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035-8900-1095-15 <TAC> 税 15 第 6 5 回 税 理 士 試 験 固 定 資 産 税 はじめに 第 一 問 については 負 担 調 整 措 置 及 び 情 報 開 示 並 びに 不 服 救 済 制 度 からの 出 題 であった 問 1の 負 担 調 整 措 置 については 解 答 しづらい 部 分 はあったが それ 以 外 の 部 分 は 解 答 しやすい 問 題 であ った 問 の 情 報 開 示 並 びに 不 服 救 済 制 度 については 情 報 開 示 部 分 の 解 答 範 囲 の 判 断 に 迷 う 問 題 であったが 不 服 救 済 制 度 部 分 は 解 答 し 易 い 問 題 であった 第 二 問 については 判 断 に 迷 う 資 料 もなく 難 易 度 も 高 くない 問 題 であった 問 1については 区 分 所 有 家 屋 以 外 の 土 地 及 び 家 屋 の 複 数 年 度 の 税 額 計 算 をする 問 題 であったが 基 本 的 な 内 容 であるため 容 易 に 解 答 することが 可 能 な 問 題 であった 問 については 船 舶 ( 総 務 大 臣 指 定 資 産 )の 価 格 の 決 定 配 分 の 出 題 であり 未 出 題 論 点 からの 出 題 も あったが 与 えられた 資 料 から 判 断 することが 可 能 であり 容 易 にすることが 可 能 な 問 題 であった Z-65-K 第 一 問 解 答 問 1 1 負 担 調 整 措 置 は 税 負 担 水 準 が 地 域 や 土 地 によりばらつきのある 現 状 を 踏 まえ 課 税 の 公 平 の 観 点 から 負 担 水 準 の 高 い 土 地 に 対 しては 税 負 担 を 上 昇 させず 前 年 度 の 税 額 を 据 置 き あるいは 引 下 げ 負 担 水 準 の 低 い 土 地 に 対 しては 税 負 担 を 上 昇 させ 税 負 担 の 均 衡 を 図 ることを 目 的 とする 4 1. 本 来 の 税 額 8 評 価 額 の 変 化 が 基 準 年 度 における 評 価 替 えに 起 因 する 場 合 当 該 土 地 の 課 税 標 準 は 当 該 土 地 の 基 準 年 度 に 係 る 賦 課 期 日 における 価 格 ( 以 下 基 準 年 度 の 価 格 という )で 土 地 課 税 台 帳 若 しくは 土 地 補 充 課 税 台 帳 ( 以 下 土 地 課 税 台 帳 等 という )に 登 録 されたものとする なお 評 価 額 の 変 化 が 第 二 年 度 第 三 年 度 における 地 目 の 変 換 等 又 は 第 二 年 度 第 三 年 度 における 新 たな 課 税 に 起 因 する 場 合 当 該 土 地 の 課 税 標 準 は 当 該 土 地 の 類 似 土 地 の 基 準 年 度 の 価 格 に 比 準 する 価 格 ( 以 下 比 準 価 格 という )で 土 地 課 税 台 帳 等 に 登 録 されたものとする また 評 価 額 の 変 化 が 地 方 税 法 附 則 第 17 条 のの 適 用 による 価 格 の 引 下 げ 起 因 する 場 合 当 該 土 地 の 課 税 標 準 は 当 該 土 地 の 基 準 年 度 の 価 格 又 は 比 準 価 格 ( 以 下 修 正 前 の 価 格 という )を 総 務 大 臣 が 定 める 基 準 ( 以 下 修 正 基 準 という )によって 修 正 した 価 格 又 は 当 該 土 地 の 類 似 土 地 の 当 該 年 度 の 修 正 前 の 価 格 を 修 正 基 準 によって 修 正 した 価 格 に 比 準 する 価 格 で 土 地 課 税 台 帳 等 に 登 録 されたものとする (1) 小 規 模 住 宅 用 地 当 該 年 度 分 の 価 格 の6 分 の1の 額 を 課 税 標 準 となるべき 額 とした 場 合 における 税 額 とする () 一 般 住 宅 用 地 当 該 年 度 分 の 価 格 の3 分 の1の 額 を 課 税 標 準 となるべき 額 とした 場 合 における 税 額 とする (3) 非 住 宅 用 地 当 該 年 度 分 の 価 格 を 課 税 標 準 となるべき 額 とした 場 合 における 税 額 とする - 1 -

. 負 担 調 整 措 置 8 (1) 宅 地 等 調 整 固 定 資 産 税 額 宅 地 に 係 る 固 定 資 産 税 額 は 当 該 年 度 分 の 固 定 資 産 税 額 が 前 年 度 課 税 標 準 額 又 は 比 準 課 税 標 準 額 に 当 該 年 度 分 の 価 格 ( 住 宅 用 地 の 特 例 の 適 用 を 受 けるものにあっては 価 格 に 特 例 率 を 乗 じて 得 た 額 以 下 同 じ )に 分 の5を 乗 じて 得 た 額 を 加 算 した 額 を 当 該 年 度 分 の 課 税 標 準 となるべき 額 とした 場 合 における 固 定 資 産 税 額 ( 以 下 宅 地 等 調 整 固 定 資 産 税 額 という )を 超 える 場 合 には 当 該 宅 地 等 調 整 固 定 資 産 税 額 とする () 上 限 上 記 (1)の 適 用 を 受 ける 商 業 地 等 に 係 る 宅 地 等 調 整 固 定 資 産 税 額 は 当 該 宅 地 等 調 整 固 定 資 産 税 額 が 当 該 年 度 分 の 価 格 に10 分 の6を 乗 じて 得 た 額 を 当 該 年 度 分 の 課 税 標 準 となるべき 額 とした 場 合 における 固 定 資 産 税 額 を 超 える 場 合 にあっては 上 記 (1)にかかわらず 当 該 固 定 資 産 税 額 とする (3) 下 限 上 記 (1)の 適 用 を 受 ける 宅 地 に 係 る 宅 地 等 調 整 固 定 資 産 税 額 は 当 該 宅 地 等 調 整 固 定 資 産 税 額 が 当 該 年 度 分 の 価 格 に10 分 のを 乗 じて 得 た 額 を 当 該 年 度 分 の 課 税 標 準 となるべき 額 とした 場 合 における 固 定 資 産 税 額 に 満 たない 場 合 にあっては 上 記 (1)にかかわらず 当 該 固 定 資 産 税 額 とする (4) 商 業 地 等 据 置 固 定 資 産 税 額 商 業 地 等 のうち 当 該 年 度 の 負 担 水 準 が0.6 以 上 0.7 以 下 のものに 係 る 固 定 資 産 税 額 は 上 記 (1)にかかわら ず 前 年 度 課 税 標 準 額 又 は 比 準 課 税 標 準 額 を 当 該 年 度 分 の 課 税 標 準 となるべき 額 とした 場 合 における 固 定 資 産 税 額 ( 商 業 地 等 据 置 固 定 資 産 税 額 という )とする (5) 商 業 地 等 調 整 固 定 資 産 税 額 商 業 地 等 のうち 当 該 年 度 の 負 担 水 準 が0.7を 超 えるものに 係 る 固 定 資 産 税 額 は 上 記 (1)にかかわらず 当 該 年 度 分 の 価 格 に10 分 の7を 乗 じて 得 た 額 を 当 該 年 度 分 の 課 税 標 準 となるべき 額 とした 場 合 における 固 定 資 産 税 額 ( 商 業 地 等 調 整 固 定 資 産 税 額 という )とする 問 1. 価 格 を 決 定 した 後 納 税 通 知 書 を 交 付 するまでに 行 う 手 続 き (1) 公 示 市 町 村 長 は 固 定 資 産 課 税 台 帳 に 登 録 すべき 固 定 資 産 の 価 格 等 のすべてを 登 録 した 場 合 においては 直 ち に その 旨 を 公 示 しなければならない () 固 定 資 産 課 税 台 帳 等 の 閲 覧 及 び 証 明 書 の 交 付 1 固 定 資 産 課 税 台 帳 の 閲 覧 4 (イ) 備 付 け 市 町 村 は 固 定 資 産 の 状 況 及 び 固 定 資 産 税 の 課 税 標 準 である 固 定 資 産 の 価 格 を 明 らかにするため 固 定 資 産 課 税 台 帳 を 備 えなければならない (ロ) 閲 覧 市 町 村 長 は 納 税 義 務 者 等 の 求 めに 応 じ 固 定 資 産 課 税 台 帳 のうちこれらの 者 に 係 る 固 定 資 産 に 関 す る 事 項 が 記 載 ( 記 録 )をされている 部 分 又 はその 写 しをこれらの 者 の 閲 覧 に 供 しなければならない 固 定 資 産 税 の 納 税 義 務 者 閲 覧 を 求 めることができる 者 対 象 固 定 資 産 当 該 納 税 義 務 に 係 る 固 定 資 産 - -

名 寄 帳 による 閲 覧 4 (イ) 備 付 け 市 町 村 は その 市 町 村 内 の 土 地 及 び 家 屋 について 固 定 資 産 課 税 台 帳 に 基 づいて 総 務 省 令 で 定 める ところによって 土 地 名 寄 帳 及 び 家 屋 名 寄 帳 を 備 えなければならない (ロ) 閲 覧 市 町 村 長 は 納 税 義 務 者 から 固 定 資 産 課 税 台 帳 の 閲 覧 の 求 めがあったときは 土 地 名 寄 帳 又 は 家 屋 名 寄 帳 に 固 定 資 産 課 税 台 帳 の 登 録 事 項 と 同 一 の 事 項 が 記 載 ( 記 録 )をされている 場 合 に 限 り 当 該 納 税 義 務 者 の 閲 覧 に 供 するものとされる 固 定 資 産 課 税 台 帳 又 はその 写 しに 代 えて 土 地 名 寄 帳 若 しくは 家 屋 名 寄 帳 又 はそれらの 写 しを 当 該 納 税 義 務 者 の 閲 覧 に 供 することができる 3 納 税 証 明 書 の 交 付 地 方 団 体 の 長 は 地 方 団 体 の 徴 収 金 と 競 合 する 債 権 に 係 る 担 保 権 の 設 定 その 他 の 目 的 で 地 方 団 体 の 徴 収 金 の 納 付 又 は 納 入 すべき 金 額 その 他 の 地 方 団 体 の 徴 収 金 に 関 する 事 項 ( 地 方 税 法 の 規 定 により 地 方 団 体 の 徴 収 金 に 関 して 地 方 団 体 が 備 えなければならない 帳 簿 に 登 録 された 事 項 を 含 む )のうち 次 に 定 めるもの についての 証 明 書 の 交 付 を 請 求 する 者 があるときは その 者 に 関 するものに 限 り これを 交 付 しなければ ならない (イ) 固 定 資 産 課 税 台 帳 に 登 録 された 事 項 (ロ) その 他 一 定 の 事 項 (3) 課 税 明 細 書 の 交 付 3 市 町 村 は 土 地 又 は 家 屋 に 対 して 課 する 固 定 資 産 税 を 徴 収 しようとする 場 合 においては 総 務 省 令 で 定 める ところによって 一 定 の 事 項 を 記 載 した 文 書 ( 課 税 明 細 書 という )を 当 該 納 税 者 に 交 付 しなければならな い 課 税 明 細 書 は 遅 くとも 納 期 限 前 10 日 までに 納 税 者 に 交 付 しなければならない. 決 定 した 価 格 に 不 服 がある 場 合 の 手 続 き (1) 審 査 の 申 出 3 固 定 資 産 税 の 納 税 者 は その 納 付 すべき 当 該 年 度 の 固 定 資 産 税 に 係 る 固 定 資 産 について 固 定 資 産 課 税 台 帳 に 登 録 された 価 格 に 不 服 がある 場 合 においては 文 書 をもって 固 定 資 産 評 価 審 査 委 員 会 に 審 査 の 申 出 をす ることができる () 審 査 の 申 出 ができない 事 項 1 総 務 大 臣 指 定 資 産 又 は 大 規 模 の 償 却 資 産 について 道 府 県 知 事 又 は 総 務 大 臣 が 決 定 修 正 し 市 町 村 長 に 通 知 した 価 格 据 置 年 度 の 土 地 及 び 家 屋 の 価 格 ただし 法 定 の 特 別 の 事 情 があるため 評 価 替 えを 行 うべきであることを 申 し 立 てる 場 合 修 正 基 準 を 適 用 して 修 正 価 格 によるべきものであることを 申 し 立 てる 場 合 を 除 く (3) 審 査 の 申 出 期 間 1 原 則 として 固 定 資 産 の 価 格 等 のすべてを 登 録 した 旨 の 公 示 の 日 から 納 税 通 知 書 の 交 付 を 受 けた 日 後 60 日 ま での 間 である - 3 -

(4) 審 査 の 決 定 及 び 通 知 3 1 固 定 資 産 評 価 審 査 委 員 会 は 審 査 の 申 出 を 受 けた 場 合 においては 直 ちにその 必 要 と 認 める 調 査 その 他 事 実 審 査 を 行 い その 申 出 を 受 けた 日 から30 日 以 内 に 審 査 の 決 定 をしなければならない 固 定 資 産 評 価 審 査 委 員 会 は 審 査 の 決 定 をした 場 合 においては その 決 定 のあった 日 から10 日 以 内 に こ れを 審 査 を 申 出 た 者 及 び 市 町 村 長 に 文 書 をもって 通 知 しなければならない また 上 記 1の 期 限 までに 審 査 の 決 定 がないときは その 審 査 の 申 出 を 却 下 する 旨 の 決 定 があったものと みなすことができる (5) 市 町 村 長 の 修 正 3 市 町 村 長 は 固 定 資 産 評 価 審 査 委 員 会 の 審 査 の 決 定 の 通 知 を 受 けた 場 合 において 固 定 資 産 課 税 台 帳 に 登 録 された 価 格 等 を 修 正 する 必 要 があるときは その 通 知 を 受 けた 日 から10 日 以 内 にその 価 格 等 を 修 正 して 登 録 し その 旨 を 当 該 納 税 者 に 通 知 しなければならない また この 場 合 には 固 定 資 産 税 の 賦 課 後 であっても その 修 正 した 価 格 等 に 基 づいて 既 に 決 定 した 賦 課 額 を 更 正 しなければならない (6) 争 訟 の 方 式 1 固 定 資 産 税 の 納 税 者 は 固 定 資 産 評 価 審 査 委 員 会 の 決 定 に 不 服 があるときは その 取 消 しの 訴 えを 提 起 することができる 固 定 資 産 評 価 審 査 委 員 会 に 審 査 の 申 出 ができる 事 項 について 不 服 がある 固 定 資 産 税 の 納 税 者 は 固 定 資 産 評 価 審 査 委 員 会 への 審 査 の 申 出 及 びその 決 定 の 取 消 しの 訴 えによることによってのみ 争 うことができ る (7) 抗 告 訴 訟 の 取 扱 い 1 固 定 資 産 評 価 審 査 委 員 会 は 上 記 (6)1による 市 町 村 を 被 告 とする 訴 訟 について 当 該 市 町 村 を 代 表 する 予 想 配 点 解 答 中 に 記 載 してあります 合 格 ライン 問 1については 解 答 しづらい 部 分 はあるものの 課 税 標 準 額 の 算 定 方 法 については 十 分 対 策 をしていた 論 点 であるため それなりの 高 得 点 が 必 要 であろう 問 については 価 格 を 決 定 した 後 納 税 通 知 書 を 交 付 するまでに 行 う 手 続 きについては 模 範 解 答 どおり にすべてを 解 答 するのは 難 しい 部 分 はあるが 決 定 した 価 格 に 不 服 がある 場 合 の 手 続 きについては 容 易 に 解 答 可 能 なため 高 得 点 が 必 要 であろう 結 果 第 一 問 のボーダーラインは30 点 ~34 点 合 格 確 実 ラインは35 点 以 上 と 考 えられる - 4 -

解 答 への 道 問 1 については 住 宅 用 地 及 び 非 住 宅 用 地 の 課 税 標 準 額 の 算 定 方 法 ( 本 来 の 税 額 と 負 担 調 整 措 置 )について 説 明 す る なお ( 注 )の 資 料 から 住 宅 用 地 については 小 規 模 住 宅 用 地 及 び 一 般 住 宅 用 地 について 説 明 する また 本 問 では 前 年 度 と 当 該 年 度 の 間 において 評 価 額 が 変 化 した 場 合 を 前 提 としているため 本 来 の 税 額 を 説 明 するにあたっては 課 税 標 準 の 説 明 を 簡 潔 に 行 う 問 価 格 を 決 定 した 後 納 税 通 知 書 を 交 付 するまでに 行 う 地 方 税 法 上 の 手 続 きについては 納 税 者 がその 所 有 する 固 定 資 産 の 価 格 を 知 る 手 段 に 該 当 するのが 公 示 固 定 資 産 課 税 台 帳 等 の 閲 覧 及 び 証 明 書 の 交 付 課 税 明 細 書 の 交 付 であるため これらについて 説 明 する また 審 査 の 申 出 が 問 われている 点 を 考 慮 すると 価 格 等 縦 覧 帳 簿 の 縦 覧 も 一 連 の 流 れに 含 まれると 考 えられ るため 解 答 範 囲 に 入 れることができる 決 定 した 価 格 に 不 服 がある 場 合 の 手 続 きについては 審 査 の 申 出 の 説 明 をする - 5 -

Z-65-K 第 二 問 解 答 問 1 各 年 度 分 の 固 定 資 産 税 額 平 成 6 年 度 平 成 7 年 度 819,00 円 5 3,844, 円 5 計 算 過 程 平 成 6 年 度 分 Ⅰ 課 税 標 準 額 5 1. 負 担 水 準 及 び 判 定 (1) 比 準 課 税 標 準 額 99,180,000 円 46,86,550 円 86,78,500 円 =53,557,00 円 () 53,557,00 円 99,180,000 円 =0.54<0.6 宅 地 等 調 整 固 定 資 産 税 額. 本 来 の 税 額 99,180,000 円 =1,388,50 円 3. 宅 地 等 調 整 固 定 資 産 税 額 (1) 原 則 5 53,557,00 円 +99,180,000 円 =58,516,00 円 58,516,00 円 =819,6 円 <1,388,50 円 上 限 下 限 の 判 定 () 上 限 6 99,180,000 円 10 =59,508,000 円 59,508,000 円 =833,11 円 (3) 下 限 99,180,000 円 =19,836,000 円 10 19,836,000 円 =77,704 円 (4) 77,704 円 819,6 円 833,11 円 58,516,00 円 300,000 円 Ⅱ 固 定 資 産 税 額 58,516,000 円 ( 千 円 未 満 切 捨 ) 58,516,000 円 =819,4 円 819,00 円 ( 百 円 未 満 切 捨 ) - 6 -

平 成 7 年 度 分 Ⅰ 課 税 標 準 額 1. 家 屋 30,000,000 円 00,000 円. 土 地 (1) 住 宅 用 地 の 判 定 1 一 部 居 住 用 家 屋 居 住 部 分 の 割 合 500m+140m 840 m 500 m 700 m = 600 m 840 m (0.71) 1 4 住 宅 用 地 の 特 例 がある () 住 宅 用 地 の 面 積 1 840m 10,m,m 1 3 0.71< 0.75 4 3 1 =1,575m (3) 小 規 模 住 宅 用 地 の 面 積 1 1,575m>00m 1,575 m >00m 7 3 00m 7=1,400m (4) 各 用 途 1 小 規 模 住 宅 用 地 1,400m 一 般 住 宅 用 地 3 非 住 宅 用 地 1,575m-1,400m=175m,m-1,575m=55m (5) 小 規 住 宅 用 地 3 1 本 来 の 税 額 1,400 m 1 81,900,000 円 =9,,000 円, m 6 9,,000 円 =17,400 円 宅 地 等 調 整 固 定 資 産 税 額 (イ) 原 則 イ 平 成 6 年 度 課 税 標 準 額 1,400 m 370 億 円 99,180,000 円 =8,436,000 円, m,900 億 円 ロ 8,436,000 円 +9,,000 円 5 =8,891,000 円 - 7 -

8,891,000 円 =14,474 円 <17,400 円 下 限 の 判 定 (ロ) 下 限 9,,000 円 =1,80,000 円 10 1,80,000 円 =5,480 円 (ハ) 5,480 円 14,474 円 8,891,000 円 (6) 一 般 住 宅 用 地 3 1 本 来 の 税 額 81,900,000 円 175 m 1, m 3 =,75,000 円,75,000 円 =31,850 円 宅 地 等 調 整 固 定 資 産 税 額 (イ) 原 則 イ 平 成 6 年 度 課 税 標 準 額 175 m 40 億 円 99,180,000 円, m 1,653 億 円 =,,000 円,,000 円 +,75,000 円 5 =,13,750 円,13,750 円 =30,99 円 <31,850 円 下 限 の 判 定 (ロ) 下 限,75,000 円 =455,000 円 10 455,000 円 =6,370 円 (ハ) 6,370 円 30,99 円,13,750 円 (7) 非 住 宅 用 地 3 1 負 担 水 準 及 び 判 定 (イ) 平 成 6 年 度 課 税 標 準 額 55 m 58,516,00 円 =14,69,050 円, m (ロ) 14,69,050 円 55 m 81,900,000 円, m (=0,475,000 円 ) =0.71>0.7 商 業 地 等 調 整 固 定 資 産 税 額 商 業 地 等 調 整 固 定 資 産 税 額 7 0,475,000 円 =14,33,500 円 10-8 -

(8) 8,891,000 円 +,13,750 円 +14,33,500 円 =5,437,50 円 300,000 円 3.30,000,000 円 +5,437,50 円 =345,437,50 円 345,437,000 円 ( 千 円 未 満 切 捨 ) Ⅱ 新 築 住 宅 の 減 額 6 1. 要 件 の 判 定 (1) 新 築 時 期 昭 和 39 年 1 月 日 ~ 平 成 6 年 3 月 ~ 平 成 8 年 3 月 31 日 () 居 住 部 分 の 割 合 適 600 m 840 m (0.71) 1 適 (3) 床 面 積 B 50m 00m+140m 00 m 700 m (40m) 80m C 50m 60m+140m 60 m 700 m ( 7m) 80m D 50m 50m+140m 50 m 700 m ( 60m) 80m E 50m 110m+140m 110 m 700 m (13m) 80m 30 m F G 50m> 30m+140m 700 m ( 36m) H 50m> 0m+140m 0 m 700 m ( 4m) 減 額 の 適 用 がある. 減 額 すべき 額 (1) 対 象 床 面 積 *1 * 10m+7m+60m+10m=37m *1 B 40m>10m 10m * E 13m>10m 10m 37 m 1 () 30,000,000 円 840 m =99,000 円 Ⅲ 固 定 資 産 税 額 345,437,000 円 -99,000 円 =3,844,118 円 3,844, 円 ( 百 円 未 満 切 捨 ) - 9 -

問 A 市 に 納 付 すべき 固 定 資 産 税 額 船 舶 甲 308,784 円 1 船 舶 乙 9,757 円 1 船 舶 丙 84,16 円 1 B 市 に 納 付 すべき 固 定 資 産 税 額 船 舶 甲 308,784 円 1 船 舶 乙 37,197 円 1 船 舶 丙 117,777 円 1 C 市 に 納 付 すべき 固 定 資 産 税 額 船 舶 甲 514,640 円 1 船 舶 乙 0 円 1 船 舶 丙 5,37 円 1 計 算 過 程 Ⅰ 船 舶 甲 1. 課 税 標 準 額 3 (1) 価 格 0.16 58,000,000 円 1- =485,3,000 円 () 課 税 標 準 の 特 例 1 485,3,000 円 =80,87,000 円 6 (3) 配 分 価 格 a b c 80,87,000 円 6 回 6 回 +6 回 +10 回 (= 回 ) * 10 回 =36,760,000 円 回 =,056,000 円 * a 港 3 回 =6 回. 固 定 資 産 税 額 A 市 B 市,056,000 円 =308,784 円 C 市 36,760,000 円 =514,640 円 - 10 -

Ⅱ 船 舶 乙 1. 課 税 標 準 額 3 (1) 価 格 1 平 成 6 年 度 分 0.14 108,000,000 円 1- =,33,000 円 平 成 7 年 度 分,33,000 円 (1-0.14)=86,084,856 円 () 課 税 標 準 の 特 例 1 1 86,084,856 円 =4,78,49 円 6 3 (3) 配 分 価 格 a b 4,78,49 円 8 回 8 回 +10 回 (=18 回 ) * 10 回 =,656,940 円 18 回 =,15,55 円 * a 港 4 回 =8 回. 固 定 資 産 税 額 A 市,15,55 円 B 市,656,940 円 Ⅰ 船 舶 丙 1. 課 税 標 準 額 5 (1) 価 格 1 平 成 4 年 度 分 =9,757 円 =37,197 円 0.16 180,000,000 円 1- =165,40,000 円 平 成 5 年 度 分 165,40,000 円 (1-0.16)=138,61,960 円 3 平 成 6 年 度 分 138,61,960 円 (1-0.16)=116,165,0 円 - 11 -

4 平 成 7 年 度 分 116,165,0 円 (1-0.16)=97,346,439 円 () 課 税 標 準 の 特 例 1 1 97,346,439 円 =16,4,406 円 3 (3) 配 分 価 格 a 10 回 10 回 +14 回 +3 回 (=7 回 ) =6,009,039 円 14 回 b 16,4,406 円 = 8,41,654 円 7 回 c 3 回 7 回 =1,80,711 円. 固 定 資 産 税 額 A 市 6,009,039 円 B 市 8,41,654 円 =84,16 円 =117,777 円 C 市 1,80,711 円 =5,37 円 予 想 配 点 予 想 配 点 は 解 答 中 に 記 載 してあります 合 格 ライン 問 1 問 ともに 基 本 的 な 論 点 であり 最 終 値 まで 合 わせることが 容 易 な 難 易 度 の 高 くない 問 題 であるため ほぼ 満 点 が 必 要 であろう 解 答 への 道 問 1 (1) 平 成 6 年 度 更 地 であるため 商 業 地 等 としての 計 算 を 行 う なお 地 目 の 変 換 が 行 われているため 負 担 調 整 措 置 の 適 用 をするにあたっては 比 準 課 税 標 準 額 を 使 用 する () 平 成 7 年 度 1 負 担 調 整 措 置 非 住 宅 用 地 は 用 途 変 更 宅 地 等 に 該 当 しないが 小 規 模 住 宅 用 地 及 び 一 般 住 宅 用 地 は 用 途 変 更 宅 地 等 に 該 当 する - 1 -

新 築 住 宅 の 減 額 床 面 積 要 件 を 満 たすB C D 及 びEは 新 築 住 宅 の 減 額 の 適 用 対 象 となる 問 (1) 課 税 標 準 の 特 例 船 舶 甲 は ()1の 資 料 から 外 航 船 舶 と 判 断 できるため 特 例 率 は6 分 の1となる 船 舶 乙 は (3)1の 資 料 から 外 航 船 舶 のうち 国 際 船 舶 と 判 断 できるため 特 例 率 は6 分 の1の 額 に3 分 の1を 乗 じた18 分 の1となる 船 舶 丙 は (4)1の 資 料 から 内 航 船 舶 のうち 専 ら 離 島 航 路 事 業 の 用 に 供 する 船 舶 と 判 断 できるため 特 例 率 は 分 の1の 額 に3 分 の1を 乗 じた6 分 の1となる () 配 分 船 舶 乙 は3,000トン 未 満 の 船 舶 であるため 入 港 回 数 が5 回 以 上 のてい 泊 港 所 在 の 市 町 村 が 配 分 市 町 村 とな る 結 果 a 港 及 びb 港 に 配 分 する これに 対 して 船 舶 甲 及 び 船 舶 丙 は3,000トン 以 上 の 船 舶 であるため す べてのてい 泊 港 所 在 の 市 町 村 が 配 分 市 町 村 となる 結 果 a 港 b 港 及 びc 港 に 配 分 する (3) 不 開 港 a 港 は 特 別 とん 譲 与 税 法 第 1 条 第 1 項 の 開 港 ( 外 国 貿 易 のため 税 関 が 設 置 されている 港 ) 以 外 の 港 ( 不 開 港 という)に 該 当 するため 外 航 船 舶 である 船 舶 甲 及 び 船 舶 乙 の 入 港 回 数 は 倍 した 数 字 となる (4) 端 数 処 理 本 来 同 一 の 課 税 団 体 が 同 一 の 納 税 義 務 者 に 対 して 課 する 固 定 資 産 税 については 課 税 標 準 額 も 固 定 資 産 税 額 も 合 計 をした 上 で 端 数 処 理 ( 千 円 未 満 切 捨 百 円 未 満 切 捨 )を 行 うが 本 問 では 船 舶 ごとの 計 算 が 求 めら れているため 模 範 解 答 では 端 数 処 理 をしない 形 でまとめている ただし 端 数 処 理 をすることも 別 解 として 認 められると 考 えられる (5) 免 税 点 本 来 免 税 点 の 判 定 を 示 すべきであるが 本 問 では 船 舶 ごとの 計 算 が 求 められているため 模 範 解 答 では 省 略 している おわりに 合 格 するためには 計 算 でほぼ 満 点 が 必 要 であろう 理 論 については 35 点 以 上 が 合 格 確 実 ラインと 考 えら れる したがって 理 論 と 計 算 の 合 計 で 85 点 以 上 が 合 格 確 実 ライン 80 点 ~84 点 がボーダーラインと 予 想 される - 13 -