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生 活 関 連 等 施 設 の 安 全 確 保 の 留 意 点 ( 生 物 剤 毒 素 等 を 取 扱 う 施 設 ) 平 成 17 年 月 厚 生 労 働 省 1. 施 設 の 種 類 細 菌 兵 器 ( 生 物 兵 器 ) 及 び 毒 素 兵 器 の 開 発 生 産 及 び 貯 蔵 の 禁 止 並 びに 廃 棄 に 関 する 条 約 等 の 実 施 に 関 する 法 律 第 2 条 第 1 項 に 規 定 する 生 物 剤 及 び 同 条 第 2 項 に 規 定 する 毒 素 を 取 扱 う 施 設 ( 武 力 攻 撃 事 態 等 における 国 民 の 保 護 のための 措 置 に 関 する 法 律 施 行 令 第 2 7 条 第 10 号 第 28 条 第 10 号 ) 2. 施 設 の 特 性 (1) 細 菌 兵 器 ( 生 物 兵 器 ) 及 び 毒 素 兵 器 の 開 発 生 産 及 び 貯 蔵 の 禁 止 並 びに 廃 棄 に 関 す る 条 約 等 の 実 施 に 関 する 法 律 第 2 条 第 1 項 に 規 定 する 生 物 剤 及 び 同 条 第 2 項 に 規 定 する 毒 素 ( 以 下 生 物 剤 等 という )を 保 有 している 施 設 (2) 対 象 となる 生 物 剤 等 は 人 又 は 家 畜 に 対 して 病 原 性 を 有 しているもので 別 表 に 示 す ものとする 3. 安 全 確 保 の 留 意 点 (1) 生 物 剤 等 の 取 扱 いに 当 たっては そのレベル 分 類 ( 以 下 BSL という ) 等 に 応 じ 適 切 な 設 備 の 設 置 と 運 用 を 実 施 すること( 病 原 体 等 のBSL 及 びBSLに 応 じ た 措 置 については 別 表 および 国 立 感 染 症 研 究 所 病 原 体 等 安 全 管 理 規 程 ( 国 立 感 染 症 研 究 所 バイオセーフティ 管 理 室 ホームページ http://www0.nih.go.jp/niid/biosafety/ kanrikitei/kanrikitei-bunyo.html)に 準 拠 すること) (2) 生 物 剤 等 を 保 有 している 施 設 の 管 理 者 は 平 素 から 巡 回 等 により 施 設 の 自 主 的 な 警 備 に 努 めるとともに 生 物 剤 等 の 管 理 責 任 者 を 任 命 し その 責 任 の 所 在 を 明 確 化 して 以 下 の 事 項 を 遵 守 させること また 生 物 剤 等 の 管 理 について 知 見 を 有 する 者 等 から なる 安 全 管 理 委 員 会 を 設 置 し 意 見 を 聴 くこと 1 施 錠 された 冷 蔵 庫 冷 凍 庫 等 により 適 切 に 生 物 剤 等 を 保 管 すること 2 保 管 場 所 へのアクセス 制 限 等 による 盗 難 紛 失 等 の 防 犯 対 策 を 行 うこと 3 生 物 剤 等 の 使 用 管 理 を 常 に 記 録 保 存 するとともに 管 理 責 任 者 が 定 期 的 に 確 認 を 行 うこと 4 生 物 剤 等 の 譲 渡 に 当 たっては 譲 渡 先 において 適 切 な 管 理 体 制 が 整 備 されている ことを 事 前 に 確 認 するとともに 管 理 責 任 者 による 承 認 手 続 き 等 を 経 ること 5 生 物 剤 等 の 譲 受 に 当 たっては 管 理 責 任 者 による 承 認 手 続 き 等 を 経 るとともに 適 切 な 管 理 を 行 うこと 6 生 物 剤 等 の 廃 棄 に 当 たっては 適 切 な 方 法 (オートクレーブ 処 理 薬 剤 による 消 毒 等 )により 確 実 に 不 活 化 すること 7 紛 失 事 故 災 害 等 がおこった 場 合 の 警 察 消 防 海 上 保 安 部 署 ( 臨 海 部 に 限 る) 等 への 通 報 体 制 を 整 備 すること 8 武 力 攻 撃 事 態 等 における 国 民 の 保 護 のための 措 置 に 関 する 法 律 第 103 条 第 3 項 に 基 づき 同 項 各 号 に 定 められた 措 置 を 講 ずるよう 命 ぜられたときの 対 応 につい て あらかじめ 備 えておくこと
4. 所 管 省 庁 の 連 絡 先 国 立 感 染 症 研 究 所 に 関 しての 連 絡 先 厚 生 労 働 省 大 臣 官 房 厚 生 科 学 課 電 話 03-3595-2171 FAX 03-3503-0183 診 療 所 に 関 しての 連 絡 先 厚 生 労 働 省 医 政 局 総 務 課 電 話 03-3595-2189 FAX 03-3501-2048 病 院 に 関 しての 連 絡 先 厚 生 労 働 省 医 政 局 指 導 課 電 話 03-3595-2194 FAX 03-3503-8562 医 薬 品 産 業 に 関 しての 連 絡 先 厚 生 労 働 省 医 政 局 経 済 課 電 話 03-3595-2421 FAX 03-3507-9041 衛 生 検 査 所 に 関 しての 連 絡 先 厚 生 労 働 省 医 政 局 経 済 課 医 療 関 連 サービス 室 電 話 03-3595-2421 FAX 03-3507-9041 保 健 所 地 方 衛 生 研 究 所 に 関 しての 連 絡 先 厚 生 労 働 省 健 康 局 総 務 課 地 域 保 健 室 電 話 03-3595-2190 FAX 03-3503-8563 ワクチン 抗 毒 素 に 関 しての 連 絡 先 厚 生 労 働 省 医 薬 食 品 局 血 液 対 策 課 電 話 03-3595-2395 FAX 03-3507-9064 医 薬 品 製 造 所 に 関 しての 連 絡 先 厚 生 労 働 省 医 薬 食 品 局 審 査 管 理 課 電 話 03-3595-2431 FAX 03-3507-9535
( 別 表 ) 生 物 剤 等 リスト 及 びBSL 生 物 剤 等 については 平 成 16 年 7 月 23 日 付 内 閣 官 房 発 文 部 科 学 省 厚 生 労 働 省 経 済 産 業 省 農 林 水 産 省 担 当 官 宛 生 物 剤 等 のリストの 今 後 の 取 扱 いについて による これに 記 載 のない 生 物 剤 等 については 国 立 感 染 症 研 究 所 病 原 体 等 安 全 管 理 規 程 等 を 参 考 にされたい レベル1 (1) 通 常 の 微 生 物 学 実 験 室 を 用 い 特 別 の 隔 離 の 必 要 はない (2) 一 般 外 来 者 の 立 入 りを 禁 止 する 必 要 はない 1.ウイルス: 2. 細 菌 : ヒトに 重 篤 な 疾 病 を 起 こし 或 いは 動 物 に 獣 医 学 的 に 重 要 な 疾 患 を 3. 真 菌 : 起 こす 可 能 性 のないもの 4. 原 生 動 物 : 5. 毒 素 : 6. 家 畜 に 病 原 性 を 有 する 生 物 剤 :ヒト 及 び 動 物 に 対 して 重 篤 な 疾 患 を 起 こす 可 能 性 がなく 伝 播 の 危 険 性 もないもの レベル2 (1) 通 常 の 微 生 物 学 実 験 室 を 場 所 用 途 を 限 定 した 上 で 用 いる (2)エアロゾル 発 生 のおそれのある 実 験 は 生 物 学 用 安 全 キャビネットの 中 で 行 う (3) 実 験 進 行 中 はドアを 閉 め 一 般 外 来 者 の 立 入 りを 禁 止 する 1.ウイルス: 重 症 急 性 呼 吸 器 症 候 群 ( SARS)コロナウイルス デング 熱 ウイルス 日 本 脳 炎 ウイルス 狂 犬 病 ウイルス サル 痘 ウイルス 高 病 原 性 トリ インフルエンザウイルス リンパ 球 性 脈 絡 髄 膜 炎 ウイルス ポリオウ イルス E 型 肝 炎 ウイルス A 型 肝 炎 ウイルス 2. 細 菌 :コレラ 菌 赤 痢 菌 ボツリヌス 菌 ジフテリア 菌 オウム 病 クラミジ ア シラミ 媒 介 性 回 帰 熱 ボレリア 又 はダニ 媒 介 性 回 帰 熱 ボレリア ラ イム 病 ボレリア レジオネラ 属 菌 レプトスピラ 塹 壕 熱 リケッチア 腸 管 出 血 性 大 腸 菌 4. 原 生 動 物 : 単 包 条 虫 又 は 多 包 条 虫 熱 帯 熱 マラリア 原 虫 三 日 熱 マラリア 原 虫 卵 形 マラリア 原 虫 又 は 四 日 熱 マラリア 原 虫 5. 毒 素 :ボツリヌス 毒 素 ウェルシュ 菌 毒 素 黄 色 ブドウ 球 菌 毒 素 ベロ 毒 素 コレラ 毒 素 デアセトキシスシルペノール 毒 素 アフラトキシン ア ブリン コノトキシン T-2 トキシン HT-2 トキシン テトロドトキ シン ビスカムアルバムレクチン ボルケンシン ミクロシスチン モデシン 6. 家 畜 に 病 原 性 を 有 する 生 物 剤 : 牛 疫 ウイルス 牛 肺 疫 菌
レベル3 (1) 実 験 室 及 びそこへの 廊 下 を 含 めた 管 理 区 域 の 立 入 り 制 限 二 重 ドア 又 はエアロックにより 外 部 と 隔 離 された 実 験 室 を 用 いる (2) 壁 床 天 井 作 業 台 等 の 表 面 は 洗 浄 及 び 消 毒 可 能 なようにする (3) 排 気 系 を 調 節 することにより 常 に 外 部 から 実 験 室 内 に 空 気 の 流 入 が 行 われるようにする 1.ウイルス: 黄 熱 ウイルス チクングニヤウイルス ウエストナイル 熱 Bウイル ス 西 部 ウマ 脳 炎 ウイルス 東 部 ウマ 脳 炎 ウイルス ベネズエラウマ 脳 炎 ウイルス ダニ 媒 介 性 脳 炎 ウイルス ハンタウイルス リフトバ レー 熱 ウイルス ニパウイルス( 大 量 に 保 持 する 場 合 はレベル4 ) リ ッサウイルス 2. 細 菌 : 炭 疽 菌 Q 熱 菌 チフス 菌 パラチフスA 菌 発 疹 チフスリケッチア 鼻 疽 菌 類 鼻 疽 菌 ウシ 流 産 菌 ブタ 流 産 菌 マルタ 熱 菌 ペスト 菌 野 兎 病 菌 ロッキー 山 紅 斑 熱 リケッチア ブルセラ 属 菌 日 本 紅 斑 熱 リケッチア 3. 真 菌 :コクシジオイデス イミチス 5. 毒 素 : 赤 痢 菌 毒 素 6. 家 畜 に 病 原 性 を 有 する 生 物 剤 : 口 蹄 疫 ウイルス アフリカ 豚 コレラウイルス 2 25cm 細 胞 培 養 フラスコ 2 以 上 で 培 養 する 量 レベル4 ( 1 ) 独 立 した 建 物 として 隔 離 域 とそれを 取 り 囲 む サポート 域 を 設 ける (2) 壁 床 天 井 はすべて 耐 水 性 かつ 気 密 性 のものとし これらを 貫 通 す る 部 分 ( 吸 排 気 管 電 気 配 線 ガス 水 道 管 等 )も 気 密 構 造 とする (3) 作 業 者 の 出 入 口 には エアロックとシャワーを 設 ける (4) 実 験 室 内 の 気 圧 は 隔 離 の 程 度 に 応 じて 気 圧 差 を 設 け 高 度 の 隔 離 域 から 低 度 隔 離 域 へ 又 低 度 の 隔 離 域 からサポート 域 へ 空 気 が 流 出 し ないようにする (5) 実 験 室 への 給 気 は 1 層 の HEPA フィルタを 通 す 実 験 室 からの 廃 棄 は2 層 の HEPA フィルタを 通 して 外 部 に 出 す この 排 気 除 菌 装 置 は 予 備 を 含 めて2 組 設 ける ( 6 ) 実 験 室 とサポート 域 の 間 に 実 験 器 財 の 持 ち 込 み 及 び 取 り 出 し 用 として 両 面 オートクレーブ 及 び 両 面 ガス(エチレンオキサイド 又 はホルマリ ン) 滅 菌 装 置 を 設 ける (7) 実 験 室 からの 排 水 は 120 加 熱 滅 菌 し 冷 却 した 後 一 般 下 水 へ 放 出 する (8) 実 験 は 完 全 密 閉 のグローブ ボックス 型 安 全 キャビネットの 中 で 行 う (9) 作 業 職 員 名 簿 に 記 載 された 者 以 外 の 立 入 りは 禁 止 する 1.ウイルス: 痘 そうウイルス エボラウイルス マールブルグウイルス クリミア コンゴ 出 血 熱 ウイルス フニンウイルス マチュポウイルス ラッ サ 熱 ウイルス ホワイトポックスウイルス
1. 2. 3. 48 1 48 2
4. 3502-8701 FAX 3502-8275
SARS T-2 HT-2
HEPA HEPA 120
1. 施 設 の 種 類 生 活 関 連 等 施 設 の 安 全 確 保 の 留 意 点 ( 発 電 所 及 び 変 電 所 ) 発 電 所 ( 最 大 出 力 5 万 キロワット 以 上 ) 変 電 所 ( 使 用 電 圧 10 万 ボルト 以 上 ) ( 国 民 保 護 法 施 行 令 第 27 条 第 1 号 ) 2. 施 設 の 特 性 平 成 17 年 8 月 経 済 産 業 省 発 電 所 : 電 気 を 発 生 している 電 力 供 給 の 根 幹 施 設 一 般 に 火 力 発 電 所 は 海 岸 に 立 地 していることが 多 く 水 力 発 電 所 は 山 中 に 立 地 していることが 多 い 変 電 所 : 発 電 所 と 消 費 者 間 の 中 継 点 であり 電 圧 を 調 整 している 電 力 供 給 ネットワー クの 要 の 施 設 3. 安 全 確 保 の 留 意 点 施 設 及 び 設 備 の 監 視 を 徹 底 すること 施 設 内 への 作 業 者 見 学 者 等 の 入 出 者 の 管 理 を 徹 底 すること 施 設 内 への 侵 入 に 対 する 監 視 装 置 防 止 柵 施 錠 等 の 管 理 を 徹 底 すること 施 設 の 巡 視 点 検 等 の 入 念 な 実 施 特 に 不 審 者 不 審 物 等 への 注 意 を 徹 底 すること 万 が 一 不 審 者 不 審 物 等 を 発 見 した 場 合 速 やかに 警 察 等 へ 通 報 すること 非 常 時 の 連 絡 通 報 体 制 を 再 点 検 するとともに 従 業 者 等 に 周 知 すること 業 務 車 両 制 服 等 の 盗 難 防 止 を 徹 底 すること また 万 が 一 盗 難 が 発 生 した 場 合 速 やかに 警 察 へ 通 報 すること 施 設 及 び 設 備 に 関 する 不 法 行 為 並 びにその 関 連 情 報 及 び 不 審 情 報 に 関 する 社 内 連 絡 及 び 警 察 への 通 報 を 徹 底 すること 平 素 から 巡 回 の 自 主 的 実 施 等 必 要 な 施 設 の 警 備 に 努 めること 4. 所 管 省 庁 の 連 絡 先 経 済 産 業 省 原 子 力 安 全 保 安 院 電 力 安 全 課 電 話 03-3501-1742 FAX 03-3580-8486
生 活 関 連 等 施 設 の 安 全 確 保 の 留 意 点 (ガス 工 作 物 ) 平 成 17 年 8 月 経 済 産 業 省 1. 施 設 の 種 類 ガス 発 生 設 備 ガス 精 製 設 備 ガスホルダー( 国 民 保 護 法 施 行 令 第 27 条 第 2 号 ) 2. 施 設 の 特 性 可 燃 性 である 都 市 ガスまたは 都 市 ガスの 原 料 を 取 り 扱 っている ガスホルダーは 市 街 地 に 設 置 されていることが 多 い 3. 安 全 確 保 の 留 意 点 施 設 がある 事 業 所 には 構 内 に 公 衆 がみだりに 立 ち 入 らないよう 柵 塀 有 刺 鉄 線 又 は 生 け 垣 等 を 設 け かつ 構 内 のガス 工 作 物 に 近 づくことを 禁 止 する 旨 の 表 示 をす る 等 施 設 の 管 理 を 徹 底 すること ガス 工 作 物 の 技 術 上 の 基 準 を 定 める 省 令 ( 平 成 12 年 通 商 産 業 省 令 第 111 号 ) 第 6 条 に 定 める 離 隔 距 離 を 有 すること 施 設 の 規 模 に 応 じて 適 切 な 防 消 火 設 備 を 適 切 な 箇 所 に 設 けること 施 設 の 付 近 に 設 置 する 電 気 設 備 は その 設 置 場 所 の 状 況 及 び 当 該 施 設 の 扱 うガスの 種 類 に 応 じた 防 爆 性 能 を 有 すること 施 設 の 外 面 から 火 気 を 取 り 扱 う 設 備 に 対 して 適 切 な 距 離 を 有 すること 施 設 の 管 理 者 は 施 設 の 維 持 運 用 のために 定 期 的 に 巡 視 点 検 を 行 うこと 遠 隔 操 作 弁 を 設 ける 等 必 要 に 応 じてガスを 安 全 に 遮 断 及 び 放 出 ができるよう 措 置 を 講 ずること 施 設 に 対 する 不 法 行 為 並 びにその 関 連 情 報 及 び 不 審 情 報 に 関 する 社 内 連 絡 及 び 警 察 へ の 通 報 手 順 体 制 を 整 備 しておくこと 平 素 から 巡 回 の 自 主 的 実 施 等 必 要 な 施 設 の 警 備 に 努 めること 4. 所 管 省 庁 の 連 絡 先 経 済 産 業 省 原 子 力 安 全 保 安 院 ガス 安 全 課 電 話 03-3501-4032 FAX 03-3501-1856
生 活 関 連 等 施 設 の 安 全 確 保 の 留 意 点 ( 高 圧 ガス 製 造 所 ) 平 成 17 年 8 月 経 済 産 業 省 1. 施 設 の 種 類 高 圧 ガスの 製 造 所 ( 国 民 保 護 法 施 行 令 第 27 条 第 10 号 第 28 条 第 4 号 ) 2. 施 設 の 特 性 爆 発 性 又 は 毒 性 を 有 する 高 圧 ガスを 製 造 している 3. 安 全 確 保 の 留 意 点 高 圧 ガスの 製 造 作 業 を 行 う 建 築 物 は 製 造 所 外 の 人 家 公 共 施 設 等 に 対 し 所 定 の 距 離 をとること 施 設 の 周 囲 には 境 界 さく 等 を 設 置 して 境 界 線 を 明 示 すること 施 設 内 への 作 業 者 見 学 者 等 の 入 出 者 を 管 理 すること 外 部 からの 侵 入 に 対 する 監 視 装 置 施 錠 等 を 管 理 すること 等 により 管 理 を 徹 底 すること 不 審 者 不 審 物 等 への 注 意 を 徹 底 すること また 万 が 一 不 審 者 不 審 物 等 を 発 見 した 場 合 速 やかに 警 察 等 へ 通 報 すること 可 燃 性 ガス 及 び 毒 性 ガスの 製 造 を 行 う 大 規 模 施 設 の 設 備 には 保 安 上 重 要 な 箇 所 に 適 正 な 手 順 以 外 の 手 順 による 操 作 が 行 われることを 防 止 するための 設 備 を 設 ける 等 の 措 置 を 講 じること 非 常 時 の 連 絡 通 報 体 制 を 再 点 検 するとともに 従 業 者 等 に 周 知 すること 平 素 から 巡 回 の 自 主 的 実 施 等 必 要 な 施 設 の 警 備 に 努 めること 4. 所 管 省 庁 の 連 絡 先 経 済 産 業 省 原 子 力 安 全 保 安 院 保 安 課 電 話 03-3501-1706 FAX 03-3501-2357
生 活 関 連 等 施 設 の 安 全 確 保 の 留 意 点 ( 高 圧 ガス 貯 蔵 所 ) 平 成 17 年 8 月 経 済 産 業 省 1. 施 設 の 種 類 高 圧 ガス 貯 蔵 所 ( 国 民 保 護 法 施 行 令 第 27 条 第 10 号 第 28 条 第 4 号 ) 2. 施 設 の 特 性 爆 発 性 又 は 毒 性 を 有 する 高 圧 ガスを 貯 蔵 している 3. 安 全 確 保 の 留 意 点 高 圧 ガスの 貯 蔵 を 行 う 建 築 物 は 製 造 所 外 の 人 家 公 共 施 設 等 に 対 し 所 定 の 距 離 を とること 施 設 の 周 囲 には 境 界 柵 等 を 設 置 して 境 界 線 を 明 示 すること 施 設 内 への 作 業 者 見 学 者 等 の 入 出 者 を 管 理 すること 外 部 からの 侵 入 に 対 する 監 視 装 置 施 錠 等 を 管 理 すること 等 により 施 設 の 管 理 を 徹 底 すること 不 審 者 不 審 物 等 への 注 意 を 徹 底 すること また 万 が 一 不 審 者 不 審 物 等 を 発 見 した 場 合 速 やかに 警 察 等 へ 通 報 すること 非 常 時 の 連 絡 通 報 体 制 を 再 点 検 するとともに 従 業 者 等 に 周 知 すること 平 素 から 巡 回 の 自 主 的 実 施 等 必 要 な 施 設 の 警 備 に 努 めること 4. 所 管 省 庁 の 連 絡 先 経 済 産 業 省 原 子 力 安 全 保 安 院 保 安 課 電 話 03-3501-1706 FAX 03-3501-2357
生 活 関 連 等 施 設 の 安 全 確 保 の 留 意 点 ( 火 薬 庫 ) 平 成 17 年 8 月 経 済 産 業 省 1. 施 設 の 種 類 火 薬 庫 ( 国 民 保 護 法 施 行 令 第 27 条 第 10 号 第 28 条 第 3 号 ) 2. 施 設 の 特 性 爆 発 性 を 有 する 火 薬 類 を 貯 蔵 している 3. 安 全 確 保 の 留 意 点 火 薬 庫 は 製 造 所 外 の 人 家 公 共 施 設 等 に 対 し 所 定 の 距 離 をとること 火 薬 庫 の 周 囲 は 土 堤 等 で 囲 むこと 貯 蔵 施 設 内 への 作 業 者 見 学 者 等 の 入 出 者 を 管 理 すること 外 部 からの 侵 入 に 対 す る 監 視 装 置 施 錠 等 を 管 理 すること 等 により 施 設 の 管 理 を 徹 底 すること 不 審 者 不 審 物 等 への 注 意 を 徹 底 すること また 万 が 一 不 審 者 不 審 物 等 を 発 見 した 場 合 速 やかに 警 察 等 へ 通 報 すること 火 薬 類 の 盗 難 防 止 数 量 管 理 等 を 徹 底 すること 非 常 時 の 連 絡 通 報 体 制 を 再 点 検 するとともに 従 業 者 等 に 周 知 すること 平 素 から 巡 回 の 自 主 的 実 施 等 必 要 な 施 設 の 警 備 に 努 めること 4. 所 管 省 庁 の 連 絡 先 経 済 産 業 省 原 子 力 安 全 保 安 院 保 安 課 電 話 03-3501-1706 FAX 03-3501-2357
生 活 関 連 等 施 設 の 安 全 確 保 の 留 意 点 ( 火 薬 類 製 造 所 ) 平 成 17 年 8 月 経 済 産 業 省 1. 施 設 の 種 類 火 薬 類 の 製 造 所 ( 国 民 保 護 法 施 行 令 第 27 条 第 10 号 第 28 条 第 3 号 ) 2. 施 設 の 特 性 爆 発 性 を 有 する 火 薬 類 を 製 造 している 3. 安 全 確 保 の 留 意 点 火 薬 類 の 製 造 作 業 を 行 う 建 築 物 は 製 造 所 外 の 人 家 公 共 施 設 等 に 対 し 所 定 の 距 離 をとること 施 設 及 び 設 備 の 監 視 を 徹 底 すること 火 薬 類 の 製 造 を 行 う 区 域 の 周 囲 には 関 係 者 以 外 が 立 ち 入 ることができないよう 境 界 柵 を 設 置 すること 施 設 内 への 作 業 者 見 学 者 等 の 入 出 者 の 管 理 を 徹 底 すること 外 部 から 施 設 内 への 侵 入 に 対 する 監 視 装 置 施 錠 等 の 管 理 を 強 化 徹 底 すること 不 審 者 不 審 物 等 への 注 意 を 徹 底 すること また 万 が 一 不 審 者 不 審 物 等 を 発 見 した 場 合 速 やかに 警 察 等 へ 通 報 すること 製 造 作 業 終 了 後 火 薬 類 の 製 造 作 業 を 行 う 建 築 物 内 に 火 薬 類 をやむを 得 ず 存 置 する 場 合 には 見 張 りを 置 く 等 の 措 置 を 講 じること 火 薬 類 の 盗 難 防 止 数 量 管 理 等 を 徹 底 すること 非 常 時 の 連 絡 通 報 体 制 を 再 点 検 するとともに 従 業 者 等 に 周 知 すること 平 素 から 巡 回 の 自 主 的 実 施 等 必 要 な 施 設 の 警 備 に 努 めること 4. 所 管 省 庁 の 連 絡 先 経 済 産 業 省 原 子 力 安 全 保 安 院 保 安 課 電 話 03-3501-1706 FAX 03-3501-2357
生 活 関 連 等 施 設 の 安 全 確 保 の 留 意 点 ( 高 圧 ガス 取 扱 所 ) 平 成 17 年 8 月 経 済 産 業 省 1. 施 設 の 種 類 高 圧 ガスを 使 用 する 事 業 用 電 気 工 作 物 の 取 扱 所 ( 国 民 保 護 法 施 行 令 第 27 条 第 10 号 第 28 条 第 9 号 ) 2. 施 設 の 特 性 LNGタンク 発 電 機 の 水 素 冷 却 用 のタンクには 可 燃 性 ガスが 脱 硝 用 のアンモニア タンクには 刺 激 性 ガスが 高 圧 ガスの 状 態 で 貯 蔵 されており 設 備 の 損 壊 等 において 周 囲 に 多 大 な 損 害 を 与 える 可 能 性 がある 3. 安 全 確 保 の 留 意 点 施 設 及 び 設 備 の 監 視 を 徹 底 すること 施 設 内 への 作 業 者 見 学 者 等 の 入 出 者 の 管 理 を 徹 底 すること 外 部 から 施 設 内 への 侵 入 に 対 する 監 視 装 置 防 止 柵 施 錠 等 の 管 理 を 徹 底 すること 施 設 の 巡 視 点 検 等 の 入 念 な 実 施 特 に 不 審 者 不 審 物 等 への 注 意 を 徹 底 すること 万 が 一 不 審 者 不 審 物 等 を 発 見 した 場 合 速 やかに 警 察 等 へ 通 報 すること 非 常 時 の 連 絡 通 報 体 制 を 再 点 検 するとともに 従 業 者 等 に 周 知 すること 業 務 車 両 制 服 等 の 盗 難 防 止 を 徹 底 すること また 万 が 一 盗 難 が 発 生 した 場 合 速 やかに 警 察 へ 通 報 すること 施 設 及 び 設 備 に 関 する 不 法 行 為 並 びにその 関 連 情 報 及 び 不 審 情 報 に 関 する 社 内 連 絡 及 び 警 察 への 通 報 を 徹 底 すること 平 素 から 巡 回 の 自 主 的 実 施 等 必 要 な 施 設 の 警 備 に 努 めること 国 民 保 護 法 第 103 条 第 3 項 に 基 づき 同 項 各 号 に 定 められた 措 置 を 講 ずるよう 命 ぜ られたときの 対 応 について あらかじめ 備 えておくこと 4. 所 管 省 庁 の 連 絡 先 経 済 産 業 省 原 子 力 安 全 保 安 院 電 力 安 全 課 電 話 03-3501-1742 FAX 03-3580-8486
生 活 関 連 等 施 設 の 安 全 確 保 の 留 意 点 ( 原 子 力 施 設 ) 平 成 17 年 8 月 経 済 産 業 省 1. 施 設 の 種 類 製 錬 施 設 加 工 施 設 原 子 力 発 電 所 使 用 済 燃 料 貯 蔵 施 設 再 処 理 施 設 廃 棄 物 管 理 施 設 廃 棄 物 埋 設 施 設 事 業 者 等 から 運 搬 を 委 託 された 者 及 び 受 託 貯 蔵 者 ( 国 民 保 護 法 施 行 令 第 27 条 第 10 号 第 28 条 第 5 号 及 び 第 6 号 ) 2. 施 設 の 特 性 核 原 料 物 質 核 燃 料 物 質 使 用 済 燃 料 使 用 済 燃 料 から 分 離 された 物 これらによっ て 汚 染 された 物 を 取 り 扱 っている 原 子 力 施 設 で 特 定 核 燃 料 物 質 を 取 り 扱 う 場 合 には 原 子 炉 等 規 制 法 ( 注 )において 施 設 内 の 核 物 質 の 盗 取 等 の 不 法 移 転 や 施 設 内 の 重 要 機 器 等 の 妨 害 破 壊 行 為 による 放 射 性 物 質 の 外 部 放 出 に 対 する 防 護 のために 核 物 質 防 護 規 定 を 定 めることとされ 必 要 な 防 護 措 置 ( 防 護 区 域 の 設 定 出 入 管 理 監 視 装 置 見 張 り 人 の 巡 視 等 ) 等 を 講 ずべき ことが 義 務 付 けられている ( 注 ) 核 原 料 物 質 核 燃 料 物 質 及 び 原 子 炉 の 規 制 に 関 する 法 律 ( 昭 和 32 年 法 律 第 166 号 ) 3. 安 全 確 保 の 留 意 点 事 業 者 等 及 び 事 業 者 等 から 運 搬 を 委 託 された 者 並 びに 受 託 貯 蔵 者 は 原 子 炉 等 規 制 法 に 基 づく 危 険 時 の 措 置 簡 易 運 搬 に 係 る 技 術 上 の 基 準 等 を 遵 守 するとともに 武 力 攻 撃 事 態 等 及 び 緊 急 対 処 事 態 における 事 業 所 及 び 経 済 産 業 省 及 び 治 安 当 局 等 の 関 係 機 関 への 通 報 連 絡 体 制 を 整 備 確 認 すること 原 子 炉 等 規 制 法 に 基 づく 特 定 核 燃 料 物 質 を 取 り 扱 う 事 業 者 においては 核 物 質 防 護 規 定 に 基 づく 核 物 質 防 護 を 確 実 に 行 うとともに 特 に 以 下 の 点 について 徹 底 すること 1 経 済 産 業 省 及 び 治 安 当 局 等 の 関 係 機 関 との 緊 密 な 情 報 交 換 2 武 力 攻 撃 事 態 等 及 び 緊 急 対 処 事 態 における 事 業 所 内 経 済 産 業 省 及 び 治 安 当 局 等 の 関 係 機 関 への 通 報 連 絡 体 制 の 再 確 認 3 防 護 区 域 等 の 巡 視 及 び 監 視 の 実 施 4 防 護 区 域 等 への 人 の 出 入 り 管 理 5 核 物 質 防 護 設 備 の 点 検 及 び 整 備 6 特 定 核 燃 料 物 質 の 管 理 7その 他 不 法 行 為 が 生 じた 場 合 の 対 応 体 制 の 点 検 及 び 整 備 訓 練 等 を 通 じ 平 時 から 有 事 へスムーズに 対 応 が 移 行 できることを 確 認 すること 施 設 及 び 設 備 の 監 視 を 徹 底 すること 平 素 から 巡 回 の 自 主 的 実 施 等 必 要 な 施 設 の 警 備 に 努 めること 国 民 保 護 法 第 103 条 第 3 項 に 基 づき 同 項 各 号 に 定 められた 措 置 を 講 ずるよう 命 ぜ られたときの 対 応 について あらかじめ 備 えておくこと
4. 所 管 省 庁 の 連 絡 先 経 済 産 業 省 原 子 力 安 全 保 安 院 原 子 力 防 災 課 電 話 03-3501-1637 FAX03-3580-8539
1. 施 設 の 種 類 生 活 関 連 等 施 設 の 安 全 確 保 の 留 意 点 ( 生 物 剤 及 び 毒 素 取 扱 施 設 ) 平 成 17 年 8 月 経 済 産 業 省 生 物 剤 及 び 毒 素 取 扱 施 設 ( 国 民 保 護 法 施 行 令 第 27 条 第 10 号 第 28 条 第 10 号 ) 2. 施 設 の 特 性 危 険 度 の 高 い 生 物 剤 及 び 毒 素 ( 別 紙 1 参 照 )を 保 有 している 公 的 研 究 機 関 や 企 業 の 研 究 所 等 生 物 剤 及 び 毒 素 を 用 いた 研 究 を 実 施 する 機 関 である 3. 安 全 確 保 の 留 意 点 国 立 感 染 症 研 究 所 病 原 体 等 安 全 管 理 規 程 (http://www0.nih.go.jp/niid/biosafety/kanrikitei/ kanrikitei-bunyo.html)における 病 原 体 等 のレベル 分 類 に 準 じた 安 全 設 備 を 整 備 するととも に 別 表 2 及 び 同 規 程 に 基 づいた 運 営 の 実 施 を 図 ること 安 全 管 理 委 員 会 の 設 置 及 び 生 物 剤 等 の 管 理 責 任 者 等 の 選 任 等 により 責 任 の 所 在 を 明 確 化 すること 保 有 する 生 物 剤 等 については 施 錠 された 冷 蔵 庫 冷 凍 庫 等 おいて 適 切 に 管 理 するこ と あわせて 台 帳 等 により 適 切 に 記 録 を 管 理 し 保 有 状 況 を 日 常 的 に 把 握 しておく こと 生 物 剤 等 の 譲 渡 譲 受 の 際 の 台 帳 管 理 所 内 における 所 定 の 承 認 手 続 の 実 施 身 元 確 認 の 徹 底 等 を 図 ること 生 物 剤 等 の 廃 棄 にあたっては 適 切 な 方 法 (オートクレーブ 処 理 薬 剤 による 消 毒 等 ) により 確 実 に 不 活 化 すること 紛 失 事 故 災 害 等 が 発 生 した 場 合 の 警 察 消 防 等 への 通 報 体 制 を 整 備 すること 防 犯 設 備 の 設 置 や 構 内 施 設 内 パトロールの 実 施 等 により 防 犯 対 策 を 徹 底 すること 平 素 から 巡 回 の 自 主 的 実 施 等 必 要 な 施 設 の 警 備 に 努 めること 国 民 保 護 法 第 103 条 第 3 項 に 基 づき 同 項 各 号 に 定 められた 措 置 を 講 ずるよう 命 ぜ られたときの 対 応 について あらかじめ 備 えておくこと 4. 所 管 省 庁 の 連 絡 先 経 済 産 業 省 製 造 産 業 局 生 物 化 学 産 業 課 電 話 3501-8625 FAX 3501-0197
( 別 紙 1) 国 民 保 護 法 施 行 令 第 28 条 第 10 号 で 定 める 生 物 剤 及 び 毒 素 1 人 に 対 して 病 原 性 を 有 する 生 物 剤 及 び 毒 素 (1) ウイルス 痘 そうウイルス 重 症 急 性 呼 吸 器 症 候 群 (SARS)コロナウイルス エボラウイルス マールブルグウイルス クリミア コンゴ 出 血 熱 ウイルス 黄 熱 ウイルス チクングニヤウイルス デング 熱 ウイルス 日 本 脳 炎 ウイル ス ウエストナイルウイルス ニパウイルス Bウイルス 狂 犬 病 ウイルス サル 痘 ウイルス 西 部 ウマ 脳 炎 ウイルス 東 部 ウマ 脳 炎 ウイルス ベネズエ ラウマ 脳 炎 ウイルス ダニ 媒 介 性 脳 炎 ウイルス 高 病 原 性 トリインフルエン ザウイルス ハンタウイルス フニンウイルス マチュポウイルス ラッサ 熱 ウイルス リンパ 球 性 脈 絡 髄 膜 炎 ウイルス ホワイトポックスウイルス リフトバレー 熱 ウイルス ポリオウイルス E 型 肝 炎 ウイルス A 型 肝 炎 ウ イルス リッサウイルス (2) 細 菌 (クラミジア リケッチアを 含 む ) 炭 疽 菌 Q 熱 菌 コレラ 菌 塹 壕 熱 リケッチア 赤 痢 菌 チフス 菌 パラ チフスA 菌 発 疹 チフスリケッチア 鼻 疽 菌 類 鼻 疽 菌 ウシ 流 産 菌 ブタ 流 産 菌 マルタ 熱 菌 ペスト 菌 ボツリヌス 菌 野 兎 病 菌 日 本 紅 斑 熱 リケ ッチア ロッキー 山 紅 斑 熱 リケッチア ブルセラ 属 菌 ジフテリア 菌 腸 管 出 血 性 大 腸 菌 オウム 病 クラミジア シラミ 媒 介 性 回 帰 熱 ボレリア 又 はダニ 媒 介 性 回 帰 熱 ボレリア ライム 病 ボレリア レジオネラ 属 菌 レプトスピラ (3) 真 菌 コクシジオイデス イミチス (4) 原 生 動 物 単 包 条 虫 又 は 多 包 条 虫 オリエンチアツツガムシ 熱 帯 熱 マラリア 原 虫 三 日 熱 マラリア 原 虫 卵 形 マラリア 原 虫 又 は 四 日 熱 マラリア 原 虫 (5) 毒 素 ボツリヌス 毒 素 ウェルシュ 菌 毒 素 黄 色 ブドウ 球 菌 毒 素 ベロ 毒 素 コ レラ 毒 素 赤 痢 菌 毒 素 デアセトキシスシルペノール 毒 素 アフラトキシン アブリン コノトキシン T 2トキシン HT 2トキシン テトロドト キシン ビスカムアルバムレクチン ボルケンシン ミクロシスチン モデ シン 2 家 畜 に 対 して 病 原 性 を 有 する 生 物 剤 牛 疫 ウイルス 牛 肺 疫 菌 口 蹄 疫 ウイルス アフリカ 豚 コレラウイルス
生 物 剤 等 リスト 及 びBSL ( 別 表 2) レベル1 (1) 通 常 の 微 生 物 学 実 験 室 を 用 い 特 別 の 隔 離 の 必 要 はない (2) 一 般 外 来 者 の 立 入 りを 禁 止 する 必 要 はない 1.ウイルス: 2. 細 菌 : ヒトに 重 篤 な 疾 病 を 起 こし 或 いは 動 物 に 獣 医 学 的 に 重 要 な 疾 患 を 3. 真 菌 : 起 こす 可 能 性 のないもの 4. 原 生 動 物 : 5. 毒 素 : 6. 家 畜 に 病 原 性 を 有 する 生 物 剤 :ヒト 及 び 動 物 に 対 して 重 篤 な 疾 患 を 起 こす 可 能 性 がなく 伝 播 の 危 険 性 もないもの レベル2 (1) 通 常 の 微 生 物 学 実 験 室 を 場 所 用 途 を 限 定 した 上 で 用 いる (2)エアロゾル 発 生 のおそれのある 実 験 は 生 物 学 用 安 全 キャビネットの 中 で 行 う (3) 実 験 進 行 中 はドアを 閉 め 一 般 外 来 者 の 立 入 りを 禁 止 する 1.ウイルス: 重 症 急 性 呼 吸 器 症 候 群 (SARS) コロナウイルス デング 熱 ウイルス 日 本 脳 炎 ウイルス 狂 犬 病 ウイルス サル 痘 ウイルス 高 病 原 性 トリインフルエンザウイルス リンパ 球 性 脈 絡 髄 膜 炎 ウイルス ポリオウイルス E 型 肝 炎 ウイルス A 型 肝 炎 ウイルス 2. 細 菌 : コレラ 菌 赤 痢 菌 ボツリヌス 菌 ジフテリア 菌 オウム 病 クラミジア シラミ 媒 介 性 回 帰 熱 ボレ リア 又 はダニ 媒 介 性 回 帰 熱 ボレリア ライム 病 ボレリア レジオネラ 属 菌 レプトスピラ 塹 壕 熱 リケッチア 腸 管 出 血 性 大 腸 菌 4. 原 生 動 物 : 単 包 条 虫 又 は 多 包 条 虫 熱 帯 熱 マラリア 原 虫 三 日 熱 マラリア 原 虫 卵 形 マラリア 原 虫 又 は 四 日 熱 マラリア 原 虫 5. 毒 素 : ボツリヌス 毒 素 ウェルシュ 菌 毒 素 黄 色 ブドウ 球 菌 毒 素 ベロ 毒 素 コレラ 毒 素 デアセトキ シスシルペノール 毒 素 アフラトキシン アブリン コノトキシン T-2トキシン HT-2トキシン テト ロドトキシン ビスカムアルバムレクチン ボルケンシン ミクロシスチン モデシン 6. 家 畜 に 病 原 性 を 有 する 生 物 剤 : 牛 疫 ウイルス 牛 肺 疫 菌 レベル3 (1) 実 験 室 及 びそこへの 廊 下 を 含 めた 管 理 区 域 の 立 入 り 制 限 二 重 ドア 又 はエアロッ クにより 外 部 と 隔 離 された 実 験 室 を 用 いる (2) 壁 床 天 井 作 業 台 等 の 表 面 は 洗 浄 及 び 消 毒 可 能 なようにする (3) 排 気 系 を 調 節 することにより 常 に 外 部 から 実 験 室 内 に 空 気 の 流 入 が 行 われるよ うにする
1.ウイルス: 黄 熱 ウイルス チクングニヤウイルス ウエストナイル 熱 Bウイルス 西 部 ウマ 脳 炎 ウイル ス 東 部 ウマ 脳 炎 ウイルス ベネズエラウマ 脳 炎 ウイルス ダニ 媒 介 性 脳 炎 ウイルス ハンタウ イルス リフトバレー 熱 ウイルス ニパウイルス( 大 量 に 保 持 する 場 合 はレベル4) リッサウイ ルス 2 細 菌 : 炭 疽 菌 Q 熱 菌 チフス 菌 パラチフスA 菌 発 疹 チフスリケッチア 鼻 疽 菌 類 鼻 疽 菌 ウシ 流 産 菌 ブタ 流 産 菌 マルタ 熱 菌 ペスト 菌 野 兎 病 菌 ロッキー 山 紅 斑 熱 リケッチア ブルセラ 属 菌 日 本 紅 斑 熱 リケッチア 3. 真 菌 : コクシジオイデス イミチス 5. 毒 素 : 赤 痢 菌 毒 素 6. 家 畜 に 病 原 性 を 有 する 生 物 剤 : 口 蹄 疫 ウイルス アフリカ 豚 コレラウイルス 25cm 2 細 胞 培 養 フラスコ 2 以 上 で 培 養 する 量 レベル4 (1) 独 立 した 建 物 として 隔 離 域 とそれを 取 り 囲 むサポート 域 を 設 ける (2) 壁 床 天 井 はすべて 耐 水 性 かつ 気 密 性 のものとし これらを 貫 通 する 部 分 ( 吸 排 気 管 電 気 配 線 ガス 水 道 管 等 )も 気 密 構 造 とする (3) 作 業 者 の 出 入 口 には エアロックとシャワーを 設 ける (4) 実 験 室 内 の 気 圧 は 隔 離 の 程 度 に 応 じて 気 圧 差 を 設 け 高 度 の 隔 離 域 から 低 度 隔 離 域 へ 又 低 度 の 隔 離 域 からサポート 域 へ 空 気 が 流 出 しないようにする (5) 実 験 室 への 給 気 は 1 層 のHEPAフィルタを 通 す 実 験 室 からの 廃 棄 は2 層 の HEPAフィルタを 通 して 外 部 に 出 す この 排 気 除 菌 装 置 は 予 備 を 含 めて2 組 設 ける (6) 実 験 室 とサポート 域 の 間 に 実 験 器 財 の 持 ち 込 み 及 び 取 り 出 し 用 として 両 面 オ ートクレーブ 及 び 両 面 ガス(エチレンオキサイド 又 はホルマリン) 滅 菌 装 置 を 設 け る (7) 実 験 室 からの 排 水 は120 加 熱 滅 菌 し 冷 却 した 後 一 般 下 水 へ 放 出 する (8) 実 験 は 完 全 密 閉 のグローブ ボックス 型 安 全 キャビネットの 中 で 行 う (9) 作 業 職 員 名 簿 に 記 載 された 者 以 外 の 立 入 りは 禁 止 する 1.ウイルス: 痘 そうウイルス エボラウイルス マールブルグウイルス クリミア コンゴ 出 血 熱 ウイルス フ ニンウイルス マチュポウイルス ラッサ 熱 ウイルス ホワイトポックスウイルス 上 記 に 記 載 のない 生 物 剤 等 については 国 立 感 染 症 研 究 所 病 原 体 等 安 全 管 理 規 程 等 を 参 考 にされたい
生 活 関 連 等 施 設 の 安 全 確 保 の 留 意 点 ( 毒 性 物 質 取 扱 所 ) 平 成 17 年 8 月 経 済 産 業 省 1. 施 設 の 種 類 毒 性 物 質 取 扱 所 ( 国 民 保 護 法 施 行 令 第 27 条 第 10 号 第 28 条 第 11 号 ) 2. 施 設 の 特 性 化 学 兵 器 の 禁 止 及 び 特 定 物 質 の 規 制 等 に 関 する 法 律 ( 平 成 7 年 法 律 第 65 号 )に 定 め る 毒 性 物 質 ( 特 定 物 質 第 一 種 指 定 物 質 第 二 種 指 定 物 質 の3 種 に 分 類 される)を 取 り 扱 っている このうち 第 二 種 指 定 物 質 の 取 扱 施 設 は 主 に 化 学 工 場 であって 臨 海 部 に 立 地 して いる 3. 安 全 確 保 の 留 意 点 化 学 兵 器 禁 止 法 で 規 定 されている 措 置 を 徹 底 すること 施 設 内 に 除 害 のための 中 和 剤 等 を 備 え 付 けること 緊 急 時 にプラント 停 止 が 直 ちにできるよう 手 順 体 制 を 整 備 しておくこと 緊 急 時 の 連 絡 体 制 を 確 保 すること 施 設 及 び 設 備 の 監 視 を 徹 底 すること 平 素 から 巡 回 の 自 主 的 実 施 等 必 要 な 施 設 の 警 備 に 努 めること 国 民 保 護 法 第 103 条 第 3 項 に 基 づき 同 項 各 号 に 定 められた 措 置 を 講 ずるよう 命 ぜ られたときの 対 応 について あらかじめ 備 えておくこと 4. 所 管 省 庁 の 連 絡 先 経 済 産 業 省 化 学 兵 器 麻 薬 原 料 等 規 制 対 策 室 電 話 3580-0937 FAX 3580-7319