピード感と Go サインを出す決定力が不足 ( さらに言えば問題解決力も不足 ) 自社拠点 自社が西アフリカへの取り組みをしばらく行ってこなかったので情報が不足 日本企業と現地との距離感 ( 物理的遠さ 日本企業の知名度 日本人のフランス語人材が不足 治安 ) 等英語での発信能力 / コミュニケーション能力 国家の表明計画への関与度合いがオール JAPAN として低い 政府 JICA 等の支援方針に合致し 日本企業に強みのある技術 製品についても光を当ててほしい 障害の中身 西アフリカ側の課題 : 関連情報の発信不足 英語人材不足 企業側の課題 : 仏語人材不足 ODA 側の課題 : All Japan としての協働体制の弱さ 介入度合いの弱さ 日本の製品 技術力の活用度の低さ

総合商社 メーカー アフリカでのビジネスをお考えの方 コートジボワール事務所では 総合商社 メーカの方向けに を準備しております 同国でのビジネスにご興味をお持ちの方は以下のメールアドレスにお問い合わせください 詳細版目次 このような目的で情報をお探しの方にお勧めです! 序章第 1 章第 2 章第 3 章第 4 章第 5 章 3 億人市場へようこそ 3 億人への ODA 3 億人市場のインフラ 3 億人への投資ポテンシャルコートジボワールアグリビジネス投資状況元気な地場産業地図元気な地場産業 一覧表 ( 建設 ) 元気な地場産業 一覧表 ( 農業 ) 3 億人の日系企業