セコムグループの 事 業 2

退 職 給 付 ビッグバン 研 究 会 セコムの 退 職 金 年 金 制 度 2006 年 8 月 24 日 セコム 企 業 年 金 基 金 八 木 博 一 1

セコムグループの 事 業 2

3 セコムグループ 概 況 総 グループ 会 社 数 155 社 (2006 年 3 月 31 日 現 在 ) 総 グループ 事 業 所 数 1,472カ 所 ( 同 上 ) ( 国 内 1,121ヵ 所 海 外 351ヵ 所 ) 総 グループ 社 員 数 39,634 名 ( 同 上 ) ( 国 内 28,682 名 海 外 10,952 名 ) 連 結 子 会 社 数 125 社 ( 同 上 ) 連 結 売 上 高 5,673 億 円 (2006 年 3 月 期 ) 連 結 経 常 利 益 966 億 円 ( 同 上 ) 連 結 当 期 純 利 益 529 億 円 ( 同 上 ) 国 内 グループ 契 約 件 数 約 101 万 4 千 件 (2006 年 3 月 31 日 現 在 ) ( 事 業 所 約 66 万 5 千 件 家 庭 約 34 万 9 千 件 ) 海 外 グループ 契 約 件 数 約 50 万 4 千 件 ( 同 上 )

当 基 金 の 概 要 設 立 日 2003 年 10 月 1 日 (1970 年 4 月 1 日 セコム 厚 生 年 金 基 金 設 立 代 行 返 上 により 企 業 年 金 基 金 へ 移 行 ) 実 施 事 業 所 19 社 加 入 者 数 14,963 人 年 金 受 給 者 数 927 人 年 金 資 産 52,376 百 万 円 数 字 は2006 年 3 月 31 日 現 在 4

5 人 事 運 営 の 基 本 理 念 社 員 の 向 上 一 体 不 可 分 会 社 の 発 展 創 業 以 来 の 基 本 理 念 : どちらか 一 方 だけはありえない

6 人 事 の 報 酬 の 基 本 方 針 社 員 の 向 上 と 会 社 の 発 展 は 一 体 不 可 分 能 力 成 果 に 応 じた 報 酬 を 支 払 う より 努 力 し 能 力 を 上 げ 成 果 を 発 揮 した 人 にふさわしく 報 いる

旧 退 職 金 年 金 制 度 (~2002 年 3 月 )の 概 要 セコム 厚 生 年 金 基 金 ( 社 外 積 立 )にて 運 営 (1970 年 4 月 に 制 度 発 足 ) 適 格 年 金 制 度 ( 社 外 積 立 )で 運 営 (1981 年 12 月 に 制 度 発 足 ) セ コ ム の 退 職 金 年 金 (3 年 以 上 10 年 未 満 ) SCC 年 金 ( 会 社 ) 退 職 金 (10 年 以 上 ) プラスアルファ 部 分 60 歳 から65 歳 になるまでのつなぎ 年 金 加 入 期 間 と 年 齢 により 定 額 支 給 ( 一 時 金 受 取 可 ) 退 職 時 の 資 格 級 等 に 基 づく 算 定 基 礎 給 退 職 事 由 別 勤 続 別 支 給 率 で 計 算 勤 続 20 年 以 上 は 60 歳 から 15 年 保 証 期 間 付 終 身 年 金 での 受 取 選 択 可 平 均 給 与 2.5/1000 加 入 月 数 で 計 算 60 歳 から 終 身 年 金 一 時 金 受 取 不 可 企 業 独 自 の 上 乗 せ 国 の 年 金 代 行 部 分 国 の 年 金 ( 老 齢 厚 生 年 金 ) ( 老 齢 基 礎 年 金 ) 60 歳 から 終 身 年 金 老 齢 厚 生 年 金 の 一 部 を 国 に 代 わって セコム 厚 生 年 金 基 金 が 給 付 終 身 年 金 支 給 開 始 年 齢 60 歳 から 65 歳 へ 移 行 中 7

8 なぜ 抜 本 改 革 が 必 要 だったか ( 問 題 は 何 か) 人 事 上 の 問 題 必 ずしも 社 員 の 貢 献 ( 能 力 成 果 )を 適 切 に 反 映 する 制 度 となっていなかった 退 職 金 : 退 職 時 給 与 ベースの 計 算 式 途 中 経 過 を 適 切 に 反 映 していない 退 職 金 SCC 年 金 : 長 期 勤 続 定 年 退 職 の 極 端 な 優 遇 中 途 入 社 中 途 退 職 者 に 不 利 基 金 フ ラスアルファ 部 分 : 終 身 年 金 60 歳 からの 終 身 年 金 のため 早 く 死 ぬと 働 いた 分 もらえない 3つの 制 度 と 複 雑 な 計 算 式 いくらもらえるかわかりにくい 生 活 設 計 しにくい 財 務 上 の 問 題 持 続 が 保 証 できない 制 度 となっていた 利 回 り5.5%で 積 立 し 利 息 5.5%で 年 金 払 い 終 身 給 付 する 仕 組 み 掛 金 + 運 用 収 益 = 確 定 給 付 資 産 運 用 収 益 が 長 期 低 迷 していた (バブル 崩 壊 後 運 用 利 回 り:<3%) 資 産 運 用 目 標 利 回 り5.5%の 破 綻 巨 額 な 積 立 不 足 による 負 担 大 高 齢 化 による 支 給 額 支 給 対 象 者 の 増 加 による 終 身 年 金 負 担 増 資 産 運 用 難 とダブルで 効 く 厚 生 年 金 基 金 代 行 部 分 国 の 年 金 の 代 行 給 付 の 積 立 不 足 を 企 業 が 負 担

9 なぜ 抜 本 改 革 が 必 要 だったか (そのまま 放 置 するとどうなるか) 人 事 上 これからの 時 代 に 必 ずしもマッチし ていない 制 度 が 存 続 する 労 働 人 口 の 減 少 と 雇 用 の 流 動 化 が 進 む 中 セコムグループに 必 要 な 多 様 な 人 材 (セキュリティー 系 情 報 系 医 療 系 等 の 様 々な 職 種 の 人 材 )が 来 なくなる 分 かりにくい 複 雑 な 制 度 が 存 続 する 社 員 の 自 己 実 現 のための 生 活 設 計 への 自 助 努 力 を 阻 害 する 財 務 上 セコムの 事 業 と 関 係 ないところで セコムの 業 績 が 大 きく 変 動 し 続 け 財 務 の 安 定 性 を 欠 く ( 特 に 経 済 低 成 長 下 資 産 運 用 環 境 低 迷 下 において セコムの 収 益 が 大 きく 圧 迫 され 続 ける) 将 来 的 にセコムの 成 長 存 続 に 大 きな 影 響 を 及 ぼし 続 ける

抜 本 改 革 の 基 本 方 針 (どうあるべきか) 人 事 上 の 方 針 能 力 主 義 成 果 主 義 に 基 づき 社 員 の 貢 献 をより 適 切 に 反 映 する 制 度 時 代 によりマッチした 制 度 にするべ き 長 期 勤 続 定 年 退 職 に 対 する 功 労 から 後 払 い 賃 金 としての 退 職 金 へシフト 在 籍 期 間 中 の 毎 年 の 貢 献 を 累 積 年 齢 勤 続 に 対 して 中 立 的 な 算 式 雇 用 の 流 動 化 に 対 応 する シンプルかつ 理 解 しやすい 制 度 に するべき 後 払 い 年 金 払 いのメリットは 活 か す( 税 制 生 活 設 計 メリット) 財 務 上 の 方 針 資 産 運 用 環 境 の 影 響 を 受 けにくい 持 続 可 能 な 制 度 にするべき 積 立 や 年 金 払 いの 前 提 の 利 回 り を5.5%( 固 定 )から 資 産 運 用 環 境 に 応 じて 変 動 させる 資 産 運 用 変 動 の 影 響 は 会 社 と 社 員 とで 分 担 する 代 行 部 分 は 国 に 返 上 社 外 積 立 のメリットは 活 かす ( 税 制 資 産 保 全 メリット) 10

制 度 改 革 のステップ1 旧 制 度 (~2002 年 3 月 ) 新 制 度 (2002 年 4 月 ~) セ コ ム 退 職 金 年 金 セコム 厚 生 年 金 基 金 (3 年 以 上 10 年 未 満 ) SCC 年 金 ( 会 社 ) 退 職 金 (10 年 以 上 ) プラスアルファ 部 分 適 格 退 職 年 金 60~64 歳 つなぎ 年 金 勤 続 20 年 以 上 は 60 歳 から 15 年 保 証 付 終 身 年 金 での 受 取 選 択 可 60 歳 から 終 身 年 金 企 業 独 自 の 上 乗 せ 年 収 の5% 相 当 額 の1/12を 毎 月 付 与 し 年 利 3%の 利 息 を 付 ける セコム 厚 生 年 金 基 金 第 一 段 階 2002 年 4 月 ~ 3つの 制 度 を 一 本 化 (100%) 擬 似 キャッシュバラン ス 制 度 ( 再 評 価 率 3% 固 定 ) 勤 続 20 年 以 上 は 60 歳 から20 年 保 証 付 終 身 年 金 で 受 け 取 り 選 択 可 国 の 年 金 代 行 部 分 国 の 年 金 ( 老 齢 厚 生 年 金 ) ( 老 齢 基 礎 年 金 ) 60 歳 から 終 身 年 金 老 齢 厚 生 年 金 の 一 部 終 身 年 金 支 給 開 始 年 齢 60 歳 から 65 歳 へ 移 行 中 代 行 部 分 ( 将 来 分 を 国 へ 返 上 ) 国 の 年 金 ( 老 齢 厚 生 年 金 ) ( 老 齢 基 礎 年 金 ) フ ラスアルファ 部 分 の 残 り(1/25) は 図 中 から 省 略 している 11

新 旧 制 度 の 比 較 給 付 額 新 制 度 旧 制 度 20 歳 入 社 勤 続 40 年 60 歳 定 年 の ケース 旧 制 度 は 長 期 勤 続 定 年 退 職 を 極 端 に 優 遇 していた 0 5 10 15 20 25 30 35 40 勤 続 年 数 12

制 度 改 革 のステップ2 新 制 度 第 二 段 階 2003 年 4 月 ~ 第 三 段 階 2003 年 10 月 ~ 第 四 段 階 2005 年 4 月 ~ 確 定 拠 出 年 金 制 度 (20%) 確 定 拠 出 年 金 制 度 (20%) 確 定 拠 出 年 金 制 度 (30%) キャッシュバランス 制 度 (80%) 再 評 価 率 を 新 発 10 年 国 債 の 応 募 者 利 回 り 3 年 平 均 利 回 りに 連 動 セコム 企 業 年 金 基 金 キャッシュバランス 制 度 (80%) キャッシュバランス 制 度 (70%) 代 行 部 分 ( 過 去 分 ) 国 の 年 金 ( 老 齢 厚 生 年 金 ) ( 老 齢 基 礎 年 金 ) 代 行 返 上 国 の 年 金 ( 老 齢 厚 生 年 金 ) ( 老 齢 基 礎 年 金 ) 国 の 年 金 ( 老 齢 厚 生 年 金 ) ( 老 齢 基 礎 年 金 ) フ ラスアルファ 部 分 の 残 り(1/25)は 図 中 から 省 略 している フ ラスアルファ 部 分 の 残 り(1/25)は キャッシュバランス 制 度 に 統 合 13

14 制 度 改 革 による 企 業 財 務 上 の 影 響 連 結 ベース 単 位 : 百 万 円 会 計 年 度 年 金 資 産 退 職 給 付 債 務 未 積 立 退 職 給 付 債 務 割 引 率 イベント 2000 年 度 91,744 146,989 55,245 3.0% 退 職 給 付 会 計 基 準 スタート 2001 年 度 88,249 137,867 49,617 2.5% 制 度 改 革 第 一 段 階 実 施 2002 年 度 82,717 127,927 45,210 2.5% 制 度 改 革 第 二 段 階 実 施 2003 年 度 49,560 62,460 12,899 2.0% 制 度 改 革 第 三 段 階 実 施 2004 年 度 51,695 61,213 9,518 2.0% 2005 年 度 57,293 57,118 175 1.9% 制 度 改 革 第 四 段 階 実 施 上 記 数 字 には セコム 企 業 年 金 基 金 未 加 入 の 会 社 も 含 まれている

15 制 度 改 革 による 基 金 財 政 上 の 影 響 単 位 : 百 万 円 決 算 年 度 年 金 資 産 数 理 債 務 積 立 過 不 足 予 定 利 率 イベント 2000 年 度 75,313 82,743-7,430 5.5% 2001 年 度 78,439 70,202 8,237 3.0% 制 度 改 革 第 一 段 階 実 施 2002 年 度 72,622 64,915 7,707 3.0% 制 度 改 革 第 二 段 階 実 施 2003 年 度 46,346 38,524 7,822 3.0% 制 度 改 革 第 三 段 階 実 施 2004 年 度 43,825 34,965 8,860 1.8% 制 度 改 革 第 四 段 階 実 施 2005 年 度 52,563 37,880 14,683 1.4% 2001 年 度 2002 年 度 の 代 行 部 分 の 予 定 利 率 は5.5%

16 人 員 推 移 単 位 : 人 セコムグループ 人 員 数 基 金 事 業 年 度 国 内 海 外 合 計 資 格 喪 失 者 数 2000 年 度 24,475 6,955 31,430 1,309 2001 年 度 25,419 7,426 32,845 1,280 2002 年 度 26,601 8,006 34,607 1,329 2003 年 度 27,830 8,597 36,427 1,082 2004 年 度 28,372 9,639 38,011 869 2005 年 度 28,682 10,952 39,634 784 2003 年 10 月 に 代 行 返 上 している

制 度 改 革 のステップ3 年 金 通 算 制 度 の 導 入 (2005 年 10 月 1 日 ~) 他 の 企 業 年 金 制 度 への 移 換 のみならず 他 の 企 業 年 金 から 加 入 期 間 と 脱 退 一 時 金 相 当 額 等 を 引 き 継 ぐ 制 度 を 導 入 した ( 日 本 で 最 初 ) 導 入 趣 旨 雇 用 流 動 化 へのさらなる 対 応 加 入 期 間 と 脱 退 一 時 金 相 当 額 を 通 算 することにより 将 来 の 年 金 受 給 について 転 職 者 に 不 利 にならない 制 度 を 導 入 し 雇 用 の 流 動 化 に 対 応 する 17

18 セコムの 年 金 通 算 制 度 の 枠 組 み 従 来 から 認 められている 移 換 新 たに 認 められた 移 換 転 職 前 セコムの 退 職 金 年 金 制 度 転 職 後 確 定 拠 出 年 金 セコム 確 定 拠 出 年 金 制 度 確 定 拠 出 年 金 確 定 給 付 企 業 年 金 厚 生 年 金 基 金 セコム 企 業 年 金 基 金 (キャッシュバランス 制 度 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 厚 生 年 金 基 金 注 企 業 年 金 連 合 会 企 業 年 金 連 合 会 企 業 年 金 連 合 会 一 時 金 受 取 り 一 時 金 受 取 り いずれかの 制 度 への 移 換 を 本 人 が 選 択 いずれかの 制 度 への 移 換 を 本 人 が 選 択 注 : 規 約 で 移 換 を 受 け 入 れる 旨 が 定 められている 場 合 にのみ 移 換 ができる

セコム 年 金 通 算 制 度 の 特 徴 1 1. 移 換 先 企 業 年 金 制 度 としてキャッシュバランス 制 度 と 確 定 拠 出 年 金 制 度 のいずれかを 選 択 できる 2. 移 換 者 の 移 換 元 制 度 の 加 入 期 間 と 脱 退 一 時 金 相 当 額 等 を そのまま 引 き 継 ぐことができる 3.キャッシュバランス 制 度 に 通 算 した 場 合 加 入 3 年 未 満 の 退 職 は 移 換 額 と 移 換 金 の 利 息 のみを 支 給 する ( 脱 退 一 時 金 ( 仮 想 個 人 勘 定 残 高 )は 勤 続 3 年 以 上 の 場 合 に 支 給 ) 19

20 セコム 年 金 通 算 制 度 の 特 徴 2 4. 脱 退 後 1 年 を 経 過 して 移 換 先 の 申 出 がなかった 場 合 は 脱 退 一 時 金 を 支 給 する ただし 口 座 解 約 等 の 事 由 により 脱 退 一 時 金 を 支 給 できない 場 合 は 企 業 年 金 連 合 会 へ 移 換 する

年 金 通 算 制 度 に 対 応 したCB 制 度 持 ち 込 み 期 間 を 100% 通 算 付 与 額 ( 月 収 の 一 定 割 合 等 ) + 利 息 相 当 額 ( 含 む 移 換 金 ) 他 制 度 から 持 ち 込 まれた 移 換 金 毎 月 の 付 与 額 利 息 相 当 額 入 社 入 社 3 年 21

移 換 金 を 受 入 れる 場 合 の 規 約 例 1 第 条 第 条 に 規 定 する 従 業 者 から 移 換 申 出 期 限 内 に 次 の 各 号 に 定 める 他 の 年 金 からの 脱 退 一 時 金 相 当 額 等 の 移 換 の 申 出 があった 時 は 第 条 の 規 定 にかかわらず 加 入 者 の 資 格 を 取 得 することができるものとする ただし 従 業 者 となった 日 の3 年 後 の 応 答 日 前 々 日 までの 期 間 は 仮 想 個 人 勘 定 残 高 を0とし 標 準 給 与 の 合 計 額 から 当 該 従 業 者 の 標 準 給 与 を 除 外 して 掛 金 を 算 出 す るものとする (1) 厚 生 年 金 基 金 (2) (3) 2 従 業 者 となった 日 の3 年 後 の 応 答 日 前 日 に 当 該 移 換 金 と 第 5 項 に 定 めた 付 与 額 を 第 条 に 規 定 する 仮 想 個 人 勘 定 残 高 に 合 算 する 22

23 移 換 金 を 受 入 れる 場 合 の 規 約 例 2 3 移 換 金 の 算 定 の 基 礎 となった 期 間 と 実 施 事 業 所 に 使 用 された 日 の 属 する 月 から 加 入 者 でなくなった 日 の 属 する 月 までを 合 算 する 4 当 該 従 業 者 が 従 業 者 となった 日 の3 年 後 の 応 答 日 前 日 までに 加 入 者 でなくなったときは 当 該 移 換 金 に 第 5 項 に 定 めた 付 与 額 を 加 算 した 額 を 脱 退 一 時 金 として 給 付 するものとする ただし 他 の 制 度 から 移 換 金 を 受 けていないときは 給 付 を 行 わない 5 当 該 移 換 金 を 受 けた 月 の 翌 月 以 降 仮 想 個 人 勘 定 算 高 に 合 算 するまでの 期 間 について 第 条 に 定 める 再 評 価 率 を 用 いて 月 単 位 で 複 利 計 算 により 算 出 して 得 た 額 を 付 与 する 6 当 該 加 入 者 が 給 付 の 制 限 を 受 けるときは 当 該 移 換 金 を 脱 退 一 時 金 として 給 付 するものとする

24 年 金 通 算 制 度 の 利 用 実 績 2006 年 7 月 31 日 現 在 受 換 CB 7 件 DC 1 件 (DB 年 金 1 件 総 合 型 厚 年 基 金 5 件 連 合 会 1 件 ) 2005/10~2006/3の 入 社 人 数 520 名 移 換 30 件 (うち19 件 は 脱 退 一 時 金 受 給 残 り11 件 は 移 換 先 制 度 未 定 ) 2005/10~2006/3の 加 入 者 期 間 20 年 未 満 の 資 格 喪 失 者 数 144 名

25 年 金 通 算 制 度 の 課 題 1 1. 移 換 金 振 込 方 法 ( 使 用 帳 票 )のアンマッチ 当 基 金 : 銀 行 口 座 振 込 信 託 銀 行 連 合 会 : 信 託 銀 行 間 振 替 銀 行 口 座 振 込 で 対 応 2.システム 未 対 応 当 基 金 および 信 託 銀 行 の 移 受 換 の 管 理 システムが 未 対 応 現 在 対 応 中 (Ⅰ 型 への 移 行 ) 3. 前 職 退 職 時 に 年 金 通 算 の 説 明 がなされていないケースあり 移 換 申 出 の 手 続 きが 遅 れたり 手 続 書 類 の 作 成 が 遅 延 し たりしている

年 金 通 算 制 度 の 課 題 2 4. 受 換 可 能 なDB 年 金 厚 生 年 金 基 金 が 少 なすぎる 受 け 皿 が 少 ないため 一 旦 は 年 金 通 算 を 申 出 て 退 職 する も 最 終 的 には 一 時 金 で 受 給 してしまう 5.DCからの 移 換 も 実 現 すべき 26

27 END ご 清 聴 どうもありがとうございました