通達第1号

Similar documents
平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

スライド 1

表紙案8

<835A E E A B83678F578C768C8B89CA E786C7378>

環境 体制整備 4 チェック項目意見 事業所評価 生活空間は 清潔で 心地よく過ごせる環境になっているか また 子ども達の活動に合わせた空間となっているか クーラーの設定温度がもう少し下がればなおよいと思いました 蒸し暑く感じました お迎え時に見学させて頂きますが とても清潔だと思

民営化に関する保護者アンケートの実施について 1 目的平成 24 年 4 月 1 日に民営化を予定している本宮保育園で, 平成 23 年 4 月 1 日から移管先法人から保育士の派遣を受けて, 円滑に移管するための引継保育を開始した 引継保育開始から 4 か月を経過したことから, 保護者から引継保育

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

(2) 国語科 国語 A 国語 A においては 平均正答率が平均を上回っている 国語 A の正答数の分布では 平均に比べ 中位層が薄く 上位層 下位層が厚い傾向が見られる 漢字を読む 漢字を書く 設問において 平均正答率が平均を下回っている 国語 B 国語 B においては 平均正答率が平均を上回って

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

平成 23 年度パソコン研修会アンケート 1. 年齢 A.10 代 ( 0 ) B.20 代 ( 6 ) C.30 代 ( 11 ) D.40 代 ( 13 ) E.50 代 ( 13 ) F.60 代 ( 1 ) E.50 代 30% D.40 代 29% F.60 代 2% B.20 代 14%

富市生第  号

総合的な探究の時間 は 何を 何のために学ぶ学習なのか? 総合的な探究の時間 は与えられたテーマから みなさんが自分で 課題 を見つけて調べる学習です 総合的な探究の時間 ( 総合的な学習の時間 ) には教科書がありません だから 自分で調べるべき課題を設定し 自分の力で探究学習 ( 調べ学習 )

< F2D838F815B834E B B>

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

(2) 記録用サポートブックの作り方 記録用サポートブックは 一般様式 を使って書きます 一般様式 は 項目 本人の状況 支援方法 の 3 つの枠からできています 様式一般様式支援者 : 場所 : 日付 : < 項目 > 例 ) 話を聞く( 授業中 ) 使い ポイント 方 気になるな 困ったな と思

地域の幼児教育の拠点となる幼児教育センターの設置及び「幼児教育アドバイザー」の育成・配置に関する調査研究 実施報告書(2年次)(4)

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

GCAS2014_honbun_ nyu.indd

PowerPoint プレゼンテーション

1 国の動向 平成 17 年 1 月に中央教育審議会答申 子どもを取り巻く環境の変化を踏まえた今後の幼児教育の在り方について が出されました この答申では 幼稚園 保育所 ( 園 ) の別なく 子どもの健やかな成長のための今後の幼児教育の在り方についての考え方がまとめられています この答申を踏まえ

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

転職後の活躍を実現するには まず 転職先企業に馴染む ことが重要です そこで 転職支援 のプロである転職コンサルタントに 転職先企業への馴染み について伺いました ミドルが転職先企業に馴染めない よくある失敗例としてもっとも多く挙げられたのは 前職の仕事のやり を持ち込む (66%) という回答でし

家庭における教育

領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

日本テレビ通り沿道まちづくり協議会(第1回)会議録要旨

6 年 No.12 英語劇をしよう (2/7) 英語での 桃太郎 のお話を理解し 音読する 導 あいさつをす 挨拶の後 Rows and Columns を交え 天気や時 入 候の確認 既習事項の確認をす (T1,T2) ペンマンシップ ペンマンシップ教材を用いて アルファベットの ジングル絵カー

小学校の結果は 国語 B 算数 A で全国平均正答率を上回っており 改善傾向が見られる しかし 国語 A 算数 B では依然として全国平均正答率を下回っており 課題が残る 中学校の結果は 国語 B 以外の教科で全国平均正答率を上回った ア平成 26 年度全国学力 学習状況調査における宇部市の平均正答

第888回浜田市教育委員会定例会

平成17年5月18日 豊岡市国民健康保険運営協議会シナリオ

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

Microsoft Word - 提出論文 全0227docx.docx

============================== < 第 6 章 > 高校生 大学生 社会人の反応 ============================== 本調査研究では 高校生が社会に出ていく上での実効性のある資質 能力の重要性が感じられ また 調査問題そのものについての興味 関

3-1. 新学習指導要領実施後の変化 新学習指導要領の実施により で言語活動が増加 新学習指導要領の実施によるでの教育活動の変化についてたずねた 新学習指導要領で提唱されている活動の中でも 増えた ( かなり増えた + 少し増えた ) との回答が最も多かったのは 言語活動 の 64.8% であった

ぐんま幼児教育センターだより№33①

職業人のエッセンス 24S 良い仕事をするためのチェックポイント プログラム 指導案 指導用教材 テキスト 配布資料

平成16年度第1回○○区地域協議会次第

西ブロック学校関係者評価委員会 Ⅰ 活動の記録 1 6 月 17 日 ( 火 ) 第 1 回学校関係者評価委員会 15:30~ 栗沢中学校 2 7 月 16 日 ( 水 ) 学校視察 上幌向中学校 授業参観日 非行防止教室 3 9 月 5 日 ( 金 ) 学校視察 豊中学校 学校祭 1 日目 4 9

いろいろな衣装を知ろう

(2) 学習指導要領の領域別の平均正答率 1 小学校国語 A (%) 学習指導要領の領域 領 域 話すこと 聞くこと 66.6(69.2) 77.0(79.2) 書くこと 61.8(60.6) 69.3(72.8) 読むこと 69.9(70.2) 77.4(78.5) 伝統的な言語文化等 78.3(

1 発達とそのメカニズム 7/21 幼児教育 保育に関する理解を深め 適切 (1) 幼児教育 保育の意義 2 幼児教育 保育の役割と機能及び現状と課題 8/21 12/15 2/13 3 幼児教育 保育と児童福祉の関係性 12/19 な環境を構成し 個々 1 幼児期にふさわしい生活 7/21 12/

課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください

l. 職業以外の幅広い知識 教養を身につけたいから m. 転職したいから n. 国際的な研究をしたかったから o. その他 ( 具体的に : ) 6.( 修士課程の学生への設問 ) 修士課程進学を決めた時期はいつですか a. 大学入学前 b. 学部 1 年 c. 学部 2 年 d. 学部 3 年 e

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

3 参加しやすい工夫 ( 効果的な周知や会議運営 ( 開催時間 委員の構成等 ) の工夫 ) 4 名柳田委員 猪瀬委員 庄司委員 小橋委員 2 名関口副会長 高柴委員 1 名櫻井委員 関口副会長 パブリックの後の説明会 意見交換会の開催検討の方向性は 担当課の工夫がある 高柴委員 このバスを望んでい

幼児の実態を捉えると共に 幼児が自分たちで生活をつくり出す保育の在り方を探り 主体的 に生活する子どもを育むための教育課程及び指導計画を作成する 3 研究の計画 <1 年次 > 主体的に生活する幼児の姿を捉える 教育課程 指導計画を見直す <2 年次 > 主体的に生活する幼児の姿を捉え その要因につ

(4) ものごとを最後までやりとげて, うれしかったことがありますか (5) 自分には, よいところがあると思いますか

草津市 ( 幼保一体化 ) 集計表 資料 4 幼児教育と保育の一体的提供のための現況調査 ( 施設アンケート ) 速報 平成 25 年 7 月草津市 1

3 時限目日本にあるブラジル生まれの食べ物を知る 4 時限目なぜピラルクがへっているのかを考えて, 自分たちに何ができるのか考える 一部が隠れた写真を使い, 日本にあるブラジルのものを考える活動を行う 感想を交流する ピラルクがへっているのかを考えて, 自分たちに何ができるのか考える活動を行う 感想

(Microsoft Word - \202g\202o\201F\211\357\213c\230^ .doc)

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料

平成 29 年度第 4 回加古川市子ども 子育て会議 議事要旨 日時平成 30 年 3 月 2 日 ( 金 ) 15 時 00 分から 16 時 00 分場所加古川市民会館大会議室出席委員下村副会長 木村委員 小泉委員 北委員 田口委員 玉田委員 藤井委員 藤池委員 藤木委員 三柴委員 吉田委員 譯

教育長報告 ( 教育長 ) 平成 28 年 4 月 1 日から平成 28 年 5 月 26 日までの一般経過報告 事件 事故 問題行動等 今後の予定について報告 ( 教育長 ) 後程 何かありましたらご質問ください 続きまして事項書 3 議案に入らせていただきます 議案第 1 号熊野市立学校評議員の

1

≪障がい者雇用について≫

Microsoft Word - H26.7.1市長記者会見の要旨.doc

主な質疑応答 紙おむつ 布団カバーに関すること No. 質問 意見等回答 紙おむつの処分費用を他の部分に使って 保育の質を高めることもできるとの説明がありましたが 他のどこにお金を使うのでしょうか たとえば 園で働く先生の給料に反映できるならそうしてもらいたいです 事業者 : 新園開園後に 実際に施

Microsoft Word - H3101houkoku.docx

<905693FC8ED088F58CA48F4389EF B83678F578C762E786C73>

ICTを軸にした小中連携

自治体CIO育成教育

<4D F736F F D BD90AC E A928692C38E73959F8E8382CC97A282C382AD82E C815B835E815B8E968BC B836792B28DB88C8B89CA81698EF393FC8B408AD6816A2E646F6378>

持続可能な「幼児教育アドバイザー」育成のための体制構築と展開 ― 実践を核にした育成プログラムと研修体制の開発 ―(2)

CL8 ええ それで母に相談したら そんな会社に行かずに地元に戻って就職しなさいと言われま した 就職活動はまた始めた方が良いような気がしますけど でも 本当にどうしてよいか わからなくて CO9 今は どうしたらよいかわからないのですね CL9 そうなんです でも 破綻した会社に行くのは不安だし

3 学校教育におけるJSLカリキュラム(中学校編)(国語科)4.指導案 6 報告文を書いて発表しよう

H30全国HP

1

H

Taro-プレミアム第66号PDF.jtd

Taro-① 平成30年度全国学力・学習状況調査の結果の概要について

(4) ものごとを最後までやり遂げて, うれしかったことがありますか (5) 難しいことでも, 失敗を恐れないで挑戦していますか

習う ということで 教育を受ける側の 意味合いになると思います また 教育者とした場合 その構造は 義 ( 案 ) では この考え方に基づき 教える ことと学ぶことはダイナミックな相互作用 と捉えています 教育する 者 となると思います 看護学教育の定義を これに当てはめると 教授学習過程する者 と

外部評価地域かかわりシート 1 〇外部評価 ( 地域かかわりシート 1) は A~F までの 6 項目となります〇項目 A については 事業所自己評価 をお読みいただき 適当と思われる箇所に を記入ください わかりにくい場合は 運営推進会議当日に事業者から説明がありますので 空欄のまま持参し 当日記

(Microsoft Word - \217C\220\263H20-5\201i\213L\230^\201F\214\264\226{\201j.doc)

第 5 章管理職における男女部下育成の違い - 管理職へのアンケート調査及び若手男女社員へのアンケート調査より - 管理職へのインタビュー調査 ( 第 4 章 ) では 管理職は 仕事 目標の与え方について基本は男女同じだとしながらも 仕事に関わる外的環境 ( 深夜残業 業界特性 結婚 出産 ) 若

MELIC 講座参加者アンケート集計結果報告 講座名日時会場講師対象者参加者数使用データベース内容当日の様子 参加者の内訳 有価証券報告書 DB 活用セミナー 2011 年 12 月 8 日 ( 木 ) 16:30~18:00 メディアライブラリーセンター 2 階情報学習室 ( 株 ) プロネクサス

演習:キャップハンディ ~言葉のわからない人の疑似体験~

2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

(4) ものごとを最後までやり遂げて, うれしかったことがありますか (5) 難しいことでも, 失敗を恐れないで挑戦していますか

フトを用いて 質問項目間の相関関係に着目し 分析することにした 2 研究目的 全国学力 学習状況調査結果の分析を通して 本県の児童生徒の国語及び算数 数学の学習 に対する関心 意欲の傾向を考察する 3 研究方法平成 25 年度全国学力 学習状況調査の児童生徒質問紙のうち 国語及び算数 数学の学習に対

(Microsoft Word - 02_\211\357\213c\230^)

ÿþ

Water Sunshine

Microsoft Word - セミナーレポート.doc

中学校ま ~ るいテーブル会議議事概要 開催日時 平成 30 年 12 月 4 日 ( 火 )19:30~21:00 会場能楽の里文化交流会館 2 階大会議室 1 開会 2 あいさつ教育長本日は PTA 役員の方や学校関係者 行政関係者が集まり 学校の状況について情報共有をし どのように子ども達の成

加須市審議会等の会議の公開に関する要綱の運用の手引


目 次 1 学力調査の概要 1 2 内容別調査結果の概要 (1) 内容別正答率 2 (2) 分類 区分別正答率 小学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 3 小学校算数 A( 知識 ) 算数 B( 活用 ) 5 中学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 7 中学校数学 A( 知識 )

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

あったらいいな ! こんなあそび場 (わたしの町大好き)

3-2 学びの機会 グループワークやプレゼンテーション ディスカッションを取り入れた授業が 8 年間で大きく増加 この8 年間で グループワークなどの協同作業をする授業 ( よく+ある程度あった ) と回答した比率は18.1ポイント プレゼンテーションの機会を取り入れた授業 ( 同 ) は 16.0

平成26年度調査研究活動報告書

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

農業者年金の資金運用に関するアンケート 次の各問について あなたのお考え ( 率直なご印象で結構です ) に最も近い回答を 1つだけ選び 同封の回答用はがきの回答欄に記入 ( 該当する記号 ( 英字 ) を 印で囲んで ) の上 11 月 30 日 ( 水 ) までに切手を貼らずにポストに投函いただ

<4D F736F F D CF6955C A E382E32368A4A8DC381408C8B89CA8A E FA96DA816A2E646F6378>

56 語学教育研究所紀要 Vol.10 上記項目を前年度と比較すると, 数値はほとんど変わらない データの分析及び考察は別稿にゆずることにし, ここでは前年度と大きく異なる点は自由記載が多くなったことであることを指摘したい 回収回答者の半数近くが自由記載に積極的だった 昨年度は教師に対する感謝の言葉

Transcription:

第 2 回就学前教育 保育の質の向上推進委員会議事録 開催日時 令和元年 11 月 11 日 ( 月 ) 午前 9 時 30 分から午前 11 時 30 分まで 開催場所 西脇市生涯学習まちづくりセンター第 1 会議室 出席委員 5 名 ( 全員出席 ) 出席職員 事務局 6 名 公開 非公開の別 非公開 1 開会 ただいまから令和元年度第 2 回就学前教育 保育の質の向上推進委員会を開催いたします この会は 西脇市就学前教育 保育の質の向上推進委員会条例第 7 条第 2 項により 過半数の出席をいただいておりますので 会議が成立しておりますことをご報告申し上げます 2 教育長挨拶 3 議事 ⑴ 第 1 回視察訪問について この後の議事の進行につきましては委員長にお願いいたします それでは 始めさせていただきます 9 月の訪問について意見交換をしながら 私たちにとって課題や今後の方向性のすり合わせをしたいと思います 私は 3 園に 訪問しました やはりいずれにしても戸惑いがあったかと思います 戸惑いというのは 委員がどこまで関与していけば良いのか また 受け入れの園の先生方にしてみても どこまで自分たちの保育に対して助言してもらったらよいのかというところで戸惑いがあったのかと思います 評価表の記入で気になった点は 基本的に前期実施状況 A と付けられるところから始めましょうというところで記入いただいたのですけれども 一人ひとり先生方の受け止めが違うということを感じました ~ 訪問園の状況報告 ~ 実際の保育を観ながら助言する時のタイミングが難しいが 現場を観ながらの方が具体的に助言しやすいこともあります 一方で 保育を観た後に 別室で保育教諭一人ひとりに面談というケ 1

ースでは じっくりと話はしやすいものの時間に制約があり やり方を工夫していく必要があるのではないかと感じました 枠組みとして考えた時には 少しずつでも P D C A のサイクルでも チェックの部分 アクションの部分 指針 要領の言葉で言うと 評価 と 改善 というサイクルが回り始めるきっかけにはなっているのではないかと思います それでは次お願いします 私の方も 3 園行かせていただきました 各園 環境のこととか個別のケース検討を中心にお話をさせていただきました 実際に部屋に入って 具体的に相談しながら助言させていただいたことによって 保育環境の変化が見られたことがよかった点かと思います ~ 訪問園の状況報告 ~ 先生方が言いたいことが言えて 聞きたいことが聞けて 分からないことは分からないと一緒に考えることができて良かったと思います 園内でもお互いの教育 保育を観せ合うことが少なかったので 戸惑っておられたかなという感じはしますが 良い機会だったと思います 園長先生方の評価と 先生方の実感とは別物かもしれませんが もっとしたいという風に思っていただけたら評価としては成功かと思います ありがとうございました では 次お願いします 私も 3 園に行かせていただきました 全ての園で時間超過しましたけれど 先生方の保育に対する思いや やりたいこと できないと思っていることのもどかしさが その原因になっていると思いました それぞれ先生方 経験年数とか 年齢など様々なところで この自己評価の苦労があったのではないかと思います ただ この一つひとつの項目を見て うちの子たちはどうなのかな クラスの子たちはどうなのかなと思うところが先生方の学びに繋がっているのではと思います できれば 前期の実施状況は全て埋めていただけたら 先生方自身が振り返るきっかけになると思いました 取組の状況に関しては 全部観た中で書くということを心掛ければ もっともっと先生方に力がついていくのではないかと思いました ~ 訪問園の状況報告 ~ ありがとうございました それでは次の委員お願いします 2

私は全園訪問しました 特別支援という視点での相談が中心でしたので その中で見えてきた感想を伝えたいと思います サポートファイルを持っていたり 療育機関に関わっていたりするお子さんに関しては 比較的保護者の方と共通理解できるベースがあるなと感じました 一番困っているのは 保護者と先生が困り感を共有できていないというところであると感じました 時間が無かったので 別途相談の案内もさせてもらいました まずは子ども達にどんな原因があってそんな行動が起こっているのか 困り感を保護者と共通理解できにくいのはどういう理由があるのかを一緒に考えられればと思います ありがとうございました それでは次の委員お願いします はい よろしくお願いします 幼小の連携という視点から観せていただきました ~ 訪問園の状況報告 ~ ある園は 5 歳児の部屋の前に鬼ごっこのルールが書いてあり これは先生が考えられたのですか? と尋ねたら いえ 違います 子ども達が鬼ごっこをしていく中で困ったことがあり それをもとに自分たちでルールをどんどん足していきました という説明を受けました 小学校 1 年生では チャイムを守る とか色々なルールがありますが ルールに馴染めない子どももいます このような取組をしていただいたら 子ども達にとってもスムーズに 1 年生のスタートを切れるのではないかという印象を受けました また 振り返りをしている園もありました 一人ずつ自分ができるようになったこととか 感想を言っていました 子ども達にとっても 自分の成長を観ていくとか 自分の思いを言葉にするという 貴重な体験をこの時期にしているなと思いました また 飼育コーナーや栽培コーナーが充実している園では自然物がいっぱい置いてありました 来年度から新学習指導要領が完全実施され 生活科がスタートプログラムの中でも非常に重要視されていますし 生活科の中で体験したことを文に書くとか 体験したことから体表現するとか絵を描いて表現するとか 生活科を横断的に教科の中心に据えるようになっております このような環境の中で育つと 子ども達が小学校に入学しても スムーズに学習に入っていけるのではないかと思いました ある園の園長さんは 小学校からももっとこども園の様子を観にきて欲しいということを直接言われました 私たちも行きたいと思います 3

ありがとうございました 今先生方から 訪問していただいた時の感想とか 気付かれた点 また課題を出していただきましたが 後は情報交換や意見交換などをさせていただこうと思います 例えば最後の委員が言われたように 小学校との連携から考えていくと 幼稚園やこども園の先生方は園でどんなことをしているかということを小学校の先生に知って欲しいというのもあるでしょうし 小学校の先生方も 生活科に繋がることをしている とか 振り返りや言語活動の所で こういうのが幼児期でできているのだったら 小学校 1 年生でももう少し工夫できるかな というような気付きのきっかけにもなると思います また 今年度は自己評価の項目を絞ったのですが ゆくゆくは全項目を観ていく必要があると思います まだこの取り組み自体がスタートしたばかりなので これから私たちや現場の先生方とうまく改善のサイクルを回していければ良いと思います 将来的には全項目に目を向けることは必要なのですが 先ずは 自分の良い所を評価するというのを基本姿勢でするのが 1 番いいと思います その上で 次ここ頑張りたい 次はここを目指して頑張ります という方が前向きで良いと思います 小学校の先生方に 現場を少しでも観ていただくということは大事です 全体の流れや 子ども達の動きを観ていただければいいと思います 夏休み等で 関係する先生方に観ていただく日を企画してもいいかと思います 今までは 入学してくる子どもを観に行くという視点が多く 支援の必要な子どもをどう受け入れ どんな準備がいるかというような観点で参観をしていました 今回の訪問で そういう視点だけではなく こども園ではどんなことをされているのかを知ることも大切であったと反省しています 例えば こども園で指導されていることが 小学校のルールに当てはめると それはダメです といっていることがあります こども園ではこうやって子どもの成長 発達を促しているのだということを小学校は知らないことが多くあると思いました 就学前教育で行われていることをどうすれば小学校で活かせるのかという発想の転換が 子どもを伸ばすことにつながることもあるのではないでしょうか ルールの話もしましたが 杓子定規に それ駄目よ というだけではなく こういう就学前教育を受けていたらこうするのはあたりまえだよね という部分ですね それを小学校は学んでいく必要があると思います 4

でも 多くの先生にとって まず気になる子から観たい ですよね それはあります それをインセンティブとして 保育を理解していただくきっかけになっていくと嬉しいです 次年度からスタートカリキュラムは 子どもの様子を観て作らなければいけないはずなので それをしっかり小学校側で認識していただくことが必要かと思います こども園の先生から 小学校の先生には来てもらいたいという話はあり 複数の小学校区の子どもが在園していると 実際誰をどう呼ぼうかとの相談も受けています 実情をお知らせしたうえで 来ていただく日を調整したらいいかと思います 就学前教育を観ていただくのであれば 一番多い進学先の小学校に依頼をしたらよいでしょうし 支援の必要な子どもや気になる子どもを観てほしいという意図であれば 1 人であっても声をかけることになると思うのですが どうしたらいいでしょうか 小学校の立場から言うと 支援を要するのではないかなという子が一人でもいるのであれば呼んでいただきたいです それは子どもを観るという視点です また 就学前教育を知るという視点であれば 基本的に自分の学校の校区の 1 園にでも入っていくべきかと思います その二つのポイントで案内をする その二つの視点からぜひ足を運んでくださいとお伝えすることが大事ですね 小学校で一人か二人くらいは 園を観る機会があればいいのかなと思います ただ せっかく今年度観たのに次年度人事異動で代わってしまって その小学校に誰も就学前のことを観たことがない人ばかりになってしまったら スタートカリキュラムを作っていくときにしんどい所があると思います 子どもを観る視点と就学前教育を観る視点と できるかぎり多様な機会をもったほう 5

がいいと思います こども園は夏休みも保育をされていますので 夏休みの職員研修の一環として小学校からこども園に行くということも考えていけるかと思います なるほど 次年度からうまく回り始められるような気がします 幼小連携という視点からのお話が進んでいますが 支援の所を含めてご意見とか質問とかありますか 現場での助言がすごく良かったと 特別支援に関する個別相談の評判が良かったです 小学校や中学校にコーディネーターとして訪問しても 先生方とゆっくり話す時間がなかなかもてないというのをすごく感じています どうしても相談には時間が必要になります 評価とは別枠でそういう特別支援のシステムがあってもいいかもしれないですね 特別支援学校へ相談ができるのは知っていたけど きっかけが無かったこともあったかと思います 今回 各園に訪問させていただいたことで 相談のきっかけが出来たのではないかと思います 同じような悩みを持っている先生方が集まって ケースをシェアしながら研修ができると 全体的に こういう場ではこうしたらいい というような方向性が観えてくるのではないかと思います これとは別に夏にサポートファイルの書き方という形で 一例をあげて具体的に話をする機会も作っていただいています 関わり方や その子どもの状態をどう観るのかを文字に起こすという作業をしています そういう機会を何年かされていますね サポートファイル研修は 4 回で 4 年させていただいていますが キャリアアップ研修としては 2 年目です 実際観てもらうところと 事例を自分の言葉で話すことによってこういう子と関わっているのだということがより具体的になるという所もあります 6

特別に支援を要する子ども達が増えてきていると 学校の中でもすごく感じていて 対応に苦労しています 今お話を聞かせていただいても 保護者が困り感を共有できていないということでしたので やはり 生まれて 4 年間くらいの発達度合いを認知するというのは とてもできないのだろうと思います 保育の現場でようやく気が付くところにきたという感じで 今回の事業がきっかけになるといった状況がこれから出てくるのだろうと思います 公的な部分と 民間としての教育 保育をこれからも一緒にうまくやりたいと思います もう少し掘り下げて これとは別にという形でどんなことができるか ジャンルが広すぎてなかなか大変な部分があります 我々も初めてのことで 校長会のたびに もっと園を観に行け というようなことを言っていました どのような子どもたちが入学してくるか それを学ぶためにも校長先生に限らず誰か行ってもらってもいいよという話をしているのですが 本当にいい話し合いが出きていると思います こども園さんも研修はどの程度行っているのかということも知りたいです そこはいろいろ大変です 保育所ベースのこども園はなかなか研修の時間が取れないのが実情です しかし こども園になって保育教諭になると研修の義務がある それをしっかり周知して 人がいない 時間がないといった状況を把握した上で 何らかの支援策を講じるというのは大事だと思います 保育資格をとると障害児保育という基礎的なことは学んではいますが それをいかに現場に出た時に有効にしていくのか より実践的にしていくのかというところの研修が必要なのだろうと思います 研修をする中で 1 対 1 とか少人数で話していると あっ と納得できるのです 1 つのケースで納得していただくと少しずつでも理解が広がっていくので 研修ではケース検討をさせてもらうようにしています 子どもも支援の必要の度合いだけでの関わりではなくて そこに保護者 家庭背景というのがあっての今の姿というのがありますので 具体的に自分はこの事例ではどうしていったらいいのかというアドバイスを先生方は欲しいのだろうと思います 7

2 0 人 3 0 人集まっての研修の部分と 個別に園でそのクラスでのサポートという両方の体制が必要なのだろうと思います 一度就職してしまうと 他の園を観る機会というのは少なくなってしまいます 他の園でされているのがすごく斬新だったりして それが先生方にとってはすごく学びになっているなと思います 他市でも各園で少人数での公開保育研修をしていて 初めは公立から だんだん民間に回しています 最初は公立でしておかないとなかなか難しい ですから初めに基軸を示すという点で 公立園が果たす役割は大きかったと思います 改めて整理させていただきたいと思います まず自己評価の各園の取組については 今の良い所を自己評価していく そこから改善のサイクルが回っていくような方向性が生まれつつあると感じています また 自己評価をすることで 自分の 或いは各園の保育を振り返るきっかけにもなっています しかし 取組の状況 の内容をどういった視点で書くのかをもう少し明確にすることで整ってくると思います 次回 取組の方策 ですけど 次年度に向けて少し提案ができるかなと思います 実際の助言活動については 保育を観ないとこちらも助言できないので 観る時間を確保する必要がある しかしながら リアルタイムで助言した方がいい場合と 別途時間を確保した方がいい場合と 両方のケースがあると思います その一方支援のことに関しては 先生方とじっくりと話をするというところで 次年度以降は少しやり方を変えた方がいいかと思います 幼小の連携に関しても 次年度はどうするか 今年度は幼児期の教育を知るという とても意味のあることがうまくできているのかなと思います そういうことを踏まえて 次回の訪問方法についてということに視点を移していきたいと思います ⑵ 次回の訪問方法について 訪問後に取ったアンケートについて報告します ア訪問についてア 9 月の訪問はいかがでしたか? 9 月は難しい 7 8 月が望ましいという意見が多かった イ訪問時間 時程について 8

大多数の園では 時間が短くもっと話が聞きたかった 時程の作り方は 次回に向けて再度園と相談していくようにする イ内容 助言についてア保育内容について 1 番は 職員の意識の向上 保育室の環境構成 場所の有り方 コーナー遊び 保育の展開について向上したという意見が多い イ特別支援について事前にリストアップすることでスムーズに相談ができた 活動を観ながらのアドバイスが良かった ウ質問についてこども園を訪問した時に一緒に相談していければ良いかと思います エその他園長先生 主任先生としては 一緒に話ができることで資質の向上や理解が深まったとの意見 ウ訪問者について小学校の先生に来ていただきたいという意見が多かった 第 2 回の訪問から行うのか 次年度から行うのかを協議していただきたいと思います エその他 8 月の評価提出は難しい 1 回目の訪問を終えて現場の先生方の感想や委員の皆さんの感想を踏まえて 2 回目の訪問についてもう少し具体的にこうしたらいいかなということや方向性で共通理解をしていただければと思います また次回は各園こんなことを伝えればいいのではないかということがあればお願いします ~ 2 回目の訪問方法についての意見交換 ~ 保育室の環境と 外で子ども達が先生たちと活動しているところの二つ観ないといけないということがありました できれば保育室の中でどう先生が子どもと関わっているのか 保育室をどう使っているのかという所が観られると 先生の普段の様子が観られていいのではないかと思いました 保育室の環境作りの点から考えるとその方が助言しやすい 設定保育をしている時に何をしているのか その先生の指導力 9

という点で 言葉かけや 保育の進め方を助言してほしいのであれば設定保育の方がいいかもしれません こども園全体の環境を観て 普段どう子ども達が自由な遊びをしているのかを観てほしいというのであれば その時間にうまく観ることができるようにスケジュールを組んだ方がいいのかと思います 次回から 問い ( 質問 ) に合わせて保育を見せてくださいとすると分かりやすいのでは 何回か評価をしていくうちに徐々に問いが深まっていくのではないかと思います 他市の巡回相談に行くと 観て欲しい時間帯を予め先生方で決めてくださって 回らせていただくことがあります 観て欲しいポイントがクラスによって違うと思うので 回り方は園で決めて教えてください といった方がよいかと思います さらに 小学校関係者の参加を検討していますというお話がありましたが 2 回目に小学校の先生方が入るということでしょうか やはり百聞は一見に如かずということで 自分の目で雰囲気を味わわないと いくら言葉で聞いても文章で見ても伝わりません 実際に体験し皮膚で感じることが大事だと思います 12 月の校長会で 2 回目の訪問につきまして 全員というのは無理ですが 各学校 校長先生なり誰か行ける人はお願いできないかと思っています 各学校の校長が 園の雰囲気を分かれば次の話が早いと思います 校長であれば 5 歳児を観ていただけたらと思います 園がよければ 12 月の校長会でお願いをして 調整をしてみてはどうかと思います 先ほど委員が言われたように 就学前教育を学ぶという視点で観ていければ良いかと思います 評価事業の評価者として行くのではないというところを前提として行くのはどうでしょうか 支援が必要な子ついては 学ぶというよりは児童観察をさせて 10

いただくという観点で入らせていただくことになると思います ⑶ 自己評価の記入について 次の議題といたしまして 後期に向けての取組の方策をどのように書いていくかというところです まず私の考え方としましては 取組の方策の前に取組の状況が書いてあり それに対してどうのようにバージョンアップしていくのか 改善点を考えたのか いかに継続していくのか 助言を受けて こういう風に意識し始めました ということや 実際に取り組んでいるという点と ちょっと意識が変化して こういう風に考えています ということを含めて書いていただいてもいいのかなと思います いわゆる P D C A サイクルでいうと 取り組みの状況がチェック C 次への方策がアクション A と位置付けると それを踏まえて後期の実施状況は維持していますよ または向上していますよということであったら A 評価というように ある園では 取組の状況 からどのようにバージョンアップしていったのかを書くといいとアドバイスしました ただし それだけを書くということに止まらず もっと自己評価をきっかけに工夫されたり 改善されたりした所で 取組の状況 を書いていない所も取り組みの方策として書いていくのもありです さらに 今実質上 B に近い A の所に関して その後どのように改善したかということを書いてもいいとアドバイスしました 改めて もう少しこういう考え方もあるのではないか というところを先生方と共有できればと思います バージョンアップしたところ とか 書いてないもの とか A を改善したこと いうのは本当に良いことだと思いますので 賛成させていただきたいと思います その方向性でお願いします それでは議題の最後 その他について事務局からお願いします ⑷ その他 まず一つは 第 1 回の委員会の時に 保護者からの意見の吸い上げをどうのようにするかということで何かご意見はありませんかという話をさせていただいた時に 他市ではアンケートを取っておられるということでした アンケートを取るにしても その 11

時期とか内容 回収方法 それから公表の仕方等 色々検討しなければならないことがあると思います 第 1 回委員会の時にもアンケートを取るのは夏休みが終わって大きな行事が終わって ある程度保育が一段落して 子どもさんも慣れ 保護者も保育が分かった後の方がよいのではないかという意見があったと思いますが それを踏まえて委員の皆さんにアンケートについてご協議いただきたいと思います 保護者アンケートを取るにしても ある程度目的は何かということが大事なのかなと思います 例えば保護者アンケートを取りました その園の保護者の傾向として こういう回答傾向がありましたよ と各園に返していくというのを考えるのか それとも市として課題の整理という点で集約をして 個別の園ではなくて全体としての集計を園に返していくようにされるのか その辺りをどのようにお考えなのかということにもよるのかなと思います また項目自体も 他市では全体的なことを聞かれていますが その園で頑張っておられるところとか どのようなスタイルのアンケートを取るかによって回答傾向も変わってくると思います この辺りを意見交換させていただきたいと思っています 最初のうちは少し園の方がビクッとされますけど 概ねこういう傾向なのだろうなというところは数としてでてきます 客観的に観るという意味で重要だとは思います 園ごとに集計して園さんにお返しするというところが基本です 相対的には大きな差は見られないと思います ただ 自由記述のところで こんな風に率直に感じられているのかなと思うこともたまに出てくることはあります 今年度中に行うのか 色々課題もあるので整理したうえで実施した方がいいのかの判断も迷っているところです 内容についても 質問項目によっては 調整が必要なこともあると思います 基本的に慌てない方がいいと思います 調整や項目の選定をじっくりされたらいいと思います 園長会などで内容や目的について共有した方がいいと思います また アンケート自体をどういう位置づけで行うのか 学校評価のように 園の評価として独自項目を取り入れるのか それとも市全体で同じ共通項目でやっていくのかも 園長会で相談した方 12

がいいと思います 独自項目があって 共通項目があるのがいいのかもしれません 自分たちが頑張っている所が保護者にどう伝わっているのかが気になる所かと思います アンケートに関しては次回も含めて検討継続という形にさせていただければと思います 自己評価の公表の仕方とかはどうですか 今最終的に各園の取り組み内容等を公表することによって 保護者に西脇市の就学前教育の取り組みの周知を図っていこうと考えています 公表の仕方につきましては 3 回目の委員会で取りまとめができればと思います 今回はカリキュラムの普及 浸透を中心に評価をしていただいておりますので そういった形で 取り組みを公表していく方法もあろうかと思います どういった公表の形がいいかを助言いただきたいと思います ~ 公表方法についての検討 ~ ありがとうございます 最後に 次年度の日程について 次年度の第 1 回委員会を 5 月で調整できればと思います それでは これで議事は終わらせていただきまして 進行を事務局にお返ししたいと思います 4 閉会 ありがとうございます 本日は皆さまご多忙の所ありがとうございました 次回につきましては 来年の 2 月 2 8 日金曜日 同じ 9 時半から 11 時半の予定で開催させていただきたいと思います 次回は後期の視察訪問を終えての各園の取り組みの状況等を協議いただこうと思いますのでよろしくお願いいたします 活発なご意見ありがとうございました 本日はありがとうございました 13