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第 1 章 実 は, 鼻 炎 は 様 々 5 ハンノキとその 花 粉 図 6 6 アレルギー 性 鼻 炎 患 者 の 右 鼻 腔 内 の 写 真 11

1

CONTENTS スギ 花 粉 症 とは スギ 花 粉 症 の 割 合 スギ 花 粉 症 が 及 ぼす 影 響 代 表 的 な 花 粉 症 原 因 植 物 の 開 花 期 スギ 花 粉 症 の 診 断 スギ 花 粉 症 の 治 療 アレルゲン 免 疫 療 法 とは アレルゲン 免 疫 療 法 の 種

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18 国立高等専門学校機構

製 造 業 者 は 製 造 販 売 業 者 の 管 理 監 督 の 下 適 切 な 品 質 管 理 を 行 い 製 品 を 製 造 します なお 製 造 業 は 製 造 に 特 化 した 許 可 となっており 製 造 業 の 許 可 のみでは 製 品 を 市 場 に 出 荷 することはできま せん

2. 花 粉 症 有 病 者 の 割 合 およそ6 人 に 1 人 日 本 アレルギー 協 会 の 平 成 15 年 の 疫 学 調 査 によると 近 畿 地 方 の 花 粉 症 の 有 病 率 は 17.4% と 全 国 の 15.6%を 上 回 る 結 果 となった また 近 年 では 花 粉

想 像 思 行 ず 消 毒 擦 む 薄 血 混 じ 滲 み ぶ 痂 ぶ 取 下 薄 来 経 験 沢 山 お 思 健 常 人 間 元 々 備 能 力 中 具 的 何 起 ょ 簡 単 説 明 ず 人 間 負 部 リ ン パ 球 血 小 板 マ ク ロ フ ァ ジ 悪 食 べ 集 死 溶 食 べ 清 浄

一 方 でも 自 分 から 医 師 に 症 状 の 変 化 について 伝 えている 割 合 は シーズン 前 では 満 足 な と 同 じ %でしたが シーズン 開 始 直 後 から 高 くなり シーズン 後 半 では の 31%を 上 回 り 42%となっています (グラフ 3) ギャップ 3:

003-00個人の健康増進・疾病予防の推進のための所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

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目 改 正 項 目 軽 自 動 車 率 の 引 上 げ 〇 国 及 び 地 方 を 通 じた 自 動 車 関 連 制 の 見 直 しに 伴 い 軽 自 動 車 の 標 準 率 が 次 のとおり 引 き 上 げられます 車 種 区 分 引 上 げ 幅 50cc 以 下 1,000 円 2,000 円

 

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市 の 人 口 密 度 は 5,000 人 を 超 え 図 4 人 口 密 度 ( 単 位 : 人 /k m2) に 次 いで 高 くなっている 0 5,000 10,000 15,000 首 都 圏 に 立 地 する 政 令 指 定 都 市 では 都 内 に 通 勤 通 学 する 人 口 が 多

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75 歳 以 上 の 方 の 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 75 歳 になると 全 ての 方 が 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 に 加 入 して 医 療 を 受 けます 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 は 東 京 都 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 が 主 体 となり 区

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目 次 事 例 法 別 5 法 別 5 70 歳 以 上 ( 患 者 負 担 割 ) 誕 生 が 昭 和 9 年 月 以 降 の 者 3 法 別 5 70 歳 以 上 ( 患 者 負 担 割 ) 特 例 措 置 対 象 者 法 別 歳 以 上 ( 患 者 負 担 割 ) 特 例 措 置

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課 税 ベ ー ス の 拡 大 等 : - 租 税 特 別 措 置 の 見 直 し ( 後 掲 ) - 減 価 償 却 の 見 直 し ( 建 物 附 属 設 備 構 築 物 の 償 却 方 法 を 定 額 法 に 一 本 化 ) - 欠 損 金 繰 越 控 除 の 更 な る 見 直 し ( 大

健 康 医 療 戦 略 に 係 る 農 林 産 省 の 主 な 取 組 みについて 1. 健 康 長 寿 社 会 の 形 成 のための 食 の 研 究 開 発 の 推 進 2. 医 福 食 農 連 携 の 取 組 の 推 進 3 5 2

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容 積 率 制 限 の 概 要 1 容 積 率 制 限 の 目 的 地 域 で 行 われる 各 種 の 社 会 経 済 活 動 の 総 量 を 誘 導 することにより 建 築 物 と 道 路 等 の 公 共 施 設 とのバランスを 確 保 することを 目 的 として 行 われており 市 街 地 環

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

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もくじ 年 々 増 える 花 粉 症 の 患 者 数 これが 花 粉 症 の 正 体 です 花 粉 症 の 症 状 花 粉 症 の 原 因 花 粉 症 になる 人 ならない 人 花 粉 症 を 引 き 起 こす 植 物 とその 花 粉 の 飛 散 シーズン 重 症 度 を 左 右 するのは 花 粉

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文書フォーマット基本

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Microsoft Word - 答申本文.doc

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

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有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

「秋の花粉症」に関する実態調査

主 要 な が ん 治 療 に つ い て 入 院 に か か る 医 療 費 の 支 払 い か ら 計 算 し た も の で す 例 え ば 胃 が ん に つ い て は 平 均 入 院 費 は 総 額 約 万 円 で 自 己 負 担 額 は 約 3 3 万 円 程 度 必 要

監 修 北 辰 会 有 澤 総 合 病 院 内 科 大 八 木 秀 和 1 時 間 目 子 宮 内 膜 症 名 古 屋 大 学 大 学 院 医 学 系 研 究 科 産 婦 人 科 中 原 辰 夫 NAKAHARA Tatsuo 月 経 困 腎 難 不 を 全 訴 とはどのような えて 来 院 される

目次

( 新 ) 医 療 提 供 の 機 能 分 化 に 向 けたICT 医 療 連 携 導 入 支 援 事 業 費 事 業 の 目 的 医 療 政 策 課 予 算 額 58,011 千 円 医 療 分 野 において あじさいネットを 活 用 したICT したICT 導 入 により により 医 療 機 能

CONTENTS はじめに ~ 通 年 性 アレルギ 性 鼻 炎 にお 悩 みの 方 へ~ 通 年 性 アレルギー 性 鼻 炎 とは 通 年 性 アレルギー 性 鼻 炎 の 割 合 アレルギー 性 鼻 炎 が 及 ぼす 影 響 通 年 性 アレルギー 性 鼻 炎 の 主 な 原 因 として 考 えら

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

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空 き 家 を 売 却 した 場 合 の,000 万 円 控 除 特 例 の 創 設 被 相 続 人 が 住 んでいた 家 屋 及 びその 敷 地 を 相 続 があった 日 から 年 を 経 過 する 年 の 月 日 までに 耐 震 工 事 をしてから あるいは 家 を 除 却 し てから 売 却

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地域支援心理研究センター 紀要 第10号

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気象観測の手引き

も く じ 1 税 源 移 譲 1 2 何 が 変 わったのか 改 正 の 3 つ の ポイント ポイント1 国 から 地 方 へ 3 兆 円 規 模 の 税 源 が 移 譲 される 2 ポイント2 個 人 住 民 税 の 税 率 構 造 が 一 律 10%に 変 わる 3 ポイント3 個 々の 納

平 成 27 年 度 大 学 生 の 食 生 活 等 生 活 習 慣 調 査 結 果 1 目 的 平 成 25 年 3 月 に 策 定 された 健 康 日 本 21あいち 新 計 画 の 栄 養 食 生 活 分 野 の 目 標 項 目 では 2~6 歳 代 の 肥 満 者 の 割 合 と2~3 歳

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報 道 発 表 資 料 2006 年 12 月 18 日 独 立 行 政 法 人 理 化 学 研 究 所 結 核 菌 ワクチン BCG がアレルギーを 抑 制 する 機 構 を 解 明 - 衛 生 仮 説 によるアレルギー 増 加 を 実 験 的 に 証 明 - ポイント 細 菌 成 分 が ナチュ

年 金 払 い 退 職 給 付 制 度 における 年 金 財 政 のイメージ 積 立 時 給 付 時 給 付 定 基 (1/2) で 年 金 を 基 準 利 率 で 付 利 給 付 定 基 ( 付 与 利 の ) 有 期 年 金 終 身 年 金 退 職 1 年 2 年 1 月 2 月 ( 終 了 )

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の 提 供 状 況 等 を 総 合 的 に 勘 案 し 土 地 及 び 家 屋 に 係 る 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 減 額 せずに 平 成 24 年 度 分 の 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 課 税 することが 適 当 と 市 町 村 長 が 認 め

ニュースリリース

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退職手当とは

Microsoft Word - H27概要版

内 宿 泊 料 国 外 滞 在 費 及 び 予 防 注 射 諸 手 数 料 とし それぞれ 次 の 各 号 に 定 めるとこ ろにより 支 給 する (1) 交 通 費 は 現 に 利 用 した 経 路 及 び 方 法 により 支 給 する なお 国 外 への 旅 行 の 場 合 の 交 通 費 は

(2) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 17 年 4 月 1 日 現 在 ) 初 任 給 2 年 後 の 給 料 初 任 給 2 年 後 の 給 料 一 般 行 政 職 技 能 労 務 職 大 学 卒 171,1 151,5 19,2 164,7 17,7 184,4 中 学 卒 1

第 1 条 適 用 範 囲 本 業 務 方 法 書 は 以 下 の 性 能 評 価 に 適 用 する (1) 建 築 基 準 法 施 行 令 ( 以 下 令 という ) 第 20 条 の7 第 1 項 第 二 号 表 及 び 令 第 20 条 の 8 第 2 項 の 認 定 に 係 る 性 能 評

大 阪 福 岡 鹿 児 島 前 頁 からの 続 き 35

PowerPoint プレゼンテーション

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Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc

質 を 向 上 させることが 医 療 経 済 の 効 率 化 につながると 思 われます( 図 1) 感 染 症 の 場 合 を 考 えてみます 早 期 に 診 断 し 適 正 な 治 療 をし 合 併 症 なく 早 期 に 治 癒 させることができれば 入 院 費 治 療 費 などを 減 少 させ

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後期高齢者医療制度

Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 本 県 の 東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 において 東 海 地 震

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2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

2 積 極 的 な 接 種 勧 奨 の 差 し 控 え 国 は 平 成 25 年 4 月 から 定 期 接 種 化 したが ワクチン 接 種 との 関 連 を 否 定 できない 持 続 的 な 痛 みなどの 症 状 が 接 種 後 に 見 られたことから 平 成 25 年 6 月 定 期 接 種 と

(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等

諸 手 続 きの 方 法 について 手 続 きの 種 類 手 続 きの 内 容 手 続 きに 必 要 なもの 初 めて 手 帳 交 付 を 申 請 する 場 合 診 断 書 ( 指 定 様 式 ) 新 規 交 付 写 真 1 枚 ( 縦 3cm 横 2.5cm) 再 交 付 等 級 変 更 及 び


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花 粉 症 と 微 小 粒 子 状 物 質 (PM2.5) 参 考 文 献 : 環 境 省 ホームページ http://www.env.go.jp/air/osen/pm/info.html

微 小 粒 子 状 物 質 (PM2.5)とは1 大 気 中 に 漂 う 粒 径 2.5μm (1μm=0.001mm) 以 下 の 小 さな 粒 子 の ことで 従 来 から 環 境 基 準 を 定 めて 対 策 を 進 めてきた 粒 径 10μm 以 下 の 粒 子 である 浮 遊 粒 子 状 物 質 (SPM)よりも 小 さな 粒 子 です 肺 の 終 末 器 官 であ る 肺 胞 まで 入 って 体 外 には 排 出 されな い 為 人 体 に 影 響 がある 物 質 です

頭 髪 スギ 花 粉 より 小 さいPM2.5 PM2.5は 粒 径 が 非 常 に 小 さいため( 髪 の 毛 の 太 さの1/30 程 度 ) 肺 の 奥 深 くまで 入 り やすく 肺 がん 呼 吸 系 への 影 響 に 加 え 循 環 器 系 への 影 響 が 懸 念 されています

国 内 でもPM2.5の 発 生 源 が 問 題 発 生 源 :ボイラー 焼 却 炉 などのばい 煙 コークス 炉 鉱 物 の 堆 積 場 等 の 粉 じん 自 動 車 船 舶 航 空 機 等 人 為 起 源 のも の さらには 土 壌 海 洋 火 山 等 の 自 然 起 源 のものもあります その 他 煙 草 の 煙 にも 含 まれます PM2.5 基 準 値 :1 立 方 メートルあたり 1 日 平 均 70マイクロメートル

偏 西 風 で 飛 来 する 黄 砂 と 環 境 汚 染 物 質 の 影 響 大 気 汚 染 防 止 法 に 基 づく 工 場 事 業 場 等 の ばい 煙 発 生 施 設 の 規 制 や 自 動 車 排 出 ガス 規 制 により 戦 後 経 済 成 長 期 と 比 べ 改 善 されていいますが SPMとPM2.5の 年 間 の 平 均 的 な 濃 度 が 基 準 値 を 超 える 日 もあり 問 題 と 指 摘 されています また 偏 西 風 によってやってくる 中 国 から の 環 境 汚 染 物 質 や 黄 砂 と( 花 粉 の)アレルゲ ンが 体 内 に 一 緒 に 入 ると より 強 い 反 応 を 起 こすことがあります

名 古 屋 や 東 京 以 前 から 基 準 値 超 え 環 境 省 は 大 気 中 の 濃 度 が 高 い 日 には 外 出 や 屋 内 の 換 気 を 控 えるように 注 意 を 呼 びかけている

微 小 粒 子 状 物 質 (PM2.5)とは2 京 都 大 学 の 高 野 裕 久 教 授 は 中 国 か らやってくるPM2.5にどんな 物 質 が 入 っていて 花 粉 と 結 合 するとどんな 悪 さを 起 こすのかわからない 部 分 があ る と 指 摘 しています 環 境 汚 染 物 質 と( 花 粉 の)アレルゲン が 体 内 に 一 緒 に 入 ると より 強 い 反 応 を 起 こすことがあります

PM2.5への 対 策 1 基 準 値 を 超 える 場 合 屋 外 での 活 動 は 極 力 避 け る 特 に 乳 幼 児 高 齢 者 呼 吸 器 疾 患 循 環 器 疾 患 の 方 は 注 意 しましょう ( 都 道 府 県 から 出 される 注 意 喚 起 情 報 を 参 考 にし て 下 さい ) 外 出 時 は マスク 帽 子 を 着 用 しましょう 医 療 用 や 産 業 用 の 高 性 能 な 防 塵 マスク (N95やDS1 以 上 の 規 格 のもの)は 微 粒 子 の 捕 集 効 率 の 高 いフィルターを 使 っています * 高 性 能 であるため 長 時 間 の 使 用 には 息 苦 しさ を 感 じる 為 不 向 きです

PM2.5への 対 策 2 帰 宅 後 は 手 洗 い うがいや 洗 顔 をしましょう 屋 内 では 極 力 窓 を 開 けないよ うに 心 がけ 換 気 は 空 気 清 浄 機 を 利 用 し 花 粉 や 微 小 粒 子 を 除 去 すると 効 果 的 です 屋 外 での 長 時 間 の 激 しい 運 動 は 避 けましょう

花 粉 症 対 策 も 万 全 ですか? これから 春 先 にかけてくしゃみや 鼻 水 と いった 花 粉 による 症 状 に 悩 まされる 季 節 で もあります 特 に 今 年 は 花 粉 の 飛 散 が 例 年 より 多 く 環 境 汚 染 物 質 PM2.5 対 策 も 含 め 日 常 の 生 活 に 気 をつける 必 要 があります 少 しでも 快 適 に 過 ごせるよう 花 粉 症 についてお 話 します

花 粉 症 とは? 皆 様 ご 存 知 のように スギやヒノキなどの 植 物 の 花 粉 が 原 因 となって 起 こる アレルギー 疾 患 です 現 在 日 本 人 の 約 25%が 花 粉 症 だと いわれています

花 粉 症 の 症 状 って? 風 邪 とよく 似 た 症 状 が 多 く 初 めて 花 粉 症 にかかった 人 では 間 違 え やすいです くしゃみ 鼻 水 鼻 づまりだけでなく 目 の 症 状 (かゆみ 充 血 など)を 伴 うことが 多 くのほかに ノドのかゆみ 皮 膚 のか ゆみ 熱 っぽいなどの 症 状 があらわれる ことがあります

花 粉 症 の 原 因 は? 花 粉 症 を 引 き 起 こす 植 物 は 60 種 以 上 が 報 告 されています 春 先 にかかる 花 粉 症 では 特 にスギ 花 粉 が 原 因 である 人 が 多 い ですが そのほかにヒノキやマツ イチョウなどの 花 粉 が 原 因 となる こともあります

花 粉 の 飛 び 始 める 時 期 は? 花 粉 症 と 言 えば スギ 花 粉 2 月 上 旬 ~4 月 スギ 花 粉 の 飛 散 のピークを 過 ぎたころから ヒノキの 花 粉 が 飛 び 始 め さらに1ヶ 月 マツ 4~6 月 ブタクサやヨモギの 花 粉 に 反 応 する 人 なら 8~10 月 と 症 状 が 現 れる 時 期 は 変 わってきます スギ 花 粉 が 飛 び 始 めるのが2 月 上 旬 くらいなので 春 の 花 粉 症 は2 月 上 旬 から 始 まります

花 粉 の 多 い 日 って? 天 気 が 晴 れまたは 曇 り 最 高 気 温 が 高 い 湿 度 が 低 い 前 日 が 雨 の 日 などの 日 は 要 注 意!!! 花 粉 が 多 くなりやすいです 外 出 の 際 は 天 気 予 報 をこまめにチェックし て 出 かけましょう

自 分 でできる 対 策 は?1 1. 花 粉 飛 散 が 多 い 日 は 無 駄 な 外 出 を 避 ける 2. 花 粉 飛 散 が 多 い 日 は 窓 の 開 閉 時 に 気 をつける 3. 花 粉 を 体 内 に 入 れないようにする! 外 出 時 はマスクやメガネを 身 に 着 ける マスク: 花 粉 の1/6 減 少 メガネ: 花 粉 の1/4 減 少 4. ツルツルとした 素 材 のコートを 選 ぶなど 服 装 に 気 をつけて 花 粉 から 身 を 守 りましょう

自 分 でできる 対 策 は?2 5. 家 へ 入 る 際 に 花 粉 をよくはらう 6. 外 出 先 から 帰 ったら 顔 を 洗 う うがいをする 7. 加 湿 器 つき 空 気 清 浄 機 で10 分 ~ 20 分 で 室 内 の 花 粉 を 吸 収 することも 効 果 的 8. 洗 濯 物 や 布 団 を 外 に 干 さずに 乾 燥 機 を 利 用 する

自 分 でできる 対 策 は?3 9. 悪 化 の 因 子 を 抑 える! 日 常 の 正 しい 生 活 習 慣 ストレス 睡 眠 不 足 お 酒 の 飲 みすぎ 薬 に 頼 らず 栄 養 バランスをとる ことも 重 要 です これらは 花 粉 症 の 症 状 を 悪 化 させます 悪 化 因 子 を 抑 えることで 症 状 の 緩 和 に つながります

花 粉 症 の 治 療 って? 花 粉 症 の 治 療 は 大 きく3つ 薬 物 療 法 減 感 作 療 法 手 術 療 法

花 粉 症 の 治 療 1 薬 物 療 法 薬 物 療 法 は 花 粉 症 の 主 な 治 療 法 となります 同 じ 働 きを 持 った 薬 でも 様 々な 種 類 があります 自 分 の 症 状 に 合 う 薬 を 見 つけて 服 用 するように しましょう また これらの 薬 の 中 には ドラッグストアなどで は 購 入 できないものもあります 自 分 に 合 った 薬 を 見 つけるためにも 早 めに 受 診 をして 医 師 とよく 相 談 することをお 勧 めします

花 粉 症 の 治 療 2 減 感 作 療 法 << 唯 一 アレルギーを 治 す 可 能 性 のある 治 療 法 >> 減 感 作 療 法 は 花 粉 症 の 原 因 となっている 抗 原 を 少 しずつ 注 射 の 量 を 増 やしながら 反 応 を 弱 めて 治 療 していく 方 法 です 2~3 年 という 長 い 期 間 の 治 療 が 必 要 となります 最 近 では 注 射 以 外 に 経 口 の 減 感 作 療 法 が 考 えら れ 始 めました ショックなどの 副 作 用 がごく 稀 にありますので 治 療 にあたっては 医 師 とよく 相 談 して 進 めてください

花 粉 症 の 治 療 3 手 術 療 法 手 術 療 法 は 主 に 鼻 づまりの 症 状 が 強 い 患 者 さんに 対 して 行 われます 1) 鼻 の 粘 膜 を 切 除 して 小 さくする 手 術 2) 鼻 みずを 分 泌 する 腺 を 刺 激 する 神 経 を 切 って 鼻 みずをとめる 鼻 づまりだけでなく くしゃみ 鼻 みずの 症 状 にも 適 応 が 広 がりましたが 再 発 もみられ ます

花 粉 症 の 治 療 どの 方 法 を 選 択 するかは 重 症 度 病 型 によって 異 なります また 花 粉 症 は 初 期 に 薬 を 使 い 始 めると 花 粉 の 飛 散 量 の 多 くなってからも 症 状 を コントロールしやすくなるため 症 状 が 軽 くなります 花 粉 症 かもしれないと 思 ったら お 気 軽 に そしてお 早 めに 医 師 に ご 相 談 ください