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m07 北見工業大学 様式①

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別紙3

企 画 課 企 画 部 満 了 2 55 総 務 部 企 画 室 設 置 認 可 学 部 佐 賀 大 学 附 属 図 書 館 医 学 分 館 設 置 申 請 書 企 画 室 企 画 調 査 係 2004/4/1 30 年 2005/4/1 2035/3/31 ファイル 事 務 室 企 画 部 企 画

続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

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社会保険加入促進計画に盛込むべき内容


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34 県 立 鶴 岡 工 業 高 等 校 ( 全 日 制 ) 工 業 科 ( 機 械 科 電 気 電 子 科 情 報 通 信 科 建 築 科 環 境 化 科 ) 次 のいずれかに 該 当 する 1 文 化 的 活 動 や 体 育 的 活 動 において 地 区 大 会 を 経 て 県 大 会 に 出

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道 内 シ ル バ ー 人 材 セ ン タ ー の 現 状 に つ い て は 契 約 金 額 に お い て は 請 負 契 約 で は 減 少 し た も の の シ ル バ ー 派 遣 事 業 の 大 幅 な 伸 び に よ り 5 年 ぶ り に 前 年 実 績 を 上 回 っ た が 会

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2. ど の 様 な 経 緯 で 発 覚 し た の か ま た 遡 っ た の を 昨 年 4 月 ま で と し た の は 何 故 か 明 ら か に す る こ と 回 答 3 月 17 日 に 実 施 し た ダ イ ヤ 改 正 で 静 岡 車 両 区 の 構 内 運 転 が 静 岡 運

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する ( 評 定 の 時 期 ) 第 条 成 績 評 定 の 時 期 は 第 3 次 評 定 者 にあっては 完 成 検 査 及 び 部 分 引 渡 しに 伴 う 検 査 の 時 とし 第 次 評 定 者 及 び 第 次 評 定 者 にあっては 工 事 の 完 成 の 時 とする ( 成 績 評 定

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(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

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●幼児教育振興法案

Ⅰ 調 査 の 概 要 1 目 的 義 務 教 育 の 機 会 均 等 その 水 準 の 維 持 向 上 の 観 点 から 的 な 児 童 生 徒 の 学 力 や 学 習 状 況 を 把 握 分 析 し 教 育 施 策 の 成 果 課 題 を 検 証 し その 改 善 を 図 るもに 学 校 におけ

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[ 組 合 員 期 間 等 の 特 例 ] 組 合 員 期 間 等 については 年 齢 職 種 などにより 過 去 の 制 度 からの 経 過 措 置 が 設 けられ ており 被 用 者 年 制 度 の 加 入 期 間 ( 各 共 済 組 合 の 組 合 員 期 間 など)については 生 年 月 日

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就 学 前 教 育 保 育 の 実 施 状 況 ( 平 成 23 年 度 ) 3 歳 以 上 児 の 多 く(4 歳 以 上 児 はほとんど)が 保 育 所 又 は 幼 稚 園 に 入 所 3 歳 未 満 児 (0~2 歳 児 )で 保 育 所 に 入 所 している 割 合 は 約 2 割 就 学

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一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 年 月 1 日 ) ( 単 位 : ) 1 級 級 級 級 5 級 級 1 号 給 の 給 料 月 額 15, 185,8,9 1,9 89,, 最 高 号 給 の 給 料 月 額,7 9, 5, 9,1,5, ( 注 ) 給 料 月 額 は

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2 出 願 資 格 審 査 前 記 1の 出 願 資 格 (5) 又 は(6) により 出 願 を 希 望 する 者 には, 出 願 に 先 立 ち 出 願 資 格 審 査 を 行 いますので, 次 の 書 類 を 以 下 の 期 間 に 岡 山 大 学 大 学 院 自 然 科 学 研 究 科 等

(5) 給 与 改 定 の 状 況 事 委 員 会 の 設 置 なし 1 月 例 給 事 委 員 会 の 勧 告 民 間 給 与 公 務 員 給 与 較 差 勧 告 A B A-B ( 改 定 率 ) 給 与 改 定 率 ( 参 考 ) 国 の 改 定 率 24 年 度 円 円 円 円 ( ) 改

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答申第585号

(5) 給 与 改 定 の 状 況 事 委 員 会 が 無 い た め 記 載 し て お り ま せ ん 1 月 例 給 事 委 員 会 の 勧 告 ( 参 考 ) 区 分 民 間 給 与 A 公 務 員 給 与 B 較 差 A - B 勧 告 ( 改 定 率 ) 給 与 改 定 率 国 の 改

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耐 震 診 断 受 付 期 間 4 月 16 日 ( 月 )~1 月 31 日 ( 木 ) 予 定 戸 数 100 戸 1 補 助 の 条 件 次 のすべての 要 件 に 該 当 すること (1) 市 民 自 らが 所 有 し 居 住 していること (2) 昭 和 56 年 5 月 31 日 以 前

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目 次 はじめに 1 1. 平 成 21 年 度 基 礎 生 物 学 研 究 所 実 績 の 概 要 5 2. 大 学 共 同 利 用 機 関 としての 基 礎 生 物 学 研 究 所 の 現 状 と 課 題 及 び 参 考 資 料 13 3. 基 礎 生 物 学 研 究 所 外 部 点 検 評 価 会 議 議 事 録 35 4. 外 部 点 検 評 価 アンケートに 対 する 回 答 のまとめ 117 5. 評 価 会 議 およびアンケート 関 連 資 料 資 料 1 Annual Report 2009 129 資 料 2 マックスプランク 植 物 育 種 学 研 究 所 (MPIZ)との 学 術 交 流 および 合 同 シンポジウムのwebページ 131 資 料 3 基 礎 生 物 学 研 究 所 における 研 究 組 織 の 再 編 について( 概 略 ) および 図 135 資 料 4 新 学 術 領 域 配 偶 子 幹 細 胞 制 御 機 構 ( 領 域 代 表 者 : 吉 田 松 生 ) および 新 学 術 領 域 哺 乳 類 初 期 発 生 の 細 胞 コミュニティー ( 領 域 代 表 者 : 藤 森 俊 彦 ) webページ 139 資 料 5 基 礎 生 物 学 研 究 所 の 概 況 145 資 料 6 外 部 点 検 評 価 会 議 において 指 摘 された 事 項 を 反 映 させた 事 例 153 資 料 7 MPIZでのインタビュースケジュール 155 資 料 8 欧 州 分 子 生 物 学 研 究 所 (EMBL) 派 遣 大 学 院 生 レポート 157 資 料 9 共 同 利 用 研 究 等 の 実 施 状 況 について 163 資 料 10 平 成 22 年 度 基 礎 生 物 学 研 究 所 共 同 利 用 研 究 の 公 募 について 165 資 料 11 MPIZ 若 手 交 流 事 業 報 告 173 資 料 12 第 7 回 生 物 学 国 際 高 等 コンファレンス(OBC) 要 旨 集 177 資 料 13 バイオインフォマティクストレーニングコースwebページ 183 資 料 14 基 生 研 パンフレット 187 資 料 15 研 究 に 情 熱 をそそぐ 人 たちNo.2 ~No.5 211 6. 発 表 論 文 資 料 1)2009~2007 発 表 論 文 リスト 223 2)2009~2007プレスリリースと 新 聞 報 道 247

はじめに 平 成 21 年 度 の 自 然 科 学 研 究 機 構 基 礎 生 物 学 研 究 所 の 外 部 点 検 評 価 報 告 書 をお 送 りします 平 成 21 年 は 最 先 端 研 究 開 発 支 援 事 業 の 枠 組 みの 変 更 や 年 末 の 事 業 仕 分 けなど 政 権 交 代 の 影 響 が 科 学 研 究 関 係 者 にも 大 きな 波 となってふりかかった 年 でした また 基 礎 生 物 学 研 究 所 など 大 学 共 同 利 用 機 関 にとっては 平 成 16 年 度 から 始 まった 法 人 化 の 第 一 期 中 期 計 画 中 期 目 標 の 最 終 年 度 であり この 6 年 間 の 活 動 実 績 について 平 成 22 年 度 に 最 終 評 価 を 受 けることになります 本 報 告 書 に 記 したように 基 礎 生 物 学 研 究 所 においては 平 成 21 年 度 も 活 発 な 先 端 生 物 学 研 究 を 推 進 するとともに 共 同 利 用 研 究 国 際 連 携 新 領 域 の 開 拓 若 手 研 究 者 の 育 成 などの 業 務 も 順 調 に 展 開 し ました その 内 容 は 1. 実 績 の 概 要 (5 9ページ) と 2. 現 状 と 課 題 (13 31ページ) にまとめました 外 部 評 価 として 運 営 会 議 の 所 外 委 員 に 平 成 21 年 度 の 活 動 についてアンケート 形 式 で 評 価 と 提 言 をし ていただきました (117 125ページ) さらに 平 成 22 年 4 月 に 評 価 会 議 を 開 き 研 究 所 の 運 営 会 議 所 外 委 員 3 名 と 運 営 会 議 委 員 以 外 の2 名 の 大 学 研 究 者 にお 集 まりいただいて 忌 憚 のないご 意 見 を 伺 いました ( 議 事 録 は35 113ページ 評 価 会 議 に 配 布 した 資 料 は129 220ページ) これまでも 評 価 会 議 でいただいたご 意 見 を 研 究 所 の 活 動 に 反 映 して きました (153 154ページ) が 今 回 の 評 価 会 議 でお 聞 きした 様 々な 助 言 やご 意 見 を 研 究 所 の 運 営 に 役 立 ててい くつもりです 研 究 成 果 については 年 報 Annual Report 2009 (129ページ) としてまとめるとともに 本 冊 子 の 巻 末 に 2007 年 から 2009 年 の 発 表 論 文 リストと 成 果 発 表 に 関 わる 新 聞 記 事 (221ページ) を 掲 載 しましたのでご 覧 ください この 他 の 研 究 所 の 業 務 活 動 の 主 なものは 以 下 のとおりです 1. 共 同 利 用 共 同 研 究 は 8 種 類 の 枠 について 募 集 し 多 くの 共 同 研 究 を 実 施 しました (163ページ) 2. 平 成 21 年 5 月 にドイツ ケルン 市 にあるマックスプランク 植 物 育 種 学 研 究 所 と 学 術 交 流 連 携 の 合 意 書 を 締 結 し 最 初 の 交 流 事 業 として 8 月 にケルンで 共 同 シンポジウムを 開 催 しました 評 価 会 議 の 中 で 説 明 し ていますように このシンポジウムの 日 本 側 参 加 者 を 公 募 し 所 外 から 選 考 した 7 名 の 研 究 者 と 所 内 の 5 名 の 研 究 者 を 派 遣 して ドイツ 側 研 究 者 と 交 流 して 共 同 研 究 の 可 能 性 を 積 極 的 に 模 索 する 試 みをおこないま した (131,155,173ページ) その 結 果 いくつかの 共 同 研 究 がスタートし またポストドク 研 究 員 として 新 たなキャリア を 拓 く 人 が 生 まれました 3. 平 成 22 年 1 月 には 掛 川 市 のヤマハリゾートつま 恋 において 第 7 回 生 物 学 国 際 高 等 コンファレンス (OBC: Okazaki Biology Conference)を 開 催 しました 基 礎 生 物 学 の 新 たな 研 究 分 野 として 共 生 システム の 進 化 を 考 え 研 究 者 のネットワークを 構 築 することを 目 的 とした 国 際 会 議 で カリフォルニア 大 学 ロサン ゼルス 校 の James Lake 教 授 と 基 礎 生 物 学 研 究 所 の 川 口 正 代 司 教 授 がオーガナイザーとなり 42 名 (そのう ち 海 外 から 12 名 )の 参 加 者 から 高 い 評 価 を 得 ました (177ページ) 4. 国 際 実 習 コース(International Practical Course)として 平 成 21 年 6 月 にヒメツリガネゴケの 実 験 講 習 会 を また 平 成 22 年 1 月 に 小 型 魚 類 の 発 生 遺 伝 学 のコースを 開 催 しました ヒメツリガネゴケのコースは 受 講 者 17 名 (そのうち 海 外 から 12 名 ) 魚 類 のコースは 受 講 者 15 名 (そのうち 海 外 から 13 名 )でした 5. 平 成 21 年 11 月 に 新 たに 3 名 の 教 授 を 公 募 しました 平 成 22 年 1 月 に 募 集 を 締 め 切 って 選 考 委 員 会 で 審 査 を 進 めており 平 成 22 年 度 に 新 たな 研 究 室 が 発 足 すると 期 待 しています なお 平 成 21 年 度 も 在 職 10 年 の 教 授 業 績 評 価 の 該 当 者 はありませんでした 6. 研 究 所 の 紹 介 と 総 合 研 究 大 学 院 大 学 の 大 学 院 生 募 集 を 兼 ねたオープンキャンパスや 大 学 院 生 の 卒 業 後 の 進 路 設 計 に 資 することを 目 的 としたキャリアセミナーを 開 催 しました 7. 研 究 所 の 活 動 を 分 かり 易 い 形 で 社 会 と 研 究 者 コミュニティにお 知 らせする 努 力 も 進 めており 研 究 所 の ホームページを 頻 繁 に 更 新 して 最 新 のニュースを 載 せるとともに 研 究 者 の 個 人 像 を 紹 介 するリーフレット 研 究 に 情 熱 をそそぐひとたち (211 220ページ) を 引 き 続 き 刊 行 しました この 報 告 書 をご 一 読 いただき 基 礎 生 物 学 研 究 所 の 運 営 と 活 動 についてのご 意 見 ならびにご 支 援 を 頂 ければ 誠 にありがたく 存 じます 平 成 22 年 6 月 基 礎 生 物 学 研 究 所 所 長 岡 田 清 孝 1

1. 平 成 21 年 度 基 礎 生 物 学 研 究 所 実 績 の 概 要

1. 学 術 研 究 の 推 進 基 礎 生 物 学 研 究 所 では 生 物 現 象 の 基 本 原 理 を 明 らかにすることを 目 指 し 細 胞 生 物 学 発 生 生 物 学 神 経 生 物 学 進 化 多 様 性 生 物 学 環 境 生 物 学 等 の 基 盤 研 究 並 びに 共 同 利 用 研 究 を 推 進 し 数 多 くの 優 れた 研 究 成 果 を 上 げた 研 究 の 質 の 高 さは 機 関 別 論 文 引 用 度 指 数 高 Impact Factor 雑 誌 への 発 表 数 競 争 的 資 金 の 獲 得 状 況 等 に 示 されている 平 成 21 年 度 の 主 な 研 究 成 果 として プレスリリースを 通 じて 公 開 され 新 聞 記 事 掲 載 に 至 った 成 果 を 以 下 に 列 挙 する 1 無 脊 椎 動 物 の 生 殖 腺 刺 激 ホルモンを 初 め てヒトデで 発 見 した このホルモンは ヒトの 妊 娠 や 分 娩 を 助 ける 働 きのあるリ ラキシンと 呼 ばれるホルモンと 似 た 化 学 構 造 を 持 つ 今 後 動 物 の 生 殖 システム の 進 化 を 明 らかにする 上 で リラキシンが 重 要 な 鍵 となることが 期 待 される 2 ヒメツリガネゴケにおいて 細 胞 の 記 憶 を 制 御 する PRC2 遺 伝 子 を 破 壊 すると 絶 滅 した 化 石 植 物 ( 前 維 管 束 植 物 )に 似 た 多 数 の 枝 分 かれを 持 つようになることが 分 かった 現 在 は 枝 分 かれを 持 たないコケ 植 物 も 潜 在 的 にその 能 力 を 持 つことが 示 され 陸 上 植 物 の 進 化 を 論 ずる 上 で 重 要 な 一 歩 となった 3マウスにおいて 精 子 の 幹 細 胞 が 一 旦 精 子 への 分 化 を 開 始 した 後 からでも 再 び 幹 細 胞 の 状 態 に 復 帰 することが 可 能 なことを 示 した 幹 細 胞 を 確 実 に 維 持 し 多 年 にわたる 多 数 の 精 子 生 産 を 保 障 しているメカニズムの 一 端 が 明 らかになった 4 脊 椎 動 物 の 脳 や 脊 髄 の 元 となる 神 経 管 は 神 経 板 という 平 面 状 の 組 織 がくぼんで 作 られるが こ の 時 に 神 経 板 の 細 胞 の 片 面 にアクチン( 筋 収 縮 にかかわるタンパク 質 )が 集 積 して 収 縮 することが 原 動 力 となると 考 えられている この 集 積 に2 種 類 の 細 胞 間 接 着 分 子 が 関 わっていることを 明 らかにした 形 態 形 成 の 基 本 メカニズム 解 明 に つながる 成 果 である 5 植 物 の 細 胞 が 細 菌 感 染 した 時 に 発 動 される 免 疫 機 構 のひ とつを 解 明 した 細 菌 感 染 後 に 細 胞 内 の 液 胞 と 細 胞 外 をつなぐ 通 路 が 形 成 され 液 胞 内 の 抗 菌 タンパク 質 を 放 出 するとともに 自 らは 細 胞 死 を 起 こし 感 染 の 拡 大 を 防 止 していた 植 物 の 自 己 防 衛 能 力 の 一 端 が 明 らかになった この 他 にも 神 経 軸 索 ガイダンス 分 子 の 軸 索 内 細 胞 骨 格 制 御 機 構 の 解 明 マカク ザルにおける 両 眼 視 情 報 処 理 に 関 連 する 遺 伝 子 発 現 解 析 染 色 体 凝 縮 におけるコ ンデンシンの 結 合 機 構 解 明 花 粉 管 による 卵 装 置 認 識 に 関 わる 因 子 の 発 見 マメ 科 植 物 における 根 粒 数 の 制 御 機 構 の 解 析 ナメクジウオにおけるエストロゲン 受 容 体 の 解 析 微 生 物 比 較 ゲノムデータベースの 改 良 等 が 挙 げられる 5

2. 共 同 利 用 共 同 研 究 の 推 進 基 礎 生 物 学 研 究 所 では 研 究 支 援 施 設 を 整 理 統 合 して2つのセンターにまとめ 利 用 者 の 利 便 を 図 った その 内 の1つ 生 物 機 能 解 析 センターには 平 成 22 年 度 よ り2 名 の 特 任 准 教 授 を 配 置 し 共 同 利 用 研 究 を 中 心 とした 利 用 者 に 対 する 解 析 手 法 の 助 言 大 量 データの 解 析 支 援 新 たな 共 同 研 究 システムの 企 画 等 のサポー ト 体 制 を 強 化 する 計 画 である 平 成 22 年 度 より 本 センターの 活 動 として 新 たにデジタル 走 査 式 平 面 照 射 顕 微 鏡 (DSLM) 共 同 利 用 実 験 次 世 代 DNA シーケンサー 共 同 利 用 実 験 の 公 募 を 開 始 する DSLM を 共 同 利 用 に 供 するための 準 備 として マウス カエル メダカ ゼブラフ ィッシュ ニワトリ アメーバの 各 種 観 察 に 適 用 し 多 様 な 要 請 に 応 える 実 績 を 積 んだ その 過 程 で 精 密 な 温 度 調 整 を 可 能 にする 空 調 機 の 導 入 および 観 察 可 能 な 対 象 を 広 げるための 405nm レーザーの 設 置 と 60x 対 物 レンズが 使 用 できる 試 料 チャンバーの 製 作 を 実 施 した 大 型 スペクトログラフ 施 設 では 高 度 化 の 一 環 として 導 入 した 波 長 可 変 レーザー 照 射 システムに 関 して 共 同 利 用 において 必 要 となる 水 中 試 料 への 細 胞 小 器 官 レ ベルでの 限 局 された 照 射 を 可 能 とする LCOS-SLM パターン 照 射 装 置 を 導 入 し 設 置 調 整 を 行 った また 国 際 実 習 コース 実 施 のために 整 備 したトレーニングコース 実 習 室 を 所 外 主 催 の 実 習 コース 等 への 利 用 を 可 能 にするトレーニングコース 実 習 室 施 設 利 用 の 公 募 を 開 始 した メダカバイオリソースにおいては 室 内 飼 育 室 整 備 によるメダカの 保 存 提 供 体 制 の 充 実 ならびに 系 統 の 受 け 入 れから 系 統 特 性 のデータベース 化 までの 効 率 化 を 図 った また 遺 伝 子 導 入 メダカの 作 成 と 精 子 凍 結 による 系 統 保 存 および 凍 結 精 子 を 用 いた 人 工 授 精 に 関 する 国 際 講 習 会 を 開 催 した 6

3. 国 際 連 携 と 広 報 活 動 の 展 開 基 礎 生 物 学 研 究 所 と 欧 州 分 子 生 物 学 研 究 所 (EMBL)との 間 で 岡 崎 地 区 に 整 備 設 置 した 共 同 研 究 室 において 生 体 シグナルの 可 視 化 (バイオイメージング) を 主 体 とした 重 要 な 研 究 課 題 について 共 同 研 究 を 実 施 した 引 き 続 き EMBL と の 合 同 シンポジウムを 4 月 20-22 日 に Functional Imaging: from Atoms to Organisms をテーマとして 開 催 したほか 10 月 27-29 日 には EMBL の 大 学 院 生 が 企 画 運 営 する 学 生 シンポジウム Puzzles in Biology putting the pieces together に 総 合 研 究 大 学 院 大 学 ( 基 礎 生 物 学 専 攻 )の 大 学 院 生 (7 名 ) および 名 古 屋 大 学 の 大 学 院 生 (3 名 )を 派 遣 し 研 究 発 表 討 論 の 機 会 を 与 えるなど 大 学 院 生 を 中 心 とした 若 手 研 究 者 の 交 流 を 実 施 した 基 礎 生 物 学 研 究 所 とドイツ のマックス プランク 植 物 育 種 学 研 究 所 との 間 で 学 術 交 流 協 定 を 締 結 し 第 一 回 となる 合 同 シンポジウム Evolution and Development を 7 月 25-26 日 にケル ンにて 開 催 した このシンポジウムをきっかけとして 植 物 オルガネラに 関 する 共 同 研 究 の 実 施 が 決 まり 基 礎 生 物 学 研 究 所 の 若 手 研 究 者 1 名 をマックス プラン ク 植 物 育 種 学 研 究 所 に2 週 間 派 遣 した また 次 回 の 合 同 シンポジウムを 平 成 22 年 秋 に 岡 崎 で 開 催 するという 合 意 に 至 った International Practical Course( 国 際 トレーニングコース)は 我 が 国 ばかりで なく 諸 外 国 の 若 手 研 究 者 大 学 院 生 への 実 験 技 術 の 普 及 を 目 的 とした 講 習 会 で ヒメツリガネゴケの 解 析 をテーマとし 基 礎 生 物 学 研 究 所 内 外 の 専 門 家 を 講 師 として 平 成 21 年 6 月 29 日 -7 月 3 日 の 日 程 で 開 催 し ベルギー イスラエル シンガポールなどから 17 名 の 受 講 生 を 受 け 入 れた また メダカ ゼブラフィ ッシュなど 小 型 魚 類 モデルの 発 生 遺 伝 学 をテーマとしたコースを 平 成 22 年 1 月 26 日 -2 月 2 日 の 日 程 で 開 催 し アジア 諸 国 を 含 め ドイツ 米 国 など 15 名 の 受 講 生 を 受 入 れてトレーニングコースを 行 った 加 えて コース 期 間 中 に 外 部 講 師 による 講 演 会 を 行 って 受 講 生 に 最 新 の 技 術 動 向 についても 触 れる 機 会 を 設 け 若 手 研 究 者 の 育 成 を 図 った 併 せて バイオインフォマティクス をテーマとし たトレーニングコースを 企 画 し 平 成 21 年 8 月 19-21 日 及 び 9 月 8-10 日 の2 回 を 開 催 し 受 講 生 31 名 の 受 け 入 れを 行 った 広 報 活 動 として プレスリリースを 計 17 件 行 い 研 究 成 果 や 研 究 活 動 の 情 報 発 信 に 務 めた また 基 礎 生 物 学 研 究 所 パンフレットを2 年 ぶりに 改 訂 するととも に 研 究 者 紹 介 リーフレット 研 究 に 情 熱 を 注 ぐ 人 たち を4 名 の 研 究 者 につい て 作 成 した インターネットを 介 した 情 報 発 信 の 強 化 のため 動 画 公 開 サイトに 研 究 者 インタビュー 動 画 映 像 を2 件 公 開 した 岡 崎 3 研 究 所 と 日 本 科 学 未 来 館 と の 間 の 科 学 コミュニケーションの 推 進 に 関 する 協 定 締 結 を 記 念 して 平 成 21 年 11 月 28 日 に 日 本 科 学 未 来 館 との 合 同 シンポジウム 身 体 の 中 のにぎやかな 世 界 を 開 催 した 岡 崎 市 理 科 作 品 展 に 出 展 された 小 中 学 生 の 自 由 研 究 課 題 のうち 特 色 ある 研 究 に 対 して 岡 崎 3 研 究 所 合 同 で 基 生 研 生 理 研 分 子 研 未 来 の 科 学 者 賞 を 授 与 した 7

4. 新 領 域 の 開 拓 新 領 域 形 成 を 目 的 とした 生 物 学 国 際 高 等 コンファレンス(OBC)は 第 一 線 で 国 際 的 に 活 躍 する 研 究 者 をこれまでにない 組 み 合 わせで 招 聘 し 生 物 学 の 将 来 を 見 据 えたテーマについて 数 日 間 にわたり 討 論 する 形 式 で 開 催 している 平 成 21 年 度 は 準 備 研 究 会 の 開 催 ( 平 成 21 年 4 月 27-28 日 岡 崎 コンフェレンスセン ター 10 名 が 出 席 ) 及 び 国 内 関 連 学 会 国 内 大 学 研 究 機 関 への 案 内 (ポスタ ーを 作 製 して 配 布 ) 並 びに Nature Science 等 への 公 募 要 綱 掲 載 による 一 般 参 加 者 募 集 を 経 て 第 7 回 会 議 "The Evolution of Symbiotic Systems( 共 生 システム の 進 化 )"を 平 成 22 年 1 月 11-15 日 ( 掛 川 市 ヤマハリゾートつま 恋 で 11-14 日 及 び 基 生 研 で 14-15 日 )にわたって 開 催 した 33 名 の 参 加 者 ( 国 内 から 21 名 国 外 から 12 名 )のうち 国 内 6 名 と 国 外 6 名 は 一 般 公 募 への 応 募 者 から 選 考 した 一 般 参 加 者 の 公 募 は 今 回 からの 新 方 式 である OBC8 以 降 のテーマについて 平 成 19 年 度 に 実 施 した 外 部 評 価 の 外 国 人 評 価 委 員 に 意 見 を 求 めるとともに OBC 運 営 委 員 会 を 平 成 22 年 3 月 29 日 に 開 催 し て 今 後 の 開 催 方 式 OBC8 のテーマ それ 以 降 のテーマ 設 定 の 仕 組 み 等 につい て 検 討 した 8

5. 若 手 研 究 者 の 育 成 基 礎 生 物 学 研 究 所 では 総 合 研 究 大 学 院 大 学 基 礎 生 物 学 専 攻 の 基 盤 機 関 として 大 学 院 生 の 教 育 を 行 なってきた また 特 別 共 同 利 用 研 究 員 として 他 大 学 から 大 学 院 生 を 受 け 入 れ 大 学 院 生 教 育 に 協 力 貢 献 している これらの 制 度 により 基 礎 生 物 学 研 究 所 に 在 籍 した 学 生 から 多 くの 人 材 が 輩 出 されている 平 成 21 年 度 は 総 合 研 究 大 学 院 大 学 との 連 携 により 担 当 教 員 55 名 で 28 人 の 大 学 院 学 生 に 対 し 11 講 義 ( 専 攻 をまたぐ 共 通 科 目 を 含 む) 36 演 習 を 実 施 し 適 切 に 単 位 認 定 した また 4 名 に 対 し 博 士 の 学 位 を 授 与 した また 11 名 の 特 別 共 同 利 用 研 究 員 を 他 大 学 から 受 け 入 れた これらの 大 学 院 生 には RA 制 度 により 年 間 70 万 円 の 経 済 的 支 援 を 行 なった( 平 成 21 年 度 より 年 間 60 万 円 から10 万 円 増 額 ) 名 古 屋 大 学 理 学 部 及 び 農 学 部 のグローバル COE との 連 携 を 進 め 教 員 及 び 学 生 が シンポジウムに 参 加 して 研 究 教 育 の 連 携 を 図 った また 欧 州 分 子 生 物 学 研 究 所 (EMBL)で 開 催 された 学 生 主 催 のシンポジウムに 基 礎 生 物 学 研 究 所 から7 名 の 学 生 を 名 古 屋 大 学 から3 名 の 学 生 を 派 遣 し 学 生 間 の 交 流 を 行 なった 国 内 の 大 学 生 大 学 院 生 を 対 象 とし 大 学 院 説 明 会 ( 東 京 での2 回 と 岡 崎 でのオープ ンキャンパスの 合 計 で45 名 が 参 加 ) 体 験 入 学 (39 名 が 参 加 )を 開 催 するとともに 海 外 セミナー( 中 国 北 京 大 学 )および NIBB インターンシップ 制 度 (インド エジプトから2 名 を 約 10 週 間 受 け 入 れ)を 活 用 し 国 外 からの 留 学 生 確 保 につとめた 名 古 屋 市 科 学 館 での 研 究 紹 介 実 演 中 学 高 校 への 出 前 授 業 および SSH に 係 る 特 別 講 演 ( 計 6 回 )と 実 習 ( 計 3 回 )を 実 施 した また 国 際 生 物 学 オリンピック 代 表 者 ( 高 校 生 )を 対 象 とした 特 別 教 育 を 担 当 し 講 義 および 実 習 を 行 うとともに 中 部 地 区 の 高 校 理 科 教 員 向 けに 実 験 講 習 会 両 生 類 のオーガナイザー 移 植 実 験 を 実 施 した これらの 活 動 により 高 校 生 および 高 校 の 教 員 に 対 して 基 礎 生 物 学 研 究 所 の 知 名 度 を 上 げること につとめた 大 学 院 卒 業 後 のキャリアパス 支 援 のために 海 外 留 学 経 験 者 や 独 立 したての 若 手 PI 等 を 講 師 に 招 いてキャリアパスセミナーを2 回 実 施 した 9

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2. 大 学 共 同 利 用 機 関 としての 基 礎 生 物 学 研 究 所 の 現 状 と 課 題 及 び 参 考 資 料

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3. 基 礎 生 物 学 研 究 所 外 部 点 検 評 価 会 議 議 事 録

基 礎 生 物 学 研 究 所 外 部 点 検 評 価 会 議 日 時 : 平 成 22 年 4 月 26 日 ( 月 )13:00~16:00 場 所 : 自 然 科 学 研 究 機 構 ( 岡 崎 ) 事 務 センター 棟 3 階 第 一 会 議 室 出 席 者 : 佐 藤 矩 行 ( 基 礎 生 物 学 研 究 所 運 営 会 議 委 員 沖 縄 科 学 技 術 研 究 基 盤 整 備 機 構 代 表 研 究 者 ) 大 隅 典 子 ( 基 礎 生 物 学 研 究 所 運 営 会 議 委 員 東 北 大 学 教 授 ) 加 藤 和 人 ( 基 礎 生 物 学 研 究 所 運 営 会 議 委 員 京 都 大 学 准 教 授 ) 山 本 正 幸 ( 東 京 大 学 教 授 ) 阿 形 清 和 ( 京 都 大 学 教 授 ) 岡 田 清 孝 ( 基 礎 生 物 学 研 究 所 所 長 ) 山 森 哲 雄 ( 基 礎 生 物 学 研 究 所 教 授 副 所 長 ) 西 村 幹 夫 ( 基 礎 生 物 学 研 究 所 教 授 主 幹 ) 野 田 昌 晴 ( 基 礎 生 物 学 研 究 所 教 授 主 幹 ) 上 野 直 人 ( 基 礎 生 物 学 研 究 所 教 授 主 幹 ) 児 玉 隆 治 ( 基 礎 生 物 学 研 究 所 准 教 授 記 録 担 当 ) ( 岡 田 ) 基 礎 生 物 学 研 究 所 の 外 部 点 検 評 価 の 評 価 会 議 に お 忙 しい 中 を 来 ていただいて 本 当 にありがとうございました これは 研 究 所 の 活 動 としては 非 常 に 重 要 なものだとわれ われは 考 えておりまして 評 価 なくして 発 展 はないと 思 っているわけです ですからこれ までの 研 究 所 の 活 動 それから 今 後 の 方 針 とか あるいは 理 想 とするところといったこと に 関 していろいろお 話 をして それに 対 するコメントを 是 非 とも 頂 きたい 思 っております また 外 部 点 検 評 価 報 告 書 を 出 すことが 求 められておりまして そこに 今 日 の 会 議 の 議 事 録 を 載 せたいと 思 っております この 方 式 はもう 数 年 前 からずっと 続 けてきておりまし て 基 生 研 の 報 告 書 の 特 徴 にもなってきています ぜひとも 忌 憚 のない 意 見 を 言 っていた だいて それぞれの 担 当 の 主 幹 および 副 所 長 がおりますので 意 見 をお 互 いに 交 換 をする ことによって 基 礎 生 物 学 研 究 所 の 活 動 と 大 学 共 同 利 用 機 関 としての 役 割 といったことに ついて 議 論 を 深 めたいと 思 います 今 後 諸 大 学 と 交 流 しつつ 共 に 日 本 の 学 術 力 をサポ ートして 展 開 していくためにも ここでお 話 をさせていただくことがお 互 いにとって 大 事 なことではないかと 思 いますので ぜひともよろしくお 願 いしたいと 思 います 資 料 6をご 覧 下 さい これは これまでの 外 部 点 検 評 価 会 議 でいろいろな 指 摘 をしてい 35

ただいた 点 に 関 して 実 際 に 対 忚 した 事 項 をまとめたリストです バイオリソースの 問 題 とか 子 供 のいる 職 員 の 研 究 環 境 を 整 えるための 保 育 園 を 設 置 したとか 等 々のご 指 摘 に 対 忚 した 実 例 を 書 いております 今 回 のこの 評 価 会 議 に 関 しても いろいろなご 意 見 に 関 してはできるだけ 対 忚 して 内 部 努 力 でできることに 関 しては 実 施 するとともに 概 算 要 求 などにも 取 り 上 げていきたいと 思 っているところです 1. 基 礎 生 物 学 研 究 所 の 概 況 説 明 それでは パワーポイントの 図 ( 資 料 5)を 見 ていただきたいと 思 います これは 研 究 所 の 概 況 としてまとめたものです 1ページ 目 は 研 究 所 の 全 体 の 方 針 ですが 二 つありまし て 一 つは 新 研 究 領 域 を 開 拓 して 国 際 的 な 発 展 を 牽 引 することによって 指 導 的 立 場 を 確 保 すること そしてその 上 で 国 内 外 の 研 究 者 コミュニティに 共 同 研 究 の 場 を 提 供 し て 先 端 研 究 を 推 進 するということが 第 一 のミッションです 2 番 目 は 具 体 的 な 研 究 の 内 容 ですけれども 生 物 の 基 本 的 な 遺 伝 子 の 働 きや 細 胞 の 働 き を 探 るとともに 環 境 に 適 忚 した 生 物 が 多 様 な 形 と 能 力 を 持 つに 至 った 仕 組 みおよび 生 物 が 環 境 にうまく 適 忚 して 生 きている 仕 組 みを 解 明 する 我 々は 基 礎 生 物 学 分 野 の 広 がり をこのように 規 定 しているわけです 1 枚 めくっていただきまして ページ2ですけれども これは 基 礎 生 物 学 研 究 所 の 組 織 の 最 近 の 変 更 点 だけを 書 いております それぞれの 研 究 領 域 あるいは 研 究 室 の 研 究 内 容 に ついては 別 の 資 料 を 見 ていただくとしまして 今 年 の4 月 から 変 更 を 行 ったのが この 下 の モデル 生 物 研 究 センター と 生 物 機 能 解 析 センター でして これまでのいわゆる サポート 部 門 いろいろな 施 設 をまとめるとともに 共 同 研 究 に 相 忚 しい 格 好 に 組 織 を 改 めたというものです それからページ3では 昨 年 度 および 一 昨 年 度 の 人 員 構 成 と 決 算 額 のまとめのグラフで す 左 側 の 方 は 昨 年 の 10 月 1 日 現 在 の 人 員 構 成 で 現 在 もそれほどは 変 わっておりません 定 員 内 スタッフが4 分 の1 ポスドクの 研 究 員 が4 分 の1 大 学 院 生 が 全 体 の5 分 の1あ るいは6 分 の1 程 度 技 術 職 員 および 補 助 員 の 人 たちという 構 成 になっておりまして 総 計 はきっちり 300 名 になっております 決 算 額 の 方 は 運 営 費 交 付 金 として 国 からもらっているものが 全 体 の 半 分 弱 施 設 費 がか なりありますけれども これはたまたまこの 年 が 耐 震 工 事 を 行 ったためで 工 事 が 終 わっ 36

た 昨 年 度 からはほぼゼロに 近 いというところです それを 外 してみますと 結 局 運 営 費 交 付 金 が 半 分 強 になるということになりますし 残 りの 半 分 弱 は 外 部 資 金 で 科 学 研 究 費 受 託 研 究 費 寄 付 金 等 です 次 の4ページを 見 ていただきますと これは 先 ほど 私 が1ページ 目 のところでお 話 をし た 基 礎 生 物 学 研 究 所 のミッションを より 具 体 的 に どういう 形 で 予 算 を 使 いながらやっ ているかという 点 を 五 つの 方 向 にまとめて 示 したものです 左 側 の 下 の 研 と 書 いた 項 目 これは 学 術 研 究 の 推 進 ということで いわば 一 番 根 幹 を 成 す 活 動 です その 上 の 共 と 書 いてある 項 目 は 共 同 利 用 研 究 の 推 進 これはさまざ まな 共 同 利 用 の 仕 組 みをつくったり 古 くなったものはやめたりというようなことで 年 々 尐 しずつ 直 しながら 共 同 研 究 を 募 って 実 績 を 積 み 上 げているところです その 真 上 にあり ます 携 とあるものは 国 際 連 携 の 活 動 で 後 で 詳 しい 説 明 をいたします 右 側 に 行 きま して 新 と 書 いてあるもの これは 新 研 究 領 域 の 開 拓 で 研 究 所 にいる 研 究 者 は 基 礎 生 物 学 の 中 での 新 しい 研 究 分 野 を 常 に 率 先 して 開 拓 する 役 割 を 担 っているのだと 認 識 してい て 具 体 的 にはさまざまなカンファレンスを 行 うとか 技 術 開 発 に 関 するトレーニングコ ースの 開 催 を 通 じて 新 領 域 の 開 拓 を 試 みていくというものです それから 右 側 の 下 にあ る 若 と 書 いてあるものは これは 若 手 研 究 者 の 育 成 ということで 総 合 研 究 大 学 院 大 学 の 大 学 院 教 育 も 大 きな 柱 ですけれども それ 以 外 に 国 内 外 の 大 学 から 受 け 入 れた 大 学 院 37

生 いわゆる 受 託 学 生 の 教 育 それ 以 外 の 国 内 外 の 連 携 先 の 研 究 所 とか 大 学 と 協 力 した 若 手 研 究 者 の 育 成 もやっているというものです ページ5は 基 礎 生 物 学 研 究 所 からさまざまに 影 響 力 の 高 い 論 文 が 出 ているということ を トムソン ロイターの 引 用 度 指 数 という 一 番 新 しい 指 標 で 示 したものです 生 物 科 学 の 総 合 という 表 で 基 礎 生 物 学 研 究 所 が2 位 になっています こういった 評 価 の 仕 方 や 点 数 の 付 け 方 にはいろいろなやり 方 があると 思 いますけれども 研 究 所 では 例 年 それなりに 頑 張 っている 人 数 が 尐 ない 中 で みんな 必 死 になってやっているというところです 同 様 に 研 究 のレベルを 示 す 資 料 が 次 の6ページと7ページにもあります 7ページは 昨 年 度 の 科 研 費 の 取 得 状 況 で 採 択 件 数 が 56 件 それで 配 分 額 は5 億 5000 万 円 というこ とは 1 件 当 たり 1000 万 円 くらいになるわけです だから 非 常 に 高 額 の 科 研 費 を 受 けてい る 人 が 多 いということになるのですが このように 高 く 評 価 していただいているのは 非 常 にありがたいことで それに 見 合 った 成 果 を 出 していくということが 大 事 であるというこ とはもちろんです 8ページは 共 同 利 用 の 推 進 公 募 に 関 するものですけれども これについては 共 同 利 用 担 当 の 主 幹 の 野 田 さんの 方 から 説 明 していただきます ( 野 田 ) はい 大 学 共 同 利 用 機 関 法 人 ということで 共 同 利 用 研 究 の 推 進 ということが 最 も 大 事 な 事 業 ともいえるわけですが 設 立 以 来 30 年 尐 しずつリニューアルしながら 共 同 利 用 研 究 を 推 進 しております 最 初 にありますのが 重 点 共 同 利 用 研 究 で 生 物 学 の 基 盤 研 究 をさらに 強 化 発 展 させ る 新 しい 研 究 領 域 を 創 造 するための 共 同 利 用 研 究 ということで 複 数 のグループからな る 研 究 です これは 所 内 所 外 どちらから 提 案 されても 良 いシステムで 300 万 円 / 年 3 年 間 という 研 究 費 を 付 けた 共 同 利 用 研 究 です 2 番 目 は モデル 生 物 技 術 開 発 共 同 利 用 研 究 というもので これまで 基 生 研 はゼブ ラフィッシュであるとか シロイヌナズナであるとか そういった 新 しいモデル 生 物 を 開 発 したり あるいはそれを 国 内 に 普 及 したりという 機 能 を 果 たしてきた 歴 史 的 経 緯 もござ いまして 新 しいモデル 生 物 技 術 開 発 を 行 う 共 同 利 用 研 究 というものを 募 集 しているも のです これも 所 内 あるいは 所 外 どちらからの 提 案 も 受 け 付 けるということで これは 年 間 予 算 100 万 円 /プロジェクトということで 募 集 しております 3 番 目 の 個 別 共 同 利 用 研 究 というものが 従 来 からあった 共 同 利 用 研 究 で 他 機 関 の 38

研 究 者 が 提 案 する 課 題 に 対 して 研 究 所 内 の 教 授 准 教 授 助 教 がそれに 対 忚 するといっ た 個 別 のプロジェクトです これは 旅 費 だけを 支 給 しております それから 研 究 会 これも 重 要 な 課 題 について 比 較 的 尐 人 数 で 行 う 研 究 集 会 に 対 して 援 助 を 行 うもので これも 旅 費 のみを 支 給 しております 大 型 スペクトログラフ 共 同 利 用 実 験 と 申 しますのは 基 礎 生 物 学 研 究 所 が 持 つ 唯 一 の 大 型 施 設 である 大 型 スペクトログラフ 室 を 使 った 共 同 利 用 研 究 です それから 6 7にあります 平 成 22 年 度 より 開 始 した 新 規 の 事 業 がございまして D SLM 共 同 利 用 実 験 次 世 代 DNAシーケンサー 共 同 利 用 実 験 という 二 つの 新 しい 機 器 を 使 う 研 究 を 募 集 しております これらは 組 織 改 革 として 行 った 生 物 機 能 解 析 センターの 設 置 に 伴 う 新 しい 事 業 という 言 い 方 もできるかと 思 います それから8-1 8-2は 分 析 室 あるいはトレーニングコース 実 習 室 の 利 用 で これは 旅 費 を 支 給 いたしませんが 機 器 の 利 用 あるいは 実 習 室 を 所 外 の 方 々にもご 利 用 いただこ うという 事 業 です 以 上 が 大 体 の 概 略 ですが それぞれの 件 数 はと 申 しますと 資 料 9 に 昨 年 の 件 数 がここ 数 年 の 件 数 の 推 移 とともに 書 いてございます 大 体 年 間 70 件 ぐらいの 共 同 利 用 研 究 を 受 け 入 れております 毎 年 12 月 に 募 集 しまして2 月 末 に 審 査 会 を 開 いて 採 択 不 採 択 を 決 める ということで 平 成 22 年 度 4/1 現 在 とありますのは 12 月 に 締 め 切 ったものに 対 す る 採 択 件 数 ということになります 4 月 以 降 も 随 時 募 集 を 受 け 付 けておりまして 来 年 度 の 募 集 を 締 め 切 る 11 月 末 まで 毎 月 1 回 審 査 会 を 開 くという 形 で 追 加 募 集 に 忚 じており ます 従 って 現 在 52 件 となっておりますが 今 後 増 えていくということで 平 成 22 年 度 も 最 終 的 には 70 件 を 超 える 件 数 になろうかと 思 います それから ページ9に 共 同 利 用 の 推 進 : 大 型 スペクトログラフ というものが 載 って おります これが 唯 一 の 共 同 利 用 の 大 型 施 設 であるわけですが この 利 用 に 関 しては 件 数 が 漸 減 傾 向 にあるということで これをさらにリニューアルしながら 新 しい 共 同 利 用 実 験 をどう 組 み 立 てていくかというのが 一 つの 課 題 になっております 資 料 10 は 共 同 利 用 研 究 の 公 募 の 公 募 要 領 です 先 ほど 説 明 いたしました1~8の 各 カ テゴリーに 属 する 共 同 利 用 研 究 の 募 集 に 関 するさらに 詳 しい 説 明 が 載 っております 申 請 書 のフォーマットは 研 究 所 のホームページから 利 用 可 能 です 追 加 申 請 を 随 時 受 け 付 け 所 内 と 所 外 の 委 員 からなる 審 査 委 員 会 で 書 面 審 査 するという 形 になっています 共 同 利 用 機 関 ですので 審 査 は 所 外 の 運 営 会 議 の 先 生 方 が 参 加 した 形 で 採 択 不 採 択 を 審 議 する 39

ということになっています 以 上 です ( 岡 田 ) よろしいですか 後 で 質 問 等 はまとめて 言 っていただくとしまして 次 に 行 き ます 共 同 利 用 に 関 わる 研 究 組 織 の 再 編 を 行 ったので 資 料 3をご 覧 下 さい 先 に モデ ル 生 物 研 究 センターと 生 物 機 能 解 析 センターというサポート 体 制 は いろいろな 施 設 をま とめて 再 編 したと 申 し 上 げましたけれども 単 に 二 つの 組 織 にしたというのではなくて その 二 つをうまく 組 み 合 わせて 運 営 することが 重 要 だと 考 えています 基 生 研 の 今 後 の 共 同 研 究 機 関 としての 在 り 方 について 将 来 計 画 に 沿 ってまとめ 直 したものです 資 料 3の 2 枚 目 の 図 に 示 すように 左 側 にある 生 物 機 能 解 析 センターと 右 側 にあるモデル 生 物 研 究 センターの 両 者 が 新 たな 共 同 研 究 の 中 核 組 織 になります 具 体 的 に 申 しますと モデル 生 物 研 究 センターは さまざまなモデル 生 物 の 非 常 に 質 の いい 健 全 なものをちゃんと 育 てて 共 同 研 究 に 供 します これはバイオリソース 事 業 とは 違 いまして 生 き 物 をいろいろな 研 究 所 に 送 るという 配 布 事 業 ではなくて 基 生 研 に 来 て いただいて 共 同 研 究 や 共 同 利 用 として 使 うときに 利 用 してもらおうということです さら に 今 考 えていますのは さまざまな 環 境 条 件 で 生 き 物 を 育 てる 植 物 でしたら 温 度 や 湿 度 あるいはさまざまな 光 の 質 であるとか そういった 条 件 を 様 々に 変 えることが 可 能 な 育 成 施 設 を 造 って ほかではできないような 非 常 に 再 現 性 良 くきちんとコントロールし た 環 境 の 中 で 生 き 物 を 育 てる その 中 でどういう 代 謝 をするか 生 殖 になるかとか 動 物 でしたらどんな 行 動 をするかといったこともちゃんと 見 られるような 形 の 生 物 育 成 設 備 を 造 っていきたい 現 在 まだそこまでは 行 っておりませんけれども そういったものとして このモデル 生 物 研 究 センターを 考 えております 一 方 の 生 物 機 能 解 析 センターは ハイスループットのゲノム 解 析 バイオイメージング 解 析 マススペクトロメトリー 解 析 といった 機 器 を 置 いているのですけれども 単 に 共 同 研 究 でこれらの 機 器 を 使 ってくださいというだけではありません モデル 生 物 研 究 センタ ーの 方 で 非 常 にきっちりとした 生 き 物 を 育 てて いろいろな 条 件 の 中 でどういうふうに 反 忚 するかを 見 たときに それを 直 ちにこの 解 析 センターにもっていく そこで 例 えばこ ういう 遺 伝 子 が 動 く これが 鍵 遺 伝 子 になるというようなことが 分 かってくれば それを 壊 した 生 き 物 をつくって その 挙 動 をまたモデル 生 物 研 究 センターの 方 で 調 べるというよ うに 二 つのセンターの 間 で 行 き 来 をしつつ 研 究 の 質 を 高 めていくことを 狙 っているわ けです 40

最 近 は 皆 さんご 存 じのように 大 型 機 器 からは 非 常 に 大 量 な 膨 大 なデータが 出 てく るのだけれども ウエットの 研 究 者 はそのデータをもらってもなかなか 扱 いづらいところ がありますので そのような 膨 大 なデータをうまく 解 析 してウエットの 研 究 者 にそのデー タの 意 味 するところを 説 明 し 助 言 するサポート 研 究 者 を 配 置 することを 考 えておりまして 実 際 に 二 人 のサポート 研 究 者 をこの4 月 から 雇 用 しております 特 任 准 教 授 として 赴 任 し ました その 人 たちが 技 術 のサポートをする 新 たなスタイルの 共 同 研 究 を 提 案 しておりま す 図 の 中 央 には 共 通 研 究 室 と 研 究 コーディネーター がありますが このところは まだ 実 施 しておらず 現 在 実 現 に 向 けて 概 算 要 求 等 に 出 して 努 力 しているところです も ともと 基 生 研 には 客 員 研 究 室 というシステムがあって これまで 非 常 にうまく 働 いてきた 例 がたくさんあります しかし 最 近 は 所 内 にスペースが 十 分 ないので 現 在 客 員 研 究 室 として 活 発 に 活 動 している 研 究 室 は 残 念 ながら 非 常 に 尐 なくなっております 客 員 は5 年 間 と 決 まったリジットなシステムですが もっと 短 期 であってもいろいろな 大 学 から 例 えばサバティカルなどで 来 て 新 たな 基 礎 生 物 学 の 分 野 を 提 案 していただくというような ときに ぜひともこういった 施 設 を 使 っていただきたいと 考 えているところです 研 究 コーディネーター についても 実 際 に 人 を 張 り 付 けてはいないのですが 共 同 研 究 者 が 来 られたときに 基 生 研 にこういう 機 器 がある 所 内 や 所 外 にこういう 研 究 者 がお られるので 共 同 研 究 のアイデアを 具 体 化 するためには こういう 機 器 と 研 究 者 との 組 み 合 わせで 支 援 を 受 ければうまくいくだろうと 具 体 的 に 提 案 したり 一 緒 に 相 談 に 乗 る 人 が 要 るのではないかということで そのような 役 割 を 持 つ 人 として 研 究 コーディネーター を 考 えているところです ただ やはり 適 任 者 を 探 し 出 すことがなかなか 難 しいので 現 在 どういうふうに 人 事 を 進 めるか 審 議 中 ですけれども 基 生 研 としては このような 組 織 体 制 をつくって その 上 で 新 たな 共 同 利 用 共 同 研 究 機 関 として 再 出 発 していこうと 考 えているところです ですから 話 は 戻 りますけれども その 二 つのセンターを 今 年 から つくったというのはそういうバックグラウンドがあって その 第 1 弾 として 具 体 化 したと いうことになるわけです それでは 次 にまいりまして 10 ページの 国 際 連 携 に 話 を 進 めたいと 思 いますが これは 国 際 連 携 の 担 当 の 上 野 主 幹 の 方 からお 願 いします ( 上 野 ) 基 生 研 の 国 際 連 携 活 動 の 目 的 の 一 つは 海 外 と 国 内 の 生 物 学 コミュニティを 結 41

ぶハブとして 機 能 するということを 目 指 しているのですけれども 現 在 二 つ 国 際 連 携 活 動 の 大 きなものが 走 っておりまして 一 つは 欧 州 分 子 生 物 学 研 究 所 (EMBL) もう 一 つは マックスプランク 植 物 育 種 学 研 究 所 です 主 に 三 つの 活 動 を 柱 としています 一 つは 情 報 交 流 これは 合 同 ミーティングを 介 した 交 流 そして 技 術 交 流 これは 具 体 的 にはEM BLから 新 しい 顕 微 鏡 の 導 入 などを 行 っております 人 材 交 流 は 若 手 研 究 者 や 学 生 を 先 方 に 派 遣 したり あるいはこちらの 会 議 に 呼 ぶというような 交 流 を 行 っております 派 遣 に ついては 昨 年 の 秋 にEMBLの 学 生 が 主 催 する PhD シンポジウムというものがあるのです けれども そこに 基 生 研 の 総 研 大 の 学 生 を7 名 と 名 古 屋 大 学 のGCOEの 学 生 さんを3 名 合 わせて 10 名 派 遣 するということで 交 流 を 行 いました 先 方 では 学 生 にオーラルプレ ゼンテーションの 機 会 も 与 えていただきまして また 向 こうの 先 方 での 学 生 がどういうふ うにシンポジウムを 自 分 たちでオーガナイズしているか 非 常 にいい 経 験 をしたようです 資 料 8 にその 参 加 者 の 感 想 をまとめておりますので 後 でご 覧 いただきたいと 思 います もう 一 つは EMBLの 場 合 これは 前 機 構 長 の 志 村 先 生 の 肝 いりで 始 まったものです けれども マックスプランクの 方 は 現 基 生 研 所 長 の 岡 田 先 生 のリーダーシップの 下 昨 年 度 より 開 始 した 連 携 で これも 情 報 交 流 と 共 同 研 究 をベースに 現 在 進 んでおります 既 に 合 同 ミーティングに 加 えて4 名 を 派 遣 して 実 際 に 共 同 研 究 の 打 ち 合 わせを 行 うというこ とを 行 っております( 資 料 11) 既 に 先 方 の 研 究 者 との 具 体 的 な 共 同 研 究 も 始 まっており まして 成 果 が 出 ているようです 国 際 連 携 に 関 しては そのほかにプリンストン 大 学 これも 前 機 構 長 のリーダーシップ の 下 協 定 が 結 ばれまして 今 年 度 から 始 まることになっております そのほかアジアの シンガポールにありますテマセック ライフ サイエンス ラボラトリーとの 共 同 研 究 等 も 現 在 検 討 中 で アジアとヨーロッパ 米 国 を 結 ぶようなグローバルネットワーク 形 成 を 視 野 に 入 れて 進 めております そのほかに 幾 つかのコンファレンスを 企 画 主 催 しておりまして 一 つはOBCという 生 物 学 国 際 高 等 コンファレンス といわれるものですけれども 2004 年 から 始 まったも ので 既 に7 回 開 催 しています 国 内 外 の 数 十 人 の 研 究 者 を4~5 日 の 間 缶 詰 にして か なり 濃 密 な 議 論 によって 新 しい 領 域 を 形 成 するということを 目 指 したコンファレンスで す( 資 料 12) そのほか 基 生 研 の 創 設 以 来 行 っております 現 在 の 先 端 研 究 をテーマに 行 うコンファ レンス こういったものも 継 続 しておりまして そのほかに 加 えまして 教 育 の 一 環 とし 42

て 国 際 的 なトレーニングコース インターナショナルプラクティカルコース あるいは 国 内 向 けのマイクロアレイ 等 のバイオインフォマティクストレーニングコースなどを 行 って おります 先 ほどちょっと 申 し 上 げ 忘 れましたけれども マックスプランクの 方 も 資 料 2の 方 に 概 要 がまとめられておりますので ご 覧 いただきたいと 思 います 以 上 です ( 岡 田 ) はい よろしいでしょうか それでは ページ 11 の 方 ですけれども これは 新 領 域 開 拓 ということで 基 生 研 の 役 割 ということで 書 いてあります これは 先 ほど 来 申 し 上 げていることの 繰 り 返 しにもなりますので 読 んでいただければと 思 います ポイン トとしましては 今 いろいろな 大 学 特 に 大 きな 大 学 以 外 の 地 方 の 中 小 の 大 学 というのは 非 常 に 運 営 費 交 付 金 が 尐 なくなりまして 弱 体 化 している 面 もあるので 地 方 の 中 小 大 学 の 方 たちの 研 究 を 何 とかわれわれもサポートしたいというのが 大 きな 点 です また 大 き な 大 学 との 関 係 においては 最 先 端 の 研 究 を 共 同 して 進 めて 行 こうと 思 っています 両 者 それぞれお 互 いの 立 場 は 違 うところがあるのですけれども 一 本 化 するのではなくて い ろいろなやり 方 を 共 同 研 究 と 共 同 利 用 のシステムを 使 って 進 めながら 試 みて 行 きたい 日 本 の 学 術 そのものが 非 常 に 今 曲 がり 角 に 来 て 危 ない 状 況 に 来 ているという 認 識 もあり ますので 一 緒 にやっていきたいと 思 っているところです 次 の 12 ページは 先 ほど 触 れた 客 員 部 門 の 先 生 方 や ここにおられた 先 生 方 が 新 たな 基 礎 生 物 学 の 研 究 領 域 というものを 開 発 あるいは 展 開 してきた 例 を 書 いております こ こにおられる 阿 形 先 生 のプラナリアのお 仕 事 も 書 かせていただいていますが そういった 例 がたくさんあるということです 次 の 13 ページは いわゆる 若 手 研 究 者 の 育 成 ということで 特 に 大 学 院 に 関 係 した 話 で す これに 関 しては 昨 年 まで 総 研 大 の 研 究 科 長 をされていた 西 村 先 生 の 方 から 説 明 を してください ( 西 村 ) はい 基 礎 生 物 学 研 究 所 は 総 合 研 究 大 学 院 大 学 に 参 加 しておりまして その 中 の 生 命 科 学 研 究 科 は 遺 伝 学 研 究 所 生 理 学 研 究 所 それからこの 基 礎 生 物 学 研 究 所 こ の 三 つの 研 究 所 が 参 画 して 生 命 科 学 研 究 科 を 構 成 しています その 中 の 基 礎 生 物 学 専 攻 を 担 当 しておりますけれども 2004 年 の 法 人 化 とともに それまでは 博 士 後 期 課 程 のみでし たけれども 5 年 一 貫 制 の 博 士 課 程 というものを 並 列 させるということが 認 められまして 43

それ 以 降 5 年 一 貫 制 の 博 士 課 程 に 関 しては 定 員 3 名 そして 博 士 後 期 課 程 に 編 入 の 場 合 は 定 員 6 名 ということで 募 集 しております ここに 2009 年 度 の 在 籍 者 の 数 を 書 いておりま すが 5 年 一 貫 制 博 士 課 程 が 14 名 で 博 士 後 期 課 程 は 12 名 ということですけれども こ れは 経 緯 から 考 えると 2010 年 度 の 在 籍 者 をお 知 らせしておくと 傾 向 が 分 かると 思 います が 2010 年 度 は5 年 一 貫 制 が 19 名 それで 博 士 課 程 ( 後 期 課 程 )が 13 名 ということにな ります それで 分 かりますように 5 年 一 貫 制 の 博 士 課 程 の 方 が 増 えてきました そして 博 士 後 期 課 程 はやはり 編 入 が 減 ってきているというのが 最 近 の 現 状 でした ただ 昨 年 に 関 しましては 実 は 博 士 後 期 課 程 もかなりの 数 が 忚 募 されて 入 学 されたということになり ます この 総 合 研 究 大 学 院 大 学 に 参 画 するというのが この 大 学 院 生 教 育 の 一 つの 大 きな 柱 で すけれども これは 特 に 研 究 環 境 それから 非 常 に 学 生 数 が 尐 なくて 教 員 数 が 多 い 形 での 実 質 的 な 研 究 を 最 先 端 のところで 進 めていくというところに 加 えまして 英 語 教 育 であり ましたり 先 ほど 出 てきましたようにEMBLの 国 際 コンファレンスなどに 積 極 的 に 参 加 させるというようなことでの 魅 力 ある 活 動 を 加 えることによって 優 秀 な 学 生 を 得 ようと いうことで 進 めております それとともに 先 ほど 所 長 の 方 からも 説 明 がありましたように 受 託 大 学 院 生 として 他 大 学 から 特 別 共 同 利 用 研 究 員 という 形 ですが 2009 年 度 は 11 名 東 大 京 大 名 大 等 から 受 け 入 れております それで この 受 託 大 学 院 生 にも 同 じようにRAを 経 済 的 に 支 援 するということで 年 間 70 万 円 の 支 援 をしているということです 以 上 です ( 岡 田 ) はい よろしいでしょうか 次 に 最 後 のページ 14 ページを 見 ていただきます これは 若 手 の 育 成 の 成 果 と 言 っていいのか 分 かりませんが その 後 の 追 跡 調 査 で 総 研 大 生 または 受 託 学 生 として 来 ていた 大 学 院 生 が 現 在 さまざまなところでポジションを 得 て 活 躍 されている 状 況 を 示 しています それから 上 の 方 は 総 研 大 の 説 明 会 や 体 験 入 学 説 明 会 は 学 生 を 集 めるための 一 種 のキ ャンペーンですが 体 験 入 学 の 方 は 必 ずしも 大 学 院 入 学 を 勧 誘 するためではなくて む しろ 研 究 というのはこういうものなのだということを 実 際 に 体 験 してもらおうということ で 大 学 の1 年 生 から 修 士 学 生 までの 中 から 希 望 者 を 募 って 研 究 の 機 会 を 提 供 している ということです それでは 資 料 の 残 りをいくつか 説 明 させていただきますと 資 料 4は 新 しい 展 開 を 44

見 た 基 生 研 での 研 究 の 例 です 1 枚 目 は 昨 年 赴 任 された 吉 田 松 生 教 授 が 新 学 術 領 域 の 代 表 研 究 者 として 認 められました これはホームページからのコピーです その 次 は 昨 年 度 の 暮 れから 新 たに 赴 任 してきた 藤 森 教 授 ですけれども 彼 のグループが 始 めた 新 学 術 領 域 研 究 のホームページです いずれも 基 生 研 の 教 授 に 就 任 が 決 まってから 新 学 術 領 域 研 究 の 申 請 が 認 められたわけですので 非 常 に 有 望 な 方 に 来 ていただいたということをあり がたく 思 っています 資 料 7は 昨 年 8 月 に 国 際 連 携 の 協 定 を 結 んだケルンのマックスプランク 植 物 育 種 研 究 所 に 行 きましたときに 3 日 間 の 日 程 で 12 名 の 人 を 派 遣 しました そのうち5 名 は 研 究 所 の 中 の 植 物 関 係 者 だったのですが あとの7 名 は 公 募 をして 先 方 のドイツの 研 究 所 ある いはその 近 辺 の 大 学 と 共 同 研 究 をすることを 希 望 する 若 手 の 人 がいたら 忚 募 してくれとい うことを ネットワークを 通 じて 公 募 をいたしました 忚 募 があったうちから 半 分 ぐらい を 選 んだのですけれども その 人 たちは 向 こうの 人 たちといろいろ 話 をして 実 際 の 具 体 的 な 共 同 研 究 を 考 えたいということだったのです それで 2 日 間 のシンポジウムの 後 の 3 日 目 に 午 前 中 30 分 ごとに 先 方 の 人 と 日 本 から 行 った 人 とが 資 料 7の 表 にある 組 み 合 わせに 従 って1 対 1で 会 って 共 同 研 究 の 話 をしました 実 際 に 共 同 研 究 に 進 んだものもあ るし お 互 いに 気 に 入 って ポスドクに 来 い ということになって 今 年 からポスドクに 行 った 人 も 二 人 います そのようなわけで これは 国 際 連 携 が 非 常 に 有 効 に 動 いたという ことの 資 料 です 私 の 方 からの 説 明 はまずここでいったん 止 めて 質 問 がありましたらお 聞 きして その 後 いろいろと 基 生 研 あるいは 日 本 のサイエンスといったことに 関 するご 意 見 を 賜 りたい と 思 いますので よろしくお 願 いします ( 西 村 ) はい それでは 進 行 を 私 の 方 からさせていただきます ただ 今 基 礎 生 物 学 研 究 所 の 現 状 というところを 説 明 させていただきましたけれども 全 体 にわたって 何 かご 質 問 等 ございましたら お 願 いします ( 加 藤 ) 全 体 にわたって 非 常 にたくさんよいことが 起 こっていると 感 じました 具 体 的 に 細 かいところから 一 つ 質 問 したいと 思 っているのは これ( 資 料 7)についてです ( 西 村 ) はい マックスプランクとの 関 係 についてですね 45

( 加 藤 ) 大 変 印 象 的 で 何 か 目 に 浮 かぶようで 向 こうでポスドクとなる 方 が 二 人 出 た り 非 常 にいいのではないかと 思 いますし 印 象 がよかったのですけれども 公 募 したと きに どんな 方 が 何 人 ぐらい 忚 募 してきたのでしょうか ( 岡 田 ) 公 募 が 20 人 弱 だったと 思 います それで7 人 選 んだわけです ( 西 村 ) そうですね ( 加 藤 ) その 途 中 で 言 われた 大 きな 大 学 だけではなくいろいろなところから 来 たかど うかということについてはどうでしょうか ( 岡 田 ) それは 必 ずしもそんなに 多 くないですね ( 西 村 ) 京 都 大 学 奈 良 先 端 大 学 理 化 学 研 究 所 名 古 屋 大 学 新 潟 大 学 などですから やはりちょっと 主 要 大 学 が 多 いといえるかもしれません ( 岡 田 ) ただ それは 主 要 大 学 だけに 声 を 掛 けたのではなくて 植 物 の 場 合 はナズナネ ットというシロイヌナズナの 研 究 者 を 中 心 としたネットワークが 非 常 に 大 きくて 今 1200 人 ぐらい 日 本 に 会 員 がおります その 他 にイネの 研 究 者 のネットワークやマメの 研 究 者 の ネットワークがあって そういったものに 流 したのです 基 生 研 のホームページにも 出 し たのですが だから 多 くの 方 が 一 忚 見 てはいると 思 いますが 忚 募 するにはやはりちょっ と 敷 居 が 高 かったのかもしれないですね ( 加 藤 ) そうかもしれないですね ( 岡 田 ) これから 基 生 研 の 活 動 のときには 毎 回 公 募 をするよということをもうちょっと はっきりしておけば だんだん 増 えてくるのではないかという 期 待 は 持 っています ( 加 藤 ) いろいろなことを 思 ったのですけれども こういうことが 基 生 研 だけではなく 46

どんどん 行 われるといいのではないかと 思 います どうしたらいわゆる 地 方 大 学 から 人 が 来 るかを 本 気 で 考 えられると まさにこの 研 究 所 の 役 割 が 果 たせるのではないかなと 思 い ます ( 岡 田 ) ええ 今 回 は 日 本 側 からの 人 の 旅 費 はすべて 基 生 研 がサポートしたのです ま た 滞 在 費 は 向 こう 側 がサポートするという 合 意 になっていました ( 加 藤 ) もしかするともうワンステップ 要 るかもしれません 気 軽 に 行 っていいですよ と 宣 伝 するとか 何 かそういうことが ( 岡 田 ) はい ( 佐 藤 ) ついでにお 聞 きしますが 今 おっしゃったことは つまり 基 生 研 と 相 手 側 だけ が 全 てのお 金 を 出 していることで そのプロポーザルに 対 して 他 から 例 えばJSPSと かから 何 か 援 助 を 受 けているということではないのですか ( 岡 田 ) 今 はまだそうではありませんが それも 考 えないといけないと 思 います どん どんこういう 機 会 を 増 やす 一 方 で その 資 金 については 頂 くところを 広 げていかないとい けないというのは 大 事 な 課 題 だと 思 いますが 現 在 はまだです ( 阿 形 ) ちょっと 最 初 に 私 らしくないことを 言 いますけれども この 評 価 の 全 体 のシス テムについてお 聞 きしたい 評 価 するとき 最 近 は そちらが 出 した 目 標 に 対 してどれだけ やったかということを 僕 らが 評 価 するのが 一 般 的 になりつつあるのですけれども そうい うエバリュエーション シートが 全 くないので どういう 評 価 をしていいのかが 難 しいこ とが 一 点 それから 評 価 委 員 の 中 に 運 営 委 員 の 方 々がいっぱい 入 っていて これはいいの かという 二 点 です ( 大 隅 ) そう 私 もよく 考 えたら あれ? と 思 いました ( 阿 形 ) このシステムがいいのかということをちょっと 疑 問 に 思 いました 外 から 見 た 47

ときに 何 か 指 摘 をされるのではないかというのがちょっと 気 になったところです ( 西 村 ) まず 評 価 に 対 してということですね ( 阿 形 ) 大 学 の 場 合 は 中 期 目 標 があって それに 対 して 評 価 するわけですが こちらで も 第 一 期 の 評 価 は 終 わっているのですか? ( 西 村 ) そうです ( 阿 形 ) そうすると 今 度 は 第 2 期 のシーズンの 中 の1 年 目 になるわけですね? ( 岡 田 ) そうなのですが この 会 議 は 去 年 度 に 対 する 評 価 なのです ( 阿 形 ) 分 かりました この 評 価 の 委 員 会 は 中 期 目 標 とは 全 くインディペンデントに 去 年 の1 年 間 を 評 価 するという 位 置 付 けになっているということですね ( 西 村 ) そうですね それで 昨 年 度 実 は 暫 定 評 価 の 結 果 が 出 ましたので そのことに 関 しては 昨 年 度 の 委 員 会 で 報 告 してご 意 見 を 頂 きました 大 学 評 価 に 関 しては 来 年 その 第 1 期 のトータルの 評 価 がまた 出 ますので その 段 階 でまた 評 価 していただくということを 考 えています ( 阿 形 ) 分 かりました 要 するに 僕 らはこの 五 つの 柱 のことについての 去 年 1 年 間 の 実 績 について 評 価 コメントを 述 べればいいということですね ( 西 村 ) 方 法 と それからやはり 今 後 の 方 向 というものについてのご 意 見 を 頂 きたいと いうことです ( 阿 形 ) 将 来 の 方 向 性 についてアドバイスをすればいいと ( 西 村 ) はい 48

( 阿 形 ) それから 運 営 委 員 が 評 価 者 に 入 っているのというのは 構 わないのですか? ( 西 村 ) 運 営 委 員 というのはどういう 立 場 だと 考 えるかによって 違 ってくると 思 うので すが これは 過 去 の 例 から 言 いますと 過 去 の 評 価 会 議 は 実 は 逆 に 運 営 委 員 の 方 だけで 行 っていた それでずっと 来 ていたのを 今 年 からそうではない 形 でもっと 広 くコミュニ ティのいろいろな 意 見 を 伺 いたいということで こういうふうに 変 わってきたと 理 解 して いただくといいのではないかと 思 います ( 阿 形 ) なるほど 分 かりました 明 快 な 回 答 ありがとうございます ( 岡 田 ) 今 回 は 山 本 先 生 と 阿 形 先 生 に 運 営 委 員 外 の 方 々としておいでいただきました ( 加 藤 ) 運 営 委 員 の 立 場 からすると 尐 なくとも 私 が 運 営 委 員 会 に 出 ているときは 外 部 の 声 を 入 れるために 来 ていると 思 っているので 運 営 を 中 でやっているというよりは そのときも 外 から 見 ているという 気 持 ちでやっています ( 西 村 ) ほかに 全 体 に 渡 ってのご 質 問 等 ございますでしょうか ( 佐 藤 ) ちょっと 細 かいことで 申 し 訳 ないのですが 13 ページ 目 の 若 手 育 成 のところで RA 制 度 により 年 間 70 万 円 を 支 援 しているとありますが これは5 年 一 貫 制 から 入 ってき たいわゆる 修 士 課 程 相 当 の 方 からすでに 70 万 円 を 支 給 されているのですか? ( 西 村 ) 修 士 はちょっと 金 額 が 低 くなっていますけれども 60 万 円 ぐらいサポートして います ( 阿 形 ) 京 大 はドクターが 60 万 円 で 修 士 は0なのに 基 生 研 は 条 件 が 良 いですね ( 佐 藤 ) ですよね それに 比 べると 多 いと 思 います 49

( 山 本 ) それはどういう 費 目 から 出 ているのですか ( 西 村 ) 所 内 からも 持 ち 出 します 総 研 大 からの 運 営 費 交 付 金 が 来 ている 部 分 だけでは 足 りませんので それ 用 に 所 内 の 別 のお 金 から 加 えています ( 山 本 ) それは RA として 雇 用 しているのですね ( 西 村 ) そうです ( 阿 形 ) 大 体 の 学 生 さんには 出 ているわけですか ( 西 村 ) そうですね ここでも 書 いておりますけれども 受 託 研 究 院 生 の 方 々にも 支 払 っています ( 大 隅 ) 人 事 のことでちょっとお 伺 いしたかったのですけれども 吉 田 松 生 さんと そ れから 藤 森 さんでしたか あのときの 運 営 会 議 でも 多 分 言 ったと 思 うのですが 2 名 だっ たか3 名 だったかのそのポジションの 枠 に 対 して 確 か 100 名 ぐらいの 忚 募 があったと いうところまでは 覚 えているのですが その 中 で 女 性 の 割 合 が 何 人 ぐらいいらしたのかと いうのをちょっと 忘 れてしまったので 教 えていただけないでしょうか というのは こ れだけ 素 晴 らしい 研 究 所 であるにもかか わらず PI の 中 にお 一 人 も 現 時 点 でまだ 女 性 がいらっしゃら ないというのは 私 が 運 営 委 員 になって からもう 随 分 何 年 か たつのですけれども ちょっとそれはとて も 残 念 だなと 思 って 50

いることです 何 というのでしょうね 門 戸 は 同 じように 開 放 しているのだから 当 然 手 を 挙 げればいいじゃないですか ということをいろいろな 方 が 言 われることが 多 いのです けれども 女 性 の 場 合 はあまりにもリスクが 高 いところにわざわざエネルギーを 費 やさな い 傾 向 というものがどうも 生 物 学 的 にあるようで 何 かもう 尐 しプッシュしてあげること が 恐 らく 必 要 なのではないかと 思 うのです なので 例 えばいろいろな 大 学 等 でやり 始 め ているのは 公 募 のご 案 内 を 出 すときに 例 えば 男 女 共 同 参 画 について 配 慮 しています とか それはそれ 以 上 のことを 何 も 言 っているわけではないのですけれども 例 えばそう いった 一 言 を 入 れたかどうかといったあたりのところをお 伺 いできればと 思 います ( 西 村 ) はい 多 分 ご 指 摘 の 点 に 関 してはアンケートの 最 後 の 方 の 項 目 にかかわってき ますので また 取 り 上 げさせていただきますけれども まず 今 のご 質 問 に 対 してだけ ど なたか 記 憶 しておられましたら 答 えてもらえますか ( 山 森 ) 決 して 例 えば 非 常 に 尐 ないという 数 ではなくて インタビューも 含 めて 何 人 かの 方 が 参 加 していらっしゃいます 最 後 の 段 階 で 残 らなかったということで そういう 状 況 なのです それで 確 かに 大 隅 先 生 が 言 われることは 私 も 非 常 に 感 じておりまして ( 大 隅 ) そうですね ( 山 森 ) ええ それで 要 するに 言 われているのは 積 極 的 に 何 かしないと 駄 目 だという ことですよね もちろん 研 究 所 としては 同 じ 意 識 になっておりますので 後 で 所 長 の 方 か ら 尐 し 具 体 的 な 説 明 があると 思 います ( 西 村 ) もう 一 つ 確 認 として 男 女 共 同 参 画 というようなことに 関 して 公 募 の 段 階 で 明 示 したことはないですね ( 山 森 ) 現 時 点 ではやっておりませんので そういうことを 含 めてやはり 今 後 全 体 の 取 り 組 みについては 所 長 の 方 から 尐 し 補 足 があると 思 います ( 西 村 ) はい この 点 についてはまた 最 後 のところで 議 論 させていただきたいと 思 いま 51

す ( 岡 田 ) 人 数 はそれまでに 事 務 の 方 で 調 べるのは 可 能 かもしれませんね ( 山 森 ) では ちょっと 調 べてもらってきます ( 西 村 ) はい それでは 進 めたいと 思 いますが ほかに 何 かございますでしょうか ( 阿 形 ) 予 算 のことを 聞 きたいのですけれども 13 億 円 と 初 めて 聞 いて 運 営 費 交 付 金 がえらく 尐 ないので 驚 いたのですが これは 給 料 は 入 っていないということですよね ( 西 村 ) 入 っております ( 阿 形 ) 入 っていて 13 億 円? 共 同 利 用 としての 予 算 枠 もこの 運 営 費 交 付 金 13 億 円 の 中 に 入 っているのですか ( 岡 田 ) 実 際 の 共 同 利 用 のために 来 る 旅 費 分 とかというものだけで 見 ると 2000 万 円 ぐら いです けれどもそれ 以 外 にシンポジウムの 開 催 費 だとかといういろいろなものを 含 めた 共 同 利 用 の 費 用 というのは 全 部 合 わせたら 9000 万 円 ぐらいです ( 上 野 ) そうですね ( 岡 田 ) いわゆる 連 携 に 関 する 費 用 としての 大 枠 で 来 ていて そういうふうに 使 ってい ます ( 阿 形 ) それは 当 初 から 大 体 そんなものなのですか ( 岡 田 ) そうですね 第 1 期 がそんなものです 第 2 期 も 基 本 的 にはほとんど 同 じです ( 西 村 ) そうですね それも 枠 が 外 れてしまったので もうそれはある 程 度 自 由 にこち 52

らの 方 で 考 えることができるという 形 にはなっています ( 阿 形 ) なるほど もともとは1 億 円 弱 が 共 同 利 用 の 経 費 として 来 ていたのですか ( 上 野 ) そうです ( 加 藤 ) それは 設 備 の 維 持 運 営 も 含 むのですか 大 型 スペクトログラフなどの 共 同 利 用 用 の 設 備 も 含 んでいますか ( 岡 田 ) はい そうです ( 上 野 ) 大 体 人 件 費 が7 億 数 千 万 円 ぐらい 残 りが 物 件 費 です 2. 学 術 研 究 に 関 する 活 動 について ( 西 村 ) よろしいですか それでは 全 体 にわたるお 話 に 続 いて この 外 部 点 検 評 価 ア ンケート 結 果 というもの 今 回 は 特 に 五 つのテーマに 関 してご 意 見 を 伺 っております こ れは 実 際 にはそれぞれ 10 名 の 方 のご 意 見 を 頂 いているわけですが これについてそれぞ れ 30 分 程 度 の 時 間 で 進 めていきたいと 思 っております 最 初 に 学 術 研 究 に 関 する 活 動 ということで これはアニュアルレポートをご 覧 いた だければ 研 究 の 部 分 を 理 解 いただけると 思 いますので 所 内 の 研 究 者 の 研 究 水 準 それ から 研 究 内 容 ということについてご 意 見 を 頂 くということと これからの 生 物 学 でブレー クスルーをもたらす 研 究 を 育 てて 展 開 していくためにはどのような 仕 組 みを 持 ったらいい かということに 関 してご 意 見 を 伺 っております これに 関 して 意 見 をそれぞれ 頂 いており ますけれども 皆 さんのご 意 見 もこの 中 に 入 っているとは 思 いますが 特 にこういう 点 が というところがございましたら 尐 し 出 していただいて 議 論 させていただきたいと 思 いま すが どなたからでも 結 構 です ( 阿 形 ) 本 来 このアンケートもその 五 つの 柱 に 合 わせた 形 でしてくれた 方 がベターだっ たと 思 うのですけれども 53