プライバシーマーク 制 度 における 欠 格 事 項 及 び 判 断 基 準 一 般 財 団 法 人 日 本 情 報 経 済 社 会 推 進 協 会 プライバシーマーク 推 進 センター
改 廃 履 歴 版 制 定 改 定 日 改 定 箇 所 理 由 施 行 日 1.0 平 成 22 年 10 月 15 日 プライバシーマーク 制 度 設 置 及 び 運 営 要 平 成 23 年 3 月 1 日 領 の 全 面 改 正 に 伴 い 改 定 第 1 版 とする 1.1 平 成 23 年 4 月 1 日 組 織 名 変 更 を 反 映 平 成 23 年 4 月 1 日 1.2 平 成 24 年 3 月 1 日 東 京 都 暴 力 団 排 除 条 例 ( 平 成 23 年 10 月 施 平 成 24 年 4 月 1 日 行 )に 伴 う 3.1.2 c)の 追 加 1.3 平 成 28 年 3 月 17 日 欠 格 性 の 判 断 及 び 措 置 の 決 定 の 手 順 平 成 28 年 4 月 1 日 事 故 の 報 告 先 を 別 紙 に 移 動 一 部 修 正 移 動 に 伴 う 採 番 の 変 更 3.2.1 申 請 不 可 期 間 3ヶ 月 の 事 業 者 c)の 追 加 1.4 平 成 28 年 7 月 15 日 3.1 プライバシーマーク 付 与 適 格 性 を 有 しない 者 に 3.1.4 プライバシーマー ク 制 度 に 対 する 一 般 の 信 頼 を 毀 損 すると 認 めるに 足 る 相 当 な 理 由 がある 事 業 活 動 を 行 う 事 業 者 を 追 加 する 平 成 28 年 7 月 15 日
目 次 1. 適 用 範 囲... 1 2. 定 義... 1 3. 欠 格 事 項... 1 3.1 プライバシーマーク 付 与 適 格 性 を 有 しない 者... 1 3.1.1 事 業 拠 点... 1 3.1.2 役 員... 2 3.1.3 インターネット 異 性 紹 介 事 業 者... 2 3.1.4 プライバシーマーク 制 度 に 対 する 一 般 の 信 頼 を 毀 損 すると 認 めるに 足 る 相 当 な 理 由 がある 事 業 活 動 を 行 う 事 業 者... 3 3.2 付 与 適 格 性 審 査 の 申 請 ができない 者... 3 3.2.1 申 請 不 可 期 間 3ヶ 月 の 事 業 者... 3 3.2.2 申 請 不 可 期 間 1 年 の 事 業 者... 4 3.2.3 申 請 不 可 期 間 が 4.により 判 断 された 期 間 の 事 業 者... 4 4. 個 人 情 報 の 取 扱 いに 関 する 事 故 等 についての 判 断 基 準... 4 5. 改 正... 4 1 欠 格 性 の 判 断 及 び 措 置 の 決 定 の 手 順... 5 1.1 欠 格 レベルの 判 定... 5 1.2 欠 格 レベルに 基 づく 措 置 の 決 定... 6 1.3 事 業 者 に 対 する 措 置 の 通 告... 7 2. 事 故 の 報 告 先... 7
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1. 適 用 範 囲 本 基 準 は 新 規 にプライバシーマーク 付 与 を 受 けるためにプライバシーマーク 付 与 の 適 格 性 の 審 査 ( 以 下 付 与 適 格 性 審 査 という )の 申 請 を 検 討 中 の 事 業 者 ( 以 下 申 請 検 討 中 事 業 者 という ) 及 び 現 に 審 査 中 の 事 業 者 ( 以 下 審 査 中 事 業 者 という )に 対 しては プライバシ ーマーク 付 与 の 適 格 性 を 有 する 旨 の 決 定 ( 以 下 付 与 適 格 決 定 という )を 受 けることができ ない 者 の 基 準 及 びその 運 用 を 定 め 現 にプライバシーマーク 付 与 を 受 けている 事 業 者 ( 以 下 付 与 事 業 者 という )に 対 しては プライバシーマーク 付 与 に 関 する 規 約 第 13 条 ~ 第 15 条 に 定 める 注 意 勧 告 プライバシーマーク 付 与 の 一 時 停 止 ( 以 下 付 与 の 一 時 停 止 という ) 又 はプライバシーマーク 付 与 の 取 消 し( 以 下 付 与 の 取 消 し という )の 措 置 を 受 ける 基 準 及 びその 運 用 について 定 めるものである なお プライバシーマーク 制 度 は 日 本 工 業 規 格 JIS Q 15001 個 人 情 報 保 護 マネジメントシス テム- 要 求 事 項 ( 以 下 JIS という )に 適 合 した 個 人 情 報 保 護 のマネジメントシステムを 構 築 している 事 業 者 である 旨 を 認 証 するものであり 当 該 事 業 者 が 個 人 情 報 の 取 扱 いに 関 する 事 故 等 を 起 こさないことを 保 証 するものではないが 本 基 準 において 個 人 情 報 の 取 扱 いの 事 故 等 に ついても 欠 格 事 項 を 定 めている これは プライバシーマーク 制 度 に 対 する 一 般 の 信 頼 を 維 持 することは プライバシーマーク 制 度 の 運 営 に 携 わる 組 織 及 び 事 業 者 の 共 通 の 利 害 であり 本 制 度 の 信 頼 を 維 持 するためには 事 故 等 を 起 した 事 業 者 に 対 する 改 善 の 指 導 及 び 是 正 措 置 の 確 認 は 制 度 上 不 可 欠 であると 考 えるか らである 本 基 準 は 報 告 を 受 けた 事 故 等 について 当 該 事 業 者 に 事 故 等 の 重 大 さ( 欠 格 性 )の 程 度 を 認 識 するよう 求 めるために 運 用 するものであり さらには その 結 果 を 踏 まえて 適 正 な 改 善 策 の 策 定 と 実 施 及 び 再 発 防 止 を 徹 底 する 機 会 を 提 供 するものである したがって 本 基 準 は 事 故 等 を 起 した 事 業 者 に 対 する 制 裁 を 主 たる 目 的 とするものではない 2. 定 義 この 基 準 で 使 用 する 用 語 は この 基 準 に 特 別 の 定 めがあるもののほか プライバシーマーク 制 度 基 本 綱 領 ( 以 下 基 本 綱 領 という ) プライバシーマーク 付 与 に 関 する 規 約 プライバ シーマーク 付 与 適 格 性 審 査 の 実 施 基 準 及 びJISにおいて 使 用 する 用 語 の 例 による 3. 欠 格 事 項 3.1 プライバシーマーク 付 与 適 格 性 を 有 しない 者 次 の3.1.1~3.1.4のいずれかに 該 当 する 事 業 者 ( 実 質 的 に 同 一 とみなすべき 事 業 者 を 含 む 以 下 同 じ )は プライバシーマーク 付 与 適 格 性 ( 以 下 付 与 適 格 性 という )を 有 しない 3.1.1 事 業 拠 点 外 国 法 人 は 付 与 適 格 性 を 有 しない ただし 次 のいずれにも 該 当 するときはこの 限 りではない a) 日 本 の 法 律 に 基 づいて 支 店 として 登 記 している 場 合 b) 日 本 国 内 で 取 得 した 個 人 情 報 ( 当 該 外 国 法 人 の 従 業 者 の 個 人 情 報 を 除 く )の 取 扱 いが 日 本 国 内 に 限 られる 場 合 - 1 -
3.1.2 役 員 役 員 ( 法 人 でない 団 体 で 代 表 者 又 は 代 理 人 の 定 めのあるものの 代 表 者 又 は 代 理 人 を 含 む )の うちに 次 のいずれかに 該 当 する 者 がある 事 業 者 は 付 与 適 格 性 を 有 しない a) 禁 錮 以 上 の 刑 に 処 せられ その 執 行 を 終 わり 又 は 執 行 を 受 けることがなくなった 日 から2 年 を 経 過 しない 者 b) 個 人 情 報 の 保 護 に 関 する 法 律 の 規 定 により 刑 に 処 せられ その 執 行 を 終 わり 又 は 執 行 を 受 けることがなくなった 日 から2 年 を 経 過 しない 者 c) 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 の 規 定 に 基 づき 指 定 暴 力 団 又 は 暴 力 団 連 合 に 指 定 された 暴 力 団 の 構 成 員 である 者 3.1.3 インターネット 異 性 紹 介 事 業 者 インターネット 異 性 紹 介 事 業 を 利 用 して 児 童 を 誘 引 する 行 為 の 規 制 等 に 関 する 法 律 ( 平 成 15 年 6 月 13 日 法 律 第 83 号 )に 規 定 する インターネット 異 性 紹 介 事 業 者 のうち 次 のいずれ か 一 つでも 満 たすことができない 者 は 付 与 適 格 性 を 有 しない a) 基 本 情 報 の 開 示 次 に 掲 げる 事 項 をホームページにより 登 録 希 望 者 又 は 登 録 者 ( 以 下 顧 客 という )が 閲 覧 できるようにしていること 1 事 業 者 の 概 要 ( 事 業 者 名 代 表 者 名 住 所 電 話 番 号 ) 2 提 供 サービスの 内 容 と 価 格 3 顧 客 相 談 の 専 用 窓 口 の 連 絡 先 b)サービス 提 供 の 対 象 18 歳 以 上 の 独 身 者 のみを 対 象 としていること c)サービス 内 容 及 び 提 供 条 件 の 明 確 化 顧 客 にサービスを 提 供 するに 当 たっては 提 供 サービスごとの 名 称 とその 内 容 対 応 する 価 格 提 供 する 条 件 等 を 明 記 していること 特 定 商 取 引 に 関 する 法 律 ( 昭 和 51 年 6 月 4 日 法 律 第 57 号 )の 適 用 を 受 ける 場 合 は 同 法 の 規 定 に 従 って 適 正 に 実 施 していること d) 公 安 委 員 会 への 届 出 インターネット 異 性 紹 介 事 業 を 利 用 して 児 童 を 誘 引 する 行 為 の 規 制 等 に 関 する 法 律 第 7 条 の 規 定 に 基 づき 管 轄 する 都 道 府 県 の 公 安 委 員 会 に 届 け 出 ていること e) 本 人 確 認 登 録 希 望 者 が 本 人 であり かつ 18 歳 以 上 であることを 公 的 な 証 明 書 を 用 いて 確 認 し その 写 しを 記 録 として 保 管 していること f) 独 身 である 旨 の 確 認 又 はそれに 代 わる 措 置 登 録 希 望 者 が 独 身 者 であることを 公 的 な 証 明 書 を 用 いて 確 認 し その 写 しを 記 録 として 保 管 していること 又 は 提 供 するサービスが 次 に 掲 げる1から6の 条 件 をすべて 満 たして いること 1 会 員 制 のサービスであること 2 独 身 である 旨 を 宣 誓 させていること( 入 会 申 込 みの 際 に 必 ず 独 身 である 旨 を 回 答 させるこ と) - 2 -
3 会 員 規 約 に もし 既 婚 者 であることが 発 覚 した 場 合 退 会 はもちろんのこと 損 害 賠 償 を 求 めることがある 旨 を 規 定 していること 4 有 料 サービスであること( 男 女 双 方 とも 有 料 ) 5 交 際 に 合 意 するまでは 事 業 者 のシステムを 介 して 本 人 同 士 が 連 絡 をとりあう 仕 組 みであ ること 6 事 業 者 のシステムを 介 して 本 人 同 士 が 連 絡 をとりあう 場 合 において その 内 容 に 公 序 良 俗 に 反 するものが 含 まれていないか 確 認 し 必 要 に 応 じて 会 員 資 格 の 停 止 又 は 退 会 の 措 置 を 講 じていること 参 考 インターネット 異 性 紹 介 事 業 を 利 用 して 児 童 を 誘 引 する 行 為 の 規 制 等 に 関 する 法 律 ( 抜 粋 ) ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 次 の 各 号 に 掲 げる 用 語 の 意 義 は それぞれ 当 該 各 号 に 定 めるところに よる 一 児 童 十 八 歳 に 満 たない 者 をいう 二 インターネット 異 性 紹 介 事 業 異 性 交 際 ( 面 識 のない 異 性 との 交 際 をいう 以 下 同 じ )を 希 望 する 者 ( 以 下 異 性 交 際 希 望 者 という )の 求 めに 応 じ その 異 性 交 際 に 関 する 情 報 をイ ンターネットを 利 用 して 公 衆 が 閲 覧 することができる 状 態 に 置 いてこれに 伝 達 し かつ 当 該 情 報 の 伝 達 を 受 けた 異 性 交 際 希 望 者 が 電 子 メールその 他 の 電 気 通 信 ( 電 気 通 信 事 業 法 ( 昭 和 五 十 九 年 法 律 第 八 十 六 号 ) 第 二 条 第 一 号 に 規 定 する 電 気 通 信 をいう 以 下 同 じ )を 利 用 して 当 該 情 報 に 係 る 異 性 交 際 希 望 者 と 相 互 に 連 絡 することができるようにする 役 務 を 提 供 する 事 業 をいう 三 インターネット 異 性 紹 介 事 業 者 インターネット 異 性 紹 介 事 業 を 行 う 者 をいう 3.1.4 プライバシーマーク 制 度 に 対 する 一 般 の 信 頼 を 毀 損 すると 認 めるに 足 る 相 当 な 理 由 が ある 事 業 活 動 を 行 う 事 業 者 付 与 機 関 は 制 度 委 員 会 の 審 議 を 経 て 本 項 への 該 当 性 の 判 断 を 行 う 3.2 付 与 適 格 性 審 査 の 申 請 ができない 者 次 の3.2.1~3.2.3のいずれかに 該 当 する 事 業 者 は 申 請 を 不 可 とする 期 間 を 経 過 しなければ 付 与 適 格 性 審 査 の 申 請 をすることができない 3.2.1 申 請 不 可 期 間 3ヶ 月 の 事 業 者 申 請 の 日 前 3ヶ 月 以 内 に 次 のいずれかに 該 当 する 事 業 者 は 付 与 適 格 性 審 査 の 申 請 をするこ とができない a)プライバシーマーク 指 定 審 査 機 関 ( 以 下 審 査 機 関 という )から プライバシーマーク 付 与 の 適 格 性 を 有 しない 旨 の 決 定 を 受 けた 事 業 者 b) 付 与 適 格 性 審 査 の 審 査 料 及 び 審 査 に 係 る 旅 費 ( 交 通 費 宿 泊 費 等 )の 不 払 いにより 審 査 機 関 が 審 査 を 打 切 った 事 業 者 c) 審 査 機 関 の 指 摘 事 項 文 書 で 不 適 合 と 指 摘 された 事 項 の 是 正 が 指 摘 事 項 文 書 発 行 日 より6ヶ - 3 -
月 以 内 に 為 されなかった 場 合 3.2.2 申 請 不 可 期 間 1 年 の 事 業 者 申 請 の 日 前 1 年 以 内 に 次 のいずれかに 該 当 する 事 業 者 は 付 与 適 格 性 審 査 の 申 請 をすること ができない a) 審 査 機 関 が 審 査 の 過 程 において 次 の 事 項 を 発 見 したため 審 査 を 打 切 った 事 業 者 1 申 請 に 係 る 事 項 に 虚 偽 があったとき 2 申 請 者 の 従 業 者 以 外 の 者 が 審 査 に 立 ち 会 ったとき b) 付 与 の 取 消 しを 受 けた 事 業 者 c) 付 与 契 約 の 解 除 を 受 けた 事 業 者 3.2.3 申 請 不 可 期 間 が 4.により 判 断 された 期 間 の 事 業 者 個 人 情 報 の 取 扱 いに 関 し 個 人 情 報 の 外 部 への 漏 えい 等 の 事 故 等 が 発 生 したため 4.により 申 請 を 不 可 とする 期 間 が 決 定 され その 期 間 を 経 過 していない 事 業 者 は 付 与 適 格 性 審 査 の 申 請 を することができない 4. 個 人 情 報 の 取 扱 いに 関 する 事 故 等 についての 判 断 基 準 この 項 は 新 たに 付 与 適 格 決 定 を 受 けようとする 事 業 者 にとっては 申 請 ができない 期 間 (3.2.3 項 )の 決 定 付 与 事 業 者 にとっては 講 じられる 措 置 ( 注 意 勧 告 付 与 の 一 時 停 止 又 は 付 与 の 取 消 し)の 決 定 の 判 断 基 準 となる 個 人 情 報 の 取 扱 いに 関 する 事 故 等 とは JISへの 不 適 合 等 により 発 生 した 個 人 情 報 の 外 部 への 漏 えいその 他 本 人 の 権 利 利 益 の 侵 害 と 定 義 づけ 具 体 的 には 以 下 の 事 象 に 該 当 するものとする 1 漏 えい 2 紛 失 3 滅 失 き 損 4 改 ざん 正 確 性 の 未 確 保 5 不 正 不 適 正 取 得 6 目 的 外 利 用 提 供 7 不 正 利 用 8 開 示 等 の 求 め 等 の 拒 否 5. 改 正 この 基 準 の 改 正 は プライバシーマーク 制 度 委 員 会 の 審 議 を 経 て プライバシーマーク 付 与 機 関 ( 以 下 付 与 機 関 という )が 行 う - 4 -
別 紙 1 欠 格 性 の 判 断 及 び 措 置 の 決 定 の 手 順 付 与 機 関 又 は 審 査 機 関 は 申 請 検 討 中 事 業 者 審 査 中 事 業 者 及 び 付 与 事 業 者 から 報 告 を 受 け た 事 故 等 に 関 して 以 下 に 定 める 手 順 に 従 って 欠 格 レベルを 決 定 し その 欠 格 レベルに 相 応 する 措 置 を 講 ずる なお 付 与 の 一 時 停 止 又 は 付 与 の 取 消 し 相 当 の 措 置 は 付 与 機 関 が 審 査 機 関 からの 報 告 又 は プライバシーマーク 制 度 委 員 会 作 業 部 会 ( 以 下 作 業 部 会 という )からの 答 申 を 受 けて プ ライバシーマーク 制 度 委 員 会 の 審 議 を 経 た 上 で 決 定 する 1.1 欠 格 レベルの 判 定 付 与 機 関 又 は 審 査 機 関 は 以 下 の 手 順 で 欠 格 レベルの 判 定 を 行 う a) 申 請 検 討 中 事 業 者 審 査 中 事 業 者 及 び 付 与 事 業 者 から 事 故 報 告 を 受 けた 事 象 を 事 故 等 の 類 型 に 分 類 する b) 事 象 が 発 生 した 原 因 を 判 断 し 事 業 者 の 責 任 の 有 無 を 評 価 する 1 事 象 の 発 生 原 因 が 事 業 者 としての 故 意 若 しくは 過 失 によるものか 又 は 不 可 抗 力 であるのか を 判 断 する (A: 責 任 類 型 ) 事 象 の 発 生 に 事 業 者 の 責 任 が 有 ると 評 価 される 場 合 さら に 事 故 等 の 影 響 等 ( 表 1を 参 照 )を 考 慮 して 評 価 を 行 う なお 責 任 の 有 無 の 評 価 において 事 業 者 としての 故 意 が 認 定 された 場 合 は その 時 点 で 欠 格 レベルを10とし 事 故 等 の 影 響 等 をさらに 考 慮 することはしない また 不 可 抗 力 と 判 断 された 場 合 も その 時 点 で 欠 格 レベルを0とし 事 故 等 の 影 響 等 をさらに 考 慮 することはしない 2 事 象 の 発 生 原 因 が 事 業 者 としての 過 失 であると 評 価 された 場 合 その 過 失 の 度 合 いを 考 慮 して 事 業 者 の 責 任 を 軽 減 する 事 情 があるかどうかを 判 断 する (B: 責 任 軽 減 の 有 無 ) c) 事 象 の 発 生 原 因 が 事 業 者 としての 過 失 であると 評 価 された 場 合 事 故 等 の 影 響 等 を 考 慮 し て 次 の 事 項 の 評 価 を 行 う 1 事 故 等 の 対 象 となった 個 人 情 報 の 内 容 が 本 人 に 及 ぼす 影 響 の 度 合 いからその 取 扱 いに 配 慮 を 要 する 度 合 いを 判 断 する (C: 内 容 による 重 大 性 ) 2 事 故 等 の 対 象 となった 本 人 への 被 害 の 発 生 状 況 を 判 断 する (D: 本 人 への 影 響 ) 3 発 生 した 事 象 の 社 会 的 な 影 響 及 びプライバシーマーク 制 度 への 信 頼 性 への 影 響 の 度 合 いを 判 断 する (E: 制 度 等 への 影 響 ) 4 過 去 の 事 故 歴 に 基 づき 発 生 状 況 等 を 判 断 する (F: 事 故 歴 の 有 無 ) d)b)~c)の 判 断 を 踏 まえ 欠 格 レベルを 決 定 する - 5 -
表 1 欠 格 レベル 決 定 の 手 順 a) 発 生 した 事 象 を 分 類 b) 事 象 の 原 因 を 判 断 c) 事 故 等 の 影 響 等 を 考 d) 欠 格 レベルの 決 定 ( 事 故 等 の 類 型 ) ( 責 任 及 び 軽 減 の 有 無 を 評 慮 価 ) 1 漏 えい 2 紛 失 3 滅 失 き 損 4 改 ざん 正 確 性 の 未 確 保 5 不 正 不 適 正 取 得 6 目 的 外 利 用 提 供 7 不 正 利 用 8 開 示 等 の 求 め 等 の 拒 否 故 意 考 慮 せず 10 ( 事 業 者 としての 故 意 ) 過 失 A: 責 任 類 型 B: 責 任 軽 減 の 有 無 C: 内 容 による 重 大 性 D: 本 人 への 影 響 A~Fの 合 計 値 (0~10) E: 制 度 等 への 影 響 F: 事 故 歴 の 有 無 不 可 抗 力 考 慮 せず 0 1.2 欠 格 レベルに 基 づく 措 置 の 決 定 欠 格 レベルの0 ~10に 相 応 した 措 置 を 表 2のように 定 める 付 与 機 関 又 は 審 査 機 関 は 欠 格 レベ ルを 決 定 し 制 度 委 員 会 又 は 委 員 会 に 諮 り その 欠 格 レベルに 相 応 する 措 置 を 決 定 する なお 委 員 会 又 は 作 業 部 会 で 付 与 の 一 時 停 止 又 は 付 与 の 取 消 し 相 当 の 措 置 と 決 定 した 場 合 速 やかに 付 与 機 関 に 通 知 する 欠 格 レベル 表 2 欠 格 レベルに 相 応 する 措 置 欠 格 レベルごとの 措 置 付 与 事 業 者 ( 注 1) 審 査 中 事 業 者 ( 注 2) 申 請 検 討 中 事 業 者 10 付 与 の 取 消 し 8,9 付 与 の 一 時 停 止 ( 注 3) 審 査 の 打 切 り(1 年 間 の 申 請 不 可 ) 付 与 の 一 時 停 止 期 間 に 相 当 する 期 間 審 査 中 止 ( 注 3) 1 年 間 の 申 請 不 可 付 与 の 一 時 停 止 期 間 に 相 当 する 期 間 申 請 不 可 ( 注 3) 6,7 勧 告 文 書 発 行 審 査 続 行 申 請 可 1~5 注 意 文 書 発 行 審 査 続 行 申 請 可 0 措 置 なし 審 査 続 行 申 請 可 注 1: 付 与 事 業 者 の 起 こした 事 故 等 の 欠 格 レベルが1から7までの 場 合 注 意 または 勧 告 の 文 書 を 発 行 するが 事 故 等 の 原 因 となった 不 具 合 についての 是 正 措 置 の 適 切 性 を 確 認 するための 審 査 を 行 うことがある 注 2: 審 査 中 事 業 者 が 起 こした 事 故 等 の 欠 格 レベルが1から7までの 場 合 審 査 続 行 とするが 事 故 等 の 原 因 とな った 不 具 合 についての 是 正 措 置 の 適 切 性 を 確 認 するための 審 査 を 行 うことがある 注 3: 付 与 の 一 時 停 止 等 の 期 間 の 開 始 日 は 付 与 機 関 が 付 与 の 一 時 停 止 等 を 付 与 事 業 者 に 通 告 した 日 とする - 6 -
1.3 事 業 者 に 対 する 措 置 の 通 告 付 与 機 関 又 は 審 査 機 関 はあらかじめ 定 める 手 順 に 従 い 事 故 報 告 を 受 けた 当 該 申 請 検 討 中 事 業 者 審 査 中 事 業 者 又 は 付 与 事 業 者 に 対 して 措 置 の 通 告 を 行 う 2. 事 故 の 報 告 先 事 業 者 は 表 3に 掲 げる 報 告 先 の 付 与 機 関 又 は 審 査 機 関 に 事 故 等 を 報 告 しなければならない 報 告 は 報 告 先 である 付 与 機 関 又 は 審 査 機 関 の 定 める 手 順 に 従 って 行 わなければならない 事 業 者 は 将 来 の 大 事 故 を 未 然 に 防 ぐ 観 点 から 漏 えい 等 した 個 人 情 報 の 件 数 が1 件 でもある 場 合 は これを 報 告 するものとする 1 付 与 事 業 者 の 場 合 表 3 事 故 の 報 告 先 付 与 適 格 決 定 を 受 けた 付 与 機 関 又 は 審 査 機 関 ただし プライバシーマーク 付 与 の 更 新 のための 審 査 中 の 場 合 は 審 査 中 事 業 者 の 例 による 2 審 査 中 事 業 者 の 場 合 付 与 適 格 性 審 査 の 申 請 をしている 付 与 機 関 又 は 審 査 機 関 3 申 請 検 討 中 事 業 者 の 場 合 付 与 適 格 性 審 査 の 申 請 を 予 定 している 付 与 機 関 又 は 審 査 機 関 - 7 -
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