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著 作 権 このテキストは クリエティブ コモンズ ライセンス 表 示 (CC BY)のもとに 公 開 されています このテキストの 著 作 権 は 株 式 会 社 アシストに 帰 属 します このテキストを 使 用 する 場 合 は 株 式 会 社 アシストに 著 作 権 が 帰 属 することを 表 示 してください また 改 変 した 場 合 は 改 変 したことを 明 示 した 上 で 使 用 してください All Rights Reserved. Copyright(C) K.K. Ashisuto. 内 容 の 改 変 や 営 利 目 的 での 利 用 も 可 能 です このテキストを 独 自 にカスタマイズする 社 内 および 社 外 向 けに 研 修 を 実 施 するなど 自 由 にご 利 用 いただけます

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目 次 第 1 章 LibreOffice Calc 1.1 Calcの 概 要...1-1 1.1.1 Calcの 概 要...1-1 1.2 データと 書 式 の 加 工...1-2 1.2.1 文 字 種 の 変 換...1-2 1.2.2 データの 列 分 割...1-3 1.2.3 条 件 付 き 書 式...1-6 1.2.4 データバーの 表 示...1-11 1.2.5 小 数 の 端 数 処 理...1-13 1.3 データの 入 力 設 定...1-16 1.3.1 検 索 値 の 表 示 (VLOOKUP 関 数 )...1-16 1.3.2 入 力 規 則 の 設 定...1-19 1.3.3 シートとセルの 保 護...1-22 1.4 データの 絞 り 込 み(フィルター)...1-26 1.4.1 データの 絞 り 込 み...1-26 1.4.2 オートフィルター...1-26 1.4.3 標 準 フィルター...1-28 1.5 集 計 の 関 数...1-33 1.5.1 範 囲 内 のデータの 集 計...1-33 1.5.2 条 件 付 き 集 計...1-35 1.5.3 フィルター 結 果 の 集 計...1-41 1.6 集 計 機 能...1-43 1.6.1 小 計 機 能...1-43 1.6.2 ピボットテーブル...1-45

1.7 参 考 情 報...1-54 1.7.1 VLOOKUP 関 数...1-54 1.7.2 入 力 規 則...1-57 1.7.3 シートとセルの 保 護...1-59 1.7.4 正 規 表 現 による 絞 り 込 み...1-60 1.7.5 特 殊 フィルター...1-61 1.7.6 DSUM 関 数 ( 複 雑 な 条 件 の 集 計 )...1-62 1.7.7 件 数 を 求 める 関 数...1-64 1.7.8 小 計 機 能...1-65 第 2 章 LibreOffice Writer 2.1 Writerの 概 要...2-1 2.1.1 Writerの 概 要...2-1 2.2 スタイルの 活 用...2-2 2.2.1 スタイルの 概 要...2-2 2.2.2 スタイルの 適 用...2-3 2.2.3 章 番 号 付 け...2-6 2.2.4 ナビゲーター...2-9 2.2.5 目 次 の 作 成...2-10 2.3 ページの 書 式 変 更...2-15 2.3.1 タイトルページ...2-15 2.3.2 ページの 一 部 の 書 式 変 更...2-19 2.4 変 更 履 歴...2-22 2.4.1 変 更 履 歴...2-22

第 3 章 LibreOffice Impress 3.1 Impressの 概 要...3-1 3.1.1 Impressの 概 要 と 起 動...3-1 3.2 便 利 なスライド 作 成 機 能...3-3 3.2.1 アウトラインからのスライド 作 成...3-3 3.2.2 スライドの 概 要 ページ 作 成...3-9 3.2.3 箇 条 書 きのアニメーション 設 定...3-11 3.2.4 特 定 スライドのスライドショー...3-15 3.2.5 プレゼンテーションの 軽 量 化...3-18

第 1 章 LibreOffice Calc

LibreOffice Calc 1.1 Calcの 概 要 1.1.1 Calcの 概 要 Calcは 表 計 算 ソフト であり データの 入 力 や 集 計 などの 表 計 算 ができます Excel 同 様 多 くの 便 利 な 機 能 を 備 えていま す Calcの 起 動 Calcは Windows[スタート] [すべてのプログラム] [LibreOffice 4.0] [LibreOffice Calc]を 選 択 すると 起 動 で きます Calcの 基 本 操 作 セルの 移 動 セルの 編 集 データの 削 除 セル 内 での 改 行 複 数 セルへの 入 力 セルサイズの 調 整 [ 上 ] [ 下 ] [ 左 ] [ 右 ] [Enter] [Tab] セルをダブルクリック もしくは[F2] [Delete] または[BackSpace]で[ 内 容 の 削 除 ]ウィンドウによる 削 除 [Ctrl]+[Enter] [Alt]+ [Enter] マウスでセルをドラッグ&ドロップする 列 や 行 を 右 クリックして 行 の 高 さや 列 の 幅 を 設 定 する [Alt]+[ 上 ] [ 左 ] [ 右 ]でセルのサイズを 調 整 する 選 択 リストの 表 示 [Alt]+[ 下 ] セルのコピー オートフィル フィルハンドルを[Ctrl]+ドラッグ フィルハンドルをドラッグ LibreOffice アドバンストコース 1-1

LibreOffice 1.2 データと 書 式 の 加 工 サンプル1.odsを 使 用 して 操 作 します 1.2.1 文 字 種 の 変 換 入 力 されたデータの 大 文 字 や 小 文 字 などを 統 一 したり ひらがなとカタカナを 統 一 することなどができます 1 得 意 先 名 (C 列 )のデータは 上 の2 行 がひらがな 下 の2 行 がカタカナです 今 回 は 上 の2 行 をひらがなからカタカナに 変 換 します C2とC3のセルを 選 択 し メニューの[ 書 式 ] [ 文 字 種 の 変 換 ] [カタカナ]をクリックします 1-2

LibreOffice Calc 2 得 意 先 名 カナの 上 の2 行 (C2~C3)がカタカナに 変 換 されました 1.2.2 データの 列 分 割 入 力 されたデータのスペースや 特 定 の 文 字 などを 区 切 りにして データを 複 数 の 列 に 分 割 できます 1 住 所 (D 列 )は 郵 便 番 号 と 住 所 が 半 角 スペースで 区 切 られたデータです このデータの 半 角 スペースを 区 切 りにして 郵 便 番 号 と 住 所 の 列 に 分 割 します 2 住 所 (D2~D5)を 選 択 し メニューの[データ] [テキストから 列 へ]をクリックします LibreOffice アドバンストコース 1-3

LibreOffice 3 [テキストから 列 へ]ウィンドウの[ 区 切 りのオプション]で スペース を 選 択 し [OK]ボタンをクリックします 4 住 所 が 郵 便 番 号 と 住 所 の 列 に 分 割 されました 1-4

LibreOffice Calc 分 割 対 象 の 右 側 にデータがある 場 合 は 分 割 後 に 必 要 な 列 を 挿 入 してから 列 分 割 の 操 作 を 行 って 下 さい もし 必 要 な 列 を 挿 入 せずに 列 分 割 すると 右 側 にあるデータは 分 割 後 のデータによって 上 書 きされます 以 下 の 例 では 得 意 先 名 のデータが 住 所 の 列 分 割 によって 上 書 きされています Calcを 初 期 設 定 のまま 使 用 している 場 合 は データの 上 書 きを 確 認 するウィンドウが 表 示 されます LibreOffice アドバンストコース 1-5

LibreOffice 1.2.3 条 件 付 き 書 式 条 件 付 き 書 式 とは 特 定 の 条 件 に 応 じて 背 景 色 やフォントなどの 書 式 を 変 更 する 機 能 です 強 調 したいデータや 特 徴 的 な データを 確 認 しやすくするために 設 定 します 1 金 額 (B 列 )のデータが100より 小 さい 場 合 に 背 景 色 を 付 けます 金 額 (B2~B6)を 選 択 し メニューの[ 書 式 ] [ 条 件 付 き 書 式 ] [ 条 件 ]を 選 択 します 2 [ 条 件 付 き 書 式 ]ウィンドウで 以 下 の 条 件 を 設 定 します 左 から[セルの 値 が]と[ 次 の 値 より 小 さい]を 選 択 し テキストボックスに 100 と 入 力 します Tip テキストボックスに 数 値 を 入 力 する 場 合 は 値 のみ 指 定 します また 文 字 列 を 入 力 する 場 合 は 文 字 列 を " (ダブ ルコーテーション)で 囲 んで 指 定 して 下 さい 1-6

LibreOffice Calc 3 条 件 を 満 たした 場 合 の 書 式 は [ 適 用 スタイル]で 設 定 します ドロップダウンメニューから 新 しいスタイル を 選 択 します 4 [セルスタイル]ウィンドウの[ 管 理 ]タブで [ 名 前 ]に 小 額 と 入 力 します また [ 背 景 ]タブで[ 青 灰 色 ]を 選 択 し [OK]ボタンをクリックします LibreOffice アドバンストコース 1-7

LibreOffice 5 [ 条 件 付 き 書 式 ]ウィンドウの[ 適 用 スタイル]に[ 小 額 ]が 設 定 されていることを 確 認 し [OK]ボタンをクリックしま す 6 条 件 付 き 書 式 が 設 定 されました B2とB4のセルは100より 小 さいデータのため 条 件 付 きの 書 式 によって 背 景 色 が 設 定 されています 1-8

LibreOffice Calc 7 条 件 式 を 満 たした 場 合 の 書 式 を 太 字 に 変 更 します [F11]キーを 押 して [スタイルと 書 式 設 定 ]ウィンドウを 表 示 し [セルスタイル]ボタンをクリックします [ 小 額 ]スタイルを 右 クリックし [ 変 更 ]を 選 択 します 8 [セルスタイル]ウィンドウの[フォント]タブで [ 西 洋 諸 言 語 用 フォント]の[スタイル]を[ 太 字 ]に 変 更 します 変 更 後 [OK]ボタンをクリックします LibreOffice アドバンストコース 1-9

LibreOffice 9 条 件 式 を 満 たした 場 合 の 書 式 が 太 字 に 変 更 されました 設 定 後 は [F11]キーを 押 して [スタイルと 書 式 設 定 ]ウィンドウを 閉 じます 条 件 付 き 書 式 は 条 件 を 満 たした 場 合 の 書 式 をスタイルで 設 定 します スタイルとは 書 式 に 名 前 を 付 けて 登 録 したもので す 1つのスタイルを 複 数 の 条 件 で 使 用 できるため 複 数 の 条 件 で 同 じ 書 式 を 簡 単 に 設 定 できます なお Excelの 条 件 付 き 書 式 では 条 件 を 満 たした 場 合 の 書 式 を 条 件 ごとに 設 定 します 1-10

LibreOffice Calc 1.2.4 データバーの 表 示 データバーは 数 値 の 大 小 を 分 かりやすく 表 示 する 機 能 です 横 棒 グラフの 表 示 イメージに 近 いですが セルの 中 に 値 とグ ラフを 両 方 表 示 するため 少 ないスペースに2つの 情 報 が 表 示 できます 1 データバーを 追 加 します 金 額 (C2~C6)を 選 択 し メニューの[ 書 式 ] [ 条 件 付 き 書 式 ] [データバー]を 選 択 します 2 中 央 のドロップダウンメニューが[データバー]になっていることを 確 認 し [ 詳 細 オプション]ボタンをクリックします LibreOffice アドバンストコース 1-11

LibreOffice 3 [ 軸 ]の[ 縦 軸 の 位 置 ]から 中 間 を 選 択 し [OK]ボタンをクリックします また [ 条 件 付 き 書 式 ]ウィンドウも[OK]ボタンで 閉 じます 4 データバーが 設 定 できました 条 件 付 き 書 式 を 解 除 したい 場 合 は [ 条 件 付 き 書 式 ]ウィンドウで 削 除 したい 条 件 を 選 択 し [ 削 除 ]ボタンをクリックします 1-12

LibreOffice Calc 1.2.5 小 数 の 端 数 処 理 四 捨 五 入 や 切 り 上 げ 切 り 捨 てなどの 処 理 ことを 端 数 処 理 と 呼 びます ここでは 小 数 の 表 示 桁 数 の 変 更 による 四 捨 五 入 と 関 数 による 切 り 捨 て 処 理 を 確 認 します 小 数 の 表 示 変 更 1 消 費 税 (B5)は 154.5 と 小 数 を 含 む 値 のため 小 数 を 非 表 示 にしてみましょう 消 費 税 (B5)のセルを 選 択 し ツールバーの[ 数 の 書 式 : 小 数 位 の 削 除 ]ボタンをクリックします Tip 小 数 の 表 示 桁 数 は [セルの 書 式 設 定 ]ウィンドウの[ 数 値 ]タブでも 設 定 できます [ 書 式 ]で 小 数 付 きの 書 式 を 選 択 するか [オプション]の[ 小 数 点 以 下 の 桁 数 ]の 値 を 変 更 して 下 さい 2 消 費 税 (B5)は 小 数 が 非 表 示 になりました 画 面 上 に 表 示 されない 位 は 四 捨 五 入 されるため 消 費 税 (B5)は 154.5 から 155 と 表 示 されます 変 更 前 変 更 後 Tip 小 数 の 表 示 桁 数 の 変 更 は あくまで 見 た 目 として 四 捨 五 入 された 値 を 表 示 します 消 費 税 (B5)の 値 は 請 求 額 (B6)の 計 算 に 使 用 されていますが 元 の 値 の 154.5 が 使 用 されています 四 捨 五 入 や 切 り 捨 てなどの 端 数 処 理 後 の 値 を 計 算 に 使 用 したい 場 合 は 関 数 による 処 理 が 必 要 です LibreOffice アドバンストコース 1-13

LibreOffice 小 数 の 切 り 捨 て 3 消 費 税 (B5)を 切 り 捨 てた 値 に 変 更 しましょう 消 費 税 (B5)の 計 算 式 を 削 除 し ツールバーの[ 関 数 ウィザード]ボタンをクリックします 4 [ 関 数 ウィザード]ウィンドウの[ 分 類 項 目 ]で[ 数 学 ] [ 関 数 ]で INT を 選 択 し [ 次 へ]ボタンをクリックします 1-14

LibreOffice Calc 5 画 面 右 の[ 数 値 ]に B4 * 0.05 と 指 定 し [OK]ボタンをクリックします 6 消 費 税 (B5)は 小 数 点 以 下 を 切 り 捨 てた 値 154 になりました また 請 求 額 (B6)の 計 算 は 切 り 捨 て 後 の 値 を 使 用 して 計 算 されています INT 関 数 以 外 の 端 数 処 理 の 関 数 INT 関 数 は 小 数 を 切 り 捨 てる 関 数 です 小 数 第 2 位 など 任 意 の 位 での 切 り 捨 ては ROUNDDOWN 関 数 を 使 用 します ま た 任 意 の 位 での 切 り 上 げは ROUNDUP 関 数 四 捨 五 入 はROUND 関 数 を 使 用 します 指 定 方 法 [ 桁 数 ]が 0 の 場 合 は 小 数 第 一 位 を 端 数 処 理 し [ 桁 数 ]が 1 の 場 合 は 小 数 第 二 位 を 端 数 処 理 します 切 り 捨 て =ROUNDDOWN( 数 値, 桁 数 ) 切 り 上 げ =ROUNDUP( 数 値, 桁 数 ) 四 捨 五 入 =ROUND( 数 値, 桁 数 ) LibreOffice アドバンストコース 1-15

LibreOffice 1.3 データの 入 力 設 定 サンプル2.odsを 使 用 して 操 作 します 1.3.1 検 索 値 の 表 示 (VLOOKUP 関 数 ) データを 入 力 する 手 間 を 省 きたい 場 合 や 入 力 間 違 いを 防 ぎたい 場 合 には VLOOKUP 関 数 を 使 用 し あるデータを 元 に 該 当 値 を 自 動 的 に 表 示 する 方 法 が 有 効 です 例 えば 商 品 名 を 元 に 金 額 を 自 動 的 に 表 示 すれば 商 品 名 の 入 力 のみで 済 み 金 額 の 入 力 間 違 いも 防 げます VLOOKUP 関 数 は 検 索 値 を 対 象 範 囲 の1 列 目 にあるかを 確 認 し 該 当 値 があれば 特 定 の 列 の 値 を 返 します 1 商 品 名 (B2)にはあらかじめVLOOKUP 関 数 が 指 定 されているため 動 作 を 確 認 します 商 品 番 号 (A2)に 1 と 入 力 すると 商 品 番 号 1 の 商 品 名 テレビ を 自 動 的 に 表 示 します 今 回 の 例 では E 列 からG 列 に 入 力 された 値 がVLOOKUP 関 数 の 対 象 です 2 商 品 番 号 を 元 に 金 額 を 表 示 できるようにVLOOKUP 関 数 を 指 定 します 金 額 (C2)を 選 択 し [ 関 数 ウィザード]ボタンをクリックします 1-16

LibreOffice Calc 3 [ 関 数 ウィザード]ウィンドウの[ 分 類 項 目 ]で[ 表 ]を 選 択 し [ 関 数 ]で VLOOKUP を 選 択 します [ 次 へ]ボタンを クリックします 4 画 面 右 側 で 以 下 のように 設 定 し [OK]ボタンをクリックします 検 索 基 準 :A2 行 列 :E2:G7 インデックス:3 データ 順 序 :0 基 本 的 に 0 を 指 定 します 詳 細 は 1.7.1 VLOOKUP 関 数 をご 参 照 下 さい LibreOffice アドバンストコース 1-17

LibreOffice 5 商 品 番 号 を 元 に 金 額 が 表 示 されるようになりました 6 商 品 番 号 の 値 を 3 に 変 更 し 商 品 名 と 金 額 に 正 しい 値 が 表 示 されることを 確 認 しましょう 関 数 ウィザードでの 指 定 について VLOOKUP 関 数 の 引 数 で 設 定 した 内 容 は 以 下 のとおりです 行 列 VLOOKUP 関 数 の 対 象 範 囲 範 囲 の 1 列 目 が[ 検 索 基 準 ]の 検 索 対 象 です 検 索 基 準 検 索 する 値 が 入 力 されたセル インデックス 結 果 として 返 す 列 の 番 号 [ 行 列 ]の 左 端 を 1 として 数 える 3 と 指 定 すれば 金 額 列 を 返 します 1-18

LibreOffice Calc 1.3.2 入 力 規 則 の 設 定 入 力 規 則 を 設 定 すれば リストから 選 択 した 値 を 入 力 できるようになります リストには 直 接 入 力 した 値 や 対 象 範 囲 の 値 を 表 示 できます 1 E2~E7を 入 力 規 則 の 対 象 範 囲 として 設 定 し 商 品 番 号 (A2)をリストから 入 力 できるようにします A2のセルを 選 択 し メニューの[データ] [ 入 力 規 則 ]をクリックします 2 [データの 入 力 規 則 ]ウィンドウの[ 条 件 ]タブを 開 き [ 入 力 値 の 種 類 ]で セルの 範 囲 を 選 択 します [ソース]にカーソルをあて 商 品 番 号 (E2からE7)のセルをドラッグ&ドロップで 設 定 します [ソース]の 右 側 の[ 縮 小 ]ボタンをクリックすれば 画 面 を 縮 小 して 対 象 範 囲 を 選 択 できます Tip [ソース]には セル 以 外 に 範 囲 の 名 前 も 指 定 できます 範 囲 の 名 前 による 設 定 方 法 は 1.7.2 入 力 規 則 をご 参 照 下 さい LibreOffice アドバンストコース 1-19

LibreOffice 3 追 加 の 設 定 として リストに 含 まれる 値 以 外 を 入 力 できないように 設 定 します [エラーメッセージ]タブをクリックし [ 無 効 な 値 の 入 力 時 にエラーメッセージを 表 示 する]にチェックを 入 れます また [エラーメッセージ]に 入 力 できません と 入 力 し [OK]ボタンをクリックします Tip [エラーメッセージ]が 未 入 力 の 場 合 は メッセージとして 入 力 した 値 は 無 効 です と 表 示 されます 4 商 品 番 号 (A2)のセルを 選 択 すると セルの 右 側 にボタンが 表 示 されます ボタンをクリックするとリストが 表 示 され 商 品 番 号 (E2からE7)を 選 択 して 入 力 できるようになりました ボタンがあるセルを 選 択 して[Alt]+[ ]( 下 )をクリックすると キーボード 操 作 でリストを 表 示 できます 1-20

LibreOffice Calc 5 なお 商 品 番 号 (A2)にはリストに 含 まれる 値 以 外 は 入 力 できません 例 えば 商 品 番 号 に 含 まれない 2 と 入 力 してみると エラーメッセージが 表 示 され 入 力 できません 入 力 規 則 の 設 定 解 除 入 力 規 則 の 設 定 を 解 除 したい 場 合 は [データの 入 力 規 則 ]ウィンドウの[ 条 件 ]タブの[ 入 力 値 の 種 類 ]で すべての 値 を 選 択 して 下 さい ( 通 常 のセルの[ 入 力 値 の 種 類 ]は すべての 値 が 設 定 されています ) LibreOffice アドバンストコース 1-21

LibreOffice 1.3.3 シートとセルの 保 護 シート 全 体 や 特 定 のセルを 保 護 したいことがあります 例 えば VLOOKUP 関 数 などの 数 式 が 指 定 されたセルや 入 力 規 則 のリストの 値 が 含 まれるセルは 変 更 されないように 保 護 することがあります 1 商 品 番 号 は 自 由 に 入 力 できるように セルの 保 護 を 解 除 します 商 品 番 号 (A2)を 右 クリックし [セルの 書 式 設 定 ]を 選 択 します [セルの 書 式 設 定 ]ウィンドウの[セルの 保 護 ]タブ で [ 保 護 する]のチェックを 外 し [OK]ボタンをクリックします Tip 初 期 設 定 では すべてのセルの[ 保 護 する]にチェックが 入 っています なお この 設 定 はシートの 保 護 時 に 有 効 になるため シートを 保 護 しなければ セルは 保 護 されません シートの 保 護 の 設 定 は 手 順 3 以 降 をご 参 照 下 さい 1-22

LibreOffice Calc 2 商 品 名 と 金 額 はVLOOKUP 関 数 が 設 定 されているため セルの 保 護 と 数 式 の 非 表 示 を 設 定 します 商 品 名 (B2)と 金 額 (C2)を 選 択 して 右 クリックし [セルの 書 式 設 定 ]を 選 択 します [セルの 書 式 設 定 ]ウィンドウの[セルの 保 護 ]タブで [ 数 式 を 表 示 しない]のチェックを 入 れ [OK]ボタンをクリック します LibreOffice アドバンストコース 1-23

LibreOffice 3 シートの 保 護 を 設 定 します メニューの[ツール] [ドキュメントの 保 護 ] [シート]を 選 択 します 4 [シートを 保 護 ]ウィンドウで[このシートと 保 護 されたセルの 内 容 を 保 護 ]にチェックが 入 っていることを 確 認 し [OK]ボタンをクリックします パスワードを 設 定 しない 場 合 パスワードなしでシートが 保 護 されます 5 保 護 された 結 果 を 確 認 します 商 品 番 号 (A2) 以 外 のセルは 保 護 されているため 値 の 入 力 や 削 除 などのセルの 編 集 操 作 ができません また 商 品 名 (B2)と 金 額 (C2)のセルを 選 択 しても [ 数 式 入 力 ボックス]に 数 式 が 表 示 されません 商 品 番 号 ( A2 )は 保 護 されていない 商 品 名 ( B2 )は 保 護 され 数 式 も 表 示 されない 1-24

LibreOffice Calc 6 保 護 を 解 除 します メニューの[ツール] [ドキュメントの 保 護 ] [シート]を 選 択 します Tip パスワードを 設 定 して 保 護 した 場 合 は 保 護 の 解 除 時 にパスワードの 入 力 が 求 められます LibreOffice アドバンストコース 1-25

LibreOffice 1.4 データの 絞 り 込 み(フィルター) サンプル3.odsを 使 用 して 操 作 します 1.4.1 データの 絞 り 込 み 特 定 のデータに 絞 り 込 む 機 能 がフィルターです フィルターの 機 能 は3 種 類 あり 特 定 値 を 選 択 できる オートフィルター 条 件 式 を 指 定 できる 標 準 フィルター セルに 記 述 された 条 件 で 絞 り 込 む 特 殊 フィルター があります 1.4.2 オートフィルター オートフィルターを 設 定 すると フィルター 画 面 で 特 定 の 値 を 選 択 してデータを 絞 り 込 むことができます 1 対 象 範 囲 (A1~C24)を 選 択 し メニューの[データ] [フィルター] [オートフィルター]を 選 択 します オートフィルターが 設 定 され タイトル 部 分 にボタンが 表 示 されました Tip 対 象 範 囲 を 選 択 せずにメニューの[データ] [フィルター] [オートフィルター]を 選 択 すると 連 続 するデータを 対 象 範 囲 とみなしてオートフィルターを 設 定 できます ただし 空 白 行 がある 場 合 は 空 白 行 より 上 の 行 までを 対 象 範 囲 とみなすため 対 象 範 囲 を 選 択 してから 操 作 した 方 が 確 実 です 1-26

LibreOffice Calc 2 地 区 名 のボタンをクリックし 関 東 のみにチェックを 入 れ [OK]ボタンをクリックします 関 東 のデータのみに 絞 り 込 まれました 条 件 が 指 定 されている 列 は ボタンが 青 で 表 示 されます 3 データの 絞 り 込 みを 解 除 します 地 区 名 のボタンをクリックし [すべて]をクリックします 全 地 区 にチェックが 入 っていることを 確 認 し [OK]ボタンを クリックします (1つ1つのデータにチェックを 入 れる 操 作 でも 結 果 は 同 じです ) Tip 複 数 列 の 絞 り 込 みを 解 除 する 場 合 は メニューの[データ] [フィルター] [フィルターの 解 除 ]を 選 択 します LibreOffice アドバンストコース 1-27

LibreOffice 1.4.3 標 準 フィルター 条 件 を 指 定 した 絞 り 込 みは 標 準 フィルターを 使 用 します 例 えば ある 金 額 以 上 のデータやある 文 字 を 含 むデータなどの データに 絞 り 込 みたい 場 合 に 使 用 します 標 準 フィルターで 指 定 できる 条 件 は 最 大 8つまでです 1 標 準 フィルターを 使 用 し 金 額 が300より 大 きいデータのみを 表 示 します 金 額 のボタンをクリックし [ 標 準 フィルター]を 選 択 します Tip オートフィルターが 未 設 定 の 状 態 から 標 準 フィルターを 使 用 する 場 合 は フィルターの 対 象 範 囲 を 選 択 し メニューの [データ] [フィルター] [ 標 準 フィルター]を 選 択 して 下 さい 2 [ 標 準 フィルター]ウィンドウで [ 項 目 名 ]は[ 金 額 ] [ 関 係 ]は[>]( 大 なり) [ 値 ]は 300 を 指 定 します 設 定 後 は[OK]ボタンをクリックします 1-28

LibreOffice Calc 3 金 額 が300より 大 きいデータのみが 表 示 されました 4 さらに 条 件 を 追 加 し 都 道 府 県 名 が 山 で 終 わるデータのみに 絞 り 込 みます 都 道 府 県 名 のボタンをクリックし [ 標 準 フィルター]を 選 択 します LibreOffice アドバンストコース 1-29

LibreOffice 5 [ 標 準 フィルター]ウィンドウで 条 件 を 追 加 します [ 関 連 付 け]は AND [ 項 目 名 ]は[ 都 道 府 県 名 ] [ 関 係 ]は[...で 終 わる] [ 値 ]に 山 と 入 力 し [OK]ボタンを クリックします 6 金 額 が300より 大 きく なおかつ 都 道 府 県 名 が 山 で 終 わるデータに 絞 り 込 まれました 7 都 道 府 県 の 条 件 を 変 更 し 山 で 終 わる2 文 字 の 都 道 府 県 名 に 絞 り 込 みます 都 道 府 県 名 のボタンをクリックし [ 標 準 フィルター]を 選 択 します 1-30

LibreOffice Calc 8 [ 標 準 フィルター]ウィンドウで 都 道 府 県 名 の 条 件 を 変 更 します [ 関 係 ]は[=]に 変 更 し [ 値 ]に. 山 ( 半 角 のピリオド1つと 山 )と 入 力 します [オプションを 増 やす]ボタンをクリックし [ 正 規 表 現 ]にチェックを 入 れてから[OK]ボタンをクリックします Tip 正 規 表 現 では 半 角 のピリオド1つは 任 意 の1 文 字 を 表 します 9 山 で 終 わる2 文 字 の 都 道 府 県 名 として 富 山 のデータに 絞 り 込 めました LibreOffice アドバンストコース 1-31

LibreOffice 10 都 道 府 県 名 の 条 件 による 絞 り 込 みを 解 除 します 都 道 府 県 名 のボタンをクリックして[ 標 準 フィルター]を 選 択 し [ 標 準 フィルター]ウィンドウ2 行 目 の[ 項 目 名 ]を[- なし - ]に 変 更 し [OK]ボタンをクリックします 都 道 府 県 名 の 条 件 のみ 解 除 されました Tip 標 準 フィルターの 複 数 の 条 件 をまとめて 解 除 したい 場 合 は メニューの[データ] [フィルター] [フィルターの 解 除 ]を 選 択 します 1-32

LibreOffice Calc 1.5 集 計 の 関 数 サンプル4.odsを 使 用 して 操 作 します 1.5.1 範 囲 内 のデータの 集 計 ある 範 囲 の 集 計 はSUM 関 数 を 使 用 します なお 確 認 のみであれば ステータスバーの 集 計 表 示 も 便 利 です SUM 関 数 で 集 計 する 1 D9のセルを 選 択 し ツールバーの[ 合 計 ]ボタンをクリックします SUM 関 数 が 指 定 され D2からD8のセルが 範 囲 選 択 されていることを 確 認 し [Enter]キーで 確 定 します 2 SUM 関 数 が 指 定 され D2からD8のセルの 値 が 集 計 されました 集 計 範 囲 の 複 数 設 定 集 計 範 囲 が 複 数 ある 場 合 は 集 計 範 囲 を, (カンマ)で 区 切 って 指 定 します ( 例 : =SUM(A2:A4,B2:B4) ) なお SUM 関 数 を[ 関 数 ウィザード]ウィンドウで 設 定 する 場 合 は 集 計 範 囲 をドラッグ&ドロップで 簡 単 に 指 定 できま す SUM 関 数 の 集 計 範 囲 は 最 大 30 個 まで 指 定 できます LibreOffice アドバンストコース 1-33

LibreOffice ステータスバーに 集 計 値 を 表 示 する 3 D2~D8のセルを 選 択 し ステータスバーの 表 示 を 確 認 します ステータスバーの 右 側 には D2~D8のセルの 集 計 値 として 合 計 =860 と 表 示 されます s 4 集 計 値 以 外 に 平 均 値 や 最 大 値 なども 求 められます 集 計 方 法 を 変 更 する 場 合 は ステータスバーの 合 計 値 の 領 域 を 右 クリックします Tip 数 2 は 値 の 個 数 (COUNTA 関 数 ) 数 は 数 値 データの 個 数 (COUNT 関 数 )を 数 えます 1-34

LibreOffice Calc 1.5.2 条 件 付 き 集 計 ある 商 品 や 特 定 の 地 域 など 条 件 に 一 致 したデータを 関 数 によって 集 計 できます Calcには SUMIF 関 数 やSUMPRODUCT 関 数 など 条 件 付 き 集 計 を 行 うための 関 数 が 用 意 されています 複 雑 な 条 件 や 条 件 が 頻 繁 に 変 更 される 場 合 は 関 数 よりもフィルター 結 果 を 集 計 したり ピボットテーブルで 集 計 する 方 が 簡 単 です 詳 細 は 後 述 の 1.5.3 フィルター 結 果 の 集 計 と 1.6.2 ピボットテーブル をご 参 照 下 さい SUMIF 関 数 (1つの 条 件 の 集 計 ) 1 A1からD8のデータの 中 から 商 品 名 が カメラ の 金 額 を 集 計 します H2のセルを 選 択 し ツールバーの[ 関 数 ウィザード]ボタンをクリックします LibreOffice アドバンストコース 1-35

LibreOffice 2 [ 関 数 ウィザード]ウィンドウの[ 分 類 項 目 ]で[ 数 学 ] [ 関 数 ]で SUMIF を 選 択 し [ 次 へ]ボタンをクリックします 次 の 画 面 の 右 側 で 以 下 の 設 定 を 行 い [OK]ボタンをクリックします 検 索 値 :B2:B8 条 件 :F2 合 計 範 囲 :D2:D8 Tip [ 条 件 ]にはセルの 指 定 または 値 の 指 定 が 可 能 です [ 条 件 ]に "カメラ" と 指 定 しても 結 果 は 同 じです 1-36

LibreOffice Calc 3 H2のセルにSUMIF 関 数 が 指 定 され 商 品 名 が カメラ の 金 額 を 集 計 できました Tip D2からD4のセル( 商 品 名 が カメラ のデータ)を 選 択 してステータスバーの 集 計 値 を 確 認 すれば SUMIF 関 数 の 結 果 が 正 しいことが 分 かります SUMIF 関 数 の[ 条 件 ] [ 条 件 ]が 値 のみの 場 合 は 等 しい 演 算 子 と 値 を 組 み 合 わせた 場 合 は 等 しい 以 外 の 条 件 を 指 定 できます なお 演 算 子 と 値 を 組 み 合 わせて 指 定 する 場 合 は [ 条 件 ]は 二 重 引 用 符 で 囲 んで 指 定 します 以 下 の 画 面 は[ 条 件 ]に "<3" と 指 定 し 番 号 (A2~A8)の 中 で 3より 小 さい 場 合 に 集 計 します ( 参 考 )CalcとExcelの 違 い (SUMIF 関 数 の 条 件 "" ) SUMIF 関 数 の 条 件 に "" を 指 定 すると Calcは 数 式 による 空 白 ("")の 場 合 にのみ 集 計 し Excelは 数 式 による 空 白 ("")と データがない 場 合 に 集 計 します もしCalcでデータがない 場 合 の 集 計 値 を 求 めたい 場 合 は 全 体 の 集 計 値 からデータがあ る 場 合 の 集 計 値 を 引 き 算 して 求 めます データがない 場 合 の 集 計 値 =SUM( 合 計 範 囲 )-SUMIF( 範 囲,"<>""", 合 計 範 囲 ) 数 式 による 空 白 ("")とデータがない 場 合 の 集 計 値 =SUM( 合 計 範 囲 )-SUMIF( 範 囲,"<>""", 合 計 範 囲 )+SUMIF( 範 囲,"", 合 計 範 囲 ) LibreOffice アドバンストコース 1-37

LibreOffice ( 参 考 )SUMPRODUCT 関 数 ( 複 数 の 条 件 の 集 計 ) 1 A1からD8のデータの 中 から 商 品 名 が テレビ で 地 区 名 が 関 東 の 金 額 を 集 計 します H3のセルを 選 択 し ツールバーの[ 関 数 ウィザード]ボタンをクリックします 2 [ 関 数 ウィザード]ウィンドウの[ 分 類 項 目 ]で[ 行 列 ] [ 関 数 ]で SUMPRODUCT を 選 択 し [ 次 へ]ボタンをクリッ クします 1-38

LibreOffice Calc 3 次 の 画 面 の 右 側 で 以 下 の 設 定 を 行 い [OK]ボタンをクリックします 行 列 1:B2:B8=F3 行 列 2:C2:C8=G3 行 列 3:D2:D8 Tip 今 回 はF3とG3のセルを 条 件 値 として 使 用 しましたが 条 件 値 を 数 式 中 に 直 接 指 定 することもできます よって 以 下 の 指 定 でも 結 果 は 同 じです なお 条 件 値 が 文 字 や 日 付 の 場 合 は 条 件 値 を"(ダブルコーテーション)で 囲 んで 入 力 します 行 列 1:B2:B8="テレビ" 行 列 2:C2:C8=" 関 東 " 行 列 3:D2:D8 LibreOffice アドバンストコース 1-39

LibreOffice 4 H3のセルにSUMPRODUCT 関 数 が 指 定 され 商 品 名 が テレビ で 地 区 名 が 関 東 の 金 額 を 集 計 できました Tip D5からD6のセル( 商 品 名 が テレビ で 地 区 名 が 関 東 のデータ)を 選 択 してステータスバーの 集 計 値 を 確 認 すれ ば SUMPRODUCT 関 数 の 結 果 が 正 しいことが 分 かります SUMPRODUCT 関 数 の 指 定 方 法 条 件 付 きで 集 計 する 場 合 は [ 行 列 n ]に 条 件 式 と 集 計 範 囲 を 指 定 して 下 さい 今 回 の 例 では [ 行 列 1]は 商 品 名 の 条 件 式 [ 行 列 2]は 地 区 名 の 条 件 式 [ 行 列 3]が 集 計 範 囲 です 条 件 式 ( 商 品 名 が テレビ であるか) 条 件 式 ( 地 区 名 が 関 東 であるか) 集 計 範 囲 ( 金 額 の 値 ) SUMPRODUCT 関 数 の 動 作 SUMPRODUCT 関 数 は 各 行 の[ 行 列 n ]の 値 を 掛 け 算 した 後 全 行 の 結 果 を 合 計 します [ 行 列 n ]が 条 件 式 の 場 合 は 条 件 を 満 たせば 1 条 件 を 満 たさなければ 0 を 計 算 に 使 用 します [ 行 列 n ]が 集 計 する 範 囲 の 場 合 は その 行 の 値 をそのまま 計 算 に 使 用 します 今 回 の 例 で 条 件 を 満 たした 行 では 1 1 金 額 の 計 算 によって その 行 の 金 額 が 求 められています 1-40

LibreOffice Calc 1.5.3 フィルター 結 果 の 集 計 フィルターによって 絞 り 込 まれたデータを 集 計 したい 場 合 は SUBTOTAL 関 数 を 使 用 します 集 計 時 の 条 件 はフィルター 機 能 で 操 作 できるので 条 件 を 頻 繁 に 切 り 替 えて 集 計 したい 場 合 に 便 利 です 1 D1のセルにSUBTOTAL 関 数 を 指 定 します D1のセルを 選 択 し [ 関 数 ウィザード]ボタンをクリックします 2 [ 関 数 ウィザード]ウィンドウの[ 分 類 項 目 ]で[ 数 学 ] [ 関 数 ]で SUBTOTAL を 選 択 し [ 次 へ]ボタンをクリックし ます 次 の 画 面 の 右 側 で 以 下 の 設 定 を 行 い [OK]ボタンをクリックします 関 数 :9 範 囲 :D3:D9 LibreOffice アドバンストコース 1-41

LibreOffice 3 D1のセルにSUBTOTAL 関 数 が 指 定 され フィルターで 絞 り 込 んだ 結 果 の 金 額 を 集 計 できるようになりました 4 オートフィルターで 商 品 名 を カメラ に 絞 り 込 み D1のセルにフィルター 結 果 の 値 が 表 示 されることを 確 認 します SUBTOTAL 関 数 の 関 数 指 定 [ 関 数 ]に 9 を 指 定 すると SUM 関 数 による 集 計 を 行 います その 他 以 下 の 値 が 主 に 使 用 されます 1 AVERAGE 関 数 ( 平 均 値 ) 2 COUNT 関 数 ( 数 値 と 日 付 書 式 データの 個 数 ) 3 COUNTA 関 数 ( 値 の 個 数 ) 4 MAX 関 数 ( 最 大 値 ) 5 MIN 関 数 ( 最 小 値 ) 1-42

LibreOffice Calc 1.6 集 計 機 能 サンプル5.odsを 使 用 して 操 作 します 1.6.1 小 計 機 能 小 計 機 能 を 使 用 すれば グループ 化 の 基 準 となる 列 を 選 択 し 小 計 と 総 計 を 自 動 的 に 表 示 できます 列 の 値 をグループ 化 した 集 計 値 を 確 認 したい 場 合 にとても 便 利 な 機 能 です 1 A1~C15のセルを 選 択 し メニューの[データ] [ 小 計 ]をクリックします 2 [ 小 計 ]ウィンドウの[グループ 1]タブの[グループの 基 準 ]で 地 区 名 を 選 択 します また [ 小 計 を 計 算 する 列 ]で 売 上 金 額 にチェックを 入 れます Tip 画 面 右 側 の[ 計 算 方 法 ]を 変 更 す れば 集 計 方 法 を 件 数 や 平 均 など に 変 更 できます LibreOffice アドバンストコース 1-43

LibreOffice 3 [グループ 2]タブの[グループの 基 準 ]で 都 道 府 県 名 を 選 択 します また [ 小 計 を 計 算 する 列 ]で 売 上 金 額 にチェックを 入 れ [OK]ボタンをクリックします 4 売 上 金 額 の 集 計 値 ( 地 区 名 ごとの 合 計 と 総 計 )が 表 示 されました また 左 側 のボタンをクリックすることで 明 細 データの 表 示 と 非 表 示 を 切 り 替 えられます 例 えば2 列 目 の 上 にある[-]ボタンをクリックすると 関 東 の 明 細 データを 非 表 示 にし 合 計 のみ 表 示 します 小 計 の 対 象 範 囲 に 結 合 されたセルがある 場 合 小 計 の 設 定 ができません セルの 結 合 を 解 除 してから 小 計 の 設 定 を 行 っ て 下 さい 1-44

LibreOffice Calc 1.6.2 ピボットテーブル ピボットテーブルは 任 意 のグループごとにデータの 集 計 ができる 機 能 です ドラッグ&ドロップの 操 作 でグループ 化 の 基 準 を 変 更 したり 任 意 のグループを 新 しく 作 成 したりすることができます LibreOffice 3.4より 前 のバージョンの 機 能 名 は ピボットテーブル ではなく データパイロット です ピボットテーブルの 基 本 操 作 1 対 象 範 囲 にカーソルをあわせ メニューの[データ] [ピボットテーブル] [ 作 成 ]を 選 択 します また [ソースの 選 択 ]ウィンドウは そのまま[OK]ボタンをクリックします LibreOffice アドバンストコース 1-45

LibreOffice 2 [ピボットテーブル]ウィンドウの[レイアウト]に 項 目 をドラッグ&ドロップで 追 加 し [OK]ボタンをクリックします ページフィールド: 大 区 分 列 フィールド: 年 行 フィールド: 小 区 分 データフィールド: 売 上 金 額 3 新 しいシートに 結 果 が 貼 り 付 けられ 小 区 分 ごと 年 ごとの 売 上 金 額 の 集 計 が 表 示 されました また 大 区 分 の 値 を AV 機 器 に 変 更 すると AV 機 器 のデータのみに 絞 り 込 まれます Tip 手 順 2の[ピボットテーブル]ウィンドウの[レイアウト] 欄 の 意 味 は 以 下 のとおりです [ページフィールド]は 項 目 を 値 の 絞 り 込 み 用 のドロップダウンメニューにします [ 列 フィールド]は 項 目 を 横 方 向 に 並 べ 替 えてグループ 化 します [ 行 フィールド]は 項 目 を 縦 方 向 に 並 べ 替 えてグループ 化 します [データフィールド]は 項 目 を 集 計 します 1-46

LibreOffice Calc 4 フィルターの 設 定 を 解 除 します 5 ピボットテーブル 上 で 右 クリックし メニューを 確 認 します Tip [レイアウトの 編 集 ]は [ピボットテーブル]ウィンドウを 再 表 示 し 項 目 の 入 れ 替 えや 詳 細 設 定 を 行 えます [ 更 新 ]は ピボットテーブルの 対 象 データが 変 更 された 場 合 に 最 新 のデータに 更 新 します [フィルター]は 条 件 式 で 表 示 するデータを 絞 り 込 めます ( 画 面 上 部 の[フィルター]のクリックでも 設 定 可 能 ) [ 削 除 ]はピボットテーブルを 削 除 します LibreOffice アドバンストコース 1-47

LibreOffice 日 付 項 目 のグループ 化 1 日 付 項 目 のグループ 化 を 行 うため 項 目 の 設 定 を 変 更 します ピボットテーブル 上 で 右 クリックし [レイアウトの 編 集 ]を 選 択 します [ピボットテーブル]ウィンドウの[レイアウト] の 項 目 を 以 下 のように 変 更 し [OK]ボタンをクリックします ページフィールド: 大 区 分 列 フィールド:なし 行 フィールド: 日 付 データフィールド: 売 上 金 額 Tip [レイアウト] 欄 の 項 目 を 削 除 したい 場 合 は [レイアウト] 欄 の 外 に 項 目 をドラッグ&ドロップして 下 さい 1-48

LibreOffice Calc 2 日 付 ごとに 売 上 金 額 が 集 計 されました グループ 化 を 行 うため 日 付 項 目 にカーソルをあてた 状 態 で メニューの[データ] [グループ 化 およびアウトライ ン] [グループ 化 ]を 選 択 します 3 [グループ 化 ]ウィンドウの[グループの 基 準 ]で[ 年 ]と[ 月 ]にチェックを 入 れ [OK]ボタンをクリックします 年 ごと 月 ごとにグループ 化 して 売 上 金 額 を 集 計 できました Tip 設 定 したグループ 化 を 解 除 したい 場 合 は グループ 化 で 作 成 された 項 目 を 選 択 し メニューの[データ] [グループ 化 およびアウトライン] [グループ 解 除 ]を 選 択 します LibreOffice アドバンストコース 1-49

LibreOffice グループ 化 による 年 や 月 の 表 示 グループ 化 によって 作 成 された 年 のデータは 数 値 表 示 で 月 のデータは 英 語 名 で 表 示 されます この 表 示 は 自 由 に 変 更 できないため データを 任 意 の 表 示 に 変 更 したい 場 合 は ピボットテーブルの 元 データとしてあらか じめ 任 意 の 表 示 に 整 えたデータを 用 意 し 行 フィールドなどに 追 加 して 下 さい 以 下 の 画 面 は あらかじめ 表 示 を 整 えた 年 と 月 の 項 目 を[ 行 フィールド]に 追 加 し グループ 化 した 結 果 です 年 は データの 末 尾 に 年 を 追 加 したデータ 月 は 月 の 値 と 月 を 組 み 合 わせたデータです 1-50

LibreOffice Calc ( 参 考 )ピボットテーブルの 様 々な 操 作 [データフィールド]の 集 計 設 定 [ピボットテーブル]ウィンドウの[データフィールド] 欄 に 項 目 を 追 加 すると 初 期 設 定 では 合 計 値 を 求 めます 集 計 方 法 を 変 更 したい 場 合 は 追 加 した[データフィールド]の 項 目 を 選 択 し [オプション]ボタンをクリックします [データフィールド]ウィンドウの[ 計 算 方 法 ]で 件 数 や 平 均 値 など データの 集 計 方 法 を 変 更 できます [ 行 フィールド]と[ 列 フィールド]の 並 べ 替 えと 表 示 データの 設 定 [ 行 フィールド] または[ 列 フィールド]のボタンをクリックすれば 画 面 上 部 でデータの 並 び 順 の 設 定 画 面 下 部 で 表 示 データの 設 定 ができます (チェックを 外 したデータは 非 表 示 になります ) なお 任 意 の 並 び 順 にしたい 場 合 は [Shift]キーを 押 しながらタイトル 部 分 をクリックして 選 択 状 態 にし ドラッグ&ドロップ で 任 意 の 位 置 に 移 動 します [ 行 フィールド]のボタンをクリックした 並 び 順 の 設 定 2005 年 をドラッグ&ドロップで 任 意 の 位 置 に 移 動 い LibreOffice アドバンストコース 1-51

LibreOffice ピボットテーブルの 書 式 設 定 ピボットテーブルのデータにツールバーのボタンから 書 式 を 設 定 しても ピボットテーブルの 更 新 時 に 書 式 は 削 除 されます 一 時 的 な 書 式 設 定 ではなく ピボットテーブルの 更 新 後 も 書 式 設 定 を 保 持 したい 場 合 は 元 データの 書 式 を 設 定 後 にピ ボットテーブルを 作 成 または 更 新 して 下 さい 日 付 書 式 や 通 貨 記 号 付 きの 数 値 書 式 などは 元 データの 書 式 をピボットテーブル 側 に 引 き 継 ぎます ピボットテーブルの 対 象 範 囲 のデータの 変 更 と 追 加 ピボットテーブルの 対 象 範 囲 内 のデータが 変 更 された 場 合 は ピボットテーブル 上 で 右 クリックし [ 更 新 ]を 選 択 すれば 変 更 したデータを 表 示 できます しかし 対 象 範 囲 外 にデータを 追 加 した 場 合 は 対 象 範 囲 を 変 更 しなければ 追 加 したデータを 表 示 できません データの 追 加 後 [ピボットテーブル]ウィンドウの[ 詳 細 ]ボタンをクリックし [ 選 択 範 囲 ]の 変 更 後 に 更 新 します 今 回 の 対 象 範 囲 はA1からI136までのため 137 行 目 にデータを 追 加 した 場 合 は 対 象 範 囲 を 変 更 します 1-52

LibreOffice Calc ピボットテーブルの 作 成 先 とコピー ピボットテーブルの 結 果 の 貼 り 付 け 先 は [ピボットテーブル]ウィンドウの[ 詳 細 ]ボタンをクリックし [ 結 果 貼 り 付 け 先 ]で 指 定 されています ( 新 規 作 成 時 は[ 結 果 貼 り 付 け 先 ]に 新 しいシートが 設 定 されています ) なお 作 成 後 のピボットテーブルの 結 果 は 単 純 なコピー&ペーストでは 複 製 できませんが [ 結 果 貼 り 付 け 先 ]を 任 意 の 位 置 に 変 更 して[OK]ボタンをクリックすれば ピボットテーブルの 結 果 を 複 製 できます LibreOffice アドバンストコース 1-53

LibreOffice 1.7 参 考 情 報 1.7.1 VLOOKUP 関 数 [データ 順 序 ]の 設 定 [データ 順 序 ]は 結 果 の 返 し 方 の 設 定 で 通 常 0 か FALSE を 指 定 します なお [ 行 列 ]のデータを1 列 目 の 昇 順 で 並 べ 替 えた 状 態 であれば 1 か TRUE も 指 定 できます 0 か FALSE の 場 合 値 が 存 在 する 場 合 にのみ 結 果 を 返 します 例 えば 商 品 番 号 2 はE 列 に 存 在 しないため B2とC2のセルにはエラーを 返 します 1-54

LibreOffice Calc 1 か TRUE の 場 合 値 が 存 在 しない 場 合 にも 結 果 を 返 します [ 行 列 ]の1 列 目 の 中 で [ 検 索 基 準 ]の 値 より1つ 小 さい 値 を 該 当 値 とみなします 例 えば 商 品 番 号 2 は 商 品 番 号 1 商 品 番 号 6 は 商 品 番 号 4 を 該 当 値 とみなし 結 果 を 返 します [ 行 列 ]のデータは 事 前 に1 列 目 の 昇 順 で 並 べ 替 える 必 要 があります LibreOffice アドバンストコース 1-55

LibreOffice [ 検 索 基 準 ]が 未 入 力 または 値 が 一 致 しない 場 合 の 結 果 の 制 御 [データ 順 序 ]が 0 か FALSE を 設 定 すると [ 検 索 基 準 ]が 未 入 力 または 値 が 一 致 しない 場 合 はエラーを 表 示 します このとき エラーではなく 空 白 を 表 示 したい 場 合 は IFERROR 関 数 と 組 み 合 わせた 数 式 を 指 定 します 例 として 金 額 (C2)の 数 式 の 変 更 方 法 と 結 果 を 確 認 します 変 更 前 [ 検 索 基 準 ]の 値 が 一 致 しない または 未 入 力 の 場 合 はエラーを 表 示 します =VLOOKUP(A2,E2:G7,3,0) [ 検 索 基 準 ]が 未 入 力 の 場 合 [ 検 索 基 準 ]の 値 が 一 致 しない 場 合 変 更 後 [ 検 索 基 準 ]の 値 が 一 致 しない または 未 入 力 の 場 合 は 空 白 を 表 示 します =IFERROR(VLOOKUP(A2,E2:G7,2,0), "") [ 検 索 基 準 ]が 未 入 力 の 場 合 [ 検 索 基 準 ]の 値 が 一 致 しない 場 合 [ 検 索 基 準 ]が 未 入 力 の 場 合 にのみ 空 白 を 表 示 する 場 合 は IF 関 数 で[ 検 索 基 準 ]の 入 力 有 無 を 確 認 する 数 式 に 変 更 しま す 例 えば 金 額 (C2)の 数 式 を 以 下 のように 変 更 します =IF(A2="","",VLOOKUP(A2,E2:G7,3,0)) 1-56

LibreOffice Calc 1.7.2 入 力 規 則 値 の 直 接 入 力 によるリスト 作 成 [データの 入 力 規 則 ]ウィンドウの[ 条 件 ]タブの[ 入 力 値 の 種 類 ]で[リスト]を 選 択 し [ 入 力 項 目 ]に 値 を 改 行 しながら 入 力 します 例 えば 東 京 と 大 阪 を 改 行 しながら 入 力 すれば リストから 東 京 または 大 阪 を 選 択 できます 対 象 範 囲 の 設 定 によるリスト 作 成 [データの 入 力 規 則 ]ウィンドウの[ 条 件 ]タブの[ 入 力 値 の 種 類 ]で[セルの 範 囲 ]で[ソース]を 選 択 すれば 対 象 範 囲 の セル または 範 囲 の 名 前 を 指 定 してリストを 作 成 できます LibreOffice アドバンストコース 1-57

LibreOffice 範 囲 の 名 前 の 登 録 と 変 更 リストの 対 象 範 囲 が 頻 繁 に 変 更 される 場 合 は 範 囲 の 名 前 を 指 定 した 方 が 便 利 です 名 前 の 対 象 範 囲 のみ 変 更 すれば 入 力 規 則 のリストの 対 象 範 囲 も 変 更 されます 範 囲 の 名 前 の 登 録 は 対 象 範 囲 を 選 択 した 状 態 でメニューの[ 挿 入 ] [ 名 前 ] [ 指 定 ]を 選 択 し [ 名 前 の 定 義 ]ウィンド ウの[ 名 前 ]に 任 意 の 名 前 を 入 力 し [ 追 加 ]ボタンをクリックします 名 前 を 商 品 番 号 で 登 録 した 場 合 は [データの 入 力 規 則 ]ウィンドウの[ソース]に 商 品 番 号 と 入 力 します なお 範 囲 のセルを 変 更 したい 場 合 は メニューの[ 挿 入 ] [ 名 前 ] [ 管 理 ]を 選 択 し [ 名 前 の 管 理 ]ウィンドウの[ 範 囲 ]を 変 更 して 下 さい 1-58

LibreOffice Calc 1.7.3 シートとセルの 保 護 シートの 保 護 シート 全 体 を 保 護 する 場 合 は すべてのセルの[ 保 護 する]のチェックが 入 った 状 態 で メニューの[ツール] [ドキュメント の 保 護 ] [シート]を 選 択 し [シートを 保 護 ]ウィンドウで 保 護 の 設 定 を 行 います なお シートの 保 護 は 設 定 時 に 選 択 されているシートを 保 護 します 複 数 のシートをまとめて 保 護 したい 場 合 は 複 数 のシートを 選 択 状 態 にしてからシートを 保 護 します また 保 護 の 設 定 後 は 複 数 のシートの 選 択 を 忘 れずに 解 除 して 下 さい 複 数 のシートの 選 択 と 解 除 [Ctrl]キーを 押 しながらシート 名 をクリックすると 灰 色 のシート 名 が 白 色 になり シートが 選 択 状 態 になります また [Ctrl]キーを 押 しながらシート 名 をクリックすれば シートの 選 択 状 態 を 解 除 できます [Shift]キーを 押 しながらシート 名 をクリックすると 連 続 した 複 数 のシートを 選 択 状 態 にできます LibreOffice アドバンストコース 1-59

LibreOffice 1.7.4 正 規 表 現 による 絞 り 込 み 標 準 フィルターの[ 関 係 ]は...を 含 む で 含 まれる 文 字...で 始 まる で 開 始 文 字...で 終 わる で 終 了 文 字 を 指 定 した 絞 り 込 みが 可 能 です ただし 例 題 のように 山 で 終 わる2 文 字 のデータ や 2 文 字 目 が 山 のデータ など 文 字 数 や 文 字 の 位 置 を 指 定 した 条 件 は 設 定 できません 文 字 数 や 文 字 の 位 置 を 指 定 した 条 件 は 正 規 表 現 を 使 用 して 設 定 します 主 な 正 規 表 現 として. (ピリオド)が 任 意 の1 文 字.* (ピリオドとアスタリスク)が0 文 字 以 上 の 任 意 の 文 字 列 を 表 しま す 指 定 例 項 目 名 = あ. あ で 始 まる2 文 字 のデータ 項 目 名 = あ..* あ で 始 まる2 文 字 以 上 のデータ (データが あ 1 文 字 の 場 合 は 対 象 外 ) 正 規 表 現 の を 使 用 すると [ 値 ]に 複 数 の 条 件 値 を 指 定 できます 例 えば 東 京 大 阪 と 指 定 すれば 都 道 府 県 名 を 東 京 か 大 阪 のデータに 絞 り 込 めます フィルターで 指 定 できる 条 件 は8つまでですが 同 じ 列 に 対 する 条 件 を1つにまとめて 指 定 すれば 8つより 多 くの 条 件 を 指 定 できます その 他 の 正 規 表 現 の 指 定 方 法 は LibreOfficeのヘルプで 確 認 できます メニューの[ヘルプ] [LibreOffice ヘルプ]を 選 択 します [LibreOffice ヘルプ]ウィンドウの[ 検 索 ]タブで 正 規 表 現 で 検 索 し 正 規 表 現 リスト をダブルクリックします 1-60

LibreOffice Calc 1.7.5 特 殊 フィルター 特 殊 フィルターでは セルに 入 力 された 条 件 を 使 用 してデータを 絞 り 込 むことができます 絞 り 込 みの 対 象 範 囲 (A5~B15)を 選 択 し メニューの[データ] [フィルター] [ 特 殊 フィルター]を 選 択 します [ 特 殊 フィルター]ウィンドウの[フィルター 条 件 にする 範 囲 ]に 条 件 としてA1~B3のセルを 設 定 し [OK]ボタンをクリック します 地 区 名 が 関 東 で 金 額 が 500 より 多 い または 地 区 名 が 近 畿 のデータのみに 絞 り 込 まれました 特 殊 フィルターの 条 件 最 大 8つまで 条 件 を 指 定 できます セルに 入 力 された 条 件 は 同 じ 行 の 条 件 が AND(なおかつ) 異 なる 行 の 条 件 は OR(または) で 結 ばれた 状 態 になります 今 回 の 例 では 地 区 名 が 関 東 なおかつ 金 額 が 500 より 多 い または 地 区 名 が 近 畿 という 条 件 です LibreOffice アドバンストコース 1-61

LibreOffice 1.7.6 DSUM 関 数 ( 複 雑 な 条 件 の 集 計 ) 1 A1からD8のデータの 中 から 商 品 名 が カメラ または 商 品 名 が テレビ で 地 区 名 が 関 東 の 金 額 を 集 計 しま す F1からG3までの 範 囲 を 条 件 として DSUM 関 数 で 集 計 値 を 求 めます H2のセルを 選 択 し ツールバーの[ 関 数 ウィザード]ボタンをクリックします 2 [ 関 数 ウィザード]ウィンドウの[ 分 類 項 目 ]で[データベース] [ 関 数 ]で DSUM を 選 択 し [ 次 へ]ボタンをクリック します 次 の 画 面 の 右 側 で 以 下 の 設 定 を 行 い [OK]ボタンをクリックします データベース:A1:D8 データベースフィールド:D1 検 索 条 件 :F1:G3 1-62

LibreOffice Calc 3 H2のセルにDSUM 関 数 が 指 定 され 商 品 名 が カメラ または 商 品 名 が テレビ で 地 区 名 が 関 東 の 金 額 を 集 計 できました Tip D2からD6のセル( 商 品 名 がカメラの 金 額 と 商 品 名 がテレビで 地 区 名 が 関 東 の 金 額 )を 選 択 してステータスバーの 集 計 値 を 確 認 すれば DSUM 関 数 の 結 果 が 正 しいことが 分 かります DSUM 関 数 の 条 件 式 DSUM 関 数 の[ 検 索 条 件 ]では 1 行 目 に 条 件 をかける 対 象 の 列 名 2 行 目 以 降 に 条 件 を 入 力 します 2 行 目 以 降 の 条 件 は 同 一 行 がAND 条 件 (なおかつ) 異 なる 行 はOR 条 件 (または)になります 1 列 に 対 するAND 条 件 1 列 にAND 条 件 (なおかつ)を 指 定 したい 場 合 は 同 じ 列 名 を 複 数 列 で 作 成 し 条 件 を1 行 で 指 定 します 以 下 の 例 では 条 件 の 番 号 列 を2 列 作 成 し 番 号 が 1 より 大 きく 3 より 小 さい 場 合 の 金 額 を 求 めています LibreOffice アドバンストコース 1-63

LibreOffice 1.7.7 件 数 を 求 める 関 数 以 下 の 関 数 を 使 用 すれば 件 数 を 求 められます COUNT 関 数 COUNTA 関 数 COUNTBLANK 関 数 COUNTIF 関 数 数 値 データと 日 付 書 式 のデータの 個 数 を 数 えます 文 字 データを 含 むセルは 数 えません 値 の 個 数 を 数 えます 全 角 スペース 半 角 スペース 数 式 による 空 白 ("")を 含 むセルも 数 えます 何 も 入 力 されていないセルの 個 数 を 数 えます 全 角 スペース 半 角 スペース 数 式 による 空 白 ("")を 含 むセルは 数 えません 条 件 を 満 たすセルの 個 数 を 数 えます =COUNTIF( 範 囲,"りんご") と 指 定 した 場 合 は 値 が りんご のセルを 数 えます CalcとExcelにおけるデータの 数 え 方 の 違 い CalcとExcelでは データがないセルと 数 式 による 空 白 ("")の 数 え 方 に 違 いがあります Calcは データのないセルはCOUNTBLANK 関 数 数 式 による 空 白 ("")は =COUNTIF( 範 囲,"") で 数 えます COUNTBLANK 関 数 による 件 数 Calcでは データが 何 もないセルのみを 数 えます Excelでは データが 何 もないセルと 数 式 による 空 白 ("")を 数 えます =COUNTIF( 範 囲,"") による 件 数 Calcでは 数 式 による 空 白 ("")を 含 むセルのみを 数 えます Excelでは 数 式 による 空 白 ("")とデータが 何 もないセルを 数 えます Calcの 結 果 Excelの 結 果 1-64

LibreOffice Calc 1.7.8 小 計 機 能 小 計 の 並 び 替 えの 設 定 [ 小 計 ]ウィンドウの[オプション]タブで [グループ]の[ 範 囲 をあらかじめグループ 別 に 並 べる]にチェックが 入 っていると 画 面 下 部 の[ 並 べ 替 え]の 設 定 にしたがって 並 べ 替 えます 任 意 の 順 番 や 列 ごとに 降 順 や 昇 順 を 切 り 替 えたい 場 合 は 対 象 範 囲 のデータを 並 べ 替 えてから [ 範 囲 をあらかじめグ ループ 別 に 並 べる]のチェックを 外 した 小 計 を 設 定 して 下 さい 小 計 の 削 除 [ 小 計 ]ウィンドウの[ 削 除 ]ボタンで 小 計 を 削 除 できますが 非 表 示 にした 明 細 行 は 非 表 示 のままになります 例 えば 関 東 の 明 細 行 を 非 表 示 のまま 小 計 を 削 除 すると 左 図 のように 関 東 の 明 細 行 (2 行 目 ~8 行 目 )が 非 表 示 になりま す 行 の 非 表 示 を 解 除 したい 場 合 は 非 表 示 行 の 前 後 (1 行 目 と9 行 目 )を 選 択 し 行 番 号 上 で 右 クリックして[ 表 示 する]を 選 択 して 下 さい LibreOffice アドバンストコース 1-65

LibreOffice 1-66

第 2 章 LibreOffice Writer

LibreOffice Writer 2.1 Writerの 概 要 2.1.1 Writerの 概 要 Writerは ワープロソフト であり 文 章 の 入 力 編 集 を 行 って 文 書 を 作 成 できます Word 同 様 多 くの 便 利 な 機 能 を 備 えて います Writerの 起 動 Writerは Windows[スタート] [すべてのプログラム] [LibreOffice 4.0] [LibreOffice Writer]を 選 択 すると 起 動 できます Writerの 基 本 操 作 編 集 記 号 の 表 示 段 落 の 書 式 箇 条 書 きの 設 定 ページの 書 式 設 定 オートコレクトの 設 定 変 更 メニューの[ 表 示 ] [ 編 集 記 号 ]を 選 択 します 段 落 末 は タブは 半 角 スペースは で 表 示 されます 全 角 スペースは 表 示 されません 対 象 段 落 にカーソルをあて メニューの[ 書 式 ] [ 段 落 ]を 選 択 します [ 段 落 ]ウィンドウを 使 用 して インデントや 段 落 の 背 景 色 などを 設 定 できます 対 象 段 落 を 選 択 し メニュー[ 書 式 ] [ 箇 条 書 きと 番 号 付 け]を 選 択 します メニューの[ 書 式 ] [ページ]を 選 択 します 用 紙 サイズや 余 白 ヘッダーやフッターなどを 設 定 できます メニューの[ツール] [オートコレクトオプション]を 選 択 し [オートコレクト]ウィンドウの[オプ ション]タブを 表 示 します 文 字 の 入 力 時 に 自 動 的 に 置 換 したくない 設 定 があれば [T] 列 のチェックを 外 します [M] 列 はメニューの[ 書 式 ] [オートコレクト] [ 適 用 ]による 置 換 内 容 の 設 定 です LibreOffice アドバンストコース 2-1

LibreOffice 2.2 スタイルの 活 用 サンプル1.odtを 使 用 して 操 作 します 2.2.1 スタイルの 概 要 スタイルとは フォントサイズやインデントなどの 書 式 に 名 前 を 付 けて 登 録 したものです 書 式 をスタイルとして 登 録 すれば 書 式 の 適 用 や 変 更 を 簡 単 に 行 うことができます また スタイルを 使 用 することで 章 番 号 付 けや 目 次 などの 機 能 も 利 用 できるようになります スタイルの 適 用 や 変 更 などの 操 作 は [スタイルと 書 式 設 定 ]ウィンドウを 使 用 します [スタイルと 書 式 設 定 ]ウィンドウを 表 示 するには [F11]キーをクリックするか メニューの[ 書 式 ] [スタイルと 書 式 設 定 ] をクリックします Writerの[スタイルと 書 式 設 定 ]ウィンドウでは スタイルは 以 下 の5つのカテゴリに 分 類 されています 段 落 スタイル 段 落 の 書 式 設 定 (フォントのタイプやサイズなども 含 む) 文 字 スタイル 枠 スタイル ページスタイル リストのスタイル 文 字 語 句 の 書 式 設 定 テキストや 図 の 枠 の 書 式 設 定 ページ 構 成 の 書 式 設 定 番 号 付 け または 箇 条 書 きの 書 式 設 定 2-2

LibreOffice Writer 2.2.2 スタイルの 適 用 文 書 の 見 出 し 部 分 に あらかじめ 登 録 されている 見 出 しのスタイルを 適 用 してみましょう 1 [F11]キーで[スタイルと 書 式 設 定 ]ウィンドウを 表 示 し [ 段 落 スタイル]ボタンをクリックします 2 ページ3の1 行 目 にカーソルをあて [ 段 落 スタイル]の[ 見 出 し1]をダブルクリックで 適 用 します LibreOffice アドバンストコース 2-3

LibreOffice 3 同 様 に ページ4の1 行 目 にカーソルをあて [ 段 落 スタイル]の[ 見 出 し1]をダブルクリックで 適 用 します 4 ページ3に 戻 り [ 水 やりモード]で[ 見 出 し2]を 適 用 します [ 段 落 スタイル]の[ 見 出 し2]を 選 択 し [ 水 やりモード]ボタンをクリックします Tip 水 やりモード 中 はクリックのみでスタイルが 適 用 できるため 同 一 スタイルを 連 続 で 適 用 する 場 合 に 便 利 です 2-4

LibreOffice Writer 5 ページ3の3 行 目 LibreOfficeとは と8 行 目 の LibreOfficeの 特 徴 をクリックし [ 見 出 し2]のスタイルを 適 用 しま す 6 Esc キーを 押 すか [スタイルと 書 式 設 定 ]ウィンドウの[ 水 やりモード]ボタンをクリックして 水 やりモードを 解 除 しま す また [F11]キーを 押 して[スタイルと 書 式 設 定 ]ウィンドウを 閉 じます スタイルの 変 更 と[ 標 準 スタイル] スタイルを 変 更 したい 場 合 は [スタイルと 書 式 設 定 ]ウィンドウのスタイル 名 を 右 クリックし [ 変 更 ]を 選 択 します スタイルが 文 書 中 に 適 用 されている 場 合 は 文 書 中 のスタイルの 適 用 箇 所 にも 変 更 が 反 映 されます なお 段 落 スタイルの[ 標 準 スタイル]は 文 書 作 成 時 にデフォルトで 設 定 されるスタイルです そのため [ 標 準 スタイル]の 書 式 を 変 更 すれば 文 書 全 体 の 書 式 を 一 括 で 変 更 できます ただし [ 標 準 スタイル]の 変 更 は ヘッダーやフッターなどの 本 文 以 外 のスタイルにも 反 映 されるため 変 更 には 注 意 が 必 要 です LibreOffice アドバンストコース 2-5

LibreOffice 2.2.3 章 番 号 付 け 章 番 号 付 けを 設 定 し 見 出 しの 段 落 に 章 番 号 を 付 けましょう 1 メニュー[ツール] [ 章 番 号 付 け]をクリックします 2 [ 番 号 付 け]タブの[レベル]で 1 を 選 択 します [ 段 落 スタイル]に[ 見 出 し1] [ 番 号 ]に 1 2 3... を 設 定 します 2-6

LibreOffice Writer 3 [レベル]で 2 を 選 択 します [ 段 落 スタイル]に[ 見 出 し2] [ 番 号 ]に 1 2 3... [ 総 章 数 ]に 2 を 設 定 します 設 定 後 [OK]ボタンをクリックします 4 [ 見 出 し1]と[ 見 出 し2]を 適 用 した 段 落 を 確 認 すると 章 番 号 が 付 けられています ページ3 ページ4 LibreOffice アドバンストコース 2-7

LibreOffice 章 番 号 付 けを 設 定 すると 章 番 号 や 章 名 などを 任 意 の 場 所 に 挿 入 できるようになります メニューの[ 挿 入 ] [フィールド] [その 他 ]を 選 択 し [フィールド]ウィンドウの[ドキュメント]タブの[フィールドタイプ] で[ 章 ]を 選 択 すれば [ 書 式 ]から 章 番 号 や 章 名 を 選 択 して 挿 入 できます 2-8

LibreOffice Writer 2.2.4 ナビゲーター ナビゲーターを 使 用 すると 該 当 の 段 落 への 移 動 や 章 のレベル 変 更 などの 操 作 を 行 うことができます 1 [F5]キー またはメニューの[ 表 示 ] [ナビゲーター]を 選 択 し ナビゲーターを 起 動 します [ 見 出 し]の[+]ボタンをクリックすると 章 番 号 付 けを 設 定 した[ 見 出 し1]と[ 見 出 し2]の 段 落 が 表 示 されます ま た 文 字 列 をダブルクリックすると 該 当 する 段 落 に 移 動 できます ナビゲーターでは 章 の 移 動 やレベルの 変 更 を 行 えます 例 えば [ 見 出 し]で 章 を 選 択 して[ 章 を 下 に 移 動 する]ボタンをクリックすると 章 が 下 に 移 動 します Wordと 同 様 に ナビゲーションを 使 用 してページのジャンプなどを 行 うこともできます ナビゲーションを 起 動 するには 縦 スクロールバーの 下 にある[ナビゲーション]ボタンをクリックします LibreOffice アドバンストコース 2-9

LibreOffice 2.2.5 目 次 の 作 成 スタイルを 設 定 することで 目 次 を 簡 単 に 作 成 できます ページ2に 目 次 を 作 成 してみましょう 1 ページ2にカーソルをあわせた 状 態 で メニューの[ 挿 入 ] [ 目 次 と 索 引 ] [ 目 次 と 索 引 ]を 選 択 します 2 [ 目 次 と 索 引 の 挿 入 ]ウィンドウが 表 示 されます 目 次 の 表 示 内 容 などを 編 集 できますが 今 回 はそのまま[OK]ボタンをクリックします 2-10

LibreOffice Writer 3 目 次 が 作 成 されました 4 目 次 の 文 字 には ハイパーリンクが 設 定 されています [Ctrl]キーを 押 しながら 目 次 の 文 字 をクリックすると 該 当 箇 所 に 移 動 できます LibreOffice アドバンストコース 2-11

LibreOffice 5 目 次 の 表 示 内 容 を 変 更 してみましょう ページ 番 号 の 後 ろに ページ という 文 字 を 追 加 します 目 次 上 で 右 クリックし [ 目 次 と 索 引 の 編 集 ]をクリックします 6 [ 目 次 と 索 引 の 挿 入 ]ウィンドウで [ 項 目 ]タブをクリックします [レベル]で 1 を 選 択 し [ 構 成 および 書 式 設 定 ]の[ 構 成 ]で[#](ページ 番 号 )の 右 側 のボックスに ページ と 入 力 します 右 側 のボックスの 領 域 が 狭 い 場 合 は 右 端 の 矢 印 ボタンで[ 構 成 ]の 内 容 をスクロールさせて 下 さい Tip [ 構 成 ]のボックスには 任 意 の 文 字 や 下 部 のボタンで[ 章 番 号 ]などを 挿 入 できます なお [LS]はハイパーリンクの 開 始 [E#]は 章 番 号 [E]は 項 目 [T]はタブ [#]はページ 番 号 [LE]はハイパー リンクの 終 了 です [#]などのマークは マークを 選 択 して[Delete]キーを 押 すと 削 除 できます 2-12

LibreOffice Writer 7 [すべて]ボタンをクリックし すべてのレベルに 同 じ 設 定 を 適 用 します 設 定 後 は[OK]ボタンをクリックします 8 目 次 の 表 示 内 容 が 変 更 されました LibreOffice アドバンストコース 2-13

LibreOffice ( 参 考 ) 目 次 目 次 の 更 新 目 次 は 自 動 的 には 更 新 されないため 最 新 の 内 容 にしたい 場 合 は 目 次 を 手 動 で 更 新 する 必 要 があります 目 次 を 更 新 するには 目 次 内 を 選 択 して 右 クリックし [ 目 次 と 索 引 の 更 新 ]を 選 択 します 目 次 に 含 めるレベルの 設 定 初 期 設 定 のまま 目 次 を 作 成 すると 見 出 しのレベル1~10までを 目 次 にします 目 次 に 含 める 見 出 しのレベルを 変 更 したい 場 合 は [ 目 次 と 索 引 の 挿 入 ]ウィンドウの[ 目 次 と 索 引 ]タブで [ 次 のレベルま で 適 用 ]の 値 を 変 更 して 下 さい 例 えば 見 出 し1のみで 目 次 を 作 成 する 場 合 は [ 次 のレベルまで 適 用 ]を 1 に 設 定 します 2-14

LibreOffice Writer 2.3 ページの 書 式 変 更 サンプル2.odtを 使 用 して 操 作 します 2.3.1 タイトルページ 表 紙 を 除 いた 本 文 にのみフッターを 付 けたい 場 合 は 表 紙 と 本 文 で 異 なるページスタイルを 設 定 します ただし タイトル ページを 使 用 すれば 冒 頭 の 数 ページにはページ 番 号 を 表 示 せず 途 中 のページからページ 番 号 1 で 開 始 する 設 定 を 簡 単 に 行 えます 1 ページスタイルを 確 認 します [F11]キーを 押 して[スタイルと 書 式 設 定 ]ウィンドウを 表 示 し [ページスタイル]ボタンをクリックします 2 ページにカーソルをあて 設 定 されているページスタイルをステータスバーで 確 認 します 現 在 の 文 書 に 設 定 されているページスタイルは[ 標 準 スタイル]です LibreOffice アドバンストコース 2-15

LibreOffice 3 サンプルファイルの[ 標 準 スタイル]には あらかじめ 背 景 色 付 きのフッターが 挿 入 されています この 後 の 操 作 で 1ページ 目 にのみフッターがないページスタイルを 設 定 します 1ページ 目 2ページ 目 4 ページ 番 号 を 挿 入 します フッターにカーソルをあわせ メニュー[ 挿 入 ] [フィールド] [ページ 番 号 ]を 選 択 します 2-16

LibreOffice Writer 5 ページ 番 号 が 各 ページに 挿 入 されました 6 タイトルページを 設 定 します メニュー[ 書 式 ] [タイトルページ]を 選 択 します LibreOffice アドバンストコース 2-17

LibreOffice 7 [タイトルページ]ウィンドウで [ 既 存 のページをタイトルページに 変 換 ]を 選 択 し [タイトルページ 数 ]を 1 に 設 定 します また [タイトルページの 後 でページ 番 号 をリセット]にチェックを 入 れ [ページ 番 号 ]を 1 に 設 定 し [OK]ボタンを クリックします Tip [タイトルページ 数 ]が 1 の 場 合 は 対 象 ページに[ 最 初 のページ]スタイルを 適 用 します また [タイトルページ 数 ]が 2 以 上 の 場 合 は 対 象 ページの1ページ 目 に[ 最 初 のページ]スタイル 2ページ 目 以 降 に[ 索 引 ]スタイルを 適 用 します 8 [ 最 初 のページ]スタイルはフッターがないため 1ページ 目 のフッターをなくすことができました また 2ページ 目 からページ 番 号 1 で 開 始 できました 1ページ 目 (フッターなし) 2ページ 目 (フッターあり) 2-18

LibreOffice Writer 2.3.2 ページの 一 部 の 書 式 変 更 ページにセクションを 挿 入 すれば ページの 一 部 の 書 式 を 変 更 できます 例 えば ページの 一 部 を 段 組 みにしたり 文 書 を 保 護 したりできます 1 ページの 一 部 に 段 組 みを 設 定 します 最 後 のページの 研 修 コースの 特 徴 より 下 (9 行 目 から 最 終 行 まで)を 選 択 し メニューの[ 挿 入 ] [セクション]を 選 択 します LibreOffice アドバンストコース 2-19

LibreOffice 2 [セクションの 挿 入 ]ウィンドウの[ 段 組 み]タブをクリックします [プリセット]の 左 から2つ 目 のアイコン(2 段 )をクリックし [ 挿 入 ]ボタンをクリックします 3 選 択 範 囲 にセクションが 挿 入 され ページの 一 部 を 段 組 みにできました Tip セクション 内 にカーソルをあてると ステータスバーの 右 下 に 選 択 中 のセクション 名 が 表 示 されます セクション 名 は セクションの 書 式 変 更 や 削 除 などの 操 作 時 に 使 用 します 段 組 みとは 複 数 の 領 域 に 分 けて 文 字 を 入 力 する 機 能 です 対 象 領 域 から 溢 れた 文 字 は 次 の 領 域 に 入 力 されます 今 回 はページの 一 部 に 段 組 みを 設 定 しましたが ページ 全 体 に 段 組 みを 設 定 することも 可 能 です 2-20

LibreOffice Writer ( 参 考 )セクションの 挿 入 後 の 操 作 セクションの 設 定 や 書 式 の 変 更 挿 入 後 にセクションの 設 定 や 書 式 を 変 更 する 場 合 は メニューの[ 書 式 ] [セクション]を 選 択 します [セクションの 編 集 ]ウィンドウの[セクション]で 対 象 のセクション 名 を 選 択 し 設 定 を 変 更 します なお 段 組 み などの 書 式 変 更 は [オプション]ボタンをクリックして 変 更 します セクションの 削 除 挿 入 したセクションを 削 除 したい 場 合 は 上 記 [セクションの 編 集 ]ウィンドウで 対 象 のセクション 名 を 選 択 して[ 削 除 ]ボタ ンをクリックします LibreOffice アドバンストコース 2-21

LibreOffice 2.4 変 更 履 歴 サンプル3.odtを 使 用 して 操 作 します 2.4.1 変 更 履 歴 変 更 履 歴 の 機 能 を 使 用 すれば 文 章 の 追 加 や 削 除 などの 変 更 の 履 歴 を 記 録 として 残 しておくことができます また 記 録 された 変 更 履 歴 を 使 用 すれば 変 更 内 容 の 承 認 や 却 下 による 文 章 の 修 正 が 行 えます 1 サンプルファイルを 開 くと 他 のユーザーによって 記 録 された 変 更 履 歴 が 表 示 されます 変 更 履 歴 が 表 示 されない 場 合 は メニューの[ 編 集 ] [ 変 更 ] [ 表 示 ]を 選 択 します Tip Writerの 変 更 履 歴 は 文 書 内 に 記 録 されます (Wordの 変 更 履 歴 は 余 白 に 記 録 されます ) 変 更 箇 所 の 左 側 にマークが 表 示 され 削 除 した 文 字 は 取 り 消 し 線 追 加 した 文 字 は 下 線 で 表 示 されます 2 変 更 履 歴 を 記 録 します メニューの[ 編 集 ] [ 変 更 ] [ 記 録 ]を 選 択 します 2-22

LibreOffice Writer 3 1 行 目 の を 受 けています を 削 除 し されています と 入 力 します 左 側 に 変 更 履 歴 のマークが 表 示 され 削 除 した 文 字 は 取 り 消 し 線 追 加 した 文 字 は 下 線 で 表 示 されます 4 変 更 履 歴 の 記 録 を 終 了 します メニューの[ 編 集 ] [ 変 更 ] [ 記 録 ]を 選 択 し 変 更 履 歴 の 記 録 を 無 効 にします 5 変 更 履 歴 を 非 表 示 にし 編 集 後 の 文 書 を 確 認 します メニューの[ 編 集 ] [ 変 更 ] [ 表 示 ]を 選 択 します LibreOffice アドバンストコース 2-23

LibreOffice 6 変 更 履 歴 が 非 表 示 になり 編 集 後 の 文 書 が 表 示 されました 7 記 録 された 変 更 履 歴 をすべて 承 認 してみましょう メニューの[ 編 集 ] [ 変 更 ] [ 承 認 または 却 下 ]を 選 択 します 8 [ 変 更 の 承 認 または 却 下 ]ウィンドウで[すべて 適 用 ]をクリックし 右 上 の[ ]ボタンで 閉 じます 2-24

LibreOffice Writer 9 すべての 変 更 履 歴 が 適 用 されました Tip 承 認 された 変 更 履 歴 は 削 除 されます 変 更 履 歴 の 表 示 を 有 効 にしても 変 更 履 歴 は 何 も 表 示 されません ( 参 考 ) 変 更 履 歴 変 更 履 歴 の 表 示 変 更 変 更 箇 所 のマークや 編 集 内 容 の 表 示 方 法 は メニューの[ツール] [オプション]を 選 択 し [オプション]ウィンドウの [LibreOffice Writer] [ 変 更 ]で 変 更 できます LibreOffice アドバンストコース 2-25

LibreOffice [ 変 更 の 承 認 または 却 下 ]ウィンドウの 操 作 [ 変 更 の 承 認 または 却 下 ]ウィンドウの[リスト]タブでは 下 部 のボタンを 使 用 して 以 下 の 操 作 を 行 えます 適 用 選 択 中 の 変 更 を 承 認 し 適 用 する 非 適 用 選 択 中 の 変 更 を 却 下 し 削 除 する すべて 適 用 すべての 変 更 を 承 認 し 適 用 する すべて 却 下 すべての 変 更 を 却 下 し 削 除 する [フィルター]タブを 使 用 し 作 成 者 などで 絞 り 込 むことも 可 能 です なお [ 変 更 の 承 認 または 却 下 ]ウィンドウの[ 作 成 者 ]( 変 更 者 )の 情 報 は オプション 画 面 で 設 定 されています メニューの[ツール] [オプション]を 選 択 し [オプション]ウィンドウの[LibreOffice] [ユーザーデータ]の[ 名 / 姓 /イ ニシャル]で 登 録 や 変 更 が 可 能 です 2-26

第 3 章 LibreOffice Impress

LibreOffice Impress 3.1 Impressの 概 要 3.1.1 Impressの 概 要 と 起 動 Impressは プレゼンテーションソフト であり 発 表 用 の 資 料 を 作 成 したり スライドショーとして 実 行 したりできます PowerPoint 同 様 多 くの 便 利 な 機 能 を 備 えています Impressの 起 動 Impressは Windows[スタート] [すべてのプログラム] [LibreOffice 4.0] [LibreOffice Impress]を 選 択 すると 起 動 できます LibreOffice アドバンストコース 3-1

LibreOffice Impressの 画 面 構 成 スライドペイン 作 業 モードタブ 作 業 ペイン スライド 上 部 の 作 業 モードタブでは 以 下 の5つのモードに 切 り 替 えられます 標 準 アウトライン ノート 配 付 資 料 スライド 一 覧 選 択 したスライドを 編 集 できます レイアウトの[タイトル]と[テキスト]で 作 成 した 文 字 がアウトライン 形 式 で 表 示 されるため プレゼン テーション 全 体 の 構 成 を 確 認 できます また 文 字 の 修 正 や 追 加 を 行 うことも 可 能 です 発 表 者 用 のメモ 書 きを 作 成 できます (ノートの 内 容 は スライド 上 には 表 示 されません ) 作 成 したスライドを 資 料 として 配 付 したい 場 合 に 印 刷 用 のレイアウトを 設 定 できます スライドを 縮 小 した 一 覧 を 表 示 できます スライドをドラッグ&ドロップすることで スライドの 順 序 を 簡 単 に 変 更 できます PowerPointとの 違 い Impressのアウトラインとノートは 作 業 モードによって 切 り 替 えます よって アウトラインとノートをスライドと 同 時 に 編 集 することはできません PowerPointはアウトラインとノートをスライドと 同 時 に 表 示 し 編 集 できます Impressでスライドを 切 り 替 えるには スライドペインで 目 的 のスライドをクリックするか スライドペインでスライドを 選 択 後 に 上 下 左 右 のキーや[PgUp] [PgDn]キーで 目 的 のスライドに 移 動 して 下 さい PowerPointのように 中 央 のスライドの 選 択 後 にマウスをスクロールしても 次 のスライドに 切 り 替 わりません Impressは[F5]キーで 選 択 中 のスライドからスライドショーを 開 始 します PowerPointは[F5]キーで1 枚 目 のスライド から [Shift]+[F5]キーで 選 択 中 のスライドからスライドショーを 開 始 します Impressでスライドショー 中 のスライド 移 動 は 上 下 左 右 のキー 右 クリックのメニュー ナビゲーター([Ctrl]+[Shift]+ [F5]で 起 動 )を 使 用 します PowerPointの 半 透 明 のツールバーは 表 示 されません 3-2

LibreOffice Impress 3.2 便 利 なスライド 作 成 機 能 3.2.1 アウトラインからのスライド 作 成 Impressの 箇 条 書 きやWriterの 見 出 しの 設 定 を 元 にして スライドを 作 成 できます Impressのアウトラインからスライドを 作 成 する 箇 条 書 きのレベル1を 各 ページのタイトル 箇 条 書 きのレベル2 以 降 を 各 ページのテキストとします サンプル1.odpを 使 用 して 操 作 します 1 スライド2のアウトラインの 箇 条 書 きのレベルを 整 えます スライド2の3 行 目 から6 行 目 を 選 択 し ツールバーの[レベルを 下 げる]ボタンをクリックします LibreOffice アドバンストコース 3-3

LibreOffice 2 同 様 にして 5 行 目 と6 行 目 を 選 択 し ツールバーの[レベルを 下 げる]ボタンをクリックします 3 3 行 目 と4 行 目 は 箇 条 書 きのレベル2 5 行 目 と6 行 目 は 箇 条 書 きのレベル3になりました 3-4

LibreOffice Impress 4 スライド2のアウトラインに 設 定 された 箇 条 書 きを 元 に スライドを 作 成 します スライド2を 選 択 し メニューの[ 挿 入 ] [アウトラインからのページ]を 選 択 します 5 箇 条 書 きのレベルを 元 に スライド2とスライド3が 作 成 されました スライド2 スライド3 LibreOffice アドバンストコース 3-5

LibreOffice Writerのファイルからスライドを 作 成 する スライドに 変 換 したい 内 容 がWriterで 作 成 されていたり スライドの 内 容 が 多 くてImpressのアウトラインにまとめきれない 場 合 は Writerのファイルからスライドを 作 成 します Writerの[ナビゲーター]ウィンドウの[ 見 出 し]に 表 示 された 内 容 を 元 にImpressのスライドを 作 成 します サンプル1.odtを 使 用 して 操 作 します サンプルファイルは 設 定 済 みですが Writerで 段 落 スタイルと 章 番 号 付 けの 設 定 を 行 ってからスライド 作 成 の 操 作 を 行 いま す 段 落 スタイルと 章 番 号 付 けの 設 定 については 2 章 LibreOffice Writer の 2.2 スタイルの 活 用 をご 参 照 下 さい 1 [F5]キーで[ナビゲーター]ウィンドウを 起 動 し [ 見 出 し]の 内 容 を 確 認 します サンプルファイルには 以 下 の 指 定 が 行 われています 1~3 行 目 は 見 出 し1 4~5 行 目 は 見 出 し2 6~7 行 目 は 見 出 し3 の 段 落 スタイルが 適 用 済 み 見 出 し1 見 出 し2 見 出 し3 に 章 番 号 付 けが 設 定 済 み 3-6

LibreOffice Impress 2 メニューの[ファイル] [ 送 る] [プレゼンテーションのアウトライン]を 選 択 します 3 Impressのファイルが 起 動 し Writerの 内 容 がスライドに 変 換 されました 見 出 しの1レベル 目 がタイトル 見 出 しの2レベル 目 以 降 が 各 ページのテキストに 変 換 されています LibreOffice アドバンストコース 3-7

LibreOffice 4 [ 標 準 ]タブに 切 り 替 え 作 成 されたスライドを 確 認 します 3-8

LibreOffice Impress サンプル2.odpを 使 用 して 操 作 します 3.2.2 スライドの 概 要 ページ 作 成 選 択 したスライド 以 降 のタイトルを1つのスライドにまとめることができます 各 スライドのタイトルからスライドの 目 次 を 作 成 したい 場 合 に 便 利 な 機 能 です 1 サンプルファイルはスライド1が 表 紙 のため スライド2 以 降 のタイトルからスライドの 目 次 を 作 成 します スライド2を 選 択 し メニューの[ 挿 入 ] [ 概 要 ページ]を 選 択 します 2 最 後 のスライド( 今 回 はスライド4)として 概 要 ページが 追 加 されました 選 択 したスライド2 以 降 (スライド2とスライド3)のタイトルが 箇 条 書 きとしてまとめられています LibreOffice アドバンストコース 3-9

LibreOffice 3 タイトルに 目 次 と 入 力 し 前 から2 枚 目 に 移 動 します 3-10

LibreOffice Impress 3.2.3 箇 条 書 きのアニメーション 設 定 箇 条 書 きのテキスト 領 域 にアニメーションを 設 定 すると 箇 条 書 きのレベル1ごとにアニメーションが 実 行 されます 一 度 の 操 作 ですべての 箇 条 書 きを 表 示 したり 箇 条 書 きのレベルごとに 表 示 するなど 箇 条 書 きのアニメーションの 設 定 を 変 更 してみましょう 1 スライド4の 箇 条 書 きを 設 定 した 段 落 に テキストアニメーションを 設 定 します テキスト 領 域 を 選 択 し 作 業 ペインの[アニメーションの 設 定 ]の[ 追 加 ]ボタンをクリックします 2 [アニメーションの 設 定 ]ウィンドウで 任 意 のアニメーションを 設 定 し [OK]ボタンをクリックします 以 下 の 画 面 では [ 開 始 ]の[スライドイン]を 設 定 しています LibreOffice アドバンストコース 3-11

LibreOffice 3 スライドショーを 実 行 し アニメーションの 動 作 を 確 認 します 箇 条 書 きのレベル1ごとにアニメーションが 実 行 されます 4 すべての 箇 条 書 きを 同 時 に 表 示 します [ 作 業 ペイン]の[アニメーションの 設 定 ]で アニメーションの[+]ボタンをクリックして 展 開 します Tip [ 作 業 ペイン]の 領 域 が 狭 い 場 合 は 右 側 の 領 域 から 分 離 してウィンドウサイズを 調 整 して 下 さい 右 側 の 領 域 から 分 離 するには [ 作 業 ペイン] 上 部 の[ 表 示 ]をクリックし [ 分 離 ]を 選 択 します また 元 の 右 側 の 領 域 に 戻 したい 場 合 は [ 作 業 ペイン] 上 部 の[ 表 示 ]をクリックし [ 格 納 ]を 選 択 します 3-12

LibreOffice Impress 5 2つ 目 のアニメーション 上 で 右 クリックし [ 直 前 のものから 開 始 ]を 選 択 します 2つ 目 以 降 のアニメーションは 1つ 目 のアニメーションと 同 時 に 動 作 します 6 スライドショーを 実 行 し アニメーションの 動 作 を 確 認 します すべての 箇 条 書 きが 同 時 に 表 示 されます LibreOffice アドバンストコース 3-13

LibreOffice 7 1つの 箇 条 書 きごとに 表 示 するように 設 定 を 変 更 します [ 作 業 ペイン]の[アニメーションの 設 定 ]で 2つ 目 から4つ 目 までの 箇 条 書 きを 選 択 した 状 態 で 右 クリックし [クリッ クで 開 始 ]を 選 択 します [Ctrl]キーや[Shift]キーで 複 数 の 箇 条 書 きを 同 時 に 選 択 できます 8 スライドショーを 実 行 し アニメーションの 動 作 を 確 認 します 1つの 箇 条 書 きごとにアニメーションが 実 行 されます 3-14

LibreOffice Impress 3.2.4 特 定 スライドのスライドショー 目 的 別 スライドショーを 設 定 すれば 特 定 のスライドのみをスライドショーで 表 示 できます 1つのファイルで 異 なるスライド ショーを 実 行 したいときに 便 利 です 1 スライド2の 目 次 以 外 をスライドショーで 表 示 します メニューの[スライドショー] [ 目 的 別 スライドショー]を 選 択 します 2 [ 目 的 別 スライドショー]ウィンドウで[ 新 規 作 成 ]ボタンをクリックします 3 [ 目 的 別 スライドショーの 定 義 付 け]ウィンドウの[ 名 前 ]に 目 次 以 外 と 入 力 します LibreOffice アドバンストコース 3-15

LibreOffice 4 [プレゼンテーションのページ]から[ 目 的 別 スライドショー]にページ2 以 外 をすべて 移 動 し [OK]ボタンをクリック します Tip [プレゼンテーションのページ]では [Ctrl]キーや[Shift]キーで 複 数 のスライドを 選 択 できます [ 目 的 別 スライドショー]では スライド 名 をドラッグ&ドロップすることで スライドの 順 序 を 変 更 できます 5 目 的 別 スライドショーを 有 効 にします [ 目 的 別 スライドショー]ウィンドウの[ 目 的 別 スライドショーの 使 用 ]にチェックを 入 れ [ 閉 じる]ボタンをクリックしま す 6 スライド1を 選 択 し [F5]キーやメニューからスライドショーを 開 始 します 3-16

LibreOffice Impress 7 スライドショーでは 目 次 として 設 定 したスライド2 以 外 が 表 示 されます 8 スライドショーの 設 定 を 通 常 のスライドショーに 戻 します メニューの[スライドショー] [ 目 的 別 スライドショー]を 選 択 します 9 [ 目 的 別 スライドショー]ウィンドウの[ 目 的 別 スライドショーの 使 用 ]のチェックを 外 し [ 閉 じる]ボタンをクリックしま す [ 目 的 別 スライドショーの 使 用 ]のチェックが 入 っていると 次 回 以 降 も 目 的 別 スライドショーになります LibreOffice アドバンストコース 3-17

LibreOffice 3.2.5 プレゼンテーションの 軽 量 化 ファイル 中 の 画 像 の 圧 縮 や 不 要 なスライドの 削 除 により ファイルサイズを 軽 量 化 できる 可 能 性 があります サンプル3.odpを 使 用 して 操 作 します 1 メニューの[ツール] [プレゼンテーションの 軽 量 化 ]を 選 択 します 2 [Presentation Minimizer]ウィンドウで[プロジェクターに 最 適 化 ]を 選 択 し [ 次 へ]ボタンをクリックします 3-18

LibreOffice Impress 3 今 回 はそのまま [ 次 へ]ボタンをクリックします 4 [JPEG 圧 縮 ]の[ 品 質 ]を 30 に 変 更 し [ 次 へ]ボタンをクリックします LibreOffice アドバンストコース 3-19

LibreOffice 5 今 回 はそのまま [ 次 へ]ボタンをクリックします 6 [ 変 更 を 適 用 する 前 にプレゼンテーションを 複 製 する]を 選 択 し [ 完 了 ]ボタンをクリックします 3-20

LibreOffice Impress 7 [ファイル 名 ]に テスト.odp と 入 力 し [ 保 存 ]ボタンをクリックします 8 処 理 の 終 了 後 表 示 されたウィンドウで[OK]ボタンをクリックし 処 理 後 のファイルを 表 示 します LibreOffice アドバンストコース 3-21

LibreOffice 9 処 理 前 の サンプル3.odp と 処 理 後 の テスト.odp のファイルサイズと 画 像 の 表 示 を 比 べてみましょう 処 理 後 のファイルは 画 像 が 若 干 粗 くなりましたが ファイルサイズが 縮 小 されています 処 理 前 処 理 後 3-22