キットパスアートインストラクター限定 ASOBody でワークショップをおこなう際のガイドライン 2017 年 3 月 4 日キットパス勉強会にて
不特定多数の人に描いてあげる場合の注意点 手 足などに描く場合は 何の制約もありません 顔に描く場合は いくつか注意点があります
手 足などに描く場合は 何の制約もありません 手 足は 美容師法による 美容 行為にあたりません ( 役所に確認済み ) この 美容 という行為は 主に 首から上の容姿を整えること が対象であるため 首から下 つまり手や足に描いてあげることは全く問題ありません フェイスペイント ( 顔 ) 商品の販売目的で 使用方法を 教えるためであれば問題ありません ボディペイント ( 手や足など ) 問題ありません 基本的には 顔に描いて欲しい! という 強い要望がない場合は 手や足 に描きましょう また 手や足に描く場合は 服やカバンに触れる可能性も 出てきますので 擦れることで 色が移ってしまうような場所は 避けるようにしましょう
顔に描く場合の 3 つのポイント 01 ASOBody という 商品の販売を目的として 使用方法を教える ためのインストラクターであるということ 02 衛生環境に配慮したオペレーションを行うこと ( 美容師法第八条に基づく ) 03 ASOBody の特長をしっかりと把握した上で お肌のトラブルを 最大に回避するための準備や情報提供をおこなった上で描くこと
01 ASOBody という商品の販売を目的とした使用方法を教えるための インストラクターであるということ 日本には 美容師法 という法律があります 第二条この法律で 美容 とは パーマネントウエーブ 結髪 化粧等の方法により 容姿を美しくすることをいう 2 この法律で 美容師 とは 厚生労働大臣の免許を受けて美容を業とする者をいう 3 この法律で 美容所 とは 美容の業を行うために設けられた施設をいう と規定されています つまり 美容を業とするのは 美容師 と定められているため ある行為が美容師法第 2 条第 1 項の 美容 にあたるかどうかが問題になります その行為の社会性 ( 社会全般に広く関わることか どうか ) 及び反復継続性 ( 一度に 何人に行うのか 又は一度の行為を何日行うのか ) を個別の事例ごとに判断されます 但し 販売目的に付随した行為 として 商品の販売の目的で使用方法を教えると いうことは 美容業にはあたらない と役所に確認をしています インストラクターの方々が不特定多数の人の ( 顔 ) に描いてあげる場合は ASOBody を販売する目的 で 使い方を教える ということであれば 美容業にあたりませんので 美容師法で問題になることはありません ASOBody を近くにおいて 販売もしてください
02 衛生環境に配慮したオペレーションを行うこと ( 美容師法第八条に基づく ) 特に ワークショップやイベントを行う際は 人の肌に触れるため 備品関係の衛生環境には気を遣いましょう マスク : お客様に接近して描きますので マスクをしましょう 手洗い : 基本的にはお客様の肌に触れないように描きますが 自分の手は 常に清潔に保つように心がけましょう ( アルコール消毒等 ) ペイント :ASOBody には 水筆 ステンシル用のスポンジがセットされて いますが 多数の人の顔にペイントをする場合は なるべく一人 ずつ使い捨てができる ( 綿棒 ) を使用しましょう また 色変えをする場合は 一度肌につけた綿棒は捨てて新しい ものを使いましょう おしぼり : 何かあった場合にすぐに落とせるように 水 99.9% のような 赤ちゃんにも安全なおしぼりを描いた後にお渡ししましょう 但し おしぼりで強くこすって拭き取るのではなく 基本は洗い 流すことを前提として お伝えしましょう
03 ASOBody の特長をしっかりと把握した上で お肌のトラブルを 最大に回避するための準備や情報提供をおこなった上で描くこと ASOBody の特長 体にやさしい成分で出来ており パッチテストでは最高の [ 安全品 ] と評価されました 成分 : ライスワックス 有機顔料 食品用乳化剤 注意点 体に使用なさる方の体質やその日の体調で 肌に腫れ 赤み等の異常が現れる場合がありますので その際には直ぐに使用を中止して必ず専門医に相談してください 腫物 湿疹等の異常がある部分には絶対にペイントしないでください 目や口に入った際は早急に十分な水で洗い流し 体調に変化を感じられた場合はすぐ専門医に相談 をしてください 使用前の準備段階 できるだけ ご本人の肌でパッチテストをおこなってください パッチテストでは まず清潔にした二の腕の内側に少量 ( 米粒大 ) の ASOBody を塗ります ペイントで使用する時間と同様の時間を置き 肌に腫れやかゆみ 赤みなどの異常が現れないか 確認してください 何か異常があった場合は すぐに中断してください 肌の影響をより少なくし落としやすくするために ペイントする部分に普段お使いのクリームなどを 塗ってからペイントして下さい 筆 スポンジなどは 使用後は十分に洗い 乾燥後に保管して常に清潔な状態を保ってください ワークショップでは 事前準備やお客様の肌に合わせたパッチテストなど十分に できないことが多い場合もあると思いますので できるだけ手や足にペイントを おこないながら 注意点をお客様にもお伝えしましょう
キャラクターなどの著作権について すでにご存知の方がほとんどだと思いますが テレビやアニメなどの全てのキャラクター には著作権があります また これはプロ アマを問わず 作品を作ると自動的に著作権 が発生します 個人的に楽しむ目的での利用であれば問題はありませんが キャラクターなどの他人の 著作物を描いて SNS 等に発信をしたり お金を取る取らないに関わらず キットパス アートインストラクターとして 団体の一員として利用した場合は著作権侵害にあたると 思っておいてください 著作権については 悪意 故意の有る無しに関わらず 制作者の承諾なく利用することは 著作権侵害にあたりますので ご留意ください 国旗には著作権はありませんが 一般的だと思っているデザインにも著作権が存在する 場合も多いので ワークショップで活用したい場合などは事前に調べましょう 基本的に 他人の著作物を真似することは個人利用のみで許されますが 商用 目的での利用や会社 団体が利用する場合は 著作権侵害にあたる場合が多い ので注意しましょう 自分のオリジナルデザインを作ってみましょう!
キットパスアートインストラクター向け インストラクターが不特定多数の人にペイントをするイベントの場合 題 名 ASOBody 体験販売 あくまでも キットパスシリーズの商品 ASOBody の体験販売 として 商品の販売促進の一環 という形で実施をしてください 実施内容 フェイスペイント体験 ボディペイント体験 ( 推奨 ) ASOBody の使い方講座 描いてあげて体験をしてもらう ということに対して TPO に合わせて 100 円や 500 円などの対価を設定しても問題ありません ボディペイントは 何の制約もありませんし 肌への影響も顔よりも少ない ことが多いので 基本的には手や足に描くことをオススメします