横 浜 市 記 者 発 表 資 料 平 成 27 年 2 月 3 日 建 築 局 違 反 対 策 課 緑 区 白 山 四 丁 目 の 宅 地 造 成 等 規 制 法 違 反 に 対 して 行 政 代 執 行 法 に 基 づく 代 執 行 令 書 を 交 付 しました 平 成 26 年 10 月 の 台 風 18 号 による 大 雨 に 伴 い 違 反 造 成 地 において 大 規 模 な 崖 崩 れが 発 生 した 土 地 の 造 成 主 である 土 地 所 有 者 に 対 して 平 成 26 年 12 月 17 日 に 行 政 代 執 行 法 に 基 づく 戒 告 をし ました 平 成 27 年 1 月 31 日 の 期 限 となっても 是 正 措 置 を 履 行 しないため 本 日 行 政 代 執 行 法 第 3 条 第 2 項 に 基 づく 代 執 行 令 書 を 通 知 しました 1 違 反 造 成 工 事 の 概 要 土 地 所 有 者 兼 造 成 主 有 限 会 社 ツヅキ 企 画 取 締 役 手 塚 博 仁 造 成 場 所 横 浜 市 緑 区 白 山 四 丁 目 1234 番 の1 用 途 地 域 第 一 種 低 層 住 居 専 用 地 域 造 成 工 事 の 概 要 盛 土 の 面 積 約 1,182m2 崖 の 高 さ 最 大 約 19m 2 違 反 の 概 要 違 反 条 項 宅 地 造 成 等 規 制 法 第 8 条 ( 宅 地 造 成 に 関 する 工 事 の 許 可 ) 宅 地 造 成 等 規 制 法 第 9 条 ( 宅 地 造 成 に 関 する 工 事 の 技 術 的 基 準 等 ) 3 主 な 指 導 経 過 平 成 26 年 10 月 6 日 崖 崩 れ 発 生 是 正 措 置 命 令 を 発 令 ( 宅 地 造 成 に 伴 う 災 害 の 防 止 のため 必 要 な 是 正 措 置 をとるよう 10 月 10 日 宅 地 造 成 等 規 制 法 第 14 条 第 3 項 に 基 づき 命 令 )( 履 行 期 限 平 成 26 年 11 月 30 日 ) 11 月 30 日 是 正 計 画 等 が 示 されないまま 是 正 措 置 命 令 履 行 期 限 となる 12 月 17 日 行 政 代 執 行 法 に 基 づく 文 書 戒 告 ( 是 正 履 行 期 限 平 成 27 年 1 月 31 日 ) 平 成 27 年 1 月 31 日 是 正 されないまま 是 正 履 行 期 限 となる 2 月 3 日 行 政 代 執 行 法 に 基 づく 代 執 行 令 書 を 交 付 ( 平 成 27 年 2 月 9 日 代 執 行 工 事 に 着 手 予 定 ) 裏 面 あり
N 4 行 政 代 執 行 による 工 事 の 概 要 工 事 内 容 のりめん のりわく 崩 れた 土 砂 の 搬 出 法 面 保 護 のための 法 枠 設 置 工 事 及 びU 字 溝 などの 排 水 施 設 敷 設 工 事 工 期 平 成 27 年 2 月 9 日 より 平 成 27 年 7 月 31 日 ( 予 定 ) 開 始 宣 言 平 成 27 年 2 月 9 日 10 時 ( 予 定 )より 現 地 にて 代 執 行 の 宣 言 を 行 います 法 枠 設 置 予 定 範 囲 工 事 の 概 要 ( 平 面 図 ) 工 事 のイメージ 5 工 事 施 工 者 の 選 定 行 政 代 執 行 に 伴 う 緊 急 措 置 工 事 に 関 する 協 定 書 ( 平 成 25 年 5 月 22 日 締 結 )に 基 づき 一 般 社 団 法 人 横 浜 建 設 業 協 会 の 登 録 企 業 名 簿 24 社 の 中 から 緑 区 内 に 本 社 のある 土 志 田 建 設 株 式 会 社 を 工 事 施 工 者 として 選 定 しました 6 工 事 スケジュール 2 月 工 事 予 定 スケジュール( 平 成 27 年 ) 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 1 土 砂 搬 出 2/9 開 始 宣 言 準 備 2/ 土 砂 搬 出 工 事 下 旬 3/ 下 旬 6/ 下 旬 土 砂 搬 出 7/ 下 旬 2 法 枠 工 事 3/ 上 旬 法 枠 工 事 ロックボルト 5/ 中 旬 7/ 下 旬 工 事 3 排 水 施 設 等 4/ 上 旬 排 水 工 事 整 地 6/ 中 旬 7/ 上 旬 7/ 片 付 下 旬 平 成 27 年 2 月 9 日 ( 月 )に 現 地 取 材 を 希 望 される 報 道 機 関 は 平 成 27 年 2 月 6 日 ( 金 )の 15 時 までに 以 下 の 問 い 合 わせ 先 まで 御 連 絡 ください お 問 合 せ 先 建 築 局 違 反 対 策 課 長 大 谷 勝 Tel 045-671-3855
< 参 考 > 宅 地 造 成 等 規 制 法 ( 抜 粋 ) ( 宅 地 造 成 に 関 する 工 事 の 許 可 ) 第 八 条 宅 地 造 成 工 事 規 制 区 域 内 において 行 われる 宅 地 造 成 に 関 する 工 事 については 造 成 主 は 当 該 工 事 に 着 手 する 前 に 国 土 交 通 省 令 で 定 めるところにより 都 道 府 県 知 事 の 許 可 を 受 けなければならない ただし 都 市 計 画 法 ( 昭 和 四 十 三 年 法 律 第 百 号 ) 第 二 十 九 条 第 一 項 又 は 第 二 項 の 許 可 を 受 けて 行 わ れる 当 該 許 可 の 内 容 ( 同 法 第 三 十 五 条 の 二 第 五 項 の 規 定 によりその 内 容 とみなされるものを 含 む ) に 適 合 した 宅 地 造 成 に 関 する 工 事 については この 限 りでない 2 都 道 府 県 知 事 は 前 項 本 文 の 許 可 の 申 請 に 係 る 宅 地 造 成 に 関 する 工 事 の 計 画 が 次 条 の 規 定 に 適 合 しな いと 認 めるときは 同 項 本 文 の 許 可 をしてはならない 3 都 道 府 県 知 事 は 第 一 項 本 文 の 許 可 に 工 事 の 施 行 に 伴 う 災 害 を 防 止 するため 必 要 な 条 件 を 付 するこ とができる ( 宅 地 造 成 に 関 する 工 事 の 技 術 的 基 準 等 ) 第 九 条 宅 地 造 成 工 事 規 制 区 域 内 において 行 われる 宅 地 造 成 に 関 する 工 事 は 政 令 (その 政 令 で 都 道 府 県 の 規 則 に 委 任 した 事 項 に 関 しては その 規 則 を 含 む )で 定 める 技 術 的 基 準 に 従 い 擁 壁 排 水 施 設 そ の 他 の 政 令 で 定 める 施 設 ( 以 下 擁 壁 等 という )の 設 置 その 他 宅 地 造 成 に 伴 う 災 害 を 防 止 するため 必 要 な 措 置 が 講 ぜられたものでなければならない 2 前 項 の 規 定 により 講 ずべきものとされる 措 置 のうち 政 令 ( 同 項 の 政 令 で 都 道 府 県 の 規 則 に 委 任 した 事 項 に 関 しては その 規 則 を 含 む )で 定 めるものの 工 事 は 政 令 で 定 める 資 格 を 有 する 者 の 設 計 によら なければならない ( 監 督 処 分 ) 第 十 四 条 都 道 府 県 知 事 は 偽 りその 他 不 正 な 手 段 により 第 八 条 第 一 項 本 文 若 しくは 第 十 二 条 第 一 項 の 許 可 を 受 けた 者 又 はその 許 可 に 付 した 条 件 に 違 反 した 者 に 対 して その 許 可 を 取 り 消 すことができる 2 都 道 府 県 知 事 は 宅 地 造 成 工 事 規 制 区 域 内 において 行 われている 宅 地 造 成 に 関 する 工 事 で 第 八 条 第 一 項 若 しくは 第 十 二 条 第 一 項 の 規 定 に 違 反 して 第 八 条 第 一 項 本 文 若 しくは 第 十 二 条 第 一 項 の 許 可 を 受 けず これらの 許 可 に 付 した 条 件 に 違 反 し 又 は 第 九 条 第 一 項 の 規 定 に 適 合 していないものについては 当 該 造 成 主 又 は 当 該 工 事 の 請 負 人 ( 請 負 工 事 の 下 請 人 を 含 む ) 若 しくは 現 場 管 理 者 に 対 して 当 該 工 事 の 施 行 の 停 止 を 命 じ 又 は 相 当 の 猶 予 期 限 を 付 けて 擁 壁 等 の 設 置 その 他 宅 地 造 成 に 伴 う 災 害 の 防 止 のため 必 要 な 措 置 をとることを 命 ずることができる 3 都 道 府 県 知 事 は 第 八 条 第 一 項 若 しくは 第 十 二 条 第 一 項 の 規 定 に 違 反 して 第 八 条 第 一 項 本 文 若 しくは 第 十 二 条 第 一 項 の 許 可 を 受 けないで 宅 地 造 成 に 関 する 工 事 が 施 行 された 宅 地 又 は 前 条 第 一 項 の 規 定 に 違 反 して 同 項 の 検 査 を 受 けず 若 しくは 同 項 の 検 査 の 結 果 工 事 が 第 九 条 第 一 項 の 規 定 に 適 合 していない と 認 められた 宅 地 については 当 該 宅 地 の 所 有 者 管 理 者 若 しくは 占 有 者 又 は 当 該 造 成 主 に 対 して 当 該 宅 地 の 使 用 を 禁 止 し 若 しくは 制 限 し 又 は 相 当 の 猶 予 期 限 を 付 けて 擁 壁 等 の 設 置 その 他 宅 地 造 成 に 伴 う 災 害 の 防 止 のため 必 要 な 措 置 をとることを 命 ずることができる 4 都 道 府 県 知 事 は 第 二 項 の 規 定 により 工 事 の 施 行 の 停 止 を 命 じようとする 場 合 において 緊 急 の 必 要 により 弁 明 の 機 会 の 付 与 を 行 うことができないときは 同 項 に 規 定 する 工 事 に 該 当 することが 明 らかな
場 合 に 限 り 弁 明 の 機 会 の 付 与 を 行 わないで 同 項 に 規 定 する 者 に 対 して 当 該 工 事 の 施 行 の 停 止 を 命 ずることができる この 場 合 において これらの 者 が 当 該 工 事 の 現 場 にいないときは 当 該 工 事 に 従 事 する 者 に 対 して 当 該 工 事 に 係 る 作 業 の 停 止 を 命 ずることができる 5 都 道 府 県 知 事 は 第 二 項 又 は 第 三 項 の 規 定 により 必 要 な 措 置 をとることを 命 じようとする 場 合 におい て 過 失 がなくてその 措 置 をとることを 命 ずべき 者 を 確 知 することができず かつ これを 放 置 するこ とが 著 しく 公 益 に 反 すると 認 められるときは その 者 の 負 担 において その 措 置 を 自 ら 行 い 又 はその 命 じた 者 若 しくは 委 任 した 者 に 行 わせることができる この 場 合 においては 相 当 の 期 限 を 定 めて そ の 措 置 をとるべき 旨 及 びその 期 限 までにその 措 置 をとらないときは 都 道 府 県 知 事 又 はその 命 じた 者 若 しくは 委 任 した 者 がその 措 置 を 行 うべき 旨 をあらかじめ 公 告 しなければならない
行 政 代 執 行 法 ( 昭 和 二 十 三 年 五 月 十 五 日 法 律 第 四 十 三 号 ) 最 終 改 正 : 昭 和 三 七 年 九 月 一 五 日 法 律 第 一 六 一 号 第 1 条 行 政 上 の 義 務 の 履 行 確 保 に 関 しては 別 に 法 律 で 定 めるものを 除 いては この 法 律 の 定 めるところによる 第 2 条 法 律 ( 法 律 の 委 任 に 基 く 命 令 規 則 及 び 条 例 を 含 む 以 下 同 じ )により 直 接 に 命 ぜられ 又 は 法 律 に 基 き 行 政 庁 により 命 ぜられた 行 為 ( 他 人 が 代 つてなすことのできる 行 為 に 限 る )につ いて 義 務 者 がこれを 履 行 しない 場 合 他 の 手 段 によつてその 履 行 を 確 保 することが 困 難 であり 且 つその 不 履 行 を 放 置 することが 著 しく 公 益 に 反 すると 認 められるときは 当 該 行 政 庁 は 自 ら 義 務 者 のなすべき 行 為 をなし 又 は 第 三 者 をしてこれをなさしめ その 費 用 を 義 務 者 から 徴 収 す ることができる 第 3 条 前 条 の 規 定 による 処 分 ( 代 執 行 )をなすには 相 当 の 履 行 期 限 を 定 め その 期 限 までに 履 行 がなされないときは 代 執 行 をなすべき 旨 を 予 め 文 書 で 戒 告 しなければならない 2 義 務 者 が 前 項 の 戒 告 を 受 けて 指 定 の 期 限 までにその 義 務 を 履 行 しないときは 当 該 行 政 庁 は 代 執 行 令 書 をもつて 代 執 行 をなすべき 時 期 代 執 行 のために 派 遣 する 執 行 責 任 者 の 氏 名 及 び 代 執 行 に 要 する 費 用 の 概 算 による 見 積 額 を 義 務 者 に 通 知 する 3 非 常 の 場 合 又 は 危 険 切 迫 の 場 合 において 当 該 行 為 の 急 速 な 実 施 について 緊 急 の 必 要 があ り 前 二 項 に 規 定 する 手 続 をとる 暇 がないときは その 手 続 を 経 ないで 代 執 行 をすることができ る 第 4 条 代 執 行 のために 現 場 に 派 遣 される 執 行 責 任 者 は その 者 が 執 行 責 任 者 たる 本 人 であるこ とを 示 すべき 証 票 を 携 帯 し 要 求 があるときは 何 時 でもこれを 呈 示 しなければならない 第 5 条 代 執 行 に 要 した 費 用 の 徴 収 については 実 際 に 要 した 費 用 の 額 及 びその 納 期 日 を 定 め 義 務 者 に 対 し 文 書 をもつてその 納 付 を 命 じなければならない 第 6 条 代 執 行 に 要 した 費 用 は 国 税 滞 納 処 分 の 例 により これを 徴 収 することができる 2 代 執 行 に 要 した 費 用 については 行 政 庁 は 国 税 及 び 地 方 税 に 次 ぐ 順 位 の 先 取 特 権 を 有 す る 3 代 執 行 に 要 した 費 用 を 徴 収 したときは その 徴 収 金 は 事 務 費 の 所 属 に 従 い 国 庫 又 は 地 方 公 共 団 体 の 経 済 の 収 入 となる