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17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

公 営 企 業 職 員 の 状 況 1 水 道 事 業 1 職 員 給 与 費 の 状 況 ア 決 算 区 分 総 費 用 純 利 益 職 員 給 与 費 総 費 用 に 占 める ( 参 考 ) 職 員 給 与 費 比 率 22 年 度 の 総 費 用 に 占 A B B/A める 職 員 給 与


H27年報

結 果 の 概 要 (1) 二 人 以 上 の 世 帯 の 家 計 消 費 二 人 以 上 の 世 帯 の 消 費 支 出 は 313,798 円 で 全 国 第 5 位 実 質 8.7%の 減 少 の 二 人 以 上 の 世 帯 の 消 費 支 出 は 1 世 帯 当 たり1か 月 平 均 313

Microsoft Word - 目次.doc

有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

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受 託 工 事 費 一 般 管 理 費 何 地 区 給 料 手 当 賞 与 引 当 金 繰 入 額 賃 金 報 酬 法 定 福 利 費 退 職 給 付 費 備 消 品 費 厚 生 福 利 費 報 償 費 旅 費 被 服 費 光 熱 水 費 燃 料 費 食 糧 費 印 刷 製 本 費 測 量 調 査

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目 改 正 項 目 軽 自 動 車 率 の 引 上 げ 〇 国 及 び 地 方 を 通 じた 自 動 車 関 連 制 の 見 直 しに 伴 い 軽 自 動 車 の 標 準 率 が 次 のとおり 引 き 上 げられます 車 種 区 分 引 上 げ 幅 50cc 以 下 1,000 円 2,000 円

第3章 健康づくりの課題と取組み

第 節 ○○計画

スライド 1

発 覚 理 由 違 反 態 様 在 日 期 間 違 反 期 間 婚 姻 期 間 夫 婦 間 の 子 刑 事 処 分 等 1 出 頭 申 告 不 法 残 留 約 13 年 9 月 約 9 年 11 月 約 1 年 10 月 2 出 頭 申 告 不 法 入 国 約 4 年 2 月 約 4 年 2 月 約

(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等

新ひだか町住宅新築リフォーム等緊急支援補助金交付要綱

長崎市民間建築物耐震化推進事業の概要

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災害時の賃貸住宅居住者の居住の安定確保について

第 2-2 表 耐 火 構 造 等 に 必 要 な 性 能 に 関 する 技 術 的 基 準 構 造 の 種 類 部 分 火 災 の 種 類 時 間 要 件 1 時 間 を 基 本 とし 建 耐 力 壁 柱 床 はり 屋 根 階 段 耐 火 構 造 ( 令 第 107 条 ) 壁 床 外 壁 屋 根

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事 業 税 の 外 形 標 準 課 税 事 業 税 は 都 道 府 県 が 所 得 ( 利 益 )に 対 して 課 税 します 1. 個 人 事 業 税 業 種 区 分 税 率 ( 標 準 税 率 ) 第 1 種 事 業 ( 物 品 販 売 業 製 造 業 金 銭 貸 付 業 飲 食 店 業 不 動

ウ 一 日 当 たりの 摂 取 目 安 量 粒 ~ 粒 お 召 し 上 がりください という 旨 の 幅 の 両 端 をもって 表 示 することも 可 能 です エ 栄 養 成 分 の 量 及 び 熱 量 ( 栄 養 成 分 表 示 ) 一 日 の 摂 取 目 安 量 当 たりの 栄 養 成 分 の

首 は 下 あ ご の 骨 の 下 か ら 鎖 骨 の 上 ま で 自 分 の 首 を 両 手 で は さ ん で お さ え て み ま し ょ う 師 首 っ て ど ん な 仕 事 を し て い る か な 子 頭 を の せ て い る 頭 を お さ え て い る 頭 を 動 か し

静岡市の危機管理体制(案)

【資料1】栄養強調表示等について

1

学校安全の推進に関する計画の取組事例

Microsoft Word - H25年度の概要

平成24年度税制改正要望 公募結果 153. 不動産取得税

診療行為コード

1 予 算 の 姿 ( 平 成 25 当 初 予 算 ) 長 野 県 財 政 の 状 況 H 現 在 長 野 県 の 予 算 を 歳 入 面 から 見 ると 自 主 財 源 の 根 幹 である 県 税 が 全 体 の5 分 の1 程 度 しかなく 地 方 交 付 税 や 国 庫 支

スライド 1

我孫子市小規模水道条例

母 子 医 療 対 策 費 462 (313,289) 国 4,479 1 不 妊 治 療 助 成 事 業 8,600 不 妊 治 療 費 用 の 一 部 を 助 成 し 経 済 的 負 担 の 軽 減 を 図 る 230, ,608 不 妊 治 療 費 の 増 加 による 増 額 分

スライド 1

ニュースリリース

(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

第 節 ○○計画

岡山県警察用航空機の運用等に関する訓令

別紙3

養 老 保 険 の 減 額 払 済 保 険 への 変 更 1. 設 例 会 社 が 役 員 を 被 保 険 者 とし 死 亡 保 険 金 及 び 満 期 保 険 金 のいずれも 会 社 を 受 取 人 とする 養 老 保 険 に 加 入 してい る 場 合 を 解 説 します 資 金 繰 りの 都

事務連絡

目 次 高 山 市 連 結 財 務 諸 表 について 1 連 結 貸 借 対 照 表 2 連 結 行 政 コスト 計 算 書 4 連 結 純 資 産 変 動 計 算 書 6 連 結 資 金 収 支 計 算 書 7

Microsoft Word - 保育園管理規程(決定案)

積 載 せず かつ 燃 料 冷 却 水 及 び 潤 滑 油 の 全 量 を 搭 載 し 自 動 車 製 作 者 が 定 める 工 具 及 び 付 属 品 (スペアタイヤを 含 む )を 全 て 装 備 した 状 態 をいう この 場 合 に おいて 燃 料 の 全 量 を 搭 載 するとは 燃 料

Microsoft Word - 05_roumuhisaisoku

掛 金 負 担 金 の 給 料 月 額 に 対 する 割 合 ( ) ( 単 位 : ) 短 期 介 護 短 期 介 護 短 期 介 護 一 般 職 特 別 職 市 町 村 長 組 合 員 34

毎 月 の 給 与 等 ( )を 一 定 の 等 級 区 分 にあてはめた 標 準 月 額 の 上 限 が 現 行 の47 等 級 から50 等 級 に 改 正 されます ( 別 紙 健 康 保 険 料 額 表 参 照 ) なお 法 改 正 に 伴 い 標 準 月 額 が 改 定 される 方 につい

3 薬 局 サービス 等 (1) 健 康 サポート 薬 局 である 旨 の 表 示 健 康 サポート 薬 局 である 旨 を 表 示 している 場 合 健 康 サポート 薬 局 とは かかりつけ 薬 剤 師 薬 局 としての 基 本 的 な 機 能 に 加 えて 積 極 的 な 健 康 サポート 機

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 161,7 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) (H25.4.1) (H25.4.1) (H25.7.1) (H25.7.1) (H25.4.1) (H25.7.1)

目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

駐 車 場 管 理 規 程

送 信 局 を 電 気 通 信 事 業 者 に 貸 し 付 けるとともに 電 気 通 信 事 業 者 とあらかじめ 契 約 等 を 締 結 する 必 要 があること なお 既 に 電 気 通 信 事 業 者 において 送 信 局 を 整 備 している 地 域 においては 当 該 設 備 の 整 備

国からの委託交付額

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 現 況 ( 平 成 22 1 号 給 の 給 料 月 額 137,9 188,9 226,7 266,4 294,3 最 高 号 給 の 給 料 月 額 247,9 314,9 362,8 399,9 415,1 ( 注 ) 給 料 月 額 は 給 与 抑 制

目 次 第 1 章 総 則 第 1 節 計 画 の 目 的... 1 第 1 計 画 の 目 的 1 第 2 計 画 の 策 定 1 第 3 計 画 の 構 成 2 第 4 用 語 の 意 義 2 第 2 節 計 画 の 前 提 条 件... 3 第 1 自 然 条 件 3 第 2 社 会 条 件

も く じ 1 税 源 移 譲 1 2 何 が 変 わったのか 改 正 の 3 つ の ポイント ポイント1 国 から 地 方 へ 3 兆 円 規 模 の 税 源 が 移 譲 される 2 ポイント2 個 人 住 民 税 の 税 率 構 造 が 一 律 10%に 変 わる 3 ポイント3 個 々の 納

Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 本 県 の 東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 において 東 海 地 震

の 購 入 費 又 は 賃 借 料 (2) 専 用 ポール 等 機 器 の 設 置 工 事 費 (3) ケーブル 設 置 工 事 費 (4) 防 犯 カメラの 設 置 を 示 す 看 板 等 の 設 置 費 (5) その 他 設 置 に 必 要 な 経 費 ( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補

75 歳 以 上 の 方 の 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 75 歳 になると 全 ての 方 が 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 に 加 入 して 医 療 を 受 けます 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 は 東 京 都 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 が 主 体 となり 区

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

(2) 単 身 者 向 け 以 外 の 賃 貸 共 同 住 宅 等 当 該 建 物 に 対 して 新 たに 固 定 資 産 税 等 が 課 税 される 年 から 起 算 して5 年 間 とする ( 交 付 申 請 及 び 決 定 ) 第 5 条 補 助 金 の 交 付 を 受 けようとする 者 は

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第 1 章 総 括 事 項 第 1 節 一 般 事 項 1 仕 様 書 の 適 用 この 仕 様 書 は 山 形 県 企 業 局 酒 田 水 道 事 務 所 発 注 の 平 成 28 年 度 平 田 浄 水 場 及 び 酒 田 工 業 用 水 道 天 日 乾 燥 床 管 理 業 務 委 託 に 適

Taro-契約条項(全部)

今 一 年 で 最 も 美 しい 季 節 を 迎 える 徳 川 園 1 名 古 屋 市 水 辺 紀 行 vol.28

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経 常 収 支 差 引 額 の 状 況 平 成 22 年 度 平 成 21 年 度 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 4,154 億 円 5,234 億 円 1,080 億 円 改 善 赤 字 組 合 の 赤 字 総 額 4,836 億 円 5,636 億 円 800 億 円 減

住民税

「節電に対する生活者の行動・意識

…−…t…„…b…V…–‰x›É

( 減 免 の 根 拠 等 ) 第 1 条 こ の 要 綱 は, 地 方 税 法 第 条 の 規 定 に 基 づ く 市 税 条 例 第 6 9 条 の 2 の 規 定 を 根 拠 と す る 身 体 障 害 者 等 に 対 す る 軽 自 動 車 税 の 減 免 の 具 体 的 な 対

(8) 危 険 物 火 災 等 で 逗 子 北 化 学 1を 必 要 とする 火 災 指 令 時 は 逗 子 北 1を 同 時 編 成 する (9) 未 承 認 対 象 物 からの 即 時 通 報 は 当 該 署 所 の1ケ 部 隊 編 成 とする (10) 通 常 災 害 時 及 び 異 常 災

Taro-条文.jtd

Microsoft Word - 02第3期計画(元データ).doc

32 農事組合法人法人用パンフ_24.2一部改正)

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する ( 評 定 の 時 期 ) 第 条 成 績 評 定 の 時 期 は 第 3 次 評 定 者 にあっては 完 成 検 査 及 び 部 分 引 渡 しに 伴 う 検 査 の 時 とし 第 次 評 定 者 及 び 第 次 評 定 者 にあっては 工 事 の 完 成 の 時 とする ( 成 績 評 定

全設健発第     号

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給 与 所 得 控 除 控 除 額 の 計 算 については 次 のとおりです 給 与 等 の 収 入 金 額 給 与 所 得 控 除 額 180 万 円 以 下 の 場 合 180 万 円 を 超 え 360 万 円 以 下 の 場 合 360 万 円 を 超 え 660 万 円 以 下 の 場 合

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Microsoft Word - 資料3(用途)

経 常 収 支 差 引 額 等 の 状 況 平 成 26 年 度 予 算 早 期 集 計 平 成 25 年 度 予 算 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 3,689 億 円 4,597 億 円 908 億 円 減 少 赤 字 組 合 数 1,114 組 合 1,180 組 合 66

想 像 思 行 ず 消 毒 擦 む 薄 血 混 じ 滲 み ぶ 痂 ぶ 取 下 薄 来 経 験 沢 山 お 思 健 常 人 間 元 々 備 能 力 中 具 的 何 起 ょ 簡 単 説 明 ず 人 間 負 部 リ ン パ 球 血 小 板 マ ク ロ フ ァ ジ 悪 食 べ 集 死 溶 食 べ 清 浄

目 次 1 食 料 品 の 販 売 について 3 2 調 理 品 の 販 売 について 5 テント 等 の 簡 易 な 施 設 の 要 件 5 調 理 品 の 取 り 扱 い 品 目 例 6 1テント 等 の 簡 易 な 施 設 で 取 り 扱 う 場 合 6 2 給 排 水 要 件 など 一 定

 

3 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 岐 阜 県 類 似 団 体 平 均 年 齢 平 均 給

①表紙

単式蒸留しようちゆうと連続式蒸留しようちゆうを混和した酒類の表示に関する自主基準

Microsoft Word - ★⑧060706東根給食_要求・添付_mark.doc

Transcription:

1 いざというときのために (1) 災 害 等 の 非 常 時 に 向 けた 備 え 災 害 等 が 発 生 した 場 合 速 やかに 市 町 村 により 避 難 所 が 設 置 され 炊 き 出 し や 救 援 物 資 等 により 食 事 が 提 供 されることとなっていますが スーパーやコンビ ニエンスストアまたは 自 動 販 売 機 等 で いつでも 食 べ 物 が 手 に 入 る 今 日 災 害 時 を 想 定 した 食 品 等 の 備 えを 行 っていない 人 が 多 い 現 状 です ( 独 自 アンケートによると 備 えをしている 人 は 約 4 割 でした ) 突 然 起 こる 災 害 時 に 自 力 ( 家 族 )で2~3 日 間 程 度 を 乗 り 切 ることを 目 標 に 避 難 所 生 活 を 送 ることになっても 自 らの 健 康 状 態 の 維 持 に 必 要 な 栄 養 を 確 保 す る ことが 重 要 です 日 ごろから 災 害 に 対 する 備 えを 心 がけましょう 主 食 家 庭 での 備 蓄 食 品 調 理 に 手 間 のかからないものを 準 備 しよう! 水 電 気 ガスが 使 えない 時 レトルト 主 食 (ご 飯 五 目 飯 かゆ) 栄 養 補 助 食 品 (カロリーメイト 等 ) 乾 パン ビスケット クラッカー せんべい シリアル 類 (コーンフレーク 等 ) 水 電 気 ガスが 使 える 時 アルファー 米 (ご 飯 五 目 飯 等 ) 米 無 洗 米 個 包 装 もち インスタントメン( 油 揚 げ 麺 ) 粉 類 ( 小 麦 粉 ホットケーキミックス 片 栗 粉 ) 乾 めん(うどん そば そうめん) スパゲッティ マカロニ ビー フン 家 庭 での 備 蓄 食 品 ( 続 き) 調 味 料 持 ち 運 びに 便 利 なものを 準 備 しよう! かさばらずに あまり 重 くないもの ビン 入 り 塩 みそ ソース ケチャップ マヨネーズ こしょう コンソメ フリーズドライ 食 品 (みそ しょうゆ) 嗜 好 品 エネルギーや 栄 養 素 が 確 保 できるものを 準 備 しよう! ようかん あめ チョコレート 果 物 缶 詰 チーズ 干 し 芋 栄 養 補 助 食 品 (ビスケット 状 シリアル 状 ゼリー 状 ドリンク 状 ) スナック 菓 子 ふりかけ ティーパック( 紅 茶 お 茶 ) その 他 持 ち 運 びに 便 利 なものを 準 備 しよう! かさばらずに あまり 重 くないもの ミネラルウォーター スポーツ 飲 料 トマトジュース 野 菜 ジュース フルーツジュース スープ 缶 ロングライフ 牛 乳 スキムミルク 粉 ミルク ベビーフード 等 乳 幼 児 や 高 齢 者 の 食 べられるもの 副 菜 主 菜 長 期 間 保 存 に 耐 えられるものを 準 備 しよう! 水 電 気 ガスが 使 えない 時 野 菜 類 缶 詰 ( 味 付 け 水 煮 ) レトルト 副 菜 (スープ シチュー 等 ) サラダ 缶 詰 水 電 気 ガスが 使 える 時 フリーズドライ 食 品 ( 野 菜 豆 類 ) インスタントみそ 汁 梅 干 らっきょう 漬 物 乾 物 類 ( 切 り 干 し 大 根 干 し 椎 茸 高 野 豆 腐 かんぴょう のり 昆 布 かんてん 乾 燥 わかめ 春 雨 干 えび 煮 干 し 削 りぶし) 長 期 間 保 存 に 耐 えられるものを 準 備 しよう! 水 電 気 ガスが 使 えない 時 肉 魚 缶 詰 ( 味 付 け 水 煮 ) レトルト 主 菜 ( 肉 料 理 シチュー 等 ) 乳 児 には 欠 かせません! 電 気 が 止 まると 冷 凍 食 品 は 保 存 できません! - 1 - - 2 -

非 常 災 害 時 に 冷 蔵 庫 は 使 えるか? 冷 凍 冷 蔵 庫 は 平 常 時 には 食 品 の 貯 蔵 庫 として 使 用 していますが 災 害 発 生 時 には 停 電 等 により 食 品 を 収 納 しているクーラーボックス となってし まいます 冷 凍 冷 蔵 庫 に 残 された 食 品 を すぐに 食 べきるもの や 調 理 等 で 日 持 ちする もの 常 温 でも 日 持 ちするもの に 分 け 有 効 活 用 するようにしましょう すぐに 食 べきるもの 例 ) 冷 凍 食 品 ( 冷 凍 ごはん 冷 凍 めん 冷 凍 野 菜 等 ) 冷 蔵 食 品 ( 手 作 りのお 惣 菜 肉 魚 類 豆 腐 等 ) 常 温 で 保 存 することで 腐 敗 等 がすぐに 進 むような 食 品 は 廃 棄 せずに 有 効 活 用 するためにも 早 めに 食 べるようにしましょう 調 理 等 で 日 持 ちするもの 例 ) 肉 魚 等 の 生 鮮 食 品 生 鮮 食 品 のままでは 腐 敗 等 がすぐに 進 むため 火 を 入 れたり 天 日 干 しした り 塩 漬 け 砂 糖 漬 け 等 の 作 業 により 保 存 性 を 高 めて 廃 棄 せずに 有 効 活 用 するようにしましょう 常 温 でも 日 持 ちするもの ( 前 記 家 庭 での 備 蓄 食 品 を 参 照 ) (2) 非 常 時 の 持 ち 出 し 食 品 災 害 等 非 常 時 ( 災 害 発 生 ~ 緊 急 対 策 )の 食 事 は 一 般 的 に 冷 めた 物 が 多 い 食 事 となります 具 体 的 には 加 熱 調 理 せずに 食 べることができる 乾 パンや 缶 詰 レトルト 食 品 等 の 備 蓄 食 品 ( 前 記 家 庭 での 備 蓄 食 品 を 参 照 )となります 非 常 時 の 持 ち 出 しに 際 して 突 然 の 災 害 から 自 分 や 家 族 の 命 を 守 るためには 家 族 構 成 に 応 じた 食 品 を 1 非 常 用 持 出 袋 に 入 れる 分 2 長 期 にわたる 避 難 生 活 のための 備 蓄 分 に 分 け て 確 保 すると 有 効 です 非 常 用 持 出 袋 は 最 低 限 必 要 な 準 備 ( 家 族 の 人 数 や 年 齢 に 応 じた 用 意 )をし ましょう (2~3 日 分 の 食 品 を 準 備 ) いつでも 取 り 出 しやすく 目 につきやすい 場 所 に 備 えておき ましょう 持 ち 運 べる 大 きさにし 目 安 として 男 性 で15kg 以 下 女 性 で10kg 以 下 にまとめましょう ( 食 品 以 外 に 火 器 や 防 寒 具 灯 り 救 急 箱 等 も 含 めて 準 備 し ましょう) 家 族 全 員 が 保 管 場 所 を 知 っておくことが 大 切 です 1 人 分 の 備 蓄 食 品 例 食 品 1 日 分 3 日 分 備 考 飲 料 水 3l 9l 500mlペットボトルが 持 ち 運 びやすい 野 菜 ジュース(200ml) 1 缶 3 缶 乾 パン(100g) 1 缶 3 缶 缶 入 り 味 付 けご 飯 1 缶 3 缶 レトルトご 飯 等 でも 可 真 空 パック 切 り 餅 1 袋 1 袋 肉 魚 の 缶 詰 (225g) 1 缶 3 缶 野 菜 の 缶 詰 (225g) 1 缶 3 缶 板 チョコ 等 1 個 1 個 - 3 - - 4 -

(3) 備 えておきたい 調 理 器 具 非 常 災 害 時 には ガスや 電 気 水 道 等 のライフラインが 使 えない 場 合 があ ります このような 時 のために アウトドアで 使 用 する 器 具 やガス 器 具 を 用 意 しましょう また ライフラインの 中 で 電 気 が 早 く 復 旧 する 場 合 があるので 電 気 製 品 を 上 手 に 活 用 しましょう < 電 気 が 使 えないとき> ア 卓 上 カセットコンロ ガスと 電 気 が 使 えないときには とても 便 利 です 調 理 のほかに 湯 沸 しとしても 使 えるので 備 えておきたい 器 具 です 予 備 のカセットボンベも 一 緒 に 準 備 しましょう イ 七 輪 (バーベキューコンロ 等 ) 炭 や 木 ( 薪 ) 等 を 燃 料 として 使 うため ガスと 電 気 が 使 えないときの 屋 外 の 調 理 に 利 用 できます 火 をつけるためのマッチやライター 炊 きつけとしての 新 聞 紙 や 牛 乳 パック 等 も 一 緒 に 準 備 しましょう ウ キッチンバサミ まな 板 を 使 わず 材 料 等 を 切 ることができます エ その 他 (お 役 立 ち 物 品 ) ラップ アルミホイル 使 い 捨 て 食 器 割 り 箸 スプーン ナイフ 缶 切 り 牛 乳 パック 紙 コップ 新 聞 紙 等 < 電 気 が 使 えるとき> ア 電 子 レンジ 冷 凍 食 品 の 解 凍 や 食 品 の 温 め 少 量 の 調 理 にも 使 用 できて 便 利 です 水 が 無 い 場 合 でも 生 野 菜 を 茹 でた 状 態 にするほか ふきん の 乾 燥 消 毒 (1 枚 につき 約 50~60 秒 ) 開 封 したレトルト 食 品 を 温 めることもできます イ 電 気 炊 飯 器 米 の 炊 飯 以 外 に 粥 や 味 噌 汁 を 作 ったり 冷 たいご 飯 の 温 めにも 利 用 で きます エ オ ホットプレート 炒 め 物 卵 焼 き 焼 き 魚 等 に 利 用 できます 煮 物 用 電 気 鍋 煮 込 み 料 理 茹 で 卵 味 噌 汁 を 作 るときに 利 用 できます (4) 備 蓄 食 品 保 存 期 間 の 目 安 保 存 期 間 の 目 安 は 開 封 せずに 常 温 で 保 存 した 場 合 の 期 間 です 備 蓄 食 品 を 準 備 した 場 合 には 食 品 包 装 に 記 載 されている 消 費 期 限 賞 味 期 限 を 定 期 的 に 確 認 し 期 限 のあるものに 交 換 しましょう 備 蓄 食 品 保 存 期 間 の 目 安 ( 主 食 になるもの) 食 品 名 保 存 期 間 食 品 名 保 存 期 間 米 類 6ヵ 月 即 席 袋 入 り 6ヵ 月 乾 燥 がゆ 6ヵ 月 めん カップ 入 り 5ヵ 月 もち( 真 空 包 装 ) 1 年 マカロニ スパゲッティ 3 年 乾 燥 めん 1 年 ホットケーキミックス 2 年 (そのまま 食 べられるもの) 食 品 名 保 存 期 間 食 品 名 保 存 期 間 果 実 類 4 年 粉 乳 1~1.5 年 缶 野 菜 類 5 年 加 糖 練 乳 1.5 年 食 肉 魚 介 類 5 年 無 糖 練 乳 1.5 年 詰 調 理 食 品 類 5 年 シリアル 1 年 おかゆ 1 年 ビスケット 1 年 レ ごはん 類 1 年 乾 パン 1 年 ト 炊 き 込 みごはんの 素 1 年 クラッカー 9ヵ 月 ~1 年 ル おかゆ 8ヵ 月 せんべい スナック 6ヵ 月 ~1 年 ト カレー シチュー 2 年 油 菓 子 3~6ヵ 月 食 調 理 ソース 品 パスタソース ハンバーグ 2 年 2 年 6ヵ 月 ウ オーブントースター トースト 焼 き 魚 などをはじめ 幅 広 く 利 用 できます - 5 - - 6 -

備 蓄 食 品 保 存 期 間 の 目 安 (つづき) ( 乾 物 等 ) 食 品 名 保 存 期 間 食 品 名 保 存 期 間 パン 粉 (ドライ) 6ヵ 月 ふりかけ 1 年 麦 粉 ( 薄 力 粉 ) 1 年 高 野 豆 腐 6ヵ 月 天 ぷら 粉 1 年 かんぴょう 1 年 片 栗 粉 1 年 切 り 干 し 大 根 3ヵ 月 煮 干 し 3ヵ 月 干 し 椎 茸 6ヵ 月 干 しえび 3ヵ 月 いりごま 6ヵ 月 パック 入 り 削 りぶし 1 年 春 雨 2 年 ( 不 活 性 ガス 充 填 ) 乾 燥 わかめ 1 年 一 般 削 りぶし 6ヵ 月 とろろこんぶ 6ヵ 月 ( 防 湿 袋 入 り) 味 付 けのり( 缶 ) 10ヵ 月 フリーズドライ 野 菜 1.5 年 ( 嗜 好 食 品 や 調 味 料 ) 食 品 名 保 存 期 間 食 品 名 保 存 期 間 チョコレート 1 年 みそ 6ヵ 月 ~1 年 ソフトキャンディー 1~1.5 年 酢 2 年 日 本 茶 3~6ヵ 月 ポン 酢 1 年 紅 缶 3 年 ソース(プラスチック 容 器 ) 2 年 茶 ティーパック 2 年 本 みりん 1~3 年 コー レギュラー 粉 1~1.5 年 トマトケチャップ 1~1.5 年 ヒー インスタント 3 年 マヨネーズ 7ヵ 月 ココア 2 年 ドレッシング 6ヵ 月 水 (ペットボトル) 1 年 カレールー 1.5 年 お 茶 (ペットボトル) 1 年 油 (プ ラ サラダ 油 1 年 ジュ ペットボトル 1 年 スチック 容 器 ) 天 ぷら 油 1 年 ース 缶 2 年 ごま 油 (ビン) 2.5 年 即 席 粉 末 1 年 和 風 だし 粉 末 1.5 年 みそ 汁 生 6ヵ 月 コンソメ 顆 粒 固 形 1.5 年 しょ プラスチック 容 器 1.5 年 中 華 風 だし 液 状 1.5 年 うゆ びん 缶 3 年 缶 詰 の 選 び 方 缶 詰 は 長 期 保 存 に 適 していますが 中 身 が 見 えません まずは 名 称 ( 品 名 ) 原 材 料 名 内 容 量 製 造 者 または 販 売 者 等 の 表 示 され ている 事 項 をよく 確 かめましょう 缶 詰 を 購 入 する 時 は 表 示 されている 賞 味 期 限 を 見 て 残 存 日 数 を 確 かめる 缶 のふたは 少 しへこんでいる 物 を 選 ぶ ( 缶 詰 内 に 余 分 な 空 気 が 入 っていない ) 缶 の 縁 ( 巻 締 め 部 分 )の 曲 がっている 物 は 避 ける 缶 にサビがある 物 は 避 ける 缶 の 胴 体 にへこみがある 場 合 でも 中 身 に 影 響 はないので 問 題 ありません こんな 缶 詰 は 食 べないようにしましょう! 缶 のふたの 片 側 (または 両 側 )が 膨 らんでいる 場 合 片 側 が 膨 らんでいる 場 合 で 指 で 押 して 元 に 戻 る 程 度 であっても 微 生 物 が 繁 殖 している 恐 れがあります 両 側 が 膨 らんでいる 場 合 で 膨 らみが 潰 れない 時 は 保 存 中 に 破 裂 または 爆 発 する 恐 れがあります 外 観 に 変 化 がない 場 合 でも 異 常 な 酸 味 ( 細 菌 により 酸 が 作 られている)がある 場 合 缶 詰 のふたに 書 いてある 記 号 缶 のふたには 名 称 ( 品 名 ) 賞 味 期 限 工 場 名 を 表 わす 記 号 が 示 されています 中 段 は 賞 味 期 限 年 月 ( 日 ) 最 上 段 のはじめ2 文 字 が 原 料 の 種 類 最 下 段 は 製 造 工 場 の 記 号 3 文 字 目 が 調 理 方 法 4 文 字 目 が 形 状 大 きさ MOYM 090101 ABCD 最 近 では 品 名 と 工 場 記 号 は 別 に 表 示 しているために 缶 のふた への 記 載 を せず 賞 味 期 限 年 月 ( 日 )のみを 表 示 した 製 品 もあります - 7 - - 8 -

(5) 水 が 少 ない 時 の 調 理 の 工 夫 水 を 大 量 に 使 用 できない 時 は 普 段 の 調 理 法 から 切 り 替 えて 臨 機 応 変 に 対 処 しましょう ア 調 理 洗 う 回 数 茹 でる 水 の 量 は 必 要 最 小 限 度 にします (たとえば 葉 野 菜 などは 少 量 の 溜 め 水 で 振 り 洗 いし 電 子 レンジや 無 水 鍋 を 活 用 しましょう ) 茹 でる 材 料 が 多 くある 時 は 1つの 鍋 でアクの 少 ない 物 から 順 に 茹 でます まな 板 代 わりに 洗 って 乾 かした 牛 乳 パックを 使 います ネギなどを 切 る 時 は キッチンばさみを 使 います ボール 代 わりにポリ 袋 の 中 で 食 品 を 調 味 液 に 漬 け 込 んだり 混 ぜます フライパンやホットプレートにクッキングペーパーをしき 油 を 使 わないようにし て 洗 う 回 数 を 減 らします オーブンやオーブントースターの 皿 や ホイル 焼 き 煮 物 の 落 とし 蓋 としてアル ミホイルを 使 います イ 盛 り 付 け 食 器 にラップやアルミホイルをはり 汚 れたら 交 換 し ます ( 熱 い 物 は ラップではなく アルミホイルを 使 います ) アルミホイルを 折 り 紙 のコップの 要 領 で 折 り 携 帯 コップ として 使 います 水 分 のない 食 品 は 紙 片 を 皿 として 使 います ウ 後 片 付 け まな 板 は 充 分 に 洗 えない 時 があるので 除 菌 スプレーや 酢 を 適 宜 使 います 野 菜 を 洗 った 水 や 米 のとぎ 汁 などは 捨 てずに 洗 い 水 に 使 います 洗 剤 代 わりにみかん オレンジ レモンの 皮 を 利 用 し 屋 外 で 細 かい 砂 草 や 海 草 を 束 ねた 物 を 使 うとすすぎ 水 の 使 う 量 を 減 らし 環 境 にも 優 しいです 調 理 器 具 や 食 器 はできるだけつけ 置 きして まとめて 洗 いま す 汚 れの 激 しい 時 ( 油 やソースなどがついている 時 )は 新 聞 紙 等 でふき 取 ってから 洗 います 屋 外 で 汚 水 を 捨 てる 時 は 川 等 に 直 接 捨 てず 川 から 離 れた 土 の 上 等 に 捨 てましょう ( 下 流 での 利 用 に 配 慮 します ) エ その 他 調 理 する 人 が 手 指 を 水 で 洗 えない 場 合 は 除 菌 スプレーやウエットティッシュ 等 を 利 用 し 清 潔 を 保 つように 心 がけましょう ペットボトルを 切 って じょうご 代 わりに 使 います 大 きいポリ 袋 を 段 ボールやポリバケツにかぶせると 水 を 運 んだり 保 管 する 容 器 として 使 えます (フタが 無 い 場 合 は ヒモ 等 でしっかりとしばります ) ( 紙 で 折 った 容 器 を 使 い 捨 てに!) 無 洗 米 の 利 用 お 米 をとぎ 洗 いするという 手 間 をなくしてくれる 無 洗 米 ですが 炊 飯 に 当 たっては 次 の 点 に 注 意 しましょう 水 加 減 は 普 通 のお 米 1カップあたり 大 さじ1~2 杯 の 水 を 多 く 入 れます ( 無 洗 米 専 用 の 計 量 カップを 用 いた 場 合 は 炊 飯 器 の 目 盛 どおりの 水 加 減 で 炊 飯 できます ) 充 分 に 水 にうるかします ( 夏 は30 分 冬 は1 時 間 程 度 が 目 安 ) 出 来 上 がり! - 9 - - 10 -

(6) 生 活 水 の 確 保 災 害 時 の 給 水 源 については 市 町 村 が 早 急 に 確 認 し 必 要 な 対 策 を 講 じること となっていますが 普 段 の 水 道 ラインが 災 害 によって 損 壊 した 場 合 等 では 復 旧 す るまでに 時 間 がかかります 災 害 発 生 直 後 から2~3 日 までは 飲 用 水 として 1 人 1 日 3l をめやすに 準 備 しましょう また 災 害 発 生 後 の4 日 目 以 降 のためには 飲 用 水 と 生 活 用 水 として 1 人 1 日 20l を 確 保 しましょう また 普 段 からお 風 呂 に 溜 め 水 する 等 の 生 活 水 の 確 保 に 努 めましょう 飲 み 水 として 1 人 1 日 3lを 目 安 に! 緊 急 取 水 の 水 源 例 お 風 呂 に 溜 め 水 をした 場 合 約 200lです 2 災 害 時 の 食 事 の 注 意 点 日 ごろから 食 事 の 配 慮 が 必 要 な 高 齢 者 障 がい 者 乳 幼 児 妊 産 婦 等 の 災 害 時 要 援 護 者 生 活 習 慣 病 で 治 療 中 の 方 は 災 害 時 は いつもの 生 活 や 食 事 がで きないので 体 調 をくずしやすくなります そのためにもそういう 方 々にあった 食 品 等 の 備 蓄 が 大 切 です なお 食 生 活 の 不 安 や 疑 問 は 市 町 村 や 保 健 所 の 栄 養 士 に 相 談 するようにし ましょう 対 象 者 注 意 事 項 備 蓄 の ポ イ ン ト 高 齢 者 脱 水 に 注 意 高 齢 者 の 場 合 は のどの 渇 きを 感 じにくいため 脱 水 症 状 になりやすくなってしまいます 特 に 災 害 時 はいつもの 食 事 が とれないので 注 意 が 必 要 です 1 人 1 日 3lの 水 分 を 摂 取 するよ うに 心 がけましょう トイレが 十 分 に 利 用 できないため 水 分 を 控 えるこ とが 考 えられるので ポータブルトイレを 用 意 すると 便 利 です 井 戸 湧 水 池 湖 沼 河 川 プール 貯 水 槽 防 火 水 槽 等 緊 急 取 水 の 水 源 が 普 段 から 飲 用 水 として 利 用 されている 場 合 は 衛 生 的 安 心 度 は 高 いですが 利 用 率 の 低 い 水 源 の 場 合 病 原 菌 等 により 二 次 災 害 発 生 の 可 能 性 がありますので 水 質 が 疑 わしい 時 は 飲 用 水 としての 利 用 は 避 けましょう また 各 取 水 源 は 私 有 地 等 に 在 ることもあるので 取 水 しても 良 いかどうかを 事 前 に 調 べておきましょう (7) 屋 外 での 水 の 注 意 点 河 川 の 上 流 にゴルフ 場 や 農 地 人 家 等 がある 場 合 は 河 川 に 汚 れや 農 薬 が 流 入 しているおそれがあります 近 くに 鉱 山 があったり 川 床 が 茶 色 や 赤 くなっている 沢 は 有 害 な 不 純 物 が 混 入 している 危 険 性 があります ( 鉱 山 物 質 は 煮 沸 ろ 過 しても 除 去 できません ) 雨 水 を 集 める 時 は 直 接 地 面 に 容 器 を 置 くと 地 面 にあたった 水 がはね 土 等 の 不 純 物 が 混 入 するので 何 かの 台 の 上 に 容 器 を 置 くようにします 障 が い 者 低 栄 養 に 注 意 いつもの 食 生 活 と 違 い 災 害 のストレスなどから 食 欲 が 低 下 して 食 事 量 が 少 なくなるので 低 栄 養 に 注 意 しましょう 消 化 のよい 食 品 :おかゆ(レトルト 等 ) ベビーフード(び んづめ 等 ) 刻 み 食 (レトルト 等 ) 温 かい 食 事 は 食 欲 がわくので カセットコンロ 等 を 利 用 いつもの 食 事 が 大 切 身 体 の 状 態 により 食 事 に 配 慮 している 場 合 災 害 等 の 非 常 時 はその 食 品 が 手 に 入 らなかったり 調 理 ができないこともあ りますが 体 調 管 理 のためには 出 来 るだけ いつもの 食 事 に 類 似 した 内 容 にすることが 大 切 です 特 に 常 温 で 保 存 可 能 な 食 品 は 多 めに 備 蓄 しておきましょう 消 化 のよい 食 品 :おかゆ(レトルト 等 ) ベビーフード(び んづめ 等 ) 刻 み 食 (レトルト 等 ) カセットコンロ 等 ( 加 熱 調 理 に 便 利 )の 備 え - 11 - - 12 -

対 象 者 注 意 事 項 備 蓄 の ポ イ ン ト 乳 幼 児 授 乳 回 数 食 事 とおやつの 回 数 食 事 内 容 はいつもどおり 乳 幼 児 は 消 化 器 官 等 が 未 熟 であるため 一 度 に 多 くの 食 事 ができません また 嗜 好 がありますので 日 ごろ 飲 みな れている 粉 ミルクや 食 べ 慣 れている 食 品 の 用 意 が 大 切 です 粉 ミルク ベビーフード(びんづめ 等 ) アレルギー 用 食 品 ( 使 用 している 場 合 ) カセットコンロ 等 ( 加 熱 調 理 すると 衛 生 的 ) 脱 水 に 注 意 水 分 不 足 による 脱 水 症 状 に 留 意 しましょう 粉 ミルクを 調 整 するときやフリーズドライの 離 乳 食 を 調 理 するときにも 水 は 不 可 欠 です 1 人 1 日 当 たり2~3lの 水 (ミルク 専 用 の 殺 菌 した 水 も 市 販 されています )を 用 意 しましょう ストレスに 注 意 乳 幼 児 は 生 活 環 境 の 変 化 を 受 けやすく ストレスが 食 生 活 にも 影 響 を 及 ぼすことがありますので ストレスを 発 散 で きるような 環 境 づくりが 大 切 です 遊 び 場 の 確 保 やボランティアからの 支 援 を 積 極 的 に 受 けましょう 妊 産 婦 栄 養 量 の 確 保 と 十 分 な 安 静 が 必 要 妊 娠 中 期 末 期 授 乳 期 は いつもより 多 くの 栄 養 が 必 要 です また 体 重 増 加 や 高 血 圧 等 により 食 事 制 限 が 必 要 な 場 合 は 食 べる 量 栄 養 バランス 塩 分 に 注 意 します 便 秘 になりがちなので 野 菜 不 足 にも 注 意 します 各 種 食 品 のほか 特 にカルシウム(スキムミルク カル シウム 強 化 の 食 品 ) 鉄 分 ( 魚 肉 缶 詰 ドライフルー ツ)が 補 給 できる 食 品 野 菜 海 藻 の 缶 詰 や 乾 物 野 菜 ジュース 授 乳 期 の 場 合 環 境 の 変 化 により 母 乳 の 出 が 悪 くなる こともあるので 赤 ちゃん 用 の 粉 ミルク 粉 ミルクを 溶 く 水 ほ 乳 瓶 災 害 時 は 食 事 内 容 の 偏 りや 疲 労 睡 眠 不 足 寒 さなどで 体 調 をくずすことがあ りますので 体 調 不 良 となった 時 の 食 品 の 備 蓄 も 心 がけましょう 対 象 の 病 気 注 意 事 項 備 蓄 の ポ イ ン ト か ぜ ビタミン ミネラルの 補 給 が 必 要 のどや 鼻 の 粘 膜 を 強 くするためにはビタミンA ストレ スに 対 する 抵 抗 力 をつけるためにはビタミンCが 必 要 で す しかし これらの 栄 養 素 の 供 給 源 である 新 鮮 な 野 菜 や 果 物 は 災 害 時 には 手 に 入 りにくい 食 品 です 野 菜 ジュース 果 汁 ビタミン 剤 等 脱 水 に 注 意 熱 が 高 く 食 欲 がないときは 脱 水 症 状 にならないように 水 分 の 補 給 に 努 めます 水 お 茶 野 菜 ジュース 果 汁 汁 物 ( 缶 詰 レトルト) スポーツドリンク ゼリー 等 消 化 がよく やわらかい 食 事 が 大 切 食 欲 がなく 消 化 機 能 がおとろえた 時 には やわらかく あっさりした 食 事 にします おかゆ(レトルト 等 ) 野 菜 の 煮 物 ( 缶 詰 等 ) 魚 の 水 煮 ( 缶 詰 ) めん 類 高 野 豆 腐 麩 生 活 習 慣 病 で 治 療 中 の 方 日 ごろの 食 事 療 法 と 食 品 の 備 蓄 が 大 切 病 気 に 合 わせた 食 事 療 法 が 大 切 ですが 食 品 が 手 に 入 らなかったり 調 理 ができないので 病 気 に 合 ったエネルギ ー 栄 養 バランス 塩 分 野 菜 摂 取 等 に 注 意 します 野 菜 海 藻 の 缶 詰 や 乾 物 野 菜 ジュース 低 カロリー 食 品 低 ナトリウム 食 品 低 たんぱく 質 食 品 等 ( 病 者 用 特 別 用 途 食 品 を 使 用 している 場 合 ) - 13 - 温 かい 食 事 が 大 切 温 かい 食 事 で 体 の 内 側 から 温 めるようにします カセットコンロ 等 の 加 熱 器 具 の 備 え - 14 -

対 象 の 病 気 注 意 事 項 備 蓄 の ポ イ ン ト 便 秘 のとき 便 通 をよくすることが 大 切 便 の 量 を 増 やし 腸 を 通 過 する 時 間 を 短 くすることと 腸 内 でガスを 発 生 させ 腸 管 を 刺 激 することで 便 通 をよくすることに 心 がけます このためには 野 菜 を 中 心 とした 食 事 をとること が 大 切 ですが 災 害 時 には 手 に 入 りにくい 食 品 です また 排 便 習 慣 をつけるために 普 段 から 適 度 な 運 動 ( 歩 く 体 操 )とお 腹 のマッサージをするなど 正 しい 生 活 リズムを 身 につけましょう 便 の 量 を 増 やす 食 品 野 菜 の 煮 物 ( 缶 詰 等 ) 野 菜 海 藻 の 素 材 缶 詰 (コーン ひ じき 等 ) 乾 物 類 ( 野 菜 海 藻 きのこ) ガスを 多 く 発 生 させる 食 品 豆 ( 缶 詰 ) マッシュポテトフレーク 干 しいも バナナ 対 象 の 病 気 注 意 事 項 備 蓄 の ポ イ ン ト 下 痢 のとき 水 分 ビタミン ミネラルの 補 給 下 痢 によって 失 われる 水 分 ビタミン ミネラルの 補 給 が 大 切 です ただし 冷 たい 飲 み 物 は 腸 管 を 刺 激 するので 少 しづつ ゆっくりと 飲 み 込 むようにしましょう 水 お 茶 野 菜 ジュース 果 汁 汁 物 (レトルト 等 ) スポーツドリンク ゼリー 等 消 化 がよく やわらかい 食 事 が 大 切 食 欲 がなく 消 化 機 能 がおとろえることも 多 いので やわら かく あっさりした 食 事 にします また 食 事 の 回 数 を 増 やし 一 度 に 多 く 食 べず ゆっくりか んで 消 化 器 官 の 負 担 を 少 なくすることも 大 切 です おかゆ(レトルト 等 ) 野 菜 の 煮 物 ( 缶 詰 等 ) 魚 の 水 煮 ( 缶 詰 等 ) 高 野 豆 腐 麩 水 分 は 十 分 に 起 床 後 冷 たい 水 分 をとり 腸 を 刺 激 するのも 効 果 がありま す 水 お 茶 野 菜 ジュース 果 汁 汁 物 ( 缶 詰 レトルト) スポーツドリンク ゼリー 等 消 化 しにくい 食 品 刺 激 の 強 い 食 品 や 料 理 は 避 けます 油 を 多 く 使 った 料 理 ( 揚 げ 物 炒 め 物 サラダ 等 ) 繊 維 の 多 い 野 菜 ( 山 菜 ごぼう きのこ こんにゃく 海 藻 ) 刺 激 の 強 い 野 菜 (たまねぎ 等 ) コーヒー アルコール 類 炭 酸 飲 料 香 辛 料 腸 内 でガスを 発 生 する 食 品 ( 豆 類 いも かぼちゃ バナナ) - 15 - - 16 -