IPv4 Address sharing without LSNs aplusp and 4rd Tetsuya Innami BBIX, Inc. October 8 th, 2010
My Point Of View 直 接 LSN 自 体 の 議 論 ではなく LSNを 使 わない 方 式 の 話 しをさせて 下 さい IPv6 Infraの 上 でIPv4 Connectivityを 作 るもの とします LSN 以 外 にもNetwork Infraで 保 持 する 状 態 の 情 報 は 無 条 件 に 少 ないほうが 良 いことにします 方 法 の 較 を うときは 般 的 な 技 術 の 優 劣 ではなく わたし 自 身 の 状 況 に 向 いているもの を 評 価 することにします Page: 1
2つの 方 式 aplusp (Address + Port Forwarding) 通 常 のForwardingのようにDest. Addressのみではなく トラ ンスポートのport 番 号 も 使 用 してN/Hを 決 定 します Port Restricted Forwarding と 呼 ばれることがあります Dest.では すべてのポートを 使 用 できないため NAT(Dest.は NATの 外 側 )と 組 み 合 わせて 通 常 使 用 します 4rd (IPv4 Residual Deployment) 6rdの 考 案 者 でもある Rémi Després 氏 のI-D: Stateless Address Mapping(SAM)の3.2 章 で 説 明 されている 方 式 です IPv4 datagramにipv6 address(の1 部 )を 埋 め 込 むので 逆 6rd とも 呼 べます Page: 2
aplusp 通 常 のRouting/Forwardingの 仕 組 みを 逸 脱 しているともいえるの で apluspを 直 接 扱 うRouterは わりと 嫌 われやすいです なので B4/AFTR 間 はtunnelが 前 提 になる 場 合 が 多 いです AFTRで 保 持 すべき 情 報 が 通 常 のDS-liteと 較 して 少 なく より statelessにしやすいといえます IPv6 Infra/Statelessを 前 提 にしているので DS-lite + apluspの stateless Forwardingを 仮 定 して 話 しをしてます IPv6 AddressのHost ID 部 にIPv4のaddressとport 情 報 をmapして Forwarding 自 体 もstatelessに 解 決 する 方 法 なども 提 案 されています 普 通 の DS-liteと 組 み 合 わせ( 同 時 使 用 /Hybrid)ることも 容 易 で 状 況 によってNAT(CPE or LSN)を 使 い 分 けることも 可 能 です CPEでNATを 実 装 するというのは LSNが 苦 手 な 人 手 元 までglobal reachabilityが 欲 しい 人 に 人 気 (?)があります Page: 3
aplusp 構 成 例 IPv4をIPv6でEncap.して Dest. IPv4 Addrとport#か ら WKP(*)を 使 用 して IPv6 N/Hを を 生 成 する AFTR IPv4 Backbone AFTR IPv6 Access Network IPv4 Internet IPv6をDecap.してから port rangeを を 制 限 した NAT44を を 行 う aplusp CPE CPE CPE CPE (*) WKP: Well Known Prefix. 予 め 特 定 のものに 定 められたIPv6 Prefixを を 使 用 します Page: 4
4rd Stateless Address Mapping(SAM)のドラフト 自 体 は 6rdを 含 めて 非 常 に 般 化 された 議 論 が 含 まれており 4rdはその 部 です エンドユーザーのサイトを 特 定 可 能 なIPv6 Address(の1 部 )をIPv4 Payloadに 埋 め 込 みま すが 般 的 には 収 まらない(IPv6 Addressの 方 が い)ので Transport Headerのport field の1 部 も 使 ってしまいます 結 果 的 に IPv4 Addressがport rangeで 共 有 さ れることになります Page: 5
4rdのAddress Mapping あるISP ISPの の 場 合 このISPは レジストリから2001:db8::/32の 割 り 振 り を 受 けており そのうち2001:db8:ff00::/40を IPv6 接 続 サービスのユーザー 用 レンジとして 確 保 しました それぞれのユーザーには 律 /56 のアドレスを 割 り 当 てることにします 56-40=16なので つ つのユーザーを 識 別 するには 16bit 必 要 です このISPは IPv6 接 続 サービスのユーザーすべてに4rd サービスを 提 供 することにしました そしてそのための IPv4 Addressとして192.0.2.0/24を 使 うことにしまし た さて 2001:db8:ff12:3400::/56のユーザーが 使 える IPv4 Addressはなにになるでしょう?! Page: 6
4rdのAddress Mapping あるISP ISPの の 場 合 IPv6 Address 2001:db8:ff12:3400::/56のユーザーが 使 用 するIPv4 address/port 2001:db8:ff00::/40 0x12 18 0x34 Subnet-ID Interface ID 0 24 56 64 ISP Prefix IPv4 suffix Port range エンドユーザーが 設 定 可 能 な 範 囲 IPv4 192.0.2 4rdユーザー 用 アドレス 18 エンドユーザーの 使 用 可 能 なIPv4 Address/port: 192.0.2.18 / 0X3400-0X34FF Page: 7
4rd の 特 徴 Global IPv4 4rd Gateway (AFTR) IPv6(only) Network 4rd CPE IPv6/IPv4 Dual-Stacked IPv4 Internet IPv4 Network IPv6(only) Network CPE CPE CPE BRはstatelessであり ト BRはstatelessであり ト ンネルセッション ンネルセッション 数 に 関 す る 制 限 はなく anycastに はなく anycastに よる よる 冗 も も 容 易 IPv6にEncapされた IPv6にEncapされた IPv4ペイロードは IPv4ペイロードは IPv6のルーティングに IPv6のルーティングに 従 い CPE-CPE い CPE-CPE 間 及 び CPE-BR CPE-BR 間 で 交 換 される される エンドユーザー エンドユーザー 宅 内 は Dual- は Dual- Stack Stack 環 境 Page: 8
2つの 方 式 の 比 較 共 通 点 予 め 対 象 となるIPv4 Addressをわかっている 必 要 がある IPv4 in IPv6のEncap.を うのが 般 的 statelessが 得 意 使 用 portを 制 限 するようなNAT44をCPEで い 使 用 可 能 なIPv4 Address/portは 予 め 通 知 されなければならない apluspは IPv4 Addressに 応 じて IPv6 N/Hを 生 成 するので IPv4 Address/port 割 り 当 ての 自 由 度 が い IPv6 N/HのためのIPv6 Prefixを 予 め 固 定 的 に 持 つため これらへの 到 達 性 を 経 路 制 御 など 別 の 方 法 で 確 する 必 要 がある 4rdは ユーザーのIPv6 Addressに 応 じて 使 用 可 能 なIPv4 Address/portを 決 定 するため IPv6 Infraにおいて 特 別 な 制 御 が 必 要 ない IPv6 Address 構 造 に IPv4 Payloadの 転 送 が 依 存 しているため IPv4 Address/portの 割 り 当 ての 自 由 度 が 少 ない CPE-CPEの 直 接 通 信 も 較 的 容 易 に 実 装 できます Page: 9
どちらがいいかな?! アクマでもわたしの 場 合 ですが 商 売 柄 NTT 東 さんのNGNが 気 になります フレッツネクストはネイティブ 方 式 でも 細 か いRoutingは 厳 しいかもしれないです - apluspのn/hの 解 決 は 大 変 そうです フレッツネクストの 折 り 返 しサービスという 噂 を 聞 いたことがあります - 4rdのCPE-CPE 直 接 通 信 機 能 と 相 性 がいい 気 がし ます Page: 10
[ 参 考 ] SAM(4rd)への 取 り 組 みの 例 SAM 方 式 によるIPv6 網 上 でのIPv4 通 信 エンド ユーザ エンド ユーザ グローバルIPv4アドレスへ 変 換 ( 簡 易 な 装 置 ) IPv6アクセス 網 (NTTグループの グループのフレッツ 光 ネクスト 等 ) フレッツ 光 ネクストユーザ 同 士 は 網 内 で 通 信 ( 接 続 事 業 者 網 は 経 由 しない) 接 続 事 業 者 IPv6 網 事 業 者 側 終 端 装 置 の 構 造 がシンプル (アドレス 変 換 テーブルを 持 つ 必 要 なし) IPv6 インターネット IPv4 インターネット IPv4コンテンツサーバ 等 2010 年 8 月 31 日 BBIX, IMF, JPIX, IIJ-IIの 共 同 プレスリリース http://www.bbix.net/press/file/press_20100831.pdf Page: 11
IPv6 For F Everybody! OU! THANK YOU