2018 年 5 月 27 日 ( 日 ) 28 日 ( 月 ) 14 回 ペテロの第 2 のメッセージ (2) ペテロの第 2 のメッセージ (2) 使徒 3:17~26 1. はじめに (1) ペンテコステの日に教会が誕生した 1ペテロの第 1 回目のメッセージにより 3,000 人ほどの人たち

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2011 年 10 月 16 日 ( 日 ) 17 日 ( 月 )42 ローマ人への手紙 11:25~36 拒否の解決 (3) イスラエルの救い 1. はじめに (1)10 月 13 日 ( 木 ) の日没から仮庵の祭りが始まった 1 第 7 の月の 15 日 満月 2 満月を眺めながら イスラエル

2013 年 3 月 10 日 ( 日 ) 11 日 ( 月 ) 51 回目 Ⅵ-054 山上の垂訓 山上の垂訓 054 マタ 5:1~2 ルカ 6:17~19 1. はじめに (1) 呼び名について 1マタ 5:1~8:1 は 通常 山上の垂訓 ( 説教 ) と呼ばれる 2しかし この名称は 説教

2019 年 7 月 28 日 ( 日 ) 29 日 ( 月 ) 70 回 12 人の弟子たちの救い 12 人の弟子たちの救い 使徒 19:1~7 1. はじめに (1) 第三次伝道旅行が始まった 1 使 18:23~21:17( 紀元 53 年の春から 56 年の春 ) 2パウロは ひとりで出かけ

2017 年 10 月 8 日 ( 日 ) 9 日 ( 月 ) 15 回さらにすぐれた契約 さらにすぐれた契約 ヘブル 8:1~13 1. はじめに (1) この手紙が書かれた理由を再確認する 1 信仰が後退しつつあった第 2 世代のメシアニック ジューたちへの励まし (2) ユダヤ教の 3 つの柱

* ユダヤ人の歴史家ヨセフスもまた同じような書き方をしている 5 テオピロは ルカの執筆活動を支援するパトロンであった可能性が高い 6 もしそうなら テオピロはローマ人クリスチャンであったと思われる (2)1~2 節は ルカの福音書の要約である 1 前の書 というのは ルカの福音書 のことである 2

2012 年 1 月 22 日 ( 日 ) 23 日 ( 月 )54 ローマ人への手紙 15:4~13 希望から希望へ 1. はじめに (1) 文脈の確認 11~8 章が教理 29~11 章がイスラエルの救い 312~16 章が適用 (2)14:1~15:13 は 雑多な問題を扱っている 1 超道徳

* ダニエル書 3 捕囚期後 (3) * ハガイ書 * ゼカリヤ書 * マラキ書 (5) 預言者たちが語ったメッセージの要約 1 神の主権と聖なるご性質 2 契約の民イスラエルの不従順の罪 3 悔い改めへの招き 4 迫り来る神の裁きと捕囚 5イスラエルの民を攻撃する周辺国への裁き 6 捕囚からのレム

創世記5 創世記2章4節b~25

創世記5 創世記2章4節b~25

2011 年 07 月 17 日 ( 日 ) 18 日 ( 月 )29 ローマ人への手紙 8:12~17 聖化の力 ( 聖霊 )(3) 養子の霊 1. はじめに (1) 聖化 に関する 8 回目の学びである 最終回 1 最大の悲劇は 律法を行うことによって聖化を達成しようとすること 2この理解は ク

2017 年 7 月 16 日 ( 日 ) 17 日 ( 月 ) 3 回 御使いに勝る御子 (2) 御使いに勝る御子 (2) ヘブル 2:1~9 1. はじめに (1) この手紙が書かれた理由を再確認する 1 信仰が後退しつつあった第 2 世代のメシアニック ジューたちへの励まし 2 彼らは 迫害と

このメッセージは メシアの義とパリサイ人の義について学ぼうとするものである Ⅰ. 真の信仰者の特徴 (5:13~16) 1. 地の塩 (13 節 ) あなたがたは 地の塩です もし塩が塩けをなくしたら 何によって塩けをつけるのでしょう もう何の役にも立たず 外に捨てられて 人々に踏みつけられるだけで

2017 年 7 月 2 日 ( 日 ) 3 日 ( 月 ) 1 回 ヘブル人への手紙のテーマ ヘブル人への手紙のテーマ ヘブル 1:1~3 1. はじめに (1) 著者 1いくつかの名が上げられてきた * パウロ * ルカ ( パウロがヘブル語で書いたものを ルカがギリシア語に翻訳した ) * バ

2011 年 06 月 26 日 ( 日 ) 27 日 ( 月 )26 ローマ人への手紙 7:14~25 律法からの解放 (3) ロマ書 7 章クリスチャン 1. はじめに (1) 聖化 に関する 5 回目の学びである 1 最大の悲劇は 律法を行うことによって聖化を達成しようとすること 2この理解は

2012 年 1 月 15 日 ( 日 ) 16 日 ( 月 )53 ローマ人への手紙 14:13~15:3 キリスト者の自由 1. はじめに (1) 文脈の確認 11~8 章が教理 29~11 章がイスラエルの救い 312~16 章が適用 (2)12 章は 基本的には教会内の行動についての勧めであ

3 仲介者としての祭司たちが存在していた (2) 新約時代の状態 1すべての信者が まことの聖所に入ることができる * 天の聖所で 神の臨在の前に出ることができる 2これは 万人祭司の教えである 3 訳文の比較 こういうわけですから 兄弟たち 私たちは イエスの血によって 大胆にまことの聖所に入るこ

2012 年 2 月 26 日 ( 日 ) 27 日 ( 月 )59 ローマ人への手紙総まとめ 総まとめ 1. はじめに (1) 執筆の意図 1 使徒としての使命 * 所々 かなり大胆に書いた (15:15) 2 使徒としての奉仕の原則 * 他人の土台の上に建てない (15:20) * これまで ロ

2 奇跡 3 父 4 聖書 4. メッセージのゴール (1) イエスを誰だと言うか (2) イエスを信じる者の幸いとは何か このメッセージは イエスの業と主張について考えようとするものである Ⅰ. イエスと父は一体である (19~29 節 ) 1. 行動において まことに まことに あなたがたに告げ

2010 年 4 月 18 日 ( 日 ) 19 日 ( 月 ) ハーベストフォーラム東京出エジプト記 19 出エジ 19 出エジプト記 14 章 15 節 ~15 章 21 節 紅海を渡る 1. 文脈の確認 (1) イスラエルの民は 430 年後にエジプトを脱出した (2) エジプト脱出の記録は

* ペリシテ人の古代都市ガザは 前 93 年に破壊され 前 57 年に再建された * この道路は ガザの遺跡を通過し 新ガザに至る荒野の道である 5 ピリポは その命令に従順に従った 2.27b~28 節 Act 8:27b すると そこに エチオピヤ人の女王カンダケの高官で 女王の財産全部を管理し

2017 年 8 月 13 日 ( 日 ) 14 日 ( 月 ) 7 回 第 2 の警告 (2) 第 2 の警告 (2) ヘブル 4:1~13 1. はじめに (1) この手紙が書かれた理由を再確認する 1 信仰が後退しつつあった第 2 世代のメシアニック ジューたちへの励まし 2 彼らは 迫害と誤

2 イエスの戒めを守るなら イエスの愛に留まることになる (2) その教えを話した理由は 弟子たちが喜びに満たされるためである 1イエスは 自分が経験している喜びを弟子たちに与えようとしている 2イエスの喜びは 父なる神への従順 ( 喜ばせること ) によって生まれる 3ヘブ 12:2 Heb 12

2016 年 10 月 2 日 ( 日 ) 3 日 ( 月 ) 7 回 フィラデルフィアの教会 フィラデルフィアにある教会 黙 3:7~13 1. はじめに (1) 黙示録の 3 区分 1 黙 1:19 は 黙示録を 3 区分している Rev 1:19 そこで あなたの見た事 今ある事 この後に起こ

Heb 11:7 信仰によって ノアは まだ見ていない事がらについて神から警告を受けたとき 恐れかしこんで その家族の救いのために箱舟を造り その箱舟によって 世の罪を定め 信仰による義を相続する者となりました (1) ノアは 神から警告を受けた 1 創 6:17 Gen 6:17 わたしは今 いの

2013 年 3 月 24 日 ( 日 ) 25 日 ( 月 ) 52 回目 Ⅵ-054 八福の教え 八福の教え 054 マタ 5:3~12 ルカ 6:20~26 1. はじめに (1) 文脈の重要性 1 文脈を無視して 山上の垂訓のある言葉を取り出すことが余りにも多い 2イエスは 神の国の福音をも

2014 年 10 月 7 日 ( 火 ) 60 分で分かる創世記 60 分で分かる創世記 1. はじめに (1) 60 分で分かる〇〇 のシリーズを開始する 11 節 1 節の解説も重要であるが 鳥瞰図的な理解も必要である 2その場合重要なのは センス オブ プロポーション である (2) 創世記

牧会の祈り

(1) 千年王国の最後に サタンが底知れぬ所から再び解き放たれる 1 その理由は 再び人類を試すためである 2 神は 人類がいかに堕落しているかを証明される (2) 千年王国にも罪は存在する 1 千年王国が始まった時点では 未信者は存在しない 2 千年王国では ほぼ理想に近いような生活環境が実現する

Rev 7:1 この後 私は見た 四人の御使いが地の四隅に立って 地の四方の風を堅く押さえ 地にも海にもどんな木にも 吹きつけないようにしていた (1) この後 私は見た 1 物事の時間的流れではなく ヨハネが見た幻の順番を示している 2この幻は 神の裁きが迫っていることを示唆している 3 地の四方

1 それは キリストにのみ適用される御名である (2) 旧約聖書では 御使いたちは 神の子たち と呼ばれた Job 38:7 そのとき 明けの星々が共に喜び歌い / 神の子たちはみな喜び叫んだ 1 新約聖書では 信者が 神の子たち と呼ばれる ( ヨハ 11:52) 2しかし 御子 ( ヒュイオス

2017 年 6 月 11 日 ( 日 ) 12 日 ( 月 ) 39 回 新しいエルサレムの特徴 ( 後半 ) 新しいエルサレムの特徴 ( 後半 ) 黙 22:1~5 1. はじめに (1) 旧約聖書の預言のハイライトは メシア的王国である 1 黙示 20 章は メシア的王国が千年で終わることを啓

6ユダヤ人は 人種的 宗教的理由によって サマリヤ人を軽蔑した * ユダヤの格言 私の目が サマリヤ人を見ることがないように 7サマリヤ人も ユダヤ人を軽蔑し 敵対した * ユダヤ人がエルサレムから下ることは許したが 上ることは許さなかった 8 現代もサマリヤ人の子孫たちが存在している ( 千名以下

に知恵と英知と知識とあらゆる仕事において 神の霊を満たした (2~3 節 ) (1) ユダ部族のフル その子ウリ その子ベツァルエル 1フルとはモーセの手を両側から支えた 2 人のうちのひとり ( 出 17 章 ) 2フルの孫がベツァルエルである (2) 神の霊を満たした 1 知恵 (wisdom)

牧会の祈り

神学総合演習・聖霊降臨後最終主日                  2005/11/16

聖書 : ピリピ 3:1~3 説教題 : 神の御霊による礼拝 日時 :2017 年 2 月 26 日 ( 朝拝 ) ピリピ人への手紙第 3 章に入ります この手紙は全部で 4 章からなっていますので 今日から後半部に入ることになります パウロは 最後に 私の兄弟たち と始めます この手紙はまだ半分ま

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1イエスがバプテスマを受けたとき 天が開かれて聖霊が鳩のように下った 2ここでは 天が開かれて再臨のメシアが地に下ってこられる 3 黙 4:1 では ヨハネを招くために天が開かれた 4ここでは キリストが地に下るために天が開いた (2) 白い馬に乗った方 1ローマ軍の将軍は 白い馬に乗った 2 再臨

2017 年 2 月 5 日 ( 日 ) 6 日 ( 月 ) 22 回 イスラエルに対する戦い (2) イスラエルに対する戦い (2) 黙 12:7~17 1. はじめに (1) キリストの再臨の前に何が起こるかを見ている 110 章 ~14 章は 挿入箇所である * 物語の進展はなく 状況の説明が

Ⅰ. 管理人の不正の発覚 (1~2 節 ) 1.1 節 a Luk 16:1 イエスは 弟子たちにも こういう話をされた (1) イエスは 弟子たちに話している 1これは 弟子訓練のためのたとえ話である 2 聴衆が誰かを判断することが たとえ話の解釈のために重要である (2) その周りで パリサイ人

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2012 年 7 月 1 日 ( 日 ) 2 日 ( 月 ) 17 回目 Ⅴ-020~021 バプテスマのヨハネの登場 バプテスマのヨハネの登場 ルカ 3:1~2 マコ 1:2~6 1. はじめに (1) 文脈の確認 1バプテスマのヨハネの誕生 2イエスの誕生 3イエスの幼少期 (2) 今日の箇所は

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(2) ロマ 7:1~6 の要約 1 律法の大原則 * 律法は 人に対して権限を持つ * 律法は 死んだ人には権限を持たない 2 結婚関係の例話 * 夫が生きている間は 結婚の律法によって制約されている * それを破れば 姦淫の女と呼ばれる * 夫が死ねば 結婚の律法から解放される * 再婚しても

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(3) まっすぐにしなさい 1 されば衰へたる手 弱りたる膝を強くし ( 文語訳 ) 2ギリシア語の アノルソオウ である 上げる まっすぐにする 強くする 3ルカ 13:13(18 年も病の霊につかれ 腰が曲がって 伸ばすことができない ) Luk 13:13 手を置かれると 女はたちどころに腰が

ヨハネの手紙講解 神のあかし ヨハネの手紙第一 5:1~21 1. 油注がれた者 新改訳改訂第 3 版 Ⅰヨハネ 5:1 イエスがキリストであると信じる者はだれでも 神によって生まれたのです 生んでくださった方を愛する者はだれでも その方によって生まれた者をも愛します イエスがキリストであると信じる

(2) ケンクレヤにある教会に属していた 1コリントの南東 11 キロのところにある港町 2コリントの東の港としての役割を果たした アジア方面の交易のための港 * 西の港は カイオン 両港の間の距離は 8 キロ 3パウロは 第 2 回伝道旅行でここを訪れている 4 誓願が成就したのを記念して そこで

2011年度 牧羊者 第Ⅳ巻

2010 年 2 月 21 日 ( 日 ) 22 日 ( 月 ) ハーベストフォーラム東京出エジプト記 13 出エジ 13 出エジプト記 9 章 13 節 ~10 章 29 節 最後の 3 つの災い 1. 文脈の確認 (1) エジプトに主からの 10 の災いが下る (2)10 の災いの記述は 考え抜

1.1 節 Rev 14:1 また私は見た 見よ 小羊がシオンの山の上に立っていた また小羊とともに十四万四千人の人たちがいて その額には小羊の名と 小羊の父の名とがしるしてあった (1) ヨハネは キリストの再臨後の状況を見ている 1 実際にキリストの再臨が起こるのは 19 章になってからである

2. アウトライン (1) 過去の回顧 (1~4 章 ) (2) 律法の解説 (5~26 章 ) (3) 未来の展望 (27~30 章 ) (4) 指導者の交代 (31~34 章 ) 3. 結論 (1) 律法の本質 (2) イスラエルの将来 (3) 申命記とイエスの教え 申命記を通して イエスの教え

としたこと それに対してイエスは 今は 止めないでほしい 正しい ことをすべて行うのは 我々にふさわしいことです ( マタイ 3 15) と 言って ヨハネから洗礼をお受けになったと伝えています しかしマルコ福音書は そういうことは何も伝えていません イエス は ユダヤの全地方から集まって来た大勢の

イエスさまの公的な活動は 2 年から 3 年と言われます その短い時間の中で人々に与えた影響は 考えられないほど大きいものでした ここに今日 わたしたちが集まって礼拝しているのも そのせいです けれどもその 2 年ないし 3 年のイエスさまの活動はずっと順調であったわけではありません イエスを愛し慕

ダニエル書は終末についてどのように語っているか No.2 御使いガブリエルが告げた 七十週 の預言 聖書箇所 9 章 20 節 ~27 節 はじめに 前回はダニエル書 2 章から バビロンの王ネブカデネザルの見た正夢に ついて学びました その正夢は終わりの日に起こることを示されたものでした ダニエル

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牧会の祈り

B2 神はどのようなお方か 1Chro.29:10-12 Dt.10:12-13 Ps.95:1-7 B3 イエス キリストはどのようなお方か John.14:8-10 Mk.6:31-56 John.10:30-33 Heb.2: John.4:2-3 2John.7-10 B4 三位

(1) 神殿の聖所と至聖所を分ける幕である 1 長さが約 18 メートル 厚さが約 10 センチ 2この幕の内側に入れたのは 大祭司だけである それも年に一度だけ 3 大祭司 アロンの家系 ケハテ氏族 レビ族 イスラエルの民 全人類 (2) この幕が 上から下まで真っ二つに裂けた 1 神の御手がこれ

このメッセージは 父なる神について考えようとするものである Ⅰ. 聖書が使用する比喩的言葉 1. 神という言葉について (1) ヘブル語でエロヒム ( エル ) ギリシア語でセオス 1 普通名詞 神々を指す言葉である 2 日本語の神も 多くの神々を指す言葉である 3 聖書の神は どういう神かを示す必

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(1) 獣の形状 (1~2 節 ) (2) 獣の復活 (3~4 節 ) (3) 獣の支配 (5~8 節 ) (4) 励ましのことば (9~10 節 ) 3. 結論 : 反キリストはキリストの真似をする 反キリストの働きについて学ぶ Ⅰ. 獣の形状 (1~2 節 ) 1.1 節 Rev 13:1 また

5. 章節は後代に付加せられたもので 聖書記述者の考えや霊感は反映されていな いので注意が必要 Ⅰ イエスによる預言 (42~46) 1. マタイ 21:42 は詩篇 118:22 預言からの引用 家を建てる者たちの見捨てた石 それが礎の石になった これは主のなさったことだ 私たちの目には 不思議な

현장 전도를 위한 1단계 전도훈련교재 4

1 パンの家 という意味 農業生産の豊かな地 ダビデの町とも呼ばれた 2ガリラヤのベツレヘムと区別するために ユダヤのベツレヘムと書かれている 年代 200 軒の家 クリスチャンとイスラム教徒が平和に住んでいる 4 今日 パレスチナ自治区 2 万 2 千人 クリスチャンは迫害に会っている

2008 年 7 月 27 日 ( 日 ) 28 日 ( 月 ) ハーベストフォーラム東京創世記 8 創世記 8 創世記 3 章 14 節 ~24 節 アダム契約 イントロ : 1. 前回までの復習 (1) 創世記には 11 の区分 ( トルドット ) がある (2) 第 1のトルドットには 人類の

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は歯が痛くなるとズキンズキンとして何をしていても繰り返し襲って来る痛みに悩まされますが そのように 絶えず痛みがある と言わずにいられないような痛みを感じ続けていた 一体それはどんな悲しみ 痛みだったのでしょうか それが同胞ユダヤ人の不信仰に関することでした パウロがどんなに同胞 同国人のことを思っ

良いこと となります ともするとクリスチャンは こう考えやすいかもしれません 私は人がどう考えるかは気にしない 神がどう思われるかだけを心に留める と 確かにそこに真理はあるのですが そのあまり 人々がどう考えるかを顧慮しない傍若無人な態度を取るのが良いのではありません パウロはここで 人々がどう見

な声で私に呼びかけるのが聞こえたあの初めの声が言った ここに上れ この後 必ず起こる事をあなたに示そう (1) ヨハネは 7 つの教会への手紙の啓示を聞いた後 天の御座の幻を見た 1 その後 私は見た とは 時間の流れを示す言葉である (2) 招きの言葉がかかった 1 一つの開いた門があった * ヨ

sermon

2018 年 2 月 4 日 ( 日 ) 5 日 ( 月 ) 29 回 善行の勧めと信仰上の勧め 善行の勧めと信仰上の勧め ヘブル 13:1~17 1. はじめに (1) この手紙は ユダヤ教への回帰を考えていた第 2 世代のメシアニック ジューたちを励ますために書かれた 1 教理的学び 2 学んだ

(1) イゼベル 彼にとっては ネバテの子ヤロブアムの罪のうちを歩むことは軽いことであった それどころか彼は シドン人の王エテバアルの娘イゼベルを妻にめとり 行ってバアルに仕え それを拝んだ (1 列 16:31) 1オムリの子アハブは イゼベルと結婚し バアル礼拝をイスラエルに導入した 2 預言者

ヘブル人への手紙1章

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2000 年は二日です ですからこちらも 遅い! と言えるほど 時は経っていないと言えます もちろん 1000 年イコール一日と言われているのではなく 一日のようだと言われていますので 単純計算できる話ではないのですが 先ほど引用した詩篇 90 篇 4 節では 私たちの時間のはかなさ 些細さという側

Heb 11:23 信仰によって モーセは生まれてから 両親によって三か月の間隠されていました 彼らはその子の美しいのを見たからです 彼らは王の命令をも恐れませんでした (1) この節は モーセの信仰ではなく モーセの両親の信仰を記録している 1 彼らは その子の美しいのを見た * ギリシア語で ア

2017 年 2 月 21 日 ( 火 ) 60 分でわかる旧約聖書 (24) エレミヤ書 60 分でわかる旧約聖書 (24) エレミヤ書 1. はじめに (1) 預言者たちの中でのエレミヤの位置づけ 1 預言書を書いた預言者 (the writing prophet) * 王国が南北に分裂して以降

聖書に聞く会 ( 第 2 回 ) マルコによる福音書 1 章 1-8 節 2014 年 5 月 8 日 古本靖久 1 聖歌 60 番 ヨルダンのほとりヨハネはさけべり 2 お祈り 3 テキストの位置 今日の箇所はマルコ福音書のはじめの部分であり この福音書は何について書くのか決定づける所です 特に

に住む者に私たちの血の復讐をなさらないのですか (1) ここで場面は 地から天に移行する 1 大患難時代を通して継続している状況の描写である (2) ヨハネは キリストに対する信仰のゆえに殉教の死を遂げた人々の幻を見た 1 彼らは 祭壇の下にいた 2 旧約時代のいけにえの血が祭壇の土台に注がれたこと

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を与えられて 祈りつつ取り組んで行くように導かれる ですから私たちは自分の願い事を一方的に神に祈る祈りはやめて まず聖書を通してまず神を見上げること 御名を賛美することから始めたいのです そのような神への賛美また信仰告白から始まる祈りこそ祝福される祈りの基礎です さて第 2 の祈りは 御国が来ますよ

た 義認 の祝福を述べたものでしょうか しかしこの 1 節は 2 節の頭に なぜなら という言葉があるように 2 節と密接に関連しています ですから 2 節を見て行くことによって 1 節の意味を確かめることができます 2 節が述べていることは何でしょうか それは罪と死の原理からの解放です 私たちが

07/06/17  礼拝メッセージ  近藤修司 牧師

比喩:その他

Derek Prince Ministries Asia-Pacific THE TEACHING LEGACY OF DEREK PRINCE MINISTRIES ARCHIVE The Battlefield of the Mind - Derek

ヨハネの福音書講解 ヨハネの福音 ヨハネの福音書 21:15~25 1. 愛する 新改訳改訂第 3 版 ヨハネ 21:15 彼らが食事を済ませたとき イエスはシモン ペテロに言われた ヨハネの子シモン あなたは この人たち以上に わたしを愛しますか ペテロはイエスに言った はい 主よ 私があなたを愛

2016 年 12 月 10 日 ( 日 ) 11 日 ( 月 ) 16 回 ラッパの裁き 5 ラッパの裁き 5 黙 9:1~11 1. はじめに (1)6 章から 9 章までの流れ 16 章で 巻き物の封印が解かれる 最初の 6 つの封印 * ここから大患難時代が始まる 27 章は 挿入句である

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癒しの業と宣教 ( ルカ 4:38~44) 1) ルカ福音書講義 (23) 章 38 イエス 2) は会堂から立ちあがり シモンの家 3) に入った シモンのしゅうとめが 高熱 4) で苦しめられており 彼らは 5) 彼女のことをイエス 6) に願った 39 彼は彼女の枕

バプテスマのヨハネが逮捕されました その詳細はこのマルコの福音書 6 章に記されていますが ここではイェシュアが福音を宣べ伝え始めるきっかけとなっているように記されています つまりヨハネが捕らえられることと イェシュアがガリラヤに行って福音を宣べ伝え始めることには何等かの結びつきがあるということです

< 聖会説教 > 説教題 ; 思い切って大胆に 箇所 ; 使徒行伝第 4 章 23~31 節 説教者 ; 錦織寛師 第 65 回年会聖会 2013 年 3 月 27 日収録 錦織寛です えー この 4 月から 聖書学院の学院長という そういうこともありまして ほんとに皆さんが聖

* オバデヤがヨエルやエレミヤよりも前の預言者であることを考えると 前者の可能性が高いと思われる * オバデヤ書は 前 845 年前後に執筆されたと考えてよいだろう 4オバデヤは 小預言書の 12 人の預言者の中で最初に登場する預言者である (4) オバデヤ書のテーマ 1イスラエルに敵対する不信仰な

2013 年 5 月 26 日 ( 日 ) 27 日 ( 月 ) 61 回目 Ⅵ-057 獄中のバプテスマのヨハネ (1) 1 投獄されたという事実は すでにマタ 4:12 で紹介されていた 2 投獄の理由は マタ 14:3~4 で解説される 実は このヘロデは 自分の兄弟ピリポの妻ヘロデヤのことで

From the Pulpit of the Japanese Baptist Church of North Texas July 8, 2018 信仰の勇者 ギデオン士師記 7:1-7 7:1 さてエルバアルと呼ばれるギデオンおよび彼と共にいたすべての民は朝早く起き ハロデの泉のほとりに陣を取っ

24:24 それで わたしたちの仲間が数人 墓に行って見ますと 果して女たちが言ったとおりで イエスは見当りませんでした 24:25 そこでイエスが言われた ああ 愚かで心のにぶいため 預言者たちが説いたすべての事を信じられない者たちよ 24:26 キリストは必ず これらの苦難を受けて その栄光に入

サーチライト with Pastor Jon Courson 黙示録 22 章パート 2 1 サーチライト With Pastor Jon 黙示録 22 章パート 2 このメッセージはアップルゲートクリスチャンフェローシップの ジョン コーソン牧師が公開したメッセージを アメリカ在住の日本人クリスチ

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ペテロの第 2 のメッセージ (2) 使徒 3:17~26 1. はじめに (1) ペンテコステの日に教会が誕生した 1ペテロの第 1 回目のメッセージにより 3,000 人ほどの人たちが弟子となった 2 初代教会は 暖かさと畏怖の念が共存する群れであった 3 使徒たちによって多くの不思議としるしが行われた (2:43) 4そのひとつの例が 生まれつき足の不自由な人の癒しである * これは 迫害が始まるきっかけとなった奇跡である * これは ペテロに 2 回目のメッセージを語る機会を与えた奇跡である (2) 前回学んだ内容 ( ペテロの第 2 のメッセージの前半 ) 1ペテロは イスラエルの人々 という呼びかけでメッセージを始めた 2この男の癒しは 復活したイエスの力によるものである 3イエスを信じる信仰が この男を強くした 4 今回は 第 2 のメッセージの後半を学ぶ * ユダヤ人がユダヤ人に向けてメッセージを語っている * 旧約聖書を用いた伝道メッセージである (3) メッセージのアウトライン 1ユダヤ人たちの無知 (17~18 節 ) 2 悔い改めがもたらす 3 つの祝福 (19~21 節 ) 3モーセの預言 (22~24 節 ) 4アブラハム契約の子孫 (25~26 節 ) 結論 : (1) 使 1:6 への回答 Act 1:6 そこで 彼らは いっしょに集まったとき イエスにこう尋ねた 主よ 今こそ イスラエルのために国を再興してくださるのですか (2) 第 2 のメッセージの強調点 ペテロの第 2 回目のメッセージの後半を学ぶ Ⅰ. ユダヤ人たちの無知 (17~18 節 ) 1

1.17 節 Act 3:17 ですから 兄弟たち 私は知っています あなたがたは 自分たちの指導者たちと同様に 無知のためにあのような行いをしたのです (1) ここからペテロの語り口が変化する 1 ですから ではなく さて ( 新改訳 2017) がよい 2 イスラエルの人々 兄弟たち * 正式な呼称を用いた説明 親密な関係に基づく奨励 (2) 民は 指導者たちとともにイエスを拒否し 異邦人に引き渡した 1その原因は 無知 にある 2ホセ 4:6 Hos 4:6 わたしの民は知識がないので滅ぼされる / あなたが知識を退けたので / わたしはあなたを退けて わたしの祭司としない / あなたは神のおしえを忘れたので / わたしもまた あなたの子らを忘れよう (3) ユダヤ人たちは無知のためにイエスを拒否したと言えるだろうか 1イエスは 旧約聖書が預言するメシアであった 2イエスは 数々のしるしを行い ご自身がメシアであることを証明された 3しかしユダヤ人たちは イエスが受肉した人であることを認めなかった 4 彼らは メシアが勝利の王として来られると信じていた 5 彼らは イエスを詐欺師と考えた 6 恐らく イエスを殺すことが神への奉仕になると考えたことであろう (4) 無知で犯した罪は赦される 1 民 15:22~31 には あやまって罪を犯した場合の規定がある 2ルカ 23:34 Luk 23:34 そのとき イエスはこう言われた 父よ 彼らをお赦しください 彼らは 何をしているのか自分でわからないのです 彼らは くじを引いて イエスの着物を分けた 31 コリ 2:8 1Co 2:8 この知恵を この世の支配者たちは だれひとりとして悟りませんでした もし悟っていたら 栄光の主を十字架につけはしなかったでしょう 2.18 節 Act 3:18 しかし 神は すべての預言者たちの口を通して キリストの受難をあらかじめ語 っておられたことを このように実現されました 2

(1) ユダヤ人たちとは異なり 神は知識を持って行動された 1キリストの受難は 預言者たちの口を通して預言されていた 2キリストを苦しめたのは ユダヤ人たちであった 3そのユダヤ人たちに対して キリストはご自身を主 救い主として提示された 4ユダヤ人たちは キリストを通して罪の赦しを受けることができる Ⅱ. 悔い改めがもたらす 3 つの祝福 (19~21 節 ) 1.19~20 節 Act 3:19 そういうわけですから あなたがたの罪をぬぐい去っていただくために 悔い改めて 神に立ち返りなさい Act 3:20 それは 主の御前から回復の時が来て あなたがたのためにメシヤと定められたイエスを 主が遣わしてくださるためなのです (1) 使 2:38 と同じ勧めが語られる Act 2:38 そこでペテロは彼らに答えた 悔い改めなさい そして それぞれ罪を赦していただくために イエス キリストの名によってバプテスマを受けなさい そうすれば 賜物として聖霊を受けるでしょう (2) 悔い改めとは イエスに関する認識を変えることである 1イエスを主として また 救い主として受け入れることである 2 悔い改めは 3 つの祝福をもたらす 3このメッセージは イスラエルの人々に向けて語られていることを覚えよう (3)1 番目の祝福は 罪の赦しである 1 誰であっても 悔いあらためるなら 罪をぬぐいさっていただける (4)2 番目の祝福は 千年王国の到来である 1イスラエルの民族的悔い改めが 民族的救いと祝福の前提である 2 回復の時 とは 千年王国の成就の時である 3 訳文の比較 * 回復の時 ( 新改訳 )( 新改訳 2017) * 慰めの時 ( 新共同訳 )( 口語訳 ) * 慰安( なぐさめ ) の時 ( 文語訳 ) 4 回復の時 が千年王国を指していることは 次に続く節からも明らかである 3

(5)3 番目の祝福は メシアの再臨である 1 あなたがたのためにメシヤと定められたイエスを 主が遣わしてくださる 2 メシアの再臨と千年王国の成就は 連動している 2.21 節 Act 3:21 このイエスは 神が昔から 聖なる預言者たちの口を通してたびたび語られた あの万物の改まる時まで 天にとどまっていなければなりません (1) 万物の改まる時 とは 千年王国のことである 1 万物 とは 霊的なものだけではない 2イエスは 千年王国が成就するまでは天に留まっている 3この聖句を根拠に 患難期後携挙説を主張する人がいる * 彼らは 携挙と再臨は同時に起こると考えている (2) その主張に対する反論 1 携挙は 教会が天に上げられることである 2ユダヤ人信者も異邦人信者も 教会の一員となった者は携挙に与る 3その時イエスは 空中で信者を迎える * 携挙は いつでも起こり得る 4 携挙以降に信仰を持ったユダヤ人たちは 再臨の時にイエスに出会う Ⅲ. モーセの預言 (22~24 節 ) 1.22~23 節 Act 3:22 モーセはこう言いました 神である主は あなたがたのために 私のようなひとりの預言者を あなたがたの兄弟たちの中からお立てになる この方があなたがたに語ることはみな聞きなさい Act 3:23 その預言者に聞き従わない者はだれでも 民の中から滅ぼし絶やされる (1) メシアの来臨を預言した旧約聖書の預言者の例として モーセが上げられる 1イエスは モーセのような預言者である 2モーセはメシアの到来を預言し イエスはそれを成就した 3モーセもイエスも 神によって立てられた預言者である 4ユダヤ人の間には メシアはモーセのような預言者 という認識があった Joh 6:14 人々は イエスのなさったしるしを見て まことに この方こそ 世に来られるはずの預言者だ と言った Joh 7:40 このことばを聞いて 群衆のうちのある者は あの方は 確かにあの預言者なの 4

だ と言い (2) ペテロは 申 18:19 の警告のことばを引用する Deu 18:19 わたしの名によって彼が告げるわたしのことばに聞き従わない者があれば わたしが彼に責任を問う 1もちろん 不信仰な者は永遠の刑罰を受けるというのはその通りである 2この文脈では 不信仰なユダヤ人は神の訓練を受けるという意味である 2.24 節 Act 3:24 また サムエルをはじめとして 彼に続いて語ったすべての預言者たちも 今の時について宣べました (1) 回復の時 が預言されていたことを強調するために 他の預言者にも言及する 1 今の時 ( 新改訳 )( 新改訳 2017)( 新共同訳 ) 2 この時 ( 口語訳 )( 文語訳 ) 3サムエルを初めとするすべての預言者たちが 千年王国について預言した 4 地上における千年王国は ヘブル的希望である Ⅳ. アブラハム契約の子孫 (25~26 節 ) 1.25 節 Act 3:25 あなたがたは預言者たちの子孫です また 神がアブラハムに あなたの子孫によって 地の諸民族はみな祝福を受ける と言って あなたがたの父祖たちと結ばれたあの契約の子孫です (1) イスラエルの民は アブラハム契約の約束と祝福の受け手である 1 他のどの民族よりも 彼らはイエスをメシアとして受け入れるべきである 2しかし 彼らはイエスを拒否した 3ここに ユダヤ人伝道のパラドックス ( 逆説 ) がある 2.26 節 Act 3:26 神は まずそのしもべを立てて あなたがたにお遣わしになりました それは この方があなたがたを祝福して ひとりひとりをその邪悪な生活から立ち返らせてくださるためなのです (1) 神は 主のしもべイエスをすでに遣わしてくださった 1そのイエスを信じるなら 罪赦され 邪悪な生活から立ち返ることができる 5

結論 : 1. 使 1:6 への回答 Act 1:6 そこで 彼らは いっしょに集まったとき イエスにこう尋ねた 主よ 今こそ イスラエルのために国を再興してくださるのですか (1) ペテロは 千年王国の成就の時について無知であった (2) しかし 聖霊によって教えられた彼は それを理解するようになった (3) 千年王国の成就に至る道 1イスラエルの民の民族的回心 2 彼らが メシアに呼びかける Mat 23:39 あなたがたに告げます 祝福あれ 主の御名によって来られる方に とあなたがたが言うときまで あなたがたは今後決してわたしを見ることはありません * バルフハババシェムアドナイ 3メシアの再臨 4 千年王国の成就 Mat 19:28 そこで イエスは彼らに言われた まことに あなたがたに告げます 世が改まって人の子がその栄光の座に着く時 わたしに従って来たあなたがたも十二の座に着いて イスラエルの十二の部族をさばくのです 2. ペテロの第 2 のメッセージの強調点 (1) これは ユダヤ人がユダヤ人に語ったメッセージである (2) 中心テーマは 教会ではなく 千年王国である 1ユダヤ人の救いが メシアの再臨と千年王国をもたらす (3) 強調点は ユダヤ人個人の救いではなく ユダヤ人の民族的救いである (4) ペテロは 千年王国の到来を早めるためのメッセージを語っている (5) 異邦人である私たちの応答 1レムナント ( ユダヤ人の信者たち ) への感謝 * 彼らがいなければ 今の教会は存在しない 2アブラハム契約がユダヤ的契約であることの認識 * 異邦人信者は この契約の祝福に接ぎ木された 3ユダヤ人伝道の優先性の認識 * メシアの再臨と千年王国の成就は ユダヤ民族の救いにかかっている 6