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私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

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道路位置指定(位置指定道路)とは

第 1 条 適 用 範 囲 本 業 務 方 法 書 は 以 下 の 性 能 評 価 に 適 用 する (1) 建 築 基 準 法 施 行 令 ( 以 下 令 という ) 第 20 条 の7 第 1 項 第 二 号 表 及 び 令 第 20 条 の 8 第 2 項 の 認 定 に 係 る 性 能 評

入札公告 機動装備センター

受 託 工 事 費 一 般 管 理 費 何 地 区 給 料 手 当 賞 与 引 当 金 繰 入 額 賃 金 報 酬 法 定 福 利 費 退 職 給 付 費 備 消 品 費 厚 生 福 利 費 報 償 費 旅 費 被 服 費 光 熱 水 費 燃 料 費 食 糧 費 印 刷 製 本 費 測 量 調 査


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平成19年9月改定

新ひだか町住宅新築リフォーム等緊急支援補助金交付要綱

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積 載 せず かつ 燃 料 冷 却 水 及 び 潤 滑 油 の 全 量 を 搭 載 し 自 動 車 製 作 者 が 定 める 工 具 及 び 付 属 品 (スペアタイヤを 含 む )を 全 て 装 備 した 状 態 をいう この 場 合 に おいて 燃 料 の 全 量 を 搭 載 するとは 燃 料

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

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( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補 助 金 の 額 は 第 5 条 第 2 項 の 規 定 による 無 線 LAN 機 器 の 設 置 箇 所 数 に 1 万 5 千 円 を 掛 けた 金 額 と 第 5 条 第 3 項 に 規 定 する 補 助 対 象 経 費 の2 分 の1のいずれか 低

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6 構 造 等 コンクリートブロック 造 平 屋 建 て4 戸 長 屋 16 棟 64 戸 建 築 年 1 戸 当 床 面 積 棟 数 住 戸 改 善 後 床 面 積 昭 和 42 年 36.00m m2 昭 和 43 年 36.50m m2 昭 和 44 年 36.

目 改 正 項 目 軽 自 動 車 率 の 引 上 げ 〇 国 及 び 地 方 を 通 じた 自 動 車 関 連 制 の 見 直 しに 伴 い 軽 自 動 車 の 標 準 率 が 次 のとおり 引 き 上 げられます 車 種 区 分 引 上 げ 幅 50cc 以 下 1,000 円 2,000 円

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〔自 衛 隊〕

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(1) 社 会 保 険 等 未 加 入 建 設 業 者 の 確 認 方 法 等 受 注 者 から 提 出 される 施 工 体 制 台 帳 及 び 添 付 書 類 により 確 認 を 行 います (2) 違 反 した 受 注 者 へのペナルティー 違 反 した 受 注 者 に 対 しては 下 記 のペ

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て 位 置 付 けられているもので, 本 市 が 指 定 するものをいう ⒀ 防 火 対 策 次 のいずれかの 防 火 上 の 対 策 を 行 うことをいう ア 外 壁 で, 道 からの 延 焼 のおそれのある 部 分 ( 建 築 物 の 敷 地 が 接 する 道 に 面 する 当 該 建 築 物

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(2) 単 身 者 向 け 以 外 の 賃 貸 共 同 住 宅 等 当 該 建 物 に 対 して 新 たに 固 定 資 産 税 等 が 課 税 される 年 から 起 算 して5 年 間 とする ( 交 付 申 請 及 び 決 定 ) 第 5 条 補 助 金 の 交 付 を 受 けようとする 者 は

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定款  変更

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災害時の賃貸住宅居住者の居住の安定確保について

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3. 選 任 固 定 資 産 評 価 員 は 固 定 資 産 の 評 価 に 関 する 知 識 及 び 経 験 を 有 する 者 のうちから 市 町 村 長 が 当 該 市 町 村 の 議 会 の 同 意 を 得 て 選 任 する 二 以 上 の 市 町 村 の 長 は 当 該 市 町 村 の 議

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第 2-2 表 耐 火 構 造 等 に 必 要 な 性 能 に 関 する 技 術 的 基 準 構 造 の 種 類 部 分 火 災 の 種 類 時 間 要 件 1 時 間 を 基 本 とし 建 耐 力 壁 柱 床 はり 屋 根 階 段 耐 火 構 造 ( 令 第 107 条 ) 壁 床 外 壁 屋 根

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5.2 浸 透 に 対 する 堤 防 強 化 工 法 堤 体 を 対 象 と し た 強 化 工 法 難 透 水 性 材 料 被 覆 材 料 ( 土 遮 水 シート 等 ) 堤 防 強 化 工 法 断 面 拡 大 工 法 ドレーン 工 法 表 のり 面 被 覆 工 法 透 水 性 材 料 ドレーン

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佐渡市都市計画区域の見直し

4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

b) 参 加 表 明 書 の 提 出 時 において 東 北 地 方 整 備 局 ( 港 湾 空 港 関 係 を 除 く) における 平 成 年 度 土 木 関 係 建 設 コンサルタント 業 務 に 係 る 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 認 定 を 受 けて

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は 共 有 名 義 )で 所 有 権 保 存 登 記 又 は 所 有 権 移 転 登 記 を された も の で あ る こと (3) 居 室 便 所 台 所 及 び 風 呂 を 備 え 居 住 の ために 使 用 す る 部 分 の 延 べ 床 面 積 が 5 0 平 方 メ ー ト ル 以 上

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入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

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目 次 第 1 章 総 則 第 1 節 計 画 の 目 的... 1 第 1 計 画 の 目 的 1 第 2 計 画 の 策 定 1 第 3 計 画 の 構 成 2 第 4 用 語 の 意 義 2 第 2 節 計 画 の 前 提 条 件... 3 第 1 自 然 条 件 3 第 2 社 会 条 件

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(3) その 他 市 長 が 必 要 と 認 める 書 類 ( 補 助 金 の 交 付 決 定 ) 第 6 条 市 長 は 前 条 の 申 請 書 を 受 理 したときは 速 やかにその 内 容 を 審 査 し 補 助 金 を 交 付 すべきものと 認 めたときは 規 則 第 7 条 に 規 定 す

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Contents 第 1 章 国 土 調 査 法 19 条 5 項 指 定 とは? 国 土 調 査 法 19 条 5 項 指 定 とは? 1 指 定 の 意 義 メリット 1 指 定 の 対 象 は? 2 対 象 となる 事 業 2 国 土 調 査 法 19 条 5 項 指 定 までの 流 れ 3

続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

Ⅰ 元 請 負 人 を 社 会 保 険 等 加 入 建 設 業 者 に 限 定 平 成 28 年 10 月 1 日 以 降 に 入 札 公 告 指 名 通 知 随 意 契 約 のための 見 積 依 頼 を 行 う 工 事 から 以 下 に 定 める 届 出 の 義 務 ( 以 下 届 出 義 務 と

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(11) 建 築 物 特 定 施 設 等 本 許 可 基 準 により 容 積 率 緩 和 対 象 とした 施 設 2. 運 用 方 針 この 許 可 基 準 は, 市 街 地 環 境 の 保 護 を 図 りつつ, 地 域 の 安 定 的 な 医 療 福 祉 環 境 の 確 保 を 図 ることを 目

Transcription:

第 5 章 グラウンド コート 整 備 第 1 節 適 用 1. 本 章 は 野 球 場 陸 上 競 技 場 サッカー 場 ラグビー 場 テニスコート バスケットボール 場 バレ ーボール 場 ゲートボール 場 などの 運 動 施 設 における グラウンド コート 舗 装 工 グラウンド コー ト 施 設 整 備 工 その 他 これらに 類 する 工 種 について 適 用 するものとする 2. 各 競 技 連 盟 の 公 認 を 必 要 とする 施 設 については その 団 体 が 定 める 競 技 規 則 によるものとする 3. 本 章 に 特 に 定 めのない 事 項 については 第 Ⅰ 編 共 通 編 第 Ⅱ 編 材 料 編 及 び 第 Ⅲ 篇 第 1 章 一 般 施 工 の 規 定 によるものとする 第 2 節 適 用 すべき 諸 基 準 請 負 者 は 設 計 図 書 において 特 に 定 めのない 事 項 については 下 記 の 基 準 類 によらなければならない ただし 基 準 類 と 設 計 図 書 に 相 違 がある 場 合 は 原 則 として 設 計 図 書 の 規 定 に 従 うものとし 疑 義 がある 場 合 は 監 督 職 員 に 確 認 をもとめなければならない なお 各 基 準 類 に 改 訂 等 がある 場 合 は 最 も 新 しいものによること 日 本 公 園 緑 地 協 会 都 市 公 園 技 術 標 準 解 説 書 ( 改 訂 第 2 版 ) ( 平 成 16 年 6 月 ) 日 本 道 路 協 会 アスファルト 舗 装 要 綱 ( 平 成 4 年 12 月 ) 日 本 道 路 協 会 簡 易 舗 装 要 綱 ( 昭 和 54 年 10 月 ) 日 本 道 路 協 会 セメントコンクリート 舗 装 要 綱 ( 昭 和 59 年 2 月 ) 日 本 道 路 協 会 アスファルト 舗 装 工 事 共 通 仕 様 書 同 解 説 ( 平 成 4 年 12 月 ) 日 本 道 路 協 会 道 路 土 工 - 排 水 工 指 針 ( 昭 和 62 年 6 月 ) 日 本 道 路 協 会 道 路 土 工 - 施 工 指 針 ( 昭 和 61 年 11 月 ) 日 本 道 路 協 会 道 路 土 工 - 擁 壁 工 指 針 ( 平 成 11 年 3 月 ) 日 本 道 路 協 会 道 路 土 工 -カルバート 工 指 針 ( 平 成 11 年 3 月 ) 日 本 道 路 協 会 道 路 土 工 - 仮 設 構 造 物 工 指 針 ( 平 成 11 年 3 月 ) 日 本 道 路 協 会 プラント 再 生 舗 装 技 術 指 針 ( 平 成 4 年 12 月 ) 日 本 道 路 協 会 舗 装 試 験 法 便 覧 ( 昭 和 63 年 11 月 ) 日 本 道 路 協 会 路 上 再 生 路 盤 工 法 技 術 指 針 ( 案 ) ( 昭 和 62 年 1 月 ) 日 本 道 路 協 会 路 上 表 層 再 生 工 法 技 術 指 針 ( 案 ) ( 昭 和 63 年 11 月 ) 土 木 学 会 コンクリート 標 準 示 方 書 ( 設 計 編 施 工 編 ) ( 平 成 14 年 3 月 ) 国 土 交 通 省 アルカリ 骨 材 反 応 抑 制 対 策 について ( 平 成 14 年 7 月 31 日 ) 国 土 交 通 省 アルカリ 骨 材 反 応 抑 制 対 策 について の 運 用 について ( 平 成 14 年 7 月 31 日 ) 全 日 本 建 設 技 術 協 会 土 木 構 造 物 標 準 設 計 第 2 巻 ( 平 成 12 年 9 月 ) 日 本 体 育 施 設 協 会 屋 外 体 育 施 設 の 建 設 指 針 ( 平 成 17 年 改 訂 版 ) ( 平 成 17 年 ) Ⅲ-119

第 3 節 グラウンド コート 舗 装 工 Ⅲ-5-3-1 一 般 事 項 1. 本 節 は グラウンド コート 舗 装 工 としてグラウンド コート 用 舗 装 工 グラウンド コート 縁 石 工 その 他 これらに 類 する 工 種 について 定 めるものとする 2. 請 負 者 は グラウンド コート 舗 装 工 の 施 工 にあたっては 敷 地 の 状 況 公 園 施 設 との 取 り 合 いを 考 慮 し 正 確 に 位 置 出 しをしなければならない 3. 請 負 者 は 表 面 排 水 勾 配 の 設 定 については 設 計 図 書 によるものとし これに 示 されていない 場 合 は 施 工 図 を 作 成 し 監 督 職 員 の 承 諾 を 得 なければならない 4. 請 負 者 は グラウンド コート 舗 装 工 の 路 床 基 盤 基 礎 及 び 表 層 の 施 工 にあたっては 下 記 の 事 項 によらなければならない (1) 転 圧 にあたっては 周 辺 の 低 い 方 から 始 め 高 い 中 央 部 で 仕 上 げ 縦 方 向 横 方 向 交 互 に 行 わなけ ればならない (2) 転 圧 にあたっては 開 始 から 仕 上 げまで 連 続 して 行 い 前 に 転 圧 した 幅 の2 分 の1 以 上 重 ねて 行 わ なければならない (3) 散 水 にあたっては 淡 水 を 用 いるものとし 泥 水 を 使 用 してはならない (4) 工 作 物 の 取 付 け 部 及 び 路 側 付 近 で 大 型 機 械 による 転 圧 が 困 難 な 箇 所 については 小 型 転 圧 機 で 施 工 しなければならない 5. 請 負 者 は 路 盤 の 施 工 については 路 床 面 または 下 層 路 盤 面 に 異 常 を 発 見 したときは その 処 置 法 に ついて 監 督 職 員 と 協 議 しなければならない 6. 請 負 者 は 路 盤 の 施 工 前 に 路 床 面 の 浮 石 有 害 物 を 除 去 しなければならない Ⅲ-5-3-2 材 料 1.グラウンド コート 舗 装 工 で 使 用 する 下 記 の 材 料 については 第 Ⅱ 編 材 料 編 の 規 格 に 適 合 するも のとする (1) 上 層 下 層 路 盤 の 骨 材 (2)アスファルト 乳 剤 基 層 に 使 用 するアスファルト 混 合 物 (3) 基 層 に 使 用 するコンクリートの 強 度 2.グラウンド コート 舗 装 工 に 使 用 する 下 記 の 材 料 については 設 計 図 書 によるものとする (1) 粒 状 路 盤 材 粒 度 調 整 路 盤 材 基 層 に 使 用 するアスファルト 及 びアスファルト 混 合 物 の 種 類 (2) 基 層 に 用 いるコンクリートの 種 類 (3) 表 層 安 定 剤 の 種 類 (4)クレー 舗 装 に 使 用 する 土 の 種 類 と 品 質 (5)アンツーカー 舗 装 に 使 用 するアンツーカー( 焼 成 土 )の 品 質 (6) 天 然 芝 舗 装 に 使 用 する 芝 の 種 類 と 基 盤 となる 土 の 種 類 土 壌 改 良 材 及 び 肥 料 の 種 類 と 品 質 (7) 人 工 芝 舗 装 に 使 用 する 人 工 芝 の 種 類 と 品 質 (8) 全 天 候 型 舗 装 に 使 用 する 表 層 材 の 種 類 と 品 質 Ⅲ-120

(9)グラウンド コート 縁 石 工 に 使 用 するコンクリート 縁 石 舗 装 止 め 見 切 材 ( 仕 切 材 ) 内 圏 縁 石 の 種 類 と 品 質 3. 路 盤 材 に 使 用 する 火 山 砂 利 ( 軽 石 )については 粒 径 40mm 以 下 で 多 孔 性 物 質 で 透 水 性 に 富 み 極 端 に 扁 平 及 び 細 長 い 形 状 のもの 有 害 物 を 含 まないものとする... 4. 砂 については きょう 雑 物 を 含 まない 天 然 砂 とする... 5. 石 灰 岩 ダストについては 粒 径 2.5mm 以 下 で きょう 雑 物 を 含 まないものとする 6. 良 質 土 については 設 計 図 書 によるものとし 不 純 物 を 含 まない 均 質 なものとする 7. 請 負 者 は 以 下 の 材 料 の 試 料 及 び 試 験 結 果 について 施 工 前 に 監 督 職 員 の 承 諾 を 得 なければならない (1) 粒 状 路 盤 材 及 び 粒 度 調 整 路 盤 材 (2) 基 層 に 使 用 する 骨 材 8. 請 負 者 は 施 工 前 に 使 用 する 下 記 の 材 料 について 品 質 を 証 明 する 資 料 を 作 成 し 監 督 職 員 に 承 諾 を 得 なければならない (1) 火 山 砂 利 (2) 基 層 に 使 用 するアスファルト (3) 再 生 用 添 加 材 (4)プライムコート 及 びタックコートに 使 用 する 瀝 青 材 料 (5) 人 工 芝 舗 装 の 表 層 に 使 用 する 人 工 芝 (6) 全 天 候 型 舗 装 の 表 層 に 使 用 する 表 層 材 なお 瀝 青 材 料 については 承 諾 を 得 たものであっても 製 造 後 60 日 を 経 過 した 材 料 を 使 用 しては ならない 9. 請 負 者 は グラウンド コート 舗 装 工 に 使 用 する 材 料 のうち 試 験 が 伴 う 材 料 については 舗 装 試 験 法 便 覧 の 規 定 によるものとし 試 験 を 実 施 しなければならない ただし 小 規 模 工 事 については 実 績 や 定 期 試 験 で 得 られている 基 準 密 度 の 試 験 結 果 を 提 出 し 監 督 職 員 が 承 諾 した 場 合 には 基 準 密 度 の 試 験 を 省 略 することができるものとする 10. 請 負 者 は グラウンド コート 縁 石 工 に 使 用 するコンクリートブロックについては JIS A 5371( 境 界 ブロック)の 歩 車 道 境 界 ブロック 地 先 境 界 ブロックまたは 同 等 品 以 上 の 品 質 を 有 するものを 使 用 しなければならない また コンクリートブッロク 以 外 の 材 料 については 設 計 図 書 によるものとする 11. 請 負 者 は 見 切 材 ( 仕 切 材 )については 本 編 第 4 章 Ⅲ-4-6-12 園 路 縁 石 工 の 規 定 によらな ければならない 12.コンクリート 二 次 製 品 については 第 Ⅱ 編 第 2 章 Ⅱ-2-7-2 セメントコンクリート 製 品 の 規 定 によるものとする Ⅲ-5-3-3 グラウンド コート 用 舗 装 工 1. 請 負 者 は 下 層 路 盤 上 層 路 盤 及 び 基 層 の 施 工 にあたっては 本 編 第 1 章 Ⅲ-1-6-5 アスファ ルト 舗 装 工 の 規 定 によるものとする 2. 請 負 者 は 中 層 の 施 工 にあたっては 下 記 の 事 項 によらなければならない Ⅲ-121

なお 中 層 は クッション 効 果 と 透 水 保 水 効 果 を 持 ち 表 層 が 受 ける 衝 撃 を 受 け 止 め 表 層 から 浸 透 してきた 水 を 速 やかに 排 水 する 一 方 水 分 を 保 って 表 層 が 乾 燥 した 場 合 に 毛 細 管 現 象 で 水 分 を 補 給 する 層 のこととする (1) 火 山 砂 利 の 敷 き 均 しにあたっては 材 料 の 分 離 に 注 意 しながら 1 層 の 仕 上 がり 厚 さで15cmを 超 えないように 均 一 に 敷 均 さなければならない (2) 中 層 の 打 ち 継 ぎを 行 う 場 合 は 前 日 に 施 工 した 締 固 め 路 盤 面 の 終 端 部 を 掻 き 起 こしてから 当 日 の 作 業 を 行 わなければならない 3. 請 負 者 は クレー 舗 装 の 施 工 については 設 計 図 書 によるものとする 4. 請 負 者 は アンツーカー 舗 装 の 施 工 については 設 計 図 書 によるものとする 5. 請 負 者 は 人 工 芝 舗 装 の 施 工 については 下 記 の 事 項 によらなければならない (1) 基 層 は 十 分 養 生 し その 仕 上 がりを 確 認 してから 表 層 の 施 工 に 入 らなければならない 表 層 表 面 に ローラーマークや 不 陸 または 欠 陥 部 分 が 認 められる 場 合 は 平 坦 になるように 修 正 しなければなら ない (2) 基 層 表 面 の 土 砂 塵 埃 は 完 全 に 除 去 し 油 分 が 認 められる 場 合 は 希 塩 酸 又 は 中 性 洗 剤 を 用 いてブ ラシ ケレンで 除 去 し 清 掃 後 水 洗 いしなければならない (3)ラインの 施 工 については 施 工 前 に 作 図 を 行 い 競 技 規 則 との 適 合 を 確 認 し 監 督 職 員 の 承 諾 を 得 なければならない (4)ラインの 施 工 については 型 定 規 を 用 いてアクリル 樹 脂 系 塗 料 をむらなく 吹 き 付 けるか または ライン 幅 に 人 工 芝 をカットし 白 色 人 工 芝 のライン 用 成 形 品 を 埋 め 込 み 継 目 は 接 着 テープまたは 接 着 剤 で 全 面 接 合 しなければならない (5) 砂 入 り 人 工 芝 の 施 工 については ライン 芝 埋 め 込 み 後 専 用 砂 散 布 機 (サンド スプレッダー)を 用 いて 均 一 に 散 布 し ブラッシングを 繰 り 返 しながら 珪 砂 を 設 計 図 書 に 示 す 高 さ 及 び 厚 さに 充 填 しな ければならない (6) 施 工 中 施 工 後 とも 火 気 及 び 油 脂 類 を 持 ち 込 んではならない 6. 請 負 者 は 全 天 候 型 舗 装 の 透 水 型 表 層 材 の 施 工 にあたっては 設 計 図 書 によるとともに 下 記 事 項 に よらなければならない (1) 基 層 ( 透 水 性 アスファルト 舗 装 ) 表 面 の 土 砂 塵 埃 は 完 全 に 除 去 し 油 分 が 認 められる 場 合 は 希 塩 酸 または 中 性 洗 剤 を 用 いてブラシ ケレンで 除 去 し 清 掃 後 水 洗 いしなければならない (2) 基 層 表 面 にローラーマークや 不 陸 または 欠 陥 部 分 が 認 められる 場 合 は 透 水 性 のレベリング 材 を 用 い 平 坦 性 の 修 正 を 行 わなければならない (3)ゴムチップ 弾 性 層 の 施 工 については 施 工 前 に 基 層 とゴムチップ 弾 性 層 を 密 着 させるために プラ イマーを 全 面 均 一 に 塗 布 しなければならない (4)ゴムチップ 弾 性 層 材 の 敷 均 しについては 厚 さが 均 一 でかつ 平 坦 になるように 施 工 しなければなら ない (5) 機 械 仕 上 げが 不 可 能 な 箇 所 は 人 力 施 工 としなければならない Ⅲ-122

(6)ゴムチップ 弾 性 層 の 締 固 め 機 械 については 施 工 条 件 に 合 った 機 種 のローラを 選 定 しなければなら ない (7)ゴムチップ 弾 性 層 の 敷 き 均 し 後 合 格 判 定 値 を 満 足 するように 締 固 めなければならない (8)ゴムチップ 弾 性 層 の 大 型 機 械 による 締 固 めが 不 可 能 な 箇 所 については タンパ プレート コテな どで 締 固 めなければならない (9)ゴムチップ 弾 性 層 の 舗 設 後 トップコート 塗 布 作 業 まで 1 週 間 の 養 生 期 間 をおかなければならない (10)トップコート 塗 布 については 施 工 前 にゴムチップ 弾 性 層 表 面 の 土 砂 塵 埃 などは 完 全 に 除 去 しな ければならない (11)ゴムチップ 弾 性 層 とトップコート 層 を 密 着 させるため プライマーを 全 面 均 一 に 塗 布 しなければな らない (12)プライマー 施 工 後 トップコート 材 を 切 れ 目 なく 均 一 な 厚 さとなるようにゴムレーキなどを 使 用 し 平 滑 に 塗 布 しなければならない また トップコート 塗 布 の 1 回 目 と 2 回 目 の 塗 布 間 隔 については 4 時 間 以 上 の 間 隔 をとり 24 時 間 以 内 に 2 回 目 の 塗 布 を 行 わなければならない (13) 透 水 型 表 層 の 舗 設 作 業 を 監 督 職 員 が 承 諾 した 場 合 を 除 き 気 温 5 以 下 または 各 工 程 毎 に 完 全 硬 化 が 得 られないうちに 降 雨 が 予 測 される 場 合 に 施 工 してはならない 7.グラウンド コート 砂 舗 装 については 本 編 第 4 章 Ⅲ-4-6-8 土 系 園 路 工 の 規 定 によるもの とする Ⅲ-5-3-4 グラウンド コート 縁 石 工 コンクリート 縁 石 舗 装 止 めの 施 工 にあたっては 本 編 第 4 章 Ⅲ-4-6-12 園 路 縁 石 工 の 規 定 に よるものとする 第 4 節 グラウンド コート 施 設 整 備 工 Ⅲ-5-4-1 一 般 事 項 1. 本 節 は グラウンド コート 施 設 整 備 工 として ダッグアウト 工 スコアボード 工 バックネット 工 競 技 施 設 工 スポーツポイント 工 審 判 台 工 グラウンド コート 柵 工 その 他 これらに 類 する 工 種 につ いて 定 めるものとする 2.コンクリートの 施 工 にあたっては 第 Ⅰ 編 第 3 章 無 筋 鉄 筋 コンクリート の 規 定 によるものとす る 3. 請 負 者 は 設 計 図 書 に 示 す 木 材 の 寸 法 については 製 材 においては 仕 上 がり 寸 法 とし 素 材 について は 設 計 図 書 に 明 示 する 場 合 を 除 き 末 口 寸 法 としなければならない 4. 請 負 者 は スタンド 整 備 工 の 施 工 にあたっては 敷 地 の 状 況 公 園 施 設 との 取 り 合 いを 考 慮 し また 公 認 施 設 については 競 技 規 則 等 に 示 される 寸 法 ならびに 距 離 の 公 差 に 従 い 正 確 に 位 置 出 しをしなけれ ばならない Ⅲ-123

Ⅲ-5-4-2 材 料 1. 鋼 材 は 次 の 規 格 に 適 合 したものまたは これと 同 等 以 上 の 品 質 を 有 するものとする JIS B 1180 ( 六 角 ボルト) JIS B 1181 ( 六 角 ナット) JIS B 1186 ( 摩 擦 接 合 用 高 力 六 角 ボルト 六 角 ナット 平 座 金 のセット) JIS B 1256 ( 平 座 金 ) JIS G 3101 ( 一 般 構 造 用 圧 延 鋼 材 ) JIS G 3106 ( 溶 接 構 造 用 圧 延 鋼 材 ) JIS G 3112 ( 鉄 筋 コンクリート 用 棒 鋼 ) JIS G 3114 ( 溶 接 構 造 用 耐 候 性 熱 間 圧 延 鋼 材 ) JIS G 3125 ( 高 耐 候 性 圧 延 鋼 材 ) JIS G 3201 ( 炭 素 鋼 鍛 鋼 品 ) JIS G 3350 ( 一 般 構 造 用 軽 量 形 鋼 ) JIS G 3444 ( 一 般 構 造 用 炭 素 鋼 鋼 管 ) JIS G 3452 ( 配 管 用 炭 素 鋼 管 ) JIS G 3466 ( 一 般 構 造 用 角 形 鋼 管 ) JIS G 4304 ( 熱 間 圧 延 ステンレス 鋼 板 及 び 鋼 帯 SUS304) JIS G 4305 ( 冷 間 圧 延 ステンレス 鋼 板 及 び 鋼 帯 SUS304) JIS G 5101 ( 炭 素 鋼 鋳 鋼 品 ) JIS G 5501 (ねずみ 鋳 鉄 品 ) JIS G 5502 ( 球 状 黒 鉛 鋳 鉄 品 ) JIS H 4000 (アルミニウム 及 びアルミニウム 合 金 の 板 及 び 条 ) JIS H 4100 (アルミニウム 及 びアルミニウム 合 金 の 押 出 形 材 ) 2. 鉄 線 ワイヤーロープ 鉄 網 材 は 次 の 規 格 に 適 合 したものまたは これと 同 等 以 上 の 品 質 を 有 する ものとする JIS G 3525 (ワイヤーロープ) JIS G 3532 ( 鉄 線 ) JIS G 3542 ( 着 色 塗 装 亜 鉛 めっき 鉄 線 ) JIS G 3543 ( 合 成 樹 脂 被 覆 鉄 線 ) JIS G 3551 ( 溶 接 金 網 及 び 鉄 筋 格 子 ) JIS G 3552 (ひし 形 金 網 ) JIS G 3553 (クリンプ 金 網 ) JIS G 3554 (きっ 甲 金 網 ) JIS G 3555 ( 織 金 網 ) Ⅲ-124

3. 木 材 は 有 害 な 腐 れ 割 れの 欠 陥 のないものとし 第 Ⅱ 編 第 2 章 第 4 節 木 材 の 規 定 によるものと する 4. 木 材 の 防 腐 処 理 は JIS K 1571( 木 材 保 存 剤 の 性 能 試 験 方 法 及 び 性 能 基 準 )に 適 合 するも ので ( 社 ) 日 本 しろあり 対 策 協 会 規 格 または( 社 ) 日 本 木 材 保 存 協 会 規 格 の 防 蟻 防 腐 効 力 に 適 合 し 経 口 毒 性 経 皮 毒 性 試 験 などで 安 全 と 認 められるものでなければならない または これと 同 等 以 上 の 品 質 を 有 するものとする 5. 合 成 樹 脂 製 品 は 次 の 規 格 に 適 合 したものまたは これと 同 等 以 上 の 品 質 を 有 するものとする JIS K 6741 ( 硬 質 ポリ 塩 化 ビニル 管 ) JIS K 6745 (プラスチック- 硬 質 塩 化 ビニルシート-タイプ 寸 法 及 び 特 性 ) JIS K 6919 ( 繊 維 強 化 プラスチック 用 液 状 不 飽 和 ポリエステル 樹 脂 ) JIS R 3412 (ガラスロービング) 6. 塗 料 は JISの 規 格 に 適 合 するものとし また 希 釈 剤 は 塗 料 と 同 一 製 造 所 の 製 品 を 使 用 するもの とする 7.さび 止 め 塗 料 は 次 の 規 格 に 適 合 したものまたは これと 同 等 以 上 の 品 質 を 有 するものとする JIS K 5621 ( 一 般 用 さび 止 めペイント) JIS K 5622 ( 鉛 丹 さび 止 めペイント) JIS K 5623 ( 亜 酸 化 鉛 さび 止 めペイント) JIS K 5624 ( 塩 基 性 クロム 酸 鉛 さび 止 めペイント) JIS K 5625 (シアナミド 鉛 さび 止 めペイント) JIS K 5627 (ジンククロメートさび 止 めペイント) JIS K 5628 ( 鉛 丹 ジンククロメートさび 止 めペイント) JIS K 5629 ( 鉛 酸 カルシウムさび 止 めペイント) JIS H 8610 ( 電 気 亜 鉛 めっき) 8.バックネットの 構 成 部 材 については JIS A 6518(ネットフェンス 構 成 部 材 )によるもの とし 材 質 寸 法 は 設 計 図 書 によるものとする 9.ラインマーク ポイント 杭 で 使 用 する 材 質 色 マークについては 設 計 図 書 によるものとする 10.グラウンド コート 柵 工 の 構 成 部 材 については JIS A 6518(ネットフェンス 構 成 部 材 ) によるものとし 材 質 寸 法 は 設 計 図 書 によるものとする 11.グラウンド コート 柵 工 の 支 柱 に 用 いるコンクリート 柱 については プレキャストコンクリート 製 と し 表 面 は 平 滑 で 傷 のないものとする Ⅲ-5-4-3 作 業 土 工 ( 床 掘 り 埋 戻 し) 1. 作 業 土 工 の 施 工 にあたっては 本 編 第 1 章 Ⅲ-1-3-3 作 業 土 工 の 規 定 によるものとする Ⅲ-5-4-4 ダッグアウト 工 1.ダッグアウト 基 礎 ダッグアウト 設 置 ダッグアウト 設 備 の 施 工 にあたっては 設 計 図 書 及 び 本 編 第 4 章 Ⅲ-4-11-4 四 阿 工 の 規 定 によるものとする Ⅲ-125

Ⅲ-5-4-5 スコアボード 工 1. 請 負 者 は スコアボード 基 礎 については 基 礎 材 を 均 等 に 敷 き 均 し 十 分 に 突 き 固 めなければならな い 2. 請 負 者 は スコアボードの 設 置 位 置 については 監 督 職 員 の 指 示 を 受 けなければならない 3. 請 負 者 は 仕 上 げの 色 合 いについては 見 本 帳 又 は 見 本 塗 り 板 を 作 成 し 監 督 職 員 の 承 諾 を 得 なけれ ばならない 4. 請 負 者 は 組 立 については 風 圧 やその 他 荷 重 に 対 して 安 全 に 施 工 できるように 仮 設 の 筋 交 いなど 必 要 な 支 保 を 行 い 補 強 しなければならない また 補 助 器 具 を 有 効 に 利 用 し 無 理 のない 姿 勢 で 施 工 できるように 考 慮 しなければならない 5. 請 負 者 は 組 立 に 際 して 行 う 現 場 溶 接 については できる 限 り 少 なくするよう 工 夫 し やむを 得 ず 溶 接 を 行 う 場 合 は 本 編 第 1 章 Ⅲ-1-11-3 溶 接 接 合 の 規 定 によるとともに 変 形 を 少 なくする ため 適 当 な 収 縮 量 を 見 込 み また 逆 ひずみや 拘 束 を 与 えて 仕 上 がり 寸 法 及 び 形 状 を 正 確 に 保 つよう にしなければならない 6. 請 負 者 は アンカーボルトの 設 置 については 本 編 第 1 章 Ⅲ-1-11-4 ボルト 接 合 及 び 同 Ⅲ -1-11-5 アンカーボルトの 埋 込 み の 規 定 によらなければならない 7. 請 負 者 は 端 部 の 処 理 については 面 取 りなどの 必 要 な 加 工 をしなければならない... 8. 請 負 者 は 必 要 に 応 じて ポリエチレンフィルム はく 離 ペイントなどで 養 生 を 行 い 現 場 に 搬 入 し なければならない また 施 工 時 及 び 現 場 設 置 後 もできる 限 り 養 生 材 を 装 着 したままにし 出 隅 など 損 傷 の 恐 れのある 部 分 は 必 要 に 応 じてあて 板 などで 養 生 部 分 を 更 に 補 強 しなければならない Ⅲ-5-4-6 バックネット 工 1. 請 負 者 は バックネットの 施 工 にあたっては 本 編 第 4 章 Ⅲ-4-10-5 柵 工 の 規 定 によらな ければならない Ⅲ-5-4-7 競 技 施 設 工 1. 請 負 者 は ファールポールの 設 置 については ファールポールはファールライン 上 に 直 立 させ 仕 上 げ 地 盤 面 から 高 さ 水 平 ポール 上 端 のキャップの 有 無 据 付 強 度 に 注 意 してねじれのないように 施 工 しなければならない 2. 請 負 者 は ネットポストの 設 置 については ネットポストはサイドライン 中 央 部 の 外 側 に サイドラ インから 同 一 の 距 離 に 直 立 させ 計 画 地 盤 面 から 高 さ 水 平 ポスト 上 端 のキャップの 有 無 据 付 強 度 に 注 意 してねじれのないように 施 工 しなければならない 3. 請 負 者 は ポストのボルト ナットまたは 軸 による 接 合 部 については 緩 み 抜 け 落 ちがないように 止 めネジ 座 金 割 ピンを 用 いて 十 分 締 め 付 けなければならない 4. 請 負 者 は ゴールポストの 設 置 については ゴールポストはゴールライン 上 に 直 立 させ 計 画 地 盤 面 からの 高 さ 水 平 ポスト 上 端 のキャップの 有 無 据 付 強 度 に 注 意 してねじれのないように 施 工 しなけ ればならない Ⅲ-126

Ⅲ-5-4-8 スポーツポイント 工 1. 請 負 者 は ピッチャープレートの 施 工 については ピッチャープレートは 規 格 品 をもって 監 督 職 員 の 承 認 を 受 けた 後 設 計 図 書 に 示 す 位 置 に 水 平 に 設 置 しなければならない 2. 請 負 者 は ラインマーク ポイント 杭 の 施 工 については 設 計 図 書 に 示 す 位 置 に 計 画 地 盤 面 と 同 一 面 となるよう 据 付 設 置 後 うごかないように 施 工 しなければならない なお ラインマーク ポイント 杭 の 仕 様 は 設 計 図 書 による Ⅲ-5-4-9 審 判 台 工 1. 請 負 者 は 審 判 台 の 設 置 については 計 画 地 盤 面 から 高 さ 水 平 に 注 意 し ねじれないように 施 工 し なければならない Ⅲ-5-4-10 グラウンド コート 柵 工 1. 請 負 者 は グラウンド コート 柵 の 施 工 については 本 編 第 4 章 Ⅲ-4-10-5 柵 工 の 規 定 に よらなければならない Ⅲ-127