平 成 24 年 度 第 2 回 経 営 協 議 会 議 事 概 要 日 時 平 成 24 年 6 月 26 日 ( 火 )10:00~11:40 場 所 特 別 会 議 室 出 席 者 別 紙 のとおり 議 題 1. 平 成 23 事 業 年 度 に 係 る 業 務 の 実 績 に 関 する 報 告 書 について ( 議 題 1の 別 紙 ) 理 事 ( 企 画 教 育 研 究 附 属 学 校 担 当 )から, 平 成 23 事 業 年 度 に 係 る 業 務 の 実 績 に 関 する 報 告 書 ( 案 )について, 資 料 に 基 づき, 説 明 があった 1 外 部 資 金 を 獲 得 するための 方 策 はあるのか また, 個 々の 研 究 だけでなく, 大 学 全 体 とし ての 研 究 が 必 要 であると 思 うが,そのような 試 みがあるか 理 事 ( 企 画 教 育 研 究 附 属 学 校 担 当 )から, 科 学 研 究 費 補 助 金 の 申 請 率, 採 択 率 の 向 上 のた め, 準 備 期 間 等 の 資 金 として 学 長 裁 量 経 費 を 配 分 し, 徐 々に 効 果 を 上 げており,また, 更 に 研 究 のレベルアップを 図 る 検 討 も 行 っている 旨 の 説 明 があった 学 長 から, 三 位 一 体 改 革 の 中 で, 研 究 の 質 向 上 に 関 して,センターを 統 合 再 編 し,そこにプロ ジェクトを 構 築 し,プロジェクト 経 費 を 配 分 し, 外 部 資 金 を 獲 得 していく 戦 略 を 考 えている 旨 の 説 明 があった 2 平 成 23 年 度 にやってきた 活 動 の 中 で, 国 際 交 流 の 充 実 という 項 目 があるが, 今 のグロー バルな 世 界 情 勢 から 見 ると, 重 要 な 項 目 と 思 うが, 方 針 や 基 金 を 作 ったということについて, 具 体 的 に 想 定 している 留 学 生 の 数 や,どのくらいの 資 金 規 模 での 運 用 を 考 えているのか 理 事 ( 国 際 交 流 社 会 連 携 担 当 )から, 大 学 間 の 連 携 協 定 というものを 結 んでいるが, 留 学 し ているのは11~12 名 程 度 というのが 数 年 の 傾 向 で, 受 け 入 れている 留 学 生 については, 協 定 校 ほか 私 費 を 含 めて80 名 程 度 である 国 では 学 生 の10%の 海 外 留 学 を 目 指 すようなガイドラ インもできている 資 金 面 の 問 題 もあるが, 派 遣 するためには, 受 入 とのバランスが 課 題 である と 考 えている 旨 の 説 明 があった 理 事 ( 総 務 財 務 担 当 )から, 過 去 2 回 の 記 念 事 業 の 寄 附 金 の 残 額 が6 千 万 円 あり,その 他 の 寄 附 金 と 合 わせて7 千 万 円 規 模 の 寄 附 金 になる 予 定 で, 今 後, 統 合 50 周 年 記 念 事 業 においても 寄 付 を 募 り, 最 終 的 に1 億 円 規 模 の 寄 附 金 で 運 用 したいと 考 えている 旨 の 説 明 があった 2. 平 成 23 事 業 年 度 財 務 諸 表 等 について ( 議 題 2の 別 紙 ) - 1 -
理 事 ( 総 務 財 務 担 当 )から, 平 成 23 事 業 年 度 における 財 務 諸 表, 業 務 実 績 報 告 書, 決 算 報 告 書, 独 立 監 査 人 の 監 査 報 告 書 について, 資 料 に 基 づき, 説 明 があった また, 監 事 から, 平 成 23 年 度 の 財 務 諸 表, 決 算 報 告 書 及 び 事 業 報 告 書 の 監 査 結 果 等 を 踏 まえて, 監 事 意 見 書 に 基 づき, 報 告 があった 3. 平 成 25 年 度 概 算 要 求 について ( 議 題 3の 別 紙 ) 理 事 ( 総 務 財 務 担 当 )から, 平 成 25 年 度 概 算 要 求 について, 組 織 整 備, 特 別 経 費 及 び 基 盤 的 設 備 に 係 る 事 業,また, 施 設 整 備 費 に 係 る 事 業 の 概 要 について, 資 料 に 基 づき, 説 明 があった 1 2 概 算 要 求 に 金 額 が 入 っていないというのは 理 解 できない 施 設 の 耐 震 化 に 関 する 部 分 の 改 修 はどの 程 度 進 んでいるのか 事 務 局 長 から, 以 下 のような 説 明 があった 入 札 等 に 影 響 があるため, 金 額 については,この 場 での 公 表 は 差 し 控 えている なお,この 数 年 間 は, 政 府 全 体 の 大 幅 な 査 定 が 続 いており, 文 部 科 学 省 からも 最 終 決 定 された 金 額 のみが 通 知 される この 場 では, 事 業 名 と 概 要 のみとさせていただきたい 理 事 ( 総 務 財 務 担 当 )から, 以 下 のような 説 明 があった 本 学 には 耐 震 基 準 となるIS 値 0.4 以 下 の 基 準 を 下 回 っている 建 物 はないので, 今 後 は, 老 朽 化 や, 機 能 面 が 現 代 のニーズに 合 わないようなものについて, 要 求 していくことになると 考 えている 4. 平 成 24 年 度 第 1 次 補 正 予 算 について ( 議 題 4の 別 紙 ) 理 事 ( 総 務 財 務 担 当 )から, 平 成 24 年 7 月 1 日 から 学 術 情 報 センターが 設 置 されることに 伴 い, 予 算 の 補 正 を 行 うことについて, 資 料 に 基 づき, 説 明 があった 5. 就 業 規 則 の 制 定 及 び 一 部 改 正 について ( 議 題 5の 別 紙 ) (1) 国 立 大 学 法 人 福 岡 教 育 大 学 職 員 給 与 の 臨 時 特 例 に 関 する 規 程 ( 制 定 ) (2) 国 立 大 学 法 人 福 岡 教 育 大 学 役 員 給 与 の 臨 時 特 例 に 関 する 規 程 ( 制 定 ) (3) 国 立 大 学 法 人 福 岡 教 育 大 学 職 員 給 与 規 程 ( 一 部 改 正 ) (4) 国 立 大 学 法 人 福 岡 教 育 大 学 単 身 赴 任 手 当 に 関 する 細 則 ( 一 部 改 正 ) (5) 国 立 大 学 法 人 福 岡 教 育 大 学 管 理 職 手 当 に 関 する 細 則 ( 一 部 改 正 ) - 2 -
理 事 ( 総 務 財 務 担 当 ) 及 び 事 務 局 から, 国 家 公 務 員 の 給 与 減 額 支 給 措 置 に 準 じて 取 り 扱 う 本 学 の 関 連 規 程 等 の 制 定 及 び 改 正 等 について, 資 料 に 基 づき, 説 明 があった 1 合 理 性 に 極 めて 疑 問 のある 問 題 であるが,このような 給 与 の 減 額 は, 全 ての 国 立 大 学 で 同 じような 状 況 なのか 国 立 大 学 協 会 等 でガイドラインがあるのか 国 家 公 務 員 に 準 じている と 思 うが, 国 の 場 合 は 法 律 が 定 められているので 根 拠 があるが, 今 回 の 措 置 はあまりにも 理 不 尽 である 国 から 独 立 させておいて, 自 主 性 を 奪 い, 合 理 性 を 押 しつけるというのは, 誠 に 遺 憾 であるということを 申 し 上 げる 2 教 職 員 の 給 与 水 準 が 低 いと 思 うので,この 機 会 に 国 立 大 学 協 会 を 通 じて,アピールしては どうか 学 長 から, 他 の 国 立 大 学 でも, 遅 くとも 平 成 24 年 7 月 までに, 国 の 要 請 に 従 い, 自 主 的 に 給 与 減 額 措 置 を 行 っている 旨 の 発 言 があった 理 事 ( 総 務 財 務 担 当 )から, 復 興 財 源 として, 予 算 の 補 正 が 行 われるのではないかという 有 力 な 情 報 があり, 秋 に4 月 に 遡 って 人 件 費 相 当 分 の 運 営 費 交 付 金 がカットされれば, 対 応 ができ ないという 背 景 がある 旨 の 説 明 があった 報 告 事 項 1. 学 術 情 報 センターの 設 置 について ( 報 告 事 項 1の 資 料 ) 理 事 ( 企 画 教 育 研 究 附 属 学 校 担 当 )から, 平 成 24 年 7 月 1 日 から, 附 属 図 書 館 と 情 報 処 理 センターを 統 合 して 学 術 情 報 センターを 設 置 することついて, 資 料 に 基 づき, 報 告 があった 2. 入 学 定 員 の 変 更 について 理 事 ( 企 画 教 育 研 究 附 属 学 校 担 当 )から, 学 部 改 組 に 伴 い, 平 成 25 年 度 入 学 定 員 を 変 更 することについて, 報 告 があった 3. 大 学 改 革 実 行 プラン について ( 報 告 事 項 3の 資 料 ) 事 務 局 長 から, 文 部 科 学 省 で 行 われた 大 学 改 革 実 行 プラン 等 に 係 る 説 明 会 の 概 要 につい て, 資 料 に 基 づき, 報 告 があった - 3 -
その 他 大 学 改 革 実 行 プラン について, 地 域 との 連 携 という 項 目 は 今 後 の 大 学 を 評 価 する 大 きな 視 点 の 一 つであるとあったが, 本 学 の 場 合, 今 のロケーションをベースにして,どのように 地 域 の 課 題 を 大 学 が 連 携 しながら 解 決 していくのか,あるいは, 大 学 の 教 育 又 は 生 涯 教 育 という 視 点 も あると 思 うが, 学 長 の 考 えがあれば 伺 いたい 学 長 から, 宗 像 の 地 にあって, 地 域 社 会 に 愛 されてこそ 存 在 意 義 があると 思 う 宗 像 市 には3つ の 大 学 があるが, 現 在,お 互 いの 強 みを 活 かして, 宗 像 3 大 学 の 新 教 養 科 目 群 を 設 け, 当 該 3 大 学 の 学 生 を 受 講 生 とするような 取 組 を 考 えている 国 公 私 立 大 学 の 共 同 による 研 究 組 織 の 設 置 に 繋 がればよいと 思 っている また, 宗 像 市 の 医 療, 子 育 て, 健 康 福 祉 等 の 問 題 を 取 り 上 げて, 学 習 の 成 果 を 市 民 公 開 型 で 発 表 して, 市 民 から 評 価 を 受 けていけば, 社 会 的 に 鍛 えられるのではな いかと 期 待 している 宗 像 市 が 抱 える 課 題 を, 学 生 と 協 力 して 解 決 していくという 夢 がある も う 一 つは, 本 学 の 教 育 組 織 の 改 革 として, 生 涯 課 程 におけるミッションをはっきりさせなければ ならないと 考 えており, 国 際 共 生, 福 祉, 芸 術 のユニークな 分 野 における 指 導 者 も 育 てていく 大 学 として, 研 究 所 やNPO 法 人 の 設 置 の 手 伝 いができればと 考 えている 学 外 委 員 から, 次 のような 発 言 があった 大 学 として 何 をやるのかは, 国 公 私 立 大 学 を 問 わず 同 じであり, 大 学 で 確 実 にやることは, 学 問 のベースにある 教 養 であると 考 えている 今 の 若 い 人 は, 教 養 教 育 が 学 問 のベースであるとい う 位 置 づけではなく,それぞれの 専 門 分 野 の 一 つであると 捉 えている なぜ, 教 養 教 育 が 必 要 で, それが 身 についたらどのように 役 に 立 つのかということを, 学 生 に 丁 寧 に 話 す 必 要 がある 2. 次 回 の 開 催 日 程 について 次 回 の 会 議 を, 平 成 24 年 9 月 25 日 ( 火 )13:30に 開 催 することとした - 4 -
説 明 資 料 等 議 題 1の 資 料 平 成 23 事 業 年 度 に 係 る 業 務 の 実 績 に 関 する 報 告 書 ( 案 ) 概 要 議 題 1の 別 紙 平 成 23 事 業 年 度 に 係 る 業 務 の 実 績 に 関 する 報 告 書 ( 案 ) 議 題 2の 資 料 議 題 2の 別 紙 平 成 23 事 業 年 度 財 務 諸 表 ( 案 ) 要 約 資 料 平 成 23 事 業 年 度 財 務 諸 表 附 属 明 細 書 平 成 23 事 業 年 度 事 業 報 告 書 独 立 監 査 人 の 監 査 報 告 書 監 査 報 告 書 議 題 3の 別 紙 1 平 成 25 年 度 概 算 要 求 主 要 事 項 ( 案 ) 議 題 3の 別 紙 2 平 成 25 年 度 施 設 整 備 費 概 算 要 求 事 項 議 題 4の 別 紙 平 成 24 年 度 第 1 次 補 正 予 算 について( 案 ) 議 題 5の 別 紙 国 立 大 学 法 人 福 岡 教 育 大 学 就 業 規 則 制 定 改 正 ( 案 ) 一 覧 国 立 大 学 法 人 福 岡 教 育 大 学 職 員 給 与 の 臨 時 特 例 に 関 する 規 程 ( 案 ) 国 立 大 学 法 人 福 岡 教 育 大 学 役 員 の 給 与 の 臨 時 特 例 に 関 する 規 程 ( 案 ) 国 立 大 学 法 人 福 岡 教 育 大 学 職 員 給 与 規 程 新 旧 対 照 表 ( 案 ) 国 立 大 学 法 人 福 岡 教 育 大 学 管 理 職 手 当 に 関 する 細 則 新 旧 対 照 表 ( 案 ) 国 立 大 学 法 人 福 岡 教 育 大 学 単 身 赴 任 手 当 に 関 する 細 則 新 旧 対 照 表 ( 案 ) 報 告 事 項 1の 資 料 報 告 事 項 3の 資 料 学 術 情 報 センター の 設 置 について 平 成 24 年 度 第 5 回 国 家 戦 略 会 議 配 布 資 料 大 学 改 革 実 行 プラン 平 成 24 年 6 月 5 日 平 野 文 部 科 学 大 臣 会 見 ( 抄 ) - 5 -