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目 次 1. 平成 27 年度 ( 平成 27 年 4 月 ~ 平成 28 年 3 月 ) における運用環境について 2. 平成 27 年度 ( 平成 27 年 4 月 ~ 平成 28 年 3 月 ) のポートフォリオ別の運用状況 3. ベンチマーク インデックスの推移 ( 参考 ) 被保険者ポート

平成30年度第1四半期における運用状況等

目次 1. 平成 29 年度第 1 四半期 ( 平成 29 年 4 月 ~6 月 ) における運用環境について 2. 平成 29 年度第 1 四半期 ( 平成 29 年 4 月 ~6 月 ) におけるポートフォリオ別の運用状況 3. ベンチマーク インデックスの推移 ( 参考 ) 用語の説明 頁 1

平成29年度における運用状況等

2018 年度第 3 四半期運用状況 ( 速報 ) 年金積立金は長期的な運用を行うものであり その運用状況も長期的に判断することが必要ですが 国民の皆様に対して適時適切な情報提供を行う観点から 作成 公表が義務付けられている事業年度ごとの業務概況書のほか 四半期ごとに運用状況の速報として公表を行うも

Microsoft PowerPoint - ï¼fiã••PAL镕年+第ï¼fiQ;ver5.pptx

1. 30 第 2 運用環境 各市場の動き ( 7 月 ~ 9 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは上昇しました 7 月末の日銀金融政策決定会合のなかで 長期金利の変動幅を経済 物価情勢などに応じて上下にある程度変動するものとしたことが 金利の上昇要因となりました 一方で 当分の間 極めて低い長

1. 30 第 1 運用環境 各市場の動き ( 4 月 ~ 6 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは狭いレンジでの取引が続きました 海外金利の上昇により 国内金利が若干上昇する場面もありましたが 日銀による緩和的な金融政策の継続により 上昇幅は限定的となりました : 東証株価指数 (TOPIX)

第 1 四半期運用実績 ( 概要 ) 運用利回り +1.54% 収益率 ( ) ( 第 1 四半期 ) (+1.02% 実現収益率 ( )) 運用収益額 +3,222 億円 総合収益額 ( ) ( 第 1 四半期 ) (+1,862 億円 実現収益額 ( )) 運用資産残高 ( 第 1 四半期末 )

スライド 1

年金積立金管理運用独立行政法人 平成21年度第3四半期運用状況

平成 28 年度第 3 四半期退職等年金給付組合積立金運用状況 警察共済組合

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1. 平成 29 第 2 運用環境 各市場の動き ( 7 月 ~ 9 月 ) 国内債券 : 日銀の金融緩和が継続される中 期初から 9 月上旬にかけては 北朝鮮のミサイル発射や核実験に伴う地政学的リスクの高まりなどから 10 年国債利回りは一時的にマイナスまで低下しました その後 株価指数の上昇 円

平成21年度第1四半期運用状況

第 2 四半期運用実績 ( 概要 ) 運用利回り +0.09% 実現収益率 ( ) ( 第 2 四半期 ) 運用収益額 億円 実現収益額 ( ) ( 第 2 四半期 ) 運用資産残高 ( 第 2 四半期末 ) 357 億円 年金積立金は長期的な運用を行うものであり その運用状況も長期的に

平成24年度 業務概況書

平成 29 年度第 3 四半期運用状況 年金積立金管理運用独立行政法人年金積立金は長期的な運用を行うものであり その運用状況も長期的に判断することが必要ですが 国民の皆様に対して適時適切な情報提供を行う観点から 作成 公表が義務付けられている事業年度ごとの業務概況書のほか 四半期ごとに運用状況の公表


1. 平成 28 年度第 1 四半期運用環境 各市場の動き ( 4 月 ~ 6 月 ) 国内債券 : 日銀の緩和的な金融政策を背景に 10 年国債利回りは マイナス 0.1% 前後での推移が続きました 6 月に入ると 世界的な景気低迷や不安定な金融市場の動きを受け 日銀の追加金融緩和観測が台頭し 1

目次 平成 29 年度 第 2 四半期運用実績 ( 概要 ) P 2 平成 29 年度 市場環境 ( 第 2 四半期 ) 1 P 3 平成 29 年度 市場環境 ( 第 2 四半期 ) 2 P 4 平成 29 年度 退職等年金給付組合積立金の資産構成割合 P 5 平成 29 年度 退職等年金給付組合

1. 平成 28 第 3 運用環境 各市場の動き ( 10 月 ~ 12 月 ) 国内債券 :9 月に導入された日銀の 長短金利操作付き量的 質的金融緩和 を受け 期初から 10 年国債利回りはゼロ % をやや下回る水準で推移しましたが 11 月の米大統領選挙後は米国の財政拡大期待による米国金利上昇

1. 平成 28 第 2 運用環境 各市場の動き ( 7 月 ~ 9 月 ) 国内債券 :7 月の日銀金融政策決定会合でマイナス金利の拡大が見送られたことから 10 年国債利回りは -0.01% 程度に上昇 ( 債券価格は下落 ) して推移しました また 期末に近い 9 月の金融政策決定会合で日銀が

国家公務員共済組合連合会 厚生年金保険給付積立金の令和元年度第 1 四半期運用状況 第 1 四半期末の運用資産額は 6 兆 7,376 億円となりました 第 1 四半期の収益額は 実現収益額が 512 億円 総合収益額が 128 億円となりました 第 1 四半期の収益率は 実現収益率 ( 期間率 )

目次 1 運用実績の概要 ( 平成 28 年度第 3 四半期 ) 2 2 市場環境 ( 平成 28 年度第 3 四半期 ) 3 3 資産構成割合 ( 平成 28 年度第 3 四半期末 ) 5 4 運用利回り ( 平成 28 年度第 3 四半期 ) 6 ( 参考 ) 運用利回り ( 前年度 ) 7 5

資産運用関係補足説明資料

Microsoft Word - 20年度資産運用状況.doc

平成 9 第 3 四半期運用実績 ( 概要 ) 運用利回り +3.98% 収益率 ( ) ( 第 3 四半期 ) (+1.11% 実現収益率 ( )) 運用収益額 +4,418 億円 総合収益額 ( ) ( 第 3 四半期 ) (+1,05 億円 実現収益額 ( )) 運用資産残高 ( 第 3 四半

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Microsoft Word - 21年度資産運用概況.doc

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受益者の皆様へ 平成 28 年 2 月 15 日 弊社投資信託の基準価額の下落について 平素より弊社投資信託をご愛顧賜り 厚くお礼申しあげます さて 先週末 2 月 12 日 ( 金 ) 以下のファンドの基準価額が 前営業日の基準価額に対して 5% 以上下落しており その要因につきましてご報告いたし

ピクテ・インカム・コレクション・ファンド(毎月分配型)

当ページは 各種の信頼できると考えられる情報源から取得した情報に基づき アクサ生命保険株式会社が作成し提供するものです 情報の内容に関しては万全を期しておりますが その正確性 完全性については これを保証するものではありません 日本株式市場 運用環境 [ 2015 年 4 月 ~2016 年 3 月

(2) 資産構成割合の推移 ( 給付確保事業 ) 1 資産配分実績の基本ポートフォリオからの乖離の推移 2 実践ポートフォリオと資産配分実績の推移 3. 運用受託機関 平成 29 年 3 月末現在 2

<4D F736F F F696E74202D208E9197BF322D F8A C52D8BC696B18A548BB58F91288CFA90B6944E8BE A C5817A2092C08BE08FE38FB897A68F4390B38CE32E >



【16】ゼロからわかる「世界経済の動き」_1704.indd

退職等年金給付積立金 平成30年度第2四半期運用状況

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Microsoft PowerPoint - 平成22年度決算の概要(Ver2)

【11】ゼロからわかる『債券・金利』_1704.indd

1

1

(4) 資産運用の実績 ( 一般勘定 ) ア. 資産の構成 ( 単位 : 百万円 %) 金額占率金額占率 現預金 コールローン 394, , 買 現 先 勘 定 223, , 商 品 有 価 証 券 金 銭 の 信 託 有 価 証

平成 30 年度 厚生年金保険給付組合積立金 運用報告書

目 次 野村資産設計ファンド (2015/2020/2025/2030/2035/2040/2045/2050) の運用状況のご報告 各ファンドの運用経過 1ページ 7ページ 13ページ 19ページ 25ページ 31ペー

Microsoft PowerPoint - 月次レポート(PL)(18.11).pptx

○ 資産運用状況(平成15年度)

各資産のリスク 相関の検証 分析に使用した期間 現行のポートフォリオ策定時 :1973 年 ~2003 年 (31 年間 ) 今回 :1973 年 ~2006 年 (34 年間 ) 使用データ 短期資産 : コールレート ( 有担保翌日 ) 年次リターン 国内債券 : NOMURA-BPI 総合指数

当期の 1 口当たり純資産価格等の推移について 運用経過 円建円ヘッジクラス受益証券 円建円ヘッジなしクラス受益証券 第 4 期末の 1 口当たり純資産価格 : 第 5 期末の 1 口当たり純資産価格 : 第 5 期中の 1 口当たり分配金合計額 : 騰落率 : 円建円ヘッジクラス 13,212 円

運営管理機関 : ろうきん DIAM バランス ファンド <DC 年金 >1 安定型 2 安定 成長型 3 成長型 一般社団法人投資信託協会分類 DIAM バランス ファンド <DC 年金 >1 安定型 : 追加型投信 / 内外 / 資産複合 / インデックス型 DIAM バランス ファンド <DC

ジャパン ゴールドファンド Ⅱ( ブル 2 倍型 ) 運用経過 基準価額等の推移について 期首 :11,205 円 償還時 :10,439 円 01 銭 騰落率 : 6.8%( 分配金再投資ベース ) 基準価額の主な変動要因わが国の金先物取引を積極的に活用し 日々の基準価額の値動きがわが国の金先物取

2018年度年金資産運用状況(速報).pdf

当ページは 各種の信頼できると考えられる情報源から取得した情報に基づき アクサ生命保険株式会社が作成し提供するものです 情報の内容に関しては万全を期しておりますが その正確性 完全性については これを保証するものではありません 運用環境 日本株式市場 TOPIX( 東証株価指数 ) は上昇し 前月末

引受保険会社 東京都港区白金 お問合せ先 : カスタマーサービスセンター Tel アクサ生命ホームページ 特別勘定 ( 世界分散型 30AF) 月次運用実績レポート 2016 年 11 月 利用する

平成23年11月1日

運用経過の説明 1 基準価額等の推移 24, , , , , 第 15 期首 2015/2 純資産総額 ( 億円 )( 右軸 ) 基準価額 ( 円 )( 左軸 ) 分配金再投資基準価額 (

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ご留意いただく事項

WTI 原油先物ファンド ( ロング ポジション ) 運用経過 基準価額等の推移について 第 8 期首 :3,116 円 第 8 期末 :2,385 円 ( 既払分配金 0 円 ) 騰落率 : 23.5%( 分配金再投資ベース ) 基準価額の主な変動要因米国の原油先物取引を積極的に活用し 日々の基準

当ページは 各種の信頼できると考えられる情報源から取得した情報に基づき アクサ生命保険株式会社が作成し提供するものです 情報の内容に関しては万全を期しておりますが その正確性 完全性については これを保証するものではありません 運用環境 日本株式市場 TOPIX( 東証株価指数 ) は上昇し 前月末

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WTI 原油先物ファンド ( ロング ポジション ) 運用経過 基準価額等の推移について 第 9 期首 :2,385 円 第 9 期末 :3,585 円 ( 既払分配金 0 円 ) 騰落率 : 50.3%( 分配金再投資ベース ) 基準価額の主な変動要因米国の原油先物取引を積極的に活用し 日々の基準

life_cycle_fund-DC_month.xlsm

Invesco Australian Bond Fund (Monthly)

退職等年金給付積立金等の管理運用の方針

当ファンドの仕組みは次の通りです 商品分類追加型投信 / 国内 / 債券 / インデックス型信託期間無期限 (2012 年 10 月 29 日設定 ) 三菱 UFJ 国内債券マザーファンド受益証券への投資を通じて わが国の公社債に実質的な運用方針投資を行い NOMURA-BPI 総合に

チャート編 1 日経平均株価 ( 日経 225) TOPIX( 東証株価指数 ) 2,0 NY ダウ工業株 30 種平均株価 ( 米ドル ) ダウセレクト配当込み指数 3,000 28,000 26,000 24, ,000 26,000 2,0 20,000 1,0 24,000 1

変額年金 ( 特別勘定 ) の現況をご覧になる方に 特にご確認いただきたい事項 投資リスクについて 変額年金保険の特別勘定の資産運用は 国内外の株式および公社債 国内外のその他の有価証券 貸付金 コールローンおよび預貯金等を主な運用対象としておりますので 株価の下落や金利の変動 為替の変動などにより


weeklyReport(Template).xls

年度の一般勘定資産の運用状況 (1) 運用環境 2018 度の日本経済は 自然災害による下押しがあったものの 堅調な米国景気等を背景に 均せば緩やかな回復傾向で推移しました 個人消費は 賃金の伸びが鈍いこと等から 緩慢な回復にとどまりました 設備投資は 省力化投資を中心に 回復傾向が続

Microsoft Word - ●01 第1章・第2章

週間マーケット情報 (2017 年 3 月 17 日 ~2017 年 3 月 24 日 ) ご参考資料 2017 年 3 月 27 日 野村アセットマネジメント 市場の動向 日本の株式市場 日本の株式市場の代表的な指数である東証株価指数 (TOPIX) は 17 日比で 1.40% 下落しました 前

現代資本主義論

日本の債券市場 日本の債券市場の代表的な指数であるNOMURA-BPI 総合は 2 日比で0.09% 上昇しました 前週末発表の1 月の米雇用統計において 賃金上昇圧力が確認されたことを受け 金融引き締めに対する警戒感から各国株式市場が下落したことから 安全資産としての債券需要が高まり日本債券市場は

当ページは 各種の信頼できると考えられる情報源から取得した情報に基づき アクサ生命保険株式会社が作成し提供するものです 情報の内容に関しては万全を期しておりますが その正確性完全性については これを保証するものではありません 運用環境 [ 2014 年 4 月 ~2015 年 3 月 ] 日本株式市

目次 1 グループ概況 2 国内生命保険事業 3 業績見通し 参考 グループ各社の概況 1

別 前年同期比増減率 単位 : 社 % 繊維製品 パルプ 紙 化学 石油 石炭 黒転

CONTENTS Nomura Fund August / September vol

162 有価証券等の情報(会社計 満期保有目的の債券 ( 単位 : 百万円 ) がを超えるもの がを超えないもの )合計 2,041,222 2,440, ,058 1,942,014 2,303, ,434 責任準備金対応債券 ( 単位 : 百万円 ) が貸借対照表 公社債

有価証券等の情報(会社計)162 満期保有目的の債券 がを超えるもの がを超えないもの 公社債 435, ,721 31, , ,565 29,336 外国証券 ( 公社債 ) 1,506,014 1,835, ,712 1,493,938 1,778

運用経過の説明 1 基準価額等の推移 16,000 14,000 12,000 10,000 8, ,000 第 7 期首 / /2 第 7 期末 純資産総額 ( 億円 )( 右軸 ) 基

 

特別勘定の内容 目標値 110% または 120% の場合の特別勘定 種類 特別勘定の名称 投資対象となる投資信託 TMA 日本株式インデックスVA * 運用会社 資産運用関係費用 ( ( 年率 ) 注 ) 総合型 世界バランス 40TMA TMA 外国株式インデックスVA * TMA 日本債券イン

日経平均株価 22,27.3 NY ダウ工業株 3 種 25,9.32 米ドル 2, 2, 22, 円 2, 1, 1, 1, 12, 1,,, 2, 22, 1, 1, 1, 21 年 月 2 日発行休場の場合は直前の営業日までのデータ 長期 ( 週次ベース ) (27 年 1 月第 1 週末 ~

【34】今日から使える「リスクとリターン」_1704.indd

MHAM原油先物ファンド(ロング)/(ショート)

ファンドマネージャーのコメント 現時点での投資判断を示したものであり 将来の市況環境の変動等を保証するものではありません < 投資環境 > 第 5 期の米国債券市場では 国債や社債の金利が上昇 ( 債券価格は下落 ) しました 期首より 追加利上げの可能性の高まりや税制改革法の成立などを背景に 金利

People s Bank 決算概要 The Bank of Okinawa,Ltd 11

運用商品一覧 作成日 :2019 年 10 月 8 日 規約名 フジ アスティ企業型確定拠出年金 運営管理機関名 第一生命保険株式会社 < 商品ラインアップの選定 > 選定理由 複数の資産に分散投資を行うバランス型投資信託と 基本 4 資産 ( 国内外の株式 債券 ) を投資対象とする単一資産型投資

平成 21 年 9 月 5 日 角山智 投資環境レポート (2009 年 9 月 ) 1. 主な株価指数 8 月は 中国株が大幅に値下がりしました 反面 出遅れていた英国株が好調です 市場 日本株 日本新興市場 J-REIT 米国株 英国株 中国株 ( 指数 ) (TOPIX) (JASDAQ) (

運用経過 基準価額等の推移について ( 円 ) 3, 460 ( 百万円 ) 50 3, , , , , 435 期首 ( ) 0 期末 ( ) 基準価額 ( 左軸 ) 純資産総額 ( 右軸

日経平均株価 22,97. 2, 2, 22, 円 2, 1, 1, 1,, 1,,, 21 年 7 月 23 日発行休場の場合は直前の営業日までのデータ 長期 ( 週次ベース ) (27 年 1 月第 1 週末 ~21 年 7 月第 3 週末 ) 短期 ( 日次ベース ) (217 年 1 月初

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Transcription:

平成 0 年度第 四半期における運用状況等 独立行政法人農業者年金基金は 年金の安全かつ効率的な運用を行っており 法令に基づき策定しました 独立行政法人農業者年金基金中期画 において 四半期ごとの運用に関する情報を 本資料をもってホームページで公表することとしております なお 毎年 6 月末日までに被保険者等の皆様に送付させて頂いております 運用 ( 付利 ) 結果のお知らせ の基礎となります前年度の運用成績につきましては 毎年度の末日における運用収入の額が基準となります 当基金が行っています年金の運用については 金融 経済情勢等の運用環境の影響により 短期的には 運用成績がプラスになる年やマイナスになる年がありますが 長期的な運用により安定した運用収益を上げることが期待されます 今後とも 安全かつ効率的な運用を徹底して参りたいと思いますので 皆様のご理解を賜りますよう よろしくお願い申し上げます 参考 独立行政法人農業者年金基金中期画 ( 平成 0 年 3 月 31 日認可 )- 抜粋 - 年金の安全かつ効率的な運用 (4) 年金の構成割合 運用成績等については 四半期ごとにホームページで情報を公開するとともに 加入者に対して 毎年 6 月末日までにその前年度末現在で評価した個々の加入者に係る運用結果を通知する

目次 1. 平成 0 年度第 四半期 ( 平成 0 年 7 月 ~9 月 ) における運用環境について. 平成 0 年度第 四半期 ( 平成 0 年 7 月 ~9 月 ) のポートフォリオ別の運用状況 3. ベンチマーク インデックスの推移 参考 : 用語の説明 頁 1 4 5

1. 平成 0 年度第 四半期 ( 平成 0 年 7 月 ~9 月 ) における運用環境について 国内外の金融 経済情勢について 7 月は サブプライムローン ( 信用力の低い個人向け住宅ローン ) 問題による金融機関の損失拡大懸念が根強い中 原油価格が投機的資金の流入や供給不安などにより最高値を更新するなど 不安定な運用環境が続きました 米国では 政府系住宅公社の経営不安に対する連邦準備制度理事会 (FRB) 等による支援策により 株価は一旦上昇しましたが 金融不安が払拭されず 7 月末の株価 国債金利とも ほぼ 6 月末の水準に戻りました 国内市場もこれにつられる動きとなりましたが リスク回避の動きがより顕著となり 6 月末に比べ株安 債券高となりました 為替については 円は ドル ユーロのどちらに対しても円安基調で推移しました 8 月には 原油価格や円安 ドル高基調などに変化の兆しが見られたものの 米国における金融不安や国内外の景気減速懸念などが更に深まる展開となりました 国内では 原油価格の下落などの好材料もありましたが 不動産会社などの経営破綻があいつぎ 国内景気の先行き悪化懸念が一段と広がりました 為替については 円は引き続き ドルに対して円安傾向でしたが ユーロに対しては ユーロ圏の景況感の悪化から 円高基調で推移しました 9 月に入ると 世界的な金融不安の高まりと景気減速懸念を背景に世界同時株安の様相が強まりました 9 月中旬 米国大手証券会社の経営破綻により 株価が急落しました その後 米国において金融安定化策が発表されると急反発することもありましたが 月末に金融安定化法案が下院で否決されたことを受け 金融危機の拡大懸念から一気に株価が暴落するなど 激しく乱高下する展開となりました 欧州等でも 金融危機拡大懸念から 米国市場同様に混乱しました 国内市場も世界的な株価急落に加え 円高進行や設備投資鈍化による国内企業の業績悪化懸念から 株式市場は大幅に下落しました なお 為替については 米国での信用不安の再燃などから ドルに対して円高基調で推移するとともに 欧州の景気減速懸念の強まりから ユーロに対して更に円高が進みました ( 注 ) 毎の ベンチマーク インデックスの推移 を 4 ページに掲載しておりますので ご参照下さい 1

. 平成 0 年度第 四半期 ( 平成 0 年 7 月 ~9 月 ) のポートフォリオ別の運用状況 1 被保険者ポートフォリオ 平成 0 年度第 四半期 ( 平成 0 年 7 月 ~9 月 ) における被保険者及び待期者に係るの運用状況は 次表のとおり 平成 0 年 9 月末の時価総額は1,17 億 1 百万円となり 第 四半期の総合収益は-4 億 5 百万円となりました また は-3.69% となりました 平成 0 年度通期 ( 平成 0 年 4 月 ~9 月 ) の総合収益は-8 億 1 百万円 は-.49% となりました ( 単位 : 百万円 %) 平成 0 年 6 月末時価総額 1 3(1+) 平成 0 年 9 月末時価総額 4 時価総額構成割合 第 四半期総合収益 国内債券 80,61 90 80,90 81,417 7. 515 0.64 国内株式 14,019 1,496 15,515 13,053 11.6 -,463-17.16 外国債券 5,740 5 5,965 5,70 5.1-64 -4.5 外国株式 13,418 976 14,395 1,379 11.0 -,016-14.61 短期 378-0 176 151 0.1-5 -6.6 合 114,168,786 116,953 11,701 100.0-4,5-3.69 ( 注 ) 1. 第 四半期保険料 国庫補助投下額 では 受給権者ポートフォリオ等への繰入額が除かれています. 有価証券の保管手数料及び外貨流動性預金に係る為替差損益等は 短期で整理しています 3. 単位未満を四捨五入しているため 合が合わない場合があります ( 以下同じ ) 平成 0 年度通期 ( 平成 0 年 4 月 ~9 月 ) の運用状況 平成 19 年度末時価総額 1 第 四半期保険料 国庫補助投下額 平成 0 年度保険料 国庫補助投下額 3(1+) 平成 0 年 9 月末時価総額 4 時価総額構成割合 平成 0 年度総合収益 ( 単位 : 百万円 %) 国内債券 80,07 1,000 81,07 81,417 7. 10 0.6 国内株式 15,108-871 14,37 13,053 11.6-1,184-8.96 外国債券 3,9,596 5,85 5,70 5.1-14 -.0 外国株式 9,00 4,86 14,06 1,379 11.0-1,647-1.33 短期,140-1,933 07 151 0.1-56 -16.81 合 109,884 5,618 115,50 11,701 100.0 -,801 -.49

被保険者危険準備金ポートフォリオ 平成 0 年度第 四半期 ( 平成 0 年 7 月 ~9 月 ) における被保険者及び待期者に係る付利準備金及び調整準備金の運用状況は 次表のとおりとなっています ( 単位 : 千円 %) 区分 平成 0 年 6 月末時価総額 1 第 四半期繰入額 3(1+) 平成 0 年 9 月末時価総額 4 第 四半期総合収益 付利準備金短期 559 164 73 73 0 0.05 調整準備金短期 460,484-1,84 458,641 459,355 714 0.16 合 461,043-1,679 459,364 460,077 71 0.16 ( 注 ) 第 四半期繰入額 では 被保険者ポートフォリオからの受入額が含まれ 受給権者危険準備金ポートフォリオへの繰入額が除かれています 3 受給権者ポートフォリオ 平成 0 年度第 四半期 ( 平成 0 年 7 月 ~9 月 ) における受給権者に係るの運用状況は 次表のとおりとなっています ( 単位 : 千円 %) 平成 0 年 6 月末時価総額 1 第 四半期繰入額 3(1+) 平成 0 年 9 月末時価総額 4 第 四半期総合収益 国内債券 1,0,976 34,640 1,57,617 1,547,435 19,818 1.51 短期 3,316 37,150 69,466 69,511 45 0.10 合 1,35,93 361,790 1,597,083 1,616,946 19,863 1.46 ( 注 ) 第 四半期繰入額 では 被保険者ポートフォリオからの受入額が含まれています 4 受給権者危険準備金ポートフォリオ 平成 0 年度第 四半期 ( 平成 0 年 7 月 ~9 月 ) における受給権者に係る調整準備金の運用状況は 次表のとおりとなっています ( 単位 : 千円 %) 区分 平成 0 年 6 月末時価総額 1 第 四半期繰入額 3(1+) 平成 0 年 9 月末時価総額 4 第 四半期総合収益 調整準備金短期 176,745 16,45 193,169 193,446 76 0.15 ( 注 ) 第 四半期繰入額 では 被保険者ポートフォリオ等からの受入額が含まれています 3

10 115 110 3. ベンチマーク インデックスの推移 (H0.3 末 =100) 国内債券 (NOMURA-BPI) 国内株式 (TOPIX 配当込み ) 外国債券 (Citigroup-WGBI) 外国株式 (MSCI-KOKUSAI) 105 100 95 90 85 H0.3 末 H0.4 末 H0.5 末 H0.6 末 H0.7 末 H0.8 末 H0.9 末 国内債券 0.39% 外国債券 1.18% 国内株式 9.55% 外国株式 10.89% 運用環境 平成 0 年 3 月末 平成 0 年 6 月末 平成 0 年 9 月末 国内債券 ( 新発 10 年国債利回り ) 1.74 % 1.590 % 1.460 % (NOMURA-BPI 総合 ) 31.047 ホ イント 308.113 ホ イント 310.84 ホ イント 国内株式 ( 日経 5) 1,55.54 円 13,481.38 円 11,59.86 円 (TOPIX 配当込 ) 1,450.00 ホ イント 1,579.09 ホ イント 1,311.57 ホ イント 外国債券 ( 米国 10 年国債利回り ) 3.45 % 3.964 % 3.89 % (Citigroup-WGBI) 338.08 ホ イント 349.45 ホ イント 334.10 ホ イント 外国株式 (NYダウ) 1,6.89 ト ル 11,350.01 ト ル 10,850.66 ト ル (MSCI-KOKUSAI) 1,419.47 ホ イント 1,483.695 ホ イント 1,64.948 ホ イント 為替レート ( 対ドル ) 99.53 円 106.01 円 106.17 円 ( 対ユーロ ) 157.7 円 167.0 円 149.1 円 4

参考 用語の説明 ポートフォリオ 性質が同じ資金をまとめて運用するための運用単位のこと ( 同義語ファンド ) 総合収益 利息 配当金や売買損益といった実現損益だけではなく 評価損益や未収収益を加味した収益のこと 総合収益を運用元本に時価の概念を加味した残高で割って算出した収益率のこと 運用成績の開示に広く用いられている =( 総合収益 ) ( 運用元本平均残高 + 前期末評価損益 + 前期末未収収益 ) ベンチマーク インデックス 各を代表する銘柄から構成される指標のこと それぞれのを運用する基準として 基金が採用しているものである *NOMURA-BPI 総合野村證券金融経済研究所が作成している国内債券市場の指標 国内で発行された残存 1 年以上の固定利付債から構成される 国内債券市場の代表的な指標である *TOPIX( 配当込 ) 東京証券取引所が作成している国内株式市場の指標 東証一部全上場銘柄から構成される 国内株式市場の代表的な指標である *Citigroup-WGBI( 日本を除く ) シティグループが作成している外国債券市場の指標 主要先進国 ( 除く日本 ) が発行する国債から構成される 外国債券市場の代表的な指標である *MSCI-KOKUSAI( 配当込 ) モルガン スタンレー キャピタル インターナショナル社が作成している外国株式市場の指標 主要各国 ( 除く日本 ) の証券取引所上場銘柄から構成される 外国株式市場の代表的な指標である 5