Ⅱ 高校進学等支援プログラム 平成 29 年 8 月版 神奈川県保健福祉局 福祉部生活援護課

Similar documents
ÿþ

2 学校は 防災や防犯についての体制作りや情報収集を適切に行っている 十分 おおむね十分 やや十分 不十分 分からない 不明 計 学校は 防災や防犯についての体制作りや情報収

学校評価保護者アンケート集計結果 2 学校は 防災や防犯についての体制作りや情報収集を適切に行っている 十分 おおむね十分 やや十分 不十分 分からない 不明

)各 職場復帰前 受入方針の検討 () 主治医等による 職場復帰可能 との判断 主治医又はにより 職員の職場復帰が可能となる時期が近いとの判断がなされる ( 職員本人に職場復帰医師があることが前提 ) 職員は健康管理に対して 主治医からの診断書を提出する 健康管理は 職員の職場復帰の時期 勤務内容

教育調査 ( 教職員用 ) 1 教育計画の作成にあたって 教職員でよく話し合っていますか 度数 相対度数 (%) 累積度数累積相対度数 (%) はい どちらかといえばはい どちらかといえばいいえ いいえ 0

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

éłƒè¨‹è¡¨ï¼‹äº‰æ¥�曕;3ã†¤å’‹ã‡‘ã†łã†¦.xlsb.xlsx

調査結果概要 ( 旭川市の傾向 ) 健康状態等 子どもを病院に受診させなかった ( できなかった ) 経験のある人が 18.8% いる 参考 : 北海道 ( 注 ) 17.8% 経済状況 家計について, 生活のため貯金を取り崩している世帯は 13.3%, 借金をしている世帯は 7.8% となっており

家庭における教育

児童発達支援又は放課後等デイサービス事業に係る自己評価結果公表用(あかしゆらんこクラブ)

<4D F736F F D2094C68DDF94ED8A518ED28E E E2E646F6378>

4 選抜方法 ( 1 ) 選抜の方法 学力検査の成績 調査書の得点 第 2 日の検査 ( 面接 ) の得点 を全て合計した 総得点 により順位をつけ 各選抜資料の評価等について慎重に審議しながら 予定人員までを入学許可候補者として内定する < 総得点の満点の内訳 > 調査書の得点第 2 日の検査学力

府立高校 <P138> 支援学校 <P138> 保健センター <P139> 支援の必要な家庭の発見 子ども 保護者 親族からの相談 登校状況などを通して支援の必要な家庭を発見 (P50 表 2-3-4) 4 割程度が保護者の相談支援を実施 (P4 図 2-1-2) ケースに対応する中での課題として

ã•⁄社僖çfl¨ã‡¢ã…³ã‡±ã…¼ã…‹ 2018ã••11朋.xls

学力向上のための取り組み

2.3.事前に調べておこう

4 選抜方法 (1) 選抜の方法 本校の 期待する生徒像 に基づき, 学力検査の成績, 調査書, 面接の結果 等を総合的に判定して入学者の選抜を行う ア 下表のとおり合計点を算出する 学力検査 調査書 5 教科の 教科の学習の記録 出欠 行動 特別活動 部活動等 面接 得点合計 の記録 の記録 の記

Microsoft Word - H3101houkoku.docx

Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

別添 事業者向け放課後等デイサービス自己評価表 及び 保護者等向け放課後等デイサービス評価表 について 放課後等デイサービスガイドライン ( 以下 ガイドライン ) は 放課後等デイサービス事業所における自己評価に活用されることを想定して作成されたものですが 各事業所で簡易に自己評価を行うことができ

実施年月日平成 9 年 4 月 日実施者名松崎俊法 理念 基本方針 Ⅰ 福祉サービスの基本方針 理由も解って業務を行っている だいたい理由を理解して業務を行っている 実施していない Ⅰ--()- 理念が明文化されている 法人 保育所の理念 保育理念が文書 ( 事業計画等の法人 事業所内文書や広報誌

札幌市地域ケア会議推進事業実施要綱

ファーストケアチーム 事業実施マニュアル 阿南市保健福祉部福祉事務所 介護 ながいき課 平成 28 年 6 月作成

1 発達とそのメカニズム 7/21 幼児教育 保育に関する理解を深め 適切 (1) 幼児教育 保育の意義 2 幼児教育 保育の役割と機能及び現状と課題 8/21 12/15 2/13 3 幼児教育 保育と児童福祉の関係性 12/19 な環境を構成し 個々 1 幼児期にふさわしい生活 7/21 12/

生活困窮者自立支援制度の全体像 自立相談支援事業 緊急に衣食住の確保が必要な人 一時生活支援事業 住居喪失者に対し一定期間 衣食住を提供 生活保護に至る前の段階から早期に支援 再就職のために居住の確保が必要な人 住居確保給付金 就職活動中の家賃費用を有期で支給 生活と就労に関する支援員を配置し 他施

居宅介護支援事業者向け説明会

tokusyu.pdf

2013 年度 統合実習 [ 表紙 2] 提出記録用紙 5 実習計画表 6 問題リスト 7 看護過程展開用紙 8 ( アセスメント用紙 1) 9 ( アセスメント用紙 2) 学生証番号 : KF 学生氏名 : 実習期間 : 月 日 ~ 月 日 実習施設名 : 担当教員名 : 指導者名 : 看護学科

Taro-07_学校体育・健康教育(学

2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

体験! シューカツ面接官 高校生と保護者を対象としたある調査では 子どもへの進路選択のアドバイスが難しい と感じる保護者は約 7 割ありました 理由は 社会がどのようになっていくか予想がつかない からだといいます しかし どのように社会環境が変わろうとも 親から子への普遍的なアドバイスもあると思いま

報道関係各位 2012 年 1 月 25 日 株式会社ベネッセコーポレーション 代表取締役社長福島保 高校受験調査 ~ 高校 1 年生は自らの高校受験をどのように振り返っているのか ~ 高校受験を通じて やればできると自信がついた 71% 一方で もっと勉強しておけばよかった 65% 株式会社ベネッ

案3                            ⑤なかまの誘い方(小学校低学年)

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

1 茨城県認可外保育施設指導監督実施要項(H29.3)

神戸市産後ホームヘルプサービス事業実施要綱

18 定期的にモニタリンク を行い 放課後等ディサービス計画の見直しの必要性を判断しているか 19 カ イト ラインの総則の基本活動を複数組み合わせて支援を行っているか 20 障害児相談支援事業所のサービス担当者会議にその子どもの状況に精通した最もふさわしい者が参画しているか 関係機関や保護者との連

環境 体制整備 4 チェック項目意見 事業所評価 生活空間は 清潔で 心地よく過ごせる環境になっているか また 子ども達の活動に合わせた空間となっているか クーラーの設定温度がもう少し下がればなおよいと思いました 蒸し暑く感じました お迎え時に見学させて頂きますが とても清潔だと思

系統的で一貫性のあ評価指標 評価指標による達成度 総合評価 るキャリア教育の推進に向けて 小 中 1 卒業後の生活につながる客観的 < 評定 > 学部段階での客観的アセスメントに基づいた指導計画 指標に基づいた卒業を立案することができる A B C 後の生活を見据えた教育活動につながる 2 立案され

平成 29 年度児童発達支援センターバンビ事業計画 1. 基本方針 児童発達支援センターバンビは相模原市南区の発達障害児の療育を遂行するため 以下の基本理 念 療育基本指針に則りサービスを提供する 1) 基本理念 1 児童一人ひとりに対する丁寧な 根拠 ある療育相模原療育園の医療スタッフとの連携によ

<4D F736F F D D8190EC8CA B A964B96E28C5E90AC89CA8C9F8FD B83675B8D8190EC8CA75D2E646F63>

( 横浜市解釈 ) 事業者向け放課後等デイサービス自己評価表 及び 保護者等向け放課後等デイサービス評価表 について 別添 評価表の内容を他事業所と競うことを想定したものではなく あくまで 研鑚のツールとして有効活 すること さらに質の い 援を提供していける事業所が増えていくことを期待しています

地域子育て支援拠点事業について

<4D F736F F D E93785F8A7789C895CA5F8A778F438E9E8AD481458D7393AE814588D3977E5F8C8B89CA322E646F6378>

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

生徒指導の役割連携_四.indd

< F2D915391CC94C5824F C52E6A7464>

Microsoft PowerPoint - 矢庭第3日(第6章ケアマネジメントのプロセス)

放課後等デイサービス事業所における自己評価結果 ( 公表 ) 公表 : 平成 31 年 3 月 15 日事業所名運動療育スクール jump 宇部校 環境 体制整備業務改善 1 チェック項目はいいいえ工夫している点 利用定員が指導訓練室等スペースとの関係で 適切である 2 職員の配置数は適切である 3

乳児家庭全戸訪問事業(一部改正)

Microsoft Word - ◎学ボラ(金沢市)公表版


事業者向け 放課後等デイサービス自己評価表 平成 30 年 9 月実施 職員数 5 名 ( 回答数 :5 名回答率 :100%) チェック項目はいどちらともいえないいいえ現状改善点 工夫している点など 環境 体制整備 1 利用定員が指導訓練室等スペースとの関係で適切であるか 2 職員の配置数は適切で

No_05_A4.ai

周南市版地域ケア会議 運用マニュアル 1 地域ケア会議の定義 地域ケア会議は 地域包括支援センターまたは市町村が主催し 設置 運営する 行政職員をはじめ 地域の関係者から構成される会議体 と定義されています 地域ケア会議の構成員は 会議の目的に応じ 行政職員 センター職員 介護支援専門員 介護サービ

アンケート調査の実施概要 1. 調査地域と対象全国の中学 3 年生までの子どもをもつ父親 母親およびその子どものうち小学 4 年生 ~ 中学 3 年生までの子 該当子が複数いる場合は最年長子のみ 2. サンプル数父親 母親 1,078 組子ども 567 名 3. 有効回収数 ( 率 ) 父親 927

伊川谷児童デイサービスステップ 環境 体制整備 区分 1 チェック項目現状評価 ( 実施状況 工夫点等 ) 保護者の評価保護者の評価を踏まえた改善目標 内容 利用定員に応じた指導訓練室等スペースの十分な確保 利用人数が日によって変わるので利用者数に合わせて活動内容を工夫しています 2 職員の適切な配

認知症サポーター養成講座

平成 28 年度第 3 回弘前市ケアマネジャー研修会 1. ケアプランの軽微な変更の内容について ( ケアプランの作成 ) 最新情報 vol.155 p.3 参照 指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準について( 平成 11 年 7 月 29 日老企 22 号厚生省老人保健福祉局企画課長

1. 地域ケア会議の定義, 法的な位置づけ狛江市 ( 以下 市 ) では, 多様な生活課題を抱えている高齢者が, 地域で安心して自分らしく生活できる環境づくりを進めるため, 介護支援専門員 ( ケアマネジャー ) 等への個別支援や関係機関 団体等の連携体制の構築を通じて, 介護支援専門員等が包括的か

(3) その他 全日制高校進学率の向上を図るため 更に公私で全体として進学率が向上するよう工夫する そのための基本的な考え方として 定員協議における公私の役割 を次のとおり確認する 公立 の役割: 生徒一人ひとりの希望と適性に応じて 多様な選択ができるよう 幅広い進路先としての役割を担い 県民ニーズ

PowerPoint プレゼンテーション

3年生進路学習

履修規程

3年生進路学習

平成25~27年度間

A4見開き

別紙(例 様式3)案

キャリアコンサルティング マッチングサービス 草案

児童発達支援自己評価表 集計結果

生産動物医療推薦入学試験 志望で下記の条件を満たし 出身高等学校長が推薦する者 高等学校を 2017 年 3 月卒業および 2018 年 3 月卒業見込みの者で 全体の評定平均値が 3.5 以上の者 (1 浪まで ) 生産動物臨床獣医師を志望する者 動物病院後継者育成推薦入学試験 志望で下記の条件を

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

いろいろな衣装を知ろう

実習指導に携わる病棟看護師の思い ‐ クリニカルラダーのレベル別にみた語りの分析 ‐

第2節 茨木市の現況

(3) 面接 [300 点満点 ] 3 名の評価者が, 次の4つのごとに, 各に基づき,a( 優れている ) b( 標準である ) c( 標準をやや下まわる ) d( 標準を下まわる ) e( 問題がある ) の 5 段階で評価する aを25 点,b を20 点,c を15 点,d を5 点,e を

自治会における個人情報保護 名簿などにより会員の状況等を把握しておくことは 自治会でのコミュニケーションのため大切なことですが プライバシー保護の意識の高まりにより個人情報の提供を拒む方もいらっしゃるようです ここでは名簿の作成や利用など 個人情報の取り扱いについて記載しています 個人情報保護法と自

目 次 平成 29 年度島根県公立高校入試の改善方針について 1 Ⅰ 改善方針の概要 2 1 基本的な考え方 2 改善方針の内容 3 実施の時期 Ⅱ 選抜制度の具体的内容 3 1 選抜の機会 2 検査の時期 3 選抜資料 学力検査 3-2 個人調査報告書 3-3 面接 3-4 その他の資

<4D F736F F D2088E397C3835C815B B838F815B834A815B8BC696B18E77906A>

<4D F736F F D A8D CA48F43834B C E FCD817A E

下の図は 平成 25 年 8 月 28 日の社会保障審議会介護保険部会資料であるが 平成 27 年度以降 在宅医療連携拠点事業は 介護保険法の中での恒久的な制度として位置づけられる計画である 在宅医療 介護の連携推進についてのイメージでは 介護の中心的機関である地域包括支援センターと医療サイドから医

(2) 記録用サポートブックの作り方 記録用サポートブックは 一般様式 を使って書きます 一般様式 は 項目 本人の状況 支援方法 の 3 つの枠からできています 様式一般様式支援者 : 場所 : 日付 : < 項目 > 例 ) 話を聞く( 授業中 ) 使い ポイント 方 気になるな 困ったな と思

A-2-(1)-1 利用者の自律 自立生活のための支援を行っている A-2-(1)-2 利用者の心身の状況に応じたコミュニケーション手段の確保と必要な支援を行っている A-2-(1)-3 利用者の意思を尊重する支援としての相談等を適切に行っている A-2-(1)-4 個別支援計画にもとづく日中活動と

(2) 不登校児童生徒の状況について ( 児童生徒調査より ) 不登校児童生徒は, 中学 2 年生が最も多く 867 人, 次いで中学 3 年生が 786 人となっている 不登校になった学年は, 中学 1 年からが 970 人であり, 不登校児童生徒全体の約 34.8% を占める 依然として中学 1

平成 28 年度学校評価 ( 自己評価 ) シート ( 武蔵野星城高等学校 ) 目指す学校像 創立 15 年を経過した学校にふさわしい教育成果を上げるため 教員一人一人の指導力 実践力をさらに高めるとともに 学校としての指導体制の充実を図る また 単位制による通信制 登校型を採用する通信制高校として

学習意欲の向上 学習習慣の確立 改訂の趣旨 今回の学習指導要領改訂に当たって 基本的な考え方の一つに学習 意欲の向上 学習習慣の確立が明示された これは 教育基本法第 6 条第 2 項 あるいは学校教育法第 30 条第 2 項の条文にある 自ら進んで学習する意欲の重視にかかわる文言を受けるものである

No_05_A4.ai

必要性 学習指導要領の改訂により総則において情報モラルを身に付けるよう指導することを明示 背 景 ひぼう インターネット上での誹謗中傷やいじめ, 犯罪や違法 有害情報などの問題が発生している現状 情報社会に積極的に参画する態度を育てることは今後ますます重要 目 情報モラル教育とは 標 情報手段をいか

<4D F736F F D E C4817A8D4C93878CA78FE18A51959F8E B FEE95F18CF6955C90A793788EC08E7B97768D802

<4D F736F F D A835E838A F8B7982D18AC48DB85F20534F A68CEB8E9A E9A8F4390B38DCF2

4 選抜方法 (1) 選抜の方法 本校の 期待する生徒像 に基づき, 学力検査の成績, 調査書, 面接の結果 等を総合的に判定して入学者の選抜を行う ア 学力検査の成績 による順位と 調査書の得点 による順位が, ともに次のパーセント以内にある者は, 入学許可候補者として内定する ( ア ) 受検者

事例検証 事例 1 37 歳の会社員の夫が死亡し 専業主婦の妻と子ども (2 歳 ) が遺される場合ガイドブック P10 計算例 1 P3 事例 2 42 歳の会社員の夫が死亡し 専業主婦の妻と子ども (7 歳 4 歳 ) が遺される場合 P4 事例 3 事例 3A 事例 3B 53 歳の会社員の夫

< F C18D E93788EF38D7590B B CC8F578C76834F E786C73>

Microsoft Word - 社会科

P5 26 行目 なお 農村部は 地理的状況や通学時 間等の関係から なお 農村部は 地理的状況や通学時 間等から P5 27 行目 複式学級は 小規模化による学習面 生活面のデメリットがより顕著となる 複式学級は 教育上の課題が大きいことから ことが懸念されるなど 教育上の課題が大きいことから P

2019 年度入試カレンダー 単願入試併願入試一般入試 入学金半額免除 年 出願期間 19/25 火 10/5 金 210/9 火 10/18 木 311/5 月 11/16 金 入試日 110/6 土 210/19 金 311/17 土 合格発表 110/9 火 210/22 月

< ワーク > あなたが市町村社協の職員として相談を受けた場合 ケアマネジャーにどのような質問をしますか どのような目的から どういった情報収集が必要でしょうか 必要な情報をもっている関係機関はどこでしょうか 例 : 本人の収支の状況 必要な情報情報収集の目的情報を持つ関係機関 次ページから C さ

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

< 先生方へ > 長崎県学力向上推進協議会では 子どもに確かな学力をつけていくためには 何 が大切か また 学力の向上を阻害している要因は何かなどについて 検討を重ね ています その中から次のようなことが指摘されました 1 家庭で毎日決まった時間に学習をする習慣をつけることが大切である 2 食事や睡

Transcription:

平成 29 年 8 月版 神奈川県保健福祉局 福祉部生活援護課

1 目的生活保護世帯等の中学生とその保護者に対して 子どもや保護者が主体的に進路を考え選択できるよう支援するとともに 子ども及びその世帯の課題を整理し 高校進学等支援を通して 子どもの社会的自立を支援する 2 対象世帯 支援対象者のうち 中学生の子どものいる世帯 3 実施主体 福祉事務所 4 主な関係機関 中学校 教育委員会 民生 児童委員協議会等 5 実施方法中学 1 年生の時期から 世帯の状況に応じて 高校進学への動機付け 高校等に関する的確な情報提供 各種貸付制度や生活保護制度上の取扱い等について説明を行うことを通して 子どもや保護者が高校進学等に意欲を持てるよう 学校等関係機関と連携し支援する また ケースワーカーと子ども支援員等が協働し 当該世帯の状況に応じた役割分担をしながら 継続的に支援する 6 実施内容 (1) 家庭訪問等により 子どもと保護者の状態を把握し 高校進学等の課題についてアセスメントシート ( ツール1) を作成する アセスメントシートの作成は プログラム参加への同意が得られたかどうかにかかわらず 通常のケースワーク業務の範囲として行う プログラム参加の同意が得られたものについては 当該家庭から了解が得られた範囲の関係機関や子ども 保護者自身から話を聞きとることなどによりアセスメントの情報を補う (2) 必要に応じてケース検討会議を実施し 具体的な支援方法や内容 役割分担を決め 支援する (3) 主な支援内容は 以下のとおり ア生活状況や就学状況を確認し 高校等に関する情報の提供 イ補助制度 生活保護制度等を説明し 子どもが家庭の状況を理解するよう支援 Ⅱ-1

ウ子どもと保護者の意向を確認し 明確な進路設定を支援 エ進路の最終決定と選定を支援 オ制度を説明し 安心して受験 就職に向かえるよう支援 カ補助貸付 生活保護による扶助等の手続きに漏れがないよう支援 7 具体的な支援における留意点 (1) 生活状況や就学状況の把握 情報収集についてア子どもや保護者に プログラム参加のお誘い ( ツール5) 子どもに 中学生のみなさんへ ( ツール6) を配付し 中学卒業後の進路について共に考えていきたい旨を伝える イ支援にあたっては 子どもおよび保護者とあらかじめよく話し合い ともに歩む姿勢が重要である とくに学校等関係機関との調整や情報交換などに関与する場合は 子どもおよび保護者の同意を得て行うことが前提となる さらに 学力や出席状況等の個人情報を直接関係機関から得る場合は 保護者から同意書を取るなど 個人情報の取扱いに十分配慮することが必要となる 可能であれば子どもや保護者から成績表を見せてもらうなどして 成績や出欠状況を把握することが望ましい 了解が得られた場合には 担任教諭から学力や登校状況等情報収集することも可能である この場合は電話よりも 担任と直接面談することが望ましい ウ同意については 保護開始から概ね3か月以内に 通常のケースワークの中でプログラムへの導入をし ケースワーカーまたは 子ども支援員が 面談時に原則として書面で同意を得て 記録に留める ( ツール5 Ⅰ 子どもの育ちプログラムツール2) 書面での同意が得られない等の事情がある場合は その旨記録に留め ケースワークまたは子ども支援員の支援の中で 可能な限り口頭で了解を得て 記録に留める エ生活状況や就学状況を把握する際 情報収集項目と方法 ( ツール3) を参考に必要な情報を収集する (2) 意向確認についてア中学 1 年生から 子どもや保護者に進路の意向を確認し 進学への動機付けを行う イ 親子の意向 意欲 認識を知るための話題のポイント ( ツール4) の項目を参考に面接時に聴取し 意向 意欲等の確認をする (3) アセスメントについてアアセスメントシート ( ツール1) については 意向 課題 支援のポイント等を整理するシートとして使い 全て書き込む必要はない アセスメントシートは それぞれ面接を行ったケースワーカー又は子ども支援員が作成する Ⅱ-2

イ必要に応じてケース検討会議を実施し 具体的な支援方針 ( 支援方法 内容 役割分担等 ) を定める ウより支援が必要と思われる世帯に対しては 以下の例を参考とする ( 例 ) 子どもと保護者の意向が一致していない世帯 学校で振り分けられた進路に子どもと保護者の意向がマッチングしていない世帯 面接頻度を高めるなどにより 進路調整を図る 学校との情報交換を嫌がっている又は拒否している世帯 嫌がる気持ちを傾聴し その理由が解決可能なものについては調整するが 子どもや保護者との信頼関係を保つために無理はせず 調整の機会を伺う 福祉事務所の介入を嫌がっている又は拒否している世帯 査察指導員を含めた役割分担により複数体制で粘り強く関わる 進学支援以外の切り口で関わりの糸口を探る (4) 意欲喚起 動機付けが必要な子どもや保護者に対してア 親子の意向 意欲 認識を知るための話題のポイント ( ツール4) を参考に 継続的かつきめ細かな家庭訪問や所内面接を繰り返し 意欲の形成を図る イ高校に関する情報を提供し 選択の幅が広がるよう支援する ウ高校で学ぶ意義を伝え 将来につながることを意識できるよう支援する (5) 制度説明等についてア子どもや保護者に貸付制度や生活保護制度を説明し 子どもが家庭の状況を理解するよう支援する その際は 生活保護を受けていることを保護者から子どもに伝えられるよう保護者を支援する また 子どもが生活保護を受けていることをスティグマと受け止めることのないよう十分配慮する イ各種制度等の説明には ( ツール7 8 9) や参考資料として提示した冊子等を用いて わかりやすい言葉でていねいに説明する (6) 各年次における支援のポイント 生活状況 就学状況を確認する 中 1 高校に関する情報提供を行う 子や保護者に進路の意向を確認し 進学を意識付ける 中 2 選んだ方向 ( 将来方向 ) に進むには今何が必要なのか考えさせる 具体的な進路を設定する 高校受験には中 2 の成績 内申書が重要であることを意識付ける 中 3 明確な進路を設定する ( 進路の最終決定と受験校の選定 ) 受験制度を説明し 安心して受験に向かえるようにする 保護者には 受験 入学 補助貸付 生活保護による扶助等の手続きに漏れがないよう助言 確認する Ⅱ-3

卒業後から 高校入学ま での間 子どもと面接し入学までの準備の確認する ( 通学のしかた 定期券購入のしかた等 ) 高校入学後やりたいことや アルバイトの希望等について確認する (Ⅲ 高校生支援プログラムツール9~11の活用 ) (7) 支援スケジュール 支援スケジュールと支援内容 チェックリスト ( ツール2) に沿って支援する (8) その他ア必要に応じて 査察指導員が年度末に次年度の 中学生のいる世帯 を 支援対象者リスト として福祉事務所のケースワーカー等に配付し 所内の意識付けを図る イ不登校 非行等の課題を有する世帯については 援助方針に基づき支援する ウ就職希望者については 学校や就労支援員等と協力の上 就労支援をする エ子どもとの家庭内面接については 部活動のない時 学校行事の代休 長期休業中等を利用する オ家庭以外での子どもとの面接については 学校や公民館 役場等を利用するなど工夫する カ子どもに直接会うことが難しい場合でも 高校進学後も継続的な支援をしていく必要があるため なるべく会う機会をうかがう キ学習に課題がある子に対しては 学習支援 塾や学習教材の紹介 学習方法の助言 学習する場所を紹介するなど 学習環境を整える支援をする ク学校で開催されるサマースクールや土曜補講等への参加を必要に応じて促す ケ関係機関との連携については 以下の例示を参考に地域性に応じ 工夫して連携を図る コ生活保護世帯以外の子どもとその保護者に対して支援を行う際も本プログラムを参考とする ( 例 ) 毎年 教育委員会等から関係資料を入手する 課長等が校長会などに出席し 生活保護制度関係の情報提供 プログラムの紹介 子ども支援員の紹介等を行い 担任等とスムーズな連携が図れるようにする ケースワーカーは子ども支援員と 民生 児童委員などが集まる会議に出席し 生活保護制度関係の情報提供 子ども支援員の紹介等を行い 民生 児童委員等とスムーズな連携が図れるようにする Ⅱ-4