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領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

農山漁村での宿泊体験活動の教育効果について

愛媛県学力向上5か年計画

基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります 基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります (1) 基礎的 基本的な学力の定着児童 生徒一人ひとりが生きる力の基盤として 基礎的 基本的な知識や技能を習得できるよう それぞ

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学力向上のための取り組み

教育調査 ( 教職員用 ) 1 教育計画の作成にあたって 教職員でよく話し合っていますか 度数 相対度数 (%) 累積度数累積相対度数 (%) はい どちらかといえばはい どちらかといえばいいえ いいえ 0

鎌倉市関谷小学校いじめ防止基本方針 平成 26 年 4 月 鎌倉市立関谷小学校

基本方針1 小・中学校で、子どもたちの学力を最大限に伸ばします

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基本施策情報活用能力の育成を図ります 幼児教育の推進 にあたっては 幼児期が生涯の人格形成の基礎を培う大切な時期であるとの認識のもと 子どもたちの心身の発達に資する質の高い幼児教育を推進します 2 人との絆や自然との関わりの中で伸びゆく豊かな心の育成 子どもたちが生命を大切にする心や思いやりの心 感

必要性 学習指導要領の改訂により総則において情報モラルを身に付けるよう指導することを明示 背 景 ひぼう インターネット上での誹謗中傷やいじめ, 犯罪や違法 有害情報などの問題が発生している現状 情報社会に積極的に参画する態度を育てることは今後ますます重要 目 情報モラル教育とは 標 情報手段をいか

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

(3) その他 全日制高校進学率の向上を図るため 更に公私で全体として進学率が向上するよう工夫する そのための基本的な考え方として 定員協議における公私の役割 を次のとおり確認する 公立 の役割: 生徒一人ひとりの希望と適性に応じて 多様な選択ができるよう 幅広い進路先としての役割を担い 県民ニーズ

施策吊

第 1 章 解説 平成 27 年度 スクールソーシャルワーカー活用事業 の概要と成果等について紹介します

もくじ はじめに 2 Ⅰ 改善基本 5 か年計画の基本構想 3 Ⅱ いじめ問題に関する基本的な考え方 4 Ⅲ 未然防止への取組 5 Ⅳ 早期発見 早期対応への取組 5 Ⅴ 関係機関との連携を強化した取組 6 Ⅵ 推進体制 検証体制を整える取組 7 改善基本 5 か年計画の見方 行動目標基本目標を達成

資料4_1いじめ防止対策推進法(概要)

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

沖縄県教育庁提出資料 1

①H28公表資料p.1~2

教員の専門性向上第 3 章 教員の専門性向上 第1 研修の充実 2 人材の有効活用 3 採用前からの人材養成 3章43

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

解禁日時新聞平成 30 年 8 月 1 日朝刊テレビ ラジオ インターネット平成 30 年 7 月 31 日午後 5 時以降 報道資料 年月日 平成 30 年 7 月 31 日 ( 火 ) 担当課 学校教育課 担当者 義務教育係 垣内 宏志 富倉 勇 TEL 直通 内線 5

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

町全体の状況を把握 分析するとともに 平均正答率については 全国 全道との比較を数値以外の文言で表現します また 質問紙調査の結果や 課題解決に向けた学力向上の取組を示します (3) 学校ごとの公表小規模校において個人が特定される恐れのあることから 学校ごとの結果公表はしません (4) 北海道版結果

高等学校第 3 学年英検準 2 級以上の割合英語教育実施状況調査 30.0 % H26 H26 全国平均 31.9% 30.5 %( 27 ) 34.3 %( 27 ) 3 高等学校教育の質の向上 インターンシップ実施率 ( 高等学校 ) 高等学校中途退学率 児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に


6. 調査結果及び考察 (1) 児童生徒のスマホ等の所持実態 1 スマホ等の所持実態 54.3% 49.8% 41.9% 32.9% % 78.7% 73.4% 71.1% 76.9% 68.3% 61.4% 26.7% 29.9% 22.1% % 中 3 中 2 中 1

2 研究の歩みから 本校では平成 4 年度より道徳教育の研究を学校経営の基盤にすえ, 継続的に研究を進めてきた しかし, 児童を取り巻く社会状況の変化や, 規範意識の低下, 生命を尊重する心情を育てる必要 性などから, 自己の生き方を見つめ, 他者との関わりを深めながらたくましく生きる児童を育てる

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

教育と法Ⅰ(学習指導要領と教育課程の編成)

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

求められる整理編

上越市立有田小学校いじめ防止基本方針 平成 30 年 4 月策定 1 いじめの定義といじめに対する基本的な考え方 (1) いじめの定義児童生徒に対して 当該児童生徒が在籍する学校に在籍している等当該児童生徒と一定の人的関係にある他の児童生徒が行う心理的又は物理的な影響を与える行為 ( インターネット

資料 1 ~ ケース会議会議に向けて ~ 児童生徒生徒を理解理解しよう!! ケース会議を開催する前に 児童生徒の情報を整理することはとても大切です 情報を整理する中で 児童生徒に対して あるいは支援の在り方について 新たな発見や可能性を見出すことにつながります アセスメントシートアセスメントシート

国語 B では 話すこと 聞くこと 領域において 全国及び県平均を上回っているが 他の三つの領域においては 全国及び県平均を下回っている 活用する力を育成する取組のさらなる充実が必要である 設問 1 の目的に応じて 話し合いの観点を整理する力は身についてきている 設問 3 の二つの詩を比べて読み 自

44 大分県

資料4-4 新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について 審議のまとめ(参考資料)

Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

目 次 1 学力調査の概要 1 2 内容別調査結果の概要 (1) 内容別正答率 2 (2) 分類 区分別正答率 小学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 3 小学校算数 A( 知識 ) 算数 B( 活用 ) 5 中学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 7 中学校数学 A( 知識 )

第 2 部 東京都発達障害教育推進計画の 具体的な展開 第 1 章小 中学校における取組 第 2 章高等学校における取組 第 3 章教員の専門性向上 第 4 章総合支援体制の充実 13

はじめに 学校を取り巻く環境は, 社会や経済の変化に伴い, より複雑化 多様化しており, 学校には, これまで以上に子供たちに対するきめ細かな対応が求められております また, 情報化やグローバル化といった社会の急速な変化が進む中, 知識を活用し, 協働して新たな価値を生み出せるよう, 主体的な学びを

(2) 不登校児童生徒の状況について ( 児童生徒調査より ) 不登校児童生徒は, 中学 2 年生が最も多く 867 人, 次いで中学 3 年生が 786 人となっている 不登校になった学年は, 中学 1 年からが 970 人であり, 不登校児童生徒全体の約 34.8% を占める 依然として中学 1

1 国の動向 平成 17 年 1 月に中央教育審議会答申 子どもを取り巻く環境の変化を踏まえた今後の幼児教育の在り方について が出されました この答申では 幼稚園 保育所 ( 園 ) の別なく 子どもの健やかな成長のための今後の幼児教育の在り方についての考え方がまとめられています この答申を踏まえ

地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

(1) 組織の役割 1 未然防止ア ) いじめが起きにくい, いじめを許さない環境づくり 2 早期発見 事案対処ア ) いじめの相談 通報を受け付ける窓口イ ) いじめの早期発見 事案対処のための, いじめの疑いに関する情報や児童の問題行動などに係る情報の収集と記録, 共有ウ ) いじめに係る情報

スライド 1

Taro-自立活動とは

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学習意欲の向上 学習習慣の確立 改訂の趣旨 今回の学習指導要領改訂に当たって 基本的な考え方の一つに学習 意欲の向上 学習習慣の確立が明示された これは 教育基本法第 6 条第 2 項 あるいは学校教育法第 30 条第 2 項の条文にある 自ら進んで学習する意欲の重視にかかわる文言を受けるものである

持続可能な教育の質の向上をめざして ~ 教員の多忙化解消プラン に基づく取組について ~ 平成 30 年 3 月 愛知県教育委員会

第 1 章総則第 1 教育課程編成の一般方針 1( 前略 ) 学校の教育活動を進めるに当たっては 各学校において 児童に生きる力をはぐくむことを目指し 創意工夫を生かした特色ある教育活動を展開する中で 基礎的 基本的な知識及び技能を確実に習得させ これらを活用して課題を解決するために必要な思考力 判

人権教育の推進のためのイメージ図

Ⅰ いじめ問題に関する基本的な考え方 はじめにいじめは, 決して許されてはならない行為です しかし, いじめはどの学校のどの児童にも起こりうる問題であり, 本校についても例外ではありません これまでも, 各学級において生徒指導上の問題として担任をはじめ学校全体で問題の解決に取り組んできました そのよ

第4章 道徳

平成25~27年度間

1. 調査結果の概況 (1) の児童 ( 小学校 ) の状況 < 国語 A> 今年度より, ( 公立 ) と市町村立の平均正答率は整数値で表示となりました < 国語 B> 4 国語 A 平均正答率 5 国語 B 平均正答率 ( 公立 ) 74.8 ( 公立 ) 57.5 ( 公立 ) 74 ( 公立

スクールソーシャルワーカー (SSW) 活用事業 趣旨 いじめ 不登校 暴力行為 児童虐待などの背景には 児童生徒が置かれた様々な環境の問題が複雑に絡み合っています そのため 1 関係機関等と連携 調整するコーディネート 2 児童生徒が置かれた環境の問題 ( 家庭 友人関係等 ) への働きかけなどを

2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

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Taro-07_学校体育・健康教育(学

31阿賀野全:方針実践のための行動計画

15

組織目標シート 平成 28 年度 部局 教育委員会事務局局長吉田久芳 1. 部局の使命 児童 生徒一人ひとりを大切にし 豊かな人間性と人間関係を築く力を育むとともに 自ら学び考え行動する子どもの育成を図る学校教育を推進する 市民生活が豊かで活力のあるものになるよう 市民が生涯を通して学習し学び続ける

H30全国HP

平成18年度標準調査票

Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

(4) 学級活動の充実 一人一役 や学校行事を通じて 学級内で生徒一人一人が活躍できる場を設け 他者の役に立っていると実感できるような学級経営に努める (5) 生徒会活動の活性化生徒会策定の いじめ防止五ヶ条 や いじめについて考える週間 ( 岡山県 ) 自殺予防週間 自殺対策強化月間 ( 内閣府

愛知県アルコール健康障害対策推進計画 の概要 Ⅰ はじめに 1 計画策定の趣旨酒類は私たちの生活に豊かさと潤いを与える一方で 多量の飲酒 未成年者や妊婦の飲酒等の不適切な飲酒は アルコール健康障害の原因となる アルコール健康障害は 本人の健康問題だけでなく 家族への深刻な影響や飲酒運転 自殺等の重大

八街市教育振興基本計画(平成26年~平成35年)

p.1~2◇◇Ⅰ調査の概要、Ⅱ公表について、Ⅲ_1教科に対する調査の結果_0821_2改訂

参考資料 校区別小中連携 一貫教育スケジュール表

( 県 p9) (5) 私立学校におけるいじめに対する対応県の私立学校主管部局において 重大事態があった場合等に適切に対応できるよう 体制を整備する ( 国 p20 31) (5) 私立学校におけるいじめに対する対応県の私立学校主管部局において 所管する学校における定期的なアンケート調査 個人面談の

2 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査 児童生徒に対する調査 学校意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等に関する調査 学校に対する調査 指導方法に関する取組や人的 物的な教育条件の整備の状況等に関する調査 2

家庭における教育

市中学校の状況及び体力向上策 ( 学校数 : 校 生徒数 :13,836 名 ) を とした時の数値 (T 得点 ) をレーダーチャートで表示 [ ] [ ] ハンドボール ハンドボール投げ投げ H29 市中学校 H29 m 走 m 走 表中の 網掛け 数値は 平均と同等または上回っているもの 付き

神戸市立月が丘小学校いじめ防止基本方針 はじめに月が丘小学校は 教職員 保護者 地域が一体となって いじめの問題に取り組むよう いじめ防止対策推進法 第 1 3 条の規定に基づき いじめ防止等のための対策を総合的 かつ効果的に推進するために 基本的な方針 ( 以下 月が丘小学校基本方針 という )

第 1 部 施策編 4

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第2節 茨木市の現況

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チェック式自己評価組織マネジメント分析シート カテゴリー 1 リーダーシップと意思決定 サブカテゴリー 1 事業所が目指していることの実現に向けて一丸となっている 事業所が目指していること ( 理念 ビジョン 基本方針など ) を明示している 事業所が目指していること ( 理念 基本方針

第 1 章高校教育を取り巻く現状と課題 2 高校教育を取り巻く現状と課題 (2) 県立高校の現状と課題 4 不登校生徒や中途退学者の状況 そのため, 高校と中学校 特別支援学校 地域の保健福祉部門等との連携を強化し, 教育相談体制を拡充するとともに, 生徒一人一人の自己肯定感の涵養や自己実現を積極的

(7) 生徒 保護者への啓発活動 * 学期末保護者会でのいじめの現状報告と未然防止の講話 *SNS の使用にあたり 親子ルール作り等を示す (8) 教職員の研修 * モラールアップ研修会を行い 体罰や不適切な発言がいじめにつながるということを確認する * 過度の競争意識 勝利至上主義 生徒のストレス

目 次 1. 策定の趣旨 2 2. 基本理念 2 3. 計画の期間及び推進状況の把握 2 4. 計画の対象 2 5. 第 1 次計画 における成果と課題 2 (1) 成果 2 (2) 課題 3 6. 計画の全体構想図 3 7. 推進事業 4 (1) 家庭における読書活動の推進 4 (2) 地域 図書

目次 1 はじめに 1 2 根拠法令 1 3 計画期間 1 4 大綱の基本方針 2 5 主な取組 3 参考資料 7

加須市審議会等の会議の公開に関する要綱の運用の手引

いて正しく理解し 自分と他者の人権をともに大切にし 実践的な態度を身につけられるよう努めます また 生徒自らがいじめの問題を自分のこととして捉え 考え 議論する活動や校内でいじめ撲滅や命の大切さを呼びかける活動を進めるなど 生徒自らがいじめの未然防止に主体的に取り組み 全ての生徒にとって居心地のよい

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(2) 学習指導要領の領域別の平均正答率 1 小学校国語 A (%) 学習指導要領の領域 領 域 話すこと 聞くこと 66.6(69.2) 77.0(79.2) 書くこと 61.8(60.6) 69.3(72.8) 読むこと 69.9(70.2) 77.4(78.5) 伝統的な言語文化等 78.3(

06-2 平成28年度概算要求の説明2

「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて

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小学校の結果は 国語 B 算数 A で全国平均正答率を上回っており 改善傾向が見られる しかし 国語 A 算数 B では依然として全国平均正答率を下回っており 課題が残る 中学校の結果は 国語 B 以外の教科で全国平均正答率を上回った ア平成 26 年度全国学力 学習状況調査における宇部市の平均正答

第 1 部第 3 章特別支援教育推進計画 ( 第二期 ) の基本理念と施策の方向性 1 東京都特別支援教育推進計画 ( 第二期 ) の基本理念東京都特別支援教育推進計画 ( 前計画 ) の基本理念発達障害を含む障害のある幼児 児童 生徒の一人一人の能力を最大限に伸長するため 乳幼児期から学校卒業後ま

P5 26 行目 なお 農村部は 地理的状況や通学時 間等の関係から なお 農村部は 地理的状況や通学時 間等から P5 27 行目 複式学級は 小規模化による学習面 生活面のデメリットがより顕著となる 複式学級は 教育上の課題が大きいことから ことが懸念されるなど 教育上の課題が大きいことから P

スライド 1

情報コーナー用

○ 被害児童生徒・保護者の意向を的確に把握し、調査方法を工夫しながら調査を進めること。

Transcription:

25 豊かな心を育む教育の推進 Ⅴ 教育 文化 1 みんなで目指す姿児童生徒一人ひとりが心の教育や体験活動等を通じて 好ましい人間関係を築ける協調性や相手を思いやる気持ち 自他の生命を尊重するなどの基本的な道徳性を身に付け 学校生活に適応するなど 社会人として自立して生きていくための生活基礎力を身に付けています また 東日本大震災津波により 心にダメージを受けた子どもたちへの心のサポートが適切になされ 子どもたちが自己有用感や基本的な道徳性を身に付けているほか 東日本大震災津波の経験を踏まえ 発災前よりもよい地域をつくっていくという大きな志をもって前向きに力強く活動しています 指標 1 人の気持ちが分かる人間になりた いと思っている児童生徒の割合 2 自分にはよいところがあると思っ ている児童生徒の割合 現状値 (H26) 年度目標値 (H27) (H28) (H29) 計画目標値 (H30) 75.0% 76.0% 77.0% 78.0% 79.0% 65.0% 65.5% 66.0% 66.5% 67.0% 目標値の考え方 1 豊かな心を育む教育により相手を思いやる気持ちをもった児童生徒が増え 自他を尊重する気持ちを育むことを目指すもの 平成 26 年度を基準値 (75.0%) として 平成 30 年度までに全国上位レベル (79.0%) になることを目指すもの 注 ) 資料 : 文部科学省 全国学力 学習状況調査 ( 対象 : 小学校 6 年生 中学校 3 年生 ) 2 豊かな心を育む教育により 自分にはよいところがある という自己肯定感が向上し 学校不適応の児童生徒が減少することを目指すもの 平成 26 年度を基準値 (65.0%) として 平成 30 年度までに全国平均 (67.0%) になることを目指すもの 注 ) 資料 : 文部科学省 全国学力 学習状況調査 ( 対象 : 小学校 6 年生 中学校 3 年生 ) 及び県教育委員会 基礎力確認調 査 ( 対象 : 高校 2 年生 ) 現状 道徳教育については 平成 27 年 3 月の学習指導要領の一部改正において 道徳を 特別の教科 に位置付けるとともに いじめの問題への対応の充実等の観点から 内容の改善や指導方法の工夫を図ることなどが示されました 発達の段階に応じ 答えが一つではない道徳的な課題を児童生徒一人ひとりが自分自身の問題と捉えて向き合う 考え 議論する 道徳科へと転換を図ることが求められています 本県の中学校卒業者数は 昭和 39 年 3 月の 40,369 人をピークに平成 27 年 3 月には 12,088 人に減 少し 平成 27 年度における県立高等学校 1 校当たりの平均学級数は 4.05 学級となっています 今後 多くの学校が小規模校化し 社会に羽ばたこうとする前段階の高等学校において 発達段階に応じた 集団生活を送ることができない等 生徒の社会性や協調性を育むための教育環境が十分に確保できな くなることが懸念されます 不登校の原因が複雑化 多様化する中 高等学校の不登校生徒の出現率は減少していますが 小 中学校の不登校出現率は増加しています また 高等学校における中途退学率は近年減少傾向にあり ますが 引き続き学校不適応や暴力行為などの問題行動の未然防止 早期発見 早期対応に力を入れ て取り組むとともに いじめ防止対策推進法 の趣旨を踏まえたいじめ防止などの取組を推進する必 要があります 9

東日本大震災津波により 特に被害の大きかった地域においては 子どもたちが受けた心の動揺や衝撃は計り知れず いまだに心へのダメージが回復していないケースや 環境の変化などから生じる日常のストレスにさいなまれるケースも少なくないため 福祉的視点も踏まえた子どもたちへのサポートは 今後も非常に重要であり 継続して取り組む必要があります 携帯電話 スマートフォンやインターネット等情報通信技術の進展に伴い 違法 有害情報へのアクセスや迷惑メール 不適切なSNSの利用などの問題が増加しており 情報モラル教育の推進が必要となっています 私立学校においては 各校の建学の精神に基づいた道徳教育 ボランティア活動や 児童生徒一人ひとりに向き合った教育相談などの取組が進められています 2 目指す姿を実現するための取組 基本方向 児童生徒一人ひとりの自己実現を支援する学校づくりを基本に据えて 豊かな感性や情操を育む教育の充実を進めるほか 好ましい人間関係を形成できる能力の育成を図るため 家庭や地域との協働によるボランティア活動や自然体験活動などの体験活動や読書活動の充実に取り組みます また 児童生徒の自己肯定感を高める指導や情報モラルに関する指導を進めるほか いじめや不登校など学校不適応対策としては 教育相談体制の一層の充実や組織的な指導 支援の充実を図り 学校間 関係機関との連携を強化しながら問題行動等の未然防止 早期発見 早期対応に取り組みます 私立学校においては 豊かな心を育むための特色ある教育活動に取り組みます 東日本大震災津波により 心にダメージを受けた子どもたちに対して 福祉的視点も踏まえたきめ細かな心のサポート等を中長期にわたり 組織的 継続的に取り組みます 主な取組内容 1 道徳教育 体験活動 読書活動等の推進 各学校の道徳教育全体計画の見直しを図りながら道徳教育の充実に取り組むほか 学校教育の中にボランティア活動や自然体験活動 文化芸術体験活動 読書活動などを位置付けながら豊かな心を育む教育の充実を図ります 学習指導要領に新たに 特別の教科 として位置付けられた道徳の趣旨の徹底を図り 道徳教育の要となる道徳の授業の改善に取り組みます 教員の学級経営 ホームルーム経営の充実を図り 児童生徒の理解を進め 好ましい人間関係づくりや規範意識の醸成に取り組みます 2 家庭 地域との協働の充実 学校 家庭 地域が一体となって地域ぐるみで子どもを育てる体制を整え 家庭 地域の教育力を高めます また 児童生徒の自立心や人間関係を形成できる能力の育成を進めるため スポーツや伝統芸能の伝承活動など 家庭や地域との協働による教育活動を充実します 幼児期は 心情 意欲 態度 基本的な生活習慣など 生涯にわたる人間形成の基礎が培われる大切な時期であることから 家庭との連携を図りながら幼児教育の充実に取り組みます 生徒や保護者の期待に応える魅力ある学校づくりに向け 高校と地域の連携体制を強化することで ふるさとを守る人材の育成を進めます 3 いじめなどに対応した教育相談機能の充実 いじめや学校不適応の未然防止 早期発見 早期対応のためにスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーを配置し 児童生徒が相談しやすい環境づくりを推進します 岩手県いじめ問題対策委員会等を設置し いじめ問題に迅速かつ機動的に対応します いじめの積極的認知や未然防止 適切な対応がとれるよう教員研修の充実に取り組みます 10

4 幼児児童生徒の心のサポートの充実 東日本大震災津波による被害が大きかった地域への臨床心理士等の派遣や こころのファイル の作成 活用等により 子どもたちの心のサポートに取り組みます 5 情報モラル教育の推進 情報機器利用における危険性や問題点を理解させる情報モラルに関する指導の充実と保護者への啓発活動を推進します 6 私立学校の特色ある教育活動の推進 私立学校が それぞれの建学の精神のもとに 生徒一人ひとりに向き合って取り組み 心の教育 学校不適応対策等を推進します 3 取組に当たっての協働と役割分担 各学校は 豊かな心を育む教育を推進することの重要性を認識し 全職員が一体となって学校の重点に即した指導を展開します 市町村教育委員会及び県教育委員会は それぞれが課題を共有しながら 各学校における道徳教育を支援するとともに 教育相談体制の一層の充実に取り組みます 家庭や地域は 学校との協働によるボランティア活動や読書活動 更にはスポーツや自然体験活動などに協働して取り組みます また 私立学校は それぞれの建学の精神のもと 豊かな心を育むための特色ある教育活動に積極的に取り組みます 県は このような私立学校の取組に対し 助成や情報提供等を行います ( 学校 ) ( 市町村教育委員会 ) ( 家庭 地域 ) 県以外 の主体 学校経営計画 学級経営計画に基づく取組の充実 道徳の時間を要とした学校全体の道徳教育の充実及び 特別の教科道徳 の実施に向けた体制整備 自然体験活動等の充実 家庭 地域 行政との連携による教育活動の推進 いじめや学校不適応の未然防止 早期発見 早期対応 情報モラル教育の実践と保護者への啓発 私立学校の特色ある教育活動の計画策定に向けた取組 市町村教育委員会主催の校長会議 教務主任会議での啓発 指導主事の学校訪問時における進捗状況の確認と指導 教育相談体制の充実 ボランティア活動 読書活動等への支援 学校行事への参加 協力 携帯電話 スマートフォンやインターネットの利用に関するルールづくり 県 ( 県教育委員会 ) 道徳教育に関する研修の実施 県指導主事会議での確認 啓発 県立青少年の家等における魅力的な自然体験プログラムの開発 学校 家庭 地域 行政との連携による教育活動の解決への支援 スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの配置等による教育相談体制の充実 学校心理士の資格を有する教育相談コーディネーターの養成 情報モラルに関する指導方法の改善と普及 ( 県 ) 特色ある教育活動に取り組む私立学校に対する支援 11

4 県の具体的な推進方策 ( 工程表 ) 具体的な推進方策 1 道徳教育 体験活動 読書活動等の推進目標 特別の教科道徳 の実施に向けた授業改善に取り組んでいる学校の割合 (%) 小 40 60 80 100 中 30 40 60 80 児童生徒の読書者率の向上 (%) [ 小 5]99.3 [ 中 2]90.0 [ 高 2]66.7 99.4 90.2 67.0 99.5 90.4 68.0 99.6 90.6 69.0 99.7 90.8 70.0 2 家庭 地域との協働の充実目標 保護者や地域の人が学校における教育活動や様々な活動に参加している学校の割合 (%) 小 72 74 76 80 84 中 53 55 60 65 70 工程表 (4 年間を中心とした取組 ) ~ 学習指導要領改訂 学校の道徳授業の改善に向けた研修会の実施効果的な指導方法の研究推進及び成果の普及 第 3 次岩手県子どもの読書活動推進計画 1 の推進 (2014~2018) 推進計画の総括次期計画の策定 地域でのスポーツや自然体験活動 読書活動の推進支援 次期計画の策定 学校支援地域本部や教育振興運動による学校の教育活動への参加促進 今後の高等学校教育の基本的方向改訂 移行期間 : 各校における全体計画及び指導計画作成 段階的実施 家庭教育の支援 ( 相談体制の充実 ボランティア養成等 ) 今後の高校教育の充実に向けた取組 新たな県立高等学校再編計画策定 小学校全面実施 地域と県立高校の連携の強化 充実 3 いじめなどに対応した教育相談機能の充実目標 不登校児童生徒数 ( 人 ) 小 143( 見込 ) 141 139 137 135 中 791( 見込 ) 783 775 767 759 高 555( 見込 ) 549 543 537 531 高等学校は中退生徒も含む いじめは どんな理由があってもいけないことだと思う児童生徒の割合 (%) 小 84 85 86 87 88 中 75 76 77 78 79 いじめ防止マニュアルの改定 スクールソーシャルワーカーの効果的な配置 学校心理士の資格をもった教育相談コーディネーターの養成 教育相談コーディネーターの配置 ( 学校 教育事務所等 ) 各学校における好ましい人間関係の育成のための実践の支援 いじめ防止マニュアルの活用 4 幼児児童生徒の心のサポートの充実 目標 臨床心理士等による心のサポートを行 っている沿岸部の学校の割合 (%) 100 100 100 100 100 臨床心理士等の派遣 こころのファイル の活用 12

5 情報モラル教育の推進 目標 情報モラル教育の推進を実施している 学校の割合 (%) 100 100 100 100 100 6 私立学校の特色ある教育活動の推進目標 目標を掲げ 具体的な計画づくりを行った高等学校の割合 (%) - 70 80 90 100 心の豊かさに関わる教育改革活動の高 等学校における実施率 (%) 71.8 72 73 74 75 児童生徒に対する情報モラルの指導及び保護者への啓発活動私立学校の特色ある教育活動の計画づくりへの支援私立学校の特色ある教育活動への支援運営費に対する支援や情報提供 関連する計画 岩手の教育振興( 計画期間平成 21 年度 ~ 平成 30 年度 ) これからの岩手の義務教育( 計画期間平成 21 年度 ~おおむね 10 年先まで ) 今後の高等学校教育の基本的方向( 策定平成 21 年度 改訂平成 27 年度 ) 新たな県立高等学校再編計画( 案 )( 計画期間平成 28 年度 ~ 平成 37 年度 ) 第 3 次岩手県子どもの読書活動推進計画 ( 計画期間平成 26 年度 ~ 平成 30 年度 ) 1 第 3 次岩手県子どもの読書活動推進計画子どもの読書活動の取組を推進するために 子どもの読書活動の推進に関する法律 に基づき 平成 26 年度からの 5 か年計画として策定 第 2 次計画の課題である年齢が上がるにつれて進む読書離れへの歯止めと読書推進関係者の連携強化を図るために 学校 家庭 地域 関係機関等に期待される役割等を示したもの 13