為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設



Similar documents
Taro-データ公安委員会相互協力事

いう )は 警 告 をしたときは 速 やかに その 内 容 及 び 日 時 を 当 該 警 告 を 求 める 旨 の 申 出 をした 者 に 通 知 しなければならないこととされ また 警 告 をし なかったときは 速 やかに その 旨 及 び 理 由 を 当 該 警 告 を 求 める 旨 の 申

平成28年岩手県条例第8号


人 に 使 用 される 者 としての 勤 続 期 間 を 当 該 職 員 となつた 者 の 職 員 としての 勤 続 期 間 に 通 算 することと 定 められている 法 人 に 限 る )をいう 3 第 一 項 の 退 職 手 当 通 算 予 定 職 員 とは 任 命 権 者 又 はその 委 任

する 婦 人 相 談 所 その 他 適 切 な 施 設 による 支 援 の 明 記 禁 止 命 令 等 をすることが できる 公 安 委 員 会 等 の 拡 大 等 の 措 置 が 講 じられたものである 第 2 改 正 法 の 概 要 1 電 子 メールを 送 信 する 行 為 の 規 制 ( 法

●不正アクセス行為の禁止等に関する法律の一部を改正する法律案

札地第 号

(5) 事 業 者 等 自 転 車 及 び 自 動 車 の 製 造 輸 入 販 売 又 は 修 理 を 業 として 行 っている 者 及 びそ れらの 者 の 団 体 並 びにその 他 の 事 業 者 をいう (6) 所 有 者 等 自 動 車 の 所 有 権 占 有 権 若 しくは 使 用 権 を

●電力自由化推進法案

要 な 指 示 をさせることができる ( 検 査 ) 第 8 条 甲 は 乙 の 業 務 にかかる 契 約 履 行 状 況 について 作 業 完 了 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする ( 発 生 した 著 作 権 等 の 帰 属 ) 第 9 条 業 務 によって 甲 が 乙 に

消 費 生 活 センターに 関 する 条 例 の 制 定 施 行 規 則 第 8 条 地 方 消 費 者 行 政 ガイド ライン 施 行 規 則 において 都 道 府 県 及 び 消 費 生 活 センターを 設 置 する 市 町 村 が 消 費 生 活 センターの 組 織 及 び 運 営 及 び 情

<4D F736F F D208E9197BF A955B895E93AE82CC8B4B90A C982C282A282C42E646F6378>

参 考 様 式 再 就 者 から 依 頼 等 を 受 けた 場 合 の 届 出 公 平 委 員 会 委 員 長 様 年 月 日 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 261 号 ) 第 38 条 の2 第 7 項 規 定 に 基 づき 下 記 のとおり 届 出 を します この

<837A815B B835789FC90B35F E786C73>

●労働基準法等の一部を改正する法律案

学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

1

<4D F736F F D20819A819A819A819A92808FF089F090E05F95FA92758EA9935D8ED48FF097E15F32352E31302E38>

必 要 なものとして 政 令 で 定 める 原 材 料 等 の 種 類 及 びその 使 用 に 係 る 副 産 物 の 種 類 ごとに 政 令 で 定 める 業 種 をいう 8 この 法 律 において 特 定 再 利 用 業 種 とは 再 生 資 源 又 は 再 生 部 品 を 利 用 することが

(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

●暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律の一部を改正する法律案

目     次

東近江行政組合職員の育児休業等に関する条例

( 参 考 ) 国 家 戦 略 特 別 区 域 法 ( 平 成 25 年 法 律 第 107 号 )( 抄 ) 国 家 戦 略 特 別 区 域 法 及 び 構 造 改 革 特 別 区 域 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 27 年 法 律 第 56 号 ) による 改 正 後 (

(4) 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 との 連 携 1 市 は 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 運 営 する 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 に 職 員 を 派 遣 するなど 同 協 議 会 と 必 要 な 連 携 を 図 る

〔自 衛 隊〕

第 7 条 職 員 の 給 与 に 関 する 規 程 ( 以 下 給 与 規 程 という ) 第 21 条 第 1 項 に 規 定 す るそれぞれの 基 準 日 に 育 児 休 業 している 職 員 のうち 基 準 日 以 前 6 月 以 内 の 期 間 にお いて 在 職 した 期 間 がある 職

の 購 入 費 又 は 賃 借 料 (2) 専 用 ポール 等 機 器 の 設 置 工 事 費 (3) ケーブル 設 置 工 事 費 (4) 防 犯 カメラの 設 置 を 示 す 看 板 等 の 設 置 費 (5) その 他 設 置 に 必 要 な 経 費 ( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補

<4D F736F F D20D8BDB8CFC8BCDED2DDC482A882E682D1BADDCCDFD7B2B1DDBD8B4B92F E646F63>

高松市緊急輸送道路沿道建築物耐震改修等事業補助金交付要綱(案)

大阪府電子調達システムの開発業務 (第一期)に係る仕様書案に対する意見招請のお知らせ

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

第 8 条 乙 は 甲 に 対 し 仕 様 書 に 定 める 期 日 までに 所 定 の 成 果 物 を 検 収 依 頼 書 と 共 に 納 入 する 2 甲 は 前 項 に 定 める 納 入 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする 3 検 査 不 合 格 となった 場 合 甲 は

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

公営住宅法施行令の一部を改正する政令―公営住宅法施行令例規整備*

は 共 有 名 義 )で 所 有 権 保 存 登 記 又 は 所 有 権 移 転 登 記 を された も の で あ る こと (3) 居 室 便 所 台 所 及 び 風 呂 を 備 え 居 住 の ために 使 用 す る 部 分 の 延 べ 床 面 積 が 5 0 平 方 メ ー ト ル 以 上


募集要項

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

吹 田 市 暴 力 団 の 排 除 等 に 関 する 条 例 ( 案 ) ( 目 的 ) 第 1 条 この 条 例 は 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 ( 平 成 3 年 法 律 第 77 号 以 下 法 という ) 及 び 大 阪 府 暴 力 団

Microsoft Word - 12 職員退職手当規程_H 改正_

<4D F736F F D D3188C091538AC7979D8B4B92F F292B98CF092CA81698A94816A2E646F63>

福 山 市 では, 福 山 市 民 の 安 全 に 関 する 条 例 ( 平 成 10 年 条 例 第 12 号 )に 基 づき, 安 全 で 住 みよい 地 域 社 会 の 形 成 を 推 進 しています また, 各 地 域 では, 防 犯 を 始 め 様 々な 安 心 安 全 活 動 に 熱 心

退職手当とは

もの( 交 通 事 故 事 件 に 係 るものを 除 く ) 3 重 大 な 交 通 事 故 事 件 とは 次 に 掲 げる 交 通 事 故 事 件 をいう (1) 死 亡 ひき 逃 げ 事 件 車 両 等 の 交 通 により 人 が 死 亡 した 場 合 において 道 路 交 通 法 ( 昭 和

岡山県警察用航空機の運用等に関する訓令

弁護士報酬規定(抜粋)

第 9 条 の 前 の 見 出 しを 削 り 同 条 に 見 出 しとして ( 部 分 休 業 の 承 認 ) を 付 し 同 条 中 1 日 を 通 じて2 時 間 ( 規 則 で 定 める 育 児 休 暇 を 承 認 されている 職 員 については 2 時 間 から 当 該 育 児 休 暇 の


独立行政法人国立病院機構呉医療センター医療機器安全管理規程

Taro-役員退職手当規程(H27.10改正)HP版

<4D F736F F D C482C682EA817A89BA90BF8E7793B1834B A4F8D91906C8DDE8A A>

1 変更の許可等(都市計画法第35条の2)

 三郷市市街化調整区域の整備及び保全の方針(案)

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

現 行 工 業 地 域 準 工 業 地 域 商 業 地 域 近 隣 商 業 地 域 改 正 後 準 工 業 地 域 ( 特 別 業 務 地 区 ( 第 2 種 ) 及 び 指 定 集 積 区 域 を 除 く) 近 隣 商 業 地 域 2 / 7

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

< 現 在 の 我 が 国 D&O 保 険 の 基 本 的 な 設 計 (イメージ)> < 一 般 的 な 補 償 の 範 囲 の 概 要 > 請 求 の 形 態 会 社 の 役 員 会 社 による 請 求 に 対 する 損 免 責 事 由 の 場 合 に 害 賠 償 請 求 は 補 償 されず(

キ 短 時 間 労 働 者 の 雇 用 管 理 の 改 善 等 に 関 する 法 律 ( 平 成 5 年 法 律 第 76 号 ) ク 労 働 契 約 法 ( 平 成 19 年 法 律 第 128 号 ) ケ 健 康 保 険 法 ( 大 正 11 年 法 律 第 70 号 ) コ 厚 生 年 金 保

議案第   号

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

Microsoft Word - 福祉医療費給付要綱

Taro-別紙1 パブコメ質問意見とその回答

<4D F736F F D A94BD837D836C B4B92F62E646F6378>

Microsoft Word 日本年金機構職員退職手当規程(規程第36号)

続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

役員退職手当規程

Microsoft Word - 基金規約(新).docx

27-045人事規程270401

<4D F736F F D F582CC88E78E998B788BC C98AD682B782E92E646F63>

大阪府住宅供給公社定款

shokuin-taisyoku

所令要綱

四 勤 続 20 年 を 超 え30 年 までの 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の200 五 勤 続 30 年 を 超 える 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の100 2 基 礎 調 整 額 は 職 員 が 退 職 し 解 雇 され 又 は 死 亡 した

Microsoft Word - 不正アクセス行為の禁止等に関する法律等に基づく公安

(6) 事 務 局 職 場 積 立 NISAの 運 営 に 係 る 以 下 の 事 務 等 を 担 当 する 事 業 主 等 の 組 織 ( 当 該 事 務 を 代 行 する 組 織 を 含 む )をいう イ 利 用 者 からの 諸 届 出 受 付 事 務 ロ 利 用 者 への 諸 連 絡 事 務


内 において 管 理 されている 上 場 株 式 等 のうち 非 課 税 管 理 勘 定 に 係 るもの( 新 規 投 資 額 で 毎 年 80 万 円 を 上 限 とします )に 係 る 配 当 等 で 未 成 年 者 口 座 に 非 課 税 管 理 勘 定 を 設 けた 日 から 同 日 の 属

1 変更の許可等(都市計画法第35条の2)

<4D F736F F D2091E F18CB48D C481698E7B90DD8F9590AC89DB816A2E646F63>

Microsoft Word - 21退職手当規程.doc

個 人 所 得 課 税 ~ 住 宅 ローン 控 除 等 の 適 用 期 限 の 延 長 2 4. 既 存 住 宅 に 係 る 特 定 の 改 修 工 事 をした 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 居 住 年 省 エネ 改 修 工 事 控 除 限 度 額 バリアフリー 改 修 工 事 平

臨 床 研 究 事 案 に 関 する 主 な 報 道 概 要 ディオバン 事 案 白 血 病 治 療 薬 タシグナ 事 案 (SIGN 試 験 ) ノバルティス 社 の 高 血 圧 症 治 療 薬 ディオバンに 係 る 臨 床 研 究 において データ 操 作 等 があり 研 究 結 果 の 信 頼

後 にまで 及 んでおり(このような 外 部 研 究 資 金 を 以 下 契 約 理 由 研 究 という ) かつ その 者 が 退 職 後 も 引 き 続 き 研 究 代 表 者 となることを 研 究 所 が 認 める 場 合 とし 理 事 室 の 命 を 受 けて 発 議 書 ( 別 に 定 め

< F2D8E9197BF C B68F9182C98AD682B7>

Microsoft Word - 通達(参考).doc

Microsoft Word - 【第17期】有価証券報告書(課税上の取り扱い)

職 員 退 職 手 当 支 給 規 程 平 成 15 年 10 月 1 日 規 程 第 号 改 正 平 成 17 年 1 月 31 日 規 程 第 17-1 号 改 正 平 成 20 年 12 月 22 日 規 程 第 号 改 正 平 成 22 年 3 月 18 日 規 程

(2) 勤 続 5 年 を 超 え 10 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の140 (3) 勤 続 10 年 を 超 え 20 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の180 (4)

の 提 供 状 況 等 を 総 合 的 に 勘 案 し 土 地 及 び 家 屋 に 係 る 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 減 額 せずに 平 成 24 年 度 分 の 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 課 税 することが 適 当 と 市 町 村 長 が 認 め

Microsoft Word - 制度の概要_ED.docx

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

(5) 特 定 施 設 の 使 用 の 方 法 (6) 色 等 の 処 理 の 方 法 (7) 排 出 水 の 色 等 の 汚 染 状 態 及 び 量 2 一 の 施 設 が 特 定 施 設 となった 際 現 にその 施 設 を 設 置 している 者 ( 設 置 の 工 事 をしている 者 を 含

<4D F736F F D208E52979C8CA78E598BC68F5790CF91A390698F9590AC8BE08CF D6A2E646F6378>

郵 便 局 において 提 供 される 金 融 2 社 の 金 融 サービス 参 考 1 銀 行 サービス 2 保 険 サービス (*)は 銀 行 窓 口 業 務 ( 総 務 省 告 示 で 規 定 ) (*)は 保 険 窓 口 業 務 ( 総 務 省 告 示 で 規 定 ) ( 太 枠 内 を 総

学校教育法施行令・施行規則等の改正について

駐 車 場 管 理 規 程

< F2D C93FA967B91E5906B8DD082CC94ED8DD0>

Transcription:

暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 例 規 整 備 * 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 例 規 整 備 公 布 年 月 日 番 号 平 成 24 年 8 月 1 日 法 律 第 53 号 施 行 年 月 日 公 布 の 日 から 起 算 して3 月 を 超 えない 範 囲 内 において 政 令 で 定 める 日 ( 一 部 : 公 布 の 日 から 起 算 して6 月 を 超 えない 範 囲 内 にお いて 政 令 で 定 める 日 ) < 概 要 > 平 成 24 年 8 月 1 日 に 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 が 公 布 され 一 部 を 除 き 公 布 の 日 から 起 算 して3 月 を 超 え ない 範 囲 内 において 政 令 で 定 める 日 から 施 行 されることとされました この 法 律 は 指 定 暴 力 団 等 の 対 立 抗 争 及 び 暴 力 的 要 求 行 為 等 に 伴 う 市 民 生 活 に 対 する 危 険 を 防 止 するための 措 置 について 規 定 するとともに 国 家 公 安 委 員 会 の 認 定 を 受 けた 都 道 府 県 暴 力 追 放 運 動 推 進 センターが 指 定 暴 力 団 等 の 事 務 所 の 付 近 住 民 等 から 委 託 を 受 けて 当 該 事 務 所 の 使 用 等 の 差 止 めの 請 求 をするため の 制 度 を 導 入 するほか 暴 力 的 要 求 行 為 及 び 準 暴 力 的 要 求 行 為 の 規 制 等 を 強 化 すること 等 をその 内 容 としています 今 回 の 法 改 正 の 背 景 には 暴 力 団 の 対 立 抗 争 においては 暴 力 団 事 務 所 にと どまらず 暴 力 団 員 の 自 宅 周 辺 路 上 住 宅 街 といったさまざまな 場 所 で 暴 力 行 為 が 敢 行 されており 平 成 19 年 には 病 院 で 入 院 患 者 が 誤 って 射 殺 される 事 件 も 発 生 しているなど 暴 力 団 の 対 立 抗 争 が 市 民 生 活 の 重 大 な 脅 威 となってい ることや 依 然 として 暴 力 団 が 事 業 者 に 対 して 物 品 等 の 購 入 や 寄 附 金 などの 不 当 要 求 をしている 実 態 があり 暴 力 団 等 によると 見 られる 事 業 者 襲 撃 などの 事 件 も 発 生 していることなどがあります 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 の 概 要 は 以 下 のとおりとなっています 第 1 市 民 生 活 に 対 する 危 険 を 防 止 するための 規 定 の 整 備 1 指 定 暴 力 団 等 の 相 互 間 に 対 立 抗 争 が 発 生 した 場 合 において 人 の 生 命 等 に 重 大 な 危 害 を 加 える 方 法 による 暴 力 行 為 が 行 われ かつ 更 に 同 様 の 暴 力 行 1

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設 置 すること 等 を 罰 則 による 処 罰 の 対 象 とする 2 指 定 暴 力 団 等 の 指 定 暴 力 団 員 又 はその 要 求 若 しくは 依 頼 を 受 けた 者 により 暴 力 的 要 求 行 為 等 に 関 連 して 人 の 生 命 等 に 重 大 な 危 害 を 加 える 方 法 による 暴 力 行 為 が 行 われ かつ 更 に 反 復 して 同 様 の 暴 力 行 為 が 行 われるおそれがあ る 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 員 の 所 属 する 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 危 険 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 行 う 暴 力 的 要 求 行 為 等 を 罰 則 による 処 罰 の 対 象 とする 第 2 都 道 府 県 暴 力 追 放 運 動 推 進 センターによる 事 務 所 使 用 差 止 請 求 制 度 の 導 入 国 家 公 安 委 員 会 の 認 定 を 受 けた 都 道 府 県 暴 力 追 放 運 動 推 進 センターは 指 定 暴 力 団 等 の 事 務 所 の 付 近 住 民 等 から 委 託 を 受 けて 裁 判 上 又 は 裁 判 外 において 自 己 の 名 をもって 当 該 事 務 所 の 使 用 等 の 差 止 請 求 することができることとす る 第 3 暴 力 的 要 求 行 為 及 び 準 暴 力 的 要 求 行 為 の 規 制 の 強 化 等 1 指 定 暴 力 団 員 が 金 融 商 品 取 引 業 者 等 一 定 の 事 業 者 に 対 して 行 う 不 当 な 取 引 の 要 求 等 を 暴 力 的 要 求 行 為 として 規 制 する 行 為 に 追 加 するとともに 国 等 が 行 う 公 共 工 事 の 契 約 又 は 入 札 に 関 する 暴 力 的 要 求 行 為 の 規 制 について 国 等 の 契 約 又 は 入 札 全 般 をその 対 象 とする 2 指 定 暴 力 団 員 が 準 暴 力 的 要 求 行 為 を 助 けることを 禁 止 するとともに 準 暴 力 的 要 求 行 為 を 行 うことが 禁 止 される 者 として 指 定 暴 力 団 等 の 威 力 を 示 す ことを 常 習 とする 者 で 指 定 暴 力 団 員 でなくなった 日 から5 年 を 経 過 しないも の 等 を 追 加 する 3 指 定 暴 力 団 員 が 縄 張 内 で 営 業 を 営 む 者 のために 用 心 棒 の 役 務 を 提 供 するこ と 等 を 禁 止 し 都 道 府 県 公 安 委 員 会 が 当 該 行 為 の 中 止 又 は 防 止 のための 命 令 をすることができることとする 4 暴 力 的 要 求 行 為 に 対 する 中 止 命 令 違 反 等 に 係 る 罰 則 を 強 化 する 第 4 国 及 び 地 方 公 共 団 体 並 びに 事 業 者 の 責 務 に 関 する 規 定 の 整 備 国 及 び 地 方 公 共 団 体 は 指 定 暴 力 団 員 等 を 入 札 に 参 加 させないようにするた めの 措 置 を 講 ずるとともに 事 業 者 は その 事 業 活 動 を 通 じて 暴 力 団 員 に 不 当 な 利 益 を 得 させることがないよう 努 めなければならないこととする 2

施 行 期 日 公 布 の 日 から 起 算 して3 月 を 超 えない 範 囲 内 において 政 令 で 定 める 日 ただ し 都 道 府 県 暴 力 追 放 運 動 推 進 センターによる 事 務 所 使 用 差 止 請 求 制 度 の 導 入 については 公 布 の 日 から 起 算 して6 月 を 超 えない 範 囲 内 において 政 令 で 定 め る 日 < 例 規 整 備 > 地 方 公 共 団 体 の 例 規 において 暴 力 団 に 関 係 するものとしては 暴 力 団 排 除 条 例 のほか それに 関 連 して 地 方 公 共 団 体 が 行 う 入 札 契 約 等 から 暴 力 団 を 排 除 するための 規 定 や 暴 力 団 員 等 による 公 の 施 設 の 利 用 を 拒 むための 規 定 を 定 めた 例 規 などがあります これらは 一 般 的 に 事 業 者 による 暴 力 団 への 利 益 供 与 行 為 を 禁 止 するなど 暴 力 団 との 関 係 の 遮 断 を 図 る 事 業 者 の 自 主 的 な 取 組 を 後 押 しすることや 地 方 公 共 団 体 の 事 務 事 業 が 暴 力 団 の 活 動 を 助 長 し 暴 力 団 の 運 営 に 資 することのないようにするための 措 置 を 講 ずることによって 暴 力 団 排 除 を 推 進 しようとするものと 位 置 付 けられます 一 方 今 回 改 正 される 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 ( 平 成 3 年 法 律 第 77 号 以 下 暴 対 法 といいます )は 暴 力 団 員 によるみかじめ 料 要 求 や 対 立 抗 争 時 における 事 務 所 使 用 など 暴 力 団 員 の 不 当 な 行 為 を 規 制 することを 内 容 とする ものであり 地 方 公 共 団 体 の 関 係 例 規 とは 趣 旨 目 的 を 異 にするものであるこ とから 今 回 の 暴 対 法 改 正 による 例 規 への 影 響 は 限 定 的 なものになると 考 え られます 例 規 への 影 響 が 考 えられる 点 としては 暴 対 法 の 条 項 ずれと 上 記 概 要 の 第 4 ( 国 及 び 地 方 公 共 団 体 並 びに 事 業 者 の 責 務 に 関 する 規 定 の 整 備 )に 係 る 暴 対 法 の 改 正 の2 点 が 挙 げられます < 条 項 ずれ 関 係 > 都 道 府 県 暴 力 追 放 運 動 推 進 センターについて 言 及 する 規 定 において その 指 定 の 根 拠 として 暴 対 法 第 32 条 の2 第 1 項 を 引 用 している 場 合 は 同 条 が 第 3 2 条 の3に 繰 り 下 げられることから 該 当 箇 所 の 改 正 が 必 要 になります なお 今 回 の 暴 対 法 の 改 正 では 同 条 以 外 にも 多 くの 条 項 ずれが 生 じますが 同 条 以 外 に 市 町 村 の 条 例 で 条 項 ずれが 生 じる 規 定 を 引 用 している 例 はほとんど ないものと 思 われます 該 当 例 規 名 市 暴 力 団 排 除 条 例 3

該 当 条 文 改 正 条 文 ( 定 義 ) ( 定 義 ) 第 2 条 この 条 例 において 次 の 各 号 に 第 2 条 この 条 例 において 次 の 各 号 に 掲 げる 用 語 の 意 義 は それぞれ 当 該 各 掲 げる 用 語 の 意 義 は それぞれ 当 該 各 号 に 定 めるところによる 号 に 定 めるところによる (1)~(6) 略 (1)~(6) 略 (7) 関 係 機 関 等 法 第 32 条 の2 第 (7) 関 係 機 関 等 法 第 32 条 の3 第 1 項 の 規 定 により 県 公 安 委 員 1 項 の 規 定 により 県 公 安 委 員 会 ( 以 下 公 安 委 員 会 という )か 会 ( 以 下 公 安 委 員 会 という )か ら 都 道 府 県 暴 力 追 放 運 動 推 進 センタ ら 都 道 府 県 暴 力 追 放 運 動 推 進 センタ ーとして 指 定 されている 法 人 その 他 ーとして 指 定 されている 法 人 その 他 の 暴 力 排 除 活 動 を 行 う 機 関 又 は 団 体 の 暴 力 排 除 活 動 を 行 う 機 関 又 は 団 体 をいう をいう 備 考 暴 対 法 第 32 条 の2の 繰 下 げ 改 正 の 施 行 期 日 は 公 布 の 日 から 起 算 して3 月 を 超 え ない 範 囲 内 において 政 令 で 定 める 日 ( 最 長 で 平 成 24 年 10 月 31 日 )です 上 記 の 改 正 に 係 る 一 部 改 正 条 例 の 議 案 を 議 会 に 提 案 する 時 点 において 一 部 改 正 法 の 施 行 期 日 が 確 定 していない 場 合 当 該 一 部 改 正 条 例 の 施 行 期 日 の 規 定 は この 条 例 は 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 24 年 法 律 第 53 号 )の 施 行 の 日 から 施 行 する とすることが 考 えられます < 国 及 び 地 方 公 共 団 体 並 びに 事 業 者 の 責 務 に 関 する 規 定 の 整 備 関 係 > 上 記 概 要 の 第 4( 国 及 び 地 方 公 共 団 体 並 びに 事 業 者 の 責 務 に 関 する 規 定 の 整 備 )に 係 る 暴 対 法 の 改 正 については 地 方 公 共 団 体 の 暴 力 団 関 係 の 例 規 と 趣 旨 目 的 を 同 じくする 部 分 があるため 注 意 が 必 要 です 具 体 的 には 改 正 後 の 暴 対 法 第 32 条 及 び 第 32 条 の2が 該 当 しますので 以 下 に 見 ていくこととします 暴 対 法 第 32 条 ( 国 及 び 地 方 公 共 団 体 の 責 務 ) 第 三 十 二 条 国 及 び 地 方 公 共 団 体 は 次 に 掲 げる 者 をその 行 う 売 買 等 の 契 約 に 係 る 入 札 に 参 加 させないようにするための 措 置 を 講 ずるものとする 一 指 定 暴 力 団 員 二 指 定 暴 力 団 員 と 生 計 を 一 にする 配 偶 者 ( 婚 姻 の 届 出 をしていないが 事 実 上 婚 姻 関 4

係 と 同 様 の 事 情 にある 者 を 含 む ) 三 法 人 その 他 の 団 体 であって 指 定 暴 力 団 員 がその 役 員 となっているもの 四 指 定 暴 力 団 員 が 出 資 融 資 取 引 その 他 の 関 係 を 通 じてその 事 業 活 動 に 支 配 的 な 影 響 力 を 有 する 者 ( 前 号 に 該 当 するものを 除 く ) 2 国 及 び 地 方 公 共 団 体 は 前 項 に 規 定 する 措 置 を 講 ずるほか その 事 務 又 は 事 業 に 関 する 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 及 びこれにより 当 該 事 務 又 は 事 業 に 生 じた 不 当 な 影 響 の 排 除 に 努 めなければならない 3 4 ( 略 ) 従 前 の 暴 対 法 第 32 条 第 1 項 及 び 第 2 項 の 繰 下 げ 指 定 暴 力 団 員 指 定 暴 力 団 等 の 暴 力 団 員 指 定 暴 力 団 等 指 定 暴 力 団 又 は 指 定 暴 力 団 連 合 上 記 の 暴 対 法 第 32 条 第 1 項 及 び 第 2 項 の 規 定 は 今 回 新 たに 追 加 されるも のです これらの 規 定 と 同 様 の 規 定 は 地 方 公 共 団 体 の 暴 力 団 排 除 条 例 等 で 既 に 規 定 されている 場 合 がありますので これらの 規 定 と 矛 盾 抵 触 がないかを 確 認 する 必 要 があります 暴 対 法 第 32 条 第 1 項 の 規 定 は 努 力 義 務 ではなく 措 置 を 講 ずるものと する とされていますので 地 方 公 共 団 体 の 暴 力 団 排 除 条 例 等 に 定 める 措 置 の 内 容 が これを 下 回 るものであってはならないと 考 えられますが これを 上 回 る 分 には 問 題 はないものと 考 えられます( 同 条 第 2 項 の 規 定 から 同 条 第 1 項 の 規 定 は これ 以 上 の 措 置 を 講 じてはならないという 趣 旨 ではないと 考 えら れます ) 参 考 暴 力 団 排 除 条 例 における 暴 対 法 第 32 条 第 1 項 及 び 第 2 項 に 相 当 する 規 定 の 事 例 ( 市 の 事 務 及 び 事 業 における 措 置 ) 第 6 条 市 は 公 共 工 事 その 他 の 市 の 事 務 又 は 事 業 により 暴 力 団 を 利 することとなら ないよう 暴 力 団 員 等 若 しくは 暴 力 団 又 は 暴 力 団 員 等 と 密 接 な 関 係 を 有 する 者 を 市 が 実 施 する 入 札 に 参 加 させない 等 の 必 要 な 措 置 を 講 ずるものとする * 上 記 の 内 容 であれば 対 象 となる 暴 力 団 員 等 を 暴 対 法 よりも 広 くとらえていますので 暴 対 法 に 矛 盾 抵 触 するものではないと 考 えられます なお 上 記 の 規 定 については 改 正 後 の 暴 対 法 第 32 条 第 1 項 の 規 定 を 参 考 にして 暴 力 団 員 等 と 密 接 な 関 係 を 有 する 者 の 範 囲 を 具 体 的 に 規 定 するこ とも 考 えられます 暴 対 法 第 32 条 の2 ( 事 業 者 の 責 務 ) 第 三 十 二 条 の 二 事 業 者 は 不 当 要 求 による 被 害 を 防 止 するために 必 要 な 第 十 四 条 第 一 項 に 規 定 する 措 置 を 講 ずるよう 努 めるほか その 事 業 活 動 を 通 じて 暴 力 団 員 に 不 当 な 利 益 を 得 させることがないよう 努 めなければならない 5

第 十 四 条 第 一 項 に 規 定 する 措 置 不 当 要 求 による 被 害 を 防 止 するために 必 要 な 責 任 者 の 選 任 不 当 要 求 に 応 対 する 使 用 人 等 の 対 応 方 法 についての 指 導 その 他 の 措 置 上 記 の 暴 対 法 第 32 条 の2も 今 回 新 たに 追 加 される 規 定 です 暴 対 法 第 32 条 第 1 項 及 び 第 2 項 の 規 定 と 同 様 暴 対 法 第 32 条 の2の 規 定 と 同 様 の 規 定 が 地 方 公 共 団 体 の 暴 力 団 排 除 条 例 等 で 既 に 規 定 されている 場 合 がありますので 同 条 の 規 定 との 関 係 を 確 認 しておく 必 要 があります 暴 対 法 上 の 事 業 者 は 事 業 を 行 う 者 で 使 用 人 その 他 の 従 業 者 を 使 用 するもの ( 暴 対 法 第 14 条 第 1 項 )と 定 義 され 従 業 者 を 使 用 するものに 限 られています 一 方 暴 力 団 排 除 条 例 等 の 例 規 における 事 業 者 には 一 般 に 従 業 者 を 使 用 しない 事 業 者 も 含 まれていると 思 われますので 暴 対 法 と 暴 力 団 排 除 条 例 等 の 事 業 者 の 責 務 規 定 は それぞれ 対 象 を 異 にする 独 立 した 規 定 であると 整 理 することができると 思 われます この 場 合 暴 力 団 排 除 条 例 等 の 事 業 者 の 責 務 規 定 については 暴 対 法 第 32 条 の2の 規 定 が 追 加 されたことに 伴 う 改 正 を 行 う 必 要 は 特 にないものと 思 われます なお 暴 対 法 第 32 条 の2の 規 定 中 の 既 存 の 暴 力 団 排 除 条 例 等 の 規 定 では 通 常 触 れられていない ( 暴 対 法 ) 第 14 条 第 1 項 に 規 定 する 措 置 を 講 ずるよ う 努 める という 部 分 を 踏 まえて 同 様 の 規 定 を 暴 力 団 排 除 条 例 等 に 加 えるこ とも 考 えられないではありませんが その 際 は 暴 対 法 第 14 条 第 1 項 に 規 定 する 措 置 が 従 業 者 を 使 用 していることを 前 提 とした 内 容 であることに 御 留 意 く ださい 参 考 暴 力 団 排 除 条 例 における 暴 対 法 第 32 条 の2に 相 当 する 規 定 の 事 例 ( 市 民 等 の 責 務 ) 第 5 条 ( 略 ) 2 事 業 者 は その 事 業 活 動 に 関 し 暴 力 団 を 利 することとならないよう 努 めるととも に 市 が 実 施 する 暴 力 団 の 排 除 に 関 する 施 策 に 協 力 するよう 努 めるものとする 3 市 民 等 編 注 : 市 民 及 び 事 業 者 をいう は 暴 力 団 の 排 除 に 資 すると 認 められる 情 報 を 得 たときは 市 又 は 警 察 に 対 し 当 該 情 報 を 提 供 するよう 努 めるものとする *この 条 例 では 事 業 者 は 法 人 その 他 の 団 体 ( 国 及 び 地 方 公 共 団 体 を 除 く ) 又 は 事 業 を 営 む 個 人 と 定 義 されており 上 記 の 規 定 は 暴 対 法 第 32 条 の2とは 対 象 を 異 にすると 解 されます この 条 例 の 事 業 者 には 暴 対 法 上 の 事 業 者 に 該 当 する 者 も 含 まれますが その 者 は 上 記 の 規 定 と 暴 対 法 第 32 条 の2の 規 定 の 両 方 の 適 用 を 受 けることになります 6