Microsoft Word - シバソク品質保証体制 _Rev.8.5_.doc

Similar documents
品質マニュアル(サンプル)|株式会社ハピネックス

<90528DB88EBF96E2955B2E786C73>

目次 4. 組織 4.1 組織及びその状況の理解 利害関係者のニーズ 適用範囲 環境活動の仕組み 3 5. リーダーシップ 5.1 経営者の責務 環境方針 役割 責任及び権限 5 6. 計画 6.1 リスクへの取り組み 環境目標

ISO 9001:2015 から ISO 9001:2008 の相関表 JIS Q 9001:2015 JIS Q 9001: 適用範囲 1 適用範囲 1.1 一般 4 組織の状況 4 品質マネジメントシステム 4.1 組織及びその状況の理解 4 品質マネジメントシステム 5.6 マネジ

018QMR 品質計画書作成規程161101

5、ロット付番

<4D F736F F D20939D8D87837D836A B B816996E BB8DEC8F8A816A F90BB8DEC E646F63>

どのような便益があり得るか? より重要な ( ハイリスクの ) プロセス及びそれらのアウトプットに焦点が当たる 相互に依存するプロセスについての理解 定義及び統合が改善される プロセス及びマネジメントシステム全体の計画策定 実施 確認及び改善の体系的なマネジメント 資源の有効利用及び説明責任の強化

ISO 9001:2015 改定セミナー (JIS Q 9001:2015 準拠 ) 第 4.2 版 株式会社 TBC ソリューションズ プログラム 年版改定の概要 年版の6 大重点ポイントと対策 年版と2008 年版の相違 年版への移行の実務

Microsoft Word - ISO 9001要求事項のエッセンス 改 国府保周

16年度第一回JACB品質技術委員会

ISO9001やさしい規格解釈

Microsoft Word - 04_品質システム・品質保証モデル_TCVNISO doc

自己点検・評価表

<4D F736F F D208DBB939C97DE8FEE95F18CB48D EA98EE58D7393AE8C7689E6816A2E646F63>

Microsoft Word - ZQMm品質マニュアル

図表 11に都道府県別取得件数 ( 上位 10 位 ) を 図表 12に産業分野別取得件数 ( 上位主要産業分野 ) を 図表 13に産業分野別取得件数の推移を示します 産業分野別件数 ( 図表 12) では最も多いのが 建設 の15,084 件 次いで 基礎金属 加工金属製品 の6,434 件 電

<4F F824F B4B8A B818E968D802E786C73>

8. 内部監査部門を設置し 当社グループのコンプライアンスの状況 業務の適正性に関する内部監査を実施する 内部監査部門はその結果を 適宜 監査等委員会及び代表取締役社長に報告するものとする 9. 当社グループの財務報告の適正性の確保に向けた内部統制体制を整備 構築する 10. 取締役及び執行役員は

何故 2 つの規格としたのですか (IATF 16949:2016 及び ISO 9001:2015)? 2 つの規格となると 1 つの規格の場合より, 読んで理解するのが非常に難しくなります 1 まえがき 自動車産業 QMS 規格 IATF と ISO との間で,IATF を統合文書と

SJAC規格の作成及び発行手順

4.7.4 プロセスのインプットおよびアウトプット (1) プロセスへのインプット情報 インプット情報 作成者 承認者 備 考 1 開発に関するお客様から お客様 - の提示資料 2 開発に関する当社収集資 リーダ - 料 3 プロジェクト計画 完了報 リーダ マネージャ 告書 ( 暫定計画 ) 4

Microsoft PowerPoint - ISO9001規格要求事項の理解

SGEC 附属文書 理事会 統合 CoC 管理事業体の要件 目次序文 1 適用範囲 2 定義 3 統合 CoC 管理事業体組織の適格基準 4 統合 CoC 管理事業体で実施される SGEC 文書 4 CoC 認証ガイドライン の要求事項に関わる責任の適用範囲 序文

ISO9001:2015内部監査チェックリスト

QMSにおける是正措置

Microsoft Word - 規則11.2版_FSSC22000Ver.4特例.doc

Microsoft Word - con 監査チェックリスト QMR

<4D F736F F D2095B68F E838A F939D8D8794C55F>

<4D F736F F D F815B B E96914F92B28DB8955B>

AAプロセスアフローチについて_ テクノファーnews

bS.6項 購買

PowerPoint プレゼンテーション

< C94C593E095948AC48DB E838A F902E786C7378>

ISO19011の概要について

恣意的に限定した適用範囲になっていませんか 主力サイトは適用範囲外になっていませんか ( 当該サイト活動を適用範囲外することにより経営的に大きな影響を受けていませんか ) 環境マネジメントシステムの意図した成果 ( 箇条 4.1) に影響する部門 部署を除外していませんか 適用範囲に含まれるサイトと

FSMS ISO FSMS FSMS 18

フセハツ工業株式会社 品質マニュアル

精米 HACCP 規格 ~ 精米工場向け HACCP 手法に基づく 精米の食品安全 品質管理 衛生管理 食品防御の取組み ~ 第 1 版 2016 年 3 月 16 日 第 1 目的一般社団法人日本精米工業会の精米 HACCP 規格は 精米工場で製造する精米が消費者及び実需者より信頼される製品精米と

< C582C C58B4B8A6982C682CC95CF8D58935F88EA C30382D31312D33302E786C73>

<4D F736F F F696E74202D2091E6368FCD5F95F18D908B7982D D815B >

ISO9001:2015規格要求事項解説テキスト(サンプル) 株式会社ハピネックス提供資料

目 次 1. タムラグループの環境活動 1 2. グリーン調達基準 1 第 1 章総則 1 第 2 章取引先様への要求事項 3 第 3 章材料 部品等の選定基準 3 第 4 章取引先様への調査内容 4 附則 5

よくお聞きする内部監査の課題 課題 1 毎年 同じチェックリスト ( 同じ質問 ) 課題 2 内部監査への積極的関与が乏しい 課題 3 形式的で 実用的でない ( 審査のためのもの ) 課題 4 あら探しになっている 課題 5 質問が抽象的でわかりにくい 課題 6 文書と記録ばかり求める課題 7 不

実地審査チェックリスト (改 0) QA-057_____

Motor einer modernen Gesellschaft

出荷可否の判定に関する手順書作成モデル

Microsoft Word - 品質マニユアル2015.doc

目 次 1. 適用範囲 P5 2. 引用規格 P6 3. 用語及び定義 P6 4. 組織の状況 P7 4.1 組織及びその状況の理解 P7 4.2 利害関係者のニーズ及びと期待の理解 P7 4.3 品質マネジメントシステムの適用範囲の決定 P7 4.4 品質マネジメントシステム及びプロセス P7 5

目次 1. 一般 目的 適用範囲 参照文書 用語及び定義 内部監査 一般 内部監査における観点 内部監査の機会 監査室

JIS Q 27001:2014への移行に関する説明会 資料1

Microsoft Word - 内部統制システム構築の基本方針.doc

説明項目 1. 審査で注目すべき要求事項の変化点 2. 変化点に対応した審査はどうあるべきか 文書化した情報 外部 内部の課題の特定 リスク 機会 利害関係者の特定 QMS 適用範囲 3. ISO 9001:2015への移行 リーダーシップ パフォーマンス 組織の知識 その他 ( 考慮する 必要に応

Microsoft Word - ZQEM統合マニュアル

4.4 マネジメントシステム プロセス 5 リーダーシップ 5.1 リーダーシップ コミットメント 組織の状況を考慮し リスク ( 不確かさに影響 ) 及び機会 ( 何かをするのによい時期 ) として取り組むことを決定した情報から適用範囲に含まれていない範囲が存在していませんか恣意的に限定した適用範

日本ナレッジ マネジメント学会東海部会季報 Apr.2008 ISO9001 とナレッジ マネジメント 目次 1. ISO9001 認証取得社数の状況 2. 認証取得企業の業界ごとのマネジメントレベルの格差 3. ISO9001 取得企業の品質レベルとナレッジ共有の優劣差 1) 品質マネジメントの優

IR用小冊子200611流し込み

事業概要 事業概要 確認日 1. 事業概要の把握 従業員数 操業日数 操業時間 約 名 約 日 午前 時 ~ 午後 時 製造銘柄数 製造数量( 単位をそれぞれ選択 ) 約 銘柄 月産 kg 日産 約 トン 組織図 工場全体図 設備リスト 帳簿書類リスト 製品リスト 別添 1 組織 体制図のとおり別添

文書管理番号

1 適用範囲 2 引用規格 3 用語の定義 69の用語 4- 組織の状況新規 4.1- 組織とその状況の理解 [1] 2 組織は 組織組織の目的目的と戦略戦略の方向方向に関係する内外の課題課題を決定しなければならない これらの課題は 想定された結果を達成する上で品質マネジメントシステムの能力に影響す

品質マニュアル

パラダイムシフトブック.indb

1 監督 検査の意義監督 検査は 会計法 に基づき 契約の適正な履行を確保するための手段です 監督は 通常 製造又は役務の請負契約の履行過程において 必要な立会 工程管理 材料 部品等の審査又は試験 細部設計書の審査 承認等の方法により 検査では確認できない部分について 契約物品に対する要求事項が確

何故 2 つの規格としたのですか (IATF 16949:2016 及び ISO 9001:2015)? 2 つの規格となると 1 つの規格の場合より, 読んで理解するのが非常に難しくなります 1 まえがき 自動車産業 QMS 規格 IATF と ISO との間で,IATF を統合文書と

製品含有化学物質管理規定【第七版】

目 次 1. 適用範囲 P4 2. 引用規格 P5 3. 用語及び定義 P5 4. 組織の状況 P6 4.1 組織及びその状況の理解 P6 4.2 利害関係者のニーズ及びと期待の理解 P6 4.3 環境マネジメントシステムの適用範囲の決定 P6 4.4 環境マネジメントシステム P6 5. リーダー

目次 表紙... 1 目次... 2 改訂記録 目的 対象 製造部門 品質部門組織 PET 薬剤製造施設 ( 施設長 ) の責務 製造管理者の責務 各責任者の責務... 7 ( 別紙 1) (

Microsoft Word EMS i47-48.\.....j+.doc

バリデーション基準 1. 医薬品 医薬部外品 GMP 省令に規定するバリデーションについては 品質リスクを考慮し 以下の バリデーション基準 に基づいて実施すること 2. バリデーション基準 (1) バリデーションの目的バリデーションは 製造所の構造設備並びに手順 工程その他の製造管理及び品質管理の

Microsoft Word - con 監査チェックリスト EMR

5) 輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し これを適確に実施する こと ( 輸送の安全に関する目標 ) 第 5 条前条に掲げる方針に基づき 目標を策定する ( 輸送の安全に関する計画 ) 第 6 条前条に掲げる目標を達成し 輸送の安全に関する重点施策に応じて 輸送の安全を確 保

< D92E8955C81698D488E968AC4979D816A2E786C73>

日本機械学会 生産システム部門研究発表講演会 2015 資料

フセハツ工業株式会社 品質マニュアル

不具合情報受付管理 DB 不具合情報対応情報要因 履歴登録 設備情報 不具合情報 対応情報 不具合 ( 履歴 ) 情報 機器仕様 納入情報 機器部品情報 関連資料 機器情報 交換部品情報 交換履歴 交換部品情報 保有部材管理 DB 保有部材管理 不具合情報 不具合先情報 不具合復旧情報 受付情報 対

上場会社監査事務所登録制度に係る規定要綱案

15 変更管理

[ 指針 ] 1. 組織体および組織体集団におけるガバナンス プロセスの改善に向けた評価組織体の機関設計については 株式会社にあっては株主総会の専決事項であり 業務運営組織の決定は 取締役会等の専決事項である また 組織体集団をどのように形成するかも親会社の取締役会等の専決事項である したがって こ

<4D F736F F D CFC8BCDED2DDC4DACBDEADB08EC08E7B977697CC D53816A>

京橋スマートコミュニティ協議会 制定 改訂履歴 改廃年月日版改訂理由作成者承認者 制定 XXXX XXXX 一次審査 XXXX XXXX 2/21

配付番号 : 管理区分 管理文書 文書番号 QMS-A-01 制定日 改訂日 改訂番号 1 購入希望の場合は ページ最後の購入方法をご確認ください 修正可能なワードファイルで提供しています 建設業向けサンプル 品質マニュアル JIS

<4D F736F F F696E74202D F824F94468FD88EE693BE B F815E8AE989E F188C48F91205B8CDD8AB B83685D>

5. 文書類に関する要求事項はどのように変わりましたか? 文書化された手順に関する特定の記述はなくなりました プロセスの運用を支援するための文書化した情報を維持し これらのプロセスが計画通りに実行されたと確信するために必要な文書化した情報を保持することは 組織の責任です 必要な文書類の程度は 事業の

中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律第 7 条第 1 項に規定する説明書類 奄美信用組合 奄美信用組合は 奄美地区における金融の円滑化への取り組みをこれまで以上に強化するとともに その取り組み姿勢をお客様にご理解していただき 借入の条件変更等に関する ご要望 ご相談に迅速

スライド 1

目次 0. 序文 適用範囲 引用文書 定義 認証機関 認証機関の評価要員 型式認証 部品認証 プロトタイプ認証 評価報告書 評価結果のレビ

JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1

生産ライン・設備機器メーカー双方の課題をIoTで解決!

<4D F736F F D2093FA96F AD D B9F8B8B834B >

管理区分 非管理版 文書番号 PMS-007 制定年月日 改訂年月日 改訂番号 1 購入希望の場合は P マークの取得及び更新に必須となる文書のサンプルです ページ最後の購入方法をご確認ください 修正可能なワードファイルで提供して

Taro-〔別添様式〕「認証取得の活用について(建築)」

品質マニュアル改定履歴 符号 年月日 改定内容 改定箇所 責任者 初版 新規制定 塚本 アウトソースの項目を追記 4-1 業務フローチャート 塚本 ISO に準じた全面見直し 塚本

15288解説_D.pptx

Microsoft Word - JSQC-Std 目次.doc

第三者による品質証明制度について 参考資料 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism

セイコーエプソン半導体製品品質保証ガイドブック Rev.1.5

SEI購入・外注先品質管理ガイドライン(お取引先様向け)(版B)

説明項目 1. 審査で注目すべき要求事項の変化点 2. 変化点に対応した審査はどうあるべきか 文書化した情報 外部 内部の課題の特定 リスク 機会 関連する利害関係者の特定 プロセスの計画 実施 3. ISO 14001:2015への移行 EMS 適用範囲 リーダーシップ パフォーマンス その他 (

Microsoft PowerPoint - WG3†ı

ISO 9001 ISO ISO 9001 ISO ISO 9001 ISO 14001

Transcription:

株式会社シバソク 品質保証体制品質 & 信頼性 作成品質管理部門 2019 年 04 月 (Rev.8.5)

シバソク品質保証体制当社は品質に対する基本理念 お客様の立場にたち 常にクオリティアップとイノベーションに努める のもとに日々品質向上に努めております その一環としてマネジメントシステムの国際規格である ISO9001 を取得しております 品質方針基本理念 お客様の立場にたち 常にクオリティアップとイノベーションに努める 品質方針お客様のニーズとご満足にお応えし また関連法規の遵守及び社会的要求事項を配慮した製品設計 サービスを行うため 以下の方針を定める 1. 品質の向上 改革を誠意と技術とスピードで実践する 2. 顧客の満足と社会の信頼に応える製品を提供する 3. 提供する製品 サービスの品質 信頼性の継続的改善に努める この品質方針は 社内コミュニケーションのあらゆる手段を通じて全社員に周知徹底する 上記の品質方針達成の為 品質マネジメントシステムを確立し 年度毎の品質目標を設定 実行し 定期的にレビューし その有効性を継続的に改善する 株式会社シバソク代表取締役社長重崎隆 この ISO9001 のシステムを活用し 製造段階での不良発生を防ぐとともに 製品の出荷までには各工程内での検査 最終検査等を確実に行うシステムが確立されており 不良製品の流出を防止しております また 製品の信頼性 安全性を高める為 新製品の認定制度を導入しており より質の高い製品開発に取組んでおります 組織図 Copy 1

教育 訓練体系 製品ではなく商品 そしてその信頼性は社員が作るものであり 社員の意識向上と自覚が必要と考えております この為当社の教育 訓練は 長期的経営計画に立って 計画的かつ継続的に行われるよう 以下の方針を定め 実施しております (1) 教育 訓練は 単に社員の職務遂行能力の向上にとどまらず 各自が向上意欲に燃え 自ら学ぼうとする姿勢の強化に努めます (2) 教育 訓練は 長期的視野に立ち経営者 社員 顧客 社会のニーズを踏まえて立案します (3) * 三現主義の考えを取り込んだ教育に重点を置き 実施して行きます * 三現主義とは 現場 現物 現実という 3 つの現 を重視する考え方のことです この 3 つの現 を重視しなければ 物事の本質を捉えることが難しいと言われています 当社の教育体系及びその内容を以下の図に表わします 教育 訓練内容 (1) 階層別教育職場規律 秩序の維持 向上職位 階層ごとの役割 知識 技能の修得安全 衛生についての知識の習得 (2) 職能別教育専門分野また担当職務の知識 技術の修得と維持 向上 (3) 職務教育職務に必要な知識 技能の修得と維持 向上社内資格習得のための知識 技能の修得社内資格認定者の知識 技能の維持 向上 (4) 品質システム教育品質信頼性向上のための知識習得 意識向上内部監査員認定の為の教育 2

契約プロセス 設計プロセス客満足第一製造資料作成 移管顧購買/製造プロセスクレーム 不適合管理プロセス 製品品質保証体制 組織当社は お客様の立場にたち 常にクオリティアップとイノベーションに努める を理念に 品質は作りこむものと考え 設計 製造 検査 出荷までの全てのプロセスにおいて品質保証活動に取組んでおります 製品品質保証プログラムフローチャート シバソク品質保証体系概略イメージ ( 推進主体 ) 受注顧客 営業部門 開発 技術部門 購買部門 ( 生産管理 ) 品質管理部門 情報 顧客 市場ニーズ要求事項確認 基本ルート情報ルート 契約内容の確認 開発計画 ( 新規開発企画書 設計計画書 ) デザインレビュー 1( 構想設計 ) デザインレビュー 2( 詳細設計 ) 試作 / 実機作成 設計検証 妥当性の確認 製品認定 工程内検査 生産計画 生産体制検討製造指図書発行 外注評価 選定部材発注受入検査製造最終検査 納品 梱包 出荷 不適合品 異常情報の管理 不適合発生原因調査 対策管理 内部品質監査 クレーム情報 クレーム管理 原因調査 是正処置 効果の確認 / 予防処置 クレーム報告 3

設計管理 新製品企画 : 市場ニーズあるいはお客様のご要望を十分調査した上で その期待に応えることのできる製品企画を行います FMEA: 新製品企画の段階では FMEA を取り入れ 過去のデータ等活用し起こりえる故障とその原因 影響度等を分析し リスクに応じた対策を行っております デザインレビュー : 開発担当部門により作成された開発計画書を元に 生産部門 品質管理部門等 関係する部門により審査を行い 問題点の抽出を行います デザインレビューは以下の 2 種類があります 構想設計デザインレビュー : 開発開始の段階で行うもので 関係部門の代表者により様々な確度から開発計画の妥当性を審査します 詳細設計デザインレビュー : 構想設計が進んだ段階で 使用回路等 より専門的な内容で行います 設計検証 : 開発の適切な段階に置いて 試作回路によるシミュレーション等を行い 開発のアウトプットが当初の企画仕様を満足しているか検証を行います 安全性試験 信頼性試験 環境試験 : 試作品が完成した段階で安全規格に基いた安全試験 信頼性を評価する為の高温エージングや温度サイクル試験 可搬型の製品に付いては振動試験等を実施します 妥当性確認 : 完成した試作品は実際の使用状況等を想定した性能 使い勝手等を使用者の立場から 問題がないかを検証します 製品認定 : 品質管理部門では完成した製品に対して 開発段階での検証で見落とし等がないか 必要な検証が行われているか等を中心に確認を行い 品質管理部門の承認を受けたものが新製品として出荷される事になります 製造管理 購買 : 購買部門においては 製品毎の構成部材を生産管理システム内に登録し 製造計画が立った時点で一括発注を行い 短納期での入手を促進しています また新規に導入する部品に関しては新規登録部品の認定制度に従い 開発部門 品質管理部門 購買部門においてその部品の信頼性 納期等を調査した上で当社の使用可能部品として登録を行います 生産管理 : 受注状況を確認して 製造計画を立案し 生産管理システム MIRAI システムにより 部材の在庫状況 協力工場への発注状況 最終検査状況 在庫の状況までを一括して管理しております 4

協力工場管理 : 製造工程の一部を委託する協力工場は 技術力 使用している設備 生産能力などを総合的に評価し 登録を行っております また 品質管理部門では これらの能力は定期的または臨時に調査を行い 品質の維持 向上を行っております 受入検査 : 協力工場より納入された部品 製品はその仕様に応じ 資材部門 技術部門において受入検査を行っております 工程内検査 : 技術部門における製造工程の一つとして 製品仕様 特性が間違いなく満足しているか 検査要領書等を元に行っており その結果として 1 台 1 台に対して試験の成績書を作成し検査記録として保管しております 製造工程 エージング中の製品 出荷検査 : 品質管理部門では技術部門での検査結果の確認および基本的な動作確認 安全性の試験を行い 問題無いと判断した製品を出荷担当部門へ引き渡しております 全ての工程において発生した品質に関わる問題に対して 社内規定に従い品質管理部門が関わり最終的な判断を行います クレーム管理フィールドで発生したクレームは全て品質管理部門へ集約され 品質管理部門が主体となって原因の追求 再発防止策の実施を行い その情報は全社的な問題として共有化を進めております また 発生原因の追究や対策を検討し 製品の改善に努めております 5

工程内不良管理製造工程で発生した問題は品質管理部門の主導により 原因追求 再発防止の対策を立案 実施します 問題発見部門より品質管理部門へ報告が行われ その問題に対する処置を監視し 対策等に不備があった場合には正しい処置が行われるように指導 指示を行います また 関係部門を召集し問題点 対策の報告を行い これらの情報の共有化を図っています また 品質管理部門では独自に不良解析を行い 原因分析 対策の検討 実施を行っております 解析用設備 ( 例 ) 部品解析用研磨機 工程内異常管理フロー BGA ハンダボールのボイド発生状況 () 主幹部門 品質管理部門 発見部門 処置部門 不適合の発生 ( 発生報告書起票 ) 受付 内容確認 原因調査 不適合品処置 ( 現品処置 ) 是正処置 ( 再発防止策 ) の立案 是正処置の実施 報告書作成 不合格対策会議 ( 是正処置実施の確認 効果の確認 ) 予防処置 水平展開 ( 他製品への影響 ) 環境管理工場内は作業服 作業靴 作業机等には静電気対策品を導入し またリストストラップの使用等により静電気対策を行っています また工場内は温度 湿度を一定に保ち製品への影響を抑えています 文書管理当社では文書管理システムを導入し 回路図 組立図 取扱説明書 試験成績書等を始めとする図面 技術文書類の一括管理を行い 常に最新版あるいは必要な文書が確実に発行できる体制を構築しております 6

計測器 トレーサビィリティの管理計測器の精度を保証する為 国家基準へのトレーサビィリティが求められています 使用する計測器は全て品質管理部門で管理し 計測器の精度 トレーサビィリティの管理を行っており 品質管理部門の校正室で使用する標準器は 日本電気計器検定所 (JEMIC) 日本品質保証機構 (JQA) 等 公的機関による校正を受けております 内部品質監査年 2 回 品質管理部門が中心となって ISO9001 の品質マネージメントシステムに基き内部品質監査を実施し 顧客要求 製品設計 製造に要求される適合性および有効性についての検証を行っております 7