尾道福祉専門学校 平成26年度 自己評価報告書

Similar documents
平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

●幼児教育振興法案

新 行 財 政 改 革 推 進 大 綱 実 施 計 画 個 票 取 組 施 策 国 や 研 究 機 関 への 派 遣 研 修 による 資 質 向 上 の 推 進 鳥 インフルエンザ 等 新 たな 感 染 症 等 に 対 する 検 査 技 術 の 習 得 など 職 員 の 専 門

16 日本学生支援機構

18 国立高等専門学校機構

<4D F736F F D C482C682EA817A89BA90BF8E7793B1834B A4F8D91906C8DDE8A A>

有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

<6D313588EF8FE991E58A778D9191E5834B C8EAE DC58F4992F18F6F816A F990B32E786C73>

< F2D945F8A778CA48B8689C88F438E6D89DB92F695E58F D80>

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

( 新 ) 医 療 提 供 の 機 能 分 化 に 向 けたICT 医 療 連 携 導 入 支 援 事 業 費 事 業 の 目 的 医 療 政 策 課 予 算 額 58,011 千 円 医 療 分 野 において あじさいネットを 活 用 したICT したICT 導 入 により により 医 療 機 能

(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

Taro-01 議案概要.jtd

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

m07 北見工業大学 様式①

公表表紙

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 総 合 的

類 ( 番 号 を 記 載 ) 施 設 名 事 所 名 所 在 事 開 始 年 月 日 事 規 模 ( 定 員 ) 公 益 事 必 要 な 者 に 対 し 相 談 情 報 提 供 助 言 行 政 や 福 祉 保 健 医 療 サービス 事 者 等 との 連 絡 調 整 を 行 う 等 の 事 必 要

そ の 他 類 ( 番 号 を 記 載 ) 施 設 名 事 所 名 所 在 事 開 始 年 月 日 事 規 模 ( 定 員 ) 公 益 事 広 島 市 城 山 北 城 南 域 包 括 支 援 センター 広 島 市 安 佐 南 区 川 内 B0 平 成 8 年 4 月 日 必 要 な 者

社会保険加入促進計画に盛込むべき内容

(2)大学・学部・研究科等の理念・目的が、大学構成員(教職員および学生)に周知され、社会に公表されているか

とする (1) 多 重 債 務 や 過 剰 債 務 を 抱 え 返 済 が 困 難 になっている 人 (2) 債 務 整 理 を 法 律 専 門 家 に 依 頼 した 直 後 や 債 務 整 理 途 上 の 人 (3) 収 入 よりも 生 活 費 が 多 くお 金 が 不 足 がちで 借 金 に 頼

学校安全の推進に関する計画の取組事例

02【発出】280328福島県警察職員男女共同参画推進行動計画(公表版)

老発第    第 号

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

資料2-2 定時制課程・通信制課程高等学校の現状

 

<81798C F6A8BE0817A8D8297EE CF6955C9770>

類 ( 番 号 を 記 載 ) 施 設 名 事 所 名 所 在 事 開 始 年 月 日 事 規 模 ( 定 員 ) 公 益 事 1 必 要 な 者 に 対 し 相 談 情 報 提 供 助 言 行 政 や 福 祉 保 健 医 療 サービス 事 者 等 との 連 絡 調 整 を 行 う 等 の 事 必

介護保険制度改正にかかる事業所説明会

Microsoft PowerPoint - 【資料5】社会福祉施設職員等退職手当共済制度の見直し(案)について

03 平成28年度文部科学省税制改正要望事項

(3) 調 査 の 進 め 方 2 月 28 日 2 月 28 日 ~6 月 30 日 平 成 25 年 9 月 サウンディング 型 市 場 調 査 について 公 表 松 戸 市 から 基 本 的 な 土 地 情 報 サウンディングの 実 施 活 用 意 向 アイデアのある 民 間 事 業 者 と

<4D F736F F D208ED089EF95DB8CAF89C193FC8FF38BB CC8EC091D492B28DB88C8B89CA82C982C282A282C42E646F63>

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

第 8 条 本 協 議 会 における 研 修 は 以 下 のとおりとする (1) 座 学 研 修 農 業 講 座 や 先 進 農 家 視 察 など 農 業 経 営 基 礎 講 座 やその 他 担 い 手 のための 研 修 会 等 への 参 加 など 年 24 回 程 度 とする (2) 実 務 研

<6D33335F976C8EAE CF6955C A2E786C73>

1.はじめに わが 国 での 急 速 な 少 子 化 の 進 行 等 を 踏 まえ 次 代 の 社 会 を 担 う 子 どもが 健 やかに 生 まれ 育 成 される 環 境 の 整 備 を 目 的 とした 次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 法 が 平 成 15 年 7 月 に 制 定 され

Microsoft Word - 目次.doc

Microsoft Word - nagekomi栃木県特定医療費(指定難病)支給認定申請手続きのご案内 - コピー

スライド 1


 三郷市市街化調整区域の整備及び保全の方針(案)

1 リーダーシップと 意 思 決 定 1-1 事 業 所 が 目 指 していることの 実 現 に 向 けて 一 丸 となっている 評 価 項 目 事 業 所 が 目 指 していること( 理 念 基 本 方 針 )を 明 確 化 周 知 している 1. 事 業 所 が 目 指 していること

資料1:勧告の仕組みとポイント 改【完成】

<4D F736F F D F8D828D5A939982CC8EF68BC697BF96B38F9E89BB82CC8A6791E52E646F63>

<4D F736F F D20819C8EA98CC8935F8C9F955D89BF C8E9696B18BC78DC58F498A6D944694C5816A E646F63>

定款

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

<4D F736F F D E598BC68A8897CD82CC8DC490B68B7982D18E598BC68A8893AE82CC8A C98AD682B782E993C195CA915B C98AEE82C382AD936F985E96C68B9690C582CC93C197E1915B927582CC898492B75F8E96914F955D89BF8F915F2E646F6

<6E32355F8D918DDB8BA697CD8BE28D C8EAE312E786C73>

Microsoft PowerPoint - 経営事項審査.ppt

<4D F736F F F696E74202D208CE38AFA8D8297EE8ED288E397C390A CC8A AE98EBA8DEC90AC816A2E707074>

<819A955D89BF92B28F BC690ED97AA8EBA81418FA48BC682CC8A8890AB89BB816A32322E786C7378>

平 成 27 年 11 月 ~ 平 成 28 年 4 月 に 公 開 の 対 象 となった 専 門 協 議 等 における 各 専 門 委 員 等 の 寄 附 金 契 約 金 等 の 受 取 状 況 審 査 ( 別 紙 ) 専 門 協 議 等 の 件 数 専 門 委 員 数 500 万 円 超 の 受

23 年 度 事 業 計 画 概 要 事 業 項 目 事 業 内 容 施 策 A. 各 種 制 度 改 変 への 対 応 (1) 老 人 福 祉 法 高 齢 者 住 まい 法 改 正 関 連 1 指 導 指 針 改 正 ( 老 福 法 ) 登 録 基 準 策 定 ( 住 まい 法 )への 対 応 2

Microsoft Word - 交野市産業振興基本計画 doc

財政再計算結果_色変更.indd

( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

文化政策情報システムの運用等

(6) 事 務 局 職 場 積 立 NISAの 運 営 に 係 る 以 下 の 事 務 等 を 担 当 する 事 業 主 等 の 組 織 ( 当 該 事 務 を 代 行 する 組 織 を 含 む )をいう イ 利 用 者 からの 諸 届 出 受 付 事 務 ロ 利 用 者 への 諸 連 絡 事 務

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc

< F2D819A8B638E968E9197BF82528E968BC68C7689E68F C>

<4D F736F F D C93FA967B91E5906B8DD082D682CC91CE899E2E646F6378>


< F2D E58A FC8A778ED B297768D80>

参 考 様 式 再 就 者 から 依 頼 等 を 受 けた 場 合 の 届 出 公 平 委 員 会 委 員 長 様 年 月 日 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 261 号 ) 第 38 条 の2 第 7 項 規 定 に 基 づき 下 記 のとおり 届 出 を します この

公 益 事 類 ( 番 号 を 記 載 ) 12 施 設 名 事 所 名 介 護 老 人 保 健 施 設 アヴニール 入 間 市 宮 寺 二 本 木 区 域 包 括 支 援 センター 所 在 埼 玉 県 入 間 市 大 字 二 本 木 埼 玉 県 入 間 市 宮 寺 入

った 場 合 など 監 事 の 任 務 懈 怠 の 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 減 算 する (8) 役 員 の 法 人 に 対 する 特 段 の 貢 献 が 認 められる 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 加 算 することができる

学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

推 進 項 目 15 人 材 育 成 の 強 化 重 要 A 番 号 取 組 事 業 名 151 職 員 の 専 門 性 向 上 作 成 日 H 更 新 日 H 担 当 部 署 32 総 務 部 人 事 課 責 任 者 吉 田 克 夫 担 当 者 人 事 人 材 育 成 担

通 知 カード と 個 人 番 号 カード の 違 い 2 通 知 カード ( 紙 )/H27.10 個 人 番 号 カード (ICカード)/H28.1 様 式 (おもて) (うら) 作 成 交 付 主 な 記 載 事 項 全 国 ( 外 国 人 含 む)に 郵 送 で 配 布 希 望 者 に 交

●電力自由化推進法案

就 学 前 教 育 保 育 の 実 施 状 況 ( 平 成 23 年 度 ) 3 歳 以 上 児 の 多 く(4 歳 以 上 児 はほとんど)が 保 育 所 又 は 幼 稚 園 に 入 所 3 歳 未 満 児 (0~2 歳 児 )で 保 育 所 に 入 所 している 割 合 は 約 2 割 就 学

(5 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業 所 の 新 規 に 採 用 し た 全 て の 居 宅 介 護 従 業 者 に 対 し 熟 練 し た 居 宅 介 護 従 業 者 の 同 行 に よ る 研 修 を 実 施 し て い る こ と (6 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業

25 年 度 アクションプラン 補 助 制 度 目 標 定 住 人 口 :198 人 増 1 九 州 大 学 学 生 への 電 動 バイクレンタル 事 業 学 研 都 市 づくり 課 進 学 糸 島 市 内 に 居 住 する 九 州 大 学 の 学 生 に 民 間 業 者 と 連 携 し て 電 動

職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 年 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 福 岡 県 技 能 労 務 職 歳 1,19,98 9,9 歳 8,

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

公 益 事 業 類 ( 番 号 を 記 載 ) 施 設 名 事 業 所 名 所 在 地 事 業 開 始 年 月 日 事 業 規 模 ( 定 員 ) 1 必 要 な 者 に 対 し 相 談 情 報 提 供 助 言 行 政 や 福 祉 保 健 医 療 サービス 事 業 者 等 との 連 絡 調 整 を

市街化区域と市街化調整区域との区分

<817993FA967B8E E A E815B817A B F976C8EAE82502D322E786C73>

小山市保育所整備計画

目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

第3節 重点的な取り組み

母 子 医 療 対 策 費 462 (313,289) 国 4,479 1 不 妊 治 療 助 成 事 業 8,600 不 妊 治 療 費 用 の 一 部 を 助 成 し 経 済 的 負 担 の 軽 減 を 図 る 230, ,608 不 妊 治 療 費 の 増 加 による 増 額 分

yoshiki (3).xlsx

4 調 査 の 対 話 内 容 (1) 調 査 対 象 財 産 の 土 地 建 物 等 を 活 用 して 展 開 できる 事 業 のアイディアをお 聞 かせく ださい 事 業 アイディアには, 次 の 可 能 性 も 含 めて 提 案 をお 願 いします ア 地 域 の 活 性 化 と 様 々な 世

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

本 校 の 沿 革 昭 和 21 年 昭 和 49 年 昭 和 54 年 昭 和 60 年 平 成 9 年 平 成 11 年 平 成 18 年 北 海 道 庁 立 農 業 講 習 所 として 発 足 北 海 道 立 農 業 大 学 校 に 改 組 修 業 年 限 を1 年 制 から2 年 制 に 改

<4D F736F F D B8E968BC695E58F CA A2E646F63>

Taro-07-1提言概要.jtd

(3) 善 通 寺 市 の 状 況 善 通 寺 市 においては 固 定 資 産 税 の 納 期 前 前 納 に 対 する 報 奨 金 について 善 通 寺 市 税 条 例 の 規 定 ( 交 付 率 :0.1% 限 度 額 :2 万 円 )に 基 づき 交 付 を 行 っています 参 考 善 通 寺

(3) 福 祉 施 設 から 一 般 就 労 への 移 行 本 市 の 福 祉 施 設 利 用 者 の 中 で 平 成 24 年 度 に 一 般 就 労 により 退 所 した 人 は 3 人 です ここでいう 福 祉 施 設 とは 生 活 介 護 事 業 自 立 訓 練 事 業 ( 生 活 訓 練

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

定款  変更

Microsoft Word 行革PF法案-0概要

<4D F736F F D D3188C091538AC7979D8B4B92F F292B98CF092CA81698A94816A2E646F63>

守 口 市 立 東 小 学 校 大 久 保 小 学 校 の 統 合 実 施 計 画 目 次 第 1 守 口 市 における 学 校 統 合 の 背 景 1 第 2 東 小 学 校 と 大 久 保 小 学 校 の 統 合 について 1 第 3 統 合 校 の 学 校 づくりについて 2 第 4 東 小

Transcription:

平 成 26 年 度 自 己 評 価 報 告 書 平 成 27 年 8 月 社 会 福 祉 法 人 尾 道 さつき 会 尾 道 福 祉 専 門 学 校

目 次 1. 学 校 の 現 況 P1 2. 評 価 の 基 本 方 針 P2 3. 本 年 度 に 定 めた 重 点 目 標 P2 4. の 達 成 及 び 取 組 状 況 (1) 教 育 理 念 目 標 P3 (2) 学 校 運 営 P5 (3) 教 育 活 動 P6 (4) 学 修 成 果 P7 (5) 学 生 支 援 P8 (6) 教 育 環 境 P9 (7) 学 生 の 受 入 れ 募 集 P9 (8) 財 務 P10 (9) 法 令 等 の 遵 守 P10 (10) 社 会 貢 献 地 域 貢 献 P11-2 -

1. 学 校 の 現 況 (1) 学 校 名 社 会 福 祉 法 人 尾 道 さつき 会 尾 道 福 祉 専 門 学 校 (2) 所 在 地 尾 道 市 久 保 町 1760-1 (3) 沿 革 本 校 は2010 年 4 月 1 日 社 会 福 祉 法 人 尾 道 さつき 会 尾 道 福 祉 専 門 学 校 として 新 たに 出 発 した 本 校 の 前 身 は 尾 道 市 民 が 生 涯 にわたって 幸 せに 暮 らせる 社 会 づくりの 一 環 として 保 健 医 療 福 祉 の 一 貫 したサービス 体 制 の 確 立 を 目 指 す 拠 点 の 一 つとして 整 備 され た 尾 道 ふくしむら に 誘 致 された 広 島 YMCA 学 園 尾 道 YMCA 福 祉 専 門 学 校 である(1997 年 4 月 1 日 開 校 ) しかし 少 子 化 や 大 学 全 入 時 代 の 到 来 そして 福 祉 介 護 分 野 の 労 働 条 件 の 厳 しさばか りがクローズアップされ 2006~2009 年 の3 年 間 で 入 学 希 望 者 が 激 減 した 広 島 YMCA 学 園 も 本 校 の 今 後 の 確 かな 継 続 のために 誘 致 した 尾 道 市 と これま で 実 習 などを 通 し 関 わりの 深 かった 尾 道 さつき 会 との 協 議 の 結 果 質 の 高 い 介 護 従 事 者 養 成 の 必 要 性 と それもまた 社 会 福 祉 法 人 の 社 会 的 責 任 と 考 える 尾 道 さつき 会 が 学 校 の 設 備 と 教 育 プログラム 教 職 員 をそのままに 介 護 福 祉 士 科 ( 定 員 60 名 )の 単 科 の 養 成 施 設 として その 運 営 を 引 き 継 ぐこととなり 今 日 に 至 っている 本 校 のように 地 元 の 自 治 体 と 社 会 福 祉 法 人 と 共 に 地 域 により 密 着 した 新 しい 介 護 福 祉 士 養 成 施 設 としてのあり 方 を 目 指 そうという 取 り 組 みは 今 後 の 方 向 の 一 つだ と 考 えている (4) 学 科 の 構 成 介 護 福 祉 士 科 2 年 課 程 (5) 学 生 数 及 び 教 職 員 数 学 生 数 1 年 生 37 名 2 年 生 45 名 教 員 数 専 任 教 員 7 名 非 常 勤 講 師 6 名 事 務 員 1 名 (6) 施 設 の 概 要 本 校 が 位 置 する 尾 道 ふくしむらには 児 童 から 高 齢 者 までを 対 象 とする 6 法 人 8 つ の 施 設 がある また 尾 道 の 福 祉 を 担 う を 合 言 葉 にしている 設 置 法 人 は 学 校 の 敷 地 内 を 含 め 尾 道 市 内 を 中 心 に28か 所 の 施 設 事 業 所 を 展 開 しており 現 場 の 最 先 端 に 触 れながら 学 ぶという 点 では 最 高 の 環 境 が 整 えられている 特 に 尾 道 ふくしむら 内 の 施 設 とは 実 習 のみならず 授 業 でも 施 設 見 学 や 現 場 から - 1 -

の 特 別 講 師 派 遣 また 福 祉 レクリエーション 関 連 の 授 業 では 施 設 の 利 用 者 さんとの 合 同 プログラム( 買 い 物 ツアー 園 芸 作 業 介 護 予 防 の 貯 筋 肉 体 操 など)を 実 施 し 貴 重 な 体 験 学 習 となっている また 本 法 人 は 尾 道 市 との 強 いきずなを 持 っており 本 校 も 尾 道 市 及 び 周 辺 地 域 での 今 後 の 新 たな 役 割 の 果 たし 方 を 模 索 中 であり その 取 り 組 みがまた 本 校 の 理 解 度 や 教 育 力 を 高 めるものと 考 えている 学 生 は 広 島 県 東 部 を 中 心 に 介 護 現 場 にそのほとんどが 就 職 しており せとうち 福 祉 エリア での 地 域 の 福 祉 に 貢 献 している 2. 評 価 の 基 本 方 針 実 践 的 な 職 業 教 育 等 を 行 うため 本 校 の 教 育 活 動 や 学 校 運 営 について 社 会 のニーズ を 踏 まえた 目 指 すべき 目 標 を 設 定 し その 達 成 状 況 や 達 成 に 向 けた 取 組 の 適 切 さ 等 につ いて 評 価 公 表 することにより その 時 代 の 求 める 学 校 のあり 方 を 模 索 し 継 続 的 な 改 善 を 図 る 3. 本 年 度 に 定 めた 重 点 目 標 (1) 重 点 目 標 委 託 訓 練 生 に 頼 らず40 名 程 度 の 入 学 生 の 確 保 を 目 指 して 広 報 活 動 の 見 直 しや 地 域 との 関 係 づくり 教 育 内 容 の 更 なる 充 実 を 図 る 昨 年 度 より 開 講 した 初 任 者 研 修 の 受 講 生 の 確 保 のため 施 設 事 業 所 の 訪 問 等 広 報 活 動 を 強 化 するとともに 新 たに 施 設 職 員 向 けの 研 修 等 を 企 画 し 現 場 との 関 係 を 深 めながら 一 方 で 収 益 の 確 保 を 目 指 す 本 法 人 が 運 営 し 本 校 が 関 与 する 新 しい 形 の 介 護 予 防 事 業 所 の 開 設 を 検 討 するほか 現 行 カリキュラムに 加 えて 介 護 予 防 に 関 する 講 座 を 組 み 込 み 時 代 のニーズに 応 える 活 動 を 目 指 す (2) 取 組 状 況 成 果 一 般 入 学 者 40 名 を 目 指 し 高 校 訪 問 では 重 点 校 に 複 数 回 訪 問 し 在 校 生 の 情 報 を 伝 えるなど 工 夫 したが 結 果 的 には28 名 (+ 委 託 訓 練 生 9 名 =37 名 )に 留 まった 小 中 学 生 時 代 から 介 護 福 祉 士 との 出 会 いの 場 をつくろうと 日 本 レクリエーション 協 会 と 吉 本 興 業 がニュースポーツとして 全 国 的 な 普 及 を 目 指 している スポーツテン カ の 広 島 県 ( 尾 道 市 ) 初 の 開 催 を 企 画 し 県 市 教 育 委 員 会 の 協 力 を 得 て 尾 道 市 内 の 小 学 生 50 名 の 参 加 を 得 た 参 加 した 学 生 はその 後 スポーツテンカ!ONOSEN TENKA クラブ (SOTC)を 立 ち 上 げ 第 1 号 として 認 可 され 小 学 校 の PTC や 子 ども 会 活 動 への 協 力 などを 呼 びかけ 活 動 を 開 始 している 認 知 症 の 人 に 何 かを 支 援 するのではなく 認 知 症 の 人 と 一 緒 になって 何 か 目 標 を 達 成 したい という 願 いをこめて NPO 法 人 認 知 症 フレンドシップクラブが2011 年 から 取 り 組 んでいる RAN 伴 だが ゴールを 大 阪 から 広 島 へという2014 年 実 行 委 - 2 -

員 会 の 呼 びかけに 応 え( 昨 年 実 施 した 介 護 教 員 講 習 会 の 受 講 者 に 大 阪 でこれに 取 り 組 んでいた 教 員 がいた) 本 校 も 含 めた 学 校 福 祉 医 療 関 係 者 地 域 の 人 々が 集 い 尾 道 市 も 巻 き 込 んで 広 島 県 庁 前 までゴールを 延 ばした 今 年 度 は 福 岡 でのゴールを 目 指 し 7 月 11 日 に 北 海 道 を 出 発 している 尾 道 でもすでに 実 行 委 員 会 が 立 ち 上 がり 準 備 を 進 めている これへの 参 加 を 通 して 地 域 との 新 たな 関 係 を 築 きたい 向 島 健 康 まつりで 介 護 に 関 する 講 演 をおこなうと そこから 尾 道 ソロプチミスト 協 会 例 会 卓 話 や 久 保 女 性 会 総 会 講 演 (60 名 参 加 )につながり また 尾 道 大 学 教 員 免 許 取 得 介 護 等 体 験 実 習 指 導 を 通 して 学 生 や 担 当 教 員 との 交 流 ができた 介 護 につい ての 本 質 的 な 理 解 を 深 める 機 会 を 大 切 にしていきたい 教 育 内 容 については 現 場 と 連 携 した 教 育 の 充 実 に 努 めた 介 護 技 術 講 習 会 を3 回 に 増 やしたことで 増 収 となった 次 年 度 は5 回 を 予 定 し 準 備 のために 法 人 内 職 員 に 呼 びかけ 指 導 者 養 成 研 修 を 実 施 した 本 校 が 関 与 する 介 護 予 防 事 業 所 は 本 法 人 と 尾 道 市 等 の 連 携 も 含 めての 検 討 であり 本 年 度 中 の 計 画 実 現 には 至 らなかったが 介 護 予 防 関 連 の 講 義 はもともと 2 年 生 前 期 に 介 護 予 防 と 実 際 として 開 講 しているが 介 護 予 防 運 動 指 導 員 養 成 のための 講 座 の 実 施 には 至 らなかった 文 部 科 学 大 臣 が 認 定 する 職 業 実 践 専 門 課 程 の 申 請 が 承 認 されたことで 介 護 福 祉 士 養 成 校 としての 価 値 を 高 めることができた (3) 課 題 近 年 介 護 に 対 するマイナスイメージが 定 着 しているほか 景 気 の 回 復 により 社 会 福 祉 分 野 に 進 もうとする 学 生 が 減 ってきていることから この 先 学 生 の 確 保 には 過 去 の 延 長 線 上 での 対 応 ではなく 様 々な 工 夫 とあらゆる 機 会 を 利 用 して 介 護 に 対 するプラスイメージを 発 信 しなければならない (4) 今 後 の 取 組 学 校 の 教 職 員 も これまでの 学 生 募 集 のやり 方 ( 特 に 学 校 訪 問 体 験 入 学 プログラ ム)を 再 度 見 直 すとともに 地 域 に 見 える 学 校 のあり 方 を 模 索 する 法 人 を 挙 げて 学 校 経 営 が 安 定 するための 策 を 講 じ ひいては 地 域 の 介 護 人 材 確 保 に 寄 与 する 4. の 達 成 及 び 取 組 状 況 (1) 教 育 理 念 目 標 学 校 の 理 念 目 的 育 成 人 材 像 は 定 められているか ( 専 門 分 野 の 特 性 が 明 確 になっているか) 学 校 における 職 業 教 育 の 特 色 はあるか 社 会 経 済 のニーズ 等 を 踏 まえた 学 校 の 将 来 構 想 を 抱 いているか - 3 -

学 校 の 理 念 目 的 育 成 人 材 像 特 色 将 来 構 想 などが 学 生 保 護 者 等 に 周 知 されているか 各 学 科 の 教 育 目 標 育 成 人 材 像 は 学 科 等 に 対 応 する 業 界 のニーズに 向 けて 方 向 づけられているか 4 3 2 1 社 会 福 祉 法 人 尾 道 さつき 会 の 学 校 運 営 の 理 念 は 地 域 に 親 しまれ 支 えられるとと もに 地 域 に 貢 献 できる 専 門 学 校 づくり であり 学 校 側 との 協 議 の 上 そのもとで 以 下 の 目 的 が 設 定 されている 教 育 内 容 の 充 実 介 護 福 祉 に 関 する 専 門 的 な 知 識 技 術 を 教 授 し 介 護 福 祉 士 の 取 得 が 可 能 な 学 生 を 育 成 します 介 護 現 場 に 即 した 人 材 の 育 成 福 祉 現 場 が 直 面 している 課 題 を 反 映 した 教 育 内 容 や 介 護 職 員 の 声 を 生 かした 教 育 を 実 施 します 福 祉 動 向 の 把 握 及 び 理 解 関 係 機 関 との 連 携 を 深 め 早 期 に 施 策 の 動 向 を 収 集 することで 福 祉 の 実 情 を 反 映 した 学 習 内 容 を 編 成 し 高 齢 者 及 び 障 害 者 福 祉 の 向 上 に 寄 与 できる 学 生 を 育 成 し ます 地 域 貢 献 地 域 や 事 業 所 の 行 事 あるいは 活 動 に 参 加 する 特 別 活 動 を 充 実 し 社 会 性 や 自 主 性 を 育 むとともに 地 域 に 貢 献 できる 学 生 を 育 成 します また 介 護 福 祉 士 養 成 教 育 には 資 格 取 得 時 の 11 の 到 達 目 標 がある これらに 基 づいて 介 護 福 祉 士 養 成 教 育 は 展 開 されているが 求 められる 質 はどん どん 増 えていく 一 方 で 量 の 確 保 も 同 時 に 求 められ また 入 学 生 の 質 も 年 齢 も 経 験 も 様 々となり どこに 目 標 を 定 めて 人 材 育 成 を 行 うのかが とても 難 しくなって いる 業 界 のニーズも 人 手 不 足 もあって 様 々である 人 間 は どんなに 重 い 障 害 を 持 っても 高 齢 になっても 一 人 の 生 活 者 として 充 実 した 生 活 を 送 りたいと 願 っている 同 じ 人 間 として その 思 いを 受 けとめ 利 用 者 の 主 体 的 で 豊 かな 生 活 づくりのために 何 ができるのか それを 共 に 考 え 合 い 共 同 作 業 で 実 現 させていくことがこれからの 介 護 福 祉 士 の 支 援 の 基 本 となる 地 域 包 括 ケアに 貢 献 できる 介 護 福 祉 士 が 求 められているが 施 設 であれ 在 宅 であ れ その 基 本 は 同 じであろう ただこれからは 居 宅 サービスや 施 設 サービスをう まく 組 み 合 わせて 使 い 最 後 まで 住 み 慣 れた 地 域 でその 人 らしく 生 きることを 支 え る 支 援 や 医 療 的 ケアも 含 む 重 度 の 利 用 者 を 支 える 支 援 が 求 められている これに きちんと 対 応 できる 介 護 福 祉 士 教 育 はこれから 始 めるので 今 の 教 育 をさらに 見 直 していくことが 必 要 である - 4 -

3 特 記 事 項 介 護 福 祉 士 の 専 門 性 については この 国 家 資 格 の 主 管 である 厚 生 労 働 省 自 身 が 揺 らいでいる これを 機 に 再 度 関 係 団 体 でも 議 論 が 必 要 である (2) 学 校 運 営 目 的 等 に 沿 った 運 営 方 針 が 策 定 されているか 運 営 方 針 に 沿 った 事 業 計 画 が 策 定 されているか 運 営 組 織 や 意 思 決 定 機 能 は 規 則 等 において 明 確 化 されているか 有 効 に 機 能 しているか 人 事 給 与 に 関 する 規 程 等 は 整 備 されているか 4 3 2 1 教 務 財 務 等 の 組 織 整 備 など 意 思 決 定 システムは 整 備 されているか 業 界 や 地 域 社 会 等 に 対 するコンプライアンス 体 制 が 整 備 されているか 教 育 活 動 等 に 関 する 情 報 公 開 が 適 切 になされているか 情 報 システム 化 等 による 業 務 の 効 率 化 が 図 られているか 設 置 法 人 との 関 係 は 良 好 であるが 社 会 福 祉 法 人 立 となり 人 事 給 与 に 関 する 規 定 は 法 人 のものが 適 用 されていた 学 校 の 場 合 には 独 自 の 評 価 も 必 要 であり 検 討 は 行 われたが まだ 課 題 を 残 している 情 報 公 開 については 職 業 実 践 専 門 課 程 としての 承 認 条 件 であるため きちんと 実 施 し 始 めたが 教 育 活 動 の 情 報 公 開 では 学 生 の 理 解 と 協 力 が 必 要 であり そのための 配 慮 や 手 続 きの 検 討 が 課 題 となった 法 人 全 体 の 職 制 や 給 与 のあり 方 についての 見 直 しが 行 われ 学 校 についても 独 自 に 検 討 されたが まだ 協 議 が 必 要 である 教 育 活 動 を 個 人 情 報 は 保 護 した 上 で いかに 魅 力 的 に 伝 えていくかの 努 力 がさら に 必 要 である 3 特 記 事 項 求 人 状 況 が 改 善 され また 一 方 で 経 済 的 には 格 差 が 広 がり 今 後 学 生 募 集 につい てはかなり 厳 しい 状 況 が 見 込 まれる しかし 一 方 介 護 人 材 の 確 保 は 国 や 自 治 体 にと っても 今 後 の 大 きな 課 題 である 学 校 運 営 について 学 校 の 努 力 はいうまでもないが - 5 -

法 人 全 体 や 関 連 分 野 また 自 治 体 との 連 携 が 必 要 である 広 島 県 では 広 島 県 福 祉 介 護 人 材 確 保 等 総 合 支 援 協 議 会 が 組 織 されており 本 法 人 理 事 も 広 島 県 老 人 福 祉 施 設 連 盟 会 長 として また 本 校 校 長 も 日 本 介 護 福 祉 士 養 成 施 設 協 会 広 島 県 代 表 校 積 極 的 な 役 割 を 果 たし 介 護 の 理 解 と 連 携 強 化 を 図 っている (3) 教 育 活 動 教 育 理 念 等 に 沿 った 教 育 課 程 の 編 成 実 施 方 針 等 が 策 定 されているか 教 育 理 念 育 成 人 材 像 や 業 界 のニーズを 踏 まえた 学 科 の 修 業 年 限 に 対 応 した 教 育 到 達 レベルや 学 習 時 間 の 確 保 は 明 確 にされているか 4 3 2 1 学 科 等 のカリキュラムは 体 系 的 に 編 成 されているか 4 3 2 1 キャリア 教 育 実 践 的 な 職 業 教 育 の 視 点 に 立 ったカリキュラムや 教 育 方 法 の 工 夫 開 発 などが 実 施 されているか 関 連 分 野 の 企 業 関 係 施 設 等 や 業 界 団 体 等 との 連 携 により カリキュラムの 作 成 見 直 し 等 が 行 われているか 関 連 分 野 における 実 践 的 な 職 業 教 育 ( 産 学 連 携 によるインターンシップ 実 技 実 習 等 )が 体 系 的 に 位 置 づけられているか 4 3 2 1 授 業 評 価 の 実 施 評 価 体 制 はあるか 4 3 2 1 職 業 教 育 に 対 する 外 部 関 係 者 からの 評 価 を 取 り 入 れているか 成 績 評 価 単 位 認 定 進 級 卒 業 判 定 の 基 準 は 明 確 になっているか 4 3 2 1 資 格 取 得 等 に 関 する 指 導 体 制 カリキュラムの 中 での 体 系 的 な 位 置 づけはあるか 4 3 2 1 人 材 育 成 目 標 の 達 成 に 向 け 授 業 を 行 うことができる 要 件 を 備 えた 教 員 を 確 保 しているか 4 3 2 1 関 連 分 野 における 業 界 等 との 連 携 において 優 れた 教 員 ( 本 務 兼 務 含 む)を 確 保 するなどマネジメントが 行 われているか 関 連 分 野 における 先 端 的 な 知 識 技 能 等 を 習 得 するための 研 修 や 教 員 の 指 導 力 育 成 など 資 質 向 上 のための 取 組 が 行 われているか 職 員 の 能 開 発 のための 研 修 等 が 行 われているか 実 習 施 設 や 就 職 先 施 設 との 連 携 により カリキュラムの 内 容 や 実 習 のあり 方 の 見 直 しを 行 っていくことで より 現 場 や 地 域 のニーズに 基 づいた 教 育 活 動 を 展 開 すること が 課 題 である また すべての 科 目 で 学 生 に 地 域 を 意 識 させる 教 育 を 工 夫 する 必 要 が ある - 6 -

施 設 見 学 や 現 場 からの 特 別 講 師 の 派 遣 授 業 と 施 設 の 利 用 者 との 合 同 プログラムの 継 続 実 習 指 導 者 会 議 の 実 施 により 介 護 実 習 実 施 時 における 実 習 指 導 者 との 協 力 体 制 づくり 実 習 指 導 も 含 めた 介 護 総 合 演 習 の 展 開 方 法 関 連 科 目 との 連 携 のあり 方 を 検 討 する 新 入 生 オリエンテーションの 内 容 を 学 校 のある 尾 道 市 を 意 識 したプログラムに 変 更 する (4) 学 修 成 果 就 職 率 の 向 上 が 図 られているか 4 3 2 1 資 格 取 得 率 の 向 上 が 図 られているか 4 3 2 1 退 学 率 の 低 減 が 図 られているか 卒 業 生 在 校 生 の 社 会 的 な 活 躍 及 び 評 価 を 把 握 しているか 卒 業 後 のキャリア 形 成 への 効 果 を 把 握 し 学 校 の 教 育 活 動 の 改 善 に 活 用 されているか 卒 業 生 の 活 躍 状 況 を 知 り 学 校 の 教 育 活 動 に 活 用 することは 在 校 生 にとって 目 標 を 明 確 にでき 学 習 意 欲 を 高 めるためにも 必 要 なことである 入 学 事 情 も 様 々であり 学 力 や 生 活 力 で 課 題 を 抱 える 学 生 も 増 加 し 学 業 の 継 続 に かなり 支 援 が 必 要 な 状 況 が 生 まれている 卒 業 生 を 講 師 に 招 き 科 目 であればその 内 容 に 合 わせ 講 師 の 在 校 時 や 卒 業 後 就 職 時 の 様 子 などを 聴 かせることで より 効 果 的 な 講 義 になると 思 われる 利 用 者 のケアプランが 必 要 なように 学 生 一 人 一 人 についての 教 育 プランが 必 要 で あり 相 手 の 状 況 に 合 わせた 丁 寧 な 指 導 を 心 がけていく 次 年 度 の 同 窓 会 では 卒 業 生 のアンケートも 実 施 したい 3 特 記 事 項 2014 年 度 は 海 外 青 年 協 力 隊 隊 員 として 南 米 でデイサービス 活 動 を 展 開 してい る 卒 業 生 を 講 師 に 招 き 介 護 福 祉 士 としての 活 躍 が 海 外 でも 期 待 されていることを 学 ぶことができた - 7 -

(5) 学 生 支 援 進 路 就 職 に 関 する 支 援 体 制 は 整 備 されているか 4 3 2 1 学 生 相 談 に 関 する 体 制 は 整 備 されているか 4 3 2 1 学 生 に 対 する 経 済 的 な 支 援 体 制 は 整 備 されているか 4 3 2 1 学 生 の 健 康 管 理 を 担 う 組 織 体 制 はあるか 4 3 2 1 課 外 活 動 に 対 する 支 援 体 制 は 整 備 されているか 学 生 の 生 活 環 境 への 支 援 は 行 われているか 保 護 者 と 適 切 に 連 携 しているか 卒 業 生 への 支 援 体 制 はあるか 社 会 人 のニーズを 踏 まえた 教 育 環 境 が 整 備 されているか 高 校 高 等 専 修 学 校 等 との 連 携 によるキャリア 教 育 職 業 教 育 の 取 組 が 行 われているか 4 3 2 1 委 託 訓 練 生 をはじめとして 様 々な 課 題 を 抱 える 学 生 が 増 加 している 精 神 障 害 や 発 達 障 害 など 教 員 の 側 も 理 解 を 深 め 保 護 者 と 協 力 して 学 生 の 生 活 全 般 を 見 守 り またその 学 生 の 状 況 に 応 じた 対 応 がより 一 層 求 められる 本 格 的 実 施 は2015 年 度 からとなるが 法 人 として 学 生 確 保 と 学 生 への 経 済 的 支 援 を 目 的 とした 介 護 福 祉 士 資 格 取 得 奨 学 金 制 度 を 創 設 した 特 養 を 経 営 する4 つの 社 会 福 祉 法 人 の 賛 同 を 得 て 2014 年 後 期 から 賛 同 施 設 の 協 力 も 得 て 高 校 訪 問 を 再 度 実 施 したが 時 期 的 な 問 題 と 賛 同 施 設 が 少 数 であり 利 用 学 生 が1 名 にと どまった 困 難 を 抱 える 学 生 についての 理 解 の 仕 方 や 支 援 内 容 の 具 体 例 また 支 援 機 関 との 適 切 な 連 携 の 仕 方 について 教 員 がきちんと 学 ぶ 機 会 をつくるとともに 担 任 が 一 人 で 抱 え 込 まない 体 制 を 整 える 必 要 がある 介 護 福 祉 士 資 格 取 得 奨 学 金 制 度 の 賛 同 施 設 の 数 のみならず 地 域 的 にも 広 げて いく 努 力 が 必 要 である 3 特 記 事 項 介 護 福 祉 士 資 格 取 得 奨 学 金 制 度 の 賛 同 施 設 が 高 校 訪 問 をしても なかなか 学 生 - 8 -

確 保 は 困 難 で 一 般 入 試 での 入 学 生 をそれに 該 当 させてくれないかとの 要 望 も 出 てい る これだけの 条 件 を 提 示 しても 学 生 の 確 保 は 難 しい 状 況 である むしろ 本 校 としては 施 設 への 就 職 を 望 む(または 現 在 働 いている) 無 資 格 の 職 員 で 本 人 がそれを 望 み 将 来 を 期 待 できる 職 員 を 送 り 出 してくれないと この 奨 学 金 を 創 設 した 意 味 がないと 考 えている (6) 教 育 環 境 施 設 設 備 は 教 育 上 の 必 要 性 に 十 分 対 応 できるよう 整 備 されているか 4 3 2 1 学 内 外 の 実 習 施 設 インターンシップ 海 外 研 修 等 について 十 分 な 教 育 体 制 を 整 備 しているか 防 災 に 対 する 体 制 は 整 備 されているか 4 3 2 1 開 校 から17 年 が 経 過 し 施 設 や 設 備 も 経 年 劣 化 による 痛 みや 故 障 が 目 立 ってきた 特 に 空 調 関 係 や 照 明 等 については 毎 年 修 理 が 必 要 な 状 況 である 応 急 処 置 だけでなく 計 画 的 に 改 修 工 事 や 設 備 の 更 新 等 を 行 かねばならない 今 年 度 は 空 調 の 設 備 一 式 を 交 換 する 3 特 記 事 項 学 外 の 実 習 施 設 は125カ 所 を 確 保 し 学 生 の 利 便 性 を 図 っている 防 災 訓 練 は 毎 年 消 防 署 員 の 立 会 いの 下 で 実 施 しているが 今 年 度 は 学 校 に 隣 接 する 星 の 里 新 館 との 合 同 防 災 訓 練 を 実 施 した (7) 学 生 の 受 入 れ 募 集 学 生 募 集 活 動 は 適 正 に 行 われているか 4 3 2 1 学 生 募 集 活 動 において 教 育 成 果 は 正 確 に 伝 えられているか 4 3 2 1 学 納 金 は 妥 当 なものとなっているか 4 3 2 1 学 校 案 内 には 学 校 の 特 色 やカリキュラム 等 わかりやすく 読 みやすい 工 夫 を 毎 年 - 9 -

心 がけている よりリアルで 数 値 化 した 情 報 を 掲 載 した 案 内 及 び 募 集 活 動 を 展 開 す ることが 必 要 である 在 校 生 卒 業 生 の 現 状 を 盛 り 込 んだ 内 容 で 業 界 全 体 の 状 況 も 伝 えながら 募 集 活 動 が 実 施 できるように 計 画 していく 3 特 記 事 項 特 になし (8) 財 務 中 長 期 的 に 学 校 の 財 務 基 盤 は 安 定 しているといえるか 予 算 収 支 計 画 は 有 効 かつ 妥 当 なものとなっているか 財 務 について 会 計 監 査 が 適 正 に 行 われているか 財 務 情 報 公 開 の 体 制 整 備 はできているか 現 在 のところは 財 務 基 盤 も 安 定 しているが 委 託 訓 練 制 度 がいつまで 続 くかわから ない 状 況 もあり 委 託 訓 練 制 度 に 頼 らない 学 校 運 営 が 求 められている また 現 役 高 校 生 の 数 も 景 気 回 復 や 介 護 職 のイメージが 向 上 しない 等 の 理 由 で 全 国 的 にも 減 少 し つつあることから 現 役 高 校 生 の 入 学 者 を 獲 得 するための 努 力 がさらに 必 要 である 委 託 訓 練 制 度 に 頼 らない 学 校 運 営 をめざし 入 学 者 を 増 やすための 委 員 会 を 立 ち 上 げ 具 体 的 な 方 策 を 考 えるとともに 広 報 活 動 にさらなる 力 を 入 れる 3 特 記 事 項 特 になし (9) 法 令 等 の 遵 守 法 令 専 修 学 校 設 置 基 準 等 の 遵 守 と 適 正 な 運 営 がなされているか 4 3 2 1 個 人 情 報 に 関 し その 保 護 のための 対 策 がとられているか - 10 -

自 己 評 価 の 実 施 と 問 題 点 の 改 善 を 行 っているか 自 己 評 価 結 果 を 公 開 しているか 自 己 評 価 については 学 生 アンケートなどを 実 施 しながら 振 り 返 りをして 改 善 を 心 がけてきたが この 形 式 での 自 己 評 価 は 今 年 度 からの 実 施 である 見 えてきた 課 題 の 解 決 にむけて 取 り 組 みを 始 めていく 個 人 情 報 保 護 については 教 員 や 学 生 からも 誓 約 書 を 取 り 遵 守 するよう 努 めてい る この 形 式 絵 の 自 己 評 価 を 実 施 したことで 明 らかになった 課 題 に 対 し 優 先 順 位 をつ けて 改 善 に 向 けた 取 組 みを 進 めていく 3 特 記 事 項 法 令 順 守 については 法 人 も 強 いコンプライアンスの 意 識 を 持 っており 学 校 でも 常 に 意 識 化 するよう 努 めている (10) 社 会 貢 献 地 域 貢 献 学 校 の 教 育 資 源 や 施 設 を 活 用 した 社 会 貢 献 地 域 貢 献 を 行 っているか 学 生 のボランティア 活 動 を 奨 励 支 援 しているか 4 3 2 1 地 域 に 対 する 公 開 講 座 教 育 訓 練 ( 公 共 職 業 訓 練 等 を 含 む)の 受 託 等 を 積 極 的 に 実 施 しているか 尾 道 市 内 での 学 校 の 認 知 度 が 低 いため 周 知 のためのアピールが 必 要 である 全 国 レベル 県 レベルでは 結 構 貢 献 しているが 尾 道 市 及 び 周 辺 地 域 が 学 校 に 何 を 期 待 しているか 等 の 把 握 が 具 体 的 にできておらず どのような 社 会 貢 献 や 地 域 貢 献 活 動 が 必 要 なのか 精 査 が 必 要 である 尾 道 市 及 び 周 辺 地 域 での 社 会 貢 献 活 動 や 地 域 貢 献 活 動 の 機 会 を 通 して 介 護 職 のイ メージアップを 図 り 学 生 募 集 につながるようにするため 活 動 時 に 介 護 福 祉 士 を 目 指 している 学 生 や 教 員 が 行 っていることがわかるよう 旗 や 揃 いのTシャツを 作 成 し たので 出 番 を 増 やしていきたい - 11 -

3 特 記 事 項 山 手 地 区 にある 一 人 暮 らし 高 齢 者 宅 を 訪 問 しての 資 源 ごみ 回 収 尾 道 みなとまつり や 久 保 地 域 丸 ごとフェスティバルへの 参 加 尾 道 市 及 び 周 辺 地 域 の 施 設 行 事 でのボラ ンティア 活 動 などを 行 っている それに 加 えて 今 年 度 からスポーツテンカの 普 及 活 動 やラン 伴 が 加 わった 介 護 の 日 統 一 イベントである 介 護 の 日 フェスタ in 広 島 にも 学 校 として 参 加 し その 開 催 を 支 えている また 地 域 の 福 祉 介 護 系 研 修 センター 的 役 割 を 果 たすために 介 護 職 員 初 任 者 研 修 介 護 技 術 講 習 会 また 登 録 研 修 機 関 として 介 護 職 員 等 によるたんの 吸 引 等 の 研 修 会 などの 付 帯 事 業 も 実 施 している 介 護 労 働 安 定 センター 広 島 支 部 からは ケア サポート 講 習 の 講 師 や 広 島 県 福 祉 介 護 人 材 確 保 等 総 合 支 援 協 議 会 から 依 頼 された 介 護 基 礎 技 術 ハンドブック 作 成 に 加 わり その 後 の 研 修 講 師 も 引 き 受 けているし 広 島 県 実 習 指 導 者 講 習 会 や 同 講 習 会 修 了 者 へのフォローアップ 研 修 にも 関 わっている 加 えて ( 公 社 ) 日 本 介 護 福 祉 士 養 成 施 設 協 会 の 委 託 を 受 けて 東 西 2か 所 で 実 施 されている 介 護 教 員 講 習 会 の 西 会 場 としての 役 割 も 果 たしている これは 年 間 210 時 間 の 講 習 で 全 国 から 毎 年 50 人 前 後 の 介 護 福 祉 士 養 成 施 設 の 教 員 が 受 講 するので ホテルへの 宿 泊 や 飲 食 土 産 物 等 尾 道 の 観 光 にも 貢 献 しているはずである - 12 -