おんどうぼうしゃかいうんどうじっせん 御同朋の社会をめざす運動 ( 実践運動 総合基本計画 重点プロジェクト うんどう ) 1. 総合基本計画 宗門 ( 浄土真宗本願寺派 ) では 1986( 昭和 61) 年より 御同朋の社会をめざきかんうんどうもんしんとかいうんどうどうぼううんどうして という目

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「定款」等の一部改正について

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- 2 - 項五その他本会の目的を達成するために必要な事項(役員)第五条本会に次の役員を置く 会長一名副会長七名以内理事七名監事三名(役員の任期)第六条役員の任期は 二年とする ただし 任期満了後も 新役員が選任されるまでの間は 引き続きその職務を行うものとする 2補欠により選任された役員の任期は

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規約

役職員が権利者又は発明者である知的財産権の保有をいう 第 2 章利益相反マネージメントの体制第 1 節利益相反マネージメント委員会 ( 設置 ) 第 3 条研究所に 利益相反マネージメント委員会 ( 以下 利益相反委員会 という ) を置く ( 任務 ) 第 4 条利益相反委員会は 次に掲げる事項に

 

包括規定 案

岐阜県手話言語の普及及び障害の特性に応じた意思疎通手段の利用の促進に関 する条例 目次前文第一章総則 ( 第一条 - 第八条 ) 第二章基本的施策の推進 ( 第九条 - 第十六条 ) 附則 ( 前文 ) 手話が言語であることは 障害者の権利に関する条約において世界的に認められており わが国においても

メ 札幌市オンブズマン条例 平成 12 年 12 月 12 日条例第 53 号 改正 札幌市オンブズマン条例 平成 15 年 10 月 7 日条例第 33 号 平成 20 年 11 月 7 日条例第 36 号 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 4 条 ) 第 2 章責務 ( 第 5 条 第 7

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5 改正条文の書式

二さらに現代社会においては 音楽堂等は 人々の共感と参加を得ることにより 新しい広場 として 地域コミュニティの創造と再生を通じて 地域の発展を支える機能も期待されている また 音楽堂等は 国際化が進む中では 国際文化交流の円滑化を図り 国際社会の発展に寄与する 世界への窓 にもなることが望まれる

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青葉台自治会会則 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本会は 以下に掲げるような共同活動を行うことにより 良好な地域社会の維持及び形成に資する事を目的とする (1) 回覧板の回付等区域内の住民相互の連絡 (2) 会員相互の融和親睦をはかる (3) 行政機関との連絡調整 (4) 区域内諸施設の維持

01協議会要綱提出版

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大泉町手話言語条例逐条解説 前文 手話は 手指の動きや表情を使って視覚的に表現する言語であり ろう者が物事を考え 意思疎通を図り お互いの気持ちを理解しあうための大切な手段として受け継がれてきた しかし これまで手話が言語として認められてこなかったことや 手話を使用することができる環境が整えられてこ

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(3) 倫理学 法律学の専門家等 本法人に所属しない人文 社会科学の有識者若干名 (4) 一般の立場から意見を述べることができる者若干名 (5) 分子生物学 細胞生物学 遺伝学 臨床薬理学 病理学等の専門家若しくは遺伝子治療等臨床研究の対象となる疾患に係る臨床医として 日本医科大学長が推薦した者若干

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第2章

日本学術会議会則

5) 輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し これを適確に実施する こと ( 輸送の安全に関する目標 ) 第 5 条前条に掲げる方針に基づき 目標を策定する ( 輸送の安全に関する計画 ) 第 6 条前条に掲げる目標を達成し 輸送の安全に関する重点施策に応じて 輸送の安全を確 保

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二企業等から一定額以上の金銭若しくは株式等を取得する場合又は便益の供与を受ける場合三企業等から一定額以上の物品 サービス等を購入する場合四本学の学生等を社会貢献活動に従事させる場合五その他第 8 条に規定する利益相反マネジメント委員会が個人としての利益相反マネジメントの対象として認めた行為を行う場合

自治労福島県職員労働組合退職互助会規約(抄)

2 前項の規定による通知を行った場合において 市長は 当該特定空家等の所有者等が除却 修繕 立木竹の伐採その他周辺の生活環境の保全を図るために必要な措置を講じたことにより特定空家等の状態が改善され 特定空家等でないと認めるときは 遅滞なくその旨を 特定空家等状態改善通知書 ( 様式第 7 号 ) に

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条第一項に規定する国際平和協力業務の実施等に関する重要事項九自衛隊法 ( 昭和二十九年法律第百六十五号 ) 第六章に規定する自衛隊の行動に関する重要事項 ( 第四号から前号までに掲げるものを除く ) 十国防に関する重要事項 ( 前各号に掲げるものを除く ) 十一国家安全保障に関する外交政策及び防衛政

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登録できる 二個人会員は 大学及び公的研究機関の研究者とする 三特別会員は 本コンソーシアムの会長が特に参加を認めた法人又は個人とする ( 会員の入会 退会等 ) 第 5 条本コンソーシアムに会員として入会を希望する者は 所定の申込書を会長あてに提出するものとする 2 会員の入会については 第 8

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(6) 企業等から一定額以上の物品を購入し 又は役務の提供を受ける行為 (7) 外部から利益相反の弊害が生ずるかのように見られることが懸念される行為 2 第 4 条に規定する COI 委員会は 教職員等以外の者による前項各号の行為を利益相反マネジメントの対象に加えることができる 第 2 章組織 (

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3 運用財産は 基本財産以外の資産とする ( 基本財産の処分の制限 ) 第 7 条基本財産は これを処分し 又は担保に供することができない ただし この法人の事業遂行上やむを得ない理由があるときは 理事会において理事 4 分の3 以上の同意を得 かつ 秋田県教育委員会の承認を得て その一部に限り処分

( 委員以外の者の出席 ) 第 5 条委員長は 必要に応じ当該研究に必要な知見及び専門知識を持つ教員 産業医または看護師等を委員会の同意を得て出席させ 意見を聴くことができる ただし 上記の者の出席が困難な場合は 委員長又は委員長が指名した者が口頭等で意見を聴取し 委員会で報告することができる (

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幹事会の議を経て 総会の承認後にその者を除名することができる 2 除名の決定には 理事会 幹事会の議を経て総会の承認を必要とする 第 3 章役員等 ( 役員の種類 ) 第 10 条本会に 役員として 会長 1 名 副会長 2 名 理事 幹事若干名 監事 1 名を置く 2 役員の選出に関し必要な事項は

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社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

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も少なくありません こうした状況に鑑み 舞鶴市は 言語としての手話の普及及び障害の特性に応じたコミュニケーション手段の利用の促進を図ることにより 全ての市民が障害の有無によって分け隔てられることなく 自分らしく安心して暮らすことができる地域社会を実現するため この条例を制定するものです 2. 条例の

参考資料1 委員会規約

2 規則第 4 条第 1 項に定める支部代表理事候補者選出選挙の立候補者を推薦する者は その立候補者が立 候補する支部に所属していなければならない ( 会員理事候補者の選出 ) 第 6 条会員理事候補者として立候補した者の数が第 2 条別表に規定する定数と同数の場合 立候補者は無投票にて会員理事候補

( 道民等の役割 ) 第 6 条道民 事業者及び関係団体 ( 以下 道民等 という ) は 基本理念に基づき 障がい及び障がい者に対する理解を深めるとともに 暮らしやすい地域づくりを推進するための施策に協力するよう努めるものとする ( 情報の提供 ) 第 7 条道及び障がい者に係る情報を有するものは

一般財団法人短期大学基準協会認証評価実施規程 [ 平成 17 年 4 月 14 日制定 ] [ 平成 20 年 3 月 19 日改正 ] [ 平成 23 年 5 月 26 日改正 ] [ 平成 24 年 3 月 15 日改正 ] [ 平成 27 年 5 月 21 日改正 ] [ 平成 29 年 2

三島市議会基本条例 平成 31 年 3 月 22 日 条例第 15 号 目次 前文 第 1 章総則 ( 第 1 条 第 2 条 ) 第 2 章議会及び議員の活動の原則等 ( 第 3 条 第 7 条 ) 第 3 章市民と議会との関係 ( 第 8 条 第 10 条 ) 第 4 章市長等と議会との関係 (

(4) 予算 決算について適正な会計処理が行われていること 2 前項の規定にかかわらず 次の各号のいずれかに該当するものは対象外とする (1) 市が事務局に参加している団体 (2) 営利を目的としている団体 (3) 宗教の教義を広め 儀式行事を行い 及び信者を教化育成することを主たる目的とする団体

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(3) 障害を理由とする差別障害を理由とする不当な差別的取扱いを行うこと又は合理的配慮の提供をしないことをいいます (4) 障害を理由とする不当な差別的取扱い客観的にやむを得ないと認められる特別な事情なく 障害又は障害に関連する事由により障害者を区別し 排除し 又は制限すること 障害者に障害者でない

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第1章 総則

市民自治の捉え方 市民自治 市民参加協働 市民の自立的な活動 市の領域 協働の領域 市民の領域 市の責任と主体性によって独自に行う領域 市の主体性が強く 市民が市に協力する領域 市民と市がそれぞれの主体性のもとに協力して行う領域 市民の主体性が強く 市が市民に協力する領域 市民の責任と主体性によって

制定 : 平成 24 年 5 月 30 日平成 23 年度第 4 回理事会決議施行 : 平成 24 年 6 月 1 日 個人情報管理規程 ( 定款第 65 条第 2 項 ) 制定平成 24 年 5 月 30 日 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 定款第 66 条第 2 項の規定に基づき 公益社団法

4 委員の任期は 2 年とする たた し 委員に欠員が生じた場合の後任の委員の任 期は 前任者の残任期間とする 5 委員は 再任を妨げない ( 委員長及び副委員長 ) 第 5 条委員会に委員長を置き 委員のうちから互選する 2 委員長は 委員会を招集し その議長となる 3 委員会に副委員長を置き 委

( 除名 ) 第 9 条社員が次のいずれかに該当するに至ったときは 社員総会の決議によって当該社員を除名することができる (1) この定款その他の規則に違反したとき (2) この法人の名誉を傷つけ または目的に反する行為をしたとき (3) その他除名すべき正当な事由があるとき ( 社員資格の喪失 )

平成 29 年度定期監査 ( 第 1 回 ) の結果報告に基づき講じた措置内容等 墨田区長 監査委員意見について 監 査 結 果 の 内 容 措 置 内 容 (1) 事務処理の適正化について今回の監査では指摘事項に該当する事例はなかったものの 指導 注意事項の事例については これまでの重ねての指摘に

かにするとともに 県の施策の基本となる事項を定めることにより 食の安全 安心の確保に関する施策を総合的かつ計画的に推進し もって県民の健康の保護並びに消費者に信頼される安全 安心な食品の生産及び供給の拡大に寄与することを目的とする ( 定義 ) 第 2 条この条例において 食品 とは 全ての飲食物

3 医療安全管理委員会病院長のもと 国府台病院における医療事故防止対策 発生した医療事故について速やかに適切な対応を図るための審議は 医療安全管理委員会において行うものとする リスクの把握 分析 改善 評価にあたっては 個人ではなく システムの問題としてとらえ 医療安全管理委員会を中心として 国府台

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( 案 ) 平成 29 年月日 旭川市長西川将人様 中央 新旭川まちづくり推進協議会 会長 平成 29 年度中央 新旭川地域のまちづくりに関する提言書 提言事業 : 囲碁による地域づくり事業 ( 主体的な地域づくり事業 ) 松野和彦 中央 新旭川まちづくり推進協議会 ( 以下 中央 新旭川まち協 と

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(1) 大阪府内に所在する大学のレスリング部 (2) 大阪府内に所在する高等学校のレスリング部 (3) 大阪府内に所在する中学校のレスリング部 (4) 大阪府内に所在するレスリング教室及びこれに類する道場等 (5) 第 1 号から第 3 号に規定するレスリング部のOB 会 (6) 大阪府外に所在する

Transcription:

おんどうぼうしゃかいうんどうじっせん 御同朋の社会をめざす運動 ( 実践運動 総合基本計画 重点プロジェクト うんどう ) 1. 総合基本計画 宗門 ( 浄土真宗本願寺派 ) では 1986( 昭和 61) 年より 御同朋の社会をめざきかんうんどうもんしんとかいうんどうどうぼううんどうして という目標を掲げ 基幹運動 ( 門信徒会運動 同朋運動 ) を進めてぜんいんもんぼうぜんいんでんどうていしょうまいりました 全員聞法 全員伝道を提唱する門信徒会運動では 教化団体そきょうくの活性化や門徒推進員の養成などを通して 組 教区活動を活発化させて きました また 同朋運動は 私と教団のあり方を問い 部落差別をはじめさべつひさべつかいほうとするあらゆる差別 被差別からの解放をめざすことを通して 人々の苦悩 に向き合う活動を充実させてきました 基幹運動の成果と課題を踏まえ さらに教えを広く世界に伝えていくこと わくぐまた従来の枠組みを超えた多様な活動を より広く実践していくことをめざ し 宗門では 2012( 平成 24) 年 4 月から 運動名称を 御同朋の社会をめざ す運動 ( 実践運動 ) とあらため 宗門全体の活動として進めています ぶっせつむりょうじゅきょう 仏説無量寿経 には あらゆる世界に生きるすべてのいのちあるものあみだへだが 阿弥陀さまのはたらきによって分け隔てなく救われていくことが示されひとだいじひています 生きとし生けるものすべてを等しくいつくしむ大慈悲が阿弥陀さまの救いのはたらきであります そのはたらきを疑いなく聞いていくことが しんじつしんじんせいしとはな真実信心であり 生と死の苦しみから解き放たれる道なのです しゅうそしんらんしょうにんよこんめい宗祖親鸞聖人は 阿弥陀さまの救いを依りどころとして 混迷した世の中おんどうぎょうにあって ともにお念仏を喜ぶ仲間を とも同朋 御同行 と呼び 苦悩かかを抱える人々とともに生き抜かれました 私たちの先人はそのお心を受け 御同朋 御同行 として み教えをまもり広めていこうと努めてこられました ちえ阿弥陀さまの慈悲に包まれ 智慧に照らされている者どうしであることをかがみ自覚しつつ 親鸞聖人のお姿を鑑として 互いに支え合って生き抜いていくことこそが 私たち念仏者のあり方といえます だいおんきほうよう宗門では 親鸞聖人 750 回大遠忌法要を迎えるにあたり 最高法規であるしゅうせいしゅうほう 宗制 と 宗法 の中に 宗門のあり方を明確にしました その 宗制 ほんがんみょうごうもんしんには 本宗門は その教えによって 本願名号を聞信し念仏する人々の同あみだにょらいじた朋教団であり あらゆる人々に阿弥陀如来の智慧と慈悲を伝え もって自他ともしる共に心豊かに生きることのできる社会の実現に貢献するものである と記されています

せんにょもんしゅでんとうほうこくほうようしょにちしんきょう専如門主は 伝灯奉告法要初日のご親教 念仏者の生き方 において 仏とらさまのような執われのない完全に清らかな行いはできません しかし それでも仏法を依りどころとして生きていくことで 私たちは他者の喜びを自らの喜びとし 他者の苦しみを自らの苦しみとするなど 少しでも仏さまのお心にかなう生き方を目指し 精一杯努力させていただく人間になるのです と具体的な生き方についてご教示くださいました でんとうほうこくほうようごまんざしょうそくまた 伝灯奉告法要御満座の消息 において 私たち一人ひとりが真実あがた信心をいただき お慈悲の有り難さ尊さを人々に正しくわかりやすくお伝えすることが基本です と念仏者としての基本的なあり方をお示しになり 念仏者の生き方 でご教示されたことが 親鸞聖人のお心にかなう歩みであるさとと その大切さをあらためてお諭しになっています せお現代の苦悩をともに背負っていくには 変化の速い時代に生きる者として きょうぎ変わることのない教義に基づき 過去の歴史に学びながら 人々の悲しみやまなざやしな現実の苦悩への眼差しを養うことが重要です また 現代社会は 人と人きはくとの関わりが希薄になり 人々は様々な価値観の違いにより 互いに対立し 時に傷付け合っています 私たち念仏者は 立場の違いを認めつつ 誰もがはいじょ排除されることのない社会をめざしていかなければなりません 現在 布教伝道の現場では 真実信心を伝えることをはじめとして 子ど も 若者へのご縁づくりや国際的な伝道 葬儀の簡略化などの困難な課題にちょくめん直面しています これらの課題克服に向けて ご法義が伝えられていくようそういくふう一人ひとりの創意工夫が求められています けいざいかくさ また一方 現代社会には災害支援 エネルギーや環境の問題 経済格差かそ自死 過疎 少子高齢化 さらにはテロや武力紛争をはじめ非戦平和への課よくあつ題 差別を含む人権の抑圧などの問題があります 現代社会の諸問題を自らしんしの課題 苦しみとし 念仏者として真摯に取り組んでいくことが大切であり ます そのことが 念仏者の生き方 のお心を体して生きていくことにも なるのです さんせきこうした山積する課題に仏法を依りどころとして立ち向かっていく具体 的な実践によってこそ 宗制 に定められた 阿弥陀如来の智慧と慈悲を 伝え もって自他共に心豊かに生きることのできる社会 が実現されていく のです 専如門主は 念仏者の生き方 で 国の内外 あらゆる人びとに阿弥陀如来の智慧と慈悲を正しく わかりやすく伝え そのお心にかなうよう私たち一人ひとりが行動することにより 自他ともに心豊かに生きていくことのできる社会の実現に努めたいと思います 世界の幸せのため 実践運動の推

進を通し ともに確かな歩みを進めてまいりましょう とお示しになっていえいちます 私たちは み教えに生かされ み教えをひろめ 宗門の英知を結集しながら 御同朋の社会をめざす運動 ( 実践運動 ) を力強く進めてまいりましょう 2. スローガン しゅしかんけつ 御同朋の社会をめざす運動 ( 実践運動 ) の主旨を簡潔に表したスローガン を掲げます むすきずなひろえん 結ぶ絆から 広がるご縁へ 3. 重点プロジェクト (1) 重点プロジェクトとはかか 御同朋の社会をめざす運動 ( 実践運動 ) は 宗制 に掲げる 自他共に心豊かに生きることのできる社会の実現に貢献する という基本理念を体して 宗門を構成するすべての人が参画し実践する運動です その推進の中 重点プロジェクトは 実践運動総合基本計画に基づき 社会への具体的な貢献をめざし 実践目標を定め 年限を区切って取り組むものです 2012( 平成 24) 年度に重点プロジェクトが提唱されて以来 教区 組 寺院 教化団体などの活動主体が それぞれの特性に応じて独自に実践目標を定め 特色ある活動を推進してきました このたび 専如門主より具体的に念仏者の生き方がご教示されたことを受け 今期の重点プロジェクトは ご親教 念仏者の生き方 のお心を体した宗門全体の実践目標を定め 一体感を持って取り組むこととします 宗門のあらゆる人々が課題を共有し 各現場が実践目標の達成をめざし 重点プロジェクトが充実したものとなるよう展開していきましょう なお 現場において早急に取り組むべき課題は地域差もあり様々です そのため 従来通り各教区 各組において独自に定めた実践目標を設定しあわていただき 宗門全体の課題と併せて取り組んでいただくことも可能です (2) 宗門重点プロジェクトの実践目標 ひんこんこくふくむダーナ < 貧困の克服に向けて~Dāna フォー for ワールド World ピース Peace~> こはぐく - 子どもたちを育むために - 専如門主は 念仏者の生き方 の中で 世界規模での人類の生存に関 わる困難な問題の一つとして 経済格差 を指摘されています 世界的へんざいな経済格差は富の偏在により深刻な貧困問題を引き起こし 実に多くの 人々が貧困の状況におかれ悲しみ苦しんでおり 特に弱い立場である子ど もや高齢者がその影響を強く受けています さらに この経済格差がもた

らす貧困の問題は 紛争やテロをひき起こす大きな要素ともなっており あらゆる人びとが共に心安らぐことのできる平和な世界を実現するためにも 積極的に克服すべき課題です きえん宗門では戦後 70 年を機縁として 3 年間にわたりあらためて平和への 学びを深めて 議論をしてきました それをふまえ 具体的な 4 つの平和 こうちょうかい 貢献策を提案し 公聴会等で様々な意見をいただきました そして その 提案の一つである 経済格差 貧困の克服へ は 平和実現のため特に国 内外での貧困に取り組むよう提案されたものであり 今後注力 ちゅうりょくすべき課 題であると総合的に判断しました エスディジーズさらに 国際連合でも S D G s ( 持続可能な開発目標 ) が採択され 誰一人取り残さない の理念のもと 貧困問題に取り組んでいます 国内外の様々な組織が連携しつつ その課題克服へ取り組む中で 宗教者に向けられた期待は高まっています これらの現状をふまえ 宗門では より多くの人や寺院が参画できる取ひんこんこくふくむダーナフォーワールドピースり組みとして < 貧困の克服に向けて~Dāna for World Peace( 世界平和こはぐくのためのお布施 )~ >- 子どもたちを育むために - を重点プロジェクト の実践目標として定め 世界を視野に入れ長期的展望に立ち お釈迦 しゃかさま 以来 仏教が大切にしてきた 布施 の精神をもとに できることから始めます しゅうもんそうごうしんこうけいかく なお 現在 3 期 10 年間にわたり取り組みを進めている宗門総合振興計画 においても 同様の基本理念を掲げ 三つの基本方針 (Ⅰ. 仏教の精神に基づく社会への貢献 Ⅱ. 自他共に心豊かに生きる生活の実践 Ⅲ. 宗門のきばん基盤づくり ) に基づく重点項目 及び具体的な取り組みとしての推進事項を設定しています これまでご縁のなかった人にも伝わる言葉 10 年 20 年後の日本社会で求められる人の育成 宗教的感動を共有できる法要やそうそうぎれい葬送儀礼の確立 少子高齢化や過疎が進行している地域に所在する寺院への対応 首都圏における伝道推進といった宗門が抱える諸課題にとどまらず 社会情勢の課題にも対応する取り組みを推進しています (3) 推進期間 2018( 平成 30) 年度から 2019( 平成 31) 年度までの 2 年間実践運動中央委員 教区委員の任期や 教区会議長 教区会議員 組長など教区役職者の任期との整合性を図るため 今期を 2 年間とし 次期から 4 年間の推進期間とします 本願寺 HP から 総合基本計画 宗門総合振興計画 実践事例 基幹運動総 括書 等のダウンロードができますので ぜひご参照ください 以上

岐阜教区重点プロジェクト スローガン 結ぶ絆から 広がるご縁へ 実践目標 ひんこんこくふく < 貧困の克服 む に向 ダーナけて ~ Dāna こ フォー for ワールド World はぐく ピース Peace~ > - 子どもたちを育むために - 期間 2018( 平成 30) 年度 ~ 2019( 平成 31) 年度 重点プロジェクト 募金活動を奨励する 達成目標 募金活動を奨励する平成三十年度推進計画ひんこんこくふく 貧困の克服 平成三十一年度に向 計画の周知と取り組み 宗派総合基本計画 重点プロジェクトの周知 教区重点プロジェクトの周知 実践目標の理解と取り組み 組 寺院の活動情報の発信と共有 教化団体等への活動推進と情報提供 宗門外団体との交流 計画関連活動団体からの情報収集 宗派計画の発信 協力体制等の確立 組 寺院からの紹介と情報収集 教区 組 寺院の協力 情報提供による活動の推進 活動における課題克服のための協議 計画に沿った人材発掘や推薦 宗派総合基本計画 重点プロジェクトの周知 教区重点プロジェクトの周知 実践目標の理解に向けた研修会 学習会の実施 組 寺院の活動情報の収集と発信 宗派外活動情報の収集 計画の取り組み情報の集約と点検 教区としての取り組み活動の実践 組 寺院への活動推進と協力 活動推進に沿った人材発掘や育成 宗派外団体との協力体制の推進 計画推進上の課題や問題点の整理 対応 さらなる推進に向けての展望や取り組みの集約 募金活動を奨励する む ダーナけて ~ Dāna フォー for ワールド World 枚数を増やすなどして対応してください ピース Peace~ 以外の実践目標も設定する際は < 重点プロジェクト推進室書式 1>

重点プロジェクト 過去事例による情報の共有 岐阜教区重点プロジェクト 2 スローガン 結ぶ絆から 広がるご縁へ 実践目標 過去帳又はこれに類する帳簿の取扱いについて ~ 守秘義務を守り 取扱責任者を自覚しよう ~ 期間 2018( 平成 30) 年度 ~ 2019( 平成 31) 年度 達成目標 全寺院への共通理解の推進平成三十年度推進計画平成三十一年度 計画の周知と情報共有 教区重点プロジェクトの周知 実践目標の理解と取り組み 過去事例による情報の共有 教化団体等への情報共有 教区 組 寺院の取り組み 研修会への積極的参加の奨励 課題克服のための協議 教区重点プロジェクトの周知 実践目標の理解に向けた研修会 学習会の実施 組 寺院の理解度情報の収集 計画の取り組み情報の集約と点検 実践目標の理解に向けた研修会 学習会の実施 全寺院への共通理解の推進 活動推進に沿った人材育成 計画推進上の課題や問題点の整理 対応 さらなる推進に向けての展望や取り組みの集約 ひんこんこくふく 貧困の克服 む に向 ダーナけて ~ Dāna フォー for ワールド World ピース Peace~ 以外の実践目標も設定する際は 枚数を増やすなどして対応してください < 重点プロジェクト推進室書式 1>

御同朋の社会をめざす運動 ( 実践運動 ) 岐阜教区重点プロジェクト さらなる運動の推進に向けて 岐阜教区委員会 私たちは 本宗門は その教えによって 本願名号を聞信し念仏する人々の同朋教団であり あらゆる人々に阿弥陀如来の智慧と慈悲を伝え もって自他共に心豊かに生きることのできる社会の実現に貢献するものである ( 本願寺派宗制 ) を基本理念に 過去 3 年間具体的な課題をかかげ重点プロジェクトとして運動を推進してまいりました 岐阜教区は当初 信心の社会性 社会環境とかけがえのない いのち のかかわりに生きる を教区実践目標にかかげ 具体的な課題は各組 各寺院に委ねる形で運動をスタートさせました その結果全体として 従前の基幹運動の成果と課題を継承しながら それぞれが独自性を持った課題を設定し それらが実践され継続されています その内容は キッズサンガの推進 連続研修会の実施 ビハーラ活動 教化団体の拡充 研修 葬儀儀礼への対応等 従来の運動推進に加え 災害支援 地域社会との連携による NPO 活動 新たな法座 講座活動の拡充 お寺の情報発信 お寺と門信徒との関係の見直し等々 多岐にわたる課題が実践されています 今後の運動展開については 巷間期待されている宗教 宗教団体の社会貢献や公共性について意識しつつ その貢献する領域については 数多くの社会問題から目を背けることなく 念仏者としての立場にたって社会実践を推進していきたいと考えます 2015 年はアジア太平洋戦争終結から70 年の節目の年です 内閣主導で安全保障法制が整備される中 平和を希求する憲法問題にも無関心ではおれません また ヘイトスピーチに象徴されるような新たな差別問題も起き 経済格差の社会で私たちの生き方が抑圧 分断される状況があらわになっています 私たちはこのような日常を より意味に満ちた人生とすることができるよう 教団の歩みと運動を振り返りながら み教えに問い聴き続けていきたいと思います 共に宗門人としての共通の課題を担い 各組 各寺院の独自性を尊重し 継続的な運動推進に努力していきたいと思います 先ずは気づいたことを 出来ることから始めましょう

御同朋の社会をめざす運動 の実践に関する宗則 平成 24 年 2 月 10 日 宗則第 1 4 号 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 2 条 ) 第 2 章重点プロジェクト ( 第 3 条 第 4 条 ) 第 3 章実践運動の推進体制 ( 第 5 条 ) 第 1 節中央委員会 ( 第 6 条 第 11 条 ) 第 2 節教区委員会 ( 第 12 条 第 16 条 ) 第 3 節組委員会 ( 第 17 条 第 18 条 ) 第 4 章連区の実践運動 ( 第 19 条 第 20 条 ) 第 5 章補則 ( 第 21 条 第 22 条 ) 附則第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この宗則は 宗制に掲げる基本理念を体し あらゆる人々が自他共に心豊かに生きることのできる社会の実現に貢献する活動を 宗門全体のものとすることを理念として推進し その成果を挙げるため これに必要な推進体制を整備することを目的とする ( 御同朋の社会をめざす運動 の推進) 第 2 条前条の規定による活動を 御同朋の社会をめざす運動 ( 以下 実践運動 という ) という 2 総局は 基幹運動推進委員会設置規程 ( 平成 14 年宗則第 14 号 ) による基幹運動 ( 門信徒会運動 同朋運動 ) 推進の成果を踏まえ 宗務部門組織規程 ( 平成 24 年宗則第 12 号 以下 組織規程 という ) 第 2 条の規定に基づき 実践運動の推進をすべての宗務の基本理念とし その総合基本計画 ( 以下 総合計画 という ) を策定するとともに 各宗務部門をして これを強力に推進するものとする 3 実践運動は 総局を中心とする中央 地方の一貫した体制のもと 宗門を構成するすべての者が参画し かつ実践する運動として推進されなければならな

い 第 2 章重点プロジェクト ( 重点プロジェクトの策定 ) 第 3 条総局は 基本理念に基づく宗務の具体的な実践目標を定め これを 重点プロジェクト として 計画的かつ強力に推進するものとする 2 重点プロジェクトは 宗門内外の現状や歴史認識 人々の意識 信仰形態などの調査 分析及び議論に基づいて 総局が策定する 3 総局は 前項の規定による重点プロジェクトの策定にあたり 各宗務部門その他関係機関に 必要な調査研究を指示するとともに 広く意見聴取を行うものとする ( 重点プロジェクトの推進 ) 第 4 条総局は 重点プロジェクトの達成目標とその期限などを定め 実践運動として実効性ある推進を図るため 宗門関係者に周知するなど必要な措置を講じるものとする 第 3 章実践運動の推進体制 ( 設置 ) 第 5 条第 2 条の規定により 総局のもとに 中央には 御同朋の社会をめざす運動 中央委員会 ( 以下 中央委員会 という ) を 教区には 御同朋の社会をめざす運動 教区委員会 ( 以下 教区委員会 という ) を 組には 御同朋の社会をめざす運動 組委員会 ( 以下 組委員会 という ) を それぞれ設ける 2 前項のほか 沖縄県宗務特別区 ( 以下 沖縄特区 という ) に 御同朋の社会をめざす運動 沖縄特区委員会 ( 以下 沖縄委員会 という ) を設ける 3 前 2 項のほか 開教区及び開教地に それぞれ 御同朋の社会をめざす運動 委員会 ( 以下 開教地区委員会 という ) を設けることができる 第 1 節中央委員会 ( 所掌事項 ) 第 6 条中央委員会は 次の各号に掲げる事項をつかさどる 一実践運動の総合計画及び年度ごとの重点プロジェクト推進計画 ( 以下 推

進計画 という ) について協議すること 二実践運動の成果を点検 総括すること 三各宗務機関 宗門関係団体及び教区委員会 ( 以下この宗則においては 沖縄委員会 を含む ) 等からの意見具申及び一般社会の諸課題について協議すること 四総合計画及び推進計画に関連して 総局が指示した事項について協議すること 五教区委員会及び組委員会の実践運動の推進状況について協議すること 六前各号のほか 必要なこと ( 組織 ) 第 7 条中央委員会は 委員 50 人以内で組織する 2 委員は 宗務機関 宗門関係団体及び教区委員会を代表する者について 総長が委嘱する 3 委員の任期は 2 会計年度とし 再任されることができる 但し 継続して 3 期以上再任されることはできない 4 委員は 総局の総合計画 推進計画及びその達成率に関する指示 評価を 所属する機関 団体及び各教区委員会に周知するとともに 実践運動及び重点プロジェクトの推進に当る ( 委員長及び副委員長 ) 第 8 条中央委員会に 委員長 1 人及び副委員長 2 人を置き 委員の互選した者について それぞれ総長が指名する 2 委員長は 中央委員会の議事を主宰し 会務を統理する 3 副委員長は 委員長を助け 委員長に事故があるときは 委員長があらかじめ指名した副委員長が その職務を代行する ( 常任委員会 ) 第 9 条中央委員会に 常任委員会を置く 2 常任委員会は 委員長及び副委員長 並びに委員のうちから総長が指名する 10 人以上 15 人以内の常任委員で組織する 3 常任委員会は 中央委員会が委任した事項その他必要な事項について 調査 審議する

( 招集 ) 第 10 条中央委員会及び常任委員会は 総長が招集する ( 意見の聴取など ) 第 11 条中央委員会及び常任委員会に 必要に応じて 専門的知識を有する者 学識経験のある者その他の関係者を招致し 意見を聴取することができる 2 開教地区委員会の代表者は 総長の承認を得て 中央委員会に出席し 意見を述べることができる 第 2 節教区委員会 ( 所掌事項 ) 第 12 条教区委員会は 次の各号に掲げる事項をつかさどる 一教区 ( 以下この宗則においては 沖縄特区 を含む ) における総合計画及び推進計画について協議すること 二教区における総合計画及び推進計画を実践し その成果を点検 総括すること 三実践運動に関して総局が決定した事項を推進実施すること 四組委員会その他教区内から実践運動に関して提起された意見 課題等について協議すること 五実践運動の推進について 中央委員会に意見具申すること 六組委員会との連絡調整及び指導に関すること 七前各号のほか 必要なこと ( 組織 ) 第 13 条教区委員会は 委員若干人で組織し 教務所長の進達によって 総長が委嘱する 2 第 7 条第 3 項の規定は 教区委員会の委員の任期について準用する ( 委員長及び副委員長 ) 第 14 条教区委員会に 委員長 1 人及び副委員長 2 人を置く 2 委員長は 教務所長又は委員の互選した者について 総長が委嘱し 会務を統理する 3 副委員長は 委員のうちから教務所長が推薦する者及び委員の互選した者について 総長が委嘱し 委員長を助け 委員長に事故があるときは その職務

を代行する ( 区令の制定 ) 第 15 条前 3 条に定めるほか 教区委員会の組織 運営その他必要な事項については 第 7 条第 2 項の規定による中央委員会の組織基準に準じ それぞれの教区の特殊性及び実情に応じて 必要な事項を区令で定めるものとする ( 事務担当 ) 第 16 条教区委員会の事務は 当該教区の教務所で担当処理する 第 3 節組委員会 ( 組委員会 ) 第 17 条組委員会は 教区委員会と密接に連携し 組における実践運動の推進と必要な協議を行い 実動するものとする ( 準用規定 ) 第 18 条前節の規定中 所掌事項及び組織に関する事項については 組委員会について準用する 第 4 章連区の実践運動 ( 連区の実践運動 ) 第 19 条総局は 実践運動を地域の特性に応じて効果的に推進し 広くその展開を図るため 連区を単位とする実践運動の推進に必要な措置を講じることができる ( 各教区委員会の連携及び協力 ) 第 20 条前条の規定により 教区委員会は 実践運動の推進実施にあたり 同一連区内の教区委員会と相互に連絡提携を図り 推進方法や情報の交換 共有など 常に協力して運営されるものとする 第 5 章補則 ( 所管部門 ) 第 21 条実践運動の推進に関する事項は 重点プロジェクト推進室が所管する ( 宗達への委任 ) 第 22 条この宗則の施行について必要な事項は 宗達で定める 附則 1 この宗則は 平成 24 年 4 月 1 日から施行する

2 基幹運動推進委員会設置規程 ( 平成 14 年宗則第 14 号 以下 旧規程 という ) は 廃止する 3 この宗則施行の際現に廃止される旧規程に基づく基幹運動 ( 門信徒会運動 同朋運動 ) 推進体制のもとで協議し 又は推進中の事項及びその成果等については すべてこの宗則による 御同朋の社会をめざす運動 の推進体制又は組織規程に基づく経常部門で これを引き継ぐものとする 4 総局は この宗則に基づく所掌事項の事務引継 宗達及び区令の制定 御同朋の社会をめざす運動 の推進体制の組織その他の経過措置については この宗則施行の日にかかわらず あらかじめ必要な準備措置を行うことができる

御同朋の社会をめざす運動 の実践に関する宗則施行条例 平成 24 年 3 月 7 日 宗達第 1 号 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 ) 第 2 章中央委員会 ( 第 2 条 第 3 条 ) 第 3 章教区委員会 ( 第 4 条 第 7 条 ) 第 4 章組委員会 ( 第 8 条 第 9 条 ) 第 5 章連区の実践運動 ( 第 10 条 第 12 条 ) 第 6 章補則 ( 第 13 条 ) 第 1 章総則 ( 趣旨 ) 第 1 条 御同朋の社会をめざす運動 の実践に関する宗則( 平成 24 年宗則第 14 号 以下 宗則 という ) の施行について必要な事項は この宗達の定めるところによる 第 2 章中央委員会 ( 職務 ) 第 2 条宗則第 3 章第 1 節の規定による 御同朋の社会をめざす運動 中央委員会 ( 以下 中央委員会 という ) は 同宗則第 6 条の所掌事項について協議し 実践運動を推進するものとする ( 組織基準 ) 第 3 条宗則第 7 条第 2 項の規定による中央委員会委員の組織基準については 概ね次の各号に定めるところによる 一宗務機関を代表する者イ本山の執行長が本山寺務所員のうちから指名する者ロ直轄寺院の宗務長が当該直轄寺院の職員のうちから指名する者ハ総長がすべての直属寺院の輪番及び主管のうちから指名する者ニ総長が全教区及び沖縄県宗務特別区 ( 以下 沖縄特区 という ) の教務所長及び沖縄県宗務事務所長のうちから指名する者ホ総長が教区会議長のうちから指名する者

ヘ総長が組長のうちから指名する者二宗門関係団体を代表する者イ総長が学事規程 ( 平成 24 年宗則第 10 号 ) に基づく龍谷総合学園の関係者のうちから指名する者ロ総長が所属団体規程 ( 昭和 22 年宗則第 22 号 ) その他の諸規則に基づく所属団体 社会事業団体 連盟体及び会議体の関係者のうちから指名する者三教区委員会を代表する者イ 御同朋の社会をめざす運動 教区委員会( 以下 教区委員会 という ) において それぞれ選出された者ロ 御同朋の社会をめざす運動 沖縄特区委員会( 以下 特区委員会 という ) において選出された者 2 総長は 実践運動の理念を踏まえ 全員参画の運動の実現を図るため 中央委員会委員の組織構成については 特に配慮しなければならない 第 3 章教区委員会 ( 教区委員会の職務 ) 第 4 条宗則第 3 章第 2 節の教区委員会は 同宗則第 12 条の所掌事項について協議し 教区における実践運動を推進するものとする 2 教区委員会の名称は 御同朋の社会をめざす運動 教区委員会 とする ( 区令の制定 ) 第 5 条教区委員会は 概ね次の各号に掲げる事項を区令で定めるものとする 一委員の資格 選任方法及び定数に関すること この場合において 委員の資格については 中央委員会委員に準じて定めることを例とする 二委員長及び副委員長に関すること 三常任委員会を設置する場合には その旨を規定すること 四運営経費及び運営方法に関すること 五前各号のほか 必要なこと 2 前項の区令は あらかじめ所務部 < 法制 訟務 契約事務担当 >の事前審査を経て 総局の承認を得なければならない

( 委員長代行の指名 ) 第 6 条委員長は 宗則第 14 条第 3 項の規定による副委員長のうちから1 人を あらかじめ委員長代行として指名することができる ( 特区委員会 ) 第 7 条第 4 条から前条までの規定は 特区委員会について 準用する 第 4 章組委員会 ( 組委員会 ) 第 8 条宗則第 3 章第 3 節の 御同朋の社会をめざす運動 組委員会 ( 以下 組委員会 という ) は 教区委員会と密接に連携し 組における実践運動の推進と必要な協議を行い 実動するものとする ( 組織 運営基準 ) 第 9 条組委員会の組織 運営その他必要な事項については 当該教区の教区委員会に関する区令に準じ 組会の議決を経てこれを定めるものとする この場合において 組委員会の委員長及び副委員長の委嘱については 教務所長がこれを行うものとする 2 教務所長は 当該教区の教区委員会及び関係機関との協議を経て 組委員会の統一的な組織基準を作成することができる 3 前項の組織基準を作成した場合においては 教務所長は 総局に届出るものとする 第 5 章連区の実践運動 ( 連区協議会 ) 第 10 条宗則第 4 章の規定により 連区における連絡提携及び情報交換 共有などを図り 実践運動を効果的に推進するため 各連区に協議会 ( 以下 連区協議会 という ) を設ける ( 組織 ) 第 11 条連区協議会は 会長及び委員若干人で組織する 2 会長は 連区の編成に関する条例 ( 平成 15 年宗達第 8 号 ) 第 3 条の規定による連区長をもって充て 連区協議会を主宰し 会務を統理する 3 委員は 連区内の教区委員会委員長及び副委員長をもって充て 必要な事項について協議する この場合において 教務所長が教区委員会委員長でな

いときは 教務所長は委員となることができる 4 会長は 連区協議会を設置し 又は招集したときは その組織及び協議結果について 総局に報告しなければならない ( 事務局 ) 第 12 条連区協議会に事務局を置き 会長たる教務所長の教務所に置き その事務を担当処理する 第 6 章補則 ( 補則 ) 第 13 条この宗達に規定するもののほか 実践運動の推進及びその推進体制について必要な事項は 総長が中央委員会に諮って決める 附則 1 この宗達は 平成 24 年 4 月 1 日から施行する 2 基幹運動推進委員会設置規程施行条例 ( 平成 15 年宗達第 3 号 以下 旧条例 という ) は 廃止する 3 この宗達施行の際現に廃止される旧条例に基づく教区 沖縄特区及び組の基幹運動推進体制のもとで協議し 又は推進中の事項及びその成果については この宗達による教区委員会 特区委員会及び組委員会が引き継ぐものとする 4 本則第 3 章の規定にかかわらず 教務所長は 教区委員会の組織運営等に関する区令を制定するまでの間 あらかじめ必要な措置を講じることができるものとし 組委員会についても また同様とする

平成 24 年岐阜教区区令第 1 号 御同朋の社会をめざす運動 岐阜教区委員会設置規則 ( 趣旨 ) 第 1 条 御同朋の社会をめざす運動 の実践に関する宗則( 平成 24 年宗則第 14 号 ) 及び 御同朋の社会をめざす運動 の実践に関する宗則施行条例 ( 平成 24 年宗達第 1 号 ) に基づき 岐阜教区における 御同朋の社会をめざす運動 ( 以下 実践運動 という ) を推進するために必要な事項は この区令の定めるところによる ( 設置 ) 第 2 条岐阜教区における実践運動を推進するため 御同朋の社会をめざす運動 岐阜教区委員会 ( 以下 教区委員会 という ) を設置する ( 所掌事項 ) 第 3 条教区委員会は 次の各号に掲げる事項をつかさどる 一教区における実践運動の総合基本計画 ( 以下 総合計画 という ) 及び重点プロジェクト推進計画 ( 以下 推進計画 という ) について協議すること 二教区における総合計画及び推進計画を実践し その成果を点検 総括すること 三実践運動に関して総局が決定した事項を推進実施すること 四 御同朋の社会をめざす運動 組委員会( 以下 組委員会 という ) その他教区内から実践運動に関して提起された意見 課題等について協議すること 五実践運動の推進について 御同朋の社会をめざす運動 中央委員会 ( 以下 中央委員会 という ) に意見具申すること 六組委員会との連絡調整及び指導に関すること 七前各号のほか 必要なこと ( 組織 ) 第 4 条教区委員会は 委員 35 人以内で組織する 2 委員は 教区内の宗務機関 関係団体及び組委員会を代表する者について 教務所長の進達によって 総長が委嘱する 3 委員の任期は 2 会計年度とし 再任されることができる 但し 継続して3 期以上再任されることはできない 4 教務所長は 教区委員会の組織に当っては 実践運動の理念に基づく全員参加の運動を実現するため その委員構成に配慮するものとする ( 委員長及び副委員長 ) 第 5 条教区委員会に 委員長 1 人及び副委員長 2 人を置く 2 委員長は 教務所長又は委員の互選した者をもって充て 会務を統理する 3 副委員長は 委員のうちから教務所長が推薦する者及び委員の互選した者につい

て 総長が委嘱し 委員長を助け 委員長に事故があるときは その職務を代行する この場合において 委員長は あらかじめ副委員長のうち1 人を委員長代行に指名することができる ( 常任委員会 ) 第 6 条教区委員会に 必要により 常任委員会を置くことができる 2 常任委員会は 委員長及び副委員長 並びに委員のうちから教務所長が指名する 7 人以上 11 人以内の常任委員で組織する 3 常任委員会は 教区委員会が委任した事項その他必要な事項について 調査 審議する ( 招集 ) 第 7 条教区委員会及び常任委員会は 教務所長が招集する ( 連区の実践運動 ) 第 8 条教区委員会は 実践運動の推進に当り 同一連区内の教区委員会と相互に連携を図り 推進方法や情報の交換 共有など 常に協力して運営するものとする ( 経費 ) 第 9 条教区委員会の運営に必要な経費は 宗派の助成金 教区費その他の収入をもって充て 毎年度教区予算に計上しなければならない ( 補則 ) 第 10 条この区令の施行について必要な事項は 教務所長が教区委員会に諮って定める 附則 ( 施行期日 ) 1 この区令は 平成 24 年 4 月 1 日から施行する ( 従前の区令の廃止 ) 2 岐阜教区基幹運動推進委員会設置規則 ( 平成 15 年区令第 1 号 以下 旧区令 という ) は 廃止する ( 成果等の引継 ) 3 この区令施行の際現に廃止される旧区令に基づく岐阜教区基幹運動推進委員会のもとで協議し 又は推進中の事項及びその成果については この区令による教区委員会が これを引き継ぐものとする ( 経過措置 ) 4 この区令施行の際現に 御同朋の社会をめざす運動 の実践に関する宗則施行条例附則第 4 項の規定に基づき講じた措置は この区令による措置とみなす