取 扱 説 明 書 簡 易 取 扱 説 明 書 周 波 数 インバータ VAU 4/4 VAU (w) 7.5/3 VAU 1122/3 28100241501 03/15 www.beckerinternational.com 1
目 次 1. 安 全 上 の 注 意 事 項...2 1.3 始 動 に 関 する 注 意 事 項...3 1.4 運 転 に 関 する 注 意 事 項...5 1.5 規 定 に 従 った 使 用 法...6 2. 設 置...6 2.1 端 子 箱...6 2.1.1 電 力 線 の 接 続...7 2.1.2 制 御 端 子...7 2.1.3 リレー...8 2.2 RS485 インターフェース...8 2.3. ローカル 操 作 とインジケーター...9 3. トラブルシューティング...9 3.1. LED 点 滅 コード 表...9 3.2 発 生 する 可 能 性 のあるエラーメッセージの 一 覧 表...10 4. テクニカル 仕 様...13 5. インターフェース...14 6. 認 証...14 1. 安 全 上 の 注 意 事 項 1.1 使 用 する 警 告 シンボル 危 険 ( 一 般 ) 感 電 および 放 電 による 危 険 高 温 面 による 危 険! 1.2 一 般 参 考 事 項 i i 詳 しい 情 報 は VAU 4/4 VAU (w) 7.5/3 VAU 1122/3 の 取 扱 説 明 書 に 詳 細 に 記 載 されて います これらは 弊 社 のホームページ www.beckerinternational.com でご 覧 いただけます 重 要 な 情 報 この 簡 易 取 扱 説 明 書 は 完 全 版 の 取 扱 説 明 書 の 抜 粋 にすぎません 最 初 の 試 運 転 の 前 には 完 全 版 を 丹 念 に 読 んでください この 簡 易 取 扱 説 明 書 には 安 全 上 の 注 意 事 項 が 記 載 されており ユーザが 基 本 版 の 周 波 数 インバー タを 運 転 開 始 し 出 荷 時 設 定 で 操 作 を 実 行 する 手 助 けをします 周 波 数 インバータを 安 全 に 運 転 するには 要 求 されている 環 境 条 件 ( 章 4 参 照 )が 必 ず 満 たさ れている 必 要 があります 本 取 扱 説 明 書 の 無 視 から 生 じた 損 傷 に 関 しては Gebrüder BECKER GmbH は 責 任 を 負 いません 本 取 扱 説 明 書 は 本 製 品 の 一 部 です 本 取 扱 説 明 書 は Gebrüder Becker GmbH の VAU シリーズの 周 波 数 インバータに 対 してのみ 有 効 です 取 扱 説 明 書 は 周 波 数 インバータの 近 くの すべての 使 用 者 の 手 が 届 く 場 所 に 保 管 してください www.beckerinternational.com 2
i 重 要 な 情 報 輸 送 設 置 試 運 転 およびメンテナンスに 関 する 全 作 業 は 認 定 された 専 門 技 術 者 によっての み 実 行 される 必 要 があります(IEC 364 もしくは CENELEC HD 384 または DIN VDE 0100 および IEC 664 または DIN VDE 0110 および 国 内 の 事 故 防 止 規 則 を 順 守 してください) この 取 扱 説 明 書 における 認 定 された 作 業 者 とは 周 波 数 インバータの 設 置 組 立 て 始 動 およ び 操 作 そしてこれらにまつわる 危 険 に 関 する 知 識 を 持 つ 電 気 専 門 技 術 者 を 指 しています さ らに 彼 らは 関 連 する 規 格 の 知 識 および 規 則 について 専 門 的 な 教 育 を 受 けています 警 告 火 災 または 感 電 による 致 命 的 危 険! 死 亡 や 重 大 な 怪 我! 周 波 数 インバータは 必 ず 規 則 に 従 って 使 用 してください 周 波 数 インバータにおいて 変 更 は 行 わないでください 必 ず 製 造 者 が 販 売 または 推 奨 するスペア 部 品 および 付 属 品 のみを 使 用 してください 取 り 付 けの 際 は 隣 接 する 部 品 との 間 に 十 分 な 間 隔 があるように 注 意 してください 警 告 高 温 面 による 火 傷 の 危 険! 高 温 面 により 肌 が 重 大 な 火 傷 を 負 う 危 険! ヒートシンクと 他 のすべての 金 属 部 分 は 温 度 が 70 C 以 上 に 加 熱 する 可 能 性 があります 取 り 付 けの 際 は 隣 接 する 部 品 との 間 に 十 分 な 間 隔 を 保 つように 注 意 してください コンポーネントでの 作 業 の 際 は 十 分 な 冷 却 時 間 を 考 慮 してください 必 要 に 応 じて 接 触 保 護 を 設 置 します 1.3 始 動 に 関 する 注 意 事 項 電 気 的 接 続 周 波 数 インバータは 産 業 用 高 圧 系 統 を 使 用 するための 機 材 で 電 圧 にて 動 作 するため 触 れる ことにより 重 大 な 怪 我 や 死 亡 につながる 可 能 性 があります 設 置 と 作 業 は 認 定 された 電 気 専 門 技 術 者 のみによって 機 器 に 電 圧 がかかっていない 状 態 で 行 われなければなりません 取 扱 説 明 書 は 常 にこれらの 作 業 員 の 手 の 届 くところに 保 管 する 必 要 があり また 一 貫 して 順 守 されなければなりません 危 険 感 電 による 致 命 的 危 険! 死 亡 や 重 大 な 怪 我! 周 波 数 インバータの 電 源 を 切 り 誤 ってスイッチが 入 らないように 安 全 確 保 します 以 下 の 端 子 はエンジン 停 止 状 態 の 際 に 危 険 な 電 圧 がかかっている 可 能 性 があります: 配 電 網 への 接 続 端 子 X1:L1 L2 L3 エンジン 接 続 端 子 X2:U V W 接 続 端 子 X6 X7:リレー 接 点 リレー 1 および 2 PTC /バイメタル 接 続 端 子 T1 / T2 www.beckerinternational.com 3
i 重 要 な 情 報 通 電 状 態 にある 周 波 数 インバータにおける 作 業 の 際 は 各 国 で 有 効 な 事 故 防 止 規 則 ( 例 : VBG 4)を 順 守 してください 電 気 システムの 設 置 に 関 する 各 地 の 規 則 および 事 故 防 止 規 則 を 厳 守 してください 電 気 的 設 置 は 関 連 する 規 則 に 従 って 実 行 してください( 例 :ケーブルサイズ ヒューズ 保 護 線 の 接 続 など) 周 波 数 インバータ 使 用 時 に 人 員 保 護 および 防 火 が 必 要 になる 場 合 は AC / DC 共 用 FI サー キットブレーカー(RCD タイプ B)を 使 用 する 必 要 があります(DIN VDE 0160 および EN 50178 に 準 拠 ) これらは FC 運 転 で 生 じる 高 周 波 AC 平 滑 脈 動 の DC 残 留 電 流 において 信 頼 性 の 高 い 保 護 を 提 供 します 従 来 の A タイプの 漏 電 遮 断 機 は 許 可 されていません 固 定 配 線 の 電 源 接 続 のみを 使 用 してください DIN EN 61140; VDE 01401 に 従 って 周 波 数 インバータを 接 地 してください VAU では 接 触 電 流 が3.5 ma を 超 える 可 能 性 があります この 場 合 DIN EN 6180051 に 従 っ て 元 の 保 護 接 地 線 と 同 じ 切 断 面 を 持 つ 追 加 の 保 護 接 地 線 を 取 り 付 ける 必 要 があります 該 当 する 機 器 を 追 加 で 接 地 する 必 要 があるかどうかに 関 しては それぞれの 機 器 の 取 扱 説 明 書 を 参 照 してください 2 つめの 保 護 接 地 線 は 機 器 の 外 側 にある 電 力 供 給 の 下 (グラウンドシンボ ルで 表 示 されています)に 接 続 することができます アダプター 板 の 配 達 物 には 接 続 に 適 し た M6 15 ねじ(トルク 4.0 Nm)が 含 まれています 異 なる 電 圧 レベルを 使 用 する 際 には( 例 :+24 V/230 V) 配 管 が 絶 対 に 交 差 しないように する 必 要 があります! さらに ユーザは 有 効 な 規 定 が 厳 守 されるよう 配 慮 しなければいけま せん( 例 :DIN EN 6180051 に 準 拠 した 二 重 絶 縁 または 強 化 絶 縁 )! 回 路 基 板 上 には 特 に 静 電 気 に 敏 感 な 高 感 度 の MOS 半 導 体 デバイスがあります そのた め 回 路 基 板 や 構 成 部 品 を 手 や 金 属 物 で 触 らないようにしてください 絶 縁 ドライバーでライン を 接 続 する 場 合 端 子 板 のネジのみ 接 触 することが 許 可 されています 居 住 空 間 においては 本 製 品 は 高 周 波 障 害 を 起 こし エラー 除 去 操 作 が 必 要 になる 可 能 性 があります! 断 熱 材 接 地 ラインの 敷 設 など EMC に 準 拠 した 注 意 事 項 は 周 波 数 インバータの 文 書 に 記 載 されています CE ベースマークのついた 周 波 数 インバータに 関 しても 常 にこの 注 意 事 項 を 順 守 してください EMC 規 準 の 要 求 する 限 界 値 の 順 守 に 関 しては システムまたは 機 械 の 製 造 者 が 責 任 を 負 います 4 www.beckerinternational.com
1.4 運 転 に 関 する 注 意 事 項 危 険 感 電 による 致 命 的 危 険! 死 亡 や 重 大 な 怪 我! 2 mim 電 源 を 切 った 後 も 冷 却 装 置 が 充 電 されているために 場 合 によっては 機 器 には 最 長 2 分 間 ま で 危 険 な 高 電 圧 がかかっています 開 いているか 露 出 している 端 子 配 線 機 器 部 品 に 触 れた 場 合 重 大 な 怪 我 や 死 亡 につなが る 可 能 性 があります! そのため 機 器 を 開 けたりカバーや 操 作 部 品 を 取 り 外 したりすることは 機 器 の 電 源 を 切 って から 2 分 以 降 に 行 うことが 許 可 されています モーターが 静 止 している 場 合 も( 例 えば 電 子 ロック ブロックされたドライブまたは 出 力 端 子 の 短 絡 ) 配 電 網 への 接 続 端 子 モーター 端 子 ブレーキ 抵 抗 のための 端 子 に 危 険 な 電 圧 がかかっている 可 能 性 があります モーターの 静 止 状 態 は 回 路 からの 電 気 的 分 離 と 同 義 で はありません 危 険 循 環 式 の 機 械 的 部 分 による 致 命 的 危 険! 死 亡 や 重 大 な 怪 我! 特 定 の 設 定 条 件 下 では 電 源 を 入 れた 後 インバータが 自 動 的 に 起 動 する 可 能 性 があります 周 波 数 インバータ 内 に 組 み 込 まれるシステムは 必 要 に 応 じて 例 えば 技 術 的 作 業 道 具 に 関 する 法 律 事 故 防 止 規 則 などの 有 効 な 安 全 規 則 に 従 って 監 視 装 置 と 保 護 装 置 を 追 加 的 に 実 装 する 必 要 がありま す 必 要 なカバーの 許 容 外 な 取 り 外 し 不 適 切 な 使 用 誤 った 設 置 または 操 作 などを 行 った 場 合 重 大 な 人 身 傷 害 または 物 的 損 害 が 引 き 起 こされる 危 険 があります 運 転 中 は すべてのカバーを 閉 じたままにしてください i 重 要 な 情 報 運 転 時 には 以 下 の 注 意 事 項 を 順 守 してください: 周 波 数 インバータは 高 電 圧 で 作 動 します 電 気 機 器 の 運 転 時 には この 機 器 の 特 定 の 部 分 に 強 制 的 に 危 険 な 電 圧 がかかります 緊 急 オフ 装 置 は DIN EN 602041;VDE 01131:200706 に 従 い 制 御 機 器 のすべての 運 転 モードにおいて 機 能 することが 可 能 である 必 要 があります 緊 急 オフ 装 置 のリセットにより 非 制 御 または 未 定 義 の 再 起 動 が 作 動 することがあってはいけません 回 路 からの 分 離 を 安 全 に 行 うには 周 波 数 インバータへの 電 源 線 を 同 時 にすべてのピンに おいて 分 離 する 必 要 があります VAU 1122/3 では 連 続 して 電 源 をオンにする 際 間 隔 を 1 ~ 2 分 あけて 行 う 必 要 があり ます 特 定 のパラメータ 設 定 によって 供 給 電 圧 に 障 害 が 生 じた 後 に 周 波 数 インバータを 自 動 的 に 再 作 動 させることができます モーター 過 負 荷 保 護 を 問 題 なく 行 うには モーターパラメータ 特 に I2T 設 定 を 正 しく 設 定 する 必 要 があります 周 波 数 インバータには 内 部 モーター 過 負 荷 保 護 があります モーター 過 負 荷 保 護 は 外 部 PTC /バイメタルを 介 しても 確 保 することができます 周 波 数 インバータを 緊 急 オフ 装 置 として 使 用 することはできません(DIN EN 602041; VDE 01131:200706 参 照 ) 空 気 中 に 粉 塵 が 含 まれる 場 合 冷 却 器 表 面 を 定 期 的 に 清 掃 してください www.beckerinternational.com 5
1.5 規 定 に 従 った 使 用 法 i 重 要 な 情 報 周 波 数 インバータ VAU は 三 相 モーターの 回 転 速 度 の 調 整 を 行 う 機 器 です 周 波 数 インバータはモーターに 内 蔵 された 状 態 か( 標 準 アダプター 板 付 き) またはモーター に 近 接 して( 壁 取 り 付 け 式 アダプター 板 付 き) 使 用 することが 可 能 です 周 波 数 インバータは 電 気 的 システムや 機 械 への 取 付 けを 目 的 としたコンポーネントです この 周 波 数 インバータを 爆 発 の 危 険 があるエリアで 運 転 することは 許 可 されていません! 機 械 へ 取 り 付 ける 場 合 機 械 が 始 動 の 時 点 に 有 効 な 機 械 指 令 (EMC 指 令 を 含 む)の 規 定 に 対 応 し EN 60204 を 順 守 しているということが 確 認 されるまで 周 波 数 インバータの 始 動 ( 規 定 に 従 った 操 作 の 開 始 )は 禁 止 されています この 周 波 数 インバータに 対 しては シリーズの 整 合 規 格 EN 50178; VDE 0160:199804 を DIN EN 604391; VDE 0660500:200501 と 組 み 合 わせて 使 用 する 必 要 があります 周 波 数 インバータは 欧 州 機 械 指 令 2006/42/EG の 要 件 を 満 たしています テクニカル 仕 様 および 接 続 条 件 の 情 報 については 銘 板 および 本 取 扱 説 明 書 を 参 照 し 厳 守 し てください 修 理 を 行 うことができるのは 認 定 された 修 理 施 設 のみです 独 断 無 許 可 の 改 造 は 死 亡 事 故 怪 我 物 的 損 害 につながるおそれがあります この 場 合 Gebrüder BECKER GmbH による 保 証 は 無 効 となります ケーシングに 立 ち 入 るなど 機 械 に 外 部 からストレスを 与 える 行 為 は 禁 止 されています! VAU 4/4 VAU (w) 7.5/3 VAU 1122/3 最 初 のステップ 2. 設 置 2.1 端 子 箱 端 子 箱 カバーを 開 けると 中 には 周 波 数 インバータのすべての 接 続 端 子 が 収 められています VAU 4/4 VAU(w) 7.5/3 L1 L2 L3 PE 2 1 EMC: RS485 PC (MMI) 6 www.beckerinternational.com
VAU 1122/3 L1 L2 L3 PE 2 1 U V W PE PTC EMC: RS485 PC (MMI) 2.1.1 電 力 線 の 接 続 VAU 4/4 および VAU (w) 7.5/3 電 源 線 の 線 断 面 (フレキシブル):0.25 4 mm 2 (プラスチック 環 付 き 線 終 端 用 フェルール) 線 剥 き 長 さ:15 mm VAU 1122/3 電 源 線 の 線 断 面 (フレキシブル):1.5 25 mm 2 (プラスチック 環 付 き 線 終 端 用 フェルール) 接 続 端 子 L1 L2 L3 PE 接 続 電 源 線 電 線 L1 L2 L3 電 源 線 保 護 線 PE 2.1.2 制 御 端 子 制 御 ケーブルの 線 横 断 面 :0.5 1.0 mm(プラスチック 2 環 付 き/なしの 線 終 端 用 フェルール) 線 剥 き 長 さ:9 10 mm 2 段 式 電 源 端 子 ブロック 下 段 の 接 続 端 子 : 接 続 端 子 接 続 10 V Out 10 V 固 定 電 圧 出 力 24 V IN 外 部 電 力 供 給 GND (In) グラウンド( 外 部 電 力 供 給 ) GND グラウンド Analog Out 2 (0 V 10 V) アナログ 電 圧 出 力 2 GND グラウンド GND グラウンド GND グラウンド Analog In 3 アナログ 入 力 3 Analog In 4 アナログ 入 力 4 www.beckerinternational.com 7
2 段 式 電 源 端 子 ブロック 上 段 の 接 続 端 子 : 接 続 端 子 接 続 24 V Out 24 V 固 定 電 圧 出 力 Dig In 1 デジタル 入 力 1( 許 可 ) Dig In 2 デジタル 入 力 2 Dig In 3 デジタル 入 力 3 Analog Out 1 (0 10 V) アナログ 電 圧 出 力 1 Analog Out 1 (0 20mA) アナログ 電 流 出 力 1 RS 485 A (+) シリアルインターフェース RS485 ライン A RS 485 B () シリアルインターフェース RS485 ライン B Analog In 2 アナログ 入 力 2 Analog In 1 アナログ 入 力 1 2.1.3 リレー 機 能 説 明 リレーは 様 々な 機 能 でパラメータ 化 できます NO NC COM リレー1 AOM リレー2 AEM 集 合 運 転 メッセージ( 標 準 ) 機 器 が 静 止 状 態 : 機 器 が 回 転 状 態 ( 回 転 速 度 >0 rpm): 集 合 エラーメッセージ( 標 準 ) エラーのない 運 転 : エラー: COM NC COM NO COM NC COM NO 注 意 事 項 すべての 制 御 電 圧 は 共 通 の 規 準 電 位 (GND) に 関 連 しています 24 V はそれぞれの 端 子 から 取 り 外 すことができます 電 流 の 合 計 が 100 ma を 超 えては いけません 2.2 RS485 インターフェース RS485 インターフェースは EIA RS485 に 準 拠 して 2 線 式 モデル(データライン A と B)として 設 計 されており インバータとの 通 信 を 可 能 にします プラグ 配 置 M12: M12 説 明 1 24 V 2 RS 485 A (+) 3 GND 4 RS 485 B () 4 3 1 2 Stift (BusIn) 8 www.beckerinternational.com
2.3. ローカル操作とインジケーター 機器のローカル操作は 図のように操作パネルを介して実行してください LED はインバータの 状態を表示します RS485 インターフェース 肯定応答キー 公称値の設定のための ポテンショメータ ポテンショメーターを介して 現行の設定値をスケール (0 100 %) を使って上下させることができます 肯定応答キーを押すとエラーを確認することができます 両方の LED はインバータの現行の状態を表示します 3. トラブルシューティング 3.1. LED 点滅コード表 赤の LED 緑の LED ステータス 運転 オプションの BUS モジュール付き BUS 運転 有効な BUS 接続 エラー 詳細情報は章 3.2 を参照してください オプションの BUS モジュール付き BUS モジュールは準備完了です 初期化 凡例 LED オフ エラー参照先 LED オン LED 点滅 LED が速く点滅 発生する可能性のあるエラーメッセージの一覧表 後述 コンビツール P1011 1014 を読み出します ディスプレイ手動操作機器 (MMI) www.beckerinternational.com 9
3.2 発 生 する 可 能 性 のあるエラーメッセージの 一 覧 表 エラーがある 場 合 ( 赤 の LED が 連 続 的 に 点 灯 ) エラーは 緑 の LED の 拡 張 点 滅 コードで 表 示 されます 緑 の LED が 1 ~ 10 回 短 く 光 ります 点 滅 コードの 表 示 が 終 わると コードが 繰 り 返 される 前 に 5 秒 間 の 停 止 時 間 があります 以 下 の 表 がその 一 覧 です エラーグ ループ エラー 番 号 コンビツー ル LED MMI 名 称 説 明 原 因 1 回 2 回 3 回 1 4096 13 ケーブル 破 損 Analog In 1 (4 20mA/2 10 V) 1 8192 14 ケーブル 破 損 Analog In 2 (4 20mA/2 10 V) 1 32768 16 アラーム 1 システムエラー 2 1 17 アラーム 2 システムエラー 電 流 もしくは 電 圧 がア ナログ 入 力 1 の 下 限 を 下 回 っている 電 流 もしくは 電 圧 がア ナログ 入 力 2 の 下 限 を 下 回 っている デジタル 入 力 機 能 に 関 する 顧 客 固 有 のエラー デジタル 入 力 機 能 に 関 する 顧 客 固 有 のエラー 2 64 23 外 部 エラー 1 パラメータ 化 されたエ ラー 入 力 (デジタル 入 力 )が 有 効 2 128 24 外 部 エラー 2 パラメータ 化 されたエ ラー 入 力 (デジタル 入 力 )が 有 効 3 1 32 Trip IGBT IGBT モジュールの 過 電 流 に 対 する 保 護 が 誘 発 された 3 128 39 過 電 流 インバータの 最 大 出 力 電 流 を 超 過 している 2 2 18 過 熱 FC アプリケーショ ン 内 部 温 度 が 高 すぎる 3 8 35 モーターの 過 熱 PTC /バイメタルによ るモーター 温 度 監 視 が 誘 発 された 3 64 38 IGBT モジュールの 過 熱 電 力 モジュール IGBT モ ジュールの 過 熱 ケーブル 破 損 外 部 セン サーが 故 障 しているか ま たは 接 続 されていない ケーブル 破 損 外 部 セン サーが 故 障 応 用 用 途 による 応 用 用 途 による モーターまたはモーター 給 電 線 における 短 絡 /レギュ レータ 設 定 冷 却 が 充 分 でない/ 低 回 転 速 度 および 高 トルク/ク ロック 周 波 数 が 高 すぎる/ ランプ 時 間 が 短 すぎる/ブ レーキが 開 いていない 冷 却 が 充 分 でない 低 回 転 速 度 および 高 トルク ク ロック 周 波 数 が 高 すぎる モーターの 過 負 荷 ( 例 えば 低 回 転 速 度 における 高 トル ク)/ 環 境 温 度 が 高 すぎる 冷 却 が 充 分 でない 低 回 転 速 度 および 高 トルク ク ロック 周 波 数 が 高 すぎる 3 256 40 FC 過 熱 内 部 温 度 が 高 すぎる 冷 却 が 充 分 でない/ 低 回 転 速 度 および 高 トルク/ク ロック 周 波 数 が 高 すぎる/ 持 続 的 な 過 負 荷 凡 例 : LED 点 滅 LED が 速 く 点 滅 10 www.beckerinternational.com
エラーグ ループ エラー 番 号 コンビツー ル LED MMI 名 称 説 明 原 因 3 16 36 電 源 障 害 位 相 がない/ 配 電 電 圧 の 中 断 3 2048 43 接 地 不 良 モーター 相 の 接 地 不 良 絶 縁 不 良 4 回 5 回 6 回 7 回 8 回 9 回 3 8192 45 モーター 接 続 遮 断 FC による 制 御 にも 関 わ らずモーター 電 流 がな い 2 16 21 Bus タイムアウト Bus を 介 した 既 定 設 定 値 バス 加 入 者 または MMI/PC からの 回 答 がな い 2 32 22 最 大 自 動 確 認 応 答 最 大 自 動 確 認 応 答 数 (1,182) を 超 過 した 1 16384 15 遮 断 モーターが 遮 断 されて いる 3 1024 42 I 2 t モーター 保 護 ス イッチ 切 断 内 部 I 2 t モーター 保 護 が 誘 発 された 4 2 49 過 負 荷 周 波 数 インバータの 最 大 負 荷 を 60 秒 間 以 上 超 えている 3 2 33 中 間 回 路 の 過 電 圧 最 大 中 間 回 路 電 圧 を 超 えた 3 4 34 中 間 回 路 の 電 圧 不 足 最 小 中 間 回 路 電 圧 が 下 回 った 1 1 1 24 V アプリケーショ ンの 電 圧 不 足 1 2 2 24 V アプリケーショ ンの 過 電 圧 アプリケーションの 供 給 電 圧 が 15 V を 下 回 っ ている アプリケーションの 供 給 電 圧 が 31 V を 超 えて いる 1 1024 11 システムエラー 電 力 部 分 に 電 圧 がか かっていない モーターが 接 続 されていな い もしくはモーターの 接 続 が 不 完 全 Bus ライン 遮 断 機 械 的 故 障 または 過 負 荷 持 続 的 な 過 負 荷 発 電 機 モードでのモーター による 逆 潮 流 / 配 電 電 圧 が 高 すぎる/ 回 転 速 度 調 節 器 の 設 定 不 良 /ブレーキ 抵 抗 が 接 続 されていないか 故 障 している/ランプ 時 間 が 短 かすぎる 配 電 電 圧 が 少 なすぎる/ 配 電 網 への 接 続 の 故 障 24 V 供 給 の 過 負 荷 内 部 24 V 供 給 が 正 常 で な いか または 外 部 供 給 が 正 常 で ない 給 電 なしの 24 V による 運 転 凡 例 : LED 点 滅 LED が 速 く 点 滅 www.beckerinternational.com 11
エラーグ ループ エラー 番 号 コンビツー ル LED MMI 名 称 説 明 原 因 3 4 5 6 7 システムエラー このエラーが 発 生 した 場 合 は BECKER に 連 絡 してください 1 128 8 通 信 アプリケーションと 電 EMC エラー アプリケーション <> 電 力 力 回 路 基 板 の 間 の 内 部 通 信 が 正 常 で ない 9 10 回 12 19 20 25 システムエラー 37 41 44 50 1 512 10 パラメータディスト リビューター このエラーが 発 生 した 場 合 は BECKER に 連 絡 してください 初 期 化 中 のパラメータ の 内 部 分 配 に 失 敗 した 3 16384 46 モーターパラメータ モーターパラメータの 信 頼 性 チェックに 失 敗 した 3 32768 47 周 波 数 インバータパ ラメータ 周 波 数 インバータパラ メータの 信 頼 性 チェッ クに 失 敗 した 4 1 48 型 番 シートデータ 有 効 なモーター 型 番 シートデータがない 凡 例 : LED 点 滅 LED が 速 く 点 滅 パラメータセットが 完 全 で ない パラメータセットが 正 常 で ない パラメータセットが 正 常 で ない モーター 型 番 シートデータ がまだ 入 力 されていない ( 出 荷 時 状 態 ) 12 www.beckerinternational.com
4. テクニカル 仕 様 説 明 \サイズ VAU 4/4 VAU (w) 7.5/3 VAU 1122/3 典 型 的 な 接 続 する モーター 出 力 [kw] (4 ピン 非 同 期 モーター) 4 7,5 11 15 18,5 22 配 電 電 圧 [V] 3~ 400 15 % 480 +10 % 1) 電 力 周 波 数 [Hz] 47 ~ 63 配 電 システム TN/TT 線 電 流 [A] 7,9 14,8 23,2 28,2 33,2 39,8 FC 出 力 電 流 実 効 [A] [I N (8 khz の 時 )/400 V] 9,5 17,8 28,0 34,0 40,0 48,0 最 小 ブレーキ 抵 抗 [Ω] 50 50 最 大 過 負 荷 定 格 電 流 の 150 %(60 秒 間 ) 130 % スイッチ 周 波 数 [khz] 4 8 16( 出 荷 時 設 定 8) 回 転 界 磁 周 波 数 [Hz] 0 400 保 護 機 能 過 電 圧 および 電 圧 不 足 I 2 t 制 限 短 絡 モーター 温 度 周 波 数 インバータ 温 度 転 倒 防 止 機 能 遮 断 保 護 寸 法 [ 長 さ x 幅 x 高 さ ] mm 270 189 140 307 223 181 VAUw (307 223 155) 414 294 232 アダプター 板 を 含 む 重 量 [kg] 5,0 8,7 21,0 IP 評 価 [IPxy] 65 55 EMC DIN EN 618003 に 準 拠 干 渉 伝 送 : 第 1 環 境 カテゴリー C2 耐 干 渉 性 : 第 2 環 境 耐 振 動 性 および 耐 衝 撃 性 : DIN EN 6006826 重 度 2( 振 動 輸 送 ) DIN EN 60068227( 垂 直 衝 撃 試 験 ) 2 200 Hz( 正 弦 振 動 ) 環 境 温 度 [ C] 25 ( 結 露 なし)~ + 50(ディレーティングなし) 冷 却 方 式 : 表 面 冷 却 : VAU 4/4 および VAU 7.5/3: 自 由 対 流 ; VAU 7.5/3:オプションで 内 蔵 ファン 付 き; VAU 1122/3: 内 蔵 ファン 付 き 水 冷 却 : VAUw 7.5/3: 内 蔵 の 水 冷 却 器 付 き 相 対 湿 度 : 96 % 結 露 非 許 可 設 置 場 所 の 高 さ: 海 抜 1,000 m まで/ 低 下 電 力 では 1,000 m 超 え (100 m ごとに 1 %)( 最 大 2,000 m) 400 V 機 器 のテクニカル 仕 様 ( 技 術 的 変 更 の 可 能 性 あり) 1) 約 50 % 減 の 供 給 が 可 能 ( 出 力 性 能 の 削 減 ) www.beckerinternational.com 13
5. インターフェース 入 力 / 出 力 デジタル 入 力 1 ~3 アナログ 入 力 1 ~4 リレー 1 2 アナログ 出 力 1 ( 電 流 ) アナログ 出 力 1 2 ( 電 圧 ) 説 明 スイッチレベル 低 (Low)<5 V / 高 (High) >15 V I max (24 V の 時 )= 3 ma R in = 8.6 kohm In ±10 V または 0 20 ma In 2 10 V または 4 20 ma 解 像 度 10 Bit 交 差 ± 2 % 電 圧 入 力 :R in = 10 kohm 電 流 入 力 : 抵 抗 値 = 500 Ohm 切 替 接 点 (NO/NC/COM) 最 大 切 替 パワー オーム 負 荷 (cos φ = 1) の 場 合 :5 A(~ 230 V または = 30 V の 時 ) 誘 導 負 荷 の 場 合 (cos φ = 0.4 および L/R = 7 ms): 2 A (~ 230 V または = 30 V の 時 ) 最 大 応 答 時 間 :7 ms ± 0.5 ms 寿 命 :100,000 サイクル 電 力 供 給 24 V 電 力 供 給 10 V インターフェースの 仕 様 短 絡 保 護 I out = 0.. 20 ma 抵 抗 値 = 500 Ohm 交 差 ± 2 % 短 絡 保 護 U out = 0..10 V Imax = 10 ma 交 差 ± 2 % 補 助 電 圧 U = 24 V DC 短 絡 保 護 I max = 100 ma 24 V の 外 部 供 給 が 可 能 補 助 電 圧 U = 10 V DC 短 絡 保 護 I max = 30 ma 周 波 数 インバータにはモーター 温 度 監 視 (PTC /バイメタル)の 接 続 オプションが 含 まれています 6. 認 証 欧 州 EMC 指 令 インバータ VAU シリーズがこの 取 扱 説 明 書 の 推 奨 に 応 じて 設 置 され 操 作 される 場 合 モー ター 駆 動 のシステム EN 618003 に 関 する EMC 製 品 規 格 に 準 拠 した EMC 指 令 の 要 件 を 満 たしています 14 www.beckerinternational.com
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