Wikiで 社 内 の 情 報 共 有 ~ウノウでの 活 用 事 例 ~
自 己 紹 介
自 己 紹 介 新 井 啓 太 ウノウ 株 式 会 社 所 属 最 高 記 述 責 任 者 (WikiやBlogを 管 理 する 人 ) PHPer = PHPを 使 う 人
自 己 紹 介 ウノウのサービスについて フォト 蔵 (http://photozou.jp/) 映 画 生 活 (http://www.eigaseikatu.com/) ビデオポップ (http://vpop.jp/) ウノウラボ(http://labs.unoh.net/) and more.
自 己 紹 介 ウノウラボ エンジニアが 持 ち 回 りで 書 く 3 回 に1 回 は はてブのホットエントリに はてブ100 件 で 本 一 冊 分 くらい
自 己 紹 介 社 内 で 利 用 している 共 有 ツール ML(メーリス) -> mailman Social Bookmark -> 手 作 り 社 内 Blog -> WordPress BTS -> trac, 影 舞 Wiki -> PukiWiki ほしくなったら 探 す なかったら 作 る(れる) 会 社
自 己 紹 介 その 他 の 特 徴 社 員 20 人 ~ フリーアドレス ペーパーレス 平 坦 な 人 間 関 係
Web 2. 0 系 企 業 自 己 紹 介
未 承 諾 社 員 募 集 中!(エンジニア!!) ともに Wiki 番 長 に
自 己 紹 介 終 わり
第 一 部 社 内 Wikiで 期 待 した 効 果
企 業 におけるWikiの2つの 役 割 2 種 類 に 分 別 社 外 向 けCMSとして (フォト 蔵 Helpなど ) 社 内 情 報 の 蓄 積 の 場 としてのWiki
社 外 向 けにCMSとしてのWiki CMS=Contents Management Systemの 略 Webページを システムで 管 理 する 仕 組 み Wiki 書 式 だから 書 き 込 みやすい 履 歴 管 理 コスト 面
社 内 情 報 の 蓄 積 としてのWiki プロダクトのまとめ 社 内 情 報 のまとめ 議 事 録 あらゆる Web 系 のツールの 代 用 品
社 内 情 報 をWikiで 行 うメリット MLの 情 報 は 残 らない (アーカイブはあるが..) Blogも 流 れがち Wikiだと 残 る 情 報 の 寿 命 が 違 うのでこの3つは 共 存 でき る
期 待 した 効 果 社 外 向 けには ホームページ 作 成 ツール として 社 内 向 けには 情 報 教 養 ツールの 一 つと して
第 一 部 終 わり
第 二 部 ウノウでの 活 用 事 例 ( 社 内 向 けWikiの 場 合 )
ウノウでの 構 成 ソフトウェアにはPukiWikiを 採 用 社 内 用 には2 種 類 一 般 スタッフ 用 社 員 専 用 認 証 はBASIC 認 証 のみ
PukiWikiについて PHP + YukiWiki(Perl) = PukiWiki 2001 生 まれ PHPなのに 奇 跡 の 安 定 && 読 みやすいコ ード PHP4およびPHP5で 利 用 可 能 開 発 が 活 発 日 本 のOSS 会 ではデファクトに 近 い
PukiWikiの 採 用 理 由 他 のWikiと 比 べて MediaWikiや KinoWikiと 比 べて MediaWikiのほうが 機 能 は 多 かったがそ の 分 複 雑 だった KinoWikiのほうがソースは 綺 麗 だったが 機 能 が 少 し 少 なかった とはいえ これら 使 ってもよかった
PukiWikiの 採 用 理 由 PukiWiki 書 式 だった PukiWikiのソースに 慣 れている 人 間 がウ ノウには 多 かった 日 本 だとやっぱり 使 ってる 人 が 多 い 拡 張 が 簡 単 だった なれの 問 題
Wiki 書 式 の 方 言 について 一 口 にWiki 書 式 といっても 実 装 によって まちまち どれが 優 れてるとかではなく 実 装 が 違 うだ け 日 本 人 は PukiWiki 書 式 を 触 る 人 が 多 い PukiWiki 書 式 を 変 換 するライブラリが 各 言 語 でも 出 てる (pukipa.rbなど )
PukiWikiを 拡 張 実 はほとんど 必 要 ない やってみるとすごく 簡 単 外 部 リンクは リファラが 残 らないように 認 証 をフォト 蔵 の 認 証 に 変 更 など
Wikiでありそうな 問 題 点 だれでも 書 き 込 めるがゆえの 問 題 スクリプト 自 体 のセキュリティ 問 題 Webサーバにかかる 負 荷 誰 も 書 き 込 んでくれない 誰 も 読 んでくれない 情 報 がばらばらになる
だれでも 書 き 込 めるがゆえの 問 題 誰 でも 書 き 込 める = 誰 でも 消 せる 基 本 的 に 社 内 なので 問 題 はない 退 職 時 に 全 部 削 除 とか アクセス 制 限 を 掛 けたところに 定 期 的 に 振 るバックアップ
セキュリティの 問 題 実 際 は たまに 出 てくる JVN#465742E4( 添 付 ファイルによるXSS) JVN#98836916(DiffによるDoSの 問 題 ) ただし BASIC 認 証 かけてるのでそう 問 題 は 大 きくはならない リファラを 外 部 のサイトへ 漏 らさないように 注 意 する
負 荷 について PukiWikiは 去 年 くらいに 大 幅 な 改 良 をお こない 相 当 軽 い 100 人 規 模 くらいは 大 丈 夫 どうしても 問 題 があったらファイルのミラー などにより 対 応 可 能
誰 も 読 んでくれない 書 いてくれない とても 寂 しい 書 く 文 化 読 む 文 化 を 創 る 必 要 がある
書 く 文 化 を 創 る ルーチンワークに Wikiの 記 述 を 含 める 週 報 勤 務 関 係 の 報 告 書 など 重 要 な 情 報 はWord 文 書 じゃなくWikiに 社 則 や 議 事 録 運 用 ルールなど とにかくWikiに 乗 せるという 文 化 を 創 る 時 には ちょっとふざけた 内 容 のことも
書 く 文 化 を 創 る 社 員 が 書 き 込 んだら 必 ずなんらかの 反 応 をする 可 能 な 限 りほめる とにかくほめる
読 む 文 化 を 創 る トップに 各 項 目 のショートカットを 作 るなど 読 みたくなる 情 報 を 書 いておく 飲 み 会 情 報 や おいしいお 店 など 読 みやすくする 情 報 を 綺 麗 にまとめる
情 報 を 綺 麗 にまとめるには Wikiの 管 理 者 が 必 要 権 限 を 持 って 整 理 整 頓 をする 会 社 として 後 から 入 ってきた 人 に 対 しても 入 りやすいようコミュニティの 形 成 書 き 込 みやすい 雰 囲 気 =コミュニティの 形 成 つまりほめる 人 が 必 要
情 報 を 綺 麗 にまとめる 人 は 空 気 読 まないほうがいい ウノウでは 最 高 記 述 責 任 者 が 担 当 = 私 私 は 空 気 よめない 社 長! の 記 述 が 読 みにくいです! 直 しておきました!! 全 ファイルを 階 層 的 にしました!! の 運 用 ルールを 作 りました 守 ってく ださい
実 際 発 生 したメリット ほぼ 完 全 ペーパーレス ( 飲 み 会 の 場 所 の 地 図 くらいしか 印 刷 しない 必 ず 情 報 がおいてある 状 態 に Wordを 使 う 人 が 減 った Windows 使 わない 人 が 増 えた 議 事 録 を Wikiにリアルタイムで 書 くので タイムラグなし
実 際 発 生 したデメリット Macを 使 う 人 が Macいいよ!! ってうるさい でかい 顔 される Linuxも 使 ってもいいよ!
なんでそうなったかというと HTMLがゆえにクライアントに 依 存 しない サーバに 乗 せてしまうので 基 本 的 にバック アップは 気 にしなくてよい
第 二 部 終 わり
第 三 部 活 用 事 例 (ウノウ 以 外 も 含 めたCMSとして)
CMSとしてのWiki そもそも CMSの 専 用 ツールじゃない しかし 簡 単 なカスタマイズもしくは 無 改 造 でWebサイトとして 公 開 できるものができ る PukiWiki 書 式 が 使 える 履 歴 管 理 がある XoopsにPukiWiki 組 み 込 んだものもある ここまで 来 るとWiki 思 想 とは 関 係 ない
CMSとしてのWiki コストが 安 い 運 用 コストも 現 状 は 安 くあがっている 編 集 者 用 にFTPやSCPなど 転 送 ソフトウ ェアを 別 途 用 意 しなくていい
CMSとしての 実 際 不 可 分 散 に 難 があるが 運 用 カバー 可 能 CMSではないので100 点 満 点 のツールじ ゃない でも 他 の 専 用 CMSツールに 習 熟 が 必 要 なことを 考 えると 簡 単 な 分 拡 張 しやすいの で 実 際 に 使 う 機 能 としてはとんとん URLがちょっとダサい
フォト 蔵 ヘルプな 事 例 フォト 蔵 ヘルプ(http://photozou.jp/help/) ユーザには 書 き 込 ませない( 現 状 は) 認 証 はフォト 蔵 のものを 利 用 ただしソースコード 的 には 結 合 してない
その 他 にもいろいろ デザインもそれなりに 変 更 できる http://photozou.jp/help/ http://ja.poderosa.org/ http://ethna.jp/ ( 実 演 )
結 論 として 専 用 ツールほどじゃない Wiki 的 につかいたいならいかも
第 三 部 CMS 終 わり
第 四 部 まとめ
まとめ 考 えてみるとシステムより 運 用 が 大 切 社 内 でWikiを 運 用 する 時 も コミュニティ の 形 成 が 重 要 Wikiにはモデレーターが 必 要 CMSとしては100 点 のツールではないが 便 利 Wiki 書 式 は 使 いやすい
第 四 部 まとめ 終 わり
第 五 部 Wiki 書 式 が 使 いやす い?
Wiki 書 式 は 何 がいいか 普 通 の 人 は HTMLをデザインと 意 味 の 分 離 をすることは 難 しい Wiki 書 式 は 自 然 とできる (Wiki 書 式 の 実 演 )
Wiki 書 式 は 何 がいいか そもそも 将 来 的 にはHTMLを 出 力 しなくて もいいかも PDF Flash Pepar Postscript 拡 張 性 が 高 い
Web2.0? データに 対 して クライアントが 依 存 しない というのはわりとWeb2.0 or later 的 もちろんデータをWebにおけるのもそう というわけで WikiはWeb2.0 or later 的 そもそも 今 回 話 さなかったWiki 思 想 自 体 が とてもWeb2.0 的 です
第 五 部 おわり