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Transcription:

薬 剤 師 :( 処 方 箋 を 確 認 しながら 名 前 を 確 認 し 薬 を 出 す) 高 野 さんですね 男 性 :はい 薬 剤 師 :お 薬 いつもと 同 じお 薬 ですけども 変 更更 ございましたか? 男 性 :ないと 言われました 薬 剤 師 :では 1 日1 回 朝 食 前 に1 錠 お 飲 みください これ 4 週 間 分 出 ております 男 性 :ありがとうございます ( 何 か 言いたそうにしている) 薬 剤 師 :はい こちら お 薬 手 帳 です 男 性 :はい 薬 剤 師 :では お 会 計 は 12 50 円 です 男 性 :はい( 元 気 なく うつ むきながらゆっくりと お 金金を 出 す) 薬 剤 師 :はい 1250 円 ちょうどお 預 かりいたします では お 大 事 に 男 性 :はい (おつりを 受 け 取 っても 受 付 から 離離 れず 何 か 言いたそうにしている) 薬 剤 師 :( 立立ち 去 らない 男 性 に 対 して) これで 終 わりになりま すけど 何 か? 男 性 :いえ 特 に でも ( 悩 んでいる 様 子) 薬 剤 師 :どうされました?(イ ライラした 様 子) 男 性 :ええっと 最 近 眠 れなくて 眠 れるようになる 薬 ってあるん ですか? 薬 剤 師 : 睡 眠 薬 ですか? 今 回 は いつものお 薬 で 睡 眠 薬 は 処 方されていませんよ? 男 性 :それを 飲 めば 眠 れるようになるんですか? ー 146 ー

薬 剤 師 :いや 処 方するのは 先 生がすることはです から そういうことは 先 生に 相 談 してみてく ださい 先 ほどの 受 診 の 時 先 生に 相 談 されませんで したか? 男 性 :いいえ 糖 尿尿 病 でかかっているので 眠 れないとかは 診 て もらえないんじゃないかと 思 って 薬 剤 師 : 先 生は 医 師 ですから そういうこと 相 談 をしてもいいんで すよ 今 度度 の 受 診 の 時 に 相 談 したらどうですか? 男 性 : 次 の 受 診 は 4 週 間 後 なんです ここ 最 近 特 にひどくて 辛いんです 薬 剤 師 :ここで そんなこと 言 われましてもね 男 性 : 辛くて 生きているの がいやになるくらいな んです 薬 剤 師 : 生きていくのがいや だって まさか 死 のうなんて 考 えているんですか? 男 性 :そう 思 うこともあります 薬 剤 師 :うーん 眠 れなくて そんな 風に 考 えちゃうんです か でも ここは 病 院 じゃないんで 診 察 できないんですよ そういうことは 先 生にちゃんと 言っていただかないと 男 性 :すみません(うなだれる) 薬 剤 師 :じゃあ もう 一 度度 病 院 に 戻 って 相 談 したらどうですか? 男 性 :でも 今 日はもう 診 察 終 わったのに また 戻 って 行行って もいいんでしょうか? ー 147 ー

薬 剤 師 :それは わかりません 病 院 の 受 付 に 聞 いてみてください 男 性 :はあ 薬 剤 師 :そろそろよろしいですか? 男 性 :すみません (とぼとぼと 薬 局 を 後 にする) ー 148 ー

薬 剤 師 編 良良 い 対 応 会 社 員 の 高 野 さん 配 置 替 え 後 の 慣 れない 人 間 関 係 や 不不 慣 れな 仕 事 への 戸 惑 いから 業 績 が 落落 ちこみ 上 司 に 指 摘 される 日々 自 責 的 と なり 意 欲 がない 食べられない 眠 れない だるい という 状 態 が 続 きます 糖 尿尿 病 の 高 野 さん この 日は 定 期 受 診 後 内 服 薬 を 受 け 取 るため 処 方 箋 を 持 って 薬 局 を 訪 ねました 男 性 : ( 薬 局 の 入り 口を 入る そして 受 付 にいる 薬 剤 師 に 処 方 箋 を 出 す) 薬 剤 師 :こんにちは 高 野 さんですね 男 性 :はい そうです( 元 気 なく 返 事 をする) 薬 剤 師 :お 薬 手 帳 はお 持 ちですか? 男 性 :はい お 願 いします 薬 剤 師 :では お 薬 と 一 緒 に お 薬 手 帳 にも 記 載 しておきますね 男 性 :ありがとうございます 薬 剤 師 :(お 薬 手 帳 を 見見ながら) 今 回 も 前 回 と 同 じお 薬 が 出 ていますね 男 性 :はい 薬 剤 師 :それでは できましたらお 呼 びしますので そちらにお 掛 けになってお 待 ちください 男 性 :( 思 いつめた 様 子で 待 合 の 椅 子に 座 る ため 息 をつき 元 気 がない 様 子 ) 薬 剤 師 :( 薬 を 持 ってくる) 高 野 さん お 待 たせしました 男 性 :( 受 付 に 行行く) 薬 剤 師 :( 処 方 箋 を 確 認 しながら 名 前 を 確 認 し お 薬 を 出 す) 高 野 さんですね 男 性 :はい 薬 剤 師 : 今 日も 前 回 と 同 じように 糖 尿尿 病 の 内 服 薬 が 出 されていました お 薬 について 何 か 先 生から 説 明 はありましたか ー 149 ー

男 性 :ええ ありました いつもと 同 じだと 薬 剤 師 :はい 毎 日 1 日1 回 朝 食 前 に1 錠 服 用ですね 男 性 :はい そういう 風に 話 されました 薬 剤 師 :では お 薬 のことについて 何 か 心 配 なことや 不不 安 なことは ありませんか 男 性 :はい( 元 気 がない) あ 大 丈 夫 です 薬 剤 師 : 何 かご 心 配 ごと あり ますか? 男 性 :いえ 特 に でも ( 悩 んでいる 様 子) 薬 剤 師 :どうされました? 何 かお 悩 みとか? 男 性 :いえ でも 最 近 眠 れなくて 眠 れるようになる 薬 ってあるん ですか? 薬 剤 師 : 眠 れないんですか? 男 性 :ええ 薬 剤 師 :それは いつごろからですか? 男 性 :ここ 最 近 特 にひどくて 眠 れなくて 辛いんです 薬 剤 師 :それは 辛いですね 男 性 : 辛くて 生きているのがいやになって 薬 剤 師 :そうでしたか 何 かあったんですか? 男 性 : 職 場 が 変 わってから 仕 事 に 慣 れなくてね ダメなんだよ ね 俺 みたいなのは 薬 剤 師 :(うなづきながら 傾 聴 している) 男 性 :もともと 事 務 職 だったんだけど 営 業 にでることになって どうもうまくいかないんだよね 業 績 も 上 がらないし 上 司 にも 怒怒 られるし (ため 息 をつ く) ー 150 ー

薬 剤 師 :それは お 辛いですね 男 性 :そうなんだよ でも 家 族 もいるから 稼 がないとね 頑 張 らなきゃいけないって 思 っているんだけど 疲 れやすくて どうにもならないんだ 職 場 にも 家 族 にも 迷 惑 かけられないし いっそ 死 んでしまっ たら 楽 だと 思 って 薬 剤 師 : 死 のうと 考 えるくらい お 辛いんですね 男 性 :ああ パタッと 死 ねた らどんなに 楽 かと 薬 剤 師 :そうでしたか 高 野 さん 実 際 にそう しようとお 考 えになっ たことはあるんですか? 男 性 :いや そこまではないけど でも 実 際 このままじゃどうにかなるか 自 分 でも 生きる 自 信 がないんだよ 薬 剤 師 :だいぶおつらい 状 況 なんですね 男 性 :そうなんだ 薬 剤 師 :ほかに 具 合 が 悪 いところはありませんか?だいぶ 元 気 がな いように 見見えますが 男 性 :ええ 食 欲 がなくてね かかりつけの 先 生にはいつも 食べ 過 ぎはよくないといわれる んだけど 最 近 は 全 然 食べられなくて 薬 剤 師 :そうでしたか 気 分 のほうはどうですか 男 性 :とても 明 るい 気 持 ちにはなれないんだよね 職 場 の 皆 は 元 気 にやっているけど 自 分 はとてもそんな 気 持 ちになれなくて 同 僚僚 ともうまく 付 き 合 えず 落落 ち 込 んでしまうし 夜 になっても 仕 事 のことが 頭 から 離離 れなくてさあ それでお 酒 飲 んで 寝 るんだけど それでも 寝 付 けないし 寝 たとして も 途 中 で 起 きちゃうんだよね 薬 剤 師 :それでお 辛いんですね 男 性 :そうなんだよ ー 151 ー

薬 剤 師 : 私 も 今 日 高 野 さんが 薬 局 に 入ってきてから ずっと 辛そうだったん で 心 配 だったんです 男 性 :そうだったんだ 薬 剤 師 :ええ そうだったんで す お 話 してくださっ てありがとうございま す 今 の 高 野 さんのお 話 を 伺 って 先 生に 相 談 し た 方がよいと 思 いま す 先 ほどの 受 診 の 時 に 先 生に 相 談 されました か? 男 性 :はあ 薬 剤 師 : 気 持 ちが 落落 ち 込 んでいたり 眠 れなかったり というのは 身 体 に 現 れているものですから 少 し 心 配 な 兆 候 なんですよ 男 性 :いや 特 に 病 院 では 話 したりしないね 自 分 の 悩 みだから 病 院 で 話 すものじゃないだろ 糖 尿尿 病 とは 関 係 ないし 薬 剤 師 : 話 すところでないと 思 われたかもしれませんが かかりつけ の 先 生でも 今 の 気 分 や 体 調 について 相 談 にのってくれると 思 いますよ 男 性 :そうかなあ 薬 剤 師 : 最 近 はメンタル 的 な 事 も かかりつけの 先 生が 診 てくれてい るようです いろいろと 症 状 を 聞 いたうえで 調 べて 薬 を 出 してくれた り 専 門の 先 生を 紹 介 してくれたりと 男 性 :そうなんだ 薬 剤 師 : 高 野 さんのところの 先 生も 親 身になって 聞 いてくれているよ うですよ 男 性 :そうか 先 生に 相 談 しても 大 丈 夫 だったんだあ でも もう 今 回 は 診 察 が 終 わってしまったし 次 は 1か 月 後 だし ー 152 ー

薬 剤 師 :そうでしたか では 私 のほうで 病 院 に 連 絡 をしてみましょうか? 男 性 :はい お 願 いできるん ですか? 薬 剤 師 : 大 丈 夫 ですよ 今 高 野 さんから 伺 った 話 を お 伝 えて また 診 察 してもらえるよう 連 絡 してみますね 男 性 :ありがとうございます よろしくお 願 いいたします 薬 剤 師 :わかりました *************************************** ( 薬 剤 師 から 病 院 へ 電 話 ) 看 護 師 :はい 笹 塚 医 院 です どうされましたか 薬 剤 師 :ハート 薬 局 です 患 者 さんの 高 野 さんのことでご 相 談 なんですが 看 護 師 :はい 先 ほど 受 診 された 方ですよね 薬 剤 師 :こちらに 処 方 箋 を 持 ってこられまして 元 気 がなく どう も 追 いつめられているようで 気 持 ちの 落落 ち 込 みが 続 くと か 眠 れないなどの 訴 えもあり うつの 兆 候 ではないかと 思 って 連 絡 しました 看 護 師 :そうだったんですか 少 し 普 段 より 元 気 がないなと 思 って いました 薬 剤 師 :ええ それでこちらでも いなくなりたいとか 眠 れない 食べられないとか そのようなことを 話 しておられました どうも お 仕 事 も 配 置 換 えから 大 変 になっておられるようです それで お 忙 しいところ 申 し 訳 ないんですが 高 野 さんの 診 察 を もう 一 度度 してもらえないかと 思 ってご 連 絡 しました 看 護 師 :だいぶお 辛い 状 態 なんですね わかりました 先 生に 話 してみますね そのままお 待 ちください ( 受 話 器 を 手で 押 さえて) 看 護 師 : 先 生 高 野 さんなんですが 薬 局 から 連 絡 があり どうも 眠 れないとか 食べられない 気 持 ち が 落落 ち 込 むという 感 じで いなくなりたいとお 話 しされているようなんです うつなんじゃないかということでした 医 師 :そうでしたか 少 し 元 気 がないと 思 っていましたが そこまでだったとは ー 153 ー

看 護 師 :そうですね 先 生 電 話 かわってもらってもいいですか 医 師 :はい もちろんです ( 医 師 が 受 話 器 をとる) 医 師 :お 電 話 かわりました どうも 高 野 さん 落落 ち 込 んでいるようですね 薬 剤 師 :そうなんです 職 場 の 配 置 換 えから 落落 ち 込 まれたようで 眠 れないとか 食べられない いなくな りたい とおっしゃっています 今 薬 局 におられますが こうした 点 も 踏 まえて 診 察 を 早 めにお 願 いできないでしょうか 医 師 :わかりました それでは 午 後 の 時 間 に もう 一 度度 来 ていただくようにお 伝 えてしてもらってよろし いですか 薬 剤 師 :わかりました 私 のほうからお 伝 えしておきます 医 師 :こちらでも 受 診 の 際 にお 話 を 聴 いてみて 対 応 させていただきます 薬 剤 師 : 安 心しました ありがとうございます **************************************** 薬 剤 師 : 高 野 さん 今 先 生にお 話 しましたら 調 子が 悪 いようだか ら 来 られるようだったら 午 後 に 来 られますか ということ でした 行行けそうですか 男 性 :はい 行行けます 薬 剤 師 :では 病 院 の 方には 私 から 連 絡 しておきますね 男 性 :ありがとうございます 薬 剤 師 :では 薬 のことで 何 か 心 配 なことがありましたら いつでも 連 絡 してください 男 性 :わかりました 薬 剤 師 :それと よく 言われていることなんですが 眠 れないときと か 気 持 ちが 落落 ち 込 んでいるときとか お 酒 は 飲 まないほうが 良良 ですよ 無 理理 のないよう 生 活 していただくのが 良良 いと 思 いますので 病 院 で 先 生に 相 談 してみてください 男 性 :はい ありがとうございます 相 談 してみます ー 154 ー

医 療 機 関 編 ー 156 ー

医 療 機 関 編 解 説 私 たちは 日 々いろいろな 悩 みを 抱 えて 暮 らしています 悩 んでいる 人 に 気 づき 声 を かけ 話 を 聞 いて 必 要 な 支 援 につなげ 見 守 る 役 割 をゲートキーパーと 呼 びます 健 康 の 問 題 を 抱 えている 人 たちはさまざまな 悩 みを 抱 えています ですから 医 療 従 事 者 は 誰 でもゲートキーパーの 役 割 を 担 っています ゲートキーパーとしてフゔーストエイドの 対 応 法 が 役 立 ちます は オーストラリゕで 開 発 された 心 理 的 危 機 に 対 する 援 助 法 です 心 理 的 危 機 に 陥 った 方 に 対 して 専 門 家 の 支 援 が 提 供 される 前 にどのような 支 援 を 提 供 すべきか どのように 行 動 すべきか という 対 応 法 を 身 につけるプログラムです このフゔースト エイドは りはあさる という つの 基 本 ステップで 構 成 されています 1) り:リスク 評 価 で 自 傷 他 害 のリスクをチェックします 悩 んでいる 人 に 気 づいた 場 合 には 自 殺 の 危 険 性 が 切 迫 しているかをチェックします たとえば 自 殺 念 慮 があるか そしてあった 場 合 には 計 画 性 はあるかどうか いつごろ からそう 思 うのか 強 さはどうかということを 確 認 します また リスク 評 価 としては 危 険 因 子 や 防 御 因 子 の 確 認 が 必 要 です 加 えて 例 えば ストレスをゕルコールで 紛 らわすというような 不 適 切 な 対 処 行 動 の 有 無 や 本 人 のそば で 様 子 を 見 守 ってくれる 人 がいるかどうかなどの 支 援 体 制 についても 合 わせて 確 認 す るようにします また そして 相 談 者 自 身 も 一 緒 に 問 題 の 解 決 を 目 指 そうとしている かどうかを 確 認 します 例 えば 自 殺 以 外 に 問 題 を 解 決 する 方 法 はない とか 生 き ている 意 味 はない というように 問 題 解 決 に 対 する 否 定 的 な 考 え 方 が 強 い 場 合 には 自 殺 の 危 険 性 は 非 常 に 高 いと 考 えられます 2) は:はんだん 批 評 せずに 話 を 聞 きます 悩 んでいる 人 は 周 囲 にこれまでのつらい 気 持 ちや 考 えを 聞 いてもらい 共 感 してもら うことを 希 望 しています 周 囲 のものがじっくりと 話 を 聞 くこと 自 体 が 極 めて 重 要 な 支 援 となります 話 を 聴 くことは 悩 む 人 への 最 大 の 支 援 となります 悩 みを 抱 えている 方 の 話 に 耳 を 傾 けることを 心 がけてください サインに 気 づいた 後 の 初 期 の 関 わりが その 後 の 支 援 全 体 の 成 功 を 左 右 します 真 剣 に 話 を 聞 き 誠 実 に 対 応 しようとしていると 悩 む 人 自 身 が 感 じるような 温 かみのある 対 応 が 必 要 です ー 157 ー