会社 組織のご紹介 本社 ( 設 ) 名古屋本社 東京本社 (1948 年 7 月 1 日 ) 従業員数 3,571 名 ( 単体 ) 56,827 名 ( 連結 ) 主要株主 トヨタ 動 株式会社 (21.7%) 株式会社豊田自動織機 (11.2%) 財務状況 (2019 年 3 月 ) 2019 年 3 月時点 資産合計 4 兆 4414 億円売上高 6 兆 7627 億円 純資産合計 1 兆 1958 億円当期純利益 1326 億円 属本部 グローバル部品 ロジスティクス本部 動 本部 化学品 エレクトロニクス本部 料 活産業本部 アフリカ本部 機械 エネルギー プラントプロジェクト本部 電 事業 SBU エネルギー プラント SBU 機械 SBU 電 事業部 再生 新規電 事業部 事業開発 G 事業管理 G 再生可能エネG 発電 G 新規事業 G 注 ) 豊田通商 ( 株 ) の無許可でのテキスト 画像等の無断転載 無断使用を固く禁じます 1
電 事業の沿 沿 : 2012 年 ユーラスエナジー子会社化 エネ ビジョンが再エネ参入 再エネの取り組みを加速 2017 年 米国 V2G ベンチャーヌービー社に出資 エジプト風 発電事業に参画 新技術への取組 新興国への展開 2006 年トーメンと合併 2016 年 1986 年 旧トーメンが北 にて 風 事業に参 2005 年 タイ 複合 参画 2009 年 北 IPP 参画 2013 年北 ショア案件参画 北 での電 事業を拡大 炭 商業運転開始 2018 年ユーラスエナジー国内設備容量 1GW 突破 注 ) 豊田通商 ( 株 ) の無許可でのテキスト 画像等の無断転載 無断使用を固く禁じます 2
豊田通商グループ電 事業の 針 安定 安価な電 供給により持続可能な低炭素社会に貢献 再生可能エネルギーの導入 風 太陽光 国内 No.1 再エネ電 事業者 電 の安定供給への貢献 Virtual Power Plant (VPP) 分散型電源 (DER) をネットワークで繋ぎ 仮想発電所として機能 Vehicle to- Grid (V2G) 安定電源の事業開発 経営 ガス 北 にてガス 持分容量 1,290MW を保有 主体的事業経営にて保有資産をバリューアップ 先進国 x 新興国 電動 (EV) を蓄電池として活 して 調整 を系統へ提供 Digitalization Mobility Vehicle-to-Grid (V2G) バイオマス Energy Toyota Group 注 ) 豊田通商 ( 株 ) の無許可でのテキスト 画像等の無断転載 無断使用を固く禁じます 3
ヌービー社ご紹介 社名 Nuvve Corporation( ヌービー社 ) 設 2010 年 本社所在地 米国カリフォルニア州 ( サンディエゴ ) ( 会社 : デンマーク 英国 フランス ) 従業員 36 名 +α V2G(Vehicle-to-Grid) サービス プロバイダー デラウェア大学が開発した充放電制御技術を使用した V2G ソフトウェアを独自開発 V2G に必要な 載蓄電池と系統間の充放電制御技術を保持 コア技術 : 電 会社からの指 に基づき 10 秒以内に応動可能 (EV の蓄電池から系統に放電 ) 1 両管理 2 分散型 電源 としてのサービス 3 載蓄電池の保護 オーナー毎に異なる旅程 充電スケジュールを管理 需要家側のエネルギー マネージメント機能を提供 電 系統向けの調整 を提供 経験と実績に基づく蓄電池の最適運用 注 ) 豊田通商 ( 株 ) の無許可でのテキスト 画像等の無断転載 無断使用を固く禁じます 4
ヌービー社デモ画像 (2014 年 ) 複数の電動 / 電動 オーナー事情 ( 旅程 電池残量など ) を加味した最適な制御が可能 注 ) 豊田通商 ( 株 ) の無許可でのテキスト 画像等の無断転載 無断使用を固く禁じます 5
ヌービー社海外での取り組み (2020 年 1 月時点 ) オランダでは 13,078 台の EV を使ったスマートチャージ (V1G) 実証を完了 (2016 年 ) システム構成は V2G と同じもの スケールに関する技術課題は 定量解消済み 米国ではスクールバスの電動化が進む 1 台当たり 260kWh 2020 年にはカリフォルニアで 1MW 以上の容量使 し市場参画する予定 ( 市場制度 ) スマートチャージ実証では既に1 万台以上のEVを制御 ( オランダ ) 一方 米国ではスクールバスの電動化が進み V2Gのリソースが巨大化している デンマークでも既に社有 のEV40 台以上のリソースを使用してV2Gを商業化に成功 ( 約 20 万円 / 台 / 年の収 ) 当社は引き続き 海外市場での知 を 本市場へ展開 注 ) 豊田通商 ( 株 ) の無許可でのテキスト 画像等の無断転載 無断使用を固く禁じます 6
V2G 実証事業目的 再エネの普及拡 に伴い 今後 出 変動の増 や余剰電 の発 が想定される このため 電動 の 載蓄電池を束ねて充放電させることにより 調整 や再エネの供給 シフト等として電動 を利活 する仕組みの構築を目指す 調整 の提供 再エネの供給 シフト 環境負荷の低い電動 の普及 ユーザへの電動 充放電器の新たな価値の提供 新たな調整 リソースの確保 リソース多様化による需給調整コストの低減 低炭素社会の実現 電 の安定供給への貢献 注 ) 豊田通商 ( 株 ) の無許可でのテキスト 画像等の無断転載 無断使用を固く禁じます 7
V2G 実証事業内容 V2G 制御システムの構築 電 系統への影響評価 愛知県内の駐 施設に電 系統へ供給可能な充放電器を設置 V2G の需給調整への活用に向けた試験装置の構築と V2G サーバーとの通信 制御試験 V2G 制御システムからの指令に基づき 調整 としての応動性能を評価 充放電器から電 系統へ供給することによる影響を評価 V2G 制御システム 複数台の電動 を充放電制御 2019 年度実証追加箇所 2018 年度実証海外の模擬制御シグナルを活用し 充放電器と連携する V2G システムの構築を実施 今年度の追加システム 2019 年度実証 V2G サーバーと 般送配電事業者システムとの連携とアプリを いた運 管理を実施 V2G サーバー 電 系統 需給調整試験サーバー 受電 / 供給 2019 年度実証追加箇所 今年度の追加システム 充放電 充放電 充放電 充放電 スマホで運 予定を登録 VSL VSL VSL VSL VSL(Vehicle Smart Link): ヌービー社が開発した V2G サーバーとの通信基板 両使 者 注 ) 豊田通商 ( 株 ) の無許可でのテキスト 画像等の無断転載 無断使用を固く禁じます 8
V2G 実証事業結果 試験結果 ( 応動総合性能 ) 実証試験を通じ その技術的な性能に関しては 確認することができた (OpenADR 経由で高速制御等 ) ヌービー社の技術は商業化の準備が完了 あとは V2G ビジネスの商業化を検討したい 注 ) 豊田通商 ( 株 ) の無許可でのテキスト 画像等の無断転載 無断使用を固く禁じます 9
分散型電源推進の上で考えられる課題 課題 対策案 メーターの設置場所 受電点での計測メーターではビルや家庭の消費の影響で 分散型電源の系統への貢献度が正確に把握できない 供出ユニット単位 ( 充放電器単位 ) で調整 メーターを設置することとしてはどうか 制度 Open ADR 整備 三次調整 次調整 次調整 で別々の 式で電 会社から信号を受ける必要あり 追加のシステム開発コストが発 調整 単価の 騰につながる 事業者が共通システムで市場参画ができるよう議論 実証を開始すべきではないか 評価方法 より信号に対して正確に反応しようというモチベーションが少ない PJM のパフォーマンススコアのようなものを導入してはどうか 電動 情報の活用 電動 所有者の特定や 載蓄電池の保護 両 VIN や蓄電池温度情報の活 を検討してはどうか 制度が決まらないことで充放電器メーカーは商品の仕様が決められず 量 産ができていない そのため 他国に加え充放電器が比較高い値段水準で推移している 豊田通商は 本の実証や海外事例を通じて上記のような課題を各ステークホルダーと一緒に協 しながら解決する事で 包括的に EV や電気の社会的コスト低減に繋げたい 注 ) 豊田通商 ( 株 ) の無許可でのテキスト 画像等の無断転載 無断使用を固く禁じます 10
参考 現在の需給調整市場市場設計 ( 予定 ) 難易度高中中低低 予想対価高中中低低 市場開設 2020 年 +α 2020 年 +α 参照 : 2023 年度 2021 年度 2021 年度 https://www.occto.or.jp/iken/2018/files/sankou_jukyuchouseis hijo.pdf 2021 年に三次調整 2の市場が開設予定 最低 札容量は1MW=200 台 (1 台 5kW 換算 ) 2021 年度に三次調整 2の参 を目指す 参照 :https://www.occto.or.jp/iinkai/chouseiryoku/jukyuchousei/2018/files/jukyu_shijyo_06_02.pdf 注 ) 豊田通商 ( 株 ) の無許可でのテキスト 画像等の無断転載 無断使用を固く禁じます 11