現 代 社 会 ( 現 社 301) 準 拠 教 科 書 と 副 教 材 私 たちが 拓 く 日 本 の 未 来 を 活 用 した 主 権 者 教 育 に 関 する 指 導 資 料 本 資 料 は,2016 年 7 月 に 実 施 が 見 込 まれている 第 24 回 参 議 院 議 員 通 常 選 挙 に 向 けて, 学 習 活 動 として 模 擬 選 挙 を 実 施 する 際 の 事 前 学 習 指 導 等 にご 活 用 いただくことを 想 定 しています 各 資 料 中 では, 教 科 書 現 代 社 会 ( 現 社 301)/ 総 務 省 文 部 科 学 省 発 行 私 たちが 拓 く 日 本 の 未 来 との 対 応 箇 所 を 示 し, 両 者 を 基 本 教 材 とした 授 業 展 開 ができるように 構 成 しました 構 成 内 容 指 導 計 画 模 擬 選 挙 を 実 施 する 主 権 者 教 育 の 指 導 計 画 対 応 資 料 第 1 時 選 挙 制 度 学 習 学 習 指 導 案 日 本 の 選 挙 制 度 と 18 歳 選 挙 権 ワークシート1 18 歳 選 挙 権 チェッククイズ ワークシート2 政 治 参 加 の 意 義 ワークシート3 日 本 の 国 政 選 挙 のしくみと 課 題 ワークシート1-3 教 師 用 指 導 資 料 指 導 の 流 れ 第 2 時 第 3 時 第 4 時 選 挙 の 争 点 分 析 学 習 争 点 分 析 1 集 団 的 自 衛 権 と 安 全 保 障 関 連 法 争 点 分 析 2 憲 法 改 正 争 点 分 析 3 エネルギー 問 題 争 点 分 析 4 消 費 税 争 点 分 析 5 景 気 雇 用 争 点 分 析 6 少 子 高 齢 化 争 点 の 優 先 順 位 づけ 学 習 政 策 比 較 学 習 争 点 分 析 1-6 は, 今 後 の 選 挙 で 重 要 な 争 点 になりうるテーマを 例 示 し, 各 テーマを 授 業 で 取 り 扱 う 際 にポイントとなる 指 導 事 項 や 関 連 教 材 等 を 整 理 したものです 第 5 時 模 擬 選 挙 模 擬 選 挙 実 施 計 画 案 事 後 学 習 模 擬 選 挙 の 振 り 返 り
現 代 社 会 ( 現 社 301) 準 拠 教 科 書 と 副 教 材 私 たちが 拓 く 日 本 の 未 来 を 活 用 した 模 擬 選 挙 を 実 施 する 主 権 者 教 育 の 指 導 計 画 指 導 目 標 1 選 挙 のしくみや 政 治 参 加 の 意 義 を 理 解 する 2 現 代 政 治 における 主 要 な 争 点 を 多 面 的 多 角 的 にとらえ, 公 正 に 判 断 する 3 根 拠 にもとづいて 論 理 的 に 思 考 表 現 し, 意 思 決 定 を 行 う 4 現 代 社 会 の 諸 課 題 の 解 決 に 向 けて, 他 者 と 協 働 して 探 究 する 5 公 共 的 な 事 柄 に 関 心 をもち, 主 体 的 に 参 画 しようとする 意 欲 態 度 をもつ 下 表 では,1 5の 目 標 のうち, 各 時 の 学 習 でと くに 重 視 されるものを 示 してある 指 導 計 画 の 例 (5 時 間 + 事 後 学 習 ) : 現 代 社 会 ( 現 社 301)/ : 私 たちが 拓 く 日 本 の 未 来 目 標 生 徒 の 学 習 活 動 主 な 指 導 内 容 対 応 資 料 等 1 選 挙 制 度 を 理 解 する 日 本 の 選 挙 制 度 の 特 徴 を 理 解 させ,その 問 題 点 を 考 えさせる 第 5 選 挙 運 動 のルールを 理 選 挙 運 動 として 何 ができるか, 何 が 違 反 になるかを 理 解 させる 学 習 指 導 案 1 時 解 する なぜ 選 挙 を 通 して 国 民 が 政 治 に 参 加 することが 必 要 なのか, 歴 ワークシート 政 治 参 加 の 意 義 を 考 える 史 的 背 景 や 近 年 の 状 況 をふまえて 考 えさせる 1-3 第 2 時 第 3 時 2 3 争 点 を 分 析 する 直 近 の 選 挙 で 重 要 になる 争 点 について, 資 料 読 解 にもとづいて, 多 面 的 多 角 的 に 分 析 させる 争 点 分 析 1 - 生 徒 の 調 べ 学 習 や 発 表 の 時 間 を 設 けて 進 めてもよい 6 争 点 分 析 1-6 の 争 点 からいくつかを, 授 業 時 間 数, 学 習 形 態 ( 講 義, 調 べ 学 習 ), 生 徒 の 実 態 に 応 じて 取 り 上 げる 2 争 点 の 優 先 順 位 を 決 め 候 補 者 や 政 党 を 選 ぶにあたって,どの 争 点 に 関 する 政 策 を 優 先 3 る 的 に 考 慮 すべきか, 話 し 合 いを 通 して 考 えさせる 参 考 第 4 時 4 政 党 や 候 補 者 の 政 策 を 比 較 する 争 点 を 複 数 挙 げるためには KJ 法 ( p.34)を, 争 点 の 優 先 順 位 p.91 政 を 考 えるにはランキング( 指 導 資 料 p.26)の 手 法 を 活 用 できる 治 の 座 標 軸, 話 し 合 いの 際 は p.64-65 にまとめさせるとよい p.186-195 直 近 の 選 挙 に 関 わる 政 党 や 候 補 者 がどのような 政 策 をかかげて スキル も 活 いるか, 情 報 を 収 集 させて( p.11) 比 較 表 にまとめさせる( 用 できる p.66-68) 2 政 党 や 候 補 者 の 政 策 を 争 点 分 析 で 得 た 知 識 理 解 や 話 し 合 いで 得 た 判 断 基 準 に 照 らし 第 5 時 5 評 価 する 意 思 決 定 し, 模 擬 選 挙 を 行 う て, 各 政 党 候 補 者 の 政 策 を 自 分 がどのように 評 価 するか, 考 えさせる 候 補 者 の 評 価 表 ( p.54-55 未 来 の 知 事 を 選 ぼう ワークシー 模 擬 選 挙 実 施 計 画 案 ト2)を 転 用 できる 模 擬 選 挙 を 実 施 する 実 際 の 選 挙 後 2 模 擬 選 挙 を 振 り 返 る 模 擬 選 挙 の 結 果 と 実 際 の 選 挙 結 果 とを 比 較 し, 相 違 について 分 事 後 学 習 4 5 析 させる 投 票 した 感 想, 実 際 の 選 挙 結 果 を 受 けての 感 想 などを 話 し 合 わ せ, 次 の 選 挙 への 意 欲 を 高 める 振 り 返 りの 際 は p.70-71 にまとめさせるとよい 指 導 計 画
[ 第 1 時 ] 用 教 科 書 現 代 社 会 ( 現 社 301)と 副 教 材 私 たちが 拓 く 日 本 の 未 来 の 活 用 事 例 学 習 指 導 案 日 本 の 選 挙 制 度 と 18 歳 選 挙 権 本 時 の 目 標 1 18 歳 選 挙 権 に 関 する 法 改 正 の 内 容 と 選 挙 運 動 のルールを 理 解 する 2 選 挙 を 通 して 政 治 に 参 加 する 意 義 を 理 解 する 3 日 本 の 選 挙 制 度 のしくみと 問 題 点 を 理 解 し,その 改 善 の 方 法 を 考 える : 発 問 例 / : 現 代 社 会 ( 現 社 301)/ : 私 たちが 拓 く 日 本 の 未 来 学 習 内 容 生 徒 の 学 習 活 動 指 導 上 の 留 意 点 対 応 資 料 18 歳 から 何 公 職 選 挙 法 等 の 改 正 に ができるの よって,18 歳 からどんな か 権 利 が 認 められたのか? (10 分 ) ワークシート1の 18 歳 導 選 挙 権 チェッククイズ 入 に 取 り 組 む 18 歳 選 挙 権 に 関 する 法 改 正 の 内 容 を 理 解 する 選 挙 運 動 と 選 挙 違 反 につ いて 具 体 的 に 理 解 する 18 歳 から 権 利 があるもの( 国 政 選 挙, 地 方 選 挙, 国 ワークシート 民 投 票 など),20 歳 以 上 にとどまっているもの( 裁 判 1 員, 検 察 審 査 会 など)を 確 認 する p.8-14, 副 教 材 などを 活 用 し, 戸 別 訪 問 の 禁 止 など 具 体 的 に 例 p.16, 示 する p.90-100 規 制 事 項 を 各 国 と 比 較 し, 日 本 の 公 職 選 挙 法 の 特 徴 や p.79, 問 題 点 に 気 づかせるとよい アメリカなど 外 国 の 選 挙 p.81-82, 規 定 については 調 べておく p.84-85, 少 年 法 の 特 例 ( 連 座 制 の 対 象 となる 選 挙 違 反 には, 未 p.99 成 年 者 でも 刑 事 処 分 )なども 補 足 する 政 治 参 加 の 意 義 (15 分 ) 展 開 1 参 政 権 の 拡 大 の 歴 史 とそ p.84 の 表 選 挙 権 の 拡 大 や p.19 のコラムを 関 ワークシート の 意 義 を 理 解 する 連 づけて 利 用 する 2 近 代 選 挙 原 則 を 理 解 する 制 限, 不 平 等 ( 等 級 別 など), 記 名 投 票 と 対 比 して 説 p.56-57, 投 票 率 の 現 状 を 確 認 し, 選 挙 権 を 行 使 しない 場 合 の 影 響 を 考 える ( 政 治 家 任 せではなく) 国 民 が 政 治 に 参 加 するこ との 意 義 は 何 か? 明 し,その 意 味 を 考 えさせる 特 に 若 年 層 の 投 票 率 や 政 治 的 無 関 心 に 着 目 し, 低 投 票 率 が 一 部 の 人 々の 利 益 に 結 びつくことに 注 目 させる p.89 側 注 の 学 習 課 題 と 関 連 づけ, p.90 の 内 容 も 参 考 にして 考 えさせる p.60, p.65, p.84, p.88-90 p.19, p.24-27 展 開 2 ま と め 日 本 の 選 挙 制 度 とその 問 題 点 (20 分 ) 2016 年 参 院 選 に 向 け て(5 分 ) 衆 議 院 議 員 選 挙, 参 議 院 議 員 選 挙 のしくみを 理 解 する 日 本 の 選 挙 制 度, 特 に 小 選 挙 区 制 の 特 徴 とその 問 題 点 を 考 える 日 本 の 選 挙 制 度 につい て,どのような 問 題 点 を 指 摘 できるか? 一 票 の 格 差 の 現 状 を 知 り,その 問 題 点 と 改 善 案 を 考 える 一 票 の 格 差 はなぜ 問 題 なのか? 18 歳 が 投 票 する 初 の 選 挙 である 2016 年 参 院 選 について 概 要 を 知 る 図 版 などを 活 用 して 簡 潔 に 説 明 する 比 例 代 表 制 につ ワークシート いては, 衆 参 の 選 挙 システムの 違 いに 留 意 する 3 p.84-85 多 数 派 をつくり 出 す( 死 票 が 多 い) 小 選 挙 区 制 の p.9, 特 性 をふまえ, 民 意 の 反 映 のされ 方 について 問 題 提 起 p.16-18 する 以 前 の 中 選 挙 区 制 と 比 較 し,1994 年 の 選 挙 制 度 改 革 のねらいにもふれる p.84 の 記 述 から 考 えさせる 一 票 の 格 差 については, 判 例 や 近 年 の 定 数 是 正 ( 増 減 )にふれ,その 問 題 点 を 確 認 する 投 票 日, 公 示 日 などのスケジュールや, 時 事 的 動 向 な どを 紹 介 する 生 徒 が 投 票 権 をもつ 地 域 の 状 況 に 応 じて 説 明 する p.79 図 版, p.85 p.8-10 学 習 指 導 案
ワークシート1 18 歳 選 挙 権 チェッククイズ 組 番 氏 名 p.79 p.81-82 p.84-85 p.99, p.8-14 p.16 p.90-100 などを 参 照 し, 選 挙 権 年 齢 が 満 18 歳 以 上 に 引 き 下 げられたことに 関 連 して, 以 下 の 文 章 のうち, 正 しいものには, 誤 っているものには をつけてみよう [Ⅰ] 満 18 歳 になると 何 ができるか ( )1 地 方 自 治 体 における 直 接 請 求 に 関 する 投 票 ができる ( )2 最 高 裁 判 所 裁 判 官 に 対 する 国 民 審 査 の 投 票 ができる ( )3 裁 判 員 になることができる [Ⅱ] 選 挙 運 動 について ( )4 満 18 歳 未 満 でも 満 18 歳 以 上 の 生 徒 と 一 緒 なら 選 挙 運 動 ができる ( )5 選 挙 運 動 期 間 外 でも 特 定 の 候 補 者 への 投 票 を 依 頼 することができる ( )6 電 話 での 投 票 依 頼 のほか, 戸 別 訪 問 による 投 票 依 頼 ができる ( )7 電 子 メールやインターネットを 利 用 した 選 挙 運 動 ができる ( )8 選 挙 運 動 の 様 子 を 動 画 サイトなどに 投 稿 することができる ( )9 候 補 者 の 選 挙 運 動 を 手 伝 い,チラシを 配 って 報 酬 を 得 ることが 認 められている ( )10 買 収 などの 連 座 制 の 対 象 になる 選 挙 違 反 でも, 満 20 歳 未 満 の 場 合 は 少 年 法 が 適 用 され, 刑 事 処 分 の 対 象 とならない [Ⅲ] 投 票 について ( )11 投 票 日 の 翌 日 に 満 18 歳 の 誕 生 日 を 迎 える 者 は 投 票 できない ( )12 部 活 動 に 行 くことを 理 由 としての 期 日 前 投 票 は 認 められない ( )13 選 挙 当 日 に 病 気 やけがなどで 投 票 の 記 載 ができない 場 合 の 措 置 は 設 けられていない ( )14 外 国 にいながら 国 政 選 挙 に 参 加 できる 在 外 投 票 制 度 は 比 例 代 表 選 挙 のみに 適 用 される ワークシート1
ワークシート2 政 治 参 加 の 意 義 組 番 氏 名 [Ⅰ] 参 政 権 の 拡 大 p.60 の 年 表 日 本 国 憲 法 成 立 前 史, p.84 の 表 選 挙 権 の 拡 大, p.19 などを 参 照 して, 下 表 の 空 欄 に 適 語 を 入 れてみよう 日 本 の 選 挙 権 拡 大 の 流 れ 年 資 格 1889 明 治 22 年 25 歳 以 上 の 男 子, 直 接 国 税 15 円 以 上 * 改 正 直 後 の 選 挙 時 全 人 口 に 対 する * 有 権 者 比 率 (1 ) % 1900 明 治 33 年 25 歳 以 上 の 男 子, 直 接 国 税 10 円 以 上 2.18% 1919 大 正 8 年 25 歳 以 上 の 男 子, 直 接 国 税 3 円 以 上 5.50% (2 ) 大 正 14 年 (4 ) 昭 和 20 年 25 歳 以 上 の 男 子, 納 税 による 制 限 なし:(3 ) 選 挙 19.98% 20 歳 以 上 の 男 女, 納 税 による 制 限 なし: 完 全 普 通 選 挙 48.65% 2015 平 成 27 年 (5 ) 以 上 の 男 女, 納 税 による 制 限 なし [Ⅱ] 近 代 選 挙 の 原 則 p.84 を 参 照 して, 文 中 の 空 欄 に 適 語 を 入 れてみよう A. (6 ) 選 挙 : 選 挙 権 は 性 別, 身 分, 財 産 などによって 制 限 されず, 一 定 の 年 齢 以 上 の 国 民 すべてに 与 えられる 制 限 選 挙 B. 平 等 選 挙 : 有 権 者 はすべて 平 等 な 票 数 の 権 利 をもち,(7 )も 平 等 である 不 平 等 選 挙 ( 等 級 別 選 挙 など) C. (8 ) 投 票 : 有 権 者 の 投 票 内 容 は 秘 密 にする 無 記 名 投 票 記 名 投 票 D. (9 ) 選 挙 : 有 権 者 が 議 員 などを 直 接 投 票 で 選 挙 する 間 接 選 挙 [Ⅲ] 政 治 参 加 の 意 義 p.24-27 を 参 照 して, 近 年 の 選 挙 における 投 票 率 の 状 況 を 確 認 しよう p.88-90 を 参 考 に, 下 の 問 に 答 えてみよう 問 投 票 などを 通 して, 国 民 一 人 ひとりが 政 治 に 参 加 することの 意 義 は 何 だろうか?( 人 々が 投 票 に 行 かなくなる と, 政 治 にどんな 影 響 があるだろうか?) ワークシート2
ワークシート3 日 本 の 国 政 選 挙 のしくみと 課 題 組 番 氏 名 p.84, p.9 p.16-18 などを 参 照 して, 次 の 各 空 欄 に 適 する 語 句 を 下 の 語 群 から 選 んで 入 れてみよう [Ⅰ] 衆 議 院 議 員 選 挙 選 挙 方 法 (1 ) A. 小 選 挙 区 選 挙 全 国 を 295 の 区 に 分 け, 区 ごとに 最 多 票 を 獲 得 した 候 補 者 1 名 が 当 選 するしくみ * 特 徴 :(2 )が 多 く, 得 票 率 と 獲 得 議 席 の 乖 離 が 大 きいので(3 ) 政 党 に 有 利 である B. 比 例 代 表 選 挙 各 政 党 が 獲 得 した 得 票 数 ( 率 )に 応 じて 議 席 数 を 配 分 するしくみで, 全 国 を (4 )ブロックに 分 け,ブロックごとに 政 党 の 得 票 数 から 当 選 者 数 を 決 定 する (5 ) 式 を 採 用 * 特 徴 : 得 票 率 と 議 席 獲 得 率 がほぼ 一 致 するので 死 票 は 少 ないが, 小 党 分 立 になりやすく (6 ) 政 権 を 生 みやすい C.(7 ) 立 候 補 A とBの 両 方 に 立 候 補 できる 制 度 A で 落 選 した 候 補 者 のうち,B の 名 簿 順 位 が 党 の 獲 得 議 席 数 内 であれば B で 当 選 する( 復 活 当 選 ) 重 複 立 候 補 者 は,B の 名 簿 で 同 一 順 位 に 置 かれることが 多 く,その 場 合 に A で の 惜 敗 率 (= 当 選 者 の 得 票 数 に 対 する 落 選 者 の 得 票 数 の 割 合 )が 高 い 順 に 当 選 する [Ⅱ] 参 議 院 議 員 選 挙 参 議 院 の 議 席 242 のうち,3 年 ごとに 半 数 の 121 議 席 が 改 選 される 選 挙 方 法 (8 ) 選 挙 +(9 ) 選 挙 A. 選 挙 区 選 挙 原 則 (10 )を 単 位 とし, 改 選 の1 人 ~ 6 人 を 選 出 * 特 徴 :1 区 から 1 人 が 選 出 される 小 選 挙 区 では 衆 議 院 に 同 じ 複 数 が 当 選 する(11 )では 少 数 党 にも 議 席 獲 得 のチャンスあり B. 比 例 代 表 選 挙 全 国 を1つの 単 位 として, 政 党 名 か(12 ) 名 を 記 入 して 投 票 ドント 式 で 各 政 党 の 当 選 者 の 数 を 決 定 し, 得 票 の 多 い 候 補 者 から 順 に 当 選 する (13 ) 式 が 採 用 されている 語 群 11 大 死 票 重 複 連 立 ドント 候 補 者 選 挙 区 都 道 府 県 比 例 代 表 非 拘 束 名 簿 拘 束 名 簿 小 選 挙 区 比 例 代 表 並 立 制 大 選 挙 区 ワークシート3
[Ⅲ] 日 本 の 選 挙 の 課 題 1. 選 挙 制 度 の 問 題 点 問 p.84 と 下 の 表 を 参 考 に, 日 本 の 選 挙 制 度 の 問 題 点 を 考 えてみよう 2014 年 ( 第 47 回 ) 衆 議 院 議 員 選 挙 の 党 派 別 得 票 数 得 票 率 と 獲 得 議 席 数 議 席 率 ( 総 務 省 資 料 をもとに 作 成 ) 党 派 小 選 挙 区 比 例 代 表 合 計 * 得 票 数 得 票 率 ( % ) 議 席 数 議 席 率 ( % ) 得 票 数 得 票 率 ( % ) 議 席 数 議 席 率 ( % ) 議 席 数 自 由 民 主 党 25,461,448.922 48.10 223 75.59 17,658,916 33.11 68 37.78 291 公 明 党 765,390.000 1.45 9 3.05 7,314,236 13.71 26 14.44 35 民 主 党 11,916,849.274 22.51 38 12.88 9,775,991 18.33 35 19.44 73 維 新 の 党 4,319,645.823 8.16 11 3.73 8,382,699 15.72 30 16.67 41 日 本 共 産 党 7,040,169.793 13.30 1 0.34 6,062,962 11.37 20 11.11 21 次 世 代 の 党 947,395.994 1.79 2 0.68 1,414,919 2.65 0 0.00 2 生 活 の 党 514,575.000 0.97 2 0.68 1,028,721 1.93 0 0.00 2 社 会 民 主 党 419,347.000 0.79 1 0.34 1,314,441 2.46 1 0.56 2 諸 派 無 所 属 1,554,968.152 2.93 8 2.71 381,562 0.72 0 0.00 8 合 計 52,939,789.959 100.00 295 100.00 53,334,447 100.00 180 100.00 475 * 1 つの 選 挙 区 に 同 一 の 姓 か 名 の 候 補 者 がいる 場 合,どの 候 補 者 に 投 票 したか 判 断 できない 有 効 票 を 候 補 者 の 得 票 数 に 応 じて 比 例 配 分 する あん 分 票 を 含 むため 得 票 数 に 小 数 点 が 発 生 する 問 p.84 を 参 照 して,1994 年 に 小 選 挙 区 制 を 導 入 する 改 革 が 行 われたねらいは 何 だったのか 考 えてみよう 2. 一 票 の 格 差 問 題 問 p.85 を 参 照 して, 下 の 事 例 はなぜ 問 題 なのか, 考 えてみよう 例 :2014 年 衆 議 院 議 員 選 挙 小 選 挙 区 の 場 合 東 京 1 区 の 有 権 者 数 49 万 5724 人 どちらも 当 選 人 数 は1 人 2.13 倍 の 格 差 宮 城 5 区 の 有 権 者 数 23 万 1668 人 ワークシート3
ワークシート1 教 師 用 指 導 資 料 18 歳 選 挙 権 チェッククイズ p.79 p.81-82 p.84-85 p.99, p.8-14 p.16 p.90-100 などを 参 照 し, 選 挙 権 年 齢 が 満 18 歳 以 上 に 引 き 下 げられたことに 関 連 して, 以 下 の 文 章 のうち, 正 しいものには, 誤 っているものには をつけてみよう [Ⅰ] 満 18 歳 になると 何 ができるか ( )1 地 方 自 治 体 における 直 接 請 求 に 関 する 投 票 ができる * 地 方 自 治 体 レベルの 住 民 投 票 についても 可 能 18 歳 以 下 の 投 票 を 認 めた 例 もある p.81-82 ( )2 最 高 裁 判 所 裁 判 官 に 対 する 国 民 審 査 の 投 票 ができる * 憲 法 改 正 国 民 投 票 にも 言 及 する p.74 79, p.28-29 93 ( )3 裁 判 員 になることができる * 検 察 審 査 会, 民 生 委 員 も 同 様 ( 公 職 選 挙 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 平 成 27 年 法 律 第 43 号 附 則 第 7 10 条 ) p.80 p.99 [Ⅱ] 選 挙 運 動 について ( )4 満 18 歳 未 満 でも 満 18 歳 以 上 の 生 徒 と 一 緒 なら 選 挙 運 動 ができる *18 歳 未 満 は 一 切 の 選 挙 運 動 ができない p.12 95-98 ( )5 選 挙 運 動 期 間 外 でも 特 定 の 候 補 者 への 投 票 を 依 頼 することができる * 公 示, 告 示 日 に 立 候 補 の 届 出 がされた 日 から 投 票 日 の 前 日 まで 選 挙 運 動 が 可 能 p.12 95-98 ( )6 電 話 での 投 票 依 頼 のほか, 戸 別 訪 問 による 投 票 依 頼 ができる * 戸 別 訪 問 は 認 められていない p.85, p.12-13 ( )7 電 子 メールやインターネットを 利 用 した 選 挙 運 動 ができる * 電 子 メールを 利 用 した 選 挙 運 動 は 候 補 者, 政 党 等 以 外 は 認 められていない p.13 97-98 ( )8 選 挙 運 動 の 様 子 を 動 画 サイトなどに 投 稿 することができる * 選 挙 運 動 のメッセージをブログに 書 き 込 んだり,SNS などで 広 めたりすることも 可 能 p.13 97-98 ( )9 候 補 者 の 選 挙 運 動 を 手 伝 い,チラシを 配 って 報 酬 を 得 ることが 認 められている * 選 挙 運 動 のための 事 務 員, 選 挙 運 動 用 自 動 車 の 車 上 運 動 員 など 特 定 のもの 以 外 は 認 められていない p.97 ( )10 買 収 などの 連 座 制 の 対 象 になる 選 挙 違 反 でも, 満 20 歳 未 満 の 場 合 は 少 年 法 が 適 用 され, 刑 事 処 分 の 対 象 とならない * 連 座 制 の 対 象 となるものは 原 則 として 検 察 官 へ 送 致 される( 選 挙 犯 罪 についての 少 年 法 の 特 例 公 職 選 挙 法 等 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 平 成 27 年 法 律 第 43 号 附 則 第 5 条 ) 成 人 と 同 じ 刑 事 裁 判 を 受 ける p.85, p.100 [Ⅲ] 投 票 について ( )11 投 票 日 の 翌 日 に 満 18 歳 の 誕 生 日 を 迎 える 者 は 投 票 できない * 投 票 日 の 翌 日 が 満 18 歳 の 誕 生 日 であり, 選 挙 人 名 簿 に 登 録 されていれば 投 票 できる p.90 ( )12 部 活 動 に 行 くことを 理 由 としての 期 日 前 投 票 は 認 められない * 授 業 や 仕 事 だけでなく, 部 活 動 やレジャーで 出 かける 場 合 も 認 められる また, 不 在 者 投 票 制 度 もある p.14 91-92 ( )13 選 挙 当 日 に 病 気 やけがなどで 投 票 の 記 載 ができない 場 合 の 措 置 は 設 けられていない * 代 理 投 票 制 度 がある 視 覚 障 がい 者 には 点 字 投 票 も 可 能 p.14 91 ( )14 外 国 にいながら 国 政 選 挙 に 参 加 できる 在 外 投 票 制 度 は 比 例 代 表 選 挙 のみに 適 用 される * 国 政 選 挙 全 般 に 参 加 できる p.79 85, p.14 ワークシート1 教 師 用 指 導 資 料
ワークシート2 教 師 用 指 導 資 料 政 治 参 加 の 意 義 [Ⅰ] 参 政 権 の 拡 大 p.60 の 年 表 日 本 国 憲 法 成 立 前 史, p.84 の 表 選 挙 権 の 拡 大, p.19 などを 参 照 して, 下 表 の 空 欄 に 適 語 を 入 れてみよう 日 本 の 選 挙 権 拡 大 の 流 れ 年 資 格 1889 明 治 22 年 25 歳 以 上 の 男 子, 直 接 国 税 15 円 以 上 * 改 正 直 後 の 選 挙 時 全 人 口 に 対 する * 有 権 者 比 率 (1 1.13 ) % 1900 明 治 33 年 25 歳 以 上 の 男 子, 直 接 国 税 10 円 以 上 2.18% 1919 大 正 8 年 25 歳 以 上 の 男 子, 直 接 国 税 3 円 以 上 5.50% (2 1925 ) 大 正 14 年 (4 1945 ) 昭 和 20 年 25 歳 以 上 の 男 子, 納 税 による 制 限 なし:(3 男 子 普 通 ) 選 挙 19.98% 20 歳 以 上 の 男 女, 納 税 による 制 限 なし: 完 全 普 通 選 挙 48.65% 2015 平 成 27 年 (5 18 歳 ) 以 上 の 男 女, 納 税 による 制 限 なし [Ⅱ] 近 代 選 挙 の 原 則 p.84 を 参 照 して, 文 中 の 空 欄 に 適 語 を 入 れてみよう A. (6 普 通 ) 選 挙 : 選 挙 権 は 性 別, 身 分, 財 産 などによって 制 限 されず, 一 定 の 年 齢 以 上 の 国 民 すべてに 与 えられる 制 限 選 挙 B. 平 等 選 挙 : 有 権 者 はすべて 平 等 な 票 数 の 権 利 をもち,(7 一 票 の 価 値 )も 平 等 である 不 平 等 選 挙 ( 等 級 別 選 挙 など) C. (8 秘 密 ) 投 票 : 有 権 者 の 投 票 内 容 は 秘 密 にする 無 記 名 投 票 記 名 投 票 D. (9 直 接 ) 選 挙 : 有 権 者 が 議 員 などを 直 接 投 票 で 選 挙 する 間 接 選 挙 [Ⅲ] 政 治 参 加 の 意 義 p.24-27 を 参 照 して, 近 年 の 選 挙 における 投 票 率 の 状 況 を 確 認 しよう p.88-90 を 参 考 に, 下 の 問 に 答 えてみよう 問 投 票 などを 通 して, 国 民 一 人 ひとりが 政 治 に 参 加 することの 意 義 は 何 だろうか?( 人 々が 投 票 に 行 かなくなる と, 政 治 にどんな 影 響 があるだろうか?) 解 答 例 政 治 参 加 の 意 義 主 権 者 として 自 らの 意 思 を 政 治 に 反 映 させる 投 票 に 行 くことで, 自 分 が 社 会 の 一 員 であるという 自 覚 が 高 まる 選 挙 は, 社 会 のことを 学 習 する 良 い 機 会 になる 政 治 家 が 国 民 のことをしっかり 考 えて 政 治 をするようにチェックできる 若 者 の 低 投 票 率 の 影 響 一 部 の 人 の 利 害 が 強 く 反 映 されてしまう( 若 者 に 利 益 のある 政 策 は 実 現 しない) ワークシート2 教 師 用 指 導 資 料
ワークシート3 教 師 用 指 導 資 料 日 本 の 国 政 選 挙 のしくみと 課 題 p.84, [Ⅰ] 衆 議 院 議 員 選 挙 p.9 p.16-18 などを 参 照 して, 次 の 各 空 欄 に 適 する 語 句 を 下 の 語 群 から 選 んで 入 れてみよう 選 挙 方 法 (1 小 選 挙 区 比 例 代 表 並 立 制 ) A. 小 選 挙 区 選 挙 全 国 を 295 の 区 に 分 け, 区 ごとに 最 多 票 を 獲 得 した 候 補 者 1 名 が 当 選 するしくみ * 特 徴 : (2 死 票 )が 多 く, 得 票 率 と 獲 得 議 席 の 乖 離 が 大 きいので(3 大 ) 政 党 に 有 利 である B. 比 例 代 表 選 挙 各 政 党 が 獲 得 した 得 票 数 ( 率 )に 応 じて 議 席 数 を 配 分 するしくみで, 全 国 を (4 11 )ブロックに 分 け,ブロックごとに 政 党 の 得 票 数 から 当 選 者 数 を 決 定 する (5 ドント ) 式 を 採 用 * 特 徴 : 得 票 率 と 議 席 獲 得 率 がほぼ 一 致 するので 死 票 は 少 ないが, 小 党 分 立 になりやすく (6 連 立 ) 政 権 を 生 みやすい C.(7 重 複 ) 立 候 補 A とBの 両 方 に 立 候 補 できる 制 度 A で 落 選 した 候 補 者 のうち,B の 名 簿 順 位 が 党 の 獲 得 議 席 数 内 であれば B で 当 選 する( 復 活 当 選 ) 重 複 立 候 補 者 は,B の 名 簿 で 同 一 順 位 に 置 かれることが 多 く,その 場 合 に A で の 惜 敗 率 (= 当 選 者 の 得 票 数 に 対 する 落 選 者 の 得 票 数 の 割 合 )が 高 い 順 に 当 選 する [Ⅱ] 参 議 院 議 員 選 挙 参 議 院 の 議 席 242 のうち,3 年 ごとに 半 数 の 121 議 席 が 改 選 される 選 挙 方 法 (8 選 挙 区 ) 選 挙 +(9 比 例 代 表 ) 選 挙 A. 選 挙 区 選 挙 原 則 (10 都 道 府 県 )を 単 位 とし, 改 選 の1 人 ~ 6 人 を 選 出 * 特 徴 :1 区 から 1 人 が 選 出 される 小 選 挙 区 では 衆 議 院 に 同 じ 複 数 が 当 選 する(11 大 選 挙 区 )では 少 数 党 にも 議 席 獲 得 のチャンスあり B. 比 例 代 表 選 挙 全 国 を1つの 単 位 として, 政 党 名 か(12 候 補 者 ) 名 を 記 入 して 投 票 ドント 式 で 各 政 党 の 当 選 者 の 数 を 決 定 し, 得 票 の 多 い 候 補 者 から 順 に 当 選 する (13 非 拘 束 名 簿 ) 式 が 採 用 されている 語 群 11 大 死 票 重 複 連 立 ドント 候 補 者 選 挙 区 都 道 府 県 比 例 代 表 非 拘 束 名 簿 拘 束 名 簿 小 選 挙 区 比 例 代 表 並 立 制 大 選 挙 区 ワークシート3 教 師 用 指 導 資 料
[Ⅲ] 日 本 の 選 挙 の 課 題 1. 選 挙 制 度 の 問 題 点 問 p.84 と 下 の 表 を 参 考 に, 日 本 の 選 挙 制 度 の 問 題 点 を 考 えてみよう 2014 年 ( 第 47 回 ) 衆 議 院 議 員 選 挙 の 党 派 別 得 票 数 得 票 率 と 獲 得 議 席 数 議 席 率 ( 総 務 省 資 料 をもとに 作 成 ) 党 派 小 選 挙 区 比 例 代 表 合 計 * 得 票 数 得 票 率 ( % ) 議 席 数 議 席 率 ( % ) 得 票 数 得 票 率 ( % ) 議 席 数 議 席 率 ( % ) 議 席 数 自 由 民 主 党 25,461,448.922 48.10 223 75.59 17,658,916 33.11 68 37.78 291 公 明 党 765,390.000 1.45 9 3.05 7,314,236 13.71 26 14.44 35 民 主 党 11,916,849.274 22.51 38 12.88 9,775,991 18.33 35 19.44 73 維 新 の 党 4,319,645.823 8.16 11 3.73 8,382,699 15.72 30 16.67 41 日 本 共 産 党 7,040,169.793 13.30 1 0.34 6,062,962 11.37 20 11.11 21 次 世 代 の 党 947,395.994 1.79 2 0.68 1,414,919 2.65 0 0.00 2 生 活 の 党 514,575.000 0.97 2 0.68 1,028,721 1.93 0 0.00 2 社 会 民 主 党 419,347.000 0.79 1 0.34 1,314,441 2.46 1 0.56 2 諸 派 無 所 属 1,554,968.152 2.93 8 2.71 381,562 0.72 0 0.00 8 合 計 52,939,789.959 100.00 295 100.00 53,334,447 100.00 180 100.00 475 * 1 つの 選 挙 区 に 同 一 の 姓 か 名 の 候 補 者 がいる 場 合,どの 候 補 者 に 投 票 したか 判 断 できない 有 効 票 を 候 補 者 の 得 票 数 に 応 じて 比 例 配 分 する あん 分 票 を 含 むため 得 票 数 に 小 数 点 が 発 生 する 解 答 例 小 選 挙 区 制 では 得 票 率 と 議 席 率 の 乖 離 が 大 きく, 第 一 党 が 過 大 代 表 される 多 数 派 による 政 権 を 安 定 させるという 点 で, 望 ましい 特 徴 とする 考 え 方 もある 小 選 挙 区 制 を 中 心 とした 制 度 の 下 では,より 広 い 支 持 を 獲 得 するために, 政 権 を 目 指 す 政 党 は 曖 昧 な 公 約 を 掲 げがちになる 小 選 挙 区 制 は 死 票 が 多 い( つくられた 多 数 派 を 生 み 出 す) 重 複 立 候 補 制 度 により, 小 選 挙 区 で 落 選 した 者 が 復 活 当 選 するのは 民 意 に 背 くとの 考 え 方 もある 問 p.84 を 参 照 して,1994 年 に 小 選 挙 区 制 を 導 入 する 改 革 が 行 われたねらいは 何 だったのか 考 えてみよう 解 答 例 p.84 側 注 2 候 補 者 ( 派 閥 ) 中 心 の 選 挙 から, 政 党 政 策 中 心 の 選 挙 に 変 えるため 2. 一 票 の 格 差 問 題 問 p.85 を 参 照 して, 下 の 事 例 はなぜ 問 題 なのか, 考 えてみよう 例 :2014 年 衆 議 院 議 員 選 挙 小 選 挙 区 の 場 合 東 京 1 区 の 有 権 者 数 49 万 5724 人 どちらも 当 選 人 数 は1 人 2.13 倍 の 格 差 宮 城 5 区 の 有 権 者 数 23 万 1668 人 解 答 例 近 代 選 挙 の 原 則 である 平 等 選 挙 に 反 することになるから ワークシート3 教 師 用 指 導 資 料
争 点 分 析 1 集 団 的 自 衛 権 と 安 全 保 障 関 連 法 集 団 的 自 衛 権 の 行 使 は 容 認 すべきか? 争 点 を 理 解 するための 問 い 集 団 的 自 衛 権 の 定 義 は? 個 別 的 自 衛 権 との 違 いとは? 新 政 府 見 解 の 内 容 は? どの 部 分 が 集 団 的 自 衛 権 容 認 なのか? どのような 理 由 で 集 団 的 自 衛 権 の 行 使 が 求 められているのか? 日 本 は 戦 争 を 放 棄 したはずでは? 憲 法 の 解 釈 はどうなっているのか? 安 全 保 障 関 連 法 の 成 立 で 何 が 変 わるのか? 争 点 分 析 のポイント 教 科 書 対 応 ページ: p.68-70,p.93,p.156,p.196 分 析 の 観 点 と 活 用 できる 教 科 書 該 当 ページ/ 資 料 等 1 国 際 法 : 自 衛 隊 はどのように 位 置 づけられているか? p.156 側 注 コラム 集 団 安 全 保 障 と 集 団 的 自 衛 権 国 連 憲 章 第 51 条, 図 解 集 団 安 全 保 障 ( 集 団 的 自 衛 権 と 対 比 ) 2 日 本 国 憲 法 (の 解 釈 ): 自 衛 権 に 関 してどのように 定 めているか? p.196 参 考 資 料 の 第 9 条 遂 行 不 能 説 (9 条 解 釈 の 通 説 ) 3 政 府 見 解 判 例 の 歴 史 : 自 衛 権 についてどのような 見 解 を 示 してきたか? p.68_14l-p.69_8l,p.68 表 政 府 の 憲 法 第 9 条 解 釈 の 変 遷 砂 川 判 決,1972 年 田 中 内 閣 統 一 見 解 (p.68 表 中 の 箇 所 以 外 も) 4 国 際 情 勢 国 際 関 係 : 集 団 的 自 衛 権 と 関 係 する 情 勢 とは? p.68_22l-p.70_22l 日 米 安 全 保 障 条 約 第 5 条, 日 本 の 安 全 保 障 環 境, 自 衛 隊 の 海 外 派 遣 (p.68_23l-p.70_5l), 安 倍 政 権 の 対 米 外 交 ( 例 :2015 年 4 月 の 米 議 会 での 演 説 ),ガイドライン 改 定 (p.70_7-8l) 5 新 政 府 見 解 安 全 保 障 関 連 法 の 内 容 : 安 全 保 障 関 連 法 で 何 が 変 わるか? p.68 表 中 の 2014 年 安 倍 内 閣 閣 議 決 定 の 内 容 p.69 側 注 6,p.70 図 日 本 の 安 全 保 障 法 制 存 立 危 機 事 態 (p.69 側 注 6), 重 要 影 響 事 態, 国 際 平 和 支 援 法 6 民 主 主 義 : 政 府 はどんな 説 明 をしたか? 国 民 は 納 得 しているか? 2014 年 新 政 府 見 解,2015 年 安 保 法 制 に 関 する 各 種 世 論 調 査 7 立 憲 主 義 : 解 釈 変 更 と 立 法 の 手 続 きは 正 当 か? p.93_10-33l 内 閣 法 制 局 の 役 割, 憲 法 改 正 と 解 釈 改 憲 の 手 続 き 的 違 い * 分 析 に 活 用 できる 資 料 またはキーワード 等 を で 示 した いずれも 生 徒 用 資 料 集 やウェブ 検 索 によって 収 集 可 能 なもの 指 導 上 の 留 意 点 国 会 答 弁 やテレビ 番 組 などでの 与 野 党 議 員 の 説 明 を 視 聴 覚 資 料 とし て 活 用 できる メディアによる 論 調 の 違 いに 留 意 し, 多 様 な 立 場 の 見 解 をバランス よく 取 り 上 げる 争 点 分 析 1
争 点 分 析 2 憲 法 改 正 日 本 国 憲 法 改 正 は 必 要 か? 争 点 を 理 解 するための 問 い 憲 法 とは 何 か? 立 憲 主 義 とは 何 か? 憲 法 改 正 の 手 続 きとは? 硬 性 憲 法 とは? なぜ 憲 法 改 正 が 議 論 となるのか? 押 し 付 け 憲 法 論 とは 何 か? どのような 点 が 改 正 の 論 点 になっているか? そもそも 憲 法 はどこまで 改 正 できるのか? 争 点 分 析 のポイント 教 科 書 対 応 ページ: p.61,p.66-67,p.68,p.74,p.93,p.200 * 分 析 に 活 用 できる 資 料 またはキーワード 等 を で 示 した いずれも 生 徒 用 資 料 集 やウェブ 検 索 によって 収 集 可 能 なもの 分 析 の 観 点 と 活 用 できる 教 科 書 該 当 ページ/ 資 料 等 指 導 上 の 留 意 点 1 立 憲 主 義 : 立 憲 主 義 とはどのような 考 え 方 か? p.93_10-33l,p.200 参 考 資 料 の 第 97 98 99 条 法 の 支 配 立 憲 主 義 最 高 法 規 性, 最 高 法 規 性 ( 憲 法 第 97 98 99 条 ) 2 憲 法 改 正 の 手 続 き:どのように 憲 法 改 正 は 行 われるか? p.74 コラム 憲 法 改 正,p.200 参 考 資 料 の 第 96 条, 憲 法 第 96 条, 日 本 国 憲 法 の 改 正 手 続 に 関 する 法 律 ( 国 民 投 票 法 ) 3 憲 法 改 正 の 経 緯 :どのように 憲 法 改 正 が 議 論 となってきたのか? p.68_14-19l,p.74 コラム 憲 法 改 正 憲 法 調 査 会, 解 釈 改 憲, 自 民 党 憲 法 改 正 草 案, 世 論 調 査 4 押 し 付 け 憲 法 論 :どのように 日 本 国 憲 法 はつくられたか? 改 憲 派 と 護 憲 派 どちらの 立 場 の 根 p.61_2-8l,p.61 年 表 日 本 国 憲 法 制 定 の 経 過 拠 も 提 示 する 日 本 国 憲 法 制 定 過 程,ハーグ 条 約,ポツダム 宣 言 の 第 10 項 第 12 項, 憲 法 研 究 会 憲 法 草 案 要 綱, 帝 国 議 会 の 審 議 状 況, 日 本 国 憲 法 の 自 律 性 5 改 正 の 論 点 :どの 条 文 を,どのように 変 えるのか? 改 正 の 論 点 については 多 様 な 考 え p.66_2l-p.67_11l,p.74 コラム 憲 法 改 正 があることに 留 意 する 憲 法 審 査 会 の 議 論, 自 民 党 憲 法 改 正 草 案, 国 家 緊 急 権,96 条 改 正 論, 新 しい 人 権, 従 来 の 憲 法 解 釈 での 対 応 ( 幸 福 追 求 権 など) 6 憲 法 改 正 の 限 界 :そもそも 憲 法 はどこまで 改 正 できるのか? p.93_10-33l 憲 法 改 正 限 界 説 と 憲 法 改 正 無 限 界 説, 他 国 の 改 正 例 (ドイツやアメリカ 等 ) 争 点 分 析 2
争 点 分 析 3エネルギー 問 題 持 続 可 能 なエネルギー 利 用 をどう 確 保 するか? 争 点 を 理 解 するための 問 い 一 次 エネルギーにはどのようなものがあるか? それぞれの 特 徴 は 何 か? 日 本 のエネルギーの 使 用 状 況 はどうなっているか? 日 本 を 含 む 世 界 が,エネルギーの 利 用 をめぐって 直 面 している 問 題 点 には 何 があるか? 日 本 の 原 子 力 発 電 はどのような 状 況 にあり,どのような 課 題 に 直 面 しているか? 日 本 では 再 生 可 能 エネルギーはどの 程 度 普 及 しており,どのような 課 題 に 直 面 しているか? 争 点 分 析 のポイント 教 科 書 対 応 ページ: p.6,p.8,p.11,p.12 13,p.184 分 析 の 観 点 と 活 用 できる 教 科 書 該 当 ページ/ 資 料 等 1 一 次 エネルギー:それぞれの 長 所 と 短 所 は 何 か? p.12_13-31l,p.184 左 段 7-13L 各 エネルギーの 比 較 (コスト, 安 全 性, 供 給 の 安 定 性, 環 境 負 荷 など) 2 日 本 のエネルギー: 化 石 燃 料 の 割 合 はどのくらいか? 自 給 率 は? p.13 側 注 8,p.184 グラフ 日 本 の 一 次 エネルギー 供 給 の 推 移 日 本 の 一 次 エネルギー 供 給 割 合 (p.184 グラフ), 化 石 エネルギー 依 存 度 の 国 際 比 較 (エネルギー 白 書 など), 日 本 のエネルギー 自 給 率 の 推 移 (エネルギー 白 書 など) 3エネルギーをめぐる 問 題 点 : 現 在 の 問 題 点 と 改 善 策 は? p.12_5-12l 資 源 エネルギー 問 題 の 総 論 p.6,p.8_1-18l,p.11 クローズアップ 地 球 温 暖 化 とその 対 策 p.13_1-33l,p.13 グラフ おもな 国 の 一 次 エネルギー 消 費 量 エネルギーの 利 用 に 関 する 問 題 と 解 決 に 向 けての 取 り 組 み 世 界 のエネルギー 消 費 量 の 推 移 地 域 別 /エネルギー 源 別 (エネルギー 白 書 など), 低 炭 素 社 会 (p.13 _1-5L), 環 境 税 (p.13_18-19l), 気 候 変 動 枠 組 条 約 および 締 約 国 会 議 (COP)(p.8_11-18L,p.11 クローズアップ ), 地 球 温 暖 化 に 関 する 国 内 対 策 / 国 際 的 取 り 組 み( 環 境 白 書 など) 4 原 子 力 発 電 : 現 在,どのような 状 況 にあるか? p.12_24-29l,p.184 左 段 14L- 右 段 23L 日 本 の 原 子 力 発 電 所 所 在 地 稼 働 状 況 ( 日 本 国 勢 図 会 など), 核 燃 料 サイクルとプルサーマル 計 画 (p.184 右 段 8-10L), 核 廃 棄 物 の 処 理, 再 稼 働 の 是 非 に 関 する 判 例, 原 子 力 協 定 5 再 生 可 能 エネルギー: 普 及 の 状 況 と 現 在 の 課 題 は? p.12_20-23l,p.184 右 段 24-33L 再 生 可 能 エネルギー 特 別 措 置 法, 発 送 電 分 離, 再 生 可 能 エネルギーの 種 類 と 特 徴 ( 資 源 エネルギー 庁 HP) * 分 析 に 活 用 できる 資 料 またはキーワード 等 を で 示 した いずれも 生 徒 用 資 料 集 やウェブ 検 索 によって 収 集 可 能 なもの 指 導 上 の 留 意 点 それぞれ, 東 日 本 大 震 災 以 前 と 以 後 の 変 化 にも 注 目 する 各 国 の 環 境 税 などの 取 り 組 みや, 国 際 会 議 での 議 論 についても 触 れ る 1と 関 連 させて 扱 う 争 点 分 析 3
争 点 分 析 4 消 費 税 消 費 税 率 を 引 き 上 げるべきか? 争 点 を 理 解 するための 問 い 消 費 税 はどのような 税 か? 所 得 税 や 法 人 税 と 何 が 違 うのか? 消 費 税 が 導 入 された 理 由 は 何 か? 導 入 後 に 税 率 が 引 き 上 げられた 理 由 は 何 か? 消 費 税 が 国 税 に 占 める 割 合 はどのくらいか? 地 方 公 共 団 体 との 関 係 は? 軽 減 税 率 とは 何 か? 導 入 した 場 合 のメリット デメリットは 何 か? 消 費 税 率 の 10%への 引 き 上 げは 必 要 だろうか? 争 点 分 析 のポイント 教 科 書 対 応 ページ: p.116-118,p.120 分 析 の 観 点 と 活 用 できる 教 科 書 該 当 ページ/ 資 料 等 1 直 接 税 と 間 接 税 :それぞれの 長 所 と 短 所 は? p.116_8-10l,p.116 側 注 2,p.117_20-22L,p.117 側 注 8 直 接 税 間 接 税 の 特 徴 (p.117_20-22l), 累 進 課 税 (p.116 側 注 2), 所 得 の 再 分 配 機 能 (p.116_8l), 逆 進 性 (p.117 側 注 8), 垂 直 的 公 平 と 水 平 的 公 平 2 消 費 税 導 入 の 目 的 : 大 型 間 接 税 として 消 費 税 が 導 入 された 背 景 は? p.117_23-24l,p.117 グラフ 主 要 国 の 国 税 の 直 間 比 率, p.118_10-13l,p.118 グラフ 国 債 発 行 額 と 国 債 依 存 度 の 推 移, p.120_14-16l,p.120 側 注 5 シャウプ 勧 告 (p.120_14-16l, 側 注 5), 直 間 比 率 是 正 論, 中 立 性 の 原 則 (p.117_23-24l), 物 品 税 から 消 費 税 へ 赤 字 国 債 の 発 行 (p.118_10-13l) 3 税 としての 位 置 づけ: 国 地 方 の 歳 入 のどれくらいを 占 める? p.116 グラフ 日 本 の 歳 入 と 歳 出 ( 一 般 会 計 ) 国 税 地 方 税 の 税 目 内 訳 消 費 課 税 の 概 要 ( 国 税 ) ( 財 務 省 HP), 地 方 消 費 税, 地 方 財 政 に 占 める 地 方 消 費 税 の 割 合 ( 地 方 財 政 白 書 など) 4 軽 減 税 率 : 軽 減 税 率 とは 何 か? 何 に 適 用 されるか? 軽 減 税 率 Q&A ( 国 税 庁 HP), 各 国 の 軽 減 税 率 と 対 象 品 目 5 消 費 税 率 の 推 移 : 消 費 税 率 引 き 上 げの 経 緯 と 法 的 根 拠 は? p.117 側 注 8 社 会 保 障 税 一 体 改 革 法 (2012 年 ), 消 費 税 法 第 1 条 2 項, 消 費 税 法 の 一 部 改 正 (2015 年 ) 6 今 後 の 消 費 税 率 :どのような 選 択 肢 をとりうるのか? 予 定 通 り 2017 年 実 施, 引 き 上 げ 先 送 り 論, 引 き 上 げ 凍 結 論 など * 分 析 に 活 用 できる 資 料 またはキーワード 等 を で 示 した いずれも 生 徒 用 資 料 集 やウェブ 検 索 によって 収 集 可 能 なもの 指 導 上 の 留 意 点 それぞれの 性 質 の 検 討 を 通 して, 消 費 税 が 誰 にとって 重 い 負 担 とな るかを 考 察 させる 国 の 財 政 だけでなく, 身 近 な 地 方 公 共 団 体 の 財 政 にもかかわる 問 題 であることにも 注 目 する 他 国 の 具 体 例 や 国 内 での 議 論 を 踏 まえ, 線 引 きの 難 しさにも 触 れる 現 行 の 法 律 が 定 める 消 費 税 収 の 使 途 や 消 費 税 率 引 き 上 げの 時 期 を 確 認 する 争 点 分 析 4
争 点 分 析 5 景 気 雇 用 わたしたちの 経 済 生 活 をどのように 維 持 するか? 争 点 を 理 解 するための 問 い 景 気 とは 何 か? 景 気 対 策 としてとられる 政 策 に 何 があるか? 日 本 の 景 気 はどのように 推 移 してきたか? 現 状 はどうなっているか? 景 気 動 向 は 雇 用 にどのように 影 響 しているのか? 特 に 景 気 の 沈 滞 の 影 響 を 受 けやすいのは,どのような 層 の 企 業 / 労 働 者 だろうか? 景 気 や 雇 用 に 対 して 今 後 とるべき 政 策 とは? 争 点 分 析 のポイント 教 科 書 対 応 ページ: p.111,p.113-114,p.116,p.120,p.125-128, p.134-135,p.180 * 分 析 に 活 用 できる 資 料 またはキーワード 等 を で 示 した いずれも 生 徒 用 資 料 集 やウェブ 検 索 によって 収 集 可 能 なもの 分 析 の 観 点 と 活 用 できる 教 科 書 該 当 ページ/ 資 料 等 指 導 上 の 留 意 点 1 景 気 とは: 好 景 気 / 不 景 気 とはどのような 状 態 なのか? 景 気 の 安 定 と 一 定 の 経 済 成 長 をめ p.111_9-19l,p.111 図 解 景 気 変 動,p.113 側 注 6, ざして, 財 政 政 策 金 融 政 策 がと p.114_12-22l,p.114 図 解 金 融 政 策,p.116_10-20L られていることを 理 解 させる 好 況 不 況 / 景 気 と 物 価 の 関 係 (p.111), 景 気 安 定 化 の 手 段 : 金 融 政 策 / 財 政 政 策 (p.113-114,p.116) 2 日 本 経 済 の 現 状 とその 経 緯 :2000 年 代 以 降 の 景 気 動 向 と 経 済 政 策 は? 直 近 の 景 気 動 向 については, 新 聞 p.120 グラフ 日 本 経 済 のあゆみ,p.125_10-25L, 記 事 などで 補 足 してもよい p.126-127 日 本 経 済 の 現 在 失 われた 10 年 (p.125_23l), 構 造 改 革 (p.126), 失 われた 20 年, 各 種 景 気 指 標 ( 日 銀 短 観, 景 気 動 向 指 数 など) 3 景 気 と 雇 用 の 関 係 : 景 気 が 変 動 すると, 雇 用 はどうなるか? グラフなどを 用 いて, 景 気 と 雇 用 p.125 グラフ 日 本 の 企 業 倒 産 件 数 負 債 額 と 失 業 率 の 推 移, が 連 動 していることを 確 認 する p.125_6-9l,p.127_5-10l,p.134_4-8l p.180 右 段 15-19L,p.180 グラフ 若 年 層 の 失 業 率 と 有 効 求 人 倍 率 の 推 移 バブル 崩 壊 とリストラ(p.125,p.134), 就 職 氷 河 期, 世 界 金 融 危 機 と 派 遣 切 り (p.127), 失 業 率 の 推 移 (p.180 グラフ) 4 雇 用 環 境 の 現 状 : 景 気 沈 滞 のなか, 雇 用 はどう 変 化 してきたか? 企 業 規 模 別 の 特 徴 や 雇 用 形 態 の 変 p.126_14l-p.127_10l,p.126 グラフ 非 正 規 雇 用 者 数 と 正 規 雇 用 者 数 の 推 移 化 にも 注 意 しつつ,さまざまな 観 p.128_2-18l,p.128 グラフ 大 企 業 と 中 小 企 業 の 格 差, 中 小 企 業 の 日 点 から 雇 用 の 状 況 を 確 認 する 本 経 済 に 占 める 割 合, 中 小 企 業 白 書 には 企 業 規 模 別 の 各 p.134-135 現 代 の 雇 用 労 働 問 題 種 指 標 が 充 実 しており, 発 展 的 な 規 制 緩 和 (p.126), 労 働 者 派 遣 法 改 正 (p.127,p.134 表 ), 格 差 社 会 データとして 活 用 できる (p.126-127), 非 正 規 雇 用 者 の 増 加 (p.127), 二 重 構 造 (p.128), 大 企 雇 用 労 働 環 境 についての 直 近 の 業 と 中 小 企 業 の 格 差 拡 大 ( 中 小 企 業 白 書 など) 課 題 や 発 展 的 なデータは, 厚 生 労 5 今 後 の 景 気 対 策 雇 用 政 策 : 今 後 の 望 ましいあり 方 は? 働 白 書 などでも 参 照 できる アベノミクス への 評 価, 金 融 緩 和 策 ( 量 的 質 的 金 融 緩 和 / マイ ナス 金 利 ), 消 費 増 税 法 人 減 税,トリクルダウン 論, 雇 用 の 流 動 性 同 一 労 働 同 一 賃 金 争 点 分 析 5
争 点 分 析 6 少 子 高 齢 化 日 本 社 会 の 少 子 高 齢 化 に 対 して 何 をすべきか? 争 点 を 理 解 するための 問 い 高 齢 者 高 齢 化 率 合 計 特 殊 出 生 率 など 用 語 の 定 義 は? 少 子 高 齢 化 はなぜ 問 題 なのか? 少 子 化 高 齢 化 はいつから 始 まった? 外 国 と 比 較 した 場 合 の 特 徴 は? なぜ 少 子 化 が 進 行 するのか? 有 効 な 対 策 とは? 争 点 分 析 のポイント 教 科 書 対 応 ページ: p.28-29,p.126,p.134-135,p.180 分 析 の 観 点 と 活 用 できる 教 科 書 該 当 ページ/ 資 料 等 1 経 緯 と 未 来 : 日 本 の 少 子 高 齢 化 はいつ 始 まり,どこまで 進 むのか? p.29_1-13l,p.28 グラフ 日 本 の 人 口 構 成 の 変 化, おもな 先 進 国 の 高 齢 化 率 の 推 移 戦 後 日 本 の 合 計 特 殊 出 生 率 の 推 移 (p.29_8-10l), 日 本 の 人 口 構 成 の 変 化 (p.28 グラフ), 欧 米 諸 国 の 合 計 特 殊 出 生 率 の 推 移, 欧 米 諸 国 の 高 齢 化 率 の 推 移 (p.28 グラフ) 2 社 会 保 障 : 少 子 高 齢 化 は 社 会 保 障 制 度 にどんな 影 響 を 与 えるか? p.137_21l-p.138_13l p.185 少 子 高 齢 社 会 における 世 代 間 格 差 をどうするか? 社 会 保 障 費 の 推 移, 世 代 ごとの 負 担 額 給 付 額 (p.185 図 ) 3 結 婚 と 家 族 のあり 方 : 晩 婚 化 非 婚 化 と 少 子 化 の 関 係 とは? 完 結 出 生 児 数 の 推 移, 婚 外 子 率 の 国 際 比 較, 年 齢 別 未 婚 率 の 推 移 4 働 き 方 :なぜ 育 児 と 仕 事 は 両 立 困 難 なのか? p.29_7-13l,p.29 グラフ 日 本 の 家 族 類 型 別 世 帯 割 合 の 推 移, p.135_14-23l,p.135 側 注 10,p.135 グラフ 女 性 の 年 齢 別 労 働 力 率 の 国 際 比 較,グラフ 年 間 総 労 働 時 間 の 国 際 比 較 女 性 の 年 齢 別 労 働 力 率 の 国 際 比 較 の 推 移, 男 女 別 家 事 育 児 関 連 時 間 の 国 際 比 較, 男 女 別 育 児 休 業 取 得 率 5 若 者 の 雇 用 環 境 : 現 代 の 若 者 の 経 済 力 は? p.134_2l-p.135_1l p.126 グラフ 非 正 規 雇 用 者 数 と 正 規 雇 用 者 数 の 推 移 p.180 若 者 の 労 働 環 境 をどう 改 善 するか? 失 業 率 の 推 移 (p.180 グラフ), 若 年 層 の 所 得 水 準 の 推 移 6 子 育 て 教 育 費 : 子 育 てにかかる 費 用 負 担 はどれぐらいか? 大 学 卒 業 までにかかる 教 育 費 総 額, 待 機 児 童 に 関 するルポ 7 大 都 市 への 人 口 流 出 : 東 京 一 極 集 中 はなぜ 問 題 なのか? 日 本 創 成 会 議 ストップ 少 子 化 地 方 元 気 戦 略 8 政 府 自 治 体 の 少 子 化 対 策 : 政 府 はどんな 対 策 をしてきたか? 地 方 自 治 体 や 他 国 の 成 功 例 は? p.29 コラム 少 子 高 齢 社 会 への 政 府 の 対 応 日 本 の 少 子 化 対 策 (p.29 コラム), 長 野 県 下 條 村 / 岡 山 県 奈 義 町 の 少 子 化 対 策 ルポ, 北 欧 諸 国 やフランスの 少 子 化 対 策 ルポ * 分 析 に 活 用 できる 資 料 またはキーワード 等 を で 示 した いずれも 生 徒 用 資 料 集 やウェブ 検 索 によって 収 集 可 能 なもの 指 導 上 の 留 意 点 総 務 省, 厚 生 労 働 省, 内 閣 府 のH Pから 白 書 など 様 々な 公 的 統 計 資 料 を 入 手 できる 人 口 構 成 の 変 化 を 人 口 ピラミッド で 示 すと 直 感 的 に 理 解 しやすい 発 展 的 なデータとして, 女 性 の 労 働 力 率 と 出 生 率 との 相 関, 労 働 者 の 平 均 就 業 時 間 と 出 生 率 との 相 関 がある 発 展 的 なデータとして, 世 界 各 国 の 所 得 水 準 と 出 生 率 との 相 関 があ る 出 産 以 降, 親 にどのような 経 済 的 身 体 的 心 的 負 担 があるのか, 実 感 をもたせる 記 事 を 使 用 したい 地 方 創 生 政 策 を 少 子 高 齢 化 対 策 の 観 点 から 理 解 させる 争 点 分 析 6
平 成 年 度 高 校 模 擬 選 挙 実 施 計 画 フォーマット 1 模 擬 投 票 の 対 象 選 挙 日 程 対 象 選 挙 :7 月 日 の 参 議 院 選 挙 ( 選 挙 区 比 例 代 表 ともに 実 施 ) 日 程 期 日 前 投 票 日 7 月 日 ( 水 ),7 月 日 ( 木 ) 模 擬 投 票 日 7 月 日 ( 金 ) 2 事 前 学 習 対 象 授 業 1 学 年 : / 2 学 年 : / 3 学 年 : 授 業 内 容 模 擬 選 挙 を 実 施 する 主 権 者 教 育 の 指 導 計 画 参 照 3 模 擬 投 票 の 流 れ (1) 期 日 前 投 票 日 時 7 月 日 ( ) 放 課 後 7 月 日 ( ) 放 課 後 場 所 1 会 場 を 用 意 投 票 箱 2 箱 ( 選 挙 区 比 例 代 表 ) (2) 模 擬 投 票 当 日 日 時 7 月 日 ( ) 放 課 後 場 所 各 学 年 2 会 場 を 用 意 投 票 箱 6 会 場 2 箱 ( 選 挙 区 比 例 代 表 ) 投 票 者 生 徒 各 自 の 判 断 で 投 票 に 参 加 する( 自 由 投 票 ) 1 受 付 で 投 票 所 入 場 整 理 券 をチェック 後, 投 票 用 紙 を2 枚 受 け 取 る 2 投 票 記 載 所 で 投 票 用 紙 に 記 入 した 後, 投 票 箱 に 投 票 する 立 会 人 受 付, 投 票 の 立 ち 会 い, 投 票 箱 の 管 理 4 事 後 学 習 開 票 8 月 日 ( )の 始 業 式 後, 模 擬 投 票 プロジェクトチームで 実 施 対 象 授 業 1 学 年 : / 2 学 年 : / 3 学 年 : 授 業 内 容 模 擬 選 挙 を 実 施 する 主 権 者 教 育 の 指 導 計 画 参 照 5 模 擬 投 票 プロジェクトチーム( 生 徒 ボランティアで 組 織 ) 活 動 内 容 模 擬 投 票 の 企 画 運 営, 啓 発 活 動 選 挙 管 理 委 員 会 と 連 携 した 選 挙 街 頭 啓 発 7 月 日 ( ) 選 挙 管 理 委 員 会 と 連 携 した 投 票 事 務 臨 時 職 員 7 月 日 ( ) 模 擬 選 挙 実 施 計 画 案
6 投 票 所 入 場 整 理 券 生 徒 の 氏 名 等 を 記 載 して 配 布 する 投 票 所 入 場 整 理 券 を 持 参 し 忘 れても 投 票 可 能 であることを 説 明 する 平 成 年 度 高 校 参 議 院 議 員 通 常 模 擬 選 挙 投 票 日 平 成 年 7 月 日 ( ) * 期 日 前 投 票 日 平 成 年 7 月 日 ( ), 日 ( ) 年 組 番 投 票 所 入 場 整 理 券 選 挙 人 氏 名 : 名 簿 対 照 参 選 参 比 7 投 票 会 場 設 置 イメージ 選 挙 区 比 例 代 表 ともに 行 うため, 記 載 台 投 票 箱 ともに2つ 用 意 する 模 擬 選 挙 実 施 計 画 案