Microsoft Word - 文書1.doc



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平 均 賃 金 を 支 払 わなければならない この 予 告 日 数 は 平 均 賃 金 を 支 払 った 日 数 分 短 縮 される( 労 基 法 20 条 ) 3 試 用 期 間 中 の 労 働 者 であっても 14 日 を 超 えて 雇 用 された 場 合 は 上 記 2の 予 告 の 手 続

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年 間 収 入 が 130 万 円 未 満 (60 歳 以 上 75 歳 未 満 の 人 や 一 定 障 害 者 の 場 合 は 180 万 円 未 満 )であって かつ 被 保 険 者 の 年 間 収 入 の 2 分 の 1 未 満 である 場 合 は 被 扶 養 者 となります ( 同 居 の

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5 次 のいずれにも 該 当 する 従 業 員 は 子 が1 歳 6ヶ 月 に 達 するまでの 間 で 必 要 な 日 数 について 育 児 休 業 をするこ とができる なお 育 児 休 業 を 開 始 しようとする 日 は 原 則 として 子 の1 歳 の 誕 生 日 に 限 るものとする (1

平成16年度

スライド 1

給 与 所 得 控 除 所 得 税 の 簡 易 給 与 所 得 表 により 給 与 所 得 の 金 額 を 求 めますが 控 除 額 の 計 算 については 次 のとおりです 給 与 等 の 収 入 金 額 給 与 所 得 控 除 額 180 万 円 以 下 の 場 合 180 万 円 を 超 え

 

自 分 にあった 健 康 保 険 を 見 つけよう! それぞれの 健 康 保 険 の 特 徴 を 踏 まえ 自 分 にあった 健 康 保 険 を 選 ぶようにしましょう! 今 までの 収 入 扶 養 家 族 の 有 無 によって どの 健 康 保 険 に 加 入 するとメリットがあるか 参 考 にし

目 次 休 暇 関 係 Q1 妊 娠 中 健 康 診 査 を 受 けるための 休 暇 が 取 れるのですか? Q2 出 産 予 定 日 の 何 日 前 から 休 暇 が 取 れるのですか? Q3 出 産 後 何 日 まで 休 暇 が 取 れるのですか? Q4 妻 が 出 産 するのですが 休 暇 が

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平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで

Ⅰ 年 金 制 度 昭 和 37 年 12 月 1 日 に 地 方 公 務 員 等 共 済 組 合 法 が 施 行 され 恩 給 から 年 金 へ 昭 和 61 年 4 月 から 20 歳 以 上 60 歳 未 満 のすべての 国 民 が 国 民 年 金 に 加 入 厚 生 年 金 基 金 職 域

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育児・介護休業等に関する規則

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老 齢 基 礎 年 金 の 計 算 式 (3) 支 給 開 始 年 齢 老 齢 基 礎 年 金 は 原 則 として 65 歳 から 受 け 取 ることができます なお 希 望 すれば 60 歳 から 64 歳 の 間 でも 年 齢 に 応 じて 一 定 割 合 を 減 額 された 年 金 を 受 け

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障害福祉制度あらまし目次

Q1 4 月 から 児 童 手 当 の 支 給 額 はどうなるのですか? Q2 児 童 手 当 には 所 得 制 限 が 設 けられるとのことですが 具 体 的 な 基 準 はどのよう になるのですか? Q3 4 月 以 降 児 童 手 当 を 受 け 取 るためには 手 続 きが 必 要 ですか?

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後期高齢者医療制度

就 業 規 則 ( 福 利 厚 生 ) 第 章 福 利 厚 生 ( 死 亡 弔 慰 金 等 ) 第 条 法 人 が 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 民 間 社 会 福 祉 施 設 等 職 員 共 済 規 程 に 基 づき 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 との 間 において 締 結 す

種 類 控 除 額 小 規 模 企 業 共 済 等 掛 金 控 除 生 命 保 険 料 控 除 地 震 保 険 料 控 除 支 払 った 小 規 模 共 済 心 身 障 害 者 扶 養 共 済 の 掛 金 の 金 額 生 命 保 険 料 控 除 額 = 一 般 生 命 保 険 料 控 除 額 + 個

保 険 料 の 軽 減 措 置 均 等 割 額 の 軽 減 1 以 下 の 基 準 によって 均 等 割 額 が 軽 減 されます 軽 減 割 合 は 被 保 険 者 と 世 帯 主 の 総 所 得 金 額 等 の 合 計 額 によって 判 定 します 軽 減 割 合 同 一 世 帯 内 の 被 保

2 前 項 前 段 の 規 定 にかかわらず 年 俸 制 教 職 員 から 申 し 出 があった 場 合 においては 労 使 協 定 に 基 づき その 者 に 対 する 給 与 の 全 額 又 は 一 部 を 年 俸 制 教 職 員 が 希 望 する 金 融 機 関 等 の 本 人 名 義 の 口

とする この 場 合 育 児 休 業 中 の 期 限 付 職 員 が 雇 用 契 約 を 更 新 するに 当 たり 引 き 続 き 育 児 休 業 を 希 望 する 場 合 には 更 新 された 雇 用 契 約 期 間 の 初 日 を 育 児 休 業 開 始 予 定 日 として 育 児 休 業 申

2 前 項 に 定 める 日 に 支 給 する 給 与 は 総 額 給 与 を12 分 割 した 額 ( 以 下 給 与 月 額 という ) 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 単 身 赴 任 手 当 寒 冷 地 手 当 及 び 業 績 手 当 並 びに 前 月 分 の 超 過 勤 務

賃 金 報 酬 給 与 とは ( 労 働 基 準 法 の 賃 金 ) ( 労 働 基 準 法 この 法 律 ) で 賃 金 とは 賃 金 給 料 手 当 賞 与 その 他 名 称 の 如 何 を 問 わず 労 働 の 対 償 として 使 用 者 が 労 働 者 に 支 払 うすべてのものをいう (

給 与 所 得 控 除 控 除 額 の 計 算 については 次 のとおりです 給 与 等 の 収 入 金 額 給 与 所 得 控 除 額 180 万 円 以 下 の 場 合 180 万 円 を 超 え 360 万 円 以 下 の 場 合 360 万 円 を 超 え 660 万 円 以 下 の 場 合

第 2 問 問 4 問 5 1ロ 2チ 3ヲ 4ホ ⅰ)Aさんは 今 年 の 誕 生 日 で 40 歳 となるので 公 的 介 護 保 険 の(1 第 2 号 ) 被 保 険 者 資 格 を 取 得 し 介 護 保 険 料 を 負 担 することになる 40 歳 以 上 65 歳 未 満 の 医 療

標準報酬制について

主 な 保 険 給 付 病 気 の 給 付 病 気 やケガをして 病 院 にかかった 場 合 医 療 費 の 7 割 の 給 付 が 受 けられます 高 額 医 療 費 1 ヶ 月 にかかった 医 療 費 の 自 己 負 担 額 が 以 下 の 限 度 額 を 超 えた 場 合 は 限 度 額 を

次 世 代 育 成 支 援

波佐見町の給与・定員管理等について

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

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弁護士報酬規定(抜粋)

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定款

第 9 条 の 前 の 見 出 しを 削 り 同 条 に 見 出 しとして ( 部 分 休 業 の 承 認 ) を 付 し 同 条 中 1 日 を 通 じて2 時 間 ( 規 則 で 定 める 育 児 休 暇 を 承 認 されている 職 員 については 2 時 間 から 当 該 育 児 休 暇 の

目 次 1 報 酬 給 与 額 事 例 1 報 酬 給 与 額 に 含 める 賞 与 の 金 額 が 誤 っていた 事 例 1 事 例 2 役 員 退 職 金 ( 役 員 退 職 慰 労 金 )を 報 酬 給 与 額 として 申 告 して いなかった 事 例 1 事 例 3 持 株 奨 励 金 を

職 員 の 等 に 関 する 条 例 第 24 条 の 承 認 は 正 規 の 勤 務 時 間 の 始 め 又 は 終 わりにおいて 30 分 を 単 位 として 行 う ものとする 2 育 児 を 原 因 とする 特 別 休 暇 を 承 認 されている 職 員 に 対 する の 承 認 については

2 条 ) ア 育 児 休 業 の 対 象 とならない 職 員 ( 法 第 2 条 及 び 条 例 第 2 条 関 係 ) (ア) 臨 時 的 に 任 用 される 職 員 (イ) 育 児 休 業 に 係 る 期 間 を 任 期 と 定 めて 採 用 された 職 員 (ウ) 勤 務 延 長 職 員 (

    平成11年度余市町私立幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

1 支 給 認 定 新 制 度 では 幼 稚 園 ( 新 制 度 に 移 行 する 幼 稚 園 のことで 以 下 同 じ) を 利 用 する 場 合 には お 住 まいの 市 町 村 から 支 給 認 定 証 の 交 付 を 受 ける 必 要 があります 認 定 の 区 分 は 年 齢 や 保 育

適 一 覧 表 期 間 の 制 限 手 続 き 勤 務 時 間 適 の 可 否 = 適 = 適 外 = 期 間 により 判 断 するもの える 雇 見 込 みが 雇 保 険 労 災 保 険 1 週 間 の 所 定 時 間 教 育 研 究 事 業 を 行 う 官 公 署 が20 時 間 以 上 かつ

昨 年 今 年 退 職 した< 雇 用 保 険 に 関 すること> 1. 雇 用 保 険 ( 失 業 給 付 )を 受 給 予 定 (または 受 給 している) 雇 用 保 険 受 給 資 格 証 のコピー ( 退 職 日 基 本 日 額 処 理 状 況 のわかる 面 ) 日 額 3,611 円 未

健 康 保 険 国 民 年 金 厚 生 年 金 労 災 公 的 保 険 の 保 障 内 容 新 聞 報 道 によると テレビ 東 京 の 大 橋 未 歩 アナウン サー(34)が 軽 度 の 脳 梗 塞 と 診 断 され 療 養 する ことが 分 かった 今 月 上 旬 に 自 宅 で 発 症 し

2 1.ヒアリング 対 象 (1) 対 象 範 囲 分 類 年 金 医 療 保 険 雇 用 保 険 税 備 考 厚 生 年 金 の 資 格 喪 失 国 民 年 金 の 加 入 老 齢 給 付 裁 定 請 求 など 健 康 保 険 の 資 格 喪 失 国 民 健 康 保 険 の 加 入 健 康 保 険

(2) 懲 戒 については 戒 告 は 3 ヵ 月 減 給 は 6 ヵ 月 停 職 は 9 ヵ 月 4 病 気 休 暇 休 職 欠 勤 により 勤 務 しなかった 職 員 が 再 び 勤 務 するに 至 った 場 合 において 他 の 職 員 との 均 衡 上 必 要 があると 認 められるときは

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

該 介 護 休 業 が 終 了 する 日 までに, 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 が 死 亡 したとき 又 は 離 婚, 婚 姻 の 取 消, 離 縁 等 により 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 との 親 族 関 係 が 消 滅 した とき (3) 配 偶

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一 覧 表 ( 専 従 者 用 ) YES NOチャート( 専 従 月 額 単 価 用 ) (P.4)を 参 考 にしてください < 直 接 雇 用 者 > 一 覧 表 ( 専 従 者 用 )の 単 価 は 委 託 期 間 中 に 継 続 して 半 年 以 上 当 該 AMED 事 業

健 康 保 険 被 保 険 者 証 について 社 会 保 険 加 入 手 続 後 NTT 健 康 保 険 組 合 被 保 険 者 証 (カード 型 )が 交 付 されます 被 保 険 者 証 がお 手 元 に 届 きましたら 内 容 等 をご 確 認 のうえ 受 領 書 の 返 送 を 必 ずお 願

6 謝金(給与等)

Microsoft Word - 16 育児休業手当金(16ikukyuu.pdf)最終版

Q7 従 業 員 に 対 する 現 物 給 付 は 報 酬 給 与 額 に 含 まれます A7 法 人 が 役 員 又 は 使 用 人 のために 給 付 する 金 銭 以 外 の 物 又 は 権 利 その 他 経 済 的 利 益 (いわ ゆる 現 物 給 与 )については 所 得 税 において 給

保 険 料 は 個 人 ごとに 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 では 被 保 険 者 一 人 ひとりに 保 険 料 を 負 担 していただくことになります 新 たに75 歳 になられた 方 (65 歳 以 上 75 歳 未 満 で 一 定 以 上 の 障 害 があり 認 定 を 受 けた 方 を

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 現 況 ( 平 成 22 1 号 給 の 給 料 月 額 137,9 188,9 226,7 266,4 294,3 最 高 号 給 の 給 料 月 額 247,9 314,9 362,8 399,9 415,1 ( 注 ) 給 料 月 額 は 給 与 抑 制

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も く じ 1 税 源 移 譲 1 2 何 が 変 わったのか 改 正 の 3 つ の ポイント ポイント1 国 から 地 方 へ 3 兆 円 規 模 の 税 源 が 移 譲 される 2 ポイント2 個 人 住 民 税 の 税 率 構 造 が 一 律 10%に 変 わる 3 ポイント3 個 々の 納

H28記入説明書(納付金・調整金)8

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(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

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資料2 年金制度等について(山下委員提出資料)

接 支 払 制 度 を 活 用 するか 意 思 を 確 認 する 確 認 に 当 たっては 次 の 各 号 に 掲 げる 事 項 について 書 面 により 世 帯 主 の 合 意 を 得 て 代 理 契 約 を 締 結 するものとする (1) 医 療 機 関 等 が 本 市 に 対 し 世 帯 主

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m07 北見工業大学 様式①

Q5 育 児 休 業 を 請 求 する 際 の 事 務 手 続 は? A5 育 児 休 業 を 請 求 しようとする 職 員 は, 育 児 休 業 承 認 請 求 書 ( 様 式 第 1 号 )に 子 の 氏 名 や 請 求 する 期 間 等 を 記 入 し, 育 児 休 業 を 始 めようとする1


2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 135, , , , , ,600

第 7 条 職 員 の 給 与 に 関 する 規 程 ( 以 下 給 与 規 程 という ) 第 21 条 第 1 項 に 規 定 す るそれぞれの 基 準 日 に 育 児 休 業 している 職 員 のうち 基 準 日 以 前 6 月 以 内 の 期 間 にお いて 在 職 した 期 間 がある 職

厚 生 年 金 制 度 及 び 年 金 払 い 退 職 給 付 について 日 本 郵 政 共 済 組 合

75 歳 以 上 の 方 の 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 75 歳 になると 全 ての 方 が 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 に 加 入 して 医 療 を 受 けます 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 は 東 京 都 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 が 主 体 となり 区

川越市幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

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例 3 男 性 医 師 1 歳 配 偶 者 復 帰 今 までは 配 偶 者 が を 取 得 している 場 合 を 取 得 できませんでした が 取 得 できるようになりました 職 員 は 当 該 子 が3 歳 に 達 する 日 まで 病 院 助 手 等 は 当 該 子 が1 歳 6か 月 に 達 す

(4) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている.

所 得 税 と 住 民 税 の 税 率 表 所 得 税 と 住 民 税 の 税 率 は 以 下 の 通 りです 退 職 所 得 の 場 合 も この 税 率 表 を 使 います 1. 平 成 19 年 1 月 1 日 以 降 ( 所 法 891) 課 税 所 得 所 得 税 率 控 除 額 ~195

別 紙 軽 費 老 人 ホームの 収 入 認 定 について 平 成 22 年 3 月 9 日 千 葉 県 健 康 福 祉 部 高 齢 者 福 祉 課 本 紙 は 平 成 18 年 1 月 24 日 老 発 第 号 厚 生 労 働 省 老 健 局 長 通 知 老 人 保 護 措 置 費

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 例 ) ( 例 ) 15 (H2) (H2) (H24) (H24) (H25.4.1) (H25.4.1) (H24) (H24)

職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 年 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 福 岡 県 技 能 労 務 職 歳 1,19,98 9,9 歳 8,

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 最 高 号 給 の 給 料 月 額 243,7 37,8 35

職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 () 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 年 月 日 現 在 ) 一 般 行 政 職 平 均 給 与 月 額 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額

児童扶養手当(大阪府)

給 与 所 得 者 の 場 合 年 金 所 得 者 の 場 合 その 他 の 所 得 者 の 場 合 前 年 中 の 年 間 総 収 入 を 確 か 1 年 間 の 年 金 額 を 確 かめて 前 年 中 の 年 間 総 所 得 金 額 めてください ください を 確 かめてください 計 算 のしか

(2) 保 育 料 等 減 免 措 置 に 関 する 調 書 (3) 地 方 税 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 226 号 ) 第 5 条 第 2 項 第 1 号 に 規 定 する 市 町 村 民 税 の 課 税 の 状 況 を 証 明 する 書 類 又 は 生 活 保 護 法 ( 昭 和

Transcription:

有 給 休 暇 労 働 基 準 法 第 39 条 子 どもの 学 校 の 都 合 で 休 むことがあるのですが その 時 はお 給 料 が 出 ません パートには 有 給 休 暇 はな い と 会 社 からは 言 われています パートタイム 労 働 者 にも 有 給 休 暇 はあります (ただし とれない 場 合 もあります ) パートタイム 労 働 者 にも フルタイム 労 働 者 と 同 じように 有 給 休 暇 をとる 権 利 があります けれども パート タイム 労 働 者 は 1 日 に 働 く 時 間 1 週 間 に 働 く 日 それぞれ 短 いため 法 律 上 はその 特 徴 に 応 じた 日 数 付 与 となっています 表 にまとめると 次 のようになります 1 週 間 の 労 働 日 数 が 4 日 以 下 で 週 の 労 働 時 間 が 30 時 間 未 満 1 週 間 の 労 働 日 数 が 5 日 以 上 または 週 の 労 働 時 間 が 30 時 間 以 上

雇 用 保 険 雇 用 保 険 法 第 13 条 14 条 など 失 業 保 険 って 正 社 員 しかもらえないのですか? 基 準 を 満 たしていれば 給 付 を 受 けられます 失 業 保 険 を 国 からもらうには まず 会 社 が 雇 用 保 険 の 手 続 きをしているかどうか 確 認 する 必 要 がありま す 雇 用 保 険 の 保 険 料 は 会 社 だけでなく 労 働 者 も 納 めるものなので あなたの 給 与 明 細 を 見 て 雇 用 保 険 の 保 険 料 が 引 かれているか 確 認 してください 分 からなければ 会 社 の 人 事 労 務 担 当 者 に 聞 いてみましょ う ただ パートタイム 労 働 者 は 労 働 時 間 が 短 いために 雇 用 保 険 ではフルタイム 労 働 者 とは 違 った 扱 いにな っています すなわち 雇 用 保 険 に 加 入 できる 要 件 は あなたが 勤 務 していたときに (1)1 年 以 上 引 き 続 き 雇 用 されることが 見 込 まれており (2)1 週 間 の 所 定 労 働 時 間 が 20 時 間 以 上 である という 状 態 にあった ということです さらに 加 入 していたとしても 会 社 を 辞 めた 日 の 以 前 2 年 間 に 賃 金 支 払 基 礎 日 数 が 11 日 以 上 の 月 が 12 か 月 以 上 あること という 要 件 を 満 たしていなければ 失 業 保 険 を 受 け 取 ることができません あなたは これらの 要 件 を 満 たしていますか? 産 休 労 働 基 準 法 第 65 条 妊 娠 5 か 月 です パートだと 妊 娠 したら 辞 めなくちゃいけないのでしょうか? パートタイム 労 働 者 でも 産 休 がとれます

パートタイム 労 働 者 であっても 正 社 員 と 同 じく 産 前 6 週 間 産 後 8 週 間 のお 休 みがもらえます もしあな たが 健 康 保 険 の 被 保 険 者 になっていて 会 社 からのお 給 料 がでないときは 産 休 期 間 中 は 健 康 保 険 から 出 産 手 当 金 (お 給 料 の 6 割 程 度 )が 支 給 されます なお 産 休 をとったから 仕 事 に 差 障 りが 出 た といったような 産 休 をとったことを 理 由 にして 会 社 はあ なたを 辞 めさせることはできません 育 児 休 業 育 児 介 護 休 業 法 第 5 条 6 条 育 児 休 業 は 正 社 員 でないと 取 れないのですか? パートタイム 労 働 者 でも 取 れる 時 もありますが 取 れない 時 もあります まずはじめに あなたの 雇 用 契 約 の 内 容 を 確 認 して あなたが 期 間 の 定 めのない 契 約 で 働 いているの か 期 間 の 定 めのある 契 約 で 働 いているのか 確 認 してみましょう (1) 期 間 の 定 めのない 契 約 で 働 いていたら 子 供 が 1 歳 になるまでの 間 育 児 休 業 をとることができます 会 社 に 申 請 しましょう 会 社 はあなたの 申 請 を 断 ることはできません しかし 場 合 によってとれないこともあります あなたが 働 いている 会 社 が 次 のような 労 働 者 には 育 児 休 業 をさせない という 内 容 の 取 り 決 めを 労 働 組 合 や 労 働 者 の 代 表 と 交 わしていませんか? a) 今 の 会 社 に 勤 め 始 めて 1 年 未 満 の 労 働 者 b)1 週 間 に 働 く 日 数 が 2 日 以 下 の 労 働 者 もしあなたが a)b)のどちらかに 該 当 すれば あなたは 育 児 休 業 をとることができません

(2) 期 間 の 定 めのある 契 約 で 働 いていたら もしあなたが 3 か 月 1 年 などの 期 間 の 定 めのある 契 約 で 働 いていたら 育 児 休 業 はとることができませ ん しかし 期 間 の 定 めのある 契 約 であっても 特 段 の 事 情 のない 限 り 契 約 の 更 新 を 当 然 の 前 提 としている ような 場 合 には 育 児 休 業 をとれるように との 指 針 が 厚 生 労 働 省 から 出 されています 会 社 に 入 る 時 に 聞 いた 仕 事 内 容 と 違 います 労 働 基 準 法 第 15 条 パートタイム 労 働 法 第 6 条 働 き 始 めるときには 1 日 6 時 間 週 5 日 勤 務 で 残 業 なし 化 粧 品 販 売 の 仕 事 と 会 社 の 担 当 者 の 人 に 言 われました でも 実 際 は 残 業 もあり コピーやお 茶 くみもさせられます 雇 入 通 知 書 を 知 っていますか? あなたは 会 社 に 入 る 時 に 雇 入 通 知 書 を 受 け 取 りましたか? 会 社 はどんな 労 働 者 を 雇 入 れる 時 にも (1) 勤 務 場 所 仕 事 の 内 容 (2) 仕 事 が 始 まる 時 間 と 終 わる 時 間 休 憩 時 間 休 日 休 暇 など (3) 賃 金 について (4) 退 職 や 解 雇 について など 労 働 条 件 を 記 載 した 雇 入 通 知 書 を 労 働 者 に 明 らかにして 渡 さなければなりません そして 雇 入 通 知 書 と あなたが 実 際 に 働 いて 条 件 が 違 っていたならば 会 社 と 交 渉 してみましょう また 雇 入 通 知 書 がなければ 会 社 に 出 してほしいということを 話 してみましょう 戻 る

雇 い 止 め 解 雇 労 働 基 準 法 第 9 条 第 90 条 第 91 条 5 年 間 一 生 懸 命 働 いてきたのに 突 然 来 週 からもう 来 なくていい と 言 われてしまいました 会 社 に 理 由 を 確 かめましょう 理 由 の 説 明 もなく 来 なくてもいい というのはひどい 話 です まず 会 社 担 当 者 にその 理 由 を 聞 いてみま しょう 会 社 の 業 績 不 振 で 人 を 減 らさなくてはならない などという 理 由 で きちんと 説 明 するなどそれなりの 努 力 をした 場 合 には 残 念 ながら 解 雇 はやむを 得 ないこととなります ただし 会 社 は 少 なくとも 30 日 以 上 前 に 予 告 するか 予 告 手 当 を 支 払 わなければなりません 言 われた 日 から 来 なくてよくなった 日 までの 賃 金 を もらいましょう 仕 事 ぶりに 問 題 がある などと 言 われた 場 合 は 疑 問 です これまでに 遅 刻 や 欠 勤 などを 何 度 も 指 摘 さ れたのに 改 めなかったなどということがありましたか? そうした 具 体 的 な 事 実 がなければ 解 雇 は 無 効 と なるかもしれません 解 雇 の 理 由 を 記 載 した 書 面 を 交 付 するよう 会 社 の 人 事 労 務 担 当 部 署 に 請 求 してみ ましょう ただ こんな 会 社 にはもういたくない ということであれば 解 雇 予 告 手 当 をもらいましょう 6 か 月 の 雇 用 契 約 の 期 間 が 切 れるから ということであれば 雇 い 止 め 契 約 更 新 の 拒 否 となり 解 雇 と は 区 別 されます しかし 5 年 間 も 働 いてきたのであれば これまで 何 度 も 契 約 を 更 新 してきたのでしょう こ のように 事 実 上 は 期 間 の 定 めのない 雇 用 と 違 わない 状 況 であれば 理 由 もなく 契 約 を 終 了 させることは 問 題 があるというのが これまでの 裁 判 所 や 厚 生 労 働 省 指 針 の 判 断 です 契 約 を 打 ち 切 る 理 由 をはっきりし てもらいましょう また 解 雇 予 告 手 当 なども 受 ける 権 利 があります もしも 6 か 月 の 契 約 なのに その 途 中 で 打 ち 切 られる ということであれば 契 約 期 間 終 了 までの 賃 金 を 会 社 に 請 求 できます

残 業 代 労 働 基 準 法 第 36 条 37 条 1 日 7 時 間 のパートです このごろ 忙 しいのでもう 少 し 残 って 欲 しい と 言 われて 残 業 をしているのに 残 業 代 が 出 ません 残 業 しているのは 何 時 間 ですか? 1 日 7 時 間 という 契 約 でも 7 時 間 以 上 働 けばすぐに 法 律 的 に 残 業 となるのではありません 1 日 につき 8 時 間 以 上 働 いた 分 または 1 週 間 につき 40 時 間 以 上 働 いていればその 分 が 残 業 になる というのが 法 律 の 規 定 です あなたの 残 業 時 間 は この 範 囲 ですか?この 範 囲 内 で 残 業 をさせられているのなら 会 社 は あなたに 残 業 手 当 ( 賃 金 の 25% 会 社 が 休 日 の 場 合 の 残 業 手 当 は 35%の 割 り 増 し 分 )を 支 払 う 義 務 はないの です もちろん 働 いた 時 間 分 の 時 給 は 支 払 わねばなりません もしあなたの 労 働 時 間 がこれ 以 上 なら それは 残 業 労 使 協 定 ( 36 協 定 と 呼 ばれます)が 締 結 されて いなければ あなたは 残 業 を 引 き 受 ける 義 務 はありません そんなこと 言 っても 残 業 せざるをえない! と いうのなら 残 業 代 を 請 求 するか 会 社 を 管 轄 している 労 働 基 準 監 督 署 に 相 談 に 行 ってください なお その 際 は 実 際 何 時 間 働 いているのか 記 録 をつけたものを 持 参 するとよいでしょう セクハラ その 1 2 人 きりで 飲 みに 行 こう という 上 司 からのしつこい 誘 いを 断 ったら その 上 司 から あいつは 能 力 がない と 言 い 振 らされるなどの 嫌 がらせを 受 けています 他 の 社 員 の 人 の 態 度 もよそよそしくなり 仕 事 に 行 くのが 憂 鬱 で 仕 事 をこのまま 続 けるかどうか 悩 んでいます あなたが 会 社 を 辞 める 必 要 はありません

上 司 の 態 度 は 明 らかな セクハラ です 悪 いのは 上 司 の 誘 いを 断 ったあなたではありません 問 題 なの は 働 く 仲 間 のひとりであるあなたを 異 性 として 見 ている 上 司 の 認 識 です 1 人 で 悩 んだり あなたが 会 社 を 辞 める 必 要 はありません 会 社 にセクハラの 相 談 窓 口 はありますか? 労 働 組 合 があれば そこで 相 談 を 受 けつけているかもしれま せん 行 政 の 力 を 借 りることもできます 各 都 道 府 県 の 労 働 局 にある 雇 用 均 等 室 および 総 合 労 働 相 談 コーナ ー でも 相 談 できます 103 万 円 を 超 えると 損 をするの? 103 万 円 を 超 えると 損 をする と 言 われたので 年 収 を 100 万 円 に 抑 えています でも この 春 から 子 ども が 高 学 年 になり 仕 事 もおもしろくなってきたので もう 少 し 働 きたいのですが どのくらい 損 をするのでしょう か 103 万 円 を 超 えると あなたのパート 収 入 に 所 得 税 がかかります でも 必 ずしも 損 をする とは 言 えません 1)まずは あなた 本 人 の 税 金 を 計 算 してみましょう パートタイマーとして 働 いて 得 たあなたの 収 入 には ある 一 定 の 金 額 を 超 えると 税 金 がかかります 所 得 税 の 場 合 税 金 の 対 象 となるのは 年 収 から 給 与 所 得 控 除 (サラリーマンの 必 要 経 費 に 相 当 する 控 除 )と 基 礎 控 除 (すべての 人 に 認 められている 控 除 )を 引 いた 残 りの 額 です そのため 年 収 が 給 与 所 得 控 除 の 最 低 保 障 額 65 万 円 と 基 礎 控 除 38 万 円 の 合 計 103 万 円 以 下 であれば 税 金 はかかりません 住 民 税 の 場

合 は 年 収 100 万 円 以 下 のとき 税 金 がかかりません 2)つぎに あなたの 夫 の 税 金 を 計 算 してみましょう あなたの 収 入 が 103 万 円 を 超 えると あなたの 夫 は 配 偶 者 控 除 を 受 けられなくなります でも あなたの 収 入 が 141 万 円 未 満 で なおかつ 夫 の 給 与 収 入 が 1,231 万 円 以 下 ならば あなたの 夫 は 配 偶 者 特 別 控 除 を 受 けることができます あなたのパート 収 入 が 増 えても それを 上 回 る 税 金 が 家 計 にかからないような しくみになっています 必 ずしも 損 をする とは 言 えません 配 偶 者 控 除 配 偶 者 特 別 控 除 のしくみは? 新 聞 に 配 偶 者 控 除 や 配 偶 者 特 別 控 除 がなくなる と 出 ていましたが この 控 除 がなくなるとどうなる のでしょうか? しくみを 教 えてください これらの 控 除 を 単 純 になくせば あなたの 一 家 の 税 負 担 が 増 えます 個 人 の 所 得 税 や 住 民 税 には すべての 人 に 適 用 される 基 礎 控 除 のほかに その 人 の 税 負 担 能 力 に 配 慮 した 人 的 控 除 と 言 われるものがあります 配 偶 者 控 除 や 配 偶 者 特 別 控 除 はそのひとつで このほかに 扶 養 控 除 などがあります 夫 がサラリーマンの 場 合 あなたのパート 収 入 が 103 万 円 以 下 なら 夫 は 自 分 の 収 入 から 配 偶 者 控 除 ( 所 得 税 :38 万 円 住 民 税 :33 万 円 )を 差 し 引 くことができます しかし あなたのパート 収 入 が 103 万 円 を 超 えると あなたの 夫 が 配 偶 者 控 除 を 受 けられなくなり あなた 自 身 にも 税 金 がかかり 一 家 の 手 取 り 収 入 が 減 る 可 能 性 があります このような 逆 転 現 象 を 緩 和 するために 設 けられたのが 配 偶 者 特 別 控 除 です あなたの 収 入 によって 控 除 額 も 変 わりますが あなたの 収 入 が 103 万 円 を 超 えて 141 万 円 未 満 夫 の 収 入 が 1,231 万 円 以 下 な

らば 夫 は 配 偶 者 特 別 控 除 を 適 用 できます あなたの 収 入 が 103 万 円 までならば 配 偶 者 控 除 が 適 用 され ます これらの 控 除 を 単 純 になくすと あなた 自 身 の 税 負 担 は 変 わりませんが 夫 は 税 負 担 が 増 えます 複 雑 で 問 題 点 も 多 い 控 除 全 体 を 見 直 すことは 必 要 ですが 社 会 保 障 給 付 施 策 の 充 実 などをあわせて 行 うべきで す パートタイマーの 年 収 と 税 金 の 関 係 交 通 費 に 税 金 はかかるのですか? 通 勤 に 片 道 200 円 のバス 代 がかかります 会 社 と 交 渉 して 勤 務 した 日 に 応 じて 交 通 費 の 実 費 が 支 給 さ れることになりましたが これも 税 金 の 対 象 になるのですか? 別 途 支 給 で 1 カ 月 10 万 円 以 下 ならば 税 金 はかかりません パートの 賃 金 とは 別 に 交 通 費 が 支 給 されている 場 合 かつ 電 車 やバスなどの 交 通 機 関 の 運 賃 が 1 カ 月 10 万 円 以 下 の 場 合 は 税 金 はかかりません ただし 片 道 の 通 勤 距 離 が 2km 未 満 で 自 転 車 や 自 動 車 などで 通 勤 している 場 合 には いくら 交 通 費 が 別 途 支 給 されていても 税 金 の 対 象 になります

また 交 通 費 が 別 途 支 給 されず 賃 金 に 含 まれている 場 合 も 税 金 の 対 象 になってしまいます 会 社 と 交 渉 して 交 通 費 は 賃 金 に 含 めず きちんと 別 途 支 給 してもらうことが 重 要 です 子 どもは どちらの 扶 養 にするのが 得? 子 どもが 小 学 校 に 通 い 始 めたので かつての 経 験 を 生 かして 看 護 師 として 一 日 6 時 間 週 5 日 のパー トで 働 くことにしました 社 会 保 険 も 加 入 することになりましたが 子 どもは 夫 と 私 どちらの 扶 養 家 族 にした 方 が 得 でしょうか? 健 康 保 険 では 年 収 の 多 い 方 の 扶 養 家 族 に 税 金 でも 収 入 が 多 い 方 の 扶 養 家 族 にした 方 が 負 担 は 軽 くなります まず 社 会 保 険 からみてみましょう 健 康 保 険 では 共 働 き 世 帯 の 場 合 原 則 として 年 収 の 多 い 方 の 扶 養 家 族 にすることが 定 められています 夫 婦 の 年 収 が 同 程 度 の 場 合 には 主 として 生 計 を 維 持 する 方 の 扶 養 家 族 になります つぎに 税 制 面 から どちらが 得 なのかをみてみましょう 小 学 生 の 子 どもがいる 場 合 は 扶 養 控 除 ( 扶 養 親 族 : 所 得 税 38 万 円 住 民 税 33 万 円 )を 受 けられます 差 し 引 かれる 控 除 額 は 夫 婦 どちらの 扶 養 家 族 に するかということにかかわらず 同 じ 金 額 です 控 除 額 に 税 率 をかけた 金 額 だけ 税 金 の 負 担 が 軽 くなること になりますので 高 い 税 率 が 適 用 される 方 つまり 収 入 の 多 い 方 の 扶 養 家 族 とした 方 が 税 金 が 軽 くなりま す いずれにしても 子 どもは 年 収 が 多 い 方 の 扶 養 家 族 にすることになります

パートだと 社 会 保 険 に 入 れないの? 夫 が 希 望 退 職 することになりました これまでは 夫 の 被 扶 養 者 の 範 囲 内 で 働 いてきましたが 家 計 を 支 え るため 勤 務 時 間 を 増 やし 社 会 保 険 にも 入 りたい と 会 社 に 話 したところ パートは 社 会 保 険 に 加 入 さ せない と 言 われてしまいました パートでも 一 定 の 条 件 を 満 たせば 社 会 保 険 に 加 入 できます あなたが 2 ヶ 月 以 上 継 続 して 勤 務 しており 勤 務 時 間 が 同 じ 職 場 で 働 くフルタイム 労 働 者 の 所 定 労 働 時 間 所 定 労 働 日 数 のおよそ 4 分 の 3 以 上 (フルタイム 労 働 者 の 所 定 労 働 時 間 が 一 日 8 時 間 であれば 6 時 間 以 上 所 定 労 働 日 数 が 月 20 日 であれば 月 15 日 以 上 )であれば 社 会 保 険 ( 厚 生 年 金 健 康 保 険 など) に 加 入 できます その 場 合 パートかフルタイムかということに 関 係 なく 会 社 はあなたを 社 会 保 険 に 加 入 さ せなければなりません あなたがこれらの 条 件 を 満 たしているにもかかわらず 会 社 が パートだから 社 会 保 険 に 加 入 させない と 主 張 し 社 会 保 険 の 事 業 主 負 担 分 を 逃 れようとするのは 違 法 となりますから 会 社 を 管 轄 する 社 会 保 険 事 務 所 に 相 談 すると 良 いでしょう 社 会 保 険 における 被 保 険 者 の 区 分 ( 配 偶 者 が 厚 生 ( 共 済 ) 年 金 被 保 険 者 の 場 合 )

配 偶 者 が 国 民 年 金 第 1 号 被 保 険 者 の 場 合 は 労 働 日 数 労 働 時 間 4 分 の 3 および 年 収 130 万 円 未 満 では 本 人 も 国 民 年 金 第 1 号 被 保 険 者 となり 月 額 1 万 3,300 円 の 保 険 料 を 支 払 います なお 労 働 時 間 労 働 日 数 が 4 分 の 3 未 満 で 年 収 が 130 万 円 未 満 の 場 合 夫 が 退 職 時 に 健 康 保 険 の 任 意 継 続 被 保 険 者 となれば あなたは 自 分 の 保 険 料 を 払 う 必 要 はありません ただし 年 金 については 退 職 に 伴 い 夫 が 厚 生 年 金 の 被 保 険 者 ではなくなるので あなたも 第 3 号 被 保 険 者 の 資 格 を 失 い 国 民 年 金 に 加 入 し 60 歳 になるまでは 保 険 料 を 払 わなければなりません かけもちパートのときの 社 会 保 険 は? 正 社 員 の 勤 め 先 がないので 週 20 時 間 ずつ 2 つの 会 社 で 働 いています 年 金 は 国 民 年 金 医 療 は 国 民 健 康 保 険 ですが 社 会 保 険 には 入 れないのでしょうか? 残 念 ながら 現 行 のしくみでは 社 会 保 険 に 加 入 できません

現 行 では 1 つの 職 場 でフルタイム 労 働 者 のおよそ 4 分 の 3 以 上 の 所 定 労 働 時 間 所 定 労 働 日 数 で 働 く ことで 会 社 とあなたの 間 に 常 用 的 雇 用 関 係 があるとみなし 社 会 保 険 の 加 入 要 件 としています 週 20 時 間 ずつの 勤 務 では どちらの 会 社 ともあなたと 常 用 雇 用 関 係 にあると 見 なされず 社 会 保 険 には 加 入 できません 現 在 の 社 会 保 険 のしくみは フルタイム 正 社 員 長 期 勤 続 を 前 提 としてつくられており 働 き 方 の 多 様 化 に 対 応 できなくなってきています 本 来 社 会 保 険 に 加 入 することは 労 働 者 の 権 利 として 保 障 されるべき ですが そうした 社 会 保 険 の 枠 の 外 におかれる 労 働 者 が 増 えてきています こうした 問 題 を 解 決 するため 社 会 保 険 の 適 用 拡 大 に 向 けた 検 討 がされています 公 的 年 金 における 被 保 険 者 の 区 分 の 見 直 し( 適 用 拡 大 ) 案 ( 配 偶 者 が 厚 生 ( 共 済 ) 年 金 被 保 険 者 の 場 合 ) 配 偶 者 が 国 民 年 金 第 1 号 被 保 険 者 の 場 合 は 労 働 日 数 労 働 時 間 4 分 の 3 および 年 収 130 万 円 未 満 では 本 人 も 国 民 年 金 第 1 号 被 保 険 者 となり 月 額 1 万 3,300 円 の 保 険 料 を 支 払 います

また 短 期 移 動 を 特 性 とする 働 き 方 で 社 会 保 険 の 適 用 になじみにくい 派 遣 労 働 者 については 複 数 の 人 材 派 遣 会 社 が 母 体 となって 健 康 保 険 組 合 がつくられました これまでは 派 遣 の 待 機 期 間 中 は 健 康 保 険 から 国 民 健 康 保 険 に 移 らなければならないなど 制 度 間 の 行 き 来 が 煩 雑 でしたが 待 機 期 間 中 も 一 定 の 要 件 の 下 資 格 を 継 続 する 取 扱 いがされることになりました 年 金 の 第 3 号 被 保 険 者 と 自 分 で 加 入 するときの 違 いは? 一 日 5 時 間 週 3 日 で 年 収 103 万 円 以 内 で 働 いていますが 店 長 から 売 り 場 のまとめ 役 として もう 少 し 働 いてみないか と 打 診 されました 勤 務 時 間 も 長 くなり 時 給 もアップするので 社 会 保 険 にも 加 入 する ことになるとのことですが 3 号 被 保 険 者 でいるのと 自 分 で 加 入 するのとでは どう 違 うのですか? 厚 生 年 金 に 自 分 で 加 入 すると 第 2 号 被 保 険 者 として 保 険 料 を 払 い 保 険 料 納 付 に 見 合 った 年 金 の 給 付 が 受 けられます 公 的 年 金 では サラリーマンなどの 厚 生 年 金 に 加 入 している 人 を 第 2 号 被 保 険 者 その 被 扶 養 配 偶 者 を 第 3 号 被 保 険 者 これら 以 外 の 自 営 業 者 学 生 などを 第 1 号 被 保 険 者 と 言 います 配 偶 者 がサラリーマンなど 第 2 号 被 保 険 者 の 場 合 自 分 の 年 収 が 130 万 円 未 満 であれば あなたは 被 扶 養 者 として 第 3 号 被 保 険 者 になります(ただし 勤 務 時 間 はフルタイム 労 働 者 の 労 働 時 間 労 働 日 数 の 4 分 の 3 未 満 の 場 合 に 限 る ) 第 3 号 被 保 険 者 の 保 険 料 は その 配 偶 者 だけではなく 第 2 号 被 保 険 者 全 体 で 負 担 する 形 になっているので 自 分 で 負 担 する 必 要 はありません また 将 来 は 基 礎 年 金 を 受 け 取 ること ができます 年 収 が 130 万 円 以 上 になると 被 扶 養 者 ではなくなり かつフルタイム 労 働 者 の 労 働 時 間 労 働 日 数 の 4 分

の 3 以 上 の 勤 務 時 間 の 場 合 には 年 金 の 第 2 号 被 保 険 者 として 月 収 の 17.35%( 労 使 折 半 )の 保 険 料 を 納 めることになります 第 3 号 被 保 険 者 でいる 場 合 に 比 べ 負 担 は 増 えますが 将 来 年 金 を 受 け 取 るときに は 基 礎 年 金 に 加 えて 保 険 料 の 納 付 に 見 合 った 厚 生 年 金 を 受 け 取 ることができます また 障 害 を 負 った 場 合 には 障 害 基 礎 年 金 に 上 乗 せして 障 害 厚 生 年 金 が 支 給 されます 年 収 が 130 万 円 以 上 でも 勤 務 時 間 がフルタイム 労 働 者 の 4 分 の 3 未 満 の 場 合 には 厚 生 年 金 の 加 入 者 にはならず 第 1 号 被 保 険 者 として 国 民 年 金 の 保 険 料 ( 月 額 13,300 円 )を 払 うことになります この 場 合 も 将 来 は 基 礎 年 金 を 受 け 取 ることができます 医 療 保 険 で 被 保 険 者 になるメリットは 何 ですか? 健 康 保 険 法 の 改 正 により 患 者 の 自 己 負 担 が 3 割 負 担 になると 聞 きました 同 じ 3 割 負 担 なら 夫 の 被 扶 養 者 扱 いでいる 方 がよいとも 思 えますが 被 保 険 者 になるメリットはありますか? 被 保 険 者 になれば 病 気 やけがの 療 養 のため 4 日 以 上 仕 事 を 休 んだ 場 合 には 傷 病 手 当 金 として 休 み 1 日 あたり 賃 金 ( 標 準 報 酬 日 額 )の 6 割 が 最 高 1 年 半 まで 支 給 されます 出 産 による 産 前 産 後 休 暇 期 間 (6+8=14 週 間 )には 出 産 手 当 金 として 1 日 あたり 賃 金 の 6 割 が 支 給 されます このほか 被 保 険 者 が 亡 くなったときには 埋 葬 料 として 賃 金 の 1 ヶ 月 分 (10 万 円 未 満 の 場 合 は 10 万 円 )が 支 給 されることと なっています Copyright(C) 日 本 労 働 組 合 総 連 合 会