1/11 磁 気 スイッチ MRUS74X 参 考 図 センサ 事 業 部 1. 適 用 当 参 考 図 は 磁 石 を 利 用 した 磁 気 スイッチに 使 用 される MRUS74Xについて 規 定 します 2. 品 番 等 2-1 弊 社 通 称 名 磁 気 スイッチ 2-2 弊 社 品 番 MRUS74X 3. 製 品 仕 様 3-1 形 状 及 び 寸 法 1.5 0.3 Max0.8 4 3 1 3 1.5 1.8 1 2 0.7 コプラナリティー:0.1mm 以 下 ( 平 坦 度 はリフロー 中 も 含 む) 外 形 図 寸 法 図 表 示 例
2/11 0.7 1.5 0.8 0.4 参 考 用 ランドパターン 3-2 磁 界 印 加 方 向 3-3ブロック 図 MR IC ENABLE R1 R3 A 方 向 R2 R4 + - AMP + - HYS COMP DATA CLK CLKB Q OUT FF C R GND B 方 向 ブロック 図 3-4 マイコンによるイネーブル 制 御 例 I/0 3 NC 2 ENABLE MRUS74X 4 OUT 1 GND Micro computer R I/0 C
3/11 3-4 タイミングチャート A Magnetic Field Hon B ON Duty Magnetic Field Sensing Range Enable Input Output Waveform 周 期 T 2 T 1 VIH イネーブル 入 力 VIL I 1 I 2 消 費 電 流
4/11 3-5 電 気 的 特 性 / 定 格 ( 特 に 指 定 の 無 い 限 り Ta=+25±3 Vcc=3.0V) 項 目 記 号 条 件 Min Typ. Max. 単 位 1 イネーブル 電 圧 V cc - 2.0-3.6 V 2 イネーブル 昇 圧 時 間 Tr - - - 500 ns (10-90%) 3 イネーブル 消 費 電 流 I cc Peak - 1.5 2.5 ma 4 イネーブル 周 波 数 F - - 10 30 khz 5 イネーブルパルス 幅 - - 3 30 - μs 6 オペレーティング ポイント Hi-Level(V A ) - - 1.5 mt Lo-Level(H B ) - - 1.5 mt 7 出 力 電 圧 Hi V 0H 2.7 - - V VIH=3.0V 8 出 力 電 圧 Lo V OL - - 0.6 V 9 使 用 温 度 範 囲 - - -40 - +105 10 保 存 温 度 範 囲 - - -40 - +125 11 電 源 電 圧 絶 対 定 格 - - - - 6.0 V 注 1) 各 項 目 を 独 立 して 試 験 した 規 格 値 です 注 2) 貴 社 製 品 にてセンサをH Lに 切 り 替 える 際 センサへの 磁 束 密 度 は 動 作 磁 界 (Hon) を 超 えるよう 設 計 をお 願 いします 注 3) 本 製 品 はVcc=3.0Vで 感 度 選 別 を 実 施 しています 3.0V 以 外 では 動 作 磁 界 が 変 化 する 可 能 性 がありますので 3.0V 以 外 での 使 用 においては 特 に 磁 力 に 対 して 十 分 な 磁 力 設 計 もしくはカスタム 対 応 を 実 施 しますので お 問 い 合 わせをお 願 いします MR センサ 平 均 消 費 電 流 (シミュレーションデータ) 条 件 :イネーブルVIH=3.0V VIL=0V Ta=25 T1 I1 I2はMRセンサにより 決 定 :T1=1.5μs I1=1500μA I2=320μA Current [ua] 100 10 1 0.1 MRUS74Xの 平 均 消 費 電 流 T2=3uS T2=5uS T2=10uS T2=20uS 0.01 0.001 1 10 100 1000 10000 Cycle[Hz] 3-6 梱 包 単 位 梱 包 形 態 使 用 リール 巻 き 数 テープ&リール φ180 3000 個
3-7 テーピング 仕 様 3-7-1 テーピング 寸 法 5/11 δ t δ J H A D E C θ W θ B K 0 K 1 K G F 項 目 Item 文 字 Symbol 寸 法 角 度 Size 部 品 挿 入 縦 Length A 1.75±0.05 凹 み 角 穴 横 Width B 2.00±0.05 Pocket 深 さ Depth KO 0.85±0.05 ピッチ Pitch F 4.0±0.1 送 り 丸 穴 直 径 Diameter J Ø1.5 +0.1-0 Perforation ピッチ Pitch H 4.0 +/- 0.1 位 置 Position E 1.75 +/- 0.1 全 体 の 厚 さ Overall Thickness K 1.03 +/- 0.1 中 心 間 距 離 縦 方 向 Length Direction G 2.0 +/- 0.05 Distance between 横 方 向 Width direction D 3.5 +/- 0.05 カバーテープ Cover tap W 幅 Width e 5.5 +0.3-0 キャリアテープ 幅 Width C 8.0 +/- 0.2 Carrier Tape 厚 さ Thickness t 0.20 +/- 0.05 内 部 外 形 深 さ Depth K1 1.05 +/- 0.1 ミニモールドデバイス Ө 傾 き Tilt Device 30 Max 3-7-2 リール 寸 法 EIAJ RRV08B 準 拠 θ1 θ2 C B A フランジ ハ ブ 単 位 :mm 項 目 文 字 寸 法 角 度 直 径 A φ178±2 両 フランジの 内 側 間 隔 W 9±0.5 外 周 直 径 B φ60±1 ハブスリット 位 置 θ1 90 スピンドル 穴 の 直 径 C φ13±0.5 キー 溝 位 置 θ2 120 品 名 等 の 表 示 ラベルをフランジ の 片 側 に 貼 付 W
3-7-3 巻 き 始 め/ 巻 き 終 わり 6/11 リールラベルA( 例 ) リールラベルB( 例 ) 3-7-4 その 他 テーピング 途 中 のデバイスの 欠 落 は 連 続 2 個 以 内 とする カバーテープの 剥 離 強 度 は 0.1~0.7Nとする
3.8 外 装 仕 様 7/11 <1リール 以 上 2リール 以 下 の 場 合 > <3リール 以 上 の 場 合 > ラヘ ル2 枚 目 45(2リール 箱 ) 186 186 93(5リール 箱 ) 143(10リール 箱 ) ラヘ ル1 枚 目 ラヘ ル2 枚 目 ラヘ ル1 枚 目 186 186 1~2リールまでは2リール 入 れ 内 装 箱 3~5リールまでは5リール 入 れ 内 装 箱 6~10リールまでは10リール 入 れ 内 装 箱 リールが 満 杯 にならない 場 合 は 隙 間 に 静 電 防 止 タイプ の 緩 衝 材 を 入 れ 製 品 が 動 かないようにする 寸 法 単 位 :mm 寸 法 公 差 :±5mm ラベル1 枚 目 ( 例 ) ラベル2 枚 目 ( 例 ) 材 質 リール 内 装 箱 :ダンボール
4. 実 装 温 度 4-1 リフロー 条 件 手 はんだ 条 件 8/11 4-2 その 他 MSL( 耐 湿 性 レベル):MSL1
5. 信 頼 性 試 験 9/11 No. 試 験 名 称 試 験 条 件 評 価 事 項 1 高 温 保 存 +125 x 500h 無 通 電 2 低 温 保 存 -40 x 500h 無 通 電 3 高 温 高 湿 通 電 +85,85%RH x 500h 負 荷 電 圧 3.0V 最 大 振 幅 1.5mm 周 波 数 10 ~55Hz 4 振 動 試 験 周 期 1 分 3 方 向 各 2 時 間 ( 合 計 6 時 間 ) 印 加 -55 /30min +125 /30min ( 気 相 ) 5 熱 衝 撃 500サイクル 無 通 電 前 処 理 :+85 85%RH 168h リフロー 条 件 :MAX.260 および 6 はんだ 耐 熱 230 30 秒 リフロー 回 数 :3 回 7 はんだ 付 け 性 はんだ 温 度 :+230 時 間 :3 秒 浸 漬 MM 法 条 件 :200pF 抵 抗 0Ω ±200V 8 静 電 耐 圧 HBM 法 条 件 :100pF 抵 抗 1.5kΩ ±2kV 9 電 極 固 着 性 5N(510gf) 4 方 向 10 秒 100gダミー 負 荷 付 き 高 さ150cm コン 10 落 下 試 験 クリート 上 に6 面 各 10 回 落 下 11 衝 撃 試 験 梱 包 しない 状 態 で 方 向 :X Y Z 各 1470m/s 2 各 5 回 ガラエポ 基 板 (FR-4) t=1.0 速 度 5 12 曲 げ 繰 り 返 し mm/ 分 90mmスパンの 条 件 で + 側 - 側 それぞれ1mmの 曲 げ 1500 サイクル ガラエポ 基 板 (FR-4) t=1.0 90mm 13 曲 げ 限 界 スパンの 条 件 で + 側 - 側 それぞれ7mmを 曲 げる 3-5378 項 を 満 足 する こと 浸 漬 した 部 分 の90% 以 上 に はんだが 付 着 します 3-5378 項 を 満 足 する こと 3-5378 項 を 満 足 する こと 外 観 に 異 常 なき 事 3-5378 項 を 満 足 する こと 端 子 の 破 断 ゆるみのない こと
10/11 6. 注 意 6-1 用 途 の 限 定 当 製 品 について その 故 障 や 誤 動 作 が 人 命 または 財 産 に 危 害 を 及 ぼす 恐 れがある 等 の 理 由 により 高 信 頼 性 が 要 求 される 以 下 の 用 途 では 使 用 しないで 下 さい 万 一 購 入 者 側 の 責 任 で 以 下 の 用 途 に 当 製 品 を 使 用 された 場 合 当 社 はいかなる 責 も 負 い かねますのでご 了 承 ください 1 航 空 機 器 2 宇 宙 機 器 3 海 底 機 器 4 発 電 所 制 御 機 器 5 医 療 機 器 6 輸 送 機 器 ( 自 動 車 列 車 船 舶 等 ) 7 交 通 用 信 号 機 器 8 防 災 / 防 犯 機 器 9 情 報 処 理 機 器 10その 他 上 記 機 器 と 同 等 の 機 器 6-2 フェールセーフ 機 能 の 付 加 当 センサに 万 が 一 異 常 や 不 具 合 が 生 じた 場 合 でも 二 次 災 害 防 止 のために 完 成 品 に 適 切 な フェールセーフ 機 能 を 必 ず 付 加 して 下 さい 7. 使 用 上 の 注 意 7-1 取 扱 時 の 注 意 静 電 気 によってセンサが 破 損 する 場 合 があります 摩 擦 等 による 帯 電 や アースされていな い 冶 具 工 具 設 備 人 体 等 の 静 電 気 に 十 分 注 意 してお 取 り 扱 いください 7-2 設 計 時 の 注 意 検 知 する 磁 石 の 磁 力 バラツキを 考 慮 した 設 計 を 行 ってください 磁 石 バラツキが 考 慮 されな い 場 合 センサが 誤 動 作 不 作 動 を 起 こす 可 能 性 があります モーターなど 周 囲 からの 磁 界 ノイズを 拾 い センサが 誤 動 作 不 作 動 を 起 こす 可 能 性 があ ります 磁 界 ノイズの 影 響 がないことを 十 分 に 注 意 した 設 計 を 行 ってください 検 出 する 磁 石 以 外 の 磁 性 体 ( 鉄 ニッケル 等 )や 磁 界 発 生 源 ( 磁 石 等 )の 影 響 を 受 けないよ うに 設 計 して 下 さい 逆 電 圧 過 電 圧 の 印 加 があった 場 合 センサが 破 損 する 可 能 性 があります センサを 樹 脂 等 で 保 護 する 際 腐 食 性 ガス 等 の 発 生 や 基 板 配 線 等 の 腐 食 を 起 こさないもの をご 使 用 ください また 樹 脂 硬 化 後 の 応 力 で センサの 性 能 に 影 響 がないように 設 計 して 下 さい スイッチングノイズ 対 策 として 電 源 VccとGNDラインを 太 く 短 く 処 理 し 基 板 の 多 層 化 も 有 効 です また バイパス コンデンサはMRUS74XBでは 配 置 しないで 下 さい
11/11 7-3 保 管 時 の 注 意 保 管 時 の 推 奨 条 件 は 以 下 の 通 りです 温 度 : 5~+30 湿 度 : 70(RH)% 以 下 デシケータ 保 管 またはN 2 雰 囲 気 を 推 奨 します 保 存 期 間 は 納 入 後 から1 年 とします ただし 上 記 の 推 奨 条 件 をご 考 慮 願 います また 梱 包 の 開 封 後 はなるべく 早 くご 使 用 ください はんだ 付 け 性 が 劣 化 する 可 能 性 があります 水 有 機 溶 剤 油 がかからないところで 保 管 使 用 して 下 さい 腐 食 性 ガス( 亜 硫 酸 ガス 窒 素 酸 化 ガス 塩 素 ガス 等 )があたらないところで 保 管 使 用 し て 下 さい 振 動, 衝 撃 塵 埃 の 少 ないところで 保 管 使 用 して 下 さい 7-4 実 装 時 標 準 リフロー 条 件 の 範 囲 内 で 実 装 してください 条 件 を 超 えて 実 装 した 場 合 センサが 破 損 する 可 能 性 があります 端 子 に 過 大 な 荷 重 をかけないで 下 さい また 端 子 を 折 り 曲 げたりしないで 下 さい 基 板 の 曲 げなどにより 過 度 の 応 力 をセンサに 加 えないでください センサの 感 度 が 変 わる 可 能 性 があります 8. お 願 い ご 使 用 に 際 しては 貴 社 製 品 に 実 装 された 状 態 で 必 ず 評 価 して 下 さい 当 製 品 を 当 仕 様 書 の 記 載 内 容 を 逸 脱 して 使 用 しないで 下 さい 弊 社 は 仕 様 書 図 面 その 他 の 技 術 資 料 には 取 引 に 関 する 契 約 事 項 を 記 載 することは 適 切 ではないものと 存 じております 従 って もし 貴 社 が 作 成 されたこれら 技 術 資 料 に 品 質 保 証 PL 工 業 所 有 権 等 にかかる 弊 社 の 責 任 の 範 囲 に 関 する 記 載 がある 場 合 は 当 該 記 載 は 無 効 とさせていただきます これらの 事 項 につきましては 別 途 取 引 基 本 契 約 書 等 におい てお 申 し 越 しいただきたくお 願 いします